JPH06245403A - 蓄電池充電装置 - Google Patents
蓄電池充電装置Info
- Publication number
- JPH06245403A JPH06245403A JP4753093A JP4753093A JPH06245403A JP H06245403 A JPH06245403 A JP H06245403A JP 4753093 A JP4753093 A JP 4753093A JP 4753093 A JP4753093 A JP 4753093A JP H06245403 A JPH06245403 A JP H06245403A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage battery
- charging
- voltage
- rule
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 放電放置など蓄電池の状態や経歴の違い、周
囲温度、充電電流値の違いによって充電特性が異なるも
のでも、充電完了時期をほぼ正確に判定することができ
る蓄電池充電装置を提供する。 【構成】 蓄電池の電圧および温度を測定する手段と、
電圧および温度の測定結果から蓄電池の充電状態を判定
する充電状態判定部と、充電状態判定部の結果より蓄電
池に流れる電流の大きさを制御する充電コントロール部
とからなる蓄電池充電装置において、充電状態判定部に
ファジイ推論を実行する手段を設けることにより蓄電池
の充電完了時期を推定する、さらに、ファジィ推論手段
が、満充電状態を判定するためのルールを複数個と、蓄
電池の電圧をもとに複数個のルールの中でどのルールを
採用するかを選択するルール選択部と、ルール選択部で
選択されたルールを実行し判定および決定するための推
論手段であるＭＦ格納部とからなる、蓄電池充電装置。
囲温度、充電電流値の違いによって充電特性が異なるも
のでも、充電完了時期をほぼ正確に判定することができ
る蓄電池充電装置を提供する。 【構成】 蓄電池の電圧および温度を測定する手段と、
電圧および温度の測定結果から蓄電池の充電状態を判定
する充電状態判定部と、充電状態判定部の結果より蓄電
池に流れる電流の大きさを制御する充電コントロール部
とからなる蓄電池充電装置において、充電状態判定部に
ファジイ推論を実行する手段を設けることにより蓄電池
の充電完了時期を推定する、さらに、ファジィ推論手段
が、満充電状態を判定するためのルールを複数個と、蓄
電池の電圧をもとに複数個のルールの中でどのルールを
採用するかを選択するルール選択部と、ルール選択部で
選択されたルールを実行し判定および決定するための推
論手段であるＭＦ格納部とからなる、蓄電池充電装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はニッケル・カドミウム蓄
電池などの蓄電池充電装置に関するものである。
電池などの蓄電池充電装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術とその課題】従来の蓄電池充電装置は、ニ
ッケル・カドミウム蓄電池の充電完了の判定として、電
池の端子電圧のピーク値、ピーク電圧から一定電圧低下
した時点（−ΔＶ）、電池温度の上昇分（ΔＴ）などの
何れかの単独、あるいはそれらを組合わせ何れかが完了
条件になったときに充電を終了するのが主流であった。
ッケル・カドミウム蓄電池の充電完了の判定として、電
池の端子電圧のピーク値、ピーク電圧から一定電圧低下
した時点（−ΔＶ）、電池温度の上昇分（ΔＴ）などの
何れかの単独、あるいはそれらを組合わせ何れかが完了
条件になったときに充電を終了するのが主流であった。
【０００３】しかしながら、個々の完了条件にはそれぞ
れの充電が完了したときと同じような紛らわしい状態に
なることがあり、それらを除去するために様々な工夫が
為されている。
れの充電が完了したときと同じような紛らわしい状態に
なることがあり、それらを除去するために様々な工夫が
為されている。
【０００４】ピーク電圧より判定する方法では、蓄電池
の状態や経歴の違い、周囲温度、充電電流値の違いなど
いろいろなケースにおいての正しい判定を行う上で問題
があった。
の状態や経歴の違い、周囲温度、充電電流値の違いなど
いろいろなケースにおいての正しい判定を行う上で問題
があった。
【０００５】すなわち、端子電圧のピーク値単独で判定
する方法については長期放置された電池や、終止電圧以
下まで過放電された電池の場合、充電初期から充電電圧
が高く、充電末期になっても電圧が変化しない緩慢な充
電特性を示し、どこがピーク値なのかわからないことが
ある。図１は充電電圧特性を比較した図であり、Ｖaは
通常の電池の場合、Ｖb は長期放置された電池の場合を
それぞれ示し、Ｉは充電電流（一定）である。もし、図
１の特性Ｖb に示すように充電初期のピークのところで
停止すれば全く充電できないことになる。
する方法については長期放置された電池や、終止電圧以
下まで過放電された電池の場合、充電初期から充電電圧
が高く、充電末期になっても電圧が変化しない緩慢な充
電特性を示し、どこがピーク値なのかわからないことが
ある。図１は充電電圧特性を比較した図であり、Ｖaは
通常の電池の場合、Ｖb は長期放置された電池の場合を
それぞれ示し、Ｉは充電電流（一定）である。もし、図
１の特性Ｖb に示すように充電初期のピークのところで
停止すれば全く充電できないことになる。
【０００６】ピーク電圧から一定電圧低下した時点（−
ΔＶ）単独より判定する方法については、ピーク値のと
きと同様に長期放置された電池や、終止電圧以下まで過
放電された電池の場合、図１の特性Ｖb に示すように充
電初期に電圧値が高く、充電が進行するにつれて電池電
圧が低下し、あたかもピーク電圧から一定電圧が低下し
たときの様相を呈することがある。
ΔＶ）単独より判定する方法については、ピーク値のと
きと同様に長期放置された電池や、終止電圧以下まで過
放電された電池の場合、図１の特性Ｖb に示すように充
電初期に電圧値が高く、充電が進行するにつれて電池電
圧が低下し、あたかもピーク電圧から一定電圧が低下し
たときの様相を呈することがある。
【０００７】また、充電電流の変化が充電電圧に影響を
与えるので、電流減少によって充電電圧が低下して、あ
たかもピーク電圧から一定電圧が低下したように見える
ことがある。
与えるので、電流減少によって充電電圧が低下して、あ
たかもピーク電圧から一定電圧が低下したように見える
ことがある。
【０００８】図２は充電電流が変化した場合の充電電圧
特性を示した図であり、充電電流Ｉが例えば外乱により
変化（低下）すると、充電電圧Ｖもそれに応じて変化
（低下）し誤判断の因となる。
特性を示した図であり、充電電流Ｉが例えば外乱により
変化（低下）すると、充電電圧Ｖもそれに応じて変化
（低下）し誤判断の因となる。
【０００９】電池温度の充電開始時からの上昇分（Δ
Ｔ）より判定する方法については、電池温度と環境温度
との間に大きな差異がある場合や、充電器からの発熱が
電池に影響を与える場合など、電池自身の発熱以外の要
因で温度上昇することがある。
Ｔ）より判定する方法については、電池温度と環境温度
との間に大きな差異がある場合や、充電器からの発熱が
電池に影響を与える場合など、電池自身の発熱以外の要
因で温度上昇することがある。
【００１０】図３は充電時の温度上昇特性を比較した図
である。図においてＴa は通常の充電時の蓄電池の温度
上昇の様子を示したものであり、Ｔb は電池自身の発熱
の外に外部より加熱されて蓄電池温度が上昇した様子を
示しており、ただ単に電池温度がΔＴ上昇したからとい
ってまだ充電が終わっていないことを示している。
である。図においてＴa は通常の充電時の蓄電池の温度
上昇の様子を示したものであり、Ｔb は電池自身の発熱
の外に外部より加熱されて蓄電池温度が上昇した様子を
示しており、ただ単に電池温度がΔＴ上昇したからとい
ってまだ充電が終わっていないことを示している。
【００１１】上記のような問題を解決するために、充電
電圧のピーク値が現れない時には充電開始一定時間後に
停止するようにしたり、充電初期の電圧低下に対しては
充電開始後一定時間のめかくし期間を設け、その期間中
は充電終了判定を行わないようにしたり、入力電源電圧
変動に対して充電電流が変化しないように定電流化した
り、充電器からの温度影響を受けないように充電装置と
蓄電池との距離を開けるなどの、それぞれの問題に対し
て個別の対応をしている。
電圧のピーク値が現れない時には充電開始一定時間後に
停止するようにしたり、充電初期の電圧低下に対しては
充電開始後一定時間のめかくし期間を設け、その期間中
は充電終了判定を行わないようにしたり、入力電源電圧
変動に対して充電電流が変化しないように定電流化した
り、充電器からの温度影響を受けないように充電装置と
蓄電池との距離を開けるなどの、それぞれの問題に対し
て個別の対応をしている。
【００１２】真の充電完了時期を求めるため、以上のよ
うに様々な妨害条件を除去するための考案が為されてお
り実用化されているが、妨害条件に対する対策を充分に
行えば充電を終える時期が遅れることになり、蓄電池は
過充電となって蓄電池寿命にとって良くないし、反対に
妨害条件に対する対策が不充分であれば、充電半ばで終
了してしまって充電不足となることがあり、使用上のト
ラブルの因となる。
うに様々な妨害条件を除去するための考案が為されてお
り実用化されているが、妨害条件に対する対策を充分に
行えば充電を終える時期が遅れることになり、蓄電池は
過充電となって蓄電池寿命にとって良くないし、反対に
妨害条件に対する対策が不充分であれば、充電半ばで終
了してしまって充電不足となることがあり、使用上のト
ラブルの因となる。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点に着目してなされたものであり、充電電圧と
温度測定値を入力としてファジィ推論し、充電を続けよ
あるいは充電を終了せよという結果を得るようにしたも
のである。
来の問題点に着目してなされたものであり、充電電圧と
温度測定値を入力としてファジィ推論し、充電を続けよ
あるいは充電を終了せよという結果を得るようにしたも
のである。
【００１４】すなわち、蓄電池の電圧および温度を測定
する手段と、電圧および温度の測定結果から蓄電池の充
電状態を判定する充電状態判定部と、充電状態判定部の
結果より蓄電池に流れる電流の大きさを制御する充電コ
ントロール部とからなる蓄電池充電装置において、前記
充電状態判定部にファジイ推論を実行する手段を設ける
ことにより蓄電池の充電完了時期を推定することを可能
とした蓄電池充電装置である。
する手段と、電圧および温度の測定結果から蓄電池の充
電状態を判定する充電状態判定部と、充電状態判定部の
結果より蓄電池に流れる電流の大きさを制御する充電コ
ントロール部とからなる蓄電池充電装置において、前記
充電状態判定部にファジイ推論を実行する手段を設ける
ことにより蓄電池の充電完了時期を推定することを可能
とした蓄電池充電装置である。
【００１５】さらに具体的にはファジィ推論を実行する
手段が、蓄電池の電圧測定値と温度測定値およびそれら
の変化分を入力とし、それらの測定値をもとにファジィ
推論して満充電状態を判定するためのルールを複数個
と、蓄電池の電圧をもとに複数個のルールの中でどのル
ールを採用するかを選択するルール選択部と、ルール選
択部で選択されたルールを実行し判定および決定するた
めの推論手段であるＭＦ格納部とからなることを特徴と
する。
手段が、蓄電池の電圧測定値と温度測定値およびそれら
の変化分を入力とし、それらの測定値をもとにファジィ
推論して満充電状態を判定するためのルールを複数個
と、蓄電池の電圧をもとに複数個のルールの中でどのル
ールを採用するかを選択するルール選択部と、ルール選
択部で選択されたルールを実行し判定および決定するた
めの推論手段であるＭＦ格納部とからなることを特徴と
する。
【００１６】
【作用】蓄電池電圧と蓄電池温度の測定結果から総合的
に判断して、充電を続けるべきか終了すべきかを結論付
けることにより、過充電や充電不足にせずに蓄電池にと
って最適な充電を行うことができる。
に判断して、充電を続けるべきか終了すべきかを結論付
けることにより、過充電や充電不足にせずに蓄電池にと
って最適な充電を行うことができる。
【００１７】
【実施例】図４は本発明蓄電池充電装置の一実施例を示
す概略図である。蓄電池１には充電コントロール部２が
接続されており、充電コントロール部２では蓄電池１の
電圧と温度を計測することと充電電流の大きさを満充電
判定部３の結果によって切換えている。充電コントロー
ル部２で計測した蓄電池電圧は充電状態判定部４の前処
理部Ｉとルール選択部５に入力され、蓄電池電圧の値に
よって前処理部Ｉで処理された電圧データをルール１、
２、３のどの実行部で処理するかを決定する。
す概略図である。蓄電池１には充電コントロール部２が
接続されており、充電コントロール部２では蓄電池１の
電圧と温度を計測することと充電電流の大きさを満充電
判定部３の結果によって切換えている。充電コントロー
ル部２で計測した蓄電池電圧は充電状態判定部４の前処
理部Ｉとルール選択部５に入力され、蓄電池電圧の値に
よって前処理部Ｉで処理された電圧データをルール１、
２、３のどの実行部で処理するかを決定する。
【００１８】前処理部Ｉでは蓄電池のピーク電圧値（Ｖ
p ）が蓄電池温度をパラメータとした関数［Ｖp ＝ｆ
（Ｔ）］で表せるものとして、予め蓄電池温度によるピ
ーク電圧値（Ｖｐ) を予測しておき、この予測のピーク
電圧値（Ｖp ）と実測値（Ｖr）との差（Ｖp −Ｖr ）
を各実行部に導いている。
p ）が蓄電池温度をパラメータとした関数［Ｖp ＝ｆ
（Ｔ）］で表せるものとして、予め蓄電池温度によるピ
ーク電圧値（Ｖｐ) を予測しておき、この予測のピーク
電圧値（Ｖp ）と実測値（Ｖr）との差（Ｖp −Ｖr ）
を各実行部に導いている。
【００１９】前処理部IIでは、充電開始時の温度と温度
測定値との差 dＴn を求めること、温度測定値Ｔn ℃か
らＴn+1 ℃まで上昇するのに要する時間Δｔn を求める
こと、Δｔn とΔｔn+1 との差｜Δｔn −Δｔn+1 ｜＝
Δ2 ｔn を求めることを行い、そして得られた結果 dＴ
n 、Δｔn 、Δ2 ｔn を各ルール実行部に導いている。
測定値との差 dＴn を求めること、温度測定値Ｔn ℃か
らＴn+1 ℃まで上昇するのに要する時間Δｔn を求める
こと、Δｔn とΔｔn+1 との差｜Δｔn −Δｔn+1 ｜＝
Δ2 ｔn を求めることを行い、そして得られた結果 dＴ
n 、Δｔn 、Δ2 ｔn を各ルール実行部に導いている。
【００２０】ルール１実行部６では長期放置された蓄電
池や過放電された蓄電池を充電したとき、あるいは非常
に低温下において充電したときのように、充電の初期か
ら蓄電池の充電電圧が比較的高い挙動を示したときに直
に充電を終えずに充電を続ける。
池や過放電された蓄電池を充電したとき、あるいは非常
に低温下において充電したときのように、充電の初期か
ら蓄電池の充電電圧が比較的高い挙動を示したときに直
に充電を終えずに充電を続ける。
【００２１】ルール２実行部７では入力電源電圧の変動
による出力電流の変化や、充電回路の接続部の接触不良
などにより、蓄電池の充電電圧が急変しあたかも充電電
圧の低下（−ΔＶ）の様相を呈して充電が終わったかに
見える場合がある。このようなときに充電を続ける。
による出力電流の変化や、充電回路の接続部の接触不良
などにより、蓄電池の充電電圧が急変しあたかも充電電
圧の低下（−ΔＶ）の様相を呈して充電が終わったかに
見える場合がある。このようなときに充電を続ける。
【００２２】ルール３実行部８ではルール１、２実行部
以外のものを取り扱う。
以外のものを取り扱う。
【００２３】ＭＦ格納部９では、ルール選択部５で選択
されたルール１、２、３のいずれか一つの実行部で実行
した結果が入力され、それをもとにファジィ推論を行っ
て充電出力を変更するかを判定して決定する。決定した
結果は各ルール実行部を経由して判定結果出力として満
充電判定部３に戻される。
されたルール１、２、３のいずれか一つの実行部で実行
した結果が入力され、それをもとにファジィ推論を行っ
て充電出力を変更するかを判定して決定する。決定した
結果は各ルール実行部を経由して判定結果出力として満
充電判定部３に戻される。
【００２４】満充電判定部３では、判定結果出力にした
がってコントロール部２に充電電流を変更するように指
示を出して変更させる。
がってコントロール部２に充電電流を変更するように指
示を出して変更させる。
【００２５】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、充電
電圧の推移から複数のルール実行部を切換えて電圧状態
に応じたファジィ推論することにより、誤って充電不足
のまま充電を終えたりしないですむ。
電圧の推移から複数のルール実行部を切換えて電圧状態
に応じたファジィ推論することにより、誤って充電不足
のまま充電を終えたりしないですむ。
【００２６】また、ファジイ推論により一つの条件だけ
が成立しても別の条件で充電を続けるべきであれば充電
を続ける。さらに、各々の条件を合わせてファジイ推論
することによって従来よりも早い時期に充電を終了する
ことができ不要な過充電を避けることができる。
が成立しても別の条件で充電を続けるべきであれば充電
を続ける。さらに、各々の条件を合わせてファジイ推論
することによって従来よりも早い時期に充電を終了する
ことができ不要な過充電を避けることができる。
【図１】充電電圧特性を比較した図
【図２】充電電流が変化した場合の充電電圧特性を示し
た図
た図
【図３】充電時の蓄電池の温度上昇特性を比較した図
【図４】本発明蓄電池充電装置の一実施例を示す概略図
１ 蓄電池 ２ 充電コントロール部 ３ 満充電判定部 ４ 充電状態判定部 ５ ルール選択部 ６ ルール１実行部 ７ ルール２実行部 ８ ルール３実行部 ９ ＭＦ格納部 10 前処理部Ｉ 11 前処理部ＩＩ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 伸二 京都市南区吉祥院西ノ庄猪之馬場町１番地 日本電池株式会社内 (72)発明者 江島 秀二 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 斉藤 幸弘 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内
Claims (5)
- 【請求項１】 蓄電池の電圧および温度を測定する手段
と、電圧および温度の測定結果から蓄電池の充電状態を
判定する充電状態判定部と、充電状態判定部の結果より
蓄電池に流れる電流の大きさを制御する充電コントロー
ル部とからなる蓄電池充電装置において、前記充電状態
判定部にファジイ推論を実行する手段を設けることによ
り蓄電池の充電完了時期を推定することを可能とした蓄
電池充電装置。 - 【請求項２】 ファジィ推論を実行する手段が、蓄電池
の電圧測定値と温度測定値およびそれらの変化分または
単独の値を入力とし、それらの測定値をもとにファジィ
推論して満充電状態を判定するためのルールを複数個
と、蓄電池の電圧をもとに複数個のルールの中でどのル
ールを採用するかを選択するルール選択部と、ルール選
択部で選択されたルールを実行し判定および決定するた
めの推論手段であるＭＦ格納部とからなることを特徴と
する請求項１記載の蓄電池充電装置。 - 【請求項３】 ファジィ推論を実行する手段の入力の特
徴量として、蓄電池電圧が一定の電圧値だけが変化する
のに要する時間を測定し、その時間が減少方向から増加
方向に変じたところを充電状態に関係した特徴量として
用いることを特徴とする請求項１または２記載の蓄電池
充電装置。 - 【請求項４】 蓄電池の電圧の特徴量として、充電電圧
のピーク予測電圧値を、蓄電池温度をパラメータとした
関係式とし、現在電圧値とピーク予測電圧値との関係を
用いることを特徴とする請求項１または２記載の蓄電池
充電装置。 - 【請求項５】 充電電圧のピーク予測電圧を蓄電池温度
および充電電流の大きさをパラメータとして関係式また
は表であらわし、現在電圧値とピーク予測電圧値との関
係から充電完了時期を知ることを特徴とする請求項１ま
たは２記載の蓄電池充電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4753093A JPH06245403A (ja) | 1993-02-13 | 1993-02-13 | 蓄電池充電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4753093A JPH06245403A (ja) | 1993-02-13 | 1993-02-13 | 蓄電池充電装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06245403A true JPH06245403A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12777684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4753093A Pending JPH06245403A (ja) | 1993-02-13 | 1993-02-13 | 蓄電池充電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06245403A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2745433A1 (fr) * | 1996-02-27 | 1997-08-29 | Sgs Thomson Microelectronics | Dispositif de commande de la charge d'au moins une batterie |
| US5714866A (en) * | 1994-09-08 | 1998-02-03 | National Semiconductor Corporation | Method and apparatus for fast battery charging using neural network fuzzy logic based control |
| US5825156A (en) * | 1995-10-31 | 1998-10-20 | U.S. Philips Corporation | System for monitoring charging/discharging cycles of a rechargeable battery, and host device including a smart battery |
| US6064180A (en) * | 1996-10-29 | 2000-05-16 | General Motors Corporation | Method and apparatus for determining battery state-of-charge using neural network architecture |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05244729A (ja) * | 1992-01-24 | 1993-09-21 | Sanyo Electric Co Ltd | 電池の充電方法 |
| JPH07502860A (ja) * | 1992-01-14 | 1995-03-23 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 蓄電池の充電方法 |
-
1993
- 1993-02-13 JP JP4753093A patent/JPH06245403A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07502860A (ja) * | 1992-01-14 | 1995-03-23 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 蓄電池の充電方法 |
| JPH05244729A (ja) * | 1992-01-24 | 1993-09-21 | Sanyo Electric Co Ltd | 電池の充電方法 |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5714866A (en) * | 1994-09-08 | 1998-02-03 | National Semiconductor Corporation | Method and apparatus for fast battery charging using neural network fuzzy logic based control |
| US5825156A (en) * | 1995-10-31 | 1998-10-20 | U.S. Philips Corporation | System for monitoring charging/discharging cycles of a rechargeable battery, and host device including a smart battery |
| FR2745433A1 (fr) * | 1996-02-27 | 1997-08-29 | Sgs Thomson Microelectronics | Dispositif de commande de la charge d'au moins une batterie |
| EP0793327A1 (fr) * | 1996-02-27 | 1997-09-03 | STMicroelectronics S.A. | Dispositif de commande de la charge d'au moins une batterie |
| US5739673A (en) * | 1996-02-27 | 1998-04-14 | Sgs-Thomson Microelectronics S.A. | Control device for the charging of at least one battery |
| US6064180A (en) * | 1996-10-29 | 2000-05-16 | General Motors Corporation | Method and apparatus for determining battery state-of-charge using neural network architecture |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3421034B2 (ja) | 蓄電池の充電方法 | |
| CN102163755B (zh) | 二次电池的充电方法、二次电池的充电控制装置及组式电池 | |
| US9219377B2 (en) | Battery charging apparatus and battery charging method | |
| CN101794921B (zh) | 电池单元平衡方法、电池单元平衡***以及电池组 | |
| US5808442A (en) | Method of charging a plurality of lithium ion rechargeable batteries | |
| US5057762A (en) | System for determining battery charge states and charging sequence for a battery charger | |
| US20010001533A1 (en) | Method and apparatus for charging a rechargeable battery with monitoring of battery temperature rate of change | |
| JPH06315233A (ja) | 電池の充電制御方法 | |
| CN103138026B (zh) | 电池组的控制装置 | |
| JPH09130982A (ja) | 兼用バッテリ充電器とその制御方法 | |
| CN100373743C (zh) | 充电器 | |
| CN103091636A (zh) | 组电池的异常判定方法和组电池 | |
| JPH0638394A (ja) | ２次電池の充電装置 | |
| JP2015504648A (ja) | 充電式電池を充電するための方法及び装置 | |
| JP4738730B2 (ja) | 組電池及び電池パック | |
| JPH0946916A (ja) | 充電制御装置 | |
| JPH06245403A (ja) | 蓄電池充電装置 | |
| JPH1094187A (ja) | 電池の充電装置 | |
| JP7240994B2 (ja) | バッテリパックおよび充電システム | |
| JP3752249B2 (ja) | 二次電池の充電装置 | |
| CN114161977B (zh) | 电动车辆充电装置的导引电压反馈与控制方法及装置 | |
| JPH04331391A (ja) | バッテリー駆動パーソナルコンピュータ | |
| JP2928439B2 (ja) | 二次電池の充電検出方法及び装置 | |
| JP7415367B2 (ja) | 組電池の残存容量調整装置 | |
| JPH09163619A (ja) | 充電器 |