JPH06253281A - 画像信号直交変換方法 - Google Patents

画像信号直交変換方法

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Publication number
JPH06253281A
JPH06253281A JP3582393A JP3582393A JPH06253281A JP H06253281 A JPH06253281 A JP H06253281A JP 3582393 A JP3582393 A JP 3582393A JP 3582393 A JP3582393 A JP 3582393A JP H06253281 A JPH06253281 A JP H06253281A
Authority
JP
Japan
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bases
base
picture
orthogonal
segment
Prior art date
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Pending
Application number
JP3582393A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Tsuji
裕之 辻
Kazuto Kamikura
一人 上倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP3582393A priority Critical patent/JPH06253281A/ja
Publication of JPH06253281A publication Critical patent/JPH06253281A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像内の任意形状領域の信号を直交変換する
際に、少ない計算処理で変換係数を低域の基底へ集中さ
せる。 【構成】 画像解析部2は、端子1からの入力画像デー
タを解析し、処理対象の画像セグメントWを囲む方形領
域Vの横画素aと縦画素bのデータ21、Wを構成する
画素数nのデータ22、Wの形状データ23、Wの画像
データ24を出力する。基底演算部3はVに対するa×
b個の基底を計算し、該基底を縦横方向それぞれ低周波
域から順番に並べた基底画像を出力する。基底選定部4
は、該基底画像を低周波域からジグザグスキャンし、n
個の基底候補を選定する。射影変換部5は該基底候補を
Wに射影し、基底直交化部6は直交化する。該直交基底
をWの基底に用いて画像データ24にDCTを施し、変
換係数を端子7に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像信号を効率よく伝
送または蓄積するための画像符号化方法において、画像
内の任意形状領域の信号を直交変換する画像信号直交変
換方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像内の任意形状領域の信号を直交変換
して符号化する方式は、例えば"Coding of Arbitrary
Shaped Image Segments Based on a Generalized
Orthogonal Transform”(M.Gilge,et al,Sign
al Processing:ImageCommunication Vol.1,19
90)に記載されている。ここでは、動画像信号に対し
てフレーム間予測を行い、その予測誤差値がある定めら
れたしきい値以上である任意形状領域Wに対して直交変
換を行い、その変換係数を量子化・符号化する方式が示
されている。更に、この文献には、n画素からなる任意
形状領域Wに対する直交変換基底を求める方法として、
その任意形状領域Wを取り囲む横a画素、縦b画素から
なる方形領域Vでのa×b個の直交変換基底を求め、そ
の直交変換基底を任意形状領域Wに射影して新たにa×
b個の基底を求め直し、それらの基底からn個を選定し
再直交化して直交変換基底を求めることが記述されてい
るが、a×b個の基底を選定する具体的な方法について
は何ら述べられていない。
【0003】一方、a×b個の基底からn個の基底を選
定する従来技術としては、例えば”Segment-based Im
age coding by Shape Orthogonal Transform”
(Y.Kato,Picture Coding Symposium’91,1
2.4−1,1991)に記載の方法がある。この方法
は、任意形状領域Wに射影したa×b個の基底を正規化
し、モデル化された画像信号をそれらの基底にもとづい
て変換した際にエネルギー集中度の高くなる基底から順
にn個を選定するというものである。この方法により選
定されたn個の基底を再直交化すると、それらの直交基
底へのエネルギー集中度は大きく偏るため、それによる
直交変換係数を量子化・符号化することにより、画像信
号を効率的に符号化できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によりa
×b個の基底からn個の基底を選定するためには、まず
画像信号をモデル化し、その信号を用いて各基底に対す
るエネルギー集中度を計算しなければならず、さらに、
その計算を領域の形状が異なるたびに行わなければなら
ず、計算量が非常に膨大となる問題がある。
【0005】本発明の目的は、少ない計算量でa×b個
の基底からn個の基底を選定し、しかも上記従来手法と
同程度に変換係数を低域の基底へ集中させることができ
る、画像内のn画素からなる任意形状領域の信号の直交
変換方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、画像内のn画素からなる任意形状領域W
を取り囲む横a画素、縦b画素の方形領域Vでのa×b
個の基底を求め、その直交変換基底を任意形状領域Wに
射影して新たにa×b個の基底を求め直し、それらの基
底からn個を選定し、再直交化して直交変換基底を求め
るにあたり、任意形状領域Wを取り囲む横a画素、縦b
画素からなる方形領域Vでのa×b個の直交変換基底を
求める際に、横方向、縦方向の各々に関して低い周波数
成分を表す基底から高い周波数成分を表す基底の順序に
横a×縦b個の基底を並べ、それらの基底を任意形状領
域Wに射影し直した基底からn個を選定する際に、横a
×縦b個の基底の中で横縦共に最も低い周波数成分を表
している基底から最も高い周波数成分を表している基底
へ向かって単純にジグザグの順序でスキャンをして、上
位n個の基底を選定するようにしたことである。
【0007】
【作用】基底を低い周波数成分から高い周波数成分の順
序に並べることは、直交変換基底を求めると同時に容易
に行うことが可能である。また、画像信号は一般に低周
波数成分にエネルギーが集中しているため、最も低い周
波数成分を表している基底から単純にジグザグの順序で
スキャンをして、その上位n個の基底を選定することに
より、画像信号のモデルを用いるまでもなく、上記従来
手法と同程度に各基底へのエネルギー集中度を偏らせる
ことが可能であり、やはり効率的な符号化ができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面により
詳述する。
【0009】図1は画像内の任意形状領域の信号を直交
変換し、その直交変換係数を量子化・符号化する際の、
本発明にかかわる変換基底導出の部分の一実施例を示す
ブロック図である。なお、本実施例では直交変換として
DCTを用いている。図において、1は入力端子、2は
画像解析部、3はDCT基底演算部、4は基底選択部、
5は射影変換部、6は基底直交化部、7は出力端子であ
る。また、21は任意形状領域である対象セグメントW
を取り囲む方形領域Vの縦横の長さを示すデータ、22
は対象セグメントWを構成する画素数を示すデータ、2
3は対象セグメントWの形状を表すデータ、24は対象
セグメントW内に於ける輝度成分等の画像データを示し
ている。以下、順を追って図1の動作を説明をする。
【0010】入力端子1に画像データが送り込まれる。
本例では、フレーム間差分をとった予測誤差画像データ
が送り込まれると想定する。この画像データは画像解析
部2に入り、いくつかのセグメントに分けられるととも
に、各セグメントに対して領域の解析が行われる。この
画像解析部2から、セグメントWを取り囲む方形領域V
の縦横の長さを示すデータ21、セグメントWを構成す
る画素数を示すデータ22、および、セグメントWの形
状を表すデータ23が、領域に関する情報として送り出
される。本例では、画像内に図2のようなセグメントW
が含まれていたと想定する。図2は、対象セグメントW
を取り囲む方形領域Vは横11×縦12の計132画素
からなる領域で、対象セグメントWは67画素からなる
部分領域であることを示している。
【0011】データ21はDCT基底演算部3に送り込
まれ、方形領域Vに対するDCT基底が計算される。こ
のDCT基底を求める際に、横方向、縦方向の各々に関
して、低い周波数成分を表す基底から高い周波数成分を
表す基底の順序に、横a×縦b個の基底をならべる。図
3は、図2の例について、方形領域Vの横11×縦12
の計132画素のDCT基底を縦横方向がそれぞれ低域
からの順番になるように並べた様子を表し、ひとつの方
形がそれぞれ基底画像に対応している。
【0012】こうして得られた基底画像は、対象セグメ
ントWを構成する画素数(図2では67画素)を示した
データ22とともに基底選定部4に渡される。基底選定
部4では、方形領域Vの基底画像について、横縦共に最
も低い周波数成分を表している基底から最も高い周波数
成分を表している基底へ向かってジグザグにスキャン
し、その上位のセグメントWを構成する画素数分の基底
を選定する。本例では、図3の矢線に示したようなジグ
ザクスキャンの順番で、67個の基底候補が選び出され
る。
【0013】こうして選定された67個の基底候補は射
影変換部5に送られる。射影変換部5では、対象セグメ
ントWの形状を示したデータ23を参照しながら、67
個の基底を該セグメントWに射影する。この射影された
基底は、一般に直交性がくずれているため、さらに基底
直交化部6に送られ、ここで直交化の手続きがなされ
る。直交化は、例えば、Schmidtの方法やHouseholder
の方法によれば良い。
【0014】以上のようにして、最終的に得られた67
個の要素からなる直交基底を対象セグメントWの基底と
して用い、画像解析部2から送られてくる該セグメント
W内の輝度成分等の画像データ24に対してDCTを施
す。こうして得られた変換係数が端子7から出力され
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像内の任意形状領域の信号を直交変換する際、より少
ない計算処理で従来手法と同程度に変換係数を低域の基
底へ集中させることができ、効率的な符号化が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】任意形状領域Wとそれを取り囲む方形領域Vの
一例を示す図である。
【図3】DCT基底を縦横方向にそれぞれ低域から高域
へ並べ、ジグザグスキャンで基底を選定することを説明
する図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 画像解析部 3 DCT基底演算部 4 基底選定部 5 射影変換部 6 基底直交化部 7 出力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像内の任意形状領域の信号を直交変換
    する方法において、画像内のn画素からなる任意形状領
    域Wを取り囲む横a画素、縦b画素の方形領域Vに対し
    てa×b個の直交変換基底を求め、該a×b個の直交変
    換基底を前記任意形状領域Wに射影して新たにa×b個
    の基底を求め直し、該新たに求め直されたa×b個の基
    底からn個の基底を選定し、該選定されたn個の基底を
    再直交化してn個の直交基底を求め、該再直交化された
    n個の直交基底を用いて前記n画素からなる任意形状領
    域Wの信号を直交変換する方法であって、 前記方形領域Vに対するa×b個の直交変換基底を求め
    る際に、横方向、縦方向の各々に関して低い周波数成分
    を表す基底から高い周波数成分を表す基底の順序にa×
    b個の基底を並べ、 前記a×b個の直交変換基底を任意形状領域Wに射影し
    て求め直された新たなa×b個の基底からn個の基底を
    選定する際に、該a×b個の基底の中で横縦共に最も低
    い周波数成分を表している基底から最も高い周波数成分
    を表している基底へ向かってジグザグの順序にスキャン
    して上位n個の基底を選定する、 ことを特徴とする画像信号直交変換方法。
JP3582393A 1993-02-24 1993-02-24 画像信号直交変換方法 Pending JPH06253281A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100741553B1 (ko) * 2000-05-15 2007-07-20 허드슨 소프트 가부시끼가이샤 화상부호/복호방법 및 그 장치 및 그 프로그램을 기록한기록매체

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100741553B1 (ko) * 2000-05-15 2007-07-20 허드슨 소프트 가부시끼가이샤 화상부호/복호방법 및 그 장치 및 그 프로그램을 기록한기록매체

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