JPH0624014Y2 - 光学式ピックアップ・アセンブリ - Google Patents

光学式ピックアップ・アセンブリ

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JPH0624014Y2
JPH0624014Y2 JP5623688U JP5623688U JPH0624014Y2 JP H0624014 Y2 JPH0624014 Y2 JP H0624014Y2 JP 5623688 U JP5623688 U JP 5623688U JP 5623688 U JP5623688 U JP 5623688U JP H0624014 Y2 JPH0624014 Y2 JP H0624014Y2
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optical pickup
optical
tilt
disc
shaft
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JP5623688U
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正 舟橋
泰彦 瀬戸
昌男 阿部
伊佐美 剱持
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Pioneer Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は光学式ディスクプレーヤに用いられる光学式ピ
ックアップを担持して光学式情報記録ディスクの半径方
向に伸びた案内部材上を移動し、光学式ピックアップを
光学式情報記録ディスクの情報記録面に沿って位置決め
する光学式ピックアップ・アセンブリに関する。
背景技術 第2図に従来の光学式ディスクプレーヤの要部を示す。
なお、下記の構成は実願昭62−032896に開示さ
れている。
第2図に示すように、ディスク1はスピンドルモータ2
により回転駆動されるターンテーブル3上に載置されて
おり、且つ、クランパ4を含むクランプ機構によってタ
ーンテーブル3に押し付けられている。なお、ディスク
1はその中心から遠くなるに従い自重により撓んで椀状
に変形している。スピンドルモータ2はベース5上に固
設されている。ベース5にはプレート6がピン7を介し
てディスク1の回転軸を含む面内において揺動自在(矢
印P方向)に取り付けられている。このプレート6には
該プレートと共に支持部材を構成するガイドシャフト8
が設けられており、キャリッジ9が該ガイドシャフトに
よって摺動自在に支持されている。キャリッジ9内に
は、対物レンズ10を含む光学系と該対物レンズをフォ
ーカス方向及びトラッキング方向においてサーボ駆動す
るレンズサーボ駆動機構とから成る光学式ピックアップ
が収納されている。該光学式ピックアップは、ディスク
1の記録面に照射光を発し且つ該記録面からの反射光を
受け該反射光の変化を検知して記録情報を読み取るもの
である。なお図示されてはいないが、キャリッジ9をガ
イドシャフト8に沿って移動せしめる駆動手段が設けら
れている。また、キャリッジ9上には、例えば発光素子
及び受光素子から成り上記照射光の光軸とディスク記録
面との相対傾斜角度を検知して傾斜角度検知信号を発す
る傾斜角度検知手段(図示せず)が設けられている。
ベース5に対してピン7を介してディスク1の回転軸を
含む面内において揺動自在に取り付けられたプレート6
の一端部にはカム当接面6aが形成されている。このカ
ム当接面6aにはカム11が当接している。カム11は
歯車12と同軸に設けられたものであり、他の歯車1
3,プーリ14,ベルト15及び小プーリ16を介して
モータ17によって回転駆動される。プレート6にはカ
ム当接面6aの近傍に、該プレートを第2図における反
時計方向に付勢するコイルスプリング19が連結されて
いる。すなわち、当該光学式ディスクプレーヤにおいて
は、キャリッジ9がディスク1の内周部から外周部に移
動するのに伴って前述の傾斜角度検知手段からの傾斜角
度検知信号が制御回路に伝達され、該制御回路が該傾斜
角度検知信号に応じてモータ17を回転せしめることに
より、また、コイルスプリング19の付勢力によってプ
レート6が適宜連続的に揺動せしめられる。これによっ
て、光学式ピックアップからの照射光の光軸とディスク
記録面との直交関係が保たれるのである。
上述した如く、従来の光学式ディスクプレーヤにおいて
は、ディスク記録面と該記録面に向けて発せられる照射
光の光軸との直交関係を連続的に維持するチルトサーボ
手段が設けられており、かかるチルトサーボ手段は部品
点数が多く構造が複雑であるばかりでなく、大型である
故プレーヤ全体としての小型化を困難としていた。
また、光学式ピックアップは発光素子(図示せず)が発
した光をスポット光としてディスク記録面に収束せし
め、その反射光により情報を読取ることから、光学式ピ
ックアップとディスクとの間の距離は常に等しく保たれ
ることが望ましい。しかしながら、上述の如き構造の光
学式ディスクプレーヤにおいては、光学式ピックアップ
からディスク記録面に向けて発せられる照射光の光軸と
ディスク記録面との直角を保つべくガイドシャフト8を
揺動せしめると、ディスクとピックアップ間の距離は一
義的に決定されてしまい、該距離を一定に保つことは出
来なかった。
考案の概要 そこで、本考案は、上述の事情に鑑み、光学式ピックア
ップからディスク記録面に向けて発せられる照射光の光
軸とディスク記録面との直角を保ちつつ、光学式ピック
アップとディスクとの間の距離を常に等しく保つことが
でき、かつ、プレーヤ全体としての小型化を達成し得る
光学式ピックアップ・アセンブリを提供することを目的
としている。
上述の目的を達成する為、本考案による光学式ピックア
ップ・アセンブリにおいては、光学式ピックアップを担
持するヨークベースと光学式情報記録ディスクの半径方
向に伸びた案内部材上を摺動自在な摺動部材との間に、
これらの一対に対して回動自在に係合し他方に対して平
行移動自在に係合した中間部材を設け、中間部材の回動
角度位置及び平行移動位置を位置決め手段により決定す
る構成となっている。
実施例 以下、第1図を参照しつつ本考案の実施例について説明
する。
第1図に示した様に、本考案による光学式ピックアップ
・アセンブリにおいては、光学式情報記録ディスク1の
情報記録面に対向する対物レンズ10を含む光学系及び
対物レンズ10をフォーカス方向とトラッキング方向と
においてサーボ駆動するレンズ駆動機構等からなる光学
式ピックアップは、ヨークベース21に担持されてい
る。ヨークベース21の端部21aにはプレート22が
ビス23によって固定される。また、端部21aには貫
通孔25,26が互いに平行にかつ光学式ピックアップ
から発せられる照射光の光軸に平行に穿設されており、
貫通孔25及び26にはそれぞれ上端にてプレート22
に結合するシャフト27及び28が挿通される。更に、
シャフト27及び28はチルト部材30に形成された貫
通孔31及び32にそれぞれ挿通されている。図示した
様に、シャフト27にはレバー33が直角に固定されて
いる。レバー33はチルト部材30に貫通孔31と連通
して形成されたスリット35に挿通され、その自由端部
はチルト部材30から突出している。チルト部材30か
ら突出したレバー33の自由端はカムギヤ36の側面に
形成された偏心溝37に係合している。偏心溝37はカ
ムギヤ36の回転中心軸に対して偏心して形成されてい
る。カムギヤ36はキャリッジ38の立上り部に穿設さ
れた孔40に回動自在に担持され、キャリッジ38上に
配設されたサーボモータ41によりウォーム42を介し
て回動駆動される。このように、カムギヤ36が回動せ
しめられると、カムギヤ36の偏心溝37に係合したレ
バー33はスリット35に沿って平行移動せしめられ、
シャフト27をその中心軸方向において平行移動せしめ
位置決めする。従って、光学式ピックアップを担持した
ヨークベース21がチルト部材30に対してシャフト2
7の中心軸方向において平行移動せしめられて位置決め
され、光学式ピックアップとディスク1との相関距離が
常に均等に調整できるようになっているのである。
一方、チルト部材30には、貫通孔31に対して直角方
向に伸長した筒状部43が形成されており、筒状部43
にはチルトギヤ45が一体成形されるか、又は、別体と
して一旦形成されたチルトギヤ45が固定されている。
筒状部43にはその中心に中心孔46が形成されてお
り、この中心孔46は摺動部材47に設けられた支軸4
8に嵌合する。このようにして、チルト部材30は摺動
部材47に対して回動自在に軸支されるのである。な
お、チルト部材30にはフック(図示せず)が設けられ
ており、これに一端にて係合するセットスプリング51
が他端にて摺動部材47のフック孔52に係止されてお
り、セットスプリング51の張力により筒状部43が支
軸48から脱落するのが防止され、かつ、ガイドシャフ
ト8とチルト部材30との間の相対的位置決めがなされ
ている。
チルト部材30に結合したチルトギヤ45には図示しな
いギヤが噛合しており、これらを介して図示しないサー
ボモータによりチルト部材30は支軸48のまわりに回
動せしめられ回動角度位置が決定されるようになってお
り、光学式ピックアップから発せられる照射光の光軸を
ディスク1の情報記録面に対して直角に保つよう調整可
能となっている。
摺動部材47は光学式情報記録ディスク1の半径方向に
伸長し両端にてシャシ等に固定された案内部材たるガイ
ドシャフト8上を摺動自在に構成され、キャリッジ38
を担持して図示しない駆動手段により駆動され位置決め
されるようになっている。なお、キャリッジ38の立上
り部に回動自在に配設されたローラ53は摺動部材47
の移動に伴ない図示しないレール上を転動するようにな
っている。
なお、本実施例においては、支軸48とカムギヤ36の
中心軸とは一致しており、これら中心軸とシャフト27
の中心軸とが同一平面上にて直交し、かつ、レバー33
の中心軸も該同一平面上に存在するよう構成されてい
る。
また、上述した実施例においては、光学式ピックアップ
を担持したヨークベース21がシャフト27を中心に回
動することを防止する為、シャフト28をシャフト27
に平行に設けているが、レバー33とスリット35との
間の隙間を切り詰めることによってシャフト28を廃す
ることもできるし、また、貫通孔31内部に突起を形成
しこれに係合する溝をシャフト27にその中心軸方向に
沿って形成することによって、シャフト28を廃するこ
ともできる。
次に、上述した実施例の動作について説明する。上述し
た実施例において、光学式ピックアップから発せられる
照射光の光軸をディスク1の撓みにも拘らず情報記録面
に対して直角に保持する為のいわゆるチルト調整は、記
述した様に、チルトギヤ45を回動駆動することにより
チルト部材30を摺動部材47の支軸48を中心に回動
せしめて行なうことができる。すなわち、チルト部材3
0の回動に伴いシャフト27,28も支軸48のまわり
に回動し、光学式ピックアップを担持したヨークベース
21も回動せしめられるので、チルトギヤ45を回動せ
しめることにより該光軸をディスク1の情報記録面に対
して直角に保つことができるのである。また、光学式ピ
ックアップとディスク1との相関距離を常に均一に保持
する為の距離(高さ)調整は、カムギヤ36をサーボモ
ータ41により駆動し従動子たるレバー33をシャフト
27の中心軸方向すなわちディスク1の情報記録面に対
して垂角に保持された光軸方向に駆動することにより行
なうことができる。すなわち、レバー33と共にシャフ
ト27はその中心軸方向において平行移動せしめられ、
これに伴ない光学式ピックアップを担持したヨークベー
ス21も同方向に平行移動せしめられるので、カムギヤ
36を回動せしめることにより光学式ピックアップとデ
ィスク1との相関距離をディスク1の撓みにも拘らず常
に均一に保つことができるのである。
なお、上述した実施例においては、チルト調整及び距離
調整の精度はシャフト27,28と貫通孔31,32と
の嵌合精度及び支軸48と中心孔46との嵌合精度によ
って定まるので、これらの嵌合精度を上げることによっ
て両調整の精度を容易に向上させることができる。
考案の効果 以上説明した様に、本考案による光学式ピックアップ・
アセンブリにおいては、光学式ピックアップを担持する
ヨークベースと光学式情報記録ディスクの半径方向に伸
びた案内部材上を摺動自在な摺動部材との間に、これら
の一方に対して回動自在に係合し他方に対して平行移動
自在に係合した中間部材を設け、中間部材の回動角度位
置及び平行移動位置を位置決め手段により決定する構成
となっているので、上述したチルト調整により光学式ピ
ックアップから発せられる照射光の光軸を光学式情報記
録ディスクの撓みにも拘らずディスクの情報記録面に対
し垂直に保ちつつ、上述した距離調整により光学式ピッ
クアップとディスクとの相関距離を常に等しく保ち得
る。また、チルト調整及び距離調整をなす調整機構たる
中間部材が光学式ピックアップを担持したヨークベース
とディスクの半径方向に伸びた案内部材上を摺動する摺
動部材との間に設けられているので、従来のように長大
な案内部材を揺動させるのに要する機構及び空間を必要
とせず、コンパクトな構成でプレーヤ全体の小型化に寄
与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による光学式ピックアップ・アセンブリ
の拡散分解図、第2図は従来の光学式ディスクプレーヤ
のチルト調整機構を示した図である。 主要部分の符号の説明 1……光学式情報記録ディスク 8……ガイドシャフト 9,38……キャリッジ 10……対物レンズ 21……ヨークベース 27……シャフト 30……チルト部材 33……レバー 36……カムギヤ 37……偏心溝 45……チルトギヤ 47……摺動部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学式ピックアップを担持して光学式情報
    記録ディスクの半径方向に伸びた案内部材上を移動自在
    な光学式ピックアップ・アセンブリであって、前記光学
    式ピックアップを担持するヨークベースと、前記案内部
    材上を摺動自在な摺動部材と、前記ヨークベース及び摺
    動部材のいずれか一方に対して回動自在に係合し他方に
    対して平行移動自在に係合した中間部材と、前記中間部
    材の前記一方に対する角度位置及び前記中間部材の前記
    他方に対する位置を定める位置決め手段とを含むことを
    特徴とする光学式ピックアップ・アセンブリ。
JP5623688U 1988-04-26 1988-04-26 光学式ピックアップ・アセンブリ Expired - Lifetime JPH0624014Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01159219U JPH01159219U (ja) 1989-11-02
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