JPH062555Y2 - 減圧漬物容器 - Google Patents

減圧漬物容器

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JPH062555Y2
JPH062555Y2 JP1989139045U JP13904589U JPH062555Y2 JP H062555 Y2 JPH062555 Y2 JP H062555Y2 JP 1989139045 U JP1989139045 U JP 1989139045U JP 13904589 U JP13904589 U JP 13904589U JP H062555 Y2 JPH062555 Y2 JP H062555Y2
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JP
Japan
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container
valve
suction
piston rod
cylinder
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JP1989139045U
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JPH0376487U (ja
Inventor
勇 加藤
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加藤産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、食料品や菓子などの保存や漬物製造容器に適
する減圧漬物容器に係るものである。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする課題〕
従来容器内を真空化するポンプ付容器は既に公知であ
る。
このようなポンプ付容器は容器が大型化し、価格も高く
なる為余り多用されていない。
出願人は2つの小型容器の中に食品を入れ、一方の容器
内を減圧にしたところ腐敗カビの発生が著しく遅く且つ
少ないことに着眼し、小さな容器で、単に吸引ポンプを
あてがってポンプ杆を往復動作させるだけで、容器内部
が簡単に減圧され、減圧した状態で多数個冷蔵庫内に収
納でき、腐敗し易い食品をできるだけ長時間保存できる
ようにした減圧容器であって、即席漬が速やかにできる
減圧漬物容器を提供することを課題とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案を実施の一例を示す図面と対比し易いように図面
の符号を付して説明すると次の通りである。
家庭用冷蔵庫内に収納できる大きさであって気密状態を
維持できる容器1上部に通気弁孔4を設け、この通気弁
孔4を被嵌閉塞し容器1内の空気を吸引するときは上方
に浮き上がることで通気弁孔4を開き、吸引により容器
1内が減圧されたときは通気弁孔4を被嵌閉塞保持する
弁6を設け、この弁6を設けた位置に係合部15を設けた
弁付容器aと、前記弁6を介して容器1内の空気を吸引
する吸引ポンプbとから成り、この吸引ポンプbを、握
持筒7内にピストン杆9をスライド自在に設け、このピ
ストン杆9をスライド可動せしめる握持ハンドル8を握
持筒7より突出したピストン杆9の基端に設け、この握
持筒7の先端に前記係合部15と密着状態に当接係合する
吸引部b′を設け、握持ハンドル8が握持筒7より離れ
る突出方向にピストン杆9を引動した際にはこの吸引部
b′に吸引作用が生じ逆方向に押動した際には吸引部b′
の空気は握持筒7外へ逃げ吸引作用を生じない弁機構23
をピストン杆9先端部に設けて構成し、この吸引ポンプ
bの吸引部b′を前記係合部15に当接係合した際吸引ポ
ンプbのピストン杆9の前記引動により発生する吸引圧
が漏れることなく前記弁6に付与されるように構成した
ことを特徴とする減圧漬物容器に係るものである。
〔作用〕
容器1に食品を入れて蓋板2を被嵌する。
この弁付容器aの係合部15に例えば手押式の吸引ポンプ
bの挾持筒7を挾持して吸引部b′を押し付け当接し、
挾持ハンドル8を握ってピストン杆9を握持筒7内にス
ライド可動させるとピストン杆9の例えば実施例におけ
る上動に際して弁6を引き上げて通気弁孔4を介して容
器1内の空気を吸引し、下動に際してポンプ体7内の弁
機構23が作動して容器1内から吸引した空気を握持筒7
外に排除する。
このようにして一旦容器1内を減圧すると容器1の弁6
は外気により押圧されて常に閉塞状態を保ち、且つ容器
1に嵌着されている蓋板2の気密も保持される。
この状態で弁付容器aを冷蔵庫に収納し、保管すると長
時間腐敗しない。
また、弁付容器a内に漬物を入れると減圧作用の為短時
間に即席漬ができ上がる。
指先で例えば実施例を示した図面の突棒体5を牽引する
と通気弁孔4が開放し、蓋板2を容易に外せることにな
る。
〔実施例〕
蓋板2には容器1の上縁内周面に密着する環状鍔11を垂
設し、この環状鍔11の外側に設けた環状溝12内に容器1
の開口上縁の頂面1′に当接するパッキング13を嵌着し
気密を保持できるようにした場合を図示している。
第1,2図に採用した弁6は突棒体5と弁板6′とから
成り、この弁6は蓋板2の中央上面に取付筒14を介して
付設された湾曲帽状体15の中央上部に穿設された取付孔
25より垂下され、蓋板2に穿設された通気弁孔4を弁板
6′で閉塞するように設ける。本実施例ではこの湾曲帽
状体15を係合部15とし、吸引ポンプbを傾斜状態でどの
方向からでも吸引部b′を湾曲帽状体15に密着状態に当
接できることになり、非常にポンプ操作が容易となる。
図中符号26は邪魔板、24・24′はOリングである。
吸引ポンプbは、弁座16に設けた弁孔17をゴムのような
弾性材で形成した弁19で閉塞する。
この弁19は周縁に向けて次第に薄く形成し、弁19に垂設
した係止部18で弁座16に固定し、弁機構23を構成した場
合を図示している。
図中符号20は空気排除路、21は空気排除孔である。
第1図の吸引ポンプbは握持筒7を傾斜状態にしてもど
の方向からでも而かも傾斜状態で吸引ポンプbを操作で
きる場合を図示しているもので、符号3はポンプ被嵌
部、10は漬物、22は押蓋、35は通孔30付の閉塞板であ
る。
尚、符号25,27,28,29,31,32,33,34は欠番である。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように構成したからコンパクトにデザイ
ンした小型の弁付容器内に食品や漬物など保存したいも
のを収納し、吸引ポンプを弁付容器の係合部に単に当て
てハンドルを上下動せしめるなどのポンプ操作だけで簡
単に弁付容器内を減圧し得ることになり、この小型の弁
付容器はそのまま減圧状態を保持するからこれを冷蔵庫
に入れるなどして食品の長時間の保有を可能にし、また
この弁付容器をそのまま即席漬物の製造容器として使用
すれば簡単に減圧による即席漬物ができることになり、
次のような秀れた食品保存容器となる。
(1)調味液の浸透が早い。
(2)カビや細菌が生育しにくい。冷蔵庫を併用すると一
層効果的である。
(3)香りや風味を逃がさない。
(4)湿気を寄せ付けない。
(5)以上の特徴が総合され従って、冷蔵庫併用の食器保
存容器若しくは即席容器として実用性を発揮する。
また、本考案は、吸引ポンプを、握持筒体にピストン杆
をスライド自在に設け、このピストン杆をスライド可動
せしめる握持ハンドルを握持筒より突出したピストン杆
の基端に設け、この握持筒の先端に前記係合部と密着状
態に当接係合する吸引部を設け、握持ハンドルが握持筒
より離れる突出方向にピストン杆を引動した際にはこの
吸引部の吸引の作用が生じ逆方向に押動した際には吸引
部の空気は握持筒外へ逃げ吸引作用を生じない弁機構を
ピストン杆先端部に設けて構成し、この吸引ポンプの吸
引部を前記係合部に当接係合した際吸引ポンプのピスト
ン杆の前記引動により発生する吸引圧が漏れることなく
前記弁に付与されるように構成したから、真空操作にお
いては握持筒を片手で握って握持筒の先端の吸引部を弁
付容器の係合部に押圧嵌合でき、この状態でもう一方の
手でピストン杆の握持ハンドルを握ってピストン杆をス
ライド往復可動できるため、極めてスピーディーに安定
良くポンプ操作が手動で行うことができる。即ち、携帯
性に秀れた形状に構成できる吸引ポンプを単にあてがっ
て、安全性良くスピーディーにピストン杆を往復可動で
きることとなり、真空処理が極めて容易に行うことがで
き、携帯性にも秀れた効果を発揮する減圧漬物容器とな
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は容器と
ポンプ体の斜視図、第2図は容器内の減圧を解除する状
態の断面図である。 a…弁付容器、b…吸引ポンプ、b′…吸引部、1…容
器、4…通気弁孔、6…弁、7…握持筒、8…握持ハン
ドル、9…ピストン杆、15…係合部、23…弁機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】家庭用冷蔵庫内に収納できる大きさであっ
    て気密状態を維持できる容器上部に通気弁孔を設け、こ
    の通気弁孔を被嵌閉塞し容器内の空気を吸引するときは
    上方に浮き上がることで通気弁孔を開き、吸引により容
    器内が減圧されたときは通気弁孔を被嵌閉塞保持する弁
    を設け、この弁を設けた位置に係合部を設けた弁付容器
    と、前記弁を介して容器内の空気を吸引する吸引ポンプ
    とから成り、この吸引ポンプを、握持筒内にピストン杆
    をスライド自在に設け、このピストン杆をスライド可動
    せしめる握持ハンドルを握持筒より突出したピストン杆
    の基端に設け、この握持筒の先端に前記係合部と密着状
    態に当接係合する吸引部を設け、握持ハンドルが握持筒
    より離れる突出方向にピストン杆を引動した際にはこの
    吸引部に吸引作用が生じ逆方向に押動した際には吸引部
    の空気は握持筒外へ逃げ吸引作用を生じない弁機構をピ
    ストン杆先端部に設けて構成し、この吸引ポンプの吸引
    部を前記係合部に当接係合した際吸引ポンプのピストン
    杆の前記引動により発生する吸引圧が漏れることなく前
    記弁に付与されるように構成したことを特徴とする減圧
    漬物容器。
JP1989139045U 1989-11-30 1989-11-30 減圧漬物容器 Expired - Lifetime JPH062555Y2 (ja)

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JP1989139045U JPH062555Y2 (ja) 1989-11-30 1989-11-30 減圧漬物容器

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JPH0376487U JPH0376487U (ja) 1991-07-31
JPH062555Y2 true JPH062555Y2 (ja) 1994-01-26

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JP1989139045U Expired - Lifetime JPH062555Y2 (ja) 1989-11-30 1989-11-30 減圧漬物容器

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