JPH0623874A - 記録媒体用収納ケースの製造方法 - Google Patents

記録媒体用収納ケースの製造方法

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JPH0623874A
JPH0623874A JP4200292A JP20029292A JPH0623874A JP H0623874 A JPH0623874 A JP H0623874A JP 4200292 A JP4200292 A JP 4200292A JP 20029292 A JP20029292 A JP 20029292A JP H0623874 A JPH0623874 A JP H0623874A
Authority
JP
Japan
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blanks
sheet
outer shape
recording medium
formation
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4200292A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Fujii
達夫 藤井
Kimio Tanaka
公男 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
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Publication of JPH0623874A publication Critical patent/JPH0623874A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業効率良く、精度の高いものを安価に製造
する。 【構成】溶融状態の原材料をシリンダー10、12で圧
延成形する。その際、シート24の形成とそのシート2
4に対して複数枚のブランクスに相当する折曲用溝の形
成と外形の抜きとを同時に行って各ブランクスを製作す
る。このため、折曲用溝の形成と外形の抜きとを整合し
易く、各ブランクスの加工精度が向上する。しかも、一
工程でブランクスを仕上げるため、ブランクスを抜き取
るためのシート24の輸送等も必要なく、シート24の
残骸も再利用し易い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテープカセット、フロッ
ピーディスク等の記録媒体用収納ケースの製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気テープ等の記録媒体はその表
面に塵埃が付いたり、表面を傷付けたりすると記録が喪
失し、誤記録、誤表示等を行うようになる。そこで、オ
ーディオ、ビデオ等のテープカセットでは不使用時にプ
ラスチック、紙等のケースに収納して保護している。
【0003】このような収納ケースとして、例えばプラ
スチック製のスリーブ型収納ケースを組み立てる場合、
最初に原反メーカーがシリンダーにより大きな正方形状
又は長方形状のプラスチックシートを形成する。このシ
ートは加工メーカーへ輸送される。加工メーカーでは先
ずシートの片面全部に多数枚のブランクスに相当する印
刷を施す。次に、打抜刃を配設した金型の定盤上に載
せ、シートからブランクスを一度に多数枚取りする。そ
の際、各ブランクスの外形が収納ケースを展開した図の
輪郭線に沿って切断され、打ち抜かれる。打ち抜いたブ
ランクスは枚葉毎に、筋押刃を配設した金型の定盤上に
載せ、それ等の刃と定盤を加熱し、熱プレスにより筋押
しを行って製凾に必要な折曲用の溝を形成する。このブ
ランクスを製凾機に投入し、折り曲げを行いながら所定
箇所を重畳、溶着すると、収納ケースを組み立てること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、加工メ
ーカーでは大きなプラスチックシートから一度に収納ケ
ースのブランクスを多数枚打ち抜いても、その後枚葉毎
に筋押しを行うのでは筋押しに要する負担が大きいた
め、打ち抜きと筋押しを同一ラインで連続的に行うこと
ができない。それ故、作業能率が劣って製品が高価にな
る。そこで、本出願人は先に特願平3−78567号と
して、溶融状態の原材料をシリンダーで圧延成形する際
に、シートの形成とそのシートに対して複数枚のブラン
クスに相当する折曲用溝の形成とを同時に行い、その折
曲用溝を施したシートから一度に複数枚のブランクスを
抜き取ることを提示した。
【0005】しかし、それでも原反メーカーから折曲用
溝を施したシートを加工メーカーに輸送し、ブランクス
の抜き取りを行わなければならない。それ故、まだ工程
数も多く、輸送コストもかかるので、それ等が製品のコ
スト高につながる。なお、ブランクスを抜き取った後の
シートの残骸を再利用するには原反メーカーに送り返さ
なければならない。しかし、通常は負担が大きいので送
り返されず廃棄処分され、或いは他の材料として利用さ
れている。又、折曲用溝を施したシートを製作した後に
抜きを行うため、ブランクスの加工精度が劣ったものに
なり易い。
【0006】本発明はこのような従来の問題点に着目し
てなされたものであり、記録媒体用収納ケースを作業効
率良く、精度高く、安価に製造する方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による記録媒体用収納ケース38の製造方法
では溶融状態の原材料をシリンダー10、12で圧延成
形する際、シート24の形成とそのシート24に対して
複数枚のブランクス30に相当する折曲用溝26の形成
と外形28の抜きとを同時に行って各ブランクス30を
製作する。その後、各ブランクス30はそれぞれ折り曲
げ、組み立てて収納ケース38を完成する。
【0008】
【作用】上記のように構成し、シート24の形成とその
シート24に対して複数枚のブランクス30に相当する
折曲用溝26の形成と外形28の抜きとを同時に行う
と、溶融状態の原材料から一工程でブランクス30が得
られる。それ故、折曲用溝26の形成と外形28の抜き
とを整合し易くなり、ブランクス30の加工精度が向上
する。しかも、ブランクス30を抜き取るための輸送等
も必要なく、ブランクス30を抜き取った後のシート2
4の残骸も再利用し易い。
【0009】
【実施例】以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例
を説明する。図1は本発明を適用したビデオテープカセ
ット用スリーブ型収納ケースのブランクス製作用シリン
ダーを示す斜視図である。図中、10はシートの表面を
形成する表シリンダ、12はその裏面を形成する裏シリ
ンダー、14、16はそれ等の回転軸である。この表シ
リンダー10の外周全面に、複数枚例えば2列に並んだ
12枚のブランクスに相当する筋押刃18と打抜刃20
を配置してそれぞれ設ける。その際、筋押刃18は短く
し、先端部の中央を最も突出するのに対し、打抜刃20
は長くし、先端部の片側を最も突出する。又、裏シリン
ダ12の外周全面に、それ等の打抜刃20の先端部が嵌
まる凹所22をそれぞれ設ける。なお、各シリンダー1
0、12の本体の長さは700〜1200mmにする。
【0010】これ等のシリンダー10、12で溶融状態
の原材料たるプラスチック例えばポリプロピレン樹脂か
ら肉厚を400〜700μmにした平板状のシート24
を形成する。その際、矢印方向に回転する裏シリンダー
12でホッパから送られてくる溶融プラスチックを受
け、そこに矢印方向に回転する表シリンダー10を押圧
して挟持すると、シート24を矢印方向に連続的に押し
出しながら、図2に示すようにそのシート24に対して
表シリンダー10の筋押刃18と打抜刃20とにより切
り込みを行える。
【0011】すると、図3に示すように筋押刃18によ
り実線で示した折曲用溝28が形成され、打抜刃20に
より輪郭線で示した外形28が抜かれて、ブランクス3
0が2枚ずつ連続的に製作されて行く。これ等の各ブラ
ンクス30は板上に乗せて運搬するが、シート24から
離れてばらばらにならないようにするため、僅かにつな
ぎ部分を残してシート24に保持させる。因みに、プラ
スチック材料として他にポリエステル、ポリカーボネー
ト、ポリ塩化ビニール等がある。
【0012】このようにして、シート24の形成とブラ
ンクス30に相当する折曲用溝26の形成と外形28の
抜きとを同時に行うと、折曲用溝26の形成と外形28
の抜きとを整合し易くなり、ブランクス30の加工精度
が向上する。しかも、ブランクス30を抜き取るための
他のメーカーに対するシート24の輸送も必要なく、原
反メーカーにはブランクス30を抜き取った後のシート
24の残骸も残る。
【0013】このブランクス30は図4に示すような収
納ケースの展開図の形状を有し、耳フラップ32(32
a、32b)、表フラップ34(34a、34b)、裏
フラップ36(36a、36b)等を備えている。それ
故、ブランクス30を製凾機に投入し、折り曲げを行い
ながら対応するフラップ同士を適宜重畳し、溶着して両
側面板を形成する。すると、図5に示すようなビデオテ
ープカセット収納用のスリーブ型ケース38の組み立て
が完成する。なお、正、背面板40、42の開口側には
両縁に、収納したテープカセット(図示なし)に指を掛
ける切欠き箇所44(44a、44b)を設ける。
【0014】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、溶融状態
の原材料をシリンダーで圧延成形する際、シートの形成
とそのシートに対して複数枚のブランクスに相当する折
曲用溝の形成と外形の抜きとを同時に行って各ブランク
スを製作するため、折曲用溝の形成と外形の抜きとを整
合し易く、各ブランクスの加工精度が向上する。それ
故、各記憶媒体用収納ケースの精度も当然向上する。し
かも、一工程でブランクスを仕上げるため、ブランクス
を抜き取るためのシートの輸送等も必要なく、シートの
残骸を再利用し易い。それ故、収納ケースを作業効率良
く、安価に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したビデオテープカセット用スリ
ーブ型収納ケースのブランクス製造用シリンダーを示す
斜視図である。
【図2】同シリンダーに備えた筋押刃と打抜刃によるシ
ートに対する切り込み状態を示す断面図である。
【図3】同シートにおけるブランクスの形成状態を示す
平面図である。
【図4】同ブランクスを詳細に示す平面図である。
【図5】同ブランクスを組み立てたビデオテープカセッ
ト用スリーブ型収納ケースを示す斜視図である。
【符号の説明】
10…表シリンダー 12…裏シリンダー 14、16
…回転軸 18…筋押 刃 20…打抜刃 22…凹所 24…シート 26…
折曲用溝 28…外形 30…ブランクス 38…収納ケース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融状態の原材料をシリンダーで圧延成
    形する際、シートの形成とそのシートに対して複数枚の
    ブランクスに相当する折曲用溝の形成と外形の抜きとを
    同時に行って各ブランクスを製作し、それ等のブランク
    スをそれぞれ折り曲げ、組み立てることを特徴とする記
    録媒体用収納ケースの製造方法。
JP4200292A 1992-07-04 1992-07-04 記録媒体用収納ケースの製造方法 Withdrawn JPH0623874A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4200292A JPH0623874A (ja) 1992-07-04 1992-07-04 記録媒体用収納ケースの製造方法
US08/453,308 US5552101A (en) 1992-07-04 1995-05-30 Method for manufacturing plastic case

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4200292A JPH0623874A (ja) 1992-07-04 1992-07-04 記録媒体用収納ケースの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0623874A true JPH0623874A (ja) 1994-02-01

Family

ID=16421894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4200292A Withdrawn JPH0623874A (ja) 1992-07-04 1992-07-04 記録媒体用収納ケースの製造方法

Country Status (1)

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JP (1) JPH0623874A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005516815A (ja) * 2002-02-13 2005-06-09 インター イケア システムズ ベー ヴィ 折り目ライン付き段ボールブランク打ち抜き装置
US8127541B2 (en) 2005-09-20 2012-03-06 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Working fluid cooling control system for construction machine
US20200165112A1 (en) * 2015-12-08 2020-05-28 Doosan Corporation Cooling device for forklift brake system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005516815A (ja) * 2002-02-13 2005-06-09 インター イケア システムズ ベー ヴィ 折り目ライン付き段ボールブランク打ち抜き装置
US8127541B2 (en) 2005-09-20 2012-03-06 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Working fluid cooling control system for construction machine
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Effective date: 19991005