JPH06240778A - 小屋裏の界壁パネル - Google Patents
小屋裏の界壁パネルInfo
- Publication number
- JPH06240778A JPH06240778A JP5012393A JP5012393A JPH06240778A JP H06240778 A JPH06240778 A JP H06240778A JP 5012393 A JP5012393 A JP 5012393A JP 5012393 A JP5012393 A JP 5012393A JP H06240778 A JPH06240778 A JP H06240778A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- attic
- wall panel
- frame
- attached
- gypsum board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Building Environments (AREA)
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小屋裏の界壁部への石膏ボードなどの防火板
の張り付けを現場施工で行う必要がなく、したがって小
屋裏界壁の防火施工を短時間で行うことができるように
した界壁パネルを提供する。 【構成】 界壁部の小屋裏フレーム（７）の側面に予め
石膏ボード（８）等の防火板を張付けたものである。
の張り付けを現場施工で行う必要がなく、したがって小
屋裏界壁の防火施工を短時間で行うことができるように
した界壁パネルを提供する。 【構成】 界壁部の小屋裏フレーム（７）の側面に予め
石膏ボード（８）等の防火板を張付けたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、アパートなどの集合
住宅における小屋裏の界壁パネルに関するものである。
住宅における小屋裏の界壁パネルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】アパートなどにおいては、各住戸間の界
壁部は、居室部分のみならず小屋裏部分も防火構造とな
っていることが要求されている。この場合、小屋裏に鉄
骨フレームを用いたプレハブ形式の建物において、その
小屋裏フレームを設置したのち、そのフレームの側面に
石膏ボードなどの防火板を張り付けている。
壁部は、居室部分のみならず小屋裏部分も防火構造とな
っていることが要求されている。この場合、小屋裏に鉄
骨フレームを用いたプレハブ形式の建物において、その
小屋裏フレームを設置したのち、そのフレームの側面に
石膏ボードなどの防火板を張り付けている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来に
おいては、石膏ボードなどの防火板の張り付けを現場で
の大工工事によって行っており、それにはまず足場を組
む必要があるとともに、防火板を張り付けるための下地
材としての木製胴縁を取付けた後に、その胴縁へ釘打ち
などして防火板を張り付けるため、作業工数が非常に多
くなって施工時間が長くなり、少なくとも１日から２日
程度の時間を必要とする不都合があった。また、これら
の作業は高所作業であることから危険を伴うとともに、
重労働であるため作業者の疲労が大きいという欠点があ
った。
おいては、石膏ボードなどの防火板の張り付けを現場で
の大工工事によって行っており、それにはまず足場を組
む必要があるとともに、防火板を張り付けるための下地
材としての木製胴縁を取付けた後に、その胴縁へ釘打ち
などして防火板を張り付けるため、作業工数が非常に多
くなって施工時間が長くなり、少なくとも１日から２日
程度の時間を必要とする不都合があった。また、これら
の作業は高所作業であることから危険を伴うとともに、
重労働であるため作業者の疲労が大きいという欠点があ
った。
【０００４】この発明は、このような従来の欠点を解消
して、小屋裏の界壁部への石膏ボードなどの防火板の張
り付けを現場施工で行う必要がなく、したがって小屋裏
界壁の防火施工を短時間で行うことができるようにした
界壁パネルを提供することを目的とするものである。
して、小屋裏の界壁部への石膏ボードなどの防火板の張
り付けを現場施工で行う必要がなく、したがって小屋裏
界壁の防火施工を短時間で行うことができるようにした
界壁パネルを提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、界壁部に取り付けられる小屋裏フレ
ームの側面に、石膏ボードなどの防火板を予め張り付け
てあることを特徴とする。
め、この発明では、界壁部に取り付けられる小屋裏フレ
ームの側面に、石膏ボードなどの防火板を予め張り付け
てあることを特徴とする。
【０００６】また、上記において、防火板の上端に母屋
の嵌合する切欠を形成することが考えられる。
の嵌合する切欠を形成することが考えられる。
【０００７】
【作用】上記のように、小屋裏の界壁フレームに予め防
火板が張り付けてあるので、現場での防火板の張り付け
作業が不要となる。
火板が張り付けてあるので、現場での防火板の張り付け
作業が不要となる。
【０００８】
【実施例】図１において、（１）は、この発明の小屋裏
界壁パネル、（２）は界壁部以外の一般部の小屋裏フレ
ームであって、それぞれ軒先側の桁梁（３）へ渡して取
り付けられている。前記小屋裏フレーム（１）は、その
端部を前記桁梁（３）へ固定される小屋梁（４）、その
小屋梁（４）上に適宜間隔をおいて立設された数本の束
（５）（５）…と、その束（５）（５）…上端に跨って
山形に取り付けられた２本の登り梁（６）（６）とから
構成されている。図２は、前記界壁パネル（１）の小屋
裏フレーム（７）で、その基本的構成は一般部の小屋裏
フレーム（２）と同一であって、図３のように、その両
表面に石膏ボード（８）を張り付けるものである。ま
た、石膏ボード（８）の上端は、登り方向の間隔をおい
て方形の切欠（９）が形成され、各小屋裏フレーム
（２）（７）の登り梁（６）の上面に跨って取付ける図
１のような母屋（10）がこの切欠（９）に嵌合し、これ
により各母屋（10）間の空間を石膏ボード（８）の上端
を塞ぐようになっている。
界壁パネル、（２）は界壁部以外の一般部の小屋裏フレ
ームであって、それぞれ軒先側の桁梁（３）へ渡して取
り付けられている。前記小屋裏フレーム（１）は、その
端部を前記桁梁（３）へ固定される小屋梁（４）、その
小屋梁（４）上に適宜間隔をおいて立設された数本の束
（５）（５）…と、その束（５）（５）…上端に跨って
山形に取り付けられた２本の登り梁（６）（６）とから
構成されている。図２は、前記界壁パネル（１）の小屋
裏フレーム（７）で、その基本的構成は一般部の小屋裏
フレーム（２）と同一であって、図３のように、その両
表面に石膏ボード（８）を張り付けるものである。ま
た、石膏ボード（８）の上端は、登り方向の間隔をおい
て方形の切欠（９）が形成され、各小屋裏フレーム
（２）（７）の登り梁（６）の上面に跨って取付ける図
１のような母屋（10）がこの切欠（９）に嵌合し、これ
により各母屋（10）間の空間を石膏ボード（８）の上端
を塞ぐようになっている。
【０００９】上記において、石膏ボード（８）は、まず
小屋梁（４）の上面、束（５）及び登り梁（６）の側面
にそれぞれ下地材としての木製の胴縁（12）（13）（1
4）を取付けた後、この胴縁（12）（13）（14）の両側
面に釘打ちして固定している。この実施例では、それぞ
れ２枚重ねに石膏ボード（８）を張り付けて、防火のみ
ならず遮音性をも向上させている。
小屋梁（４）の上面、束（５）及び登り梁（６）の側面
にそれぞれ下地材としての木製の胴縁（12）（13）（1
4）を取付けた後、この胴縁（12）（13）（14）の両側
面に釘打ちして固定している。この実施例では、それぞ
れ２枚重ねに石膏ボード（８）を張り付けて、防火のみ
ならず遮音性をも向上させている。
【００１０】小屋梁（４）は、図５のように、Ｈ形鋼か
らなるもので、その上面に載せた胴縁（12）と小屋梁
（４）のフランジ（15）とを貫通して差し込んだボルト
（16）で固定している。他方、束（５）と登り梁（６）
は、図４のように、それぞれ背中合わせに結合した２本
のＣチャンネル（17）（17）からなり、そのＣチャンネ
ル（17）の溝部へ差し込んだ支持金具（18）の支持プレ
ート（19）を、リップ（20）の裏面に当接するととも
に、その支持プレート（19）の外側面より突設したボル
ト（21）を側面の胴縁（13）（14）へ貫通させて、その
先端に螺合したナット（22）と支持プレート（19）とで
挟持して固定している。図４の（23）は、前記母屋（1
0）を固定するため登り梁（６）の上面に固着した母屋
受けプレートである。なお、小屋裏フレーム（７）に張
り付けた石膏ボード（８）間の空間には断熱材（24）を
充填している。
らなるもので、その上面に載せた胴縁（12）と小屋梁
（４）のフランジ（15）とを貫通して差し込んだボルト
（16）で固定している。他方、束（５）と登り梁（６）
は、図４のように、それぞれ背中合わせに結合した２本
のＣチャンネル（17）（17）からなり、そのＣチャンネ
ル（17）の溝部へ差し込んだ支持金具（18）の支持プレ
ート（19）を、リップ（20）の裏面に当接するととも
に、その支持プレート（19）の外側面より突設したボル
ト（21）を側面の胴縁（13）（14）へ貫通させて、その
先端に螺合したナット（22）と支持プレート（19）とで
挟持して固定している。図４の（23）は、前記母屋（1
0）を固定するため登り梁（６）の上面に固着した母屋
受けプレートである。なお、小屋裏フレーム（７）に張
り付けた石膏ボード（８）間の空間には断熱材（24）を
充填している。
【００１１】図５において、（26）（26）は、小屋梁
（４）上の胴縁（12）へ取付けた石膏ボード（８）の受
金具で、その上端の水平部（27）を胴縁（12）上面へ釘
打ちして固定し、胴縁（12）の外側面に沿う垂直部（2
8）の下端を外方へ鉤状に折曲げて、石膏ボード（８）
の下端を挿入して下側から支持している。これは、特に
輸送時の振動により石膏ボード（８）が下方へ落ちるの
を防止するためである。
（４）上の胴縁（12）へ取付けた石膏ボード（８）の受
金具で、その上端の水平部（27）を胴縁（12）上面へ釘
打ちして固定し、胴縁（12）の外側面に沿う垂直部（2
8）の下端を外方へ鉤状に折曲げて、石膏ボード（８）
の下端を挿入して下側から支持している。これは、特に
輸送時の振動により石膏ボード（８）が下方へ落ちるの
を防止するためである。
【００１２】そして、上記の胴縁（12）〜（14）の取付
け及び石膏ボード（８）の張り付けは予め工場で施工さ
れ、これを現場へ搬入してクレーンなどで吊り込んで取
り付けるものである。
け及び石膏ボード（８）の張り付けは予め工場で施工さ
れ、これを現場へ搬入してクレーンなどで吊り込んで取
り付けるものである。
【００１３】また、防火板である石膏ボード（８）の上
端には母屋（10）の嵌合する切欠（９）が形成されてい
るので、このように母屋（10）が嵌合されることで各母
屋（10）間の空間にも自動的に石膏ボード（８）が配置
され、この部分のみ後から防火施工を行う必要がないと
いう効果がある。
端には母屋（10）の嵌合する切欠（９）が形成されてい
るので、このように母屋（10）が嵌合されることで各母
屋（10）間の空間にも自動的に石膏ボード（８）が配置
され、この部分のみ後から防火施工を行う必要がないと
いう効果がある。
【００１４】
【発明の効果】以上のように、この発明では、小屋裏の
界壁フレームに予め石膏ボードなどの防火板が張り付け
てあるので、従来のように足場組み、下地材の取付け及
び防火板の張り付けと言った危険で手間のかかる現場作
業が省略され、施工期間を短縮できるとともに、作業者
の疲労と危険を軽減できるという効果がある。また、こ
のような防火板の張り付けを管理の容易な工場で行うた
め、精度の高い高品質のものが得られ、防火及び遮音性
能も向上する利点がある。
界壁フレームに予め石膏ボードなどの防火板が張り付け
てあるので、従来のように足場組み、下地材の取付け及
び防火板の張り付けと言った危険で手間のかかる現場作
業が省略され、施工期間を短縮できるとともに、作業者
の疲労と危険を軽減できるという効果がある。また、こ
のような防火板の張り付けを管理の容易な工場で行うた
め、精度の高い高品質のものが得られ、防火及び遮音性
能も向上する利点がある。
【図１】この発明の実施例を示す小屋裏界壁パネル取付
け状態の斜視図である。
け状態の斜視図である。
【図２】界壁部の小屋裏フレームの正面図である。
【図３】界壁パネルの正面図である。
【図４】図３のＡーＡ線拡大断面図である。
【図５】同じくＢーＢ線断面図である。
（１） 界壁パネル （７） 小屋裏フレーム （８） 石膏ボード （９） 切欠 （10） 母屋
Claims (3)
- 【請求項１】 界壁部に取り付けられる小屋裏フレーム
の側面に、石膏ボードなどの防火板を予め張り付けてあ
ることを特徴とする小屋裏の界壁パネル。 - 【請求項２】 小屋裏フレーム両側面に防火板を張り付
けたことを特徴とする請求項１の小屋裏の界壁パネル。 - 【請求項３】 防火板の上端に母屋の嵌合する切欠を形
成した請求項１または２の小屋裏の界壁パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5012393A JPH06240778A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 小屋裏の界壁パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5012393A JPH06240778A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 小屋裏の界壁パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06240778A true JPH06240778A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=12850355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5012393A Pending JPH06240778A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 小屋裏の界壁パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06240778A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013221295A (ja) * | 2012-04-16 | 2013-10-28 | Toyota Home Kk | 建物の屋根構造 |
| KR20170084044A (ko) * | 2014-11-18 | 2017-07-19 | 인텔 코포레이션 | n-채널 및 p-채널 갈륨 질화물 트랜지스터들을 사용하는 CMOS 회로들 |
-
1993
- 1993-02-15 JP JP5012393A patent/JPH06240778A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013221295A (ja) * | 2012-04-16 | 2013-10-28 | Toyota Home Kk | 建物の屋根構造 |
| KR20170084044A (ko) * | 2014-11-18 | 2017-07-19 | 인텔 코포레이션 | n-채널 및 p-채널 갈륨 질화물 트랜지스터들을 사용하는 CMOS 회로들 |
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