JPH062498B2 - 自動ラベル機等の容器回転装置 - Google Patents

自動ラベル機等の容器回転装置

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JPH062498B2
JPH062498B2 JP16791388A JP16791388A JPH062498B2 JP H062498 B2 JPH062498 B2 JP H062498B2 JP 16791388 A JP16791388 A JP 16791388A JP 16791388 A JP16791388 A JP 16791388A JP H062498 B2 JPH062498 B2 JP H062498B2
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JP
Japan
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cylindrical container
fixed
rotary
rotary table
roller
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JP16791388A
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Inventor
健志 宮嶋
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Osaka Kiko Co Ltd
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Osaka Kiko Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、原子力発電施設等で発生する放射性廃棄物を
充填したドラム缶などの大型大重量の円筒形容器にラベ
ルを自動的に貼付けるために使用される自動ラベル機等
の容器回転装置に関するものである。
〔従来の技術〕
円筒形容器に、その半周分以上の長さのラベルを貼り付
けるには、円筒形容器を回転させるか、または、ラベル
貼り付け手段の方を回転させる必要がある。後者の方法
は、前者の方法に比べて構成が複雑となり易く、通常
は、前者の方法が多用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
円筒形容器を回転させる場合では、偏心していると、ラ
ベルをうまく貼り付けられないため、芯出しする必要が
ある。重量が小さければ、回転テーブル上で円筒形の容
器を摺動させることも容易であるが、大型大重量物で
は、大きな力で移動させなければならず、装置が大型化
するのみならず、円筒形容器が転倒する恐れもある。ま
た、放射性廃棄物を充填したドラム缶では、人体への放
射能汚染を回避するため、この種の作業をロボットで実
施するようにしているが、このロボットで回転テーブル
上に搬入させた後、ドラム缶を芯出しのために移動させ
ると、ラベル貼付後、ドラム缶をロボットで取り出せる
際、搬入時の位置とは異なっているために、ロボットが
ドラム缶を把持できないという不具合が生じる。
本発明は、従来技術の上記問題点に鑑みて提案されたも
ので、その目的とするところは、回転テーブル上での円
筒形容器の芯出し動作を軽快円滑に転倒させる恐れなく
実施でき、かつ、ラベル貼付後、元の搬入位置に自動的
に復帰させ得る自動ラベル機等の容器回転装置を提供し
ようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明は、固定フレームに回
転駆動可能に装着された回転基台上に、2次元方向に自
由移動可能で、かつ、復帰スプリングにより、常時中立
位置に保持されるべく付勢支持された複式スライドを介
して載置された回転テーブルと、 回転テーブルの周囲で回転基台の回転中心から同心円上
の2個所に配置され、円筒形容器の外周面の周方向2個
所に当接して円筒形容器を回転基台と同心状に位置決め
保持するための固定フレームに固定された2組の固定ロ
ーラと、 固定ローラに対向して固定フレームに回転基台の中心方
向へ向けて接近離隔移動可能に設置され、回転テーブル
上に搬入された円筒形容器の外周面に当接して当該円筒
形容器を固定ローラに押圧する押込ローラとを具備させ
たものである。
〔作用〕
ロボット等により、円筒形容器を回転テーブル上に搬入
載置させると、ロボット等は後退待機し、回転テーブル
上に円筒形容器が搬入されたことを光電センサ等で確認
し、押込ローラ回転基台の中心方向へ接近して回転テー
ブル上の円筒形容器を2組の固定ローラに向けて押圧移
動させる。この円筒形容器が固定ローラに向けて移動す
るときは、回転テーブルが回転基台上で複式スライドを
介して2次元方向に軽快円滑に移動して芯出しが行わ
れ、円筒形容器と回転基台とが同心状に保持される。芯
出し終了後、円筒形容器は、2組の固定ローラ及び押込
ローラに周方向の少くとも3個所以上を把持されたまま
で、回転基台が回転駆動され、円筒形容器にラベルが貼
付される。ラベル貼付終了後、押込ローラが隔離移動せ
しめられ、円筒形容器から離れる。これに伴って、回転
テーブルの複式スライドは、復帰スプリングにより中立
位置に復帰移動し、円筒形容器を搬入位置に戻す。搬入
位置に戻された円筒形容器は、ロボット等で搬出され
る。そして、次の円筒形容器がロボット等で搬入され、
上記動作を反復する。
〔実施例〕
第1図は本発明装置の平面図、第2図はその側面図、第
3図は複式スライド部分の平面図であって、これらの図
において、(1)は回転テーブル、(2)は固定ロー
ラ、(3)は押込ローラである。
回転テーブル(1)は、固定フレーム(4)に回転駆動
可能に装着された回転基台(5)上に、2次元方向に自
由移動可能で、かつ、復帰スプリング(6)(6′)
(7)(7′)により、常時中立位置に保持されるべく
付勢支持された複式スライド(8)を介して載置されて
いる。
回転基台(5)は、外周にリングギヤ(9)を有し、こ
のリングギヤ(9)に噛合するピニオン(10)がモータ(1
1)に一体に連結してあり、該モータ(11)によって、ピニ
オン(10)及びリングギア(9)を介して回転基台(5)
を回転駆動させたものである。
複式スライド(8)は、オルダム式の構造をなし、X方
向スライド(8a)とY方向スライド(8b)とを有し、X方向
スライド(8a)は、回転基台(5)上にX方向に沿って形
成された案内溝(8i)とこの案内溝(8i)にボールスライド
を介して摺動自在に嵌合された案内突起(8j)とを有す
る。Y方向スライド(8b)は、X方向スライド(8a)上にY
方向に沿って形成された案内溝(8c)にボールスライド
(図示省略)を介して摺動自在に嵌合された案内突起(8
d)とを有する。そして、X方向スライド(8a)のスライド
方向両端には、回転基台(5)から立設したブラケット
(8e)(8f)を介して復帰スプリング(6)(6′)が対向
設置してあり、X方向スライド(8a)を回転基台(5)上
でX方向の中立位置に保持させるようにしている。ま
た、Y方向スライド(8b)のスライド方向両端には、回転
基台(5)上から立設したブラケット(8g)(8h)を介して
復帰スプリング(7)(7′)が対向設置してあり、Y
方向スライド(8b)を回転基台(5)に対してY方向の中
立位置に保持させるようにしている。
固定ローラ(2)は、回転テーブル(1)の周囲で回転
基台(5)の回転中心から同心円上の2個所に、固定フ
レーム(4)から立設した支柱(12)(12)及び該支柱(12)
(12)に取付けたブラケット(13)(13)を介して回転自在に
配置され、円筒形容器(A)の外周面の周方向2個所に
当接して円筒形容器(A)を回転基台(5)と同心状に
位置決め保持するためのもので、左右2個所の支柱(12)
(12)の上下2個所に設置されている。
押込ローラ(3)は、固定ローラ(2)に対して固定フ
レーム(4)に回転基台(5)の中心方向へ向けて接近
離隔移動可能に設置され、回転テーブル(1)上に搬入
された円筒形容器(A)の外周面の周方向2個所に当接
して当該円筒形容器(A)を固定ローラ(2)に押圧す
るものであり、図面はその具体例として、回転アーム(1
4)(14)の先端に押込ローラ(3)(3)を回転自在に支
持させたもので、回転アーム(14)(14)は、回転軸(15)(1
5)に固着され、この回転軸(15)(15)は、固定フレーム
(4)上に立設した支柱(16)(16)にブラケット(17)(17)
を介して回転可能に支持され、回転軸(15)(15)の下端に
固着した駆動レバー(18)(18)を固定フレーム(4)上に
設置した流体圧シリンダ(19)(19)で往復回動させるよう
にしている。
尚、第1図において、(20)は色帯ラベル貼付手段、(21)
は文字ラベル貼付手段を示すもので、円筒形容器(A)
が放射性廃棄物を充填したドラム缶の場合で示すと、色
帯ラベルは、内容物の放射能汚染の程度に応じて、例え
ば、赤、橙、白、ラベルなし等の区分で色帯ラベルを貼
付すると共に、文字ラベルは、工場番号、製造番号等の
識別表示や内容物表示等を行わせるものである。
本発明装置は、以上の構成からなり、次にその動作を説
明する。
円筒形容器(A)は、ロボット(図示省略)により、回
転テーブル(1)に搬入される。続いて、流体圧シリン
ダ(19)(19)が伸長作動し、駆動レバー(18)(18)を介して
回転軸(15)(15)を回転させる。これにより、回転軸(15)
(15)の上下2個所に固着された回転アーム(14)(14)を介
して押込ローラ(3)(3)が内側へ接近移動し、円筒
形容器(A)を固定ローラ(2)(2)に押圧させて芯
出しする。このとき、複式スライド(8)が円筒形容器
(A)の芯出し方向への動作を軽快円滑に行わせる。こ
れにより、円筒形容器(A)は転倒することなく、回転
基台(5)と同心状に芯出しされ、モータ(11)が回転し
てピニオン(10)及びリングギア(9)を介して回転基台
(5)が回転し、複式スライド(8)及び回転テーブル
(1)並びに円筒形容器(A)が一体的に回転する。円
筒形容器(A)は、押込ローラ(3)(3)および固定
ローラ(2)(2)によって、回転基台(5)と同心状
に芯出しされているため、回転ぶれがなく、この回転中
に、色帯ラベル貼付手段(20)及び文字ラベル貼付手段(2
1)により円筒形容器(A)の外周面の所定位置に色帯ラ
ベル及び文字ラベルが貼付される。
ラベル貼付後、流体圧シリンダ(19)(19)が収縮作動し、
駆動レバー(18)(18)を介して回転軸(15)(15)を逆回転さ
せる。これにより、回転軸(15)(15)の上下2個所に固着
された回転アーム(14)(14)を介して押込ローラ(3)
(3)が外側へ離隔移動する。これに伴って、複式スラ
イド(8)の復帰スプリング(6)(6′)(7)
(7′)は、複式スライド(8)を中立位置に復帰さ
せ、回転テーブル(1)上の円筒形容器(A)を搬入位
置に戻す。そして、ロボットがラベル貼付後の円筒形容
器(A)を搬出する。次の円筒形容器(A)がロボット
により回転テーブル(1)上に搬入され、上記動作を反
復する。
上記実施例は、原子力発電施設等で発生する放射性廃棄
物を充填したドラム缶にラベルを貼付する場合に好適な
例を示しているが、対象物が円筒形容器形状であれば、
種々の用途に適用できる。
尚、押込ローラ(3)(3)の駆動方式は、回転アーム
方式に制約されず、直線移動方式とさせてもよい。ま
た、押込ローラ(3)は1個でもよい。さらに、復帰ス
プリング(6)(6′)(7)(7′)は同一の強さと
する他、異なる強さとしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、円筒形容器を、軽快円滑に転倒させる
ことなく芯出し動作させることが可能であると共に、ラ
ベル貼付後等では、搬入位置に自動的に戻すことがで
き、搬入搬出手段の簡易化が可能である等の利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の平面図、第2図はその側面図で右
半分は一部断面し、かつ、押込ローラを省略して固定ロ
ーラを表示しており、第3図は回転テーブルを除去して
複式スライド部分を見た平面図を示している。 (1)…回転テーブル、(2)…固定ローラ、 (3)…押込ローラ、(4)…固定フレーム、 (5)…回転基台、 (6)(6′)(7)(7′)…復帰スプリング、 (8)…複式スライド、(A)…円筒形容器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定フレームに回転駆動可能に装着された
    回転基台上に、2次元方向に自由移動可能で、かつ、復
    帰スプリングにより、常時中立位置に保持されるべく付
    勢支持された複式スライドを介して載置された回転テー
    ブルと、 回転テーブルの周囲で回転基台の回転中心から同心円上
    の2個所に配置され、円筒形容器の外周面の周方向2個
    所に当接して円筒形容器を回転基台と同心状に位置決め
    保持するための固定フレームに固定された2組の固定ロ
    ーラと、 固定ローラに対向して固定フレームに回転基台の中心方
    向へ向けて接近離隔移動可能に設置され、回転テーブル
    上に搬入された円筒形容器の外周面に当接して当該円筒
    形容器を固定ローラに押圧する押込ローラとを具備した
    ことを特徴とする自動ラベル機等の容器回転装置。
JP16791388A 1988-07-05 1988-07-05 自動ラベル機等の容器回転装置 Expired - Lifetime JPH062498B2 (ja)

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JPH0219235A JPH0219235A (ja) 1990-01-23
JPH062498B2 true JPH062498B2 (ja) 1994-01-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07321953A (ja) * 1994-05-23 1995-12-08 Nec Corp Posシステム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2501545B2 (ja) * 1991-02-28 1996-05-29 鐘紡株式会社 セルロ―ス系繊維布帛の風合改良方法

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JPH07321953A (ja) * 1994-05-23 1995-12-08 Nec Corp Posシステム

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