JPH06237494A - リモコン送信機用制御装置 - Google Patents
リモコン送信機用制御装置Info
- Publication number
- JPH06237494A JPH06237494A JP2403793A JP2403793A JPH06237494A JP H06237494 A JPH06237494 A JP H06237494A JP 2403793 A JP2403793 A JP 2403793A JP 2403793 A JP2403793 A JP 2403793A JP H06237494 A JPH06237494 A JP H06237494A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- format
- power
- key code
- key
- remote control
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Abstract
(57)【要約】
【構成】電源オンキーのキーコードをあらかじめ定めた
複数種のフォーマットで順次エンコードするとともに、
機器の電源オン状態を検知することによって、リモコン
操作すべき機器に適するフォーマットに自動設定する。 【効果】リモコン操作すべき機器のメーカー名、形式、
または製造年月などを調べることなくフォーマットの種
別の設定が可能となる。
複数種のフォーマットで順次エンコードするとともに、
機器の電源オン状態を検知することによって、リモコン
操作すべき機器に適するフォーマットに自動設定する。 【効果】リモコン操作すべき機器のメーカー名、形式、
または製造年月などを調べることなくフォーマットの種
別の設定が可能となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば家庭用電子機
器を制御して所定の動作を行わせるリモコン送信機など
に用いられるリモコン送信機用制御装置に関する。
器を制御して所定の動作を行わせるリモコン送信機など
に用いられるリモコン送信機用制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば赤外線を用いたリモコン装
置において、リモコン送信機は、操作されたキースイッ
チに応じたコードを所定のフォーマットでエンコード
し、キャリア信号をそのエンコードした信号により変調
し、これを赤外線信号によって送信するように構成され
ている。一方、リモコン受信機は、ある特定のフォーマ
ットでエンコードされた信号列を受信したとき、そのコ
ードに応じた制御を行うように構成されている。このよ
うな赤外線リモコン送信機および受信機はいわゆるＡＶ
機器やエアコンなど家庭用電子機器に多用されている。
置において、リモコン送信機は、操作されたキースイッ
チに応じたコードを所定のフォーマットでエンコード
し、キャリア信号をそのエンコードした信号により変調
し、これを赤外線信号によって送信するように構成され
ている。一方、リモコン受信機は、ある特定のフォーマ
ットでエンコードされた信号列を受信したとき、そのコ
ードに応じた制御を行うように構成されている。このよ
うな赤外線リモコン送信機および受信機はいわゆるＡＶ
機器やエアコンなど家庭用電子機器に多用されている。
【０００３】ところが、前記コード化のフォーマットは
メーカーごと、またはセットごとに異なるため、セット
ごとに異なったリモコン送信機を操作しなければならな
い煩わしさがあった。そこで、例えばテレビ用リモコン
送信機の場合、各社のリモコン送信機で同一機能である
主要なキーの機能のみを備える、複数社のテレビ用リモ
コン送信機として利用可能なリモコン送信機も単体で販
売されるようになっている。
メーカーごと、またはセットごとに異なるため、セット
ごとに異なったリモコン送信機を操作しなければならな
い煩わしさがあった。そこで、例えばテレビ用リモコン
送信機の場合、各社のリモコン送信機で同一機能である
主要なキーの機能のみを備える、複数社のテレビ用リモ
コン送信機として利用可能なリモコン送信機も単体で販
売されるようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように、複数種のコード化フォーマットに対応できるリ
モコン送信機では、リモコン制御すべきセットに応じた
フォーマットでコード化されるように、フォーマット切
り替え操作によりフォーマットを正しく合わせる必要が
ある。そのために、制御すべきセットのメーカ名、形式
または製造年月を調べなければならず、煩雑であった。
しかも、このような事情に精通していない利用者にとっ
ては、誤った設定によって、リモコン送信機が全く機能
せず、その原因が理解できなくなる、といった不都合も
生じる。
ように、複数種のコード化フォーマットに対応できるリ
モコン送信機では、リモコン制御すべきセットに応じた
フォーマットでコード化されるように、フォーマット切
り替え操作によりフォーマットを正しく合わせる必要が
ある。そのために、制御すべきセットのメーカ名、形式
または製造年月を調べなければならず、煩雑であった。
しかも、このような事情に精通していない利用者にとっ
ては、誤った設定によって、リモコン送信機が全く機能
せず、その原因が理解できなくなる、といった不都合も
生じる。
【０００５】この発明の目的は、リモコン制御すべきセ
ットに応じたコード化フォーマットの種別をユーザが切
り替える必要性を無くし、前述の問題を解消したリモコ
ン送信機用制御装置を提供することにある。
ットに応じたコード化フォーマットの種別をユーザが切
り替える必要性を無くし、前述の問題を解消したリモコ
ン送信機用制御装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明のリモコン送信
機用制御装置は、複数のキーの操作状態を読み取るキー
読取手段と、読み取ったキーのキーコードを生成するキ
ーコード生成手段と、前記キーコードを設定された種別
のフォーマットでエンコードするキーコードエンコード
手段と、キャリア信号を発生するキャリア信号発生手段
と、前記エンコードされた信号で前記キャリア信号を変
調する変調手段とを備えたリモコン送信機用制御装置に
おいて、設定モードで、エンコードすべきキーコードを
機器の電源オン用のキーコードにするとともに、前記キ
ーコードエンコード手段がエンコードするフォーマット
の種別を順次切り替えて、機器の電源オン用のキーコー
ドをそれぞれ異なるフォーマットで順次エンコードする
電源オン用キーコード順次エンコード手段と、機器の電
源オン状態を検知する電源オン検知手段と、前記電源オ
ン検知手段が電源オン状態を検知したときの前記フォー
マットの種別を記憶するフォーマット種別記憶手段、と
を備えて成る。
機用制御装置は、複数のキーの操作状態を読み取るキー
読取手段と、読み取ったキーのキーコードを生成するキ
ーコード生成手段と、前記キーコードを設定された種別
のフォーマットでエンコードするキーコードエンコード
手段と、キャリア信号を発生するキャリア信号発生手段
と、前記エンコードされた信号で前記キャリア信号を変
調する変調手段とを備えたリモコン送信機用制御装置に
おいて、設定モードで、エンコードすべきキーコードを
機器の電源オン用のキーコードにするとともに、前記キ
ーコードエンコード手段がエンコードするフォーマット
の種別を順次切り替えて、機器の電源オン用のキーコー
ドをそれぞれ異なるフォーマットで順次エンコードする
電源オン用キーコード順次エンコード手段と、機器の電
源オン状態を検知する電源オン検知手段と、前記電源オ
ン検知手段が電源オン状態を検知したときの前記フォー
マットの種別を記憶するフォーマット種別記憶手段、と
を備えて成る。
【０００７】
【作用】この発明のリモコン送信機用制御装置では、キ
ー読取手段は複数のキー操作状態を読み取り、キーコー
ド生成手段は読み取ったキーのキーコードを生成する。
ー読取手段は複数のキー操作状態を読み取り、キーコー
ド生成手段は読み取ったキーのキーコードを生成する。
【０００８】キーコードエンコード手段は設定された種
別のフォーマットでキーコードを順次エンコードする。
キャリア信号発生手段は所定周波数のキャリア信号を発
生し、変調手段はそのキャリア信号をエンコードされた
信号で変調して出力端子より出力する。そして、設定モ
ードにおいて、電源オン用キーコード順次エンコード手
段は、エンコードすべきキーコードを機器の電源オン用
のキーコードにし、キーコードエンコード手段はエンコ
ードするフォーマットの種別を順次切り替えて、機器の
電源オン用のキーコードをそれぞれ異なるフォーマット
で順次エンコードする。電源オン検知手段は機器の電源
がオン状態となったことを検知し、フォーマット種別記
憶手段は、電源オン状態が検知された時のフォーマット
の種別を記憶する。
別のフォーマットでキーコードを順次エンコードする。
キャリア信号発生手段は所定周波数のキャリア信号を発
生し、変調手段はそのキャリア信号をエンコードされた
信号で変調して出力端子より出力する。そして、設定モ
ードにおいて、電源オン用キーコード順次エンコード手
段は、エンコードすべきキーコードを機器の電源オン用
のキーコードにし、キーコードエンコード手段はエンコ
ードするフォーマットの種別を順次切り替えて、機器の
電源オン用のキーコードをそれぞれ異なるフォーマット
で順次エンコードする。電源オン検知手段は機器の電源
がオン状態となったことを検知し、フォーマット種別記
憶手段は、電源オン状態が検知された時のフォーマット
の種別を記憶する。
【０００９】以上の作用によって、設定モードで、電源
オン用キーのキーコードが種別の異なるフォーマットで
順次エンコードされ、送信されるため、その信号を受信
する受信機のフォーマットに対応するフォーマットでエ
ンコードされた時、受信機は機器の電源をオンする。電
源オン検知手段がこれを検知し、その時のフォーマット
種別が記憶されることによりリモコン制御すべき機器に
適するフォーマットが自動設定されることになる。従っ
て、この発明のリモコン送信機用制御装置を用いたリモ
コン送信機の利用者は、フォーマットの種別を設定する
ためにメーカ名、形式、または製造年月などを調べる必
要性もなくなる。
オン用キーのキーコードが種別の異なるフォーマットで
順次エンコードされ、送信されるため、その信号を受信
する受信機のフォーマットに対応するフォーマットでエ
ンコードされた時、受信機は機器の電源をオンする。電
源オン検知手段がこれを検知し、その時のフォーマット
種別が記憶されることによりリモコン制御すべき機器に
適するフォーマットが自動設定されることになる。従っ
て、この発明のリモコン送信機用制御装置を用いたリモ
コン送信機の利用者は、フォーマットの種別を設定する
ためにメーカ名、形式、または製造年月などを調べる必
要性もなくなる。
【００１０】
【実施例】この発明の実施例であるリモコン送信機用制
御装置の構成をブロック図として図１に示す。図１にお
いて２０はリモコン送信機用制御装置であり、例えばシ
ングルチップのＣ−ＭＯＳ ＬＳＩとして構成する。図
１において発振回路１，発振回路２にはそれぞれ外部に
セラミック発振子２１，２２が接続されて、異なる周波
数の原発振信号を出力する。発振回路１の発振信号はシ
ステムクロック信号として用いる。ＣＰＵ１１はＲＯＭ
８に予め書き込んだプログラムを実行して、後述する各
種処理を行う。ＲＡＭ９は送信すべきデータの編集な
ど、各種ワーキングエリアとして用いる。内部コントロ
ールラッチ７は発振回路１、発振回路２、フリップフロ
ップ３、切替回路４、分周回路５およびＡＮＤゲート６
に対しそれぞれ信号を出力する回路であり、ＣＰＵ１１
はこの内部コントロールラッチ７を介して各部に制御信
号を与える。フリップフロップ３は内部コントロールラ
ッチ回路７からの信号によりリセットされ、後述するキ
ー入力信号によってセットされる。このフリップフロッ
プ３は発振回路１の発振開始／停止信号を出力するもの
で、フリップフロップ３がセット状態のとき発振回路１
は発振を開始し、リセット状態のとき発振を停止する。
発振回路２は内部コントロールラッチ回路７から与えら
れる信号によって発振開始／停止動作を行う。切替回路
４は内部コントロールラッチ回路７の信号により発振回
路１，２の信号のいずれか一方を選択して分周回路５へ
与える。分周回路５は内部コントロールラッチ回路７の
出力信号によりその分周比を切り替える。またＡＮＤゲ
ート６は内部コントロールラッチ７の出力信号によって
分周回路５の出力信号を断続する。Ｉ／Ｏポート１０に
はキースイッチ２３が接続される。キースイッチ２３は
マトリクス回路からなり、ＣＰＵ１１はＩ／Ｏポート１
０を介してキースイッチ２３に対しストローブ信号を出
力し、リターン信号を読み取る。駆動回路２４はＡＮＤ
ゲート６の出力信号に応じて赤外線ＬＥＤ２５を駆動す
る。また、センサ２７は例えばＴＶセット等の機器の電
源オン／オフ状態を検知するセンサであり、機器から輻
射される磁界を検出する磁気センサや、ブラウン管やパ
イロットランプから発せられる光を検出する受光センサ
等を用いる。センサ制御回路２６はセンサ２７を制御し
て、その検出状態を論理信号に変換する。ＣＰＵ１１は
Ｉ／Ｏポート１２を介してセンサの検出状態を読み取
り、機器の電源オン／オフ状態を検知する。
御装置の構成をブロック図として図１に示す。図１にお
いて２０はリモコン送信機用制御装置であり、例えばシ
ングルチップのＣ−ＭＯＳ ＬＳＩとして構成する。図
１において発振回路１，発振回路２にはそれぞれ外部に
セラミック発振子２１，２２が接続されて、異なる周波
数の原発振信号を出力する。発振回路１の発振信号はシ
ステムクロック信号として用いる。ＣＰＵ１１はＲＯＭ
８に予め書き込んだプログラムを実行して、後述する各
種処理を行う。ＲＡＭ９は送信すべきデータの編集な
ど、各種ワーキングエリアとして用いる。内部コントロ
ールラッチ７は発振回路１、発振回路２、フリップフロ
ップ３、切替回路４、分周回路５およびＡＮＤゲート６
に対しそれぞれ信号を出力する回路であり、ＣＰＵ１１
はこの内部コントロールラッチ７を介して各部に制御信
号を与える。フリップフロップ３は内部コントロールラ
ッチ回路７からの信号によりリセットされ、後述するキ
ー入力信号によってセットされる。このフリップフロッ
プ３は発振回路１の発振開始／停止信号を出力するもの
で、フリップフロップ３がセット状態のとき発振回路１
は発振を開始し、リセット状態のとき発振を停止する。
発振回路２は内部コントロールラッチ回路７から与えら
れる信号によって発振開始／停止動作を行う。切替回路
４は内部コントロールラッチ回路７の信号により発振回
路１，２の信号のいずれか一方を選択して分周回路５へ
与える。分周回路５は内部コントロールラッチ回路７の
出力信号によりその分周比を切り替える。またＡＮＤゲ
ート６は内部コントロールラッチ７の出力信号によって
分周回路５の出力信号を断続する。Ｉ／Ｏポート１０に
はキースイッチ２３が接続される。キースイッチ２３は
マトリクス回路からなり、ＣＰＵ１１はＩ／Ｏポート１
０を介してキースイッチ２３に対しストローブ信号を出
力し、リターン信号を読み取る。駆動回路２４はＡＮＤ
ゲート６の出力信号に応じて赤外線ＬＥＤ２５を駆動す
る。また、センサ２７は例えばＴＶセット等の機器の電
源オン／オフ状態を検知するセンサであり、機器から輻
射される磁界を検出する磁気センサや、ブラウン管やパ
イロットランプから発せられる光を検出する受光センサ
等を用いる。センサ制御回路２６はセンサ２７を制御し
て、その検出状態を論理信号に変換する。ＣＰＵ１１は
Ｉ／Ｏポート１２を介してセンサの検出状態を読み取
り、機器の電源オン／オフ状態を検知する。
【００１１】図１に示したリモコン送信機用制御装置に
おいて、キャリア信号を変調するエンコード信号は内部
コントロールラッチ回路７からＡＮＤゲート６へ入力
し、必要なキャリア信号の周波数は、切替回路４の切り
替えと分周回路５に対する分周比の切り替えによって選
択する。なお、パワーセーブ状態では、フリップフロッ
プ３はリセット状態にあり、また内部コントロールラッ
チ回路７から発振回路２に対する信号も発振停止状態に
あり、Ｃ−ＭＯＳ回路から構成されているリモコン送信
機用制御装置２０全体の電力消費は極めて小さい。この
状態でキースイッチ２３のいずれかのキーが操作された
なら、フリップフロップ３が直接セットされ、発振回路
１が発振を開始し、これによりシステムクロックが発生
され、ＣＰＵ１１はＲＯＭ８に予め書き込まれているプ
ログラムの実行を開始し、一連の処理が終了した後、フ
リップフロップ３をリセットして再びパワーセーブ状態
とする。
おいて、キャリア信号を変調するエンコード信号は内部
コントロールラッチ回路７からＡＮＤゲート６へ入力
し、必要なキャリア信号の周波数は、切替回路４の切り
替えと分周回路５に対する分周比の切り替えによって選
択する。なお、パワーセーブ状態では、フリップフロッ
プ３はリセット状態にあり、また内部コントロールラッ
チ回路７から発振回路２に対する信号も発振停止状態に
あり、Ｃ−ＭＯＳ回路から構成されているリモコン送信
機用制御装置２０全体の電力消費は極めて小さい。この
状態でキースイッチ２３のいずれかのキーが操作された
なら、フリップフロップ３が直接セットされ、発振回路
１が発振を開始し、これによりシステムクロックが発生
され、ＣＰＵ１１はＲＯＭ８に予め書き込まれているプ
ログラムの実行を開始し、一連の処理が終了した後、フ
リップフロップ３をリセットして再びパワーセーブ状態
とする。
【００１２】次に、図１に示したＲＯＭ８に予め書き込
んでいるコード化フォーマットデータの例を図２に示
す。図２のように、フォーマットの種類は第１〜第ｍま
で設けていて、それぞれ、コード化形式（ＰＩＭ、ＰＷ
Ｍ、ＰＰＭなど）、ビット長、ヘッダコード（リーダー
部分のデータ）、基本パルス幅、データ“１”のパルス
幅、キャリア周波数などのデータから構成している。
んでいるコード化フォーマットデータの例を図２に示
す。図２のように、フォーマットの種類は第１〜第ｍま
で設けていて、それぞれ、コード化形式（ＰＩＭ、ＰＷ
Ｍ、ＰＰＭなど）、ビット長、ヘッダコード（リーダー
部分のデータ）、基本パルス幅、データ“１”のパルス
幅、キャリア周波数などのデータから構成している。
【００１３】また、ＲＯＭ８内のキーコードデータテー
ブルの例を図３に示す。図３のように、キーコードは第
１〜第ｎまで設けていて、各キーごとに第１フォーマッ
ト、第２フォーマット、第３フォーマット・・・で用い
られるそれぞれのキーコードを予め書き込んでいる。
ブルの例を図３に示す。図３のように、キーコードは第
１〜第ｎまで設けていて、各キーごとに第１フォーマッ
ト、第２フォーマット、第３フォーマット・・・で用い
られるそれぞれのキーコードを予め書き込んでいる。
【００１４】次に、図１に示したＣＰＵ１１の処理手順
をフローチャートとして図４に示す。この処理は何らか
のキー操作がなされたときに開始される。まず操作され
たキーの読込を行う（ｎ１）。設定モードキーが操作さ
れたなら、まずフォーマットの種別を表す変数Ｘに初期
値１を入れて、第Ｘフォーマットデータを読み出す（ｎ
３→ｎ４）。そして、この第Ｘフォーマットに従って、
電源オン用のキーコードをエンコードする（ｎ５）。こ
れにより第Ｘフォーマットで電源オンのキーコードが送
信される。その後、機器の電源オン／オフ状態を読み取
って一定時間が経過するまでに電源がオン状態とならな
ければ、次に変数Ｘをインクリメントし、ステップｎ４
以降の処理を繰り返す（ｎ６→ｎ８→ｎ９→ｎ４・・
・）。このようにしてフォーマットの種別を順次切り替
えて電源オンのキー信号を送信する。あるフォーマット
でエンコードした電源オンのキー信号を送信した際、機
器の電源がオンされたなら、その第Ｘフォーマットで電
源オフのキーコードをエンコードする（ｎ７→ｎ１
０）。一定時間が経過するまでに機器の電源がオフされ
たなら、その時のＸをフォーマット種別データＦとして
設定し（ｎ１１→ｎ１２→ｎ１３）、その後、フリップ
フロップ（図１中のフリップフロップ３）をリセットし
てパワーダウンモードに戻る（ｎ１４）。もしここで一
定時間経過しても機器の電源がオフ状態とならなけれ
ば、ステップｎ８以降の処理へもどって、再び異なった
フォーマットによる電源オンのキー信号を送信する（ｎ
１１→ｎ８・・・）。また、もし所定の全てのフォーマ
ットについて電源オンのキーコードを送信した場合に
は、再びステップｎ３以降の処理を繰り返す（ｎ８→ｎ
３→ｎ４・・・）。
をフローチャートとして図４に示す。この処理は何らか
のキー操作がなされたときに開始される。まず操作され
たキーの読込を行う（ｎ１）。設定モードキーが操作さ
れたなら、まずフォーマットの種別を表す変数Ｘに初期
値１を入れて、第Ｘフォーマットデータを読み出す（ｎ
３→ｎ４）。そして、この第Ｘフォーマットに従って、
電源オン用のキーコードをエンコードする（ｎ５）。こ
れにより第Ｘフォーマットで電源オンのキーコードが送
信される。その後、機器の電源オン／オフ状態を読み取
って一定時間が経過するまでに電源がオン状態とならな
ければ、次に変数Ｘをインクリメントし、ステップｎ４
以降の処理を繰り返す（ｎ６→ｎ８→ｎ９→ｎ４・・
・）。このようにしてフォーマットの種別を順次切り替
えて電源オンのキー信号を送信する。あるフォーマット
でエンコードした電源オンのキー信号を送信した際、機
器の電源がオンされたなら、その第Ｘフォーマットで電
源オフのキーコードをエンコードする（ｎ７→ｎ１
０）。一定時間が経過するまでに機器の電源がオフされ
たなら、その時のＸをフォーマット種別データＦとして
設定し（ｎ１１→ｎ１２→ｎ１３）、その後、フリップ
フロップ（図１中のフリップフロップ３）をリセットし
てパワーダウンモードに戻る（ｎ１４）。もしここで一
定時間経過しても機器の電源がオフ状態とならなけれ
ば、ステップｎ８以降の処理へもどって、再び異なった
フォーマットによる電源オンのキー信号を送信する（ｎ
１１→ｎ８・・・）。また、もし所定の全てのフォーマ
ットについて電源オンのキーコードを送信した場合に
は、再びステップｎ３以降の処理を繰り返す（ｎ８→ｎ
３→ｎ４・・・）。
【００１５】もし、操作されたキーが設定モードキーで
なければ、すでに設定されている第Ｆフォーマットデー
タを読み出し、そのフォーマットに従って操作されたキ
ーのキーコードをエンコードする（ｎ１５→ｎ１６）。
その後、フリップフロップをリセットしてパワーダウン
モードに戻る。もし同一のキーが押し続けられていれ
ば、再びｎ１５およびｎ１６の処理を行うことになる。
なければ、すでに設定されている第Ｆフォーマットデー
タを読み出し、そのフォーマットに従って操作されたキ
ーのキーコードをエンコードする（ｎ１５→ｎ１６）。
その後、フリップフロップをリセットしてパワーダウン
モードに戻る。もし同一のキーが押し続けられていれ
ば、再びｎ１５およびｎ１６の処理を行うことになる。
【００１６】なお、実施例ではコード化フォーマットに
応じてキャリア周波数をも切り替えるように構成した
が、一般に用いられているキャリア周波数はコード化フ
ォーマットの種別が異なっても比較的近似していて、ま
た受信機側の帯域フィルタのＱも低いため、平均的なキ
ャリア周波数に固定しておいてもよい。また、実施例で
は設定モードにおいて一旦機器を電源オンした後、再び
電源オフ状態とするために、電源オフ用のキーコードを
送信するようにしたが、電源オン／オフ用のキーコード
が共通である機器に対しては、共通の電源オン／オフ用
キーコードを送信するようにすればよい。
応じてキャリア周波数をも切り替えるように構成した
が、一般に用いられているキャリア周波数はコード化フ
ォーマットの種別が異なっても比較的近似していて、ま
た受信機側の帯域フィルタのＱも低いため、平均的なキ
ャリア周波数に固定しておいてもよい。また、実施例で
は設定モードにおいて一旦機器を電源オンした後、再び
電源オフ状態とするために、電源オフ用のキーコードを
送信するようにしたが、電源オン／オフ用のキーコード
が共通である機器に対しては、共通の電源オン／オフ用
キーコードを送信するようにすればよい。
【００１７】
【発明の効果】この発明によれば、この発明のリモコン
送信機用制御装置を組み込んだリモコン送信機を用い
て、フォーマットの種別を手動設定することなく、リモ
コン操作すべき機器に応じたフォーマットに設定するこ
とが可能となる。
送信機用制御装置を組み込んだリモコン送信機を用い
て、フォーマットの種別を手動設定することなく、リモ
コン操作すべき機器に応じたフォーマットに設定するこ
とが可能となる。
【図１】この発明の実施例であるリモコン送信機用制御
装置の構成を示すブロック図である。
装置の構成を示すブロック図である。
【図２】ＲＯＭ内のコード化フォーマットデータの例を
示す図である。
示す図である。
【図３】ＲＯＭ内のキーコードデータテーブルの例を示
す図である。
す図である。
【図４】ＣＰＵの処理手順を示すフローチャートであ
る。
る。
２０−リモコン送信機用制御装置（シングルチップＬＳ
Ｉ）
Ｉ）
Claims (1)
- 【請求項１】複数のキーの操作状態を読み取るキー読取
手段と、 読み取ったキーのキーコードを生成するキーコード生成
手段と、 前記キーコードを設定された種別のフォーマットでエン
コードするキーコードエンコード手段と、 キャリア信号を発生するキャリア信号発生手段と、 前記エンコードされた信号で前記キャリア信号を変調す
る変調手段とを備えたリモコン送信機用制御装置におい
て、 設定モードで、エンコードすべきキーコードを機器の電
源オン用のキーコードにするとともに、前記キーコード
エンコード手段がエンコードするフォーマットの種別を
順次切り替えて、機器の電源オン用のキーコードをそれ
ぞれ異なるフォーマットで順次エンコードする電源オン
用キーコード順次エンコード手段と、 機器の電源オン状態を検知する電源オン検知手段と、 前記電源オン検知手段が電源オン状態を検知したときの
前記フォーマットの種別を記憶するフォーマット種別記
憶手段、 とを備えて成るリモコン送信機用制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2403793A JPH06237494A (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | リモコン送信機用制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2403793A JPH06237494A (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | リモコン送信機用制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06237494A true JPH06237494A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=12127310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2403793A Pending JPH06237494A (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | リモコン送信機用制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06237494A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6757030B2 (en) | 2000-09-26 | 2004-06-29 | Funai Electric Co., Ltd. | Multi remote control transmitter, video apparatus, and format preset support method for same apparatus |
| JP2009530893A (ja) * | 2006-03-15 | 2009-08-27 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | ユニバーサルリモートコントロールをプログラムする方法 |
| JP2011514753A (ja) * | 2008-02-25 | 2011-05-06 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | リモートコントロール用コード |
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1993
- 1993-02-12 JP JP2403793A patent/JPH06237494A/ja active Pending
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