JPH06254915A - スピーカグリル一体成形法 - Google Patents
スピーカグリル一体成形法Info
- Publication number
- JPH06254915A JPH06254915A JP4359293A JP4359293A JPH06254915A JP H06254915 A JPH06254915 A JP H06254915A JP 4359293 A JP4359293 A JP 4359293A JP 4359293 A JP4359293 A JP 4359293A JP H06254915 A JPH06254915 A JP H06254915A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gate
- section
- cavity
- weir
- opening
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/0025—Preventing defects on the moulded article, e.g. weld lines, shrinkage marks
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/16—Making multilayered or multicoloured articles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】開口集合部と一般部とを樹脂から一体的に形成
し、かつウェルドの表出を防止するとともに型割り面か
らのバリの発生をも防止する。 【構成】小径の貫通孔が複数個集合した開口集合部をも
つスピーカグリルを樹脂から一体成形する方法であっ
て、開口集合部(11)を形成する型面に開口する第1ゲー
ト(22)と、一般部(12)を形成する型面に開口する第2ゲ
ート(23)とをもつとともに、開口集合部と一般部を形成
するそれぞれの型面の境界部にはキャビティの間隔を狭
める堰部(26)をもつ成形用金型を用い、第1ゲートと第
2ゲートからの溶融樹脂の注入タイミングを制御して、
堰部にウェルド部が位置するように成形することを特徴
とする。
し、かつウェルドの表出を防止するとともに型割り面か
らのバリの発生をも防止する。 【構成】小径の貫通孔が複数個集合した開口集合部をも
つスピーカグリルを樹脂から一体成形する方法であっ
て、開口集合部(11)を形成する型面に開口する第1ゲー
ト(22)と、一般部(12)を形成する型面に開口する第2ゲ
ート(23)とをもつとともに、開口集合部と一般部を形成
するそれぞれの型面の境界部にはキャビティの間隔を狭
める堰部(26)をもつ成形用金型を用い、第1ゲートと第
2ゲートからの溶融樹脂の注入タイミングを制御して、
堰部にウェルド部が位置するように成形することを特徴
とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のドアトリムや
パッケージG/Nなど、裏面にスピーカが取り付けられ
スピーカからの音を表面側に導出するための小径の貫通
孔が複数個集合した開口集合部をもつスピーカグリルを
一体成形する方法に関する。
パッケージG/Nなど、裏面にスピーカが取り付けられ
スピーカからの音を表面側に導出するための小径の貫通
孔が複数個集合した開口集合部をもつスピーカグリルを
一体成形する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車室内には、カーラジオやカーオー
ディオ装置のスピーカを設ける必要があり、そのスピー
カは一般にドアトリムやパッケージG/Nなどのパネル
の裏面側に設けられている。そしてスピーカから出た音
を車室内に導くために、パネルには導出用の小径の貫通
孔が複数個集合した開口集合部が部分的に設けられてい
る。
ディオ装置のスピーカを設ける必要があり、そのスピー
カは一般にドアトリムやパッケージG/Nなどのパネル
の裏面側に設けられている。そしてスピーカから出た音
を車室内に導くために、パネルには導出用の小径の貫通
孔が複数個集合した開口集合部が部分的に設けられてい
る。
【0003】ところで、このような一般部と開口集合部
とをもつパネルを樹脂から一体成形しようとすると、開
口集合部を形成する型面には貫通孔を形成するためのピ
ンが複数個突出し、その部分で型面の表面積が極端に大
きくなってしまう。そのため溶融樹脂はその部分での冷
却度合が大きく、部分的に流動性が悪化することとな
り、ウェルドラインが艶むらなどとなって表出して外観
が損なわれるという不具合がある。一方、流動性を向上
させるために注入圧力を上昇させると、型割り面からの
バリの発生が多くなり後加工工程の工数が多大となる。
とをもつパネルを樹脂から一体成形しようとすると、開
口集合部を形成する型面には貫通孔を形成するためのピ
ンが複数個突出し、その部分で型面の表面積が極端に大
きくなってしまう。そのため溶融樹脂はその部分での冷
却度合が大きく、部分的に流動性が悪化することとな
り、ウェルドラインが艶むらなどとなって表出して外観
が損なわれるという不具合がある。一方、流動性を向上
させるために注入圧力を上昇させると、型割り面からの
バリの発生が多くなり後加工工程の工数が多大となる。
【0004】したがって従来は、別に形成された金属製
のパンチングメタルあるいは樹脂製の開口集合部を、一
般部として形成された樹脂製パネルに組付けることで一
体化してスピーカグリルを製造している。
のパンチングメタルあるいは樹脂製の開口集合部を、一
般部として形成された樹脂製パネルに組付けることで一
体化してスピーカグリルを製造している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが開口集合部と
一般部とを別々に形成し、それを組付けて一体化する方
法では、組付け工数が多大であるとともに、2つの部材
の位置がずれたりする不良が発生する場合がある。また
金属製のパンチングメタルを組付ける場合は、パンチン
グメタル自体が高価であるため全体のコストも上昇する
という不具合がある。
一般部とを別々に形成し、それを組付けて一体化する方
法では、組付け工数が多大であるとともに、2つの部材
の位置がずれたりする不良が発生する場合がある。また
金属製のパンチングメタルを組付ける場合は、パンチン
グメタル自体が高価であるため全体のコストも上昇する
という不具合がある。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、開口集合部と一般部とを樹脂から一体的に
形成し、かつウェルドの表出を防止するとともに型割り
面からのバリの発生をも防止することを目的とする。
ものであり、開口集合部と一般部とを樹脂から一体的に
形成し、かつウェルドの表出を防止するとともに型割り
面からのバリの発生をも防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のスピーカグリル一体成形法は、小径の貫通孔が複数
個集合した開口集合部をもつスピーカグリルを樹脂から
一体成形する方法であって、開口集合部を形成する型面
に開口する第1ゲートと、開口集合部以外の一般部を形
成する型面に開口する第2ゲートとをもつとともに、開
口集合部と一般部を形成するそれぞれの型面の境界部に
はキャビティの間隔を狭める堰部をもつ成形用金型を用
い、第1ゲートと第2ゲートからの溶融樹脂の注入タイ
ミングを制御して、堰部にウェルド部が位置するように
成形することを特徴とする。
明のスピーカグリル一体成形法は、小径の貫通孔が複数
個集合した開口集合部をもつスピーカグリルを樹脂から
一体成形する方法であって、開口集合部を形成する型面
に開口する第1ゲートと、開口集合部以外の一般部を形
成する型面に開口する第2ゲートとをもつとともに、開
口集合部と一般部を形成するそれぞれの型面の境界部に
はキャビティの間隔を狭める堰部をもつ成形用金型を用
い、第1ゲートと第2ゲートからの溶融樹脂の注入タイ
ミングを制御して、堰部にウェルド部が位置するように
成形することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明のスピーカグリル一体成形法では、開口
集合部を形成する型面に開口する第1ゲートと、一般部
を形成する型面に開口する第2ゲートから溶融樹脂が注
入される。そして、第1ゲートから注入された樹脂と第
2ゲートから注入された樹脂とが堰部で融合するよう
に、それぞれのゲートの注入タイミングが制御される。
集合部を形成する型面に開口する第1ゲートと、一般部
を形成する型面に開口する第2ゲートから溶融樹脂が注
入される。そして、第1ゲートから注入された樹脂と第
2ゲートから注入された樹脂とが堰部で融合するよう
に、それぞれのゲートの注入タイミングが制御される。
【0009】ここで、堰部ではキャビティの間隔が狭め
られて流動抵抗が大きいので、両側から流動してきた樹
脂はそれぞれ堰部で一時的に堰止められた状態となる。
したがって、堰部で融合するように注入タイミングを制
御することは容易に行うことができる。そして得られた
スピーカグリルでは、堰部によって形成された溝部が開
口集合部の周囲を縁取り、その溝部を一つの意匠として
機能させることができる。またウェルドラインはその溝
部内部に位置するため、艶むらなどとなって表出しても
目立たず外観を損なうことがない。
られて流動抵抗が大きいので、両側から流動してきた樹
脂はそれぞれ堰部で一時的に堰止められた状態となる。
したがって、堰部で融合するように注入タイミングを制
御することは容易に行うことができる。そして得られた
スピーカグリルでは、堰部によって形成された溝部が開
口集合部の周囲を縁取り、その溝部を一つの意匠として
機能させることができる。またウェルドラインはその溝
部内部に位置するため、艶むらなどとなって表出しても
目立たず外観を損なうことがない。
【0010】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。本実
施例では、図3及び図4に示すドアトリムロアの製造に
本発明を適用したものである。このドアトリムロア1
は、小径の貫通孔10が複数個集合し裏面にスピーカが
取り付けられる円形の開口集合部11と、開口集合部1
1の周囲の一般部12と、から構成されている。そし
て、開口集合部11と一般部12の境界には、表面側に
リング状の溝13が形成され、裏面側には筒状に突出す
るリブ14が形成されている。溝13は意匠として機能
し、リブ14は取り付けられたスピーカから発する音が
側方へ漏れるのを防止する機能をもつ。
施例では、図3及び図4に示すドアトリムロアの製造に
本発明を適用したものである。このドアトリムロア1
は、小径の貫通孔10が複数個集合し裏面にスピーカが
取り付けられる円形の開口集合部11と、開口集合部1
1の周囲の一般部12と、から構成されている。そし
て、開口集合部11と一般部12の境界には、表面側に
リング状の溝13が形成され、裏面側には筒状に突出す
るリブ14が形成されている。溝13は意匠として機能
し、リブ14は取り付けられたスピーカから発する音が
側方へ漏れるのを防止する機能をもつ。
【0011】図1及び図2に本実施例に用いた成形用金
型を示す。この成形用金型は、固定型本体2と可動型本
体3とからなり、固定型本体2にはバルブゲートをもつ
2つのホットランナーノズル20,21が設けられてい
る。このホットランナーノズル20,21には、それぞ
れ図示しない制御機構が連結され、バルブゲートの開閉
時期を自由に調節可能に構成されている。
型を示す。この成形用金型は、固定型本体2と可動型本
体3とからなり、固定型本体2にはバルブゲートをもつ
2つのホットランナーノズル20,21が設けられてい
る。このホットランナーノズル20,21には、それぞ
れ図示しない制御機構が連結され、バルブゲートの開閉
時期を自由に調節可能に構成されている。
【0012】ホットランナーノズル21は、一般部12
を形成するキャビティの端部に開口した第2ゲート23
に連結され、ホットランナーノズル20は開口集合部1
1を形成するキャビティに開口する第1ゲート22に連
結されている。開口集合部11を形成する部分には、固
定型入れ子24と可動型入れ子30が着脱可能に固定さ
れている。この固定型入れ子24及び可動型入れ子30
の型面には、図2に拡大して示すように、それぞれキャ
ビティ内に向かって突出するピン25,31が形成さ
れ、対向するピン25とピン31が当接することで貫通
孔10を形成するように構成されている。そしてピン2
5どうしの間で、開口集合部11の中心に対して第2ゲ
ート23から遠ざかった位置に第1ゲート22が設けら
れている。
を形成するキャビティの端部に開口した第2ゲート23
に連結され、ホットランナーノズル20は開口集合部1
1を形成するキャビティに開口する第1ゲート22に連
結されている。開口集合部11を形成する部分には、固
定型入れ子24と可動型入れ子30が着脱可能に固定さ
れている。この固定型入れ子24及び可動型入れ子30
の型面には、図2に拡大して示すように、それぞれキャ
ビティ内に向かって突出するピン25,31が形成さ
れ、対向するピン25とピン31が当接することで貫通
孔10を形成するように構成されている。そしてピン2
5どうしの間で、開口集合部11の中心に対して第2ゲ
ート23から遠ざかった位置に第1ゲート22が設けら
れている。
【0013】また固定型入れ子24と固定型本体2との
境界部には、キャビティに向かって突出する堰部26が
形成され、堰部26と可動型入れ子30との間には間隔
が狭められた狭小キャビティ32が形成されている。こ
の堰部26は固定型入れ子24の全周にリング状に設け
られ、狭小キャビティ32も堰部26に沿ってリング状
に形成されている。そして可動型入れ子30と可動型本
体3の間には、リブ14を形成するための筒状キャビテ
ィ33が形成されている。
境界部には、キャビティに向かって突出する堰部26が
形成され、堰部26と可動型入れ子30との間には間隔
が狭められた狭小キャビティ32が形成されている。こ
の堰部26は固定型入れ子24の全周にリング状に設け
られ、狭小キャビティ32も堰部26に沿ってリング状
に形成されている。そして可動型入れ子30と可動型本
体3の間には、リブ14を形成するための筒状キャビテ
ィ33が形成されている。
【0014】上記のように構成された成形用金型を用
い、以下のようにしてドアトリムロアを形成した。先
ず、ホットランナーノズル21のバルブゲートを閉とし
た状態でホットランナーノズル20のバルブゲートを開
とし、第1ゲート22から溶融樹脂を射出する。そして
僅かに遅れてホットランナーノズル21のバルブゲート
を開とし、第2ゲート23から同一の溶融樹脂を射出す
る。
い、以下のようにしてドアトリムロアを形成した。先
ず、ホットランナーノズル21のバルブゲートを閉とし
た状態でホットランナーノズル20のバルブゲートを開
とし、第1ゲート22から溶融樹脂を射出する。そして
僅かに遅れてホットランナーノズル21のバルブゲート
を開とし、第2ゲート23から同一の溶融樹脂を射出す
る。
【0015】第2ゲート23から射出された溶融樹脂
は、一般部12を形成するキャビティを流動して開口集
合部11を形成するキャビティに接近する。ところが両
者の境界には堰部26により狭小キャビティ32が存在
しているため、その部分で流動抵抗が急激に増大する。
そのため溶融樹脂は流動抵抗の小さいキャビティに流入
する。すなわち、筒状キャビティ33の存在にも助けら
れながら、堰部26に沿って流動して一般部12を形成
するキャビティが先ず充填される。
は、一般部12を形成するキャビティを流動して開口集
合部11を形成するキャビティに接近する。ところが両
者の境界には堰部26により狭小キャビティ32が存在
しているため、その部分で流動抵抗が急激に増大する。
そのため溶融樹脂は流動抵抗の小さいキャビティに流入
する。すなわち、筒状キャビティ33の存在にも助けら
れながら、堰部26に沿って流動して一般部12を形成
するキャビティが先ず充填される。
【0016】一方、第1ゲート22から射出された溶融
樹脂は、同様に堰部26により堰き止められて一般部1
2を形成するキャビティに流入するのが防止され、先ず
開口集合部11を形成するキャビティが充填される。そ
して開口集合部11を形成するキャビティが充填された
後に、狭小キャビティ32を通過して一般部12を形成
するキャビティに流入しようとするが、射出タイミング
が遅延された効果により、その時点で丁度第2ゲート2
3から射出された樹脂が一般部12を形成するキャビテ
ィを充填した状態となっている。
樹脂は、同様に堰部26により堰き止められて一般部1
2を形成するキャビティに流入するのが防止され、先ず
開口集合部11を形成するキャビティが充填される。そ
して開口集合部11を形成するキャビティが充填された
後に、狭小キャビティ32を通過して一般部12を形成
するキャビティに流入しようとするが、射出タイミング
が遅延された効果により、その時点で丁度第2ゲート2
3から射出された樹脂が一般部12を形成するキャビテ
ィを充填した状態となっている。
【0017】したがって、第1ゲート22から射出され
た樹脂と第2ゲート23から射出された樹脂とは、狭小
キャビティ32の部分で融合する。そして溶融樹脂が固
化後、可動型3が型開きされ、突き出しピン34が駆動
されて成形体が離型される。すなわち得られる成形体で
は、ウェルドラインは溝13の内部で溝13に沿ってリ
ング状に形成されている。したがってウェルドによる艶
むらなどが生じていたとしても、溝13の内部であるた
め外部からはほとんど観察されず、外観が損なわれな
い。
た樹脂と第2ゲート23から射出された樹脂とは、狭小
キャビティ32の部分で融合する。そして溶融樹脂が固
化後、可動型3が型開きされ、突き出しピン34が駆動
されて成形体が離型される。すなわち得られる成形体で
は、ウェルドラインは溝13の内部で溝13に沿ってリ
ング状に形成されている。したがってウェルドによる艶
むらなどが生じていたとしても、溝13の内部であるた
め外部からはほとんど観察されず、外観が損なわれな
い。
【0018】
【発明の効果】すなわち本発明のスピーカグリル一体成
形法によれば、ウェルドラインによる外観上の不具合を
回避して開口集合部と一般部を一体成形することが可能
となる。したがって従来用いられていたパンチングメタ
ルなどが不要となり、組付工数及び部品点数を削減する
ことができる。これによりコストの低減を図ることが可
能となる。
形法によれば、ウェルドラインによる外観上の不具合を
回避して開口集合部と一般部を一体成形することが可能
となる。したがって従来用いられていたパンチングメタ
ルなどが不要となり、組付工数及び部品点数を削減する
ことができる。これによりコストの低減を図ることが可
能となる。
【図1】本発明の一実施例で用いた成形用金型の構成を
説明する断面図である。
説明する断面図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】本発明の一実施例で形成された成形体としての
ドアトリムロアの平面図である。
ドアトリムロアの平面図である。
【図4】本発明の一実施例で形成された成形体を示し、
図3のA−A断面図である。
図3のA−A断面図である。
1:ドアトリムロア 2:固定型
3:可動型 10:貫通孔 11:開口集合部
12:一般部 13:溝 14:リブ
22:第1ゲート 23:第2ゲート 26:堰部
32:狭小キャビティ
3:可動型 10:貫通孔 11:開口集合部
12:一般部 13:溝 14:リブ
22:第1ゲート 23:第2ゲート 26:堰部
32:狭小キャビティ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永野 昭義 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 馬場 ▲宣▼芳 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 須山 博史 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 小径の貫通孔が複数個集合した開口集合
部をもつスピーカグリルを樹脂から一体成形する方法で
あって、 前記開口集合部を形成する型面に開口する第1ゲート
と、該開口集合部以外の一般部を形成する型面に開口す
る第2ゲートとをもつとともに、該開口集合部と該一般
部を形成するそれぞれの型面の境界部にはキャビティの
間隔を狭める堰部をもつ成形用金型を用い、 該第1ゲートと該第2ゲートからの溶融樹脂の注入タイ
ミングを制御して、該堰部にウェルド部が位置するよう
に成形することを特徴とするスピーカグリル一体成形
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4359293A JPH06254915A (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | スピーカグリル一体成形法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4359293A JPH06254915A (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | スピーカグリル一体成形法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06254915A true JPH06254915A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=12668073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4359293A Pending JPH06254915A (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | スピーカグリル一体成形法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06254915A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005096393A (ja) * | 2003-08-27 | 2005-04-14 | Mirai Kk | 合成樹脂成形品の製造方法、一次成形品及び合成樹脂成形品 |
JP2009173025A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-08-06 | Kakuichi Kasei Kk | 射出成形装置、射出成形体およびその製造方法 |
JP2012162038A (ja) * | 2011-02-08 | 2012-08-30 | Prime Polymer Co Ltd | 金型および射出成形方法 |
EP1778450B1 (de) * | 2004-07-30 | 2013-05-29 | HTI High Tech Industries AG | Verfahren zur herstellung eines abdeckelements mit gitterartigen strukturen |
KR102203655B1 (ko) * | 2019-11-12 | 2021-01-19 | 덕양산업 주식회사 | 스피커그릴이 일체로 형성되는 천연섬유 노출형 도어트림 및 그 제조방법 |
DE102022214440A1 (de) | 2022-12-29 | 2024-07-04 | Eschmann Textures International Gmbh | Formwerkzeug für abdeckgitter sowie formwerkzeugteil für ein solches formwerkzeug und verfahren zur herstellung |
-
1993
- 1993-03-04 JP JP4359293A patent/JPH06254915A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005096393A (ja) * | 2003-08-27 | 2005-04-14 | Mirai Kk | 合成樹脂成形品の製造方法、一次成形品及び合成樹脂成形品 |
EP1778450B1 (de) * | 2004-07-30 | 2013-05-29 | HTI High Tech Industries AG | Verfahren zur herstellung eines abdeckelements mit gitterartigen strukturen |
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DE102022214440A1 (de) | 2022-12-29 | 2024-07-04 | Eschmann Textures International Gmbh | Formwerkzeug für abdeckgitter sowie formwerkzeugteil für ein solches formwerkzeug und verfahren zur herstellung |
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