JPH06251289A - 交通情報処理装置 - Google Patents

交通情報処理装置

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JPH06251289A
JPH06251289A JP5931693A JP5931693A JPH06251289A JP H06251289 A JPH06251289 A JP H06251289A JP 5931693 A JP5931693 A JP 5931693A JP 5931693 A JP5931693 A JP 5931693A JP H06251289 A JPH06251289 A JP H06251289A
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Katsuji Doi
勝次 土井
Hisatsugu Ito
久嗣 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種交通情報システム間に機能上の共有化を
図り、安価な交通情報処理装置を得ることを目的とす
る。 【構成】 交通情報処理装置10は、ビーコン受信機
2、FM多重放送受信機3、光受信機16から交通情報
システムの種類に応じたフォーマットで交通情報を入力
し、信号処理部7により入力された交通情報を解読し
て、データ部分のみをデータメモリ8に格納し、ナビゲ
ーション等の処理を実施する場合に、データメモリ8か
らデータを読み出し、そのデータに対して交通情報シス
テムの種類に関係なく統一したデータフォーマットへの
変換を行い、インターフェース9を介して車載情報装置
4に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、ビーコンシ
ステムやFM多重システム等の交通情報システムにより
交通情報を処理する交通情報処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図13は例えば特開平3−120417
号公報に示された従来の交通情報処理装置を示すブロッ
ク図であり、図において、例えば、501は交通情報の
伝送媒体である電波を受信する受信アンテナ、502は
ビーコンシステムの交通情報受信機であるビーコン受信
機、504はビーコン受信機502により受信されたデ
ータに基づいて交通情報の内容を表示する車載情報装置
である。車載情報装置中、51は波形整形器、52は距
離センサ、53は演算部、54は駆動部、55は表示
部、56は予め地図データを格納した地図ROMであ
る。
【0003】図14は例えば特開平3−19000号公
報に示された従来の交通情報処理装置を示すブロック図
であり、図において、例えば、601は交通情報の伝送
媒体である電波を受信する受信アンテナ、603はFM
多重システムの交通情報受信機であるFM多重放送受信
機、61はチューナ、62はデータ分離部、63は受信
制御部である。
【0004】604はFM多重放送受信機603により
受信されたデータに基づいて交通情報の内容を表示する
車載情報装置、64はディスプレイ、65は表示制御
部、66は地図記憶部、605はスピーカである。
【0005】図15はビーコン受信機502とFM多重
放送受信機603間で共有される内部構成の一例を示す
ブロック図であり、図において、例えば、75は受信ア
ンテナ501または601で受信された電波を増幅する
高周波増幅部、76は高周波増幅部75の出力から高周
波成分を除去して信号成分を取り出す検波部、77は信
号処理部、78はデータメモリである。信号処理部77
は、検波部76からの検波信号から交通情報を示すデー
タ(以下「交通情報データ」という)を解読処理し、デ
ータメモリ78に格納する機能や車載情報装置504ま
たは604で扱うデータフォーマットに変換する機能な
らびに、変換されたデータフォーマットでデータを送出
するためのインターフェースを具備している。
【0006】次に動作について説明する。図13に示さ
れた交通情報処理装置では、受信アンテナ501で受信
された電波をビーコン受信機502の高周波増幅部75
で増幅した後、検波部76で検波する。そして信号処理
部77で検波信号から交通情報データを取り出し、車載
情報装置504に合致したデータフォーマットに変換し
て、その変換したデータフォーマットで交通情報データ
をデータメモリ78に格納すると共に、データメモリ7
8から交通情報データを読み出して車載情報装置504
に出力する。図14に示された交通情報処理装置でも、
上述したビーコン受信機502の処理と同様の処理をF
M多重放送受信機603により実施する。ビーコン受信
機502とFM多重放送受信機603の各出力は、伝送
速度やデータフォーマット等のインターフェース条件が
一様で無いため、各々の受信機には、各種交通情報シス
テムの仕様に合致したインターフェースを有する車載情
報装置が接続されていた。
【0007】このようにして、一方の車載情報装置50
4はビーコン受信機502から、他方の車載情報装置6
04はFM多重放送受信機603から、各受信機特有の
データフォーマットを持つ交通情報データを入力して、
文字、図形、音声および、地図表示などの方法で交通情
報を出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の交通情報処理装
置は以上のように構成されているので、ビーコン受信機
502とFM多重放送受信機603間で共有可能な構成
があるにもかかわらず、交通情報システムの種類に合致
したデータフォーマットで交通情報データを処理する交
通情報処理装置が必要であった。従って、ビーコン受信
にFM多重システム用の交通情報処理装置を使用するこ
とができず、また逆にFM多重放送受信にビーコンシス
テム用の交通情報処理装置を使用することができないと
いう問題点があった。
【0009】請求項1の発明は上記のような問題点を解
消するためになされたもので、各種交通情報システム対
応の交通情報受信機間で、処理の共有化を図ることがで
きる交通情報処理装置を得ることを目的とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明に対し
て信号処理の負荷を軽減することができる交通情報処理
装置を得ることを目的とする。
【0011】請求項3の発明は、請求項1の発明に対し
て各種交通情報システムからの交通情報において、交通
情報システムのサービスエリアの広狭に応じた優先順を
設定できる交通情報処理装置を得ることを目的とする。
【0012】請求項4の発明は、請求項1の発明に対し
て各種交通情報システムからの交通情報において、各種
交通情報システムに対して各々を設置する環境下に応じ
た優先順を設定できる交通情報処理装置を得ることを目
的とする。
【0013】請求項5の発明は、各種交通情報システム
特有の伝送媒体、伝送方式(データフォーマット)、通
信方式(インターフェース)に関係なく、どの種の交通
情報システムから交通情報を受信しても統一した処理系
により交通情報の表示までを可能にする交通情報処理装
置を得ることを目的とする。
【0014】請求項6の発明は、請求項5の発明に対し
て信号処理の負荷を軽減することができる交通情報処理
装置を得ることを目的とする。
【0015】請求項7の発明は、請求項5の発明に対し
て各種交通情報システムからの交通情報において、交通
情報システムのサービスエリアの広狭に応じた優先順を
設定できる交通情報処理装置を得ることを目的とする。
【0016】請求項8の発明は、請求項5の発明に対し
て各種交通情報システムからの交通情報において、各種
交通情報システムに対して各々を設置する環境下に応じ
た優先順を設定できる交通情報処理装置を得ることを目
的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る交
通情報処理装置は、交通情報システムの種類に応じてデ
ータフォーマットが相違する交通情報についてデータフ
ォーマットを統一させて処理する構成を備えたものであ
る。
【0018】請求項2の発明に係る交通情報処理装置
は、所定の期間中に各種交通情報システムから入力され
た交通情報を一旦格納してから逐次処理する構成を備え
たものである。
【0019】請求項3の発明に係る交通情報処理装置
は、狭域のサービスエリアを持つ交通情報システムから
の交通情報を優先して検知する構成を備えたものであ
る。
【0020】請求項4の発明に係る交通情報処理装置
は、狭域のサービスエリアを持つ交通情報システムから
の交通情報を優先して検知する構成を備えたものであ
る。
【0021】請求項5の発明に係る交通情報処理装置
は、交通情報システム別にデータフォーマットが相違す
る交通情報を受信した後は、交通情報のデータフォーマ
ットを統一して交通状況の表示まで行う構成を備えたも
のである。
【0022】請求項6の発明に係る交通情報処理装置
は、所定の期間中に各種交通情報システムから受信され
た交通情報を逐次表示まで処理する構成を備えたもので
ある。
【0023】請求項7の発明に係る交通情報処理装置
は、狭域のサービスエリアを持つ交通情報システムから
の交通情報を優先して表示する構成を備えたものであ
る。
【0024】請求項8の発明に係る交通情報処理装置
は、予め決められた環境下に設置された交通情報システ
ムからの交通情報を優先して表示する構成を備えたもの
である。
【0025】
【作用】請求項1の発明における交通情報処理装置は、
交通情報システムの種類に応じてデータフォーマットが
相違する交通情報についてデータフォーマットを統一さ
せて処理する構成を備えたことにより、各種交通情報シ
ステムに対して処理の共有化が図れて、各種交通情報シ
ステムごとに独立した交通情報の処理系を持たずに済
む。
【0026】請求項2の発明における交通情報処理装置
は、所定の期間中に各種交通情報システムから入力され
た交通情報を一旦格納してから逐次処理する構成を備え
たことにより、所定の期間中に入力された交通情報はす
べて逐次処理されるので、全交通情報システムからの交
通情報の受信をリアルタイムで判断する処理は不要であ
る。
【0027】請求項3の発明における交通情報処理装置
は、狭域のサービスエリアを持つ交通情報システムから
の交通情報を優先して検知する構成を備えたことによ
り、狭域のサービスエリアを持つ交通情報システムを交
通情報の発信元として特定することが優先するため、交
通情報を発信する交通情報システムの判定処理が簡略化
される。
【0028】請求項4の発明における交通情報処理装置
は、予め決められた環境下に設置された交通情報システ
ムからの交通情報を優先して検知する構成を備えたこと
により、予め決められた環境下に設置された交通情報シ
ステムを交通情報の発信元として特定することが優先す
るため、交通情報を発信する交通情報システムの判定処
理が簡略化される。
【0029】請求項5の発明における交通情報処理装置
は、交通情報システム別にデータフォーマットが相違す
る交通情報を受信した後は、交通情報のデータフォーマ
ットを統一して交通状況の表示まで行う構成を備えたこ
とにより、交通情報を受信する回路構成は簡略化され、
かつ、交通情報のデータフォーマットの統一から交通状
況の表示までの構成は単一の処理系で済む。
【0030】請求項6の発明における交通情報処理装置
は、所定の期間中に各種交通情報システムから受信され
た交通情報を逐次表示まで処理する構成を備えたことに
より、所定の期間中に受信された交通情報はすべて逐次
表示されるので、全交通情報システムからの交通情報の
受信をリアルタイムで判断して表示まで行うことは不要
である。
【0031】請求項7の発明における交通情報処理装置
は、狭域のサービスエリアを持つ交通情報システムから
の交通情報を優先して表示する構成を備えたことによ
り、狭域のサービスエリアを持つ交通情報システムを交
通情報の発信元として特定することが優先するため、交
通情報を発信する交通情報システムの判定機能が簡略化
される。
【0032】請求項8の発明における交通情報処理装置
は、予め決められた環境下に設置された交通情報システ
ムからの交通情報を優先して表示する構成を備えたこと
により、予め決められた環境下に設置された交通情報シ
ステムを交通情報の発信元として特定することが優先す
るため、交通情報を発信する交通情報システムの判定処
理が簡略化される。
【0033】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は請求項1および請求項5の発明の一実施例
による交通情報処理装置の構成を示すブロック図であ
り、図において、例えば、1−1は交通情報の伝送媒体
のひとつである電波を受信する受信アンテナ、2はビー
コンシステムに採用された交通情報受信機であるビーコ
ン受信機(受信手段)、5は受信アンテナ1−1で受信
した電波を増幅する高周波増幅部、6−1は高周波成分
を除去して信号成分を取り出す検波部、15−1は検波
部6−1からの検波信号の波形を整形する波形整形部で
ある。
【0034】1−2は交通情報の伝送媒体のひとつであ
る電波を受信する受信アンテナ、11は受信アンテナ1
−2で受信した電波を増幅したり、音声信号や映像信号
に変換するチューナ、6−2は信号成分を取り出す検波
部、15−2は検波部6−2からの検波信号の波形を整
形する波形整形部である。16は光通信システムに採用
された交通情報受信機である光受信機(受信手段)、1
2は光センサ17で受信した光を増幅する光増幅部、6
−3は信号成分を取り出す検波部、15−3は検波部6
−3からの検波信号の波形を整形する波形整形部、17
は電波以外の伝送媒体のひとつである赤外光を受信する
光センサである。
【0035】10は各種交通情報システム(ビーコン受
信機2、FM多重放送受信機3、光受信機16)の共有
部分を持つ交通情報処理装置、7はビーコン受信機2、
FM多重放送受信機3、光受信機16の内のどの伝送フ
ォーマットで信号が受信されても解読し、所定の伝送フ
ォーマットに変換する信号処理部(解読手段、変換手
段)、8は信号処理部7の処理結果を格納するデータメ
モリ、9は車載情報装置4に合致したデータフォーマッ
トに変換されたデータを送出するインターフェース、1
0aは交通情報処理装置10全体の制御を行うCPU、
10bはCPU10aが動作するための制御プログラム
を格納したROM、10cはCPU10aのワークエリ
アとして用いるRAMである。
【0036】4はナビゲーション等の機能を有した車載
情報装置(表示手段)、13は表示部14の表示を制御
する表示制御部、14は後述のCD−ROM地図23に
登録された地図データに基づく地図や交通情報等を同時
または別々に表示する表示部、20は車両の位置を演算
する位置演算部、21は車両の走行距離を検出する走行
距離検出部、22は車両の方位を検出する方位検出部、
23はCD−ROMに地図データを登録したCD−RO
M地図である。
【0037】図2は実施例1による交通情報処理装置1
0の入出力フォーマットを示す図であり、図2におい
て、交通情報処理装置10の入力1,2,3及び出力は
図1中の入力1,2,3および出力に対応する。ビーコ
ン受信機2、FM多重放送受信機3、光受信機16によ
り得られた検波信号(入力1,2,3)は、電波や赤外
光の様な伝送媒体の違いや、伝送品質の向上等のためデ
ータ以外に各種同期信号、誤り検出・訂正等の処理信号
が付加されることにより、各々異なった信号で構成され
る。また交通情報処理装置10の出力は、入力1,2,
3のどのタイプの伝送フォーマットで信号が入力されて
も、図2に示す出力の様に、車載情報装置4に適合した
統一フォーマットで構成される。
【0038】図3は実施例1によるビーコン受信機2、
FM多重放送受信機3、光受信機16からの検波出力の
具体的な波形例を交通情報データの信号非受信時、信号
受信時に分けて示す図である。図3(1)には、交通情
報データを持つ信号を受信しなかった時の各受信機の波
形が示されている。交通情報データを持つ信号が受信さ
れなかった場合、ビーコン受信機2の波形はL(0)の
パターン、FM多重放送受信機3の波形はH(1)のパ
ターン、そして、光受信機16の波形は特定のパターン
(0101…)である。また図3(2)には、交通情報
データを持つ信号を受信した時の各受信機の波形が示さ
れている。交通情報データを持つ信号が受信された場
合、ビーコン受信機2、FM多重放送受信機3、そし
て、光受信機16の各波形は図3(2)に示す形状であ
る。
【0039】次に動作について説明する。図4は実施例
1による交通情報処理装置10内部の信号処理を説明す
るフローチャートであり、図5は実施例1において交通
情報データに基づく表示例を示す図であり、図6は実施
例1において事故情報や渋滞情報を文字表示した例を示
す図である。図1に示された交通情報処理装置10を搭
載した車両が移動中に交通情報のサービスエリアに入る
と、交通情報をのせた伝送媒体が受信される。伝送媒体
が電波であれば、受信アンテナ1−1または1−2に受
信され、接続されたビーコン受信機2またはFM多重放
送受信機3により変調搬送波が検波され、波形整形され
る。また伝送媒体が赤外光であれば、光センサ17に受
信され、接続された光受信機16により変調搬送波が検
波され、波形整形される。このようにして波形整形され
た検波信号は、交通情報処理装置10に伝送される。ビ
ーコン受信機2の場合、入力1より交通情報処理装置1
0に伝送され、図2の入力1に対応した伝送フォーマッ
トで検波信号が伝送される。FM多重放送受信機3の場
合、入力2より交通情報処理装置10に伝送され、図2
の入力2に対応した伝送フォーマットで検波信号が伝送
される。また光受信機16の場合、入力3より交通情報
処理装置10に伝送され、図2の入力3に対応した伝送
フォーマットで検波信号が伝送される。
【0040】交通情報処理装置10では、常に入力1,
2,3の信号の状態を監視している。車両が情報伝達方
法を扱うサービスエリアを通過しなければ、交通情報デ
ータを持つ信号が非受信のため、入力1,2,3より伝
送される波形は、図3(1)に示す様に、ビーコン受信
機2のL(0)のパターン、FM多重放送受信機3のH
(0)のパターン、光受信機16の特定パターン(01
0101…)である。また車両がFM多重放送の変調搬
送波が届くサービスエリアを通過すると、変調搬送波は
受信アンテナ1−2で受信され、FM多重放送受信機3
のチューナ11で必要なレベルまで増幅され、検波部6
−2で信号成分のみ取り出される。この取り出された信
号成分は、なんら処理されることなく、データ以外の各
種同期信号、誤り検出・訂正等の処理信号を付加した状
態で波形整形部15−2に送られ、波形整形される。こ
のように波形整形された結果は検波信号として交通情報
処理装置10の入力2に出力される。
【0041】以降図4に示した信号処理が開始される。
交通情報処理装置10の入力2を介して信号処理部7に
検波信号が入力されると(ステップST21)、図3に
示した検波出力の条件に従って、交通情報データを持つ
信号の存在が確認される(ステップST22)。信号処
理部7には、交通情報データを持つ信号が、図2に示す
様に、FM多重放送受信対応の伝送フォーマットで入力
される。ここでは、同期処理、誤り検出・訂正処理等の
信号解読処理が施され(ステップST23)、図2に示
すデータ部分のみ取り出される(ステップST24)。
この取り出されたデータは、データメモリ8に格納され
る(ステップST4)。続いて信号処理部7によりデー
タメモリ8に格納されたデータが読み出され(ステップ
ST5)、図2に示した出力対応の伝送フォーマットに
変換され(ステップST6)、インターフェース9で波
形整形される(ステップST7)。この波形整形の結果
は、再生された交通情報として車載情報装置4に出力さ
れる(ステップST8)。このように交通情報は、車載
情報装置4に適合した伝送フォーマットに変換されて、
車載情報装置4に伝送される。
【0042】このようにして車載情報装置4では、表示
制御部13の制御で、CD−ROM地図23より地図デ
ータを読み込み、位置演算部20および交通情報処理装
置10からのデータに基づく表示処理が行われ、図5に
示す様に、表示部14に地図や車両位置を表示し、その
表示された地図上に渋滞や事故等の交通情報を記号やマ
ークで表示させる。もちろん、渋滞や事故等の交通情報
については、不図示の操作パネルの操作で、図6に示す
様に、文字等の表現に切り替えて表示させることも可能
である。
【0043】またビーコン受信機2や光受信機16につ
いても、上述したFM多重放送受信機3による処理と同
様に、図4に示す様に、入力1または入力3の信号受信
の有無の判定(ステップST11〜ST12またはST
31〜ST32)、信号解読処理およびデータのみの取
り出し(ステップST13〜ST14またはST33〜
ST34)が行われ、以降、ST4〜ST8までの処理
が行われる。
【0044】このように、実施例1によれば、各種交通
情報システム対応の交通情報受信機間で、処理の共有化
を図ることができる。さらに各種交通情報システム特有
の伝送媒体、伝送方式(データフォーマット)、通信方
式(インターフェース)に関係なく、どの種の交通情報
システムから交通情報を受信しても統一した処理系によ
り交通情報の表示までを可能にする。
【0045】実施例2.図7は請求項2および請求項6
の発明の一実施例による交通情報処理装置の構成を示す
ブロック図であり、図において、110は実施例2によ
る交通情報処理装置である。交通情報処理装置110
中、107は信号処理部(解読手段、変換手段)、10
8はデータメモリ、109はインターフェース、119
−1,119−2,119−3はそれぞれ入力1,2,
3に対応のバッファメモリ(格納手段)である。この実
施例2では、信号処理部107の前段にバッファメモリ
119−1,119−2,119−3を設けた構成を除
いて前述の実施例1と同様の構成および機能を備えてい
るため、図7に示されない部分の構成に同様の参照符号
を使用し、説明を省略する。
【0046】次に動作について説明する。この実施例2
においては、さらに信号処理部の負荷を軽減することが
できる交通情報処理装置を得ることを目的とする。図7
に示された交通情報処理装置では、実施例1の様に入力
1,2,3を高速かつリアルタイムで検出し、処理する
必要はなく、入力1,2,3を一旦バッファメモリに格
納することにより、逐次処理が実施可能である。すなわ
ち、各種交通情報システムにおいては、システムごとに
予め定められた量の情報が電波や赤外光の伝送媒体で繰
り返し送出される。各交通情報システム対応のビーコン
受信機2、FM多重放送受信機3、または、光受信機1
6に、電波や赤外光が繰り返し受信されると、電波また
は赤外光から得られた検波信号もまた入力1〜3を介し
て交通情報処理装置110に繰り返し伝送される。
【0047】従って、図7に示されたバッファメモリ1
9−1〜19−3に一サイクル分の検波信号が一時格納
されるので、信号処理部107においてはリアルタイム
で交通情報を持つ信号の受信を判定する必要がなく、逐
次処理で十分となり、信号処理部107で行われる処理
が簡易となる。
【0048】実施例3.図8は請求項3および請求項7
の発明の一実施例による交通情報処理装置の構成を示す
ブロック図であり、図において、201−1は交通情報
の伝送媒体のひとつである電波を受信する受信アンテ
ナ、202は交通情報受信機であるビーコン受信機(受
信手段)、205は受信アンテナ201−1で受信した
電波を増幅する高周波増幅部、206−1は高周波成分
を除去して信号成分を取り出す検波部、215−1は検
波部206−1からの検波信号の波形を整形する波形整
形部、218−1はビーコンシステムのサービスエリア
に車両が入り、電波を受信したことを検知する受信レベ
ル検知部(検知手段)である。
【0049】201−2は交通情報の伝送媒体のひとつ
である電波を受信する受信アンテナ、211は受信アン
テナ201−2で受信した電波を増幅したり、音声信号
や映像信号に変換するチューナ、206−2は信号成分
を取り出す検波部、215−2は検波部206−2から
の検波信号の波形を整形する波形整形部である。212
は光センサ217で受信した光を増幅する光増幅部、2
06−3は信号成分を取り出す検波部、215−3はそ
れぞれ検波部206−3からの検波信号の波形を整形す
る波形整形部、218−2は光通信システムのサービス
エリアに車両が入り、赤外光を受信したことを検知する
受信レベル検知部(検知手段)、217は電波以外の伝
送媒体のひとつである赤外光を受信する光センサであ
る。
【0050】210は各種交通情報システム(ビーコン
受信機202、FM多重放送受信機203、光受信機2
16)の共有部分を持つ交通情報処理装置、207はビ
ーコン受信機202、FM多重放送受信機203、光受
信機216の内のどの伝送フォーマットで信号が受信さ
れても解読し、所定の伝送フォーマットに変換する信号
処理部(優先解読手段、優先変換手段)、208は信号
処理部207の処理結果を格納するデータメモリ、20
9は車載情報装置204に合致したデータフォーマット
に変換されたデータを送出するインターフェース、21
0aは交通情報処理装置210全体の制御を行うCP
U、210bはCPU210aが動作するための制御プ
ログラムを格納したROM、210cはCPU210a
のワークエリアとして用いるRAMである。ここで信号
処理部207では、入力1〜3の入力端子の他にビーコ
ン受信機202、光受信機216からの受信レベル検知
の各入力端子(検知1,検知2)が設けられている。
【0051】204はナビゲーション等の機能を有した
車載情報装置(表示手段)、213は表示部214の表
示を制御する表示制御部、214は後述のCD−ROM
地図223に登録された地図データに基づく地図および
交通情報を同時または別々に表示する表示部、220は
車両の位置を演算する位置演算部、221は車両の走行
距離を検出する走行距離検出部、222は車両の方位を
検出する方位検出部、223は地図データを登録したC
D−ROM地図である。
【0052】次に動作について説明する。この実施例3
では、さらに各種交通情報システムからの交通情報にお
いて、交通情報システムのサービスエリアの広狭に応じ
た優先順を設定できる交通情報処理装置を得ることを目
的とする。図9は実施例3によるビーコン及び光通信の
サービスエリア及び設置条件を示す図であり、図におい
て、a1 ,a2 はビーコンサービスエリア、bは光通信
サービスエリアである。FM多重システムは一般の放送
と同様に広域エリアをサービスエリアとして確保でき
る。これに対してビーコンシステムや光通信システムで
確保されるサービスエリアは、図9に示されたビーコン
サービスエリアa1 ,a2 、光通信サービスエリアbの
様に、FM多重システムと比較して狭域エリアに限定さ
れる。前述の実施例1では、サービスエリアの大小に関
係なく、入力1,2,3を同じ条件で監視しているた
め、車両が移動しているときには、常にFM多重システ
ムによる交通情報のサービスを受けることになる。そこ
で実施例3では、予め狭域のサービスエリアを対象とし
た交通情報システムに信号処理の優先度を持たせて、比
較的狭いサービスエリアで交通情報をサービスするビー
コンシステムや光通信システムからの信号レベルの検知
機能を強化することで、狭域のサービスエリアを扱う交
通情報システムの特定を簡易化する。
【0053】図10は実施例3による交通情報処理装置
210内部の信号処理を説明するフローチャートであ
る。図8に示された交通情報処理装置210では、入力
1,2,3を同じ条件で取り込まず、まずビーコン受信
機202と光受信機216による受信レベル検知の有無
が検知1、検知2によって判定される(ステップST1
1)。このとき検知1、検知2に受信レベルの検知が無
ければ、入力2、すなわち、FM多重放送受信機203
からの交通情報の受信有無が判定される(ステップST
121)。ここで入力2に受信ありという判定がなされ
ると、以降は実施例1による図4の信号処理と同様に、
信号解読処理(ステップST122)、データ部分のみ
の取り出し(ステップST123)、データメモリ20
8にデータの記憶(ステップST15)、データメモリ
208からデータの読み出し(ステップST16)、フ
ォーマット変換(ステップST17)、波形整形(ステ
ップST18)、車載情報装置204への出力(ステッ
プST19)が行われる。
【0054】またステップST11において、検知1,
2のどちらか一方でも受信レベル検知が確認されると、
検知1の場合には、入力1、すなわち、ビーコン受信機
202からの交通情報の受信有無が判定され、また検知
2の場合には、入力3、すなわち、光受信機216から
の交通情報の受信有無が判定される。ステップST11
で検知1または2の受信レベル検知が確認されたとき
に、この検知された信号に従って、すでにFM多重シス
テムによるFM多重放送の受信中であっても、信号処理
部207のFM多重の処理が中断される。そして受信レ
ベル検知のあった入力1または3より検波信号が入力さ
れ(ステップST131,ST141)、以降は実施例
1による図4の信号処理と同様に、信号解読処理(ステ
ップST132またはST142)、データ部分のみの
取り出し(ステップST133またはST143)が行
われ、次のステップST15へと処理が移行する。この
ようにして交通情報処理装置210により交通情報は再
生され、車載情報装置204によりナビゲーション等の
ために表示部214に交通情報が表示される。
【0055】実施例4.図11は請求項4および請求項
8の発明の一実施例による交通情報処理装置の構成を示
すブロック図であり、図において、310は交通情報処
理装置、307は入力1,2,3と検知1,2の入力端
子および交通情報受信機を選択する選択信号の入力端子
を持つ信号処理部(優先解読手段、優先変換手段)、3
08はデータのみを格納するデータメモリ、309は車
載情報装置304とのインターフェース、306は上記
選択信号を伝送する信号線、310aは交通情報処理装
置310全体の制御を行うCPU、310bはCPU3
10aが動作するための制御プログラムを格納したRO
M、310cはCPU310aのワークエリアとして用
いるRAMである。
【0056】304は車載情報装置(表示手段)、31
3は後述の表示部314の表示制御を行う表示制御部、
314は後述のCD−ROM地図323に登録された地
図データに基づく地図および交通情報を同時または別々
に表示する表示部、320は車両の位置を算出する位置
演算部、321は車両の走行距離を検出する走行距離検
出部、322は車両の方位を検出する方位検出部、32
3は地図データを登録したCD−ROM地図である。こ
の実施例4では、車両が移動する道路の種類に応じて、
交通情報システムの種類を特定する方法が用いられる。
図9に示したビーコンサービスエリアと光通信サービス
エリアの設置関係から、ビーコンシステムは高速道路上
に設置され、光通信システムは一般道路上に設置されて
いるという各交通情報システムの配置情報がCD−RO
M地図323に登録されている。
【0057】次に動作について説明する。この実施例4
においては、さらに各種交通情報システムからの交通情
報において、各種交通情報システムに対して各々を設置
する環境下に応じた優先順を設定できる交通情報処理装
置を得ることを目的とする。図12は実施例4による交
通情報処理装置210内部の信号処理を説明するフロー
チャートである。図11に示された交通情報処理装置で
は、交通情報システムの特定を簡易化するため、CD−
ROM地図323に登録されたビーコンシステム、光通
信システムの各位置情報と位置演算部320により算出
された車両位置とを比較して、どちらの交通情報システ
ムであるかを特定する。このように車両の位置情報から
ビーコンシステムか、あるいは、光通信システムかを示
す選択信号を作成する。また車両の走行状態、すなわ
ち、走行速度からも、高速道路上の走行か、あるいは、
一般道路上の走行かを特定できるので、このように車両
の速度情報からビーコンシステムか、あるいは、光通信
システムかを示す選択信号を作成する。
【0058】以上の2種類の選択信号は、車載情報装置
304により作成され、交通情報処理装置310の信号
処理部307に送られる。この実施例4では、交通情報
システムからの受信だけを頼りにせず、予め狭域のサー
ビスエリアを対象とした交通情報システムに信号処理の
優先度を持たせて、車両の速度情報や位置情報も併用し
て交通情報システムを特定するため、検知1,2をひと
つの入力端子で済ませ、受信にかかる交通情報処理装置
310の構成を簡略化する。
【0059】そこで信号処理部307に検知1または2
の入力があると(ステップST31)、車載情報装置3
04より入力されるビーコンシステムか、あるいは、光
通信システムかを示す選択信号に従って、入力1か、あ
るいは、入力3かの判定がなされる(ステップST3
2)。入力1であり、かつ、交通情報を持つ信号が受信
された場合には、ステップST342、ST343、S
T36〜40に示される様に、すでに図4や図10で説
明した信号解読処理、データの取り出し、さらにデータ
の記憶、データの読み出し、フォーマット変換、波形整
形、出力という一連の処理が実行される。またステップ
ST32において、入力3であり、かつ、交通情報を持
つ信号が受信された場合には、入力1の場合と同様に、
信号解読処理(ステップST352)、データの取り出
し(ST353)、さらに上記ステップST36〜40
の順で処理が実行される。またステップST31で検知
1,2が得られなかった場合には、入力2による交通情
報の受信が確認され(ステップST331)、受信があ
れば、入力1,2と同様に、信号解読処理(ステップS
T332)、データの取り出し(ST333)、さらに
上記ステップST36〜40の順で処理が実行される。
【0060】さて、上述した実施例1〜4では、ビーコ
ン、FM多重、光通信という3種類の交通情報システム
を例に挙げて説明したが、さらに車両の位置情報をサー
ビスするサインポストや道路交通情報をサービスするテ
レターミナルのシステムも含めることが可能である。
【0061】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、交通情報システムの種類に応じてデータフォーマッ
トが相違する交通情報についてデータフォーマットを統
一させて処理する構成にしたので、各種交通情報システ
ムに対して処理の共有化が図れて、各種交通情報システ
ムごとに独立した交通情報の処理系を持たずに済む。従
って、各種交通情報システム対応の交通情報受信機間
で、処理の共有化を図ることができる交通情報処理装置
が得られる効果がある。
【0062】請求項2の発明によれば、所定の期間中に
各種交通情報システムから入力された交通情報を一旦格
納してから逐次処理する構成にしたので、所定の期間中
に入力された交通情報はすべて逐次処理されるので、全
交通情報システムからの交通情報の受信をリアルタイム
で判断する処理は不要である。従って、請求項1の発明
に対して信号処理の負荷を軽減することができる交通情
報処理装置が得られる効果がある。
【0063】請求項3の発明によれば、狭域のサービス
エリアを持つ交通情報システムからの交通情報を優先し
て検知する構成にしたので、狭域のサービスエリアを持
つ交通情報システムを交通情報の発信元として特定する
ことが優先するため、交通情報を発信する交通情報シス
テムの判定処理が簡略化される。従って、請求項1の発
明に対して各種交通情報システムからの交通情報におい
て、交通情報システムのサービスエリアの広狭に応じた
優先順を設定できる交通情報処理装置が得られる効果が
ある。
【0064】請求項4の発明によれば、予め決められた
環境下に設置された交通情報システムからの交通情報を
優先して検知する構成にしたので、予め決められた環境
下に設置された交通情報システムを交通情報の発信元と
して特定することが優先するため、交通情報を発信する
交通情報システムの判定処理が簡略化される。従って、
請求項1の発明に対して各種交通情報システムからの交
通情報において、各種交通情報システムに対して各々を
設置する環境下に応じた優先順を設定できる交通情報処
理装置が得られる効果がある。
【0065】請求項5の発明によれば、交通情報システ
ム別にデータフォーマットが相違する交通情報を受信し
た後は、交通情報のデータフォーマットを統一して交通
状況の表示まで行う構成にしたので、交通情報を受信す
る回路構成は簡略化され、かつ、交通情報のデータフォ
ーマットの統一から交通状況の表示までの構成は単一の
処理系で済む。従って、各種交通情報システム特有の伝
送媒体、伝送方式(データフォーマット)、通信方式
(インターフェース)に関係なく、どの種の交通情報シ
ステムから交通情報を受信しても統一した処理系により
交通情報の表示までを可能にする交通情報処理装置が得
られる効果がある。
【0066】請求項6の発明によれば、所定の期間中に
各種交通情報システムから受信された交通情報を逐次表
示まで処理する構成にしたので、所定の期間中に受信さ
れた交通情報はすべて逐次表示されるので、全交通情報
システムからの交通情報の受信をリアルタイムで判断し
て表示まで行うことは不要である。従って、請求項5の
発明に対して信号処理の負荷を軽減することができる交
通情報処理装置が得られる効果がある。
【0067】請求項7の発明によれば、狭域のサービス
エリアを持つ交通情報システムからの交通情報を優先し
て表示する構成にしたので、狭域のサービスエリアを持
つ交通情報システムを交通情報の発信元として特定する
ことが優先するため、交通情報を発信する交通情報シス
テムの判定機能が簡略化される。従って、請求項5の発
明に対して各種交通情報システムからの交通情報におい
て、交通情報システムのサービスエリアの広狭に応じた
優先順を設定できる交通情報処理装置が得られる効果が
ある。
【0068】請求項8の発明によれば、予め決められた
環境下に設置された交通情報システムからの交通情報を
優先して表示する構成を備えたことにより、予め決めら
れた環境下に設置された交通情報システムを交通情報の
発信元として特定することが優先するため、交通情報を
発信する交通情報システムの判定処理が簡略化される。
従って、請求項5の発明に対して各種交通情報システム
からの交通情報において、各種交通情報システムに対し
て各々を設置する環境下に応じた優先順を設定できる交
通情報処理装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1および請求項5の発明の一実施例によ
る交通情報処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】実施例1による交通情報処理装置10の入出力
フォーマットを示す図である。
【図3】実施例1によるビーコン受信機2、FM多重放
送受信機3、光受信機16からの検波出力の具体的な波
形例を信号非受信時、信号受信時に分けて示す図であ
る。
【図4】実施例1による交通情報処理装置10内部の信
号処理を説明するフローチャートである。
【図5】実施例1において交通情報データに基づく表示
例を示す図である。
【図6】実施例1において事故情報や渋滞情報を文字表
示した例を示す図である。
【図7】請求項2および請求項6の発明の一実施例によ
る交通情報処理装置の構成を示すブロック図である。
【図8】請求項3および請求項7の発明の一実施例によ
る交通情報処理装置の構成を示すブロック図である。
【図9】実施例3によるビーコン及び光通信のサービス
エリアおよび設置条件を示す図である。
【図10】実施例3による交通情報処理装置210内部
の信号処理を説明するフローチャートである。
【図11】請求項4および請求項8の発明の一実施例に
よる交通情報処理装置の構成を示すブロック図である。
【図12】実施例4による交通情報処理装置210内部
の信号処理を説明するフローチャートである。
【図13】例えば特開平3−120417号公報に示さ
れた従来の交通情報処理装置を示すブロック図である。
【図14】例えば特開平3−19000号公報に示され
た従来の交通情報処理装置を示すブロック図である。
【図15】ビーコン受信機502とFM多重放送受信機
603間で共有される内部構成の一例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
2 ビーコン受信機(受信手段) 3 FM多重放送受信機(受信手段) 4 車載情報装置(表示手段) 7 信号処理部(解読手段、変換手段) 16 光受信機(受信手段) 107 信号処理部(解読手段、変換手段) 119−1,119−2,119−3 バッファメモリ
(格納手段) 202 ビーコン受信機(受信手段) 203 FM多重放送受信機(受信手段) 204 車載情報装置(表示手段) 207 信号処理部(優先解読手段、優先変換手段) 210 交通情報処理装置 216 光受信機(受信手段) 218−1,218−2 受信レベル検知部(検知手
段) 304 車載情報装置(表示手段) 307 信号処理部(優先解読手段、優先変換手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交通情報システムの種類に応じたフォー
    マットで交通情報を入力する入力手段と、前記入力され
    た交通情報のフォーマットを解読する解読手段と、前記
    解読手段により解読されたフォーマットを所定の統一フ
    ォーマットに変換する変換手段とを備えたことを特徴と
    する交通情報処理装置。
  2. 【請求項2】 交通情報システムの種類に応じたフォー
    マットで交通情報を入力する入力手段と、所定の期間中
    に前記入力手段により入力された交通情報を格納する格
    納手段と、前記格納された交通情報のフォーマットを前
    記交通情報システムの種類別に逐次解読する解読手段
    と、前記解読手段により解読されたフォーマットを所定
    の統一フォーマットに変換する変換手段とを備えたこと
    を特徴とする交通情報処理装置。
  3. 【請求項3】 広域のサービスエリアを持つ交通情報シ
    ステムおよび狭域のサービスエリアを持つ交通情報シス
    テムからの交通情報を処理する交通情報処理装置であっ
    て、前記交通情報システムの各々の種類に応じたフォー
    マットで交通情報を入力する入力手段と、前記狭域のサ
    ービスエリアを持つ交通情報システムからの受信を検知
    する検知手段と、前記検知手段により受信が検知される
    と、前記狭域のサービスエリアを持つ交通情報システム
    からの交通情報のフォーマットを前記広域のサービスエ
    リアを持つ交通情報システムからの交通情報のフォーマ
    ットよりも優先して解読する優先解読手段と、前記優先
    解読手段により解読されたフォーマットを優先して所定
    の統一フォーマットに変換する優先変換手段とを備えた
    ことを特徴とする交通情報処理装置。
  4. 【請求項4】 交通情報システムの各々の種類に応じた
    フォーマットで交通情報を入力する入力手段と、前記交
    通情報システムの内で予め決められた環境下に設置され
    た交通情報システムからの受信を検知する検知手段と、
    前記検知手段により受信が検知されると、前記予め決め
    られた環境下に設置された交通情報システムからの交通
    情報のフォーマットを前記予め決められた環境下以外の
    環境下に設置された交通情報システムからの交通情報の
    フォーマットよりも優先して解読する優先解読手段と、
    前記優先解読手段により解読されたフォーマットを優先
    して所定の統一フォーマットに変換する優先変換手段と
    を備えたことを特徴とする交通情報処理装置。
  5. 【請求項5】 交通情報システム別に交通情報を受信す
    る受信手段と、前記交通情報システムの種類に応じたフ
    ォーマットで前記受信手段から交通情報を入力する入力
    手段と、前記入力された交通情報のフォーマットを解読
    する解読手段と、前記解読手段により解読されたフォー
    マットを所定の統一フォーマットに変換する変換手段
    と、前記変換手段により得られた交通情報に基づいて交
    通状況を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする
    交通情報処理装置。
  6. 【請求項6】 交通情報システム別に交通情報を受信す
    る受信手段と、前記交通情報システムの種類に応じたフ
    ォーマットで前記受信手段から交通情報を入力する入力
    手段と、所定の期間中に前記入力手段により入力された
    交通情報を格納する格納手段と、前記格納された各交通
    情報のフォーマットを前記交通情報システムの種類別に
    逐次解読する解読手段と、前記解読手段により解読され
    たフォーマットを所定の統一フォーマットに変換する変
    換手段と、前記変換手段により得られた交通情報に基づ
    いて交通状況を表示する表示手段とを備えたことを特徴
    とする交通情報処理装置。
  7. 【請求項7】 広域のサービスエリアを持つ交通情報シ
    ステムおよび狭域のサービスエリアを持つ交通情報シス
    テムからの交通情報を処理する交通情報処理装置であっ
    て、前記交通情報システム別に交通情報を受信する受信
    手段と、前記交通情報システムの各々の種類に応じたフ
    ォーマットで前記受信手段から交通情報を入力する入力
    手段と、前記狭域のサービスエリアを持つ交通情報シス
    テムからの受信を検知する検知手段と、前記検知手段に
    より受信が検知されると、前記狭域のサービスエリアを
    持つ交通情報システムからの交通情報のフォーマットを
    前記広域のサービスエリアを持つ交通情報システムから
    の交通情報のフォーマットよりも優先して解読する優先
    解読手段と、前記優先解読手段により解読されたフォー
    マットを優先して所定の統一フォーマットに変換する優
    先変換手段と、前記優先変換手段により得られた交通情
    報に基づいて交通状況を表示する表示手段とを備えたこ
    とを特徴とする交通情報処理装置。
  8. 【請求項8】 交通情報システム別に交通情報を受信す
    る受信手段と、前記交通情報システムの各々の種類に応
    じたフォーマットで前記受信手段から交通情報を入力す
    る入力手段と、前記交通情報システムの内で予め決めら
    れた環境下に設置された交通情報システムからの受信を
    検知する検知手段と、前記検知手段により受信が検知さ
    れると、前記予め決められた環境下に設置された交通情
    報システムからの交通情報のフォーマットを前記予め決
    められた環境下以外の環境下に設置された交通情報シス
    テムからの交通情報のフォーマットよりも優先して解読
    する優先解読手段と、前記優先解読手段により解読され
    たフォーマットを優先して所定の統一フォーマットに変
    換する優先変換手段と、前記優先変換手段により得られ
    た交通情報に基づいて交通状況を表示する表示手段とを
    備えたことを特徴とする交通情報処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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