JPH06249791A - 欠陥検査装置 - Google Patents

欠陥検査装置

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JPH06249791A
JPH06249791A JP5061040A JP6104093A JPH06249791A JP H06249791 A JPH06249791 A JP H06249791A JP 5061040 A JP5061040 A JP 5061040A JP 6104093 A JP6104093 A JP 6104093A JP H06249791 A JPH06249791 A JP H06249791A
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JP
Japan
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inspection
scattered light
wafer
signal waveform
light
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Application number
JP5061040A
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English (en)
Inventor
Yoshiharu Shigyo
義春 執行
Yoshiyuki Miyamoto
佳幸 宮本
Hiroshi Naohara
洋 猶原
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Hitachi Ltd
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウエハ表面の性状にかかわらず、欠陥を適正
に検出できる。 【構成】 ウエハ1の保持ステージ装置11と、ウエハ
に検査光21を照射する検査光照射装置20と、ウエハ
における検査光の散乱光31を検出する散乱光検出器3
4と、その検出結果に基づき欠陥を判定する欠陥判定装
置40とを備えた欠陥検査装置において、散乱光検出器
34の信号処理回路に、ウエハ1の反射率や吸収率等に
対応してオフセット値を下げるオフセット処理回路38
が介設されている。 【効果】 オフセット処理回路38により直流成分のオ
フセット値を低減させて、散乱光検出器34の出力信号
波形のオフセット値が高く、また、その散乱光信号波形
が増幅器34のダイナミックレンジで飽和されてその成
分中に埋もれていた欠陥信号に相当する散乱光信号波形
71を顕在化できるため、ウエハ1の表面の性状にかか
わらず、欠陥を検出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、欠陥検査装置、特に、
半導体LSIウエハ、ガラスマスク等のウエハ面上の微
小異物を高感度で検出する技術に関し、例えば、半導体
集積回路装置の製造方法に利用して有効な技術に関す
る。
【0002】なお、本書において、単に「ウエハ」とい
うときは、原則として、半導体ウエハ、マスク、レチク
ルその他の集積回路製造用板状物を広く含むものとす
る。
【0003】また、単に「欠陥」というときは、原則と
して、外来異物、異物その他に起因するパターン自体の
欠陥の両方を含むものとする。
【0004】さらに、単に「集積回路装置」というとき
は、原則として、半導体集積回路(モノリシックI
C)、半導体ウエハ上に形成する単体トランジスタ、サ
ファイアまたはガーネット等の絶縁板上に形成する集積
回路等を広く含むものとする。
【0005】
【従来の技術】一般に、半導体集積回路装置の製造工程
においては、多数枚のホトマスクが使用されてホトリソ
グラフィーの手法によってウエハの上にパターンが順次
形成されて行く。しかし、パターン形成中の異物による
欠陥、ホトプロセス中に混入する異物による欠陥により
電極、保護膜等にピンホールや断線等が発生する。そし
て、電極間の短絡等のパターン不良の発生の問題は半導
体集積回路が高集積化され、配線パターンが微細化され
るのに伴って、より小さな異物が問題になる。
【0006】今日、半導体デバイスの高集積化、パター
ンの微細化が益々進み、回路パターンの線幅は1μm程
度またはそれ以下になっている。このような半導体デバ
イスを高歩留りで製造するためには、ウエハとしてのウ
エハ表面の付着異物を検査し、各種プロセス装置の清浄
度を定量的に把握し、プロセスを的確に管理する必要が
ある。このようにプロセスを的確に管理するために、集
積回路装置の製造工程においては、従来から、ウエハに
ついて欠陥検査装置による自動欠陥検査が実施されてい
る。
【0007】従来の欠陥検査装置は、大別して2つのカ
テゴリーに分けられる。第1は、予め記憶された標準パ
ターンとの比較を行う画像比較方式の欠陥検査装置であ
る。この方式の欠陥検査装置は、精度は高いがスループ
ットが低く、高価である。第2は、検査光を利用する方
式の欠陥検査装置である。この方式の欠陥検査装置は、
精度は中程度であるが、スループットが高く価格も中程
度である。
【0008】そして、検査光が使用される方式の欠陥検
査装置として、検査光をウエハに照射する検査光照射装
置と、ウエハにおける検査光の散乱光を検出する散乱光
検出器とを備えており、散乱光検出器による検出結果に
基づいて異物の有無や大きさ等を検出するように構成さ
れているものがある。
【0009】この散乱光検出器が使用されている欠陥検
査装置においては、散乱光検出器における信号処理系と
して、増幅器、A/D変換器およびマイクロ・プロセッ
サ・ユニット等によって構成されている信号処理回路が
使用されており、散乱光検出器による検出信号を信号処
理回路にて閾値を設定することによって異物だけが検出
されるようになっている。
【0010】なお、従来のパターン付ウエハの欠陥検査
装置を述べている例としては、日本国出願公開公報特開
昭54−101390号、同59−186324号、同
59−65428号、同55−124008号、およ
び、日本国特許出願特願昭62−311904号、があ
る。
【0011】また、類似の技術を述べてある例として
は、日本国出願公開公報特開昭62−223649号、
特開昭62−223650号、特開昭62−22365
1号、特開昭63−82348号、特開昭64−354
5号、及び、日本国出願特願昭63−41999号等、
がある。
【0012】さらに、類似の偏光を用いた技術を述べて
ある例としては、日本出願特願昭62−272958
号、同特願昭62−279238号、同特願昭63−3
23276号等がある。
【0013】また、光量を調整する方法を述べてある例
としては、日本国出願公開公報特開昭60−18895
0号公報および同62−106324号公報、がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、半導体集積
回路装置の開発に際して、当該開発製品が現有の薄膜形
成装置によって製造可能か否かを実証するために、実際
の生産開始の前に、所謂ダミーウエハに現有の薄膜形成
装置によって薄膜を形成する実験を実施することが、考
えられる。そして、この実験の診断ないしは評価をする
ために、ダミーウエハに形成された薄膜に付着した異物
に対する異物検査が必要になる。
【0015】しかしながら、従来の検査光が使用された
欠陥検査装置においては、ダミーウエハに形成された薄
膜(以下、成膜ということがある。)の種類や膜厚の相
違によって、散乱光検出器におけるオフセット値が高く
なり、成膜の表面上に付着した異物がオフセット値と増
幅器のダイナミックレンジとにおいて飽和状態になるた
め、異物を検出することができなくなるという問題点が
あることが本発明者によって明らかにされた。
【0016】本発明の目的は、被検査物の表面の性状に
かかわらず、欠陥の検出感度を常に一定に維持すること
ができる欠陥検査技術を提供することにある。
【0017】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0018】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、次の通り
である。
【0019】すなわち、被検査物を保持するためのステ
ージ装置と、被検査物に検査光を照射するための検査光
照射装置と、被検査物における検査光の散乱光を検出す
る散乱光検出器と、散乱光検出器の検出結果に基づいて
欠陥を判定する欠陥判定装置とを備えている欠陥検査装
置において、前記散乱光検出器の信号処理回路にオフセ
ット処理回路が介設されており、このオフセット処理回
路は、被検査物の反射率や吸収率等の相違によって検出
信号のオフセット値全体を下げ、増幅器のダイナミック
レンジでの散乱光検出信号の飽和状態を防止するように
構成されていることを特徴とする。
【0020】また、被検査物を保持するためのステージ
装置と、被検査物に検査光を照射するための検査光照射
装置と、被検査物における検査光の散乱光を検出する散
乱光検出器と、散乱光検出器の検出結果に基づいて欠陥
を判定する欠陥判定装置とを備えている欠陥検査装置に
おいて、前記散乱光検出器と前記被検査物との間に透過
率の異なる光学的フイルタが交換自在に介設されてお
り、これら光学的フイルタは被検査物表面の反射率や吸
収率等の相違に対応して交換されるように構成されてい
ることを特徴とする。
【0021】さらに、被検査物を保持するためのステー
ジ装置と、被検査物に検査光を照射するための検査光照
射装置と、被検査物における検査光の散乱光を検出する
散乱光検出器と、散乱光検出器の検出結果に基づいて欠
陥を判定する欠陥判定装置とを備えている欠陥検査装置
において、前記検査光照射装置と前記被検査物との間に
透過率の異なる光学的フイルタが交換自在に介設されて
おり、これら光学的フイルタは被検査物表面の反射率や
吸収率等の相違に対応して交換されるように構成されて
いることを特徴とする。
【0022】
【作用】前記した第1の手段によれば、散乱光検出器の
信号処理系に介設されているオフセット処理回路によっ
て直流成分のオフセット値を低減させることにより、散
乱光検出器の出力信号波形のオフセット値が高く、ま
た、その出力信号波形が増幅器のダイナミックレンジで
飽和されてその成分中に埋もれていた欠陥信号に相当す
る散乱光信号波形を顕在化させることができるため、被
検査物の表面の性状にかかわらず、欠陥を検出すること
ができる。
【0023】前記した第2の手段によれば、被検査物表
面の反射率や吸収率等に対応して所定の透過率を有する
光学的フイルタを散乱光検出器と被検査物との間に介設
することにより、散乱光検出器自体の検出信号レベルを
低下させることができるため、散乱光検出器の出力信号
波形のオフセット値が高く、また、その出力信号波形が
増幅器のダイナミックレンジで飽和されてその成分中に
埋もれていた欠陥信号に相当する散乱光信号波形を顕在
化させることができ、その結果、被検査物の表面の性状
にかかわらず、欠陥を検出することができる。
【0024】前記した第3の手段によれば、被検査物表
面の反射率や吸収率等に対応して所定の透過率を有する
光学的フイルタを検査光照射器と被検査物との間に介設
することにより、検査光自体の強度を低下させることが
できるため、散乱光検出器の出力信号波形のオフセット
値が高く、また、その出力信号波形が増幅器のダイナミ
ックレンジで飽和されてその成分中に埋もれていた欠陥
信号に相当する散乱光信号波形を顕在化させることがで
き、その結果、被検査物の表面の性状にかかわらず、欠
陥を検出することができる。
【0025】
【実施例】図1は本発明の一実施例であるウエハの異物
検査装置を示すブロック図である。図2(a)、
(b)、(c)はその作用を説明するための各線図であ
る。
【0026】本実施例において、本発明に係る欠陥検査
装置は、ウエハ1上の異物2を検査するウエハの異物検
査装置10として構成されている。このウエハの異物検
査装置10はステージ装置11を備えており、このステ
ージ装置11は被検査物としてのウエハ1を走査させる
ためのXステージおよびYステージと、θ方向に回転さ
せるθステージ(図示せず)と、自動焦点合わせ機構
(図示せず)と、これらを制御するコントローラ12と
を備えている。そして、ウエハ1の表面全体を検査する
ために、ステージ装置11によってウエハ1のX・Y走
査が実行される。この走査中、コントローラ12からは
被検査物としてのウエハ1についての座標位置情報が後
記する異物判定装置へ逐次入力されるようになってい
る。
【0027】ステージ装置11の上方には検査光照射装
置20が設備されている。この検査光照射装置20はウ
エハ1に検査光としてのレーザー光21を照射するレー
ザー光照射装置22と、レーザー光21を集光する集光
レンズ23と、ガルバノミラー24とを備えており、集
光したレーザー光21をステージ装置11上に保持され
た被検査物としてのウエハ1に照射するようになってい
る。
【0028】本実施例において、検査光照射装置20は
レーザー光21をウエハ1に垂直に照射する落射照明系
25と、レーザー光21をウエハ1に斜めから照射する
斜方照明系26との2系統を備えており、ウエハ1の表
面の状況に応じて2系統のうち適当な照明系が使用され
るようになっている。
【0029】なお、レーザー光21がウエハ1に照射さ
れた時に、ウエハ1表面の高さが変動すると、レーザー
光21の照射位置が変動することにより、異物検出性能
が低下されるため、自動焦点合わせ機構(ステージ装置
11内に具備されている。)が必要になる。この種の自
動焦点合わせ機構としては、例えば、特開昭58−70
540号公報に開示されているような投影縞パターンコ
ントラスト検出方式を使用することができるが、説明は
それにゆずる。
【0030】ステージ装置11の斜め上方には散乱光検
出装置30が設備されている。この散乱光検出装置30
は、ウエハ1の表面に照射されるのに伴ってウエハ1の
表面において乱反射された散乱光31を集光する対物レ
ンズ32と、対物レンズ32で集光された散乱光31を
散乱光検出器34の受光面に結像させるリレーレンズ3
3と、散乱光31を検出する散乱光検出器34とを備え
ている。散乱光検出器としては、例えば、ホトマルや二
次元固体撮像光電変換素子等を使用することができる。
【0031】散乱光検出器34には増幅器35が接続さ
れており、増幅器35にはA/D変換器36が接続され
ている。また、散乱光検出器34と増幅器35との間に
はモニター37が接続されており、このモニター37は
散乱光検出器34の出力信号波形をモニタリングし得る
ように構成されている。
【0032】本実施例において、散乱光検出器34と増
幅器35との間にはオフセット処理回路38がモニター
37の電気的な後方に配されて介設されており、オフセ
ット処理回路38は操作装置39によって直流成分のオ
フセット値を低減させることができるように構成されて
いる。すなわち、作業者はモニター37の出力信号波形
を監視しながら操作装置39を操作して、散乱光検出器
34の出力信号のうち直流成分のオフセット値を低減す
ることにより、増幅器35のダイナミックレンジで飽和
されてその成分中に埋もれていた異物信号を顕在化させ
ることができるようになっている。
【0033】散乱光検出装置30におけるA/D変換器
36の出力端には異物判定装置40が接続されており、
この異物判定装置40はA/D変換器36からの送信デ
ータに基づいてウエハ1の異物の有無および大きさ等を
判定するとともに、この判定したデータと、ステージ装
置11のコントローラ12からの座標位置データと照合
することにより、異物の座標位置を特定するように構成
されている。
【0034】次に、前記構成に係るウエハの異物検査装
置10が使用されるウエハの異物検査方法について簡単
に説明する。
【0035】ステージ装置11にウエハ1がセットされ
ると、ウエハ1上に検査光照射装置20により検査光と
してのレーザー光21が照射される。このレーザー光2
1の照射により、ウエハ1上の欠陥としての異物2およ
び回路パターン(図示せず)から散乱光31が発生し、
この散乱光31が対物レンズ32によって集光されると
ともに、リレーレンズ33を通して散乱光検出器34上
に結像される。
【0036】このとき、回路パターンからの散乱光31
は規則性があるため、ウエハ1におけるパターン面のフ
ーリエ変換面に設けられた空間フィルタあるいは検光子
から成る遮光素子(図示せず)により、回路パターンか
らの散乱光31は遮光されることになる。他方、異物2
からの散乱光31は不規則性であるため、空間フィルタ
あるいは検光子を通過して散乱光検出器34上に結像さ
れることになる。したがって、異物2のみの検出が可能
となる。
【0037】散乱光検出器34によって検出された異物
2からの散乱光31による検出信号は、増幅器35によ
って増幅され、かつ、A/D変換器36によってA/D
変換されて異物判定装置40に入力される。
【0038】そして、異物判定装置40はこの検出信号
に基づいて異物2の有無およびその大きさ等を判定する
とともに、この判定データと、ステージ装置11のコン
トローラ12からの座標位置データとを照合することに
より、異物2の座標位置を特定する。
【0039】なお、このようにして判定され、かつ、座
標位置が特定された異物2に関するデータは、例えば、
異物判定装置40から生産制御を統括的に実行するホス
トコンピュータ(図示せず)や表示装置(図示せず)等
に適時出力される。
【0040】ところで、例えば、半導体集積回路装置の
開発に際して、ダミーウエハに形成された薄膜に付着し
た異物に対する異物検査が実施される場合、ダミーウエ
ハに形成された薄膜の種類や膜厚の相違によって、散乱
光検出器34におけるオフセット値が高くなり、成膜の
表面上に付着した異物2がオフセット値と増幅器35の
ダイナミックレンジとにおいて飽和状態になるため、異
物2を検出することができなくなるという問題点がある
ことが本発明者によって明らかにされた。
【0041】例えば、被検査物であるダミーウエハに形
成された薄膜の反射率が大きい場合には、検査光照射装
置20としては落射照明系25が使用され、その時の散
乱光検出器34の出力信号波形50は図2(a)に示さ
れている状態になる。
【0042】すなわち、この出力信号波形50はそのオ
フセット値52が少し高くなる。また、この出力信号波
形50における異物2を示す散乱光信号波形51は増幅
器35におけるダイナミックレンジの上限レベル53に
対して飽和状態になってしまう。このため、散乱光信号
波形51がその上限レベル53によって押し潰された状
態になってしまう。
【0043】そして、異物2の大きさは散乱光信号波形
51の大きさに比例するため、散乱光信号波形51が押
し潰された状態になると、真の散乱光信号波形51の大
きさが判明しない。つまり、散乱光信号波形51によっ
て検出された異物2の大きさを特定することができな
い。
【0044】ここで、散乱光信号波形51の大きさが二
値化されるに際して、異物2の大きさを求めるために散
乱光信号波形51が閾値54によって仕切られる。この
閾値54が選定されるに際して、散乱光信号波形51が
押し潰された状態になっていたのでは、閾値54を適正
に選定することができない。また、オフセット値52が
高くなっていることにより、閾値54が高く選定される
と、異物2の大きさを正確に判定することができない。
例えば、小さな異物が大きな異物と、誤判定されてしま
う。
【0045】また、被検査物であるダミーウエハに形成
された薄膜のグレンサイズ(レーザー光被照射面の凹凸
のサイズ)が大きい場合には、検査光照射装置20とし
ては斜方照明系25が使用され、その時の散乱光検出器
34の出力信号波形60は図2(b)に示されている状
態になる。
【0046】すなわち、この出力信号波形60はそのオ
フセット値62が非常に高くなる。また、この出力信号
波形60における異物を示す散乱光信号波形61は増幅
器35におけるダイナミックレンジの上限レベル63に
対して飽和状態になってしまう。このため、散乱光信号
波形61がその上限レベル63によって押し潰された状
態になってしまう。
【0047】そして、異物2の大きさは散乱光信号波形
61の大きさに比例するため、散乱光信号波形61が押
し潰された状態になると、真の散乱光信号波形61の大
きさが判明しない。つまり、散乱光信号波形61によっ
て検出された異物2の大きさを特定することができな
い。
【0048】ここで、散乱光信号波形61の大きさが二
値化されるに際して、異物2の大きさを求めるために散
乱光信号波形61が閾値64によって仕切られる。この
閾値64が選定されるに際して、オフセット値62がき
わめて高くなっていることにより、閾値64を適正に選
定することができない。したがって、異物2の大きさを
特定することができない。
【0049】本実施例においては、散乱光検出器34の
出力信号波形が図2(a)や(b)に示されている状態
の場合には、オフセット処理回路38によって直流成分
がカットされて、例えば、図2(c)に示されている状
態に制御される。すなわち、作業者はモニター37の出
力信号波形が図2(a)または(b)に示されている状
態になった場合には、モニター37を監視しながら操作
装置39を操作して、散乱光検出器34の出力信号のう
ち直流成分のオフセット値を低減することにより、モニ
ター37にモニタリングされる出力信号波形が図2
(c)に示されている状態になるように制御する。
【0050】図2(c)に示されている出力信号波形7
0は、そのオフセット値72が低くなる。また、この出
力信号波形70における異物を示す散乱光信号波形71
は増幅器35におけるダイナミックレンジの上限レベル
73に対してきわめて離れて完全に不飽和状態になる。
したがって、増幅器35のダイナミックレンジで飽和さ
れてその成分中に埋もれていた散乱光信号波形71は適
正に顕在化されることになる。。
【0051】この出力信号波形70はそのオフセット値
72が低くなり、また、この出力信号波形70における
異物を示す散乱光信号波形71は増幅器35におけるダ
イナミックレンジの上限レベル73に対してきわめて離
れた状態になっているため、例えば、大中小の閾値7
4、75、76を適当の差値をもってそれぞれ選定する
ことができる。そして、この大中小の閾値74、75、
76によって、大中小の異物がそれぞれ適正に特定され
ることになる。
【0052】以上説明した前記実施例によれば次の効果
が得られる。 (1) 散乱光検出器の信号処理系に介設されているオ
フセット処理回路によって直流成分のオフセット値を低
減させることにより、散乱光検出器の出力信号波形のオ
フセット値が高く、また、その出力信号波形が増幅器の
ダイナミックレンジで飽和されてその成分中に埋もれて
いた異物信号に相当する散乱光信号波形を顕在化させる
ことができるため、被検査物の表面の性状にかかわら
ず、異物を検出することができる。
【0053】(2) 前記(1)により、散乱光検出器
による検出感度を常に一定に維持することができるた
め、欠陥検査装置における検査精度を常に一定に維持す
ることができ、欠陥検査装置の品質および信頼性を高め
ることができる。
【0054】(3) 散乱光検出器34の出力信号波形
がグランドレベルに対して常に一定にになるように自動
的に制御することにより、検査光照射装置20および散
乱光検出器34の能力を変更しなくとも、異物検査装置
10としての検出感度を常に一定に維持することができ
る。
【0055】図3は本発明の実施例2であるウエハの異
物検査装置を示すブロック図である。図4(a)、
(b)はその作用を説明するための各線図である。
【0056】本実施例2に係るウエハの異物検査装置1
0Aが前記実施例1に係るウエハの異物検査装置10と
異なる点は、オフセット処理回路38の代わりに、散乱
光検出装置30に光学的フイルタ41が介設されている
点にある。すなわち、散乱光検出器34の光学的な前方
位置に光学的フイルタの一例であるND(Neutra
l Density)フイルタ41が交換可能に介設さ
れるように構成されている。
【0057】次に、本実施例2に係るウエハの異物検査
装置10Aの作用を図4によって説明する。
【0058】図4(a)は、NDフイルタ41が介設さ
れていないウエハの異物検査装置が使用されるととも
に、検査光照射装置としては斜方照明系が使用されて、
アルミニウム被膜が形成されたダミーウエハについて異
物検査が実施された場合の散乱光検出器の出力信号波形
を示している。
【0059】すなわち、この図4(a)に示されている
散乱光検出器の出力信号波形80はそのオフセット値8
2が非常に高くなる。また、この出力信号波形80にお
ける異物を示す散乱光信号波形81は増幅器におけるダ
イナミックレンジの上限レベル83に対して飽和状態に
なってしまう。このため、散乱光信号波形81がその上
限レベル83によって押し潰された状態になってしま
う。
【0060】そして、異物2の大きさは散乱光信号波形
81の大きさに比例するため、散乱光信号波形81が押
し潰された状態になると、真の散乱光信号波形81の大
きさが判明しない。つまり、散乱光信号波形81によっ
て検出された異物2の大きさを特定することができな
い。
【0061】ここで、散乱光信号波形81の大きさが二
値化されるに際して、異物2の大きさを求めるために散
乱光信号波形81が閾値84によって仕切られる。この
閾値84が選定されるに際して、オフセット値82がき
わめて高くなっていることにより、閾値84を適正に選
定することができない。したがって、異物2の大きさを
特定することができない。
【0062】本実施例においては、散乱光検出器34の
出力信号波形が図4(a)に示されている状態の場合に
は、ダミーウエハに被着されたアルミニウム被膜の表面
の反射率や吸収率等に対応して所定の透過率を有するN
Dフイルタ41が散乱光検出器34とウエハ1との間に
介設される。NDフイルタ41が散乱光検出器34とウ
エハ1との間に介設されると、NDフイルタ41によっ
て直流成分がカットされて、図4(b)に示されている
状態に制御される。
【0063】すなわち、作業者はモニター37の出力信
号波形が図4(a)に示されている状態になった場合に
は、モニター37を監視しながらNDフイルタ41を適
宜交換して行き、散乱光検出器34の出力信号のうち直
流成分のオフセット値を適当に低減させることにより、
モニター37にモニタリングされる出力信号波形が図4
(b)に示されている状態になるように制御する。
【0064】図4(b)に示されている出力信号波形9
0はそのオフセット値92が低くなる。また、この出力
信号波形90における異物2を示す散乱光信号波形91
は増幅器35におけるダイナミックレンジの上限レベル
93に対してきわめて離れて完全に不飽和状態になる。
したがって、増幅器35のダイナミックレンジで飽和さ
れてその成分中に埋もれていた散乱光信号波形91は適
正に顕在化されることになる。。
【0065】この出力信号波形90はそのオフセット値
92が低くなり、また、この出力信号波形90における
異物2を示す散乱光信号波形91は増幅器35における
ダイナミックレンジの上限レベル93に対してきわめて
離れた状態になっているため、例えば、大中小の閾値9
4、95、96を適当の差値をもってそれぞれ選定する
ことができる。そして、この大中小の閾値94、95、
96によって、大中小の異物がそれぞれ適正に特定され
ることになる。
【0066】以上説明した前記実施例2によれば、前記
実施例1と同様の効果が得られる。すなわち、散乱光検
出器とウエハとの間に介設されるNDフイルタによって
直流成分のオフセット値を低減させることにより、散乱
光検出器の出力信号波形のオフセット値が高く、また、
その出力信号波形が増幅器のダイナミックレンジで飽和
されてその成分中に埋もれていた異物信号に相当する散
乱光信号波形を顕在化させることができるため、被検査
物の表面の性状にかかわらず、異物を検出することがで
きる。
【0067】図5は本発明の実施例3であるウエハの異
物検査装置を示すブロック図である。
【0068】本実施例3に係るウエハの異物検査装置1
0Bが前記実施例1に係るウエハの異物検査装置10と
異なる点は、オフセット処理回路38の代わりに、検査
光照射装置20に光学的フイルタ42が介設されている
点にある。すなわち、検査光照射装置20の光学的な後
方位置に光学的フイルタの一例であるND(Neutr
al Density)フイルタ42が交換可能に介設
されるように構成されている。
【0069】本実施例3によれば、前記実施例1と同様
の効果が得られる。すなわち、検査光照射装置20とウ
エハ1との間に介設されるNDフイルタ42によって検
査光の強度が弱められることにより、直流成分のオフセ
ット値が相対的に低減されることになるため、散乱光検
出器の出力信号波形のオフセット値が高く、また、その
出力信号波形が増幅器のダイナミックレンジで飽和され
てその成分中に埋もれていた異物信号に相当する散乱光
信号波形を顕在化させることができ、その結果、被検査
物の表面の性状にかかわらず、異物を検出することがで
きる。
【0070】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0071】例えば、前記実施例においては、説明の便
宜上省略したが、散乱光検出装置の信号処理系には異物
信号に相当する散乱光信号波形とヘイズ信号(被検査物
であるウエハの表面のうねりに相当する信号)とを切り
分けるための電気的フイルタを介設してもよい。
【0072】また、散乱光検出装置および検査光照射装
置に介設される光学的フイルタは、NDフイルタに限ら
ず、他の光学的フイルタを使用することができる。
【0073】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるダミー
ウエハの異物検査技術に適用した場合について説明した
が、それに限定されるものではなく、実際に製造に供さ
れる鏡面ウエハおよびパターンが形成されたウエハの異
物検査技術は勿論、異物検査以外のそれらのウエハの欠
陥検査技術、さらには、ホトマスクや液晶パネル、プリ
ント配線基板等の板状物における欠陥検査技術全般に適
用することができる。
【0074】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次
の通りである。
【0075】散乱光検出器の信号処理系にオフセット処
理回路を介設し、このオフセット処理回路によって直流
成分のオフセット値を低減させることにより、散乱光検
出器の出力信号波形のオフセット値が高く、また、その
出力信号波形が増幅器のダイナミックレンジで飽和され
てその成分中に埋もれていた異物信号に相当する散乱光
信号波形を顕在化させることができるため、被検査物の
表面の性状にかかわらず、異物を検出することができ
る。
【0076】散乱光検出器とウエハとの間に光学的フイ
ルタを介設し、この光学的フイルタによって直流成分の
オフセット値を低減させることにより、散乱光検出器の
出力信号波形のオフセット値が高く、また、その出力信
号波形が増幅器のダイナミックレンジで飽和されてその
成分中に埋もれていた異物信号に相当する散乱光信号波
形を顕在化させることができるため、被検査物の表面の
性状にかかわらず、異物を検出することができる。
【0077】検査光照射装置とウエハとの間に光学的フ
イルタを介設し、この光学的フイルタによって検査光の
強度を弱めることにより、直流成分のオフセット値が相
対的に低減されることになるため、散乱光検出器の出力
信号波形のオフセット値が高く、また、その出力信号波
形が増幅器のダイナミックレンジで飽和されてその成分
中に埋もれていた異物信号に相当する散乱光信号波形を
顕在化させることができ、その結果、被検査物の表面の
性状にかかわらず、異物を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるウエハの異物検査装置
を示すブロック図である。
【図2】(a)、(b)、(c)はその作用を説明する
ための各線図である。
【図3】本発明の実施例2であるウエハの異物検査装置
を示すブロック図である。
【図4】(a)、(b)はその作用を説明するための各
線図である。
【図5】本発明の実施例3であるウエハの異物検査装置
を示すブロック図である。
【符合の説明】
1…ウエハ(被検査物)、2…異物、10、10A、1
0B…ウエハの異物検査装置、11…ステージ装置、1
2…コントローラ、20…検査光照射装置、21…レー
ザー光(検査光)、22…レーザー光照射装置、23…
集光レンズ、24…ガルバノミラー、25…落射照明
系、26…斜方照明系、30…散乱光検出装置、31…
散乱光、32…対物レンズ、33…リレーレンズ、34
…散乱光検出器、35…増幅器、36…A/D変換器、
37…モニター、38…オフセット処理回路、39…操
作装置、40…異物判定装置、41、42…NDフイル
タ(光学的フイルタ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 猶原 洋 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 日 立電子エンジニアリング株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査物を保持するためのステージ装置
    と、被検査物に検査光を照射するための検査光照射装置
    と、被検査物における検査光の散乱光を検出する散乱光
    検出器と、散乱光検出器の検出結果に基づいて欠陥を判
    定する欠陥判定装置とを備えている欠陥検査装置におい
    て、 前記散乱光検出器の信号処理回路にオフセット処理回路
    が介設されており、このオフセット処理回路は、被検査
    物の反射率や吸収率等の相違によって検出信号のオフセ
    ット値全体を下げ、増幅器のダイナミックレンジでの散
    乱光検出信号の飽和状態を防止するように構成されてい
    ることを特徴とする欠陥検査装置。
  2. 【請求項2】 被検査物を保持するためのステージ装置
    と、被検査物に検査光を照射するための検査光照射装置
    と、被検査物における検査光の散乱光を検出する散乱光
    検出器と、散乱光検出器の検出結果に基づいて欠陥を判
    定する欠陥判定装置とを備えている欠陥検査装置におい
    て、 前記散乱光検出器と前記被検査物との間に透過率の異な
    る光学的フイルタが交換自在に介設されており、これら
    光学的フイルタは被検査物表面の反射率や吸収率等の相
    違に対応して交換されるように構成されていることを特
    徴とする欠陥検査装置。
  3. 【請求項3】 被検査物を保持するためのステージ装置
    と、被検査物に検査光を照射するための検査光照射装置
    と、被検査物における検査光の散乱光を検出する散乱光
    検出器と、散乱光検出器の検出結果に基づいて欠陥を判
    定する欠陥判定装置とを備えている欠陥検査装置におい
    て、 前記検査光照射装置と前記被検査物との間に透過率の異
    なる光学的フイルタが交換自在に介設されており、これ
    ら光学的フイルタは被検査物表面の反射率や吸収率等の
    相違に対応して交換されるように構成されていることを
    特徴とする欠陥検査装置。
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