JPH06255472A - スプール式電磁液圧制御装置 - Google Patents

スプール式電磁液圧制御装置

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JPH06255472A
JPH06255472A JP6602993A JP6602993A JPH06255472A JP H06255472 A JPH06255472 A JP H06255472A JP 6602993 A JP6602993 A JP 6602993A JP 6602993 A JP6602993 A JP 6602993A JP H06255472 A JPH06255472 A JP H06255472A
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JP
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control
spool
force
pressure port
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JP6602993A
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Kiyoji Nakamura
喜代治 中村
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遅れなく制御圧を発生させることができ、液
圧制御開始前に不都合な圧力を発生させることが少ない
スプール式電磁液圧制御装置を提供する。 【構成】 ブレーキペダル20が踏み込まれたことを踏
込み検出スイッチ130で検出し、ディザ電流指令回路
124からディザ電流指令信号を出して、励磁コイルに
ディザ電流を供給する。ブレーキペダル20の踏力が設
定値に達したことを踏力センサ128で検出し、ディザ
電流の供給を停止すると同時に、基本電流指令回路12
2から踏力に応じた車体減速度が得られる制御圧の発生
に必要な励磁電流指令信号の出力を開始する。ディザ電
流の供給により、ブレーキペダル20の踏力に対応する
励磁電流の供給開始と同時にスプールが遅れなく前進を
開始し、制御圧を遅れなく発生させる。また、ディザ電
流の平均値は小さくて済むため、液圧制御開始前に発生
する不都合な圧力が小さくて済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスプール式電磁液圧制御
装置に関するものであり、特に、制御圧の応答遅れの解
消に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スプール式電磁液圧制御装置は、スプー
ルの移動により液の流れを切り換えて液圧を制御するも
のであり、実開昭63−40270号公報等により知ら
れている。スプール式電磁液圧制御装置は、一般に、
(a)高圧ポートと低圧ポートと制御圧ポートとを備え
たハウジングと、(b)そのハウジング内の弁孔に摺動
可能かつ実質的に液密に嵌合され、制御圧ポートを高圧
ポートと低圧ポートとに択一的に連通させるスプール
と、(c)スプールに制御圧ポートの液圧に基づく力を
作用させることにより、制御圧ポートを高圧ポートから
遮断する向きにスプールを作動させる作動力を発生させ
る作動力発生手段と、(d)励磁コイルを備え、その励
磁コイルへの供給電流の制御によりその作動力発生手段
の作動力とは逆向きの制御力をスプールに加える制御力
付与手段と、(e)励磁コイルへの電流供給を制御する
電流供給制御手段とを含むように構成される。スプール
は、常には制御圧ポートを高圧ポートから遮断する原位
置に保たれているが、励磁コイルに励磁電流が供給され
て制御力付与手段により制御力がスプールに加えられれ
ば、スプールが移動して制御圧ポートを高圧ポートに連
通させ、励磁コイルへの励磁電流に応じた高さの制御圧
を制御圧ポートに発生させる。
【0003】このようなスプール式電磁液圧制御装置に
おいてはスプールとハウジングとの間に摩擦抵抗がある
ため、制御圧を発生させる場合、励磁コイルに電流が供
給されても、スプールは制御力付与手段により付与され
る制御力が摩擦抵抗に打ち勝たなければ移動を開始せ
ず、制御圧の発生に遅れが生ずる。そのため、本出願人
は、励磁電流の大きさに応じた制御圧を制御圧ポートに
発生させる液圧制御の開始に先立って励磁コイルに一定
の大きさの電流を供給しておくことにより、スプールが
遅れなく移動を開始し、制御圧が遅れなく得られる装置
を開発した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにすれば制御圧が遅れなく得られるが、液圧制御の実
行開始前に制御圧ポートに圧力が生じ、作動装置に供給
されてしまう不都合が生ずることが判明した。本発明
は、このような事情に鑑み、液圧制御開始前に制御圧ポ
ートに不要な圧力を生じさせることがないか、あっても
小さく、液圧制御開始時には制御圧を遅れなく発生させ
ることができるスプール式電磁液圧制御装置を提供する
ことを課題として為されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そして、本発明の要旨
は、前記(a)ハウジング,(b)スプール,(c)作
動力発生手段,(d)制御力付与手段および(e)電流
供給制御手段を有するスプール式電磁液圧制御装置の電
流供給制御手段に、少なくとも液圧制御開始直前に、大
きさが周期的に変動し、平均値が一定のディザ電流を励
磁コイルに供給するディザ電流供給手段を設けたことに
ある。
【0006】
【作用】上記のように、少なくとも液圧制御開始直前に
励磁コイルにディザ電流を供給しておいてから励磁電流
を増加させれば、制御圧が遅れなく発生する。しかも、
ディザ電流の平均値は、液圧制御開始前に直流電流を供
給しておく場合に比較して小さくて済むため、液圧制御
開始前に制御圧ポートに生じる圧力が小さくて済み、場
合によっては無くすこともできる。また、ディザ電流の
供給によって発生する圧力が小さくて済むため、非液圧
制御状態では常にディザ電流を供給しておくこともでき
る。さらに、ディザ電流は非液圧制御時に限らず、液圧
制御中も供給されるようにしてもよい。この場合には、
励磁コイルに供給すべき励磁電流にディザ電流を重ね合
わせることとなり、液圧制御特性のヒステリシスが減少
する付加的な効果が得られる。ディザ電流は、振幅0.05
〜0.25アンペアおよび周波数100 〜300 ヘルツのサイン
カーブを描く電流とすることが望ましい。
【0007】
【発明の効果】このように本発明によれば、液圧制御開
始前に不都合な圧力が発生することを回避しつつ応答性
の高いスプール式電磁液圧制御装置を得ることができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明を自動車用液圧ブレーキ装置の
スプール式電磁液圧制御装置に適用した場合を例に取
り、図面に基づいて詳細に説明する。
【0009】図1において10および12はそれぞれ、
左右前輪のフロントホイールシリンダであり、14およ
び16はそれぞれ左右後輪のリヤホイールシリンダであ
る。これらホイールシリンダ10,12,14,16に
は、チェンジバルブ18の切換えにより、ブレーキペダ
ル20の踏込みに応じてマスタシリンダ22に発生させ
られる液圧と、ブレーキペダル20の踏込みに基づいて
電磁液圧制御弁24により制御された液圧とのうち高い
方が択一的に供給される。アキュムレータ26にはリザ
ーバ36からポンプ38によって汲み上げられたブレー
キ液が常に一定液圧範囲で蓄えられるようになってい
る。40はポンプ38を駆動するモータである。
【0010】本液圧ブレーキ装置においてホイールシリ
ンダ10,12,14,16には、通常は電磁液圧制御
弁24により制御された液圧が供給されるが、電磁液圧
制御弁24側に異常が生じた場合にはマスタシリンダ2
2に発生させられた液圧が供給され、制動力が確保され
るようになっている。マスタシリンダ22の液圧よりも
電磁液圧制御弁24の制御圧(制御圧ポート78の液
圧)がやや高くなるようにされているのである。
【0011】電磁液圧制御弁24は、図2に示すよう
に、ハウジング50を備えている。ハウジング50は複
数のブロックが固定されて成っており、内部には断面形
状が円形を成す有底の弁孔52と、弁孔52の開口端側
に位置する段付きの大形の空間56とが互に連通し、同
心状に形成されている。弁孔52にはスプール58が実
質的に液密かつ摺動可能に嵌合されている。スプール5
8は段付状を成し、第一大径部60と第二大径部62と
の間に小径部64が形成され、第一,第二大径部60,
62において弁孔52に嵌合されるとともに、第一大径
部60が弁孔52から空間56へ突出する大きさとされ
ている。
【0012】第一,第二大径部60,62の外周面と弁
孔52の内周面とのクリアランスは直径で10μm以下
と極く小さくされており、これら外周面と内周面との間
に金属間シールが形成されている。ハウジング50内に
はまた、弁孔52と同心であってその底面に開口し、弁
孔52より小径かつ有底のピン孔66が形成されてお
り、反力ピン68が摺動可能に嵌合されるとともに、ス
プリング70により弁孔52内に突出し、スプール58
に当接する向きに付勢されている。
【0013】ハウジング50にはさらに、アキュムレー
タ26に接続される高圧ポート72,リザーバ36に接
続される第一および第二の低圧ポート74,76,ホイ
ールシリンダ10〜16に接続される制御圧ポート78
が形成されている。制御圧ポート78は、スプール58
の小径部64と弁孔52の内周面とにより形成された環
状室80に連通させられており、高圧ポート72は弁孔
52の制御圧ポート78より底部側の部分に形成された
円環溝82に連通させられている。
【0014】また、第一低圧ポート74は弁孔52の底
部に連通させられ、第二低圧ポート76は弁孔52の制
御圧ポート78より弁孔52の開口側に形成された円環
溝84に連通させられている。さらに、前記ピン孔66
の底面と反力ピン68との間には、制御圧ポート78か
ら分岐した液通路86が接続されており、反力ピン68
は制御圧ポート78の液圧を受けてその液圧に基づく作
動力をスプール58に作用させ、高圧ポート72と制御
圧ポート78との連通を遮断する向きの作動力を発生さ
せる。本実施例においては、反力ピン68および液通路
86が作動力発生手段を構成しているのである。
【0015】スプール58の第一大径部60の弁孔52
からの突出部と空間56の内周面とには、ダイアフラム
90の端部がそれぞれ係止されており、空間56が、ド
レンポート92によりリザーバ36に連通させられたド
レン室94と、空気が充満した空気室96とに仕切られ
ている。空気室96にはフォースモータ98が設けられ
ている。ドレン室94には、第一大径部60と弁孔62
との間の金属間シールから漏れ出たブレーキ液が流入
し、このブレーキ液はドレンポート92を通ってリザー
バ36に戻る。
【0016】スプール58の弁孔52からの突出端部に
は小径のねじ部99が突設されている。フォースモータ
98の励磁コイル100は、ねじ部99に固定された非
磁性材製の保持部材106に保持され、ヨーク108に
形成された環状溝110内に嵌入させられている。ヨー
ク108は永久磁石112を備えており、保持部材10
6は永久磁石112の磁路上にある。励磁コイル100
の軸方向の長さは、ヨーク108の励磁コイル100の
外周面に対向する部分の軸方向の長さより長くされてお
り、励磁コイル100は永久磁石112によって形成さ
れる磁界の両側へそれぞれ突出している。
【0017】励磁コイル100に励磁電流が供給されな
い状態では、スプリング70の付勢力によりスプール5
8が図2に示すように制御圧ポート78を第二低圧ポー
ト76に連通させる原位置に保たれる。そして、励磁コ
イル100に励磁電流が供給されれば、励磁コイル10
0が永久磁石112の磁界によりヨーク108から押し
出される。励磁コイル100の前進により、スプール5
8が弁孔52内へ前進させられる。スプール58に制御
圧ポート78を高圧ポート72と連通させる向きの力、
すなわち反力ピン68による制御圧付与に基づいて発生
させられる前記作動力とは逆向きの制御力が加えられる
のであり、フォースモータ98が制御力付与手段を構成
している。
【0018】励磁コイル100に供給される励磁電流の
大きさは、図1に示すコントローラ120により指令さ
れる。コントローラ120は基本電流指令回路122,
ディザ電流指令回路124および加算器126を備えて
いる。基本電流指令回路122およびディザ電流指令回
路124にはそれぞれ、ブレーキペダル20の踏力を検
出する踏力センサ128の検出信号が供給され、ディザ
電流指令回路124には更にブレーキペダル20の踏込
みを検出する踏込み検出スイッチ130の検出信号が供
給されるようになっている。
【0019】基本電流指令回路122は、ブレーキペダ
ル20の踏力に基づいて、踏力に応じて車体に発生すべ
き減速度が得られる励磁電流の指令信号を加算器126
に出力する。また、ディザ電流指令回路124は、踏込
み検出スイッチ130の検出信号に応じて、振幅0.15〜
0.2 アンペアおよび周波数150 ヘルツのサインカーブを
描くディザ電流の指令信号を加算器126に出力し、踏
力センサ128により検出される踏力が設定値を超えた
とき、ディザ電流指令信号の出力を停止する。加算器1
26は、基本電流指令回路122およびディザ電流指令
回路124からの指令信号の和を作動アンプ132に供
給し、指令された大きさの電流が作動アンプ132から
励磁コイル100に供給される。
【0020】以上のように構成された液圧ブレーキ装置
において、ブレーキペダル20が踏込み操作されない通
常時には、作動アンプ132から励磁コイル100に電
流が供給されない。したがって、電磁液圧制御弁24
は、スプール58が図2に示す原位置にあり、この状態
では第二低圧ポート76と制御圧ポート78とが環状室
80を経て連通させられており、ホイールシリンダ10
〜16の液圧がリザーバ36の液圧である大気圧に等し
くなっている。
【0021】ブレーキペダル20の踏込み操作が開始さ
れれば、その開始が踏込み検出スイッチ130により検
出されるとともに、ブレーキペダル20の踏力が踏力セ
ンサ128によって検出される。踏込み検出スイッチ1
30の検出信号に応じてディザ電流指令回路124から
ディザ電流指令信号が発せられ、励磁コイル100にデ
ィザ電流が供給される。ブレーキペダル20の踏力が設
定値に達したとき、ディザ電流指令回路124はディザ
電流指令の出力を停止し、一方、基本電流指令回路12
2はブレーキペダル20の踏力に対応する高さの減速度
が得られる励磁電流の指令信号を出し始め、以後、ブレ
ーキペダル20の踏力に応じた励磁電流が励磁コイル1
00に供給される。本実施例においては、ブレーキペダ
ル20の踏力が設定値に達したときに液圧制御が開始さ
れる。
【0022】励磁コイル100に供給される励磁電流の
変化を図3のグラフに示す。このグラフから明らかなよ
うに、ディザ電流はブレーキペダル20の踏込み開始
後、ブレーキペダル20の踏力が設定値に到達するまで
励磁コイル100に供給され、以後はブレーキペダル2
0の踏力に対応する励磁電流が励磁コイル100に供給
される。
【0023】ブレーキペダル20の踏力に対応する励磁
電流が励磁コイル100に供給されることにより、スプ
ール58が前進させられて第二低圧ポート76と制御圧
ポート78との連通が断たれ、スプール58が更に前進
すれば高圧ポート72と制御圧ポート78とが環状室8
0を経て連通するに至り、制御圧ポート78の液圧が上
昇し、ホイールシリンダ10〜16の液圧制御が行われ
る。スプール58は、互に反対向きに加えられる作動力
と制御力とが釣り合う位置において停止し、制御圧は踏
力に応じた減速度が得られる高さに制御される。
【0024】ブレーキペダル20の踏込みが開始された
とき、励磁コイル100へのディザ電流の供給が開始さ
れ、ブレーキペダル20の踏力に基づいた励磁電流の励
磁コイル100への供給が開始されるまで供給され続け
るため、ブレーキペダル20の踏力に基づいた励磁電流
の供給開始と同時にスプール58が前進を開始し、ブレ
ーキペダル20の踏込みに対応する制御圧が遅れなく得
られる。
【0025】また、ディザ電流の平均値が、スプール5
8および反力ピン68とハウジング50との摩擦力(こ
れはディザ電流によって減少させられる)と、スプリン
グ70のセット荷重との和とちょうど釣り合う力をフォ
ースモータ98に発生させる大きさに定められているた
め、制御圧ポート78に制御圧が生ずることはなく、ブ
レーキペダル20の踏力が設定値に達していないにもか
かわらず、液圧制御開始前にホイールシリンダ10〜1
6にブレーキ圧が供給されることがない。
【0026】ブレーキペダル20の踏込み力が弱められ
れば、コントローラ120の指令に基づいて作動アンプ
132から供給される電流値が低下させられて、スプー
ル58の前進力が反力より小さくなってスプール58が
後退し、制御圧ポート78が第二低圧ポート76と連通
させられて、ホイールシリンダ10〜16の液圧が低下
させられる。ブレーキペダル20の踏込み操作が解除さ
れれば、スプール58が原位置に復帰し、制御圧ポート
78の液圧がほぼ大気圧となる。
【0027】以上の説明から明らかなように、本実施例
においては、コントローラ120の基本電流指令回路1
22が踏力センサ128と共に電流供給制御手段を構成
し、コントローラ120のディザ電流指令回路124が
踏力センサ128および踏込み検出スイッチ130と共
にディザ電流供給手段を構成しているのである。
【0028】なお、上記実施例においては、ブレーキペ
ダル20の踏力に基づく電流の供給開始と同時にディザ
電流の供給が停止されるようになっていたが、踏込み検
出スイッチ130がブレーキペダル20の踏込みを検出
している間はずっとディザ電流が供給されるようにする
ことも可能である。このようにすれば、スプールの摩擦
係数の低下により液圧制御特性のヒステリシスが小さく
なる効果が得られる。
【0029】また、上記実施例においては、ブレーキペ
ダル20の踏込み開始に基づいてディザ電流が供給され
るようになっていたが、アクセルペダルの開放を検出し
てディザ電流が供給されるようにしてもよく、このよう
にすれば早期にディザ電流の供給を開始することができ
る。
【0030】さらに、制御力付与手段はフォースモータ
に限らず、ソレノイドおよびソレノイドへの励磁電流の
供給により磁化されて磁気吸引力を制御力としてスプー
ルに作用させるヨークにより構成されるものとしてもよ
い。
【0031】その他、当業者の知識に基づいて種々の変
形,改良を施した態様で本発明を実施することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるスプール式電磁液圧制
御装置を有する液圧ブレーキ装置の系統図である。
【図2】上記電磁液圧制御装置の正面断面図である。
【図3】上記電磁液圧制御装置の励磁コイルに供給され
る励磁電流をグラフにして示す図である。
【符号の説明】
24 電磁液圧制御弁 50 ハウジング 58 スプール 68 反力ピン 72 高圧ポート 74 第一低圧ポート 76 第二低圧ポート 78 制御圧ポート 86 液通路 98 フォースモータ 100 励磁コイル 120 コントローラ 122 基本電流指令回路 124 ディザ電流指令回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧ポートと低圧ポートと制御圧ポート
    とを備えたハウジングと、 そのハウジング内の弁孔に摺動可能かつ実質的に液密に
    嵌合され、前記制御圧ポートを前記高圧ポートと前記低
    圧ポートとに択一的に連通させるスプールと、 前記スプールに制御圧ポートの液圧に基づく力を作用さ
    せることにより、制御圧ポートを高圧ポートから遮断す
    る向きにスプールを作動させる作動力を発生させる作動
    力発生手段と、 励磁コイルを備え、その励磁コイルへの供給電流の制御
    により前記作動力発生手段の作動力とは逆向きの制御力
    をスプールに加える制御力付与手段と、 前記励磁コイルへの電流供給を制御する電流供給制御手
    段とを含むスプール式電磁液圧制御装置において、 前記電流供給制御手段に、少なくとも液圧制御開始直前
    に、大きさが周期的に変動し、平均値が一定のディザ電
    流を前記励磁コイルに供給するディザ電流供給手段を設
    けたことを特徴とするスプール式電磁液圧制御装置。
JP6602993A 1993-03-02 1993-03-02 スプール式電磁液圧制御装置 Pending JPH06255472A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998013244A1 (fr) * 1996-09-26 1998-04-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Dispositif de freinage

Cited By (2)

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WO1998013244A1 (fr) * 1996-09-26 1998-04-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Dispositif de freinage
US6322164B1 (en) 1996-09-26 2001-11-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Braking device

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