JPH0623895U - ばら積み貨物船の貨物艙構造 - Google Patents
ばら積み貨物船の貨物艙構造Info
- Publication number
- JPH0623895U JPH0623895U JP6423792U JP6423792U JPH0623895U JP H0623895 U JPH0623895 U JP H0623895U JP 6423792 U JP6423792 U JP 6423792U JP 6423792 U JP6423792 U JP 6423792U JP H0623895 U JPH0623895 U JP H0623895U
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- JP
- Japan
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- cargo
- ship
- bulk
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 石炭、穀類、鉱石、土砂等の固体ばら積み貨
物を輸送する貨物船の貨物艙構造にあって、船側外板の
防撓材とビルジホッパのトッププレ−トとの間隙に該固
体ばら積み貨物の滞留を防止し、貨物艙容積及び載荷重
量を大きく確保することを目的とする。 【構成】 船側外板１の内側であって、トップサイドタ
ンクボトムプレ−ト６とビルジホッパのトッププレ−ト
３間に、コ字状の縦型コルゲ−ト防撓材４を配設し、船
側外板１とビルジホッパのトッププレ−ト３及び船側外
板防撓材との間にばら積み貨物の滞留を防止してなるこ
とを特徴とするばら積み貨物船の貨物艙構造。
物を輸送する貨物船の貨物艙構造にあって、船側外板の
防撓材とビルジホッパのトッププレ−トとの間隙に該固
体ばら積み貨物の滞留を防止し、貨物艙容積及び載荷重
量を大きく確保することを目的とする。 【構成】 船側外板１の内側であって、トップサイドタ
ンクボトムプレ−ト６とビルジホッパのトッププレ−ト
３間に、コ字状の縦型コルゲ−ト防撓材４を配設し、船
側外板１とビルジホッパのトッププレ−ト３及び船側外
板防撓材との間にばら積み貨物の滞留を防止してなるこ
とを特徴とするばら積み貨物船の貨物艙構造。
Description
【０００１】
この考案は、石炭、穀類、鉱石、土砂等の固体ばら積み貨物を輸送する貨物船 の貨物艙構造に関するものである。
【０００２】
従来、この種のばら積み貨物船の貨物艙構造にあっては、図２〜図３に示すよ うに、船側外板３１の内面のビルジホッパのトッププレ−ト３３とトップサイド タンクボトムプレ−ト３２間に面材３５付横肋骨３４を溶着し、該横肋骨３４間 にトリッピングブラケット３６を固設している構造のものや、船側外板３１の内 側であって、ビルジホッパのトッププレ−ト３３とトップサイドタンクボトムプ レ−ト３２間に縦通隔壁３８を固設する二重船殻構造とするものが知られている 。
【０００３】
従来の技術で述べたもののうち前者にあっては、ばら積み貨物艙の容積は充分 大きく確保できるものの、面材３５付横肋骨３４がビルジホッパのトッププレ− ト３３に当接する箇所にばら積み貨物３７が滞留し、該滞留しているばら積み貨 物の除去に多大な労力を要したり、完全に除去できていない場合には後荷と混ざ り、貨物の混合が生じて、後荷の商品価値を下げるという問題点を有していた。
【０００４】 また、後者においては、貨物の滞留は生じないものの貨物艙の容積が極端に減 少し、船舶の軽貨重量を増加させ載荷重量を減少させるという問題点を有してい た。
【０００５】 この考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであ り、その目的とするところは、貨物艙容積及び載荷重量を大きく確保し、かつば ら積み貨物が滞留しない貨物艙構造を提供しようとするものである。
【０００６】
上記目的を達成するために、この考案におけるばら積み貨物船の貨物艙形状は 、船側外板の内側であって、トップサイドタンクボトムプレ−トとビルジホッパ のトッププレ−ト間にコ字状の縦型コルゲ−ト防撓材を配設する構造とし、船側 外板とビルジホッパのトッププレ−ト及び縦型コルゲ−ト防撓材との間にばら積 み貨物の滞留を生じさせない構造としてなるものである。
【０００７】 また、同様の目的で、コ字状の縦型コルゲ−ト防撓材の代わりに、貨物艙内方 に向かって末広がり状の空間を形成する台形状の縦型コルゲ−ト防撓材を配設し てもよい。
【０００８】
コ字状又は台形状の縦型コルゲ−ト防撓材は、船側外板の補強材であり、ビル ジホッパのトッププレ−ト上にばら積み貨物の滞留を防止する。
【０００９】
実施例について、図面を参照して説明する。 図１において、ばら積み貨物船の貨物艙の構造は、船側外板１の貨物艙７内側 であって、船側外板１に向かって下り勾配にて傾斜しているトップサイドタンク ボトムプレ−ト６間と船側外板１から貨物艙７内方に向かって下り勾配を有する ビルジホッパのトッププレ−ト３間に船側外板１の補強材としてコ字状の縦型コ ルゲ−ト防撓材を配設する。
【００１０】
この考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【００１１】 船側外板の防撓材は、コ字状の縦型コルゲ−ト鋼板製であり、ビルジホッパの トッププレ−トは貨物艙内底板に向かって略４５度の角度でもって下り勾配を有 しているので、ばら積み貨物がビルジホッパのトッププレ−ト上に滞留すること はなく、また貨物艙容積及び載荷重量は従来のばら積み貨物船のそれと比して減 少することはない。
【図１】この考案の実施例に係るばら積み貨物船の貨物
艙構造の略示斜視図である。
艙構造の略示斜視図である。
【図２】従来のばら積み貨物船の貨物艙構造の略示斜視
図である。
図である。
【図３】従来のばら積み貨物船の貨物艙の二重船殻構造
の略示斜視図である。 １ 船側外板 ２ トップサイドタンク ３ トッププレ−ト ４ 縦型コルゲ−ト防撓材 ５ 内底板 ６ トップサイドタンクボトムプレ−ト ７ 貨物艙
の略示斜視図である。 １ 船側外板 ２ トップサイドタンク ３ トッププレ−ト ４ 縦型コルゲ−ト防撓材 ５ 内底板 ６ トップサイドタンクボトムプレ−ト ７ 貨物艙
Claims (1)
- 【請求項１】 石炭、穀類、鉱石、土砂等の固体ばら積
み貨物を輸送する貨物船の貨物艙構造にあって、船側外
板の内側であって、トップサイドタンクボトムプレ−ト
とビルジホッパのトッププレ−ト間に、コ字状の縦型コ
ルゲ−ト防撓材を配設し、船側外板とビルジホッパのト
ッププレ−ト及び船側外板防撓材との間にばら積み貨物
の滞留を防止してなることを特徴とするばら積み貨物船
の貨物艙構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6423792U JPH0623895U (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | ばら積み貨物船の貨物艙構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6423792U JPH0623895U (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | ばら積み貨物船の貨物艙構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0623895U true JPH0623895U (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=13252330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6423792U Pending JPH0623895U (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | ばら積み貨物船の貨物艙構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0623895U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20170049460A (ko) * | 2015-10-27 | 2017-05-10 | 현대중공업 주식회사 | 액화가스 운반선 |
| JP2018511722A (ja) * | 2015-03-26 | 2018-04-26 | キム ソンキュＫＩＭ， Ｓｕｎｇ Ｋｅｗ | バージ船を用いた骨材投入装置 |
| USRE50076E1 (en) | 2015-12-30 | 2024-08-13 | Hyundai Heavy Industries Co., Ltd. | Liquefied gas carrier |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5547755U (ja) * | 1978-09-21 | 1980-03-28 |
-
1992
- 1992-08-20 JP JP6423792U patent/JPH0623895U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5547755U (ja) * | 1978-09-21 | 1980-03-28 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018511722A (ja) * | 2015-03-26 | 2018-04-26 | キム ソンキュＫＩＭ， Ｓｕｎｇ Ｋｅｗ | バージ船を用いた骨材投入装置 |
| KR20170049460A (ko) * | 2015-10-27 | 2017-05-10 | 현대중공업 주식회사 | 액화가스 운반선 |
| USRE50076E1 (en) | 2015-12-30 | 2024-08-13 | Hyundai Heavy Industries Co., Ltd. | Liquefied gas carrier |
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