JPH06257555A - 風力発電装置におけるブレードの固縛方法及び装置 - Google Patents
風力発電装置におけるブレードの固縛方法及び装置Info
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- JPH06257555A JPH06257555A JP5044192A JP4419293A JPH06257555A JP H06257555 A JPH06257555 A JP H06257555A JP 5044192 A JP5044192 A JP 5044192A JP 4419293 A JP4419293 A JP 4419293A JP H06257555 A JPH06257555 A JP H06257555A
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- F03—MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- F03D13/00—Assembly, mounting or commissioning of wind motors; Arrangements specially adapted for transporting wind motor components
- F03D13/10—Assembly of wind motors; Arrangements for erecting wind motors
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05B—INDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
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- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/70—Wind energy
- Y02E10/72—Wind turbines with rotation axis in wind direction
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 風力発電装置のブレードの取付け、取外し
を、大型設備を用いることなく、短時間に、かつ少ない
高所作業で行うことのできる風力発電装置におけるブレ
ードの固縛方法及び装置を提供する。 【構成】 細長い塔1の上端に設けられ、内部に発電機
が載置され、かつ水平に旋回可能なナセル2と、ほほ水
平な軸Hを中心に回転し発電機を駆動するハブ4に着脱
自在に固定された複数のブレード3と、各々のブレード
を塔に沿って固定するブレード固縛装置10、20と、
を備え、複数のブレードのそれぞれについて、ナセルを
旋回させてブレードを塔に沿って停止させ、ブレード固
縛装置によりブレードを塔に固定し、次いでブレードを
ハブから分離する。
を、大型設備を用いることなく、短時間に、かつ少ない
高所作業で行うことのできる風力発電装置におけるブレ
ードの固縛方法及び装置を提供する。 【構成】 細長い塔1の上端に設けられ、内部に発電機
が載置され、かつ水平に旋回可能なナセル2と、ほほ水
平な軸Hを中心に回転し発電機を駆動するハブ4に着脱
自在に固定された複数のブレード3と、各々のブレード
を塔に沿って固定するブレード固縛装置10、20と、
を備え、複数のブレードのそれぞれについて、ナセルを
旋回させてブレードを塔に沿って停止させ、ブレード固
縛装置によりブレードを塔に固定し、次いでブレードを
ハブから分離する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、風力発電装置における
ブレードの固縛方法及び装置に関する。
ブレードの固縛方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】風力発電装置は、無限に存在する風力に
より発電する装置であり、無公害のため地球環境保護の
見地から注目され、順次大型化が進められている。かか
る風力発電装置は、例えば、図4に示すように、高い塔
1の上端に水平に旋回可能なナセル2が設けられ、この
ナセル内に発電機が載置され、横向き軸を中心に回転す
るブレード3により発電機が駆動され、電気を発電す
る。
より発電する装置であり、無公害のため地球環境保護の
見地から注目され、順次大型化が進められている。かか
る風力発電装置は、例えば、図4に示すように、高い塔
1の上端に水平に旋回可能なナセル2が設けられ、この
ナセル内に発電機が載置され、横向き軸を中心に回転す
るブレード3により発電機が駆動され、電気を発電す
る。
【0003】かかる風力発電装置は、風力のエネルギー
密度が低いため装置は一般に大型にになり、例えば、図
4に示した定格出力が300KW(風速13m/s)の
風力発電装置では、ナセルの中心高さは30m、ブレー
ドの直径も約30mとなる。
密度が低いため装置は一般に大型にになり、例えば、図
4に示した定格出力が300KW(風速13m/s)の
風力発電装置では、ナセルの中心高さは30m、ブレー
ドの直径も約30mとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる風力発電装置
は、10〜15m/sの通常の風で定格出力の発電がで
きるようにようになっている。しかし、実際の風は季
節、及び時間により大きく変動し、ときには50m/s
以上に達する場合がある。このような強風時に、風力発
電装置を使用すると、強風によりブレードが許容回転速
度以上で回転し、遠心力によりブレードが破損するおそ
れがあるため、従来、通常の強風時には風力発電装置の
使用を中止し、ブレードをブレーキ等で固定(ロック)
していた。
は、10〜15m/sの通常の風で定格出力の発電がで
きるようにようになっている。しかし、実際の風は季
節、及び時間により大きく変動し、ときには50m/s
以上に達する場合がある。このような強風時に、風力発
電装置を使用すると、強風によりブレードが許容回転速
度以上で回転し、遠心力によりブレードが破損するおそ
れがあるため、従来、通常の強風時には風力発電装置の
使用を中止し、ブレードをブレーキ等で固定(ロック)
していた。
【0005】更に、例えば台風の場合には風速は60m
/s以上にもなり、特に、台風が頻繁に来る離島などで
は、最大風速が80m/s以上になる場合もある。この
ような強風時には、ブレードをロックしても、強風によ
りブレードがフラッタリングを起こして激しく振動し、
ブレードが破損するおそれがある。このため、従来台風
が近ずく場合には、ブレードを装置から取り外し、風の
弱い部分(例えば地表付近)に格納していた。しかし、
かかるブレードの取付け、取外し作業は、特に大型の風
力発電装置では、ブレード自体が大きく重いことから、
クレーン等の大型設備を必要とし、作業に時間がかか
り、かつ高所作業が多く危険である問題点があった。
/s以上にもなり、特に、台風が頻繁に来る離島などで
は、最大風速が80m/s以上になる場合もある。この
ような強風時には、ブレードをロックしても、強風によ
りブレードがフラッタリングを起こして激しく振動し、
ブレードが破損するおそれがある。このため、従来台風
が近ずく場合には、ブレードを装置から取り外し、風の
弱い部分(例えば地表付近)に格納していた。しかし、
かかるブレードの取付け、取外し作業は、特に大型の風
力発電装置では、ブレード自体が大きく重いことから、
クレーン等の大型設備を必要とし、作業に時間がかか
り、かつ高所作業が多く危険である問題点があった。
【0006】本発明はかかる問題点を解決するために創
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、風力
発電装置のブレードの取付け、取外しを、大型設備を用
いることなく、短時間に、かつ少ない高所作業で行うこ
とのできるブレードの固縛方法及び装置を提供すること
にある。
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、風力
発電装置のブレードの取付け、取外しを、大型設備を用
いることなく、短時間に、かつ少ない高所作業で行うこ
とのできるブレードの固縛方法及び装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、細長い
塔の上端に設けられ、内部に発電機が載置され、かつ水
平に旋回可能なナセルと、横向き軸を中心に回転し前記
発電機を駆動するハブに着脱自在に固定された複数のブ
レードと、各々のブレードを前記塔に沿って固定するブ
レード固縛装置と、を備え、複数のブレードのそれぞれ
について、ナセルを旋回させて該ブレードを塔に沿って
停止させ、前記ブレード固縛装置により該ブレードを塔
に固定し、次いで該ブレードをハブから分離する、こと
を特徴とする風力発電装置におけるブレード固縛方法が
提供される。
塔の上端に設けられ、内部に発電機が載置され、かつ水
平に旋回可能なナセルと、横向き軸を中心に回転し前記
発電機を駆動するハブに着脱自在に固定された複数のブ
レードと、各々のブレードを前記塔に沿って固定するブ
レード固縛装置と、を備え、複数のブレードのそれぞれ
について、ナセルを旋回させて該ブレードを塔に沿って
停止させ、前記ブレード固縛装置により該ブレードを塔
に固定し、次いで該ブレードをハブから分離する、こと
を特徴とする風力発電装置におけるブレード固縛方法が
提供される。
【0008】また、本発明によれば、固縛アームと支持
アームからなるブレード固縛装置であって、固縛アーム
の一端が塔の上端付近に水平な第1のピンで枢着され、
固縛アームの他端が塔に沿った格納位置と塔から離れた
固縛位置の間を揺動可能に設けられ、支持アームの一端
が上端から間隔を隔てた位置の塔に水平な第2のピンで
枢着され、支持アームの他端が塔に沿った格納位置と塔
から離れた固縛位置の間を揺動可能に設けられ、更に、
前記固縛アームの他端には、水平な第3のピンが取り付
けられ、該第3のピンは前記支持アームに設けられた細
長い溝孔内を摺動可能に嵌合しており、更に、前記固縛
アームは、塔に沿って停止したブレードの連結部と着脱
自在な固縛板を有する、ことを特徴とする風力発電装置
におけるブレード固縛装置が提供される。更に、前記固
縛アームを格納位置から固縛位置まで揺動させる揺動装
置と、前記固縛位置における固縛アームの他端と支持ア
ームの他端とを互いに固定するアーム固定装置と、を備
える、ことが好ましい。
アームからなるブレード固縛装置であって、固縛アーム
の一端が塔の上端付近に水平な第1のピンで枢着され、
固縛アームの他端が塔に沿った格納位置と塔から離れた
固縛位置の間を揺動可能に設けられ、支持アームの一端
が上端から間隔を隔てた位置の塔に水平な第2のピンで
枢着され、支持アームの他端が塔に沿った格納位置と塔
から離れた固縛位置の間を揺動可能に設けられ、更に、
前記固縛アームの他端には、水平な第3のピンが取り付
けられ、該第3のピンは前記支持アームに設けられた細
長い溝孔内を摺動可能に嵌合しており、更に、前記固縛
アームは、塔に沿って停止したブレードの連結部と着脱
自在な固縛板を有する、ことを特徴とする風力発電装置
におけるブレード固縛装置が提供される。更に、前記固
縛アームを格納位置から固縛位置まで揺動させる揺動装
置と、前記固縛位置における固縛アームの他端と支持ア
ームの他端とを互いに固定するアーム固定装置と、を備
える、ことが好ましい。
【0009】更に、本発明によれば、2つの挟持アーム
からなるブレード固縛装置であって、挟持アームの一端
が垂直な第4のピンで塔に枢着され、挟持アームの他端
が塔に沿って停止したブレードを挟持し、かつ互いに第
5のピンで連結されるように構成され、前記挟持アーム
は、塔の周方向に沿って位置する格納位置と、ブレード
を挟持する挟持位置との間を前記第4のピンを中心に揺
動可能である、ことを特徴とする風力発電装置における
ブレード固縛装置が提供される。前記挟持アームの他端
には、ブレードを囲んで固縛する固縛ベルトが直脱自在
に取り付けられている、ことが好ましい。また、前記挟
持アームには、ブレードを挟持する他端に弾性部材が固
定されている、ことが好ましい。
からなるブレード固縛装置であって、挟持アームの一端
が垂直な第4のピンで塔に枢着され、挟持アームの他端
が塔に沿って停止したブレードを挟持し、かつ互いに第
5のピンで連結されるように構成され、前記挟持アーム
は、塔の周方向に沿って位置する格納位置と、ブレード
を挟持する挟持位置との間を前記第4のピンを中心に揺
動可能である、ことを特徴とする風力発電装置における
ブレード固縛装置が提供される。前記挟持アームの他端
には、ブレードを囲んで固縛する固縛ベルトが直脱自在
に取り付けられている、ことが好ましい。また、前記挟
持アームには、ブレードを挟持する他端に弾性部材が固
定されている、ことが好ましい。
【0010】
【作用】上記本発明の第1の発明によれば、複数のブレ
ードのそれぞれについて、ナセルを旋回させて該ブレー
ドを塔に沿って停止させ、ブレード固縛装置により該ブ
レードを塔に固定することにより、大型設備を用いるこ
となく、短時間に、かつ高所作業をほとんど伴うことな
く、ブレードを塔に固定することができる。ナセルの旋
回機構やブレードのインチング機構は、風力発電装置に
は元々設けられており、その操作により簡単にブレード
を塔に沿って正確に停止させることができる。従って、
ブレード固縛装置を備えてブレードを塔に固定すること
により、台風等の強風に耐えるようにブレードを容易に
固定することかできる。
ードのそれぞれについて、ナセルを旋回させて該ブレー
ドを塔に沿って停止させ、ブレード固縛装置により該ブ
レードを塔に固定することにより、大型設備を用いるこ
となく、短時間に、かつ高所作業をほとんど伴うことな
く、ブレードを塔に固定することができる。ナセルの旋
回機構やブレードのインチング機構は、風力発電装置に
は元々設けられており、その操作により簡単にブレード
を塔に沿って正確に停止させることができる。従って、
ブレード固縛装置を備えてブレードを塔に固定すること
により、台風等の強風に耐えるようにブレードを容易に
固定することかできる。
【0011】次いで該ブレードをハブから分離し、再び
ナセルを旋回させブレードのインチング機構により、別
のブレードを塔に沿って停止させ、ブレード固縛装置に
より該ブレードを塔に固定する。これを複数のブレード
のそれぞれについて実施すれば、全てのブレードを台風
等の強風に耐えるように塔に固定することかできる。本
発明の第2の発明によれば、ブレード固縛装置が固縛ア
ームと支持アームからなり、固縛アームの一端が塔の上
端付近に水平なピンで枢着され、固縛アームの他端に水
平なピンが取り付けられ、このピンが支持アームに設け
られた細長い溝孔に嵌合しており、かつ、固縛アーム
が、塔に沿って停止したブレードの連結部と着脱自在な
固縛板を有する、ので、格納位置から固縛位置まで固縛
アーム及び支持アームを揺動させ、固縛板にブレードの
連結部を固定することにより、クレーン等の大型設備を
用いることなく、短時間に、かつ少ない高所作業でブレ
ードの固定を行うことができる。
ナセルを旋回させブレードのインチング機構により、別
のブレードを塔に沿って停止させ、ブレード固縛装置に
より該ブレードを塔に固定する。これを複数のブレード
のそれぞれについて実施すれば、全てのブレードを台風
等の強風に耐えるように塔に固定することかできる。本
発明の第2の発明によれば、ブレード固縛装置が固縛ア
ームと支持アームからなり、固縛アームの一端が塔の上
端付近に水平なピンで枢着され、固縛アームの他端に水
平なピンが取り付けられ、このピンが支持アームに設け
られた細長い溝孔に嵌合しており、かつ、固縛アーム
が、塔に沿って停止したブレードの連結部と着脱自在な
固縛板を有する、ので、格納位置から固縛位置まで固縛
アーム及び支持アームを揺動させ、固縛板にブレードの
連結部を固定することにより、クレーン等の大型設備を
用いることなく、短時間に、かつ少ない高所作業でブレ
ードの固定を行うことができる。
【0012】また、本発明の第3の発明によれば、ブレ
ード固縛装置が2つの挟持アームからなり、挟持アーム
の一端が垂直なピンで塔に枢着され、挟持アームの他端
が塔に沿って停止したブレードを挟持し、かつ互いに第
5のピンで連結されるように構成され、挟持アームは、
塔の周方向に沿って位置する格納位置と、ブレードを挟
持する挟持位置との間を前記ピンを中心に揺動可能であ
る、ので、格納位置から固縛位置まで挟持アームを水平
に揺動させてブレードを挟持することにより、クレーン
等の大型設備を用いることなく、短時間に、かつ少ない
高所作業でブレードの固定を行うことができる。
ード固縛装置が2つの挟持アームからなり、挟持アーム
の一端が垂直なピンで塔に枢着され、挟持アームの他端
が塔に沿って停止したブレードを挟持し、かつ互いに第
5のピンで連結されるように構成され、挟持アームは、
塔の周方向に沿って位置する格納位置と、ブレードを挟
持する挟持位置との間を前記ピンを中心に揺動可能であ
る、ので、格納位置から固縛位置まで挟持アームを水平
に揺動させてブレードを挟持することにより、クレーン
等の大型設備を用いることなく、短時間に、かつ少ない
高所作業でブレードの固定を行うことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を図面を参照
して説明する。図1は、本発明によるブレードの固縛方
法を実施する風力発電装置の全体側面図である。この図
において、風力発電装置は、細長い塔1の上端に設けら
れたナセル2と、発電機(図示せず)を駆動するハブ4
に着脱自在に固定された複数のブレード3と、各々のブ
レード3を塔1に沿って固定するブレード固縛装置10
及び20と、を備える。
して説明する。図1は、本発明によるブレードの固縛方
法を実施する風力発電装置の全体側面図である。この図
において、風力発電装置は、細長い塔1の上端に設けら
れたナセル2と、発電機(図示せず)を駆動するハブ4
に着脱自在に固定された複数のブレード3と、各々のブ
レード3を塔1に沿って固定するブレード固縛装置10
及び20と、を備える。
【0014】塔1の下端(図示せず)は地上に固定さ
れ、台風等の強風においても十分耐えるように支持され
ている。ナセル2は、垂直な軸Vを中心に図示しない旋
回装置により水平に旋回でき、内部には増速機、発電
機、制御装置等が格納されている。この旋回装置は、通
常の発電時にはブレード3を風向きに合わせるために用
いられる。ハブ4は、横向き(実際には例えば水平に対
して0〜10°)の軸Hを中心に回転し、発電機を駆動
するようになっている。このハブ4のまわりには2〜3
枚、或いはそれ以上のブレード3が放射状に取り付けら
れている。このハブ4は、メンテナンス等のためにイン
チング動作(寸動)ができる。また、ブレード3は、そ
の長さ方向軸線を中心に回転させることができ、風向き
に対して適当な仰角をもたせることができる。ブレード
3に風が当たり、ブレード3に揚力が発生すると、この
揚力によりハブ4が回転され、増速機を介して発電機が
回転駆動され、電気を発電するようになっている。
れ、台風等の強風においても十分耐えるように支持され
ている。ナセル2は、垂直な軸Vを中心に図示しない旋
回装置により水平に旋回でき、内部には増速機、発電
機、制御装置等が格納されている。この旋回装置は、通
常の発電時にはブレード3を風向きに合わせるために用
いられる。ハブ4は、横向き(実際には例えば水平に対
して0〜10°)の軸Hを中心に回転し、発電機を駆動
するようになっている。このハブ4のまわりには2〜3
枚、或いはそれ以上のブレード3が放射状に取り付けら
れている。このハブ4は、メンテナンス等のためにイン
チング動作(寸動)ができる。また、ブレード3は、そ
の長さ方向軸線を中心に回転させることができ、風向き
に対して適当な仰角をもたせることができる。ブレード
3に風が当たり、ブレード3に揚力が発生すると、この
揚力によりハブ4が回転され、増速機を介して発電機が
回転駆動され、電気を発電するようになっている。
【0015】ブレード固縛装置は、ブレード3のハブ4
との連結部を固定する連結部固縛装置10と、ブレード
部分を挟持するブレード部固縛装置20とからなる。
との連結部を固定する連結部固縛装置10と、ブレード
部分を挟持するブレード部固縛装置20とからなる。
【0016】図2は、連結部固縛装置10の部分拡大図
である。この図において、ブレード固縛装置すなわち連
結部固縛装置10は、固縛アーム12と支持アーム14
からなり、固縛アーム12の一端が塔の上端付近に水平
な第1のピン11で枢着され、固縛アーム12の他端が
塔1に沿った格納位置と塔1から離れた固縛位置の間を
揺動可能に設けられている。また、支持アーム14の一
端が上端から間隔を隔てた位置の塔1に水平な第2のピ
ン13で枢着され、支持アーム14の他端が塔1に沿っ
た格納位置と塔1から離れた固縛位置の間を揺動可能に
設けられている。更に、前記固縛アーム12の他端に
は、水平な第3のピン15が取り付けられ、この第3の
ピン15は前記支持アーム14に設けられた細長い溝孔
14a内を摺動可能に嵌合している。更に、前記固縛ア
ーム12は、塔に沿って停止したブレード3の連結部3
a(すなわち図におけるフランジ)と着脱自在な固縛板
16を有している。固縛板16とフランジとの連結は、
例えばボルト・ナットにより行なわれる。
である。この図において、ブレード固縛装置すなわち連
結部固縛装置10は、固縛アーム12と支持アーム14
からなり、固縛アーム12の一端が塔の上端付近に水平
な第1のピン11で枢着され、固縛アーム12の他端が
塔1に沿った格納位置と塔1から離れた固縛位置の間を
揺動可能に設けられている。また、支持アーム14の一
端が上端から間隔を隔てた位置の塔1に水平な第2のピ
ン13で枢着され、支持アーム14の他端が塔1に沿っ
た格納位置と塔1から離れた固縛位置の間を揺動可能に
設けられている。更に、前記固縛アーム12の他端に
は、水平な第3のピン15が取り付けられ、この第3の
ピン15は前記支持アーム14に設けられた細長い溝孔
14a内を摺動可能に嵌合している。更に、前記固縛ア
ーム12は、塔に沿って停止したブレード3の連結部3
a(すなわち図におけるフランジ)と着脱自在な固縛板
16を有している。固縛板16とフランジとの連結は、
例えばボルト・ナットにより行なわれる。
【0017】更に、図2のブレード固縛装置は、固縛ア
ーム12を格納位置から固縛位置まで揺動させる揺動装
置17と、固縛位置における固縛アーム12の他端と支
持アーム14の他端とを互いに固定するアーム固定装置
18と、を備える。揺動装置17は、例えば油圧シリン
ダであり、図示のようにシリンダ側が塔1に枢着され、
ロッド側が固縛アーム12の一部に枢着されて、ロッド
の伸縮により固縛アーム12をその格納位置と固縛位置
との間を揺動させることができる。アーム固定装置18
は、例えば支持アーム14にボルト等で固定されるよう
になったストッパー板であり、固縛位置で第3のピン1
5が溝孔14a内を摺動できないように支持アーム14
に固定することにより、固縛位置における固縛アーム1
2の他端と支持アーム14の他端とを互いに固定するこ
とができる。
ーム12を格納位置から固縛位置まで揺動させる揺動装
置17と、固縛位置における固縛アーム12の他端と支
持アーム14の他端とを互いに固定するアーム固定装置
18と、を備える。揺動装置17は、例えば油圧シリン
ダであり、図示のようにシリンダ側が塔1に枢着され、
ロッド側が固縛アーム12の一部に枢着されて、ロッド
の伸縮により固縛アーム12をその格納位置と固縛位置
との間を揺動させることができる。アーム固定装置18
は、例えば支持アーム14にボルト等で固定されるよう
になったストッパー板であり、固縛位置で第3のピン1
5が溝孔14a内を摺動できないように支持アーム14
に固定することにより、固縛位置における固縛アーム1
2の他端と支持アーム14の他端とを互いに固定するこ
とができる。
【0018】上述した構成により、格納位置から固縛位
置まで固縛アーム12及び支持アーム14を揺動させ、
固縛板16にブレードの連結部3aを固定することによ
り、クレーン等の大型設備を用いることなく、短時間
に、かつ少ない高所作業でブレードの固定を行うことが
できる。
置まで固縛アーム12及び支持アーム14を揺動させ、
固縛板16にブレードの連結部3aを固定することによ
り、クレーン等の大型設備を用いることなく、短時間
に、かつ少ない高所作業でブレードの固定を行うことが
できる。
【0019】図3は、図1のA−A線におけるブレード
部固縛装置20の断面図であり、一方のブレード部固縛
装置のみを示している。この図において、ブレード固縛
装置すなわちブレード部固縛装置20は、2つの挟持ア
ーム22からなり、その挟持アーム22の一端は垂直な
第4のピン21で塔1に枢着され、挟持アーム22の他
端は塔1に沿って停止したブレード3を挟持するように
構成されている。この2つの挟持アーム22は、互いに
第5のピン23で連結することによりブレード3を挟持
するようになっている。またそれぞれの挟持アーム22
は、塔1の周方向に沿って位置する格納位置と、ブレー
ド3を挟持する挟持位置との間を第4のピン21を中心
に揺動することができ、格納位置に第5のピンにより固
定することができる。
部固縛装置20の断面図であり、一方のブレード部固縛
装置のみを示している。この図において、ブレード固縛
装置すなわちブレード部固縛装置20は、2つの挟持ア
ーム22からなり、その挟持アーム22の一端は垂直な
第4のピン21で塔1に枢着され、挟持アーム22の他
端は塔1に沿って停止したブレード3を挟持するように
構成されている。この2つの挟持アーム22は、互いに
第5のピン23で連結することによりブレード3を挟持
するようになっている。またそれぞれの挟持アーム22
は、塔1の周方向に沿って位置する格納位置と、ブレー
ド3を挟持する挟持位置との間を第4のピン21を中心
に揺動することができ、格納位置に第5のピンにより固
定することができる。
【0020】かかる構成により、格納位置から固縛位置
まで挟持アームを水平に揺動させてブレードを挟持する
ことにより、クレーン等の大型設備を用いることなく、
短時間に、かつ少ない高所作業でブレードの固定を行う
ことができる。更に、図3のブレード部固縛装置20の
挟持アーム22の他端には、ブレード3を囲んで固縛す
る固縛ベルト24が直脱自在に取り付けられている。こ
れにより、ブレード3を固縛ベルト24により強固に塔
1に固定することができる。また、挟持アーム22に
は、ブレード3を挟持する他端にゴム等の弾性部材25
が固定されている。これにより、ブレード3に傷等を付
けることなく強固に塔1に固定することができる。
まで挟持アームを水平に揺動させてブレードを挟持する
ことにより、クレーン等の大型設備を用いることなく、
短時間に、かつ少ない高所作業でブレードの固定を行う
ことができる。更に、図3のブレード部固縛装置20の
挟持アーム22の他端には、ブレード3を囲んで固縛す
る固縛ベルト24が直脱自在に取り付けられている。こ
れにより、ブレード3を固縛ベルト24により強固に塔
1に固定することができる。また、挟持アーム22に
は、ブレード3を挟持する他端にゴム等の弾性部材25
が固定されている。これにより、ブレード3に傷等を付
けることなく強固に塔1に固定することができる。
【0021】上述した装置を用いたブレードの固縛方法
を以下に説明する。先ず、複数のブレード3のそれぞれ
について、ナセル2を旋回させて該ブレード3を塔1に
沿って停止させ、ブレード固縛装置10及び20により
該ブレード3を塔1に固定する。これにより、大型設備
を用いることなく、短時間に、かつ高所作業をほとんど
伴うことなく、ブレード3を塔1に固定することができ
る。
を以下に説明する。先ず、複数のブレード3のそれぞれ
について、ナセル2を旋回させて該ブレード3を塔1に
沿って停止させ、ブレード固縛装置10及び20により
該ブレード3を塔1に固定する。これにより、大型設備
を用いることなく、短時間に、かつ高所作業をほとんど
伴うことなく、ブレード3を塔1に固定することができ
る。
【0022】次いで該ブレード3をハブ4から分離し、
再びナセル2を旋回させブレード3のインチング機構に
より、別のブレード3を塔1に沿って停止させ、ブレー
ド固縛装置10及び20により該ブレード3を塔に固定
する。これを複数のブレード3のそれぞれについて実施
すれば、全てのブレード3を台風等の強風に耐えるよう
に塔に固定することかできる。
再びナセル2を旋回させブレード3のインチング機構に
より、別のブレード3を塔1に沿って停止させ、ブレー
ド固縛装置10及び20により該ブレード3を塔に固定
する。これを複数のブレード3のそれぞれについて実施
すれば、全てのブレード3を台風等の強風に耐えるよう
に塔に固定することかできる。
【0023】
【発明の効果】上述したように、本発明の第1の発明に
よれば、大型設備を用いることなく、短時間に、かつ高
所作業をほとんど伴うことなく、全てのブレードを塔に
沿って固定することができ、台風等の強風に耐えるよう
にブレードを固定することかできる。また、本発明の第
2の発明によれば、格納位置から固縛位置まで固縛アー
ム及び支持アームを揺動させ、固縛板にブレードの連結
部を固定することにより、クレーン等の大型設備を用い
ることなく、短時間に、かつ少ない高所作業でブレード
の固定を行うことができる。更に、本発明の第3の発明
によれば、格納位置から固縛位置まで挟持アームを水平
に揺動させてブレードを挟持することにより、クレーン
等の大型設備を用いることなく、短時間に、かつ少ない
高所作業でブレードの固定を行うことができる。
よれば、大型設備を用いることなく、短時間に、かつ高
所作業をほとんど伴うことなく、全てのブレードを塔に
沿って固定することができ、台風等の強風に耐えるよう
にブレードを固定することかできる。また、本発明の第
2の発明によれば、格納位置から固縛位置まで固縛アー
ム及び支持アームを揺動させ、固縛板にブレードの連結
部を固定することにより、クレーン等の大型設備を用い
ることなく、短時間に、かつ少ない高所作業でブレード
の固定を行うことができる。更に、本発明の第3の発明
によれば、格納位置から固縛位置まで挟持アームを水平
に揺動させてブレードを挟持することにより、クレーン
等の大型設備を用いることなく、短時間に、かつ少ない
高所作業でブレードの固定を行うことができる。
【0024】従って、本発明の風力発電装置におけるブ
レードの固縛方法及び装置により、風力発電装置のブレ
ードの取付け、取外しを、大型設備を用いることなく、
短時間に、かつ少ない高所作業で行うことのできる、優
れた効果を得ることができる。
レードの固縛方法及び装置により、風力発電装置のブレ
ードの取付け、取外しを、大型設備を用いることなく、
短時間に、かつ少ない高所作業で行うことのできる、優
れた効果を得ることができる。
【図1】本発明によるブレードの固縛方法を実施する風
力発電装置の全体側面図である。
力発電装置の全体側面図である。
【図2】図1における連結部固縛装置10の部分拡大図
である。
である。
【図3】図1のA−A線におけるブレード部固縛装置2
0の断面図である。
0の断面図である。
【図4】大型風力発電装置の全体構成図である。
1 塔 2 ナセル 3 ブレード 3a ブレードの連結部 4 ハブ 10 連結部固縛装置 11 第1のピン 12 固縛アーム 13 第2のピン 14 支持アーム 14a 細長い溝孔 15 第3のピン 16 固縛板 17 揺動装置 18 アーム固定装置 20 ブレード部固縛装置 21 第4のピン 22 挟持アーム 23 第5のピン 24 固縛ベルト 25 弾性部材
Claims (6)
- 【請求項1】 細長い塔の上端に設けられ、内部に発電
機が載置され、かつ水平に旋回可能なナセルと、 横向き軸を中心に回転し前記発電機を駆動するハブに着
脱自在に固定された複数のブレードと、 各々のブレードを前記塔に沿って固定するブレード固縛
装置と、を備え、 複数のブレードのそれぞれについて、ナセルを旋回させ
て該ブレードを塔に沿って停止させ、前記ブレード固縛
装置により該ブレードを塔に固定し、次いで該ブレード
をハブから分離する、ことを特徴とする風力発電装置に
おけるブレード固縛方法。 - 【請求項2】 固縛アームと支持アームからなるブレー
ド固縛装置であって、 固縛アームの一端が塔の上端付近に水平な第1のピンで
枢着され、固縛アームの他端が塔に沿った格納位置と塔
から離れた固縛位置の間を揺動可能に設けられ、 支持アームの一端が上端から間隔を隔てた位置の塔に水
平な第2のピンで枢着され、支持アームの他端が塔に沿
った格納位置と塔から離れた固縛位置の間を揺動可能に
設けられ、 更に、前記固縛アームの他端には、水平な第3のピンが
取り付けられ、該第3のピンは前記支持アームに設けら
れた細長い溝孔内を摺動可能に嵌合しており、 更に、前記固縛アームは、塔に沿って停止したブレード
の連結部と着脱自在な固縛板を有する、ことを特徴とす
る風力発電装置におけるブレード固縛装置。 - 【請求項3】 前記固縛アームを格納位置から固縛位置
まで揺動させる揺動装置と、 前記固縛位置における固縛アームの他端と支持アームの
他端とを互いに固定するアーム固定装置と、を更に備え
る、ことを特徴とする請求項2に記載のブレード固縛装
置。 - 【請求項4】 2つの挟持アームからなるブレード固縛
装置であって、 挟持アームの一端が垂直な第4のピンで塔に枢着され、
挟持アームの他端が塔に沿って停止したブレードを挟持
し、かつ互いに第5のピンで連結されるように構成さ
れ、 前記挟持アームは、塔の周方向に沿って位置する格納位
置と、ブレードを挟持する挟持位置との間を前記第4の
ピンを中心に揺動可能である、ことを特徴とする風力発
電装置におけるブレード固縛装置。 - 【請求項5】 前記挟持アームの他端には、ブレードを
囲んで固縛する固縛ベルトが着脱自在に取り付けられて
いる、ことを特徴とする請求項4に記載のブレード固縛
装置。 - 【請求項6】 前記挟持アームには、ブレードを挟持す
る他端に弾性部材が固定されている、ことを特徴とする
請求項4に記載のブレード固縛装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5044192A JPH06257555A (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | 風力発電装置におけるブレードの固縛方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5044192A JPH06257555A (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | 風力発電装置におけるブレードの固縛方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06257555A true JPH06257555A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=12684711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5044192A Pending JPH06257555A (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | 風力発電装置におけるブレードの固縛方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06257555A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009068038A1 (en) * | 2007-11-29 | 2009-06-04 | Vestas Wind Systems A/S | Method for establishing a wind turbine on a site, transport of a wind turbine tower, wind turbine tower and vessel suitable for transporting a wind turbine tower |
NL2003170C2 (en) * | 2009-07-09 | 2011-01-11 | Mammoet Holding B V | Method of mounting or dismounting a windmill at sea and moveable platform to be used with said method. |
JP2011080466A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-21 | General Electric Co <Ge> | 風力タービンの構成部品を操作するための装置及び方法 |
WO2012034565A1 (en) | 2010-09-15 | 2012-03-22 | Vestas Wind Systems A/S | An apparatus for and method of mounting wind turbine blades on a wind turbine tower |
EP2538073A2 (en) | 2011-06-24 | 2012-12-26 | Vestas Wind Systems A/S | An improvement for horizontal blade installation for wind turbines |
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NO20180521A1 (en) * | 2018-04-16 | 2019-10-17 | Nat Oilwell Varco Norway As | Tool, installation assembly, and method |
EP3751132A1 (en) | 2019-06-12 | 2020-12-16 | Jan-Hendrik Jansen | Method for exchanging a pitch bearing of a wind turbine |
TWI775985B (zh) * | 2018-11-16 | 2022-09-01 | 荷蘭商巴格瑪夏皮波絲卡利斯公司 | 風力渦輪機安裝 |
-
1993
- 1993-03-05 JP JP5044192A patent/JPH06257555A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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