JPH0624606Y2 - 自動変速機の隔壁取付構造 - Google Patents

自動変速機の隔壁取付構造

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JPH0624606Y2
JPH0624606Y2 JP1990011673U JP1167390U JPH0624606Y2 JP H0624606 Y2 JPH0624606 Y2 JP H0624606Y2 JP 1990011673 U JP1990011673 U JP 1990011673U JP 1167390 U JP1167390 U JP 1167390U JP H0624606 Y2 JPH0624606 Y2 JP H0624606Y2
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JP
Japan
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partition wall
housing
torque converter
transmission
screw
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JP1990011673U
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JPH03102645U (ja
Inventor
正博 大窪
Original Assignee
株式会社大金製作所
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H45/00Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H2045/0273Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
    • F16H2045/0284Multiple disk type lock-up clutch

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  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はトルクコンバータケースとトランスミッション
ケースとを一体形ハウジングとして形成し、トルクコン
バータ側とトランスミッション側との間に油止め用の隔
壁を取り付ける自動変速機の隔壁取付構造に関する。
(従来技術) 第1図は本考案による自動変速機を示しているが、この
第1図を利用して一体形ハウジング形式の一般的な全体
構造を簡単に説明する。トランスミッションケース2と
トルクコンバータケース3とは一体形ハウジング1とし
て形成され、トルクコンバータの端部のギヤ17により
トランスミッションケース2内のチャージングポンプ1
8及びPTO駆動用ギヤ20等を駆動するようになって
いる。このような自動変速機においては、トランスミッ
ション側からトルクコンバータ側へ油が漏れないように
それらの間に油止めの隔壁23を設ける必要がある。
従来の隔壁23は第6図に示すようにの外周端部に外向
きのフランジ50が一体に形成され、該フランジ50に
は軸方向の孔52が形成され、一方ハウジング1には軸
方向のねじ孔54が形成され、トルクコンバータ側から
軸方向に取付ねじ53を螺着することにより隔壁23を
ハウジング1に固着している。
ところが取付ねじ53を軸方向に螺着する構造では、次
のような不具合が生じる。
(1)隔壁に外向きのフランジ50を形成しなければな
らず、ハウジングの外径が大きくなる。
(2)取付ねじの頭部がトルクコンバータのポンプ等と
干渉しないように、また取付ねじを脱着するために、ト
ルクコンバータ内に無駄なスペースを確保しなければな
らない。
(3)ハウジング1内にトルクコンバータ側の開口から
取付ねじを挿入して、ハウジング1内で取付ねじ53を
脱着しなければならず、脱着作業がしにくい。
(考案の目的) 本考案は上記不具合を解消することを目的としている。
(目的を達成するための技術的手段) 隔壁の外周部に複数のボス部を形成して該ボス部に、半
径方向に貫通するピン係合用の係止孔を設け、上記係止
孔に対応するハウジング部分に、半径方向に貫通するね
じ孔を形成し、先端小径ピン部を有する取り付けねじ
を、半径方向外方から上記ねじ孔に螺挿してその小径ピ
ン部を係合することにより、隔壁を回転方向及び軸方向
に固定し、隔壁外周とハウジングとの嵌合部分及び隔壁
内周と回転部材との間にそれぞれシール部材を配置して
いる。
(実施例) 本考案を適用した自動変速機の縦断面図を示す第1図に
おいて、トルクコンバータケース3とトランスミッショ
ンケース2は1つのハウジング1として一体に形成され
ている。トルクコンバータケース3内に備えられるトル
クコンバータは、ポンプ羽根6、タービン羽根7及びス
テータ羽根8等からなっており、ポンプ羽根6に固着さ
れたポンプカバー9は入力側フロントカバー10に締着
されており、該フロントカバー10とポンプカバー9で
囲まれたスペース内に動力伝達用流体が充填されてい
る。タービン羽根7は出力ハブ12を介して出力軸13
に連結され、ポンプ羽根6は上記ポンプカバー9及びフ
ロントカバー10を介してエンジンのフライホイールに
連結されている。11はロックアップダンパーである。
フライホイールからの動力はフロントカバー10、ポン
プカバー9、ポンプ羽根6及び流体を介してタービン羽
根7に伝達され、出力ハブ12から出力軸13に伝達さ
れる。またロックアップ時はロックアプダンパー11の
外周フェーシング11aがフロントカバー10の押圧板
10aに挾持されて摩擦係合し、それによりフロントカ
バー10の動力はロックアップダンパー11を介して出
力ハブ12に伝達される。
ポンプカバー9はその内周端部が筒軸16に固着され、
該筒軸16はトランスミッション内に延び出し、トラン
スミッション内の端部にギヤ17を一体に有している。
該ギヤ17はチャージングポンプ18の駆動ギヤ19に
噛み合うと共にPTO駆動用ギヤ20に噛み合ってい
る。
ハウジング1内をトルクコンバータ側とトランスミッシ
ョン側とに遮蔽する隔壁23は、ポンプカバー9に対し
て軸方向後方に間隔を隔てて配置されており、内周端部
にはシール40が固着され、該シール40は前記筒軸1
6の外周面に圧接している。隔壁23の外周端面には環
状溝29が形成され、該環状溝29に嵌着されたOリン
グ38を介してハウジングの筒部26に嵌合している。
隔壁23の外周端部には互いに対称な位置、例えば上下
両端の2箇所に、前向に突出するボス部24が一体に形
成されており、各ボス部24にはそれぞれ半径方向に貫
通する係止孔25が形成されている。一方ハウジング1
には上記係止孔25に対応する位置に半径方向に貫通す
るねじ孔30が形成されている。
第2図のように上端のボス部24には2個の係止孔25
が形成され、第3図のように下端部のボス部24には1
個の係止孔25が形成されている。
第4図において、上端のねじ孔30には上方(半径方向
外方)から取付ねじ33が螺挿されている。該取付ねじ
33は先端部に段部を介して小径のピン部33aを有
し、該ピン部33aが隔壁23の係止孔25に係合する
ことにより、隔壁23を回転方向及び軸方向に固定して
いる。なおねじ孔30には緩み止め用ねじ35が上記取
付ねじ33の上から螺挿されている。
第5図において下端のねじ孔30には下方(半径方向外
方)から取付ねじ33が螺挿され、上記上端部の場合と
同様に先端小径ピン部33aが隔壁23の係止孔25に
係合している。該下端の取付部の場合には、ねじ孔30
の下面を塞ぐようにオイルパン41を取り付けることに
より、取付ねじ33の緩み止めとしている。
上記隔壁23によってトランスミッション側からトルク
コンバータ側へ油が漏れるのを防止している。
隔壁23を取り付けあるいは分解する場合には、ハウジ
ング1の半径方向外方から取付ねじ33を螺挿したりあ
るいは外したりすることにより行うことができる。
(別の実施例) (1)隔壁23に形成するボス部24は3箇所以上でも
よく、また係止孔25は各ボス部24に1個ずつ形成し
てもよい。
(考案の効果) 以上説明したように本考案は、トルクコンバータケース
3とトランスミッションケース2とを一体のハウジング
1として形成した自動変速機において、隔壁23の外周
部に複数のボス部24を形成して該ボス部24に、半径
方向に貫通するピン係合用の係止孔25を設け、上記係
止孔25に対応するハウジング部分に、半径方向に貫通
するねじ孔30を形成し、先端小径ピン部33aを有す
る取り付けねじ33を、半径方向外方から上記ねじ孔3
0に螺挿してその小径ピン部33aを係合することによ
り、隔壁23を回転方向及び軸方向に位置決めし、隔壁
外周とハウジングとの嵌合部分及び隔壁内周と回転部材
との間にそれぞれシール部材40を配置しているので: (1)従来の軸方向に螺挿する取付ねじ構造に比べて、
ハウジング1の外径が小さくなり、ハウジング自体がコ
ンパクトになる。
(2)ハウジング1の半径方向外方から取付ねじ33を
脱着することにより、隔壁23を脱着できるので、従来
のように取付ねじをトルクコンバータケース内に側方の
開口から挿入する場合に比べて、隔壁の分解組立がしや
すい。
(3)ハウジング1の半径方向外方から取付けねじ33
を脱着するようにしているので、トルクコンバータケー
ス3内に取付ねじ脱着作業用あるいは頭部干渉防止用に
無駄なスペースを確保する必要がなくなる。
(4)隔壁23にピン係合用の半径方向の係止孔25を
設け、ハウジング側のねじ孔30に螺挿した先端小径ピ
ン部33a付きの取付ねじ33の上記先端ピン部33a
を、係止孔25に係合して、隔壁23を回転方向及び軸
方向に位置決めしているので、運転時に、熱影響により
ハウジングあるいは隔壁23が歪んでも、直接リジット
にねじ締結している場合に比べて、ピン係合は逃げがあ
るため、力をある程度逃すことができ、それにより耐久
性が向上する。
(5)先端小径ピン部33aと係止孔25による係合構
造を利用しているので、ねじでリジットに締結する場合
に比べ、隔壁にねじ用ボス長さ等が不要となり、一層半
径方向のコンパクト化が達成できる。
(6)隔壁23の係止孔25は、ねじ孔ではないので、
たとえば、分解時には、この係止孔25にかぎ状のもの
を係合して隔壁23を軸方向に引き出すことができ、便
利である。
特に、外周にOリングが装着してあるような場合には、
大きな引き抜き力が必要となるが、上記にように係止孔
25を利用することにより、簡単に取り出すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した自動変速機の縦断面図、第2
図は隔壁の上端ボス部の第1図のII矢視拡大図、第3図
は隔壁の下端ボス部の第1図のIII矢視拡大図、第4図
及び第5図はそれぞれ第1図のIV部分及びV部分の拡大
図、第6図は従来例の隔壁取付部(第1図のIV部分に相
当する部分)の拡大断面図である。1…一体形ハウジン
グ、2…トランスミッションケース、3…トルクコンバ
ータケース、23…隔壁、24…ボス部、25…係止
孔、30…ねじ孔、33…取付ねじ、38…Oリング、
40…シール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トルクコンバータケースとトランスミッシ
    ョンケースとを一体形ハウジングとして形成し、トルク
    コンバータ側とトランスミッション側との間に油止め用
    の隔壁を取り付ける自動変速機において、隔壁(23)の外
    周部に複数のボス部(24)を形成して該ボス部(24)に、半
    径方向に貫通するピン係合用の係止孔(25)を設け、上記
    係止孔(25)に対応するハウジング部分に、半径方向に貫
    通するねじ孔(30)を形成し、先端小径ピン部(33a)を有
    する取付けねじ(33)を、半径方向外方から上記ねじ孔(3
    0)に螺挿してその小径ピン部(33a)を係合することによ
    り、隔壁(23)を回転方向及び軸方向に位置決めし、隔壁
    外周とハウジングとの嵌合部分及び隔壁内周と回転部材
    との間にそれぞれシール部材(40)を配置したことを特徴
    とする自動変速機の隔壁取付構造。
JP1990011673U 1990-02-08 1990-02-08 自動変速機の隔壁取付構造 Expired - Lifetime JPH0624606Y2 (ja)

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JPH03102645U JPH03102645U (ja) 1991-10-25
JPH0624606Y2 true JPH0624606Y2 (ja) 1994-06-29

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Families Citing this family (2)

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JP2006081646A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Takahara:Kk ショーケース
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