JPH06239505A - ウエブの搬送速度制御装置 - Google Patents
ウエブの搬送速度制御装置Info
- Publication number
- JPH06239505A JPH06239505A JP5048659A JP4865993A JPH06239505A JP H06239505 A JPH06239505 A JP H06239505A JP 5048659 A JP5048659 A JP 5048659A JP 4865993 A JP4865993 A JP 4865993A JP H06239505 A JPH06239505 A JP H06239505A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- web
- packaging material
- counter
- conveying speed
- conveying
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- Pending
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- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ウエブの搬送速度を実搬送速度に一致させる
こと。 【構成】 包材搬送経路の一部に設けたアイマーク検出
用フォトカプラ７からの信号によって単位時間当りのア
イマークパルスをカウントする一方、プルダウンベルト
駆動用サーボモータ５の回転数をフォトカプラ８からの
信号によりフィードバックパルスとしてカウントし、実
搬送速度を示すアイマークパルスの数と、プルダウンベ
ルト３の搬送速度を示すフィードバックパルスの数との
間に一定の関係を持たせるようにサーボモータ５の回転
速度を制御するようにしたもの。
こと。 【構成】 包材搬送経路の一部に設けたアイマーク検出
用フォトカプラ７からの信号によって単位時間当りのア
イマークパルスをカウントする一方、プルダウンベルト
駆動用サーボモータ５の回転数をフォトカプラ８からの
信号によりフィードバックパルスとしてカウントし、実
搬送速度を示すアイマークパルスの数と、プルダウンベ
ルト３の搬送速度を示すフィードバックパルスの数との
間に一定の関係を持たせるようにサーボモータ５の回転
速度を制御するようにしたもの。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、包装機に使用される包
材のような長尺ウエブを正確に搬送するための速度制御
装置に関する。
材のような長尺ウエブを正確に搬送するための速度制御
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば連続動作型の包装機においては、
カット位置と印刷位置とがズレると商品価値を失うた
め、通常、この種の包装機では、印刷装置と同様にフィ
ルムの一部に印刷したアイマークをもとにしてカットの
タイミングをとるように構成されている。
カット位置と印刷位置とがズレると商品価値を失うた
め、通常、この種の包装機では、印刷装置と同様にフィ
ルムの一部に印刷したアイマークをもとにしてカットの
タイミングをとるように構成されている。
【０００３】ところが、本出願人が特開平４−８７９３
１号公報に開示した包装機のように、シールジョー及び
カッタをＤ字型の軌跡を画かせるように構成した装置に
おいては、カットのタイミングを変えるのに莫大な計算
処理を行う必要があって、アイマークをもとにしたタイ
ミング処理を行うことがきわめて困難であるといった問
題を有している。
１号公報に開示した包装機のように、シールジョー及び
カッタをＤ字型の軌跡を画かせるように構成した装置に
おいては、カットのタイミングを変えるのに莫大な計算
処理を行う必要があって、アイマークをもとにしたタイ
ミング処理を行うことがきわめて困難であるといった問
題を有している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
カットのタイミング等を変えることなくウエブの搬送速
度そのものをアイマークによって制御することのできる
新たな装置を提供することにある。
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
カットのタイミング等を変えることなくウエブの搬送速
度そのものをアイマークによって制御することのできる
新たな装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明はこのよ
うな課題を達成するためのウエブの搬送速度制御装置と
して、ウエブの搬送経路の一部に、ウエブを搬送する搬
送手段と、ウエブに設けた一定間隔のマークを検知して
ウエブの実搬送速度を検出する検出手段を設けて、ウエ
ブ搬送手段の搬送速度をこの検出手段の検出出力をもと
に制御するするようにしたものである。
うな課題を達成するためのウエブの搬送速度制御装置と
して、ウエブの搬送経路の一部に、ウエブを搬送する搬
送手段と、ウエブに設けた一定間隔のマークを検知して
ウエブの実搬送速度を検出する検出手段を設けて、ウエ
ブ搬送手段の搬送速度をこの検出手段の検出出力をもと
に制御するするようにしたものである。
【０００６】
【実施例】そこで以下に本発明の実施例について説明す
る。図１は、縦型ピロー包装機の包材搬送機構に適用し
た本発明の一実施例を示したものである。
る。図１は、縦型ピロー包装機の包材搬送機構に適用し
た本発明の一実施例を示したものである。
【０００７】この包装機は、ホッパー１の下方に取付け
たフォーマ２によって図示しない包材ロールより供給さ
れてきた包材ｓを筒状に曲成した上、これをその下方に
対向配設した一対のプルダウンベルト３、３により図示
しない横シール機構のもとへ送り出すように構成されて
いる。
たフォーマ２によって図示しない包材ロールより供給さ
れてきた包材ｓを筒状に曲成した上、これをその下方に
対向配設した一対のプルダウンベルト３、３により図示
しない横シール機構のもとへ送り出すように構成されて
いる。
【０００８】図中符号７は、包材搬送経路の一部に設け
た発光素子と受光素子とからなるアイマーク検出用のフ
ォトカプラで、袋の長さに相当するピッチ毎に包材ｓの
縁に印刷されたアイマークＭを検出してそのパルス信号
を後述するアイマークパルスカウンタ１１へ出力し、包
材ｓの実搬送速度を求める部材の１つを構成している。
た発光素子と受光素子とからなるアイマーク検出用のフ
ォトカプラで、袋の長さに相当するピッチ毎に包材ｓの
縁に印刷されたアイマークＭを検出してそのパルス信号
を後述するアイマークパルスカウンタ１１へ出力し、包
材ｓの実搬送速度を求める部材の１つを構成している。
【０００９】これに対して図中符号８は、プルダウンベ
ルト３によるウエブの搬送速度を求めるフィードバック
用フォトカプラで、発光素子と受光素子とからなるこの
フォトカプラ８は、プルダウンベルト駆動用サーボモー
タ５の軸に固定したロータリエンコーダ６を挟むように
配設されていて、その回転速度に対応するパルス信号を
後述するフィードバックパルスカウンタ１２に出力する
ように構成されている。
ルト３によるウエブの搬送速度を求めるフィードバック
用フォトカプラで、発光素子と受光素子とからなるこの
フォトカプラ８は、プルダウンベルト駆動用サーボモー
タ５の軸に固定したロータリエンコーダ６を挟むように
配設されていて、その回転速度に対応するパルス信号を
後述するフィードバックパルスカウンタ１２に出力する
ように構成されている。
【００１０】ところで図中符号１０は、上記した各フォ
トカプラ７、８からのパルス信号を基にしてプルダウン
ベルト駆動用サーボモータ５の回転速度を制御する制御
回路であって、この制御回路１０は、アイマーク検出用
フォトカプラ７からのパルス信号をもとに単位時間当り
のアイマーク数をカウントするアイマークパルスカウン
タ１１と、フィードバック用フォトカプラ８からのパル
ス信号を入力して、ロータリエンコーダ６の回転に比例
した単位時間当りのフィードバックパルス数をカウント
するフィードバックパルスカウンタ１２と、アイマーク
パルスカウンタ１１からの信号を基準信号としてフィー
ドバックパルス数をアイマークパルスの数に対応させる
ように操作して、その際の信号をモータ駆動回路１４に
出力する偏差カウンタ１３と、偏差カウンタ１３からの
溜り量信号を入力し、この信号に対応する電圧及びまた
は電流をもってプルダウンベルト駆動用サーボモータ４
を動作させるモータ駆動回路１４とによって構成されて
いる。なお図中符号１５は、所要のプログラムに従って
この制御回路１０に他の指令信号を出力するマイクロコ
ンピュータを示している。
トカプラ７、８からのパルス信号を基にしてプルダウン
ベルト駆動用サーボモータ５の回転速度を制御する制御
回路であって、この制御回路１０は、アイマーク検出用
フォトカプラ７からのパルス信号をもとに単位時間当り
のアイマーク数をカウントするアイマークパルスカウン
タ１１と、フィードバック用フォトカプラ８からのパル
ス信号を入力して、ロータリエンコーダ６の回転に比例
した単位時間当りのフィードバックパルス数をカウント
するフィードバックパルスカウンタ１２と、アイマーク
パルスカウンタ１１からの信号を基準信号としてフィー
ドバックパルス数をアイマークパルスの数に対応させる
ように操作して、その際の信号をモータ駆動回路１４に
出力する偏差カウンタ１３と、偏差カウンタ１３からの
溜り量信号を入力し、この信号に対応する電圧及びまた
は電流をもってプルダウンベルト駆動用サーボモータ４
を動作させるモータ駆動回路１４とによって構成されて
いる。なお図中符号１５は、所要のプログラムに従って
この制御回路１０に他の指令信号を出力するマイクロコ
ンピュータを示している。
【００１１】このように構成された実施例において、い
まプルダウンベルト３による包材ｓの引出し動作に滑り
がなく、包材ｓに伸びがないような場合、つまりプルダ
ウンベルト３による搬送と実搬送との間に差がないよう
な場合には、アイマークＭのパルス数と、フィードバッ
クパルスの数との間には一定の相関関係を有している。
まプルダウンベルト３による包材ｓの引出し動作に滑り
がなく、包材ｓに伸びがないような場合、つまりプルダ
ウンベルト３による搬送と実搬送との間に差がないよう
な場合には、アイマークＭのパルス数と、フィードバッ
クパルスの数との間には一定の相関関係を有している。
【００１２】すなわち、実搬送速度をｖ、各アイマーク
Ｍの間隔をｌとした場合に、アイマークパルスカウンタ
１１が単位時間当りにアイマークパルスをカウントする
数はｖ／ｌであるのに対し、フィードバックパルスカウ
ンタ１２が単位時間当りにカウントするフィードバック
パルスの数は、プルダウンベルト３を張架するプーリ５
の径をｒ、ロータリエンコーダ６の周囲に設けたスリッ
トの数をｎとした場合に、ｎ・ｖ／πｒとなり、アイマ
ークパルスカウンタ１１からの１パルス信号当り、フィ
ードバックパルスカウンタ１２からｎ／πｒ個の信号が
偏差カウンタ１３に入力することになる。
Ｍの間隔をｌとした場合に、アイマークパルスカウンタ
１１が単位時間当りにアイマークパルスをカウントする
数はｖ／ｌであるのに対し、フィードバックパルスカウ
ンタ１２が単位時間当りにカウントするフィードバック
パルスの数は、プルダウンベルト３を張架するプーリ５
の径をｒ、ロータリエンコーダ６の周囲に設けたスリッ
トの数をｎとした場合に、ｎ・ｖ／πｒとなり、アイマ
ークパルスカウンタ１１からの１パルス信号当り、フィ
ードバックパルスカウンタ１２からｎ／πｒ個の信号が
偏差カウンタ１３に入力することになる。
【００１３】このため偏差カウンタ１３は、アイマーク
パルスカウンタ１１からの信号を基準信号とし、この信
号をもとに電圧及びまたは電流を設定してサーボモータ
５の回転速度を制御する。
パルスカウンタ１１からの信号を基準信号とし、この信
号をもとに電圧及びまたは電流を設定してサーボモータ
５の回転速度を制御する。
【００１４】一方、何らかの原因によってプルダウンベ
ルト３と包材ｓとの間に滑りが生じたりあるいは包材ｓ
に伸びが生じて、実搬送速度とプルダウンベルト３の搬
送速度との間にズレΔｖが生じたような場合には、１ア
イマークパルス信号当りｎ・Δｖ／πｒの差が生じる。
ルト３と包材ｓとの間に滑りが生じたりあるいは包材ｓ
に伸びが生じて、実搬送速度とプルダウンベルト３の搬
送速度との間にズレΔｖが生じたような場合には、１ア
イマークパルス信号当りｎ・Δｖ／πｒの差が生じる。
【００１５】このような事態が生じると、偏差カウンタ
１３は、即座にもしくは一定の累積時間をおいた後に、
この溜り量に相当する信号をモータ駆動回路１４に出力
し、サーボモータ５に印加する電圧及びもしくは電流を
制御してその回転速度を修正する。
１３は、即座にもしくは一定の累積時間をおいた後に、
この溜り量に相当する信号をモータ駆動回路１４に出力
し、サーボモータ５に印加する電圧及びもしくは電流を
制御してその回転速度を修正する。
【００１６】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ウエ
ブに設けた一定間隔のマークを検知してその実搬送速度
を検出し、その検出出力によってウエブ搬送手段の送り
速度を制御するようにしたので、ウエブの伸びやウエブ
との間の滑りといった外的要因に作用されることなくウ
エブの正確な送りを可能となして、マークを基準とした
動作を行わせることが困難な装置にあってもウエブの正
確な位置への適宜の処理を可能にする。
ブに設けた一定間隔のマークを検知してその実搬送速度
を検出し、その検出出力によってウエブ搬送手段の送り
速度を制御するようにしたので、ウエブの伸びやウエブ
との間の滑りといった外的要因に作用されることなくウ
エブの正確な送りを可能となして、マークを基準とした
動作を行わせることが困難な装置にあってもウエブの正
確な位置への適宜の処理を可能にする。
【図１】本発明の一実施例を示す装置の構成図である。
３ プルダウンベルト ５ サーボモータ ６ ロータリエンコーダ ７ アイマーク検出用フォトカプラ ８ フィードバック用フォトカプラ １０ 制御回路 Ｓ 包材
Claims (1)
- 【請求項１】 ウエブの搬送経路の一部に、該ウエブを
搬送する搬送手段と、該ウエブに設けた一定間隔のマー
クを検知して該ウエブの実搬送速度を検出する検出手段
を配設するとともに、上記搬送手段の搬送速度を、上記
検出手段の検出出力をもとに制御する制御手段を設けた
ことを特徴とするウエブの搬送速度制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5048659A JPH06239505A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | ウエブの搬送速度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5048659A JPH06239505A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | ウエブの搬送速度制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06239505A true JPH06239505A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=12809479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5048659A Pending JPH06239505A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | ウエブの搬送速度制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06239505A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL1003365C2 (nl) * | 1996-06-18 | 1997-12-19 | Stork Brabant Bv | Werkwijze en inrichting voor het met behulp van inktstralen bedrukken van een voortbewegende substraatbaan. |
| JPH11208620A (ja) * | 1998-01-20 | 1999-08-03 | Ishida Co Ltd | 包装機におけるカット位置の調整方法及び装置 |
| JP2013014349A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-24 | Unicharm Corp | 包装装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60258048A (ja) * | 1984-06-01 | 1985-12-19 | Kyoritsu Futaba Jidoki:Kk | 送りロ−ラの速度調整装置 |
| JPS63136660U (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-08 |
-
1993
- 1993-02-15 JP JP5048659A patent/JPH06239505A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60258048A (ja) * | 1984-06-01 | 1985-12-19 | Kyoritsu Futaba Jidoki:Kk | 送りロ−ラの速度調整装置 |
| JPS63136660U (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-08 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL1003365C2 (nl) * | 1996-06-18 | 1997-12-19 | Stork Brabant Bv | Werkwijze en inrichting voor het met behulp van inktstralen bedrukken van een voortbewegende substraatbaan. |
| WO1997048634A1 (en) * | 1996-06-18 | 1997-12-24 | Stork Brabant B.V. | Method and device for printing a moving substrate web by means of inkjets |
| JPH11208620A (ja) * | 1998-01-20 | 1999-08-03 | Ishida Co Ltd | 包装機におけるカット位置の調整方法及び装置 |
| JP2013014349A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-24 | Unicharm Corp | 包装装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010704 |