JPH06237441A - 映像信号多分岐回帰処理装置 - Google Patents

映像信号多分岐回帰処理装置

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JPH06237441A
JPH06237441A JP5324581A JP32458193A JPH06237441A JP H06237441 A JPH06237441 A JP H06237441A JP 5324581 A JP5324581 A JP 5324581A JP 32458193 A JP32458193 A JP 32458193A JP H06237441 A JPH06237441 A JP H06237441A
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JP5324581A
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Paul Bazzaz
バザッツ パウル
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Koninklijke Philips NV
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Philips Electronics NV
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複数n分岐を備えた映像信号の回帰的処理装
置により映像信号を並列に回帰的に処理する。 【構成】 少なくともメモリ堆積構造体(1,2,3,4) を備
え、その構造体に、周期Tを有する複数nの時間的隣接
区画T1---Tn に映像信号を分解する手段、各区画T1-
--Tn を時間的に拡張してそれぞれ周期nTを有する拡
張区画の拡がりを得る手段、および、各拡張区間を周期
Tに等しい時間だけ遅延させて、各遅延拡張区画を引続
く非遅延拡張区画と並べる手段を備えるとともに、各分
岐に、互いに並列に動作して各メモリ堆積構造体の出力
端にそれぞれ結合し、少なくとも一つの帰還ループ(21a
-21b-31a, 22a-22b-32a,23a-23b-33a, 24a-24b-34a) に
より前記時間的隣接区画の一つをそれぞれ回帰的に処理
する信号手段(11-21-31, 12-22-32, 13-23-33,14-24-3
4) を備える。 【効果】 構成が簡単で特性変化のない高精細度映像信
号符号化装置を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の分岐を備えて映
像信号の回帰的処理を行なう装置に関するものてあり、
高精細度テレビジョン(HDTV)の分野における符号
化・復号システム用の動き見積りベクトルにより映像信
号を処理する装置に用いるものである。
【0002】
【従来の技術】高精細度映像信号処理装置は、刊行物
「研究開示、1991年、643 32903号」によ
り知られている。この刊行物には、通常の精細度のテレ
ビジョン信号(NDTV)に比べて2倍の走査線数およ
び走査線当り2倍の画素数を有する高精細度テレビジョ
ン信号が開示されている。この引用刊行物によれば、こ
の高精細度テレビジョン信号は、2×2台の通常の精細
度のモニタからなる多面表示スクリーンに容易に表示し
得るようになっている。したがって、各モニタは、高精
細度信号の1/4ずつを表示し、その1/4の信号は、
通常の精細度の信号の走査線数および走査線当りの画素
数を有している。要すれば、原信号の1/4からなる各
象限は、従来形の多面表示スクリーンに表示することが
でき、その結果、最初の高精細度信号は、例えば4×4
台もしくは6×6台の通常の精細度のモニタを用いて表
示される。
【0003】引用文献によれば、同じ原理により、それ
ぞれ、最初の高精細度信号の1/4のみを記録する2×
2台の記録装置を用いて高精細度信号を記録し得ること
になる。
【0004】今日では、高精細度テレビジョン信号は、
例えば、走査線1250本、走査線当り1728画素の
スクリーンにインターレース方式で表示するための信号
を意味するものと理解されている。
【0005】インターレース方式は、例えば走査線12
50本の各フレームが、それぞれその例えば1250本
の走査線の半分ずつからなる2フィールドによって構成
されることを意味するものと理解されている。かかる2
フィールドの一方は、偶数フィールドであって、画像の
偶数走査線全部からなっており、他方は、奇数フィール
ドであって画像の奇数走査線全部からなっている。かか
る2フィールド、すなわち、走査線の副組合わせは、互
いに重ね合わせることができる。
【0006】テレビジョン画像は時間的走査方法によっ
てスクリーンに表示され、最初に、スクリーンの左側頂
点から始め、続いて、第1フィールドの第1ラインを時
間t内に右に向って表示し、引続き、同じフィールドの
下側ラインを同じ時間t内に左から右に表示し、頂上か
ら底部までの左から右へのかかる走査によって第1フィ
ールド全体が表示される。同様に頂上から底部への左か
ら右への走査により、引続いて第2フィールドの全ライ
ンが表示される。
【0007】典型的には、今日のテレビジョン信号表示
装置は、例えば毎秒25フレーム、すなわち、毎秒50
フィールドを表示する。この形の表示装置は1250/
50/2:1方式と呼ばれ、ここに、1250はそのフ
レームの走査線数、50は毎秒表示のフィールド数、
2:1は毎秒インターレース比をそれぞれ表わす。
【0008】かかる高精細度テレビジョン方式において
は、25フレームすなわち50フィールドが1秒間に表
示される。これは、時間t=32μsが1ラインの走査
に必要であり、時間T=20msが1フィールドの走査
に必要であることを意味する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】かかる高精細度テレビ
ジョン信号は、通常精細度映像信号に比して4倍の情報
成分数を備えている。したがって、クロック周波数が、
かなりの程度、現下の技術的能力を凌駕しているので、
かかる高精細度フレーム群を処理する際に問題が生ず
る。現在周知の成分の大部分はクロック周波数を約30
MHzに制限し、通常精細度テレビジョンに典型的には
27MHzが相当するのに対し、高精細度用クロック周
波数は、典型的には108MHzである。
【0010】映像信号中のかかる情報の増加とクロック
周波数のかかる増加は、処理動作を行なうに要する成分
がかかる周波数では現在動作し得ないものであるから、
ディジタル化した信号処理に問題を生ずる。
【0011】技術の現状を記載した引用文献は、この問
題を解決するには、高速処理動作をより低い処理速度で
動作する複数分岐に変換するのが有用であることを指摘
している。そのために、この従来装置では、三次元映像
信号を隣接4象限に分解している。三次元とは、表示平
面および時間的走査次元を規定する空間的2次元を意味
するものと理解すべきである。したがって、従来周知の
分解過程は、空間においては二次元的に実現され、高精
細度フレームの各フィールドは、通常の精細度を有する
隣接空間フィールドの4象限に分割され、すなわち、そ
れぞれ、通常の精細度の完全な1フィールドに相当する
個数の情報成分を有している。
【0012】幾多の適用面、特に、上述したような符号
化方式の適用面においては、符号化したフレーム列が処
理され、特に、あるフレームの他のフレールに対する動
きの存在が検出されている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、動き見
積り器により信号を隣接区画群に分解する技術を用いた
高精細度画像処理装置を提供することにある。
【0014】隣接区画群に分解する技術と動き見積りと
の組合わせは、符号化信号を処理する動作より遥かに低
い速度および通常の精細度の要素を用いた簡単な実現法
の上述した利点を有している。したがって、通常の精細
度における動きの見積りに備えた要素は、高精細度にお
ける動きの見積りにも使用することができる。
【0015】動き見積り器は、信号の回帰的処理方法を
実施する現状の技術によって知られている。この装置
は、欧州特許公開公報EP−A−0,415,491号
に記載さこれている。この第2の技術現状資料に詳細に
記載されている動き見積りアリゴリズムの好適な使用に
おいては、その図2を参照すると、あるフィールドの座
標(x,y)に空間的に配置した現下のブロックについ
て時間tに見積った動きベクトル
【外1】 は、2本の空間予測ベクトルによって決まり、一方の左
空間ベクトルは
【外2】 で表わされ、他方の右空間ベトクルは現下のブロックと
同じフィールドについて算出した
【外3】 によって表わされるとともに、時間的および空間的な2
本の予測ベクトルによって決まり、一方の左時間ベクト
ルは
【外4】 で表わされ、他方の右時間ベトクルは先行フィールドに
ついて算出した
【外5】 で表わされる。
【0016】これは、この第2の引用文献から知られて
いる動き見積り装置においては、見積ったベクトルが、
それぞれ異なった空間位置に先行した見積りによって決
まることを意味している。
【0017】したがって、隣接4象限からなる高精細度
フレームが、上述した第1文献に記載された方法に従
い、上述した第2文献に記載された動き見積りアルゴリ
ズムを用いて処理すべきものとすると、象限間のエッジ
部に位置するブロック群における各象限毎に動き見積り
が他の象限に含まれたデータの従来の知識を必要とする
のであるから、4象限間の隣接エッジ部に問題が生ずる
ことになる。空間的に隣接する4象限それぞれのデータ
の並行処理は、象限間の隣接エッジ部の近傍では困難に
なる。
【0018】一般に、高精細度画像の動き見積りは、通
常の精細度用の動き見積器を4個用いても、それらの動
き見積器が並列に配置されてそれぞれ独立に動作するか
ぎりにおいては実現し得ない。
【0019】したがって、本発明の目的は、通常の精細
度の信号処理装置を用いて動きを予想するに用い得る隣
接区画群に映像信号を分解する手段を備えた高精細度映
像信号処理装置を提供することにある。
【0020】この目的は、少なくともメモリ堆積構造体
をそれぞれ備えて映像信号の複数nの隣接区画を並行か
つ回帰的にそれぞれ処理する複数nの分岐を設け、単一
周期Tに等しい周期をそれぞれ有する複数nの時間的隣
接区画T1---Tnに映像信号を分解する手段、期間nT
を有する拡張周期を超える各拡張区画の拡がりを得るた
めの各時間的隣接区画の時間的拡張手段、および、各拡
張区画を単一周期Tに等しい時間だけ遅延させるととも
に、各遅延拡張区画に引続く非遅延拡張区画に並べる遅
延手段を前記メモリ堆積構造体にそれぞれ備え、互いに
並行に動作して前記メモリ堆積構造体の出力端にそれぞ
れ結合した処理手段を各分岐にそれぞれ設けるととも
に、各処理手段が、少なくとも一つの帰還ループによる
回帰的態様により前記時間的隣接区画をそれぞれ処理す
ることを特徴とする映像信号多分岐回帰処理装置を用い
て達成される。
【0021】この装置の利点は、隣接区画群の回帰的処
理には、各区画が、時間的に互いに隣接し、したがっ
て、空間的情報もすべて含有しているので、空間的に隣
接した象限相互間のエッジ部に関しては何ら問題が生じ
ないことである。
【0022】この装置の特別な構成例は、時間的区画を
処理する各分岐毎に、前記処理手段に、各時間的区画を
水平探査領域内で隣接した空間的区画群に分割する編成
構造体および各時間的区画における各空間的区画に割当
てる動きベクトルの回帰的見積構造体を設けたことを特
徴とする。
【0023】この装置の利点は、隣接区画の回帰的取扱
いにおいては、時間に関し、各区画の空間的情報をすべ
て同時に使用し得るので、信号処理動作により、必要な
時間的情報をすべて遅延手段によって供給し得ることで
ある。したがって、現下のフィールド以外のフィールド
について、空間的情報を時間的態様で探査する場合に生
ずるような問題は、隣接象限間のエッジ部に関しては、
最早全く生じない。
【0024】この装置の特別な構成例は、各処理分岐毎
に、前記回帰的見積構造体に、見積るべき現下のブロッ
クにおける各画素の特徴的要因と複数の予想区画におい
てそれぞれ対応する画素それぞれの特徴的要因との間の
誤差を算出する修正構造体、および、同一時間的区画に
おけるブロック群について予め見積るために算出して動
きベクトルに関するデータを蓄積するために前記修正構
造体によって算出した誤差を最小もしくは最大にする特
徴的要因を有する予想ブロックに対応するベクトルとし
て決定した動きベクトルを現下のブロックに割当てると
ともに、当該動きベクトルに関するデータ用の出力端を
備えた見積構造体を設けたことを特徴とする。
【0025】したがって、この装置は、回帰的動き見積
り型の信号処理装置用に用いることができる。
【0026】
【実施例】以下に図面を参照して実施例につき本発明を
明瞭かつ詳細に説明する。
【0027】本発明は、高精細度テレビジョンにおいて
取扱うべきデータが高時間率である点に鑑み、高域周波
数の映像信号を、信号処理を比較的低い周波数で行なう
複数の分岐回路において並列に処理するのが有用である
ことを考慮したものである。
【0028】現状の技術で周知の装置に比べ、以下に説
明する本発明装置は、空間的隣接区画群よりも時間的隣
接区画群を取扱う時間的分解動作に基づいたものであ
る。
【0029】本発明は、時間的隣接区画群における動き
見積器を伴った分解技術の適用にも関するものである。
動き見積りに対する時間的分解技術の適用は簡単ではな
い。動きの見積りは、並列に動作するとともに、それぞ
れ異なる時間的隣接区画群にそれぞれ関連した各分岐毎
に完全に独立して用いられる複数の動き見積器によって
は遂行し得ないものと認められる。
【0030】一般に、本発明の信号処理装置に使用する
動き見積系は、処理すべき各フィールド毎のブロック群
における区画に基づいたものである。この動き見積器
は、空間座標(x,y)を付した現下のブロックに対
し、フィールドTn における瞬時tにおいて動きベクト
ル〔外1〕を見積るようにしている。この動きベクトル
は、複数の空間的予測および時空間的予測によって決ま
る。その結果、動き見積器において遂行する計算には、
時間が掛るともに、先行フィールドにおけるブロック群
に関する情報を必要とする。
【0031】現在市販されている構造体を用いて本発明
装置を実現するために、クロック周波数が高過ぎてはな
らない、という問題、ならびに動き見積器における計算
に時間が掛る、という問題を解決するためには、本発明
による映像信号回帰処理装置は、単一周期Tに等しい周
期をそれぞれ有する複数nの時間的隣接区画T1---T n
に映像信号を分解する手段、期間nTを有する拡張周期
を超える各拡張区画の拡がりを得るための各時間的隣接
区画の時間的拡張手段、および、各拡張区画を単一周期
Tに等しい時間だけ遅延させるとともに、各遅延拡張区
画に引続く非遅延拡張区画に並べる遅延手段を備えてい
る。
【0032】この方法を用いた例においては、時間的区
画群が高精細度フレームにおいて連続したフィールド群
からなっている。分解動作によって4フィールドT1
2,T3 ,T4 が設けられ、その4フィールドは、並
行に配置した信号処理用4分岐回路によってそれぞれ処
理される。したがって、各信号処理用分岐回路は、4フ
ィールド毎に1フィールドのみを処理し、残余の3フィ
ールドは放置される。したがって、各フィールドは、時
間的に拡張されて、各単一信号処理分岐毎に4倍の周期
に拡張される。したがって、各拡張フィールドは、1フ
ィールド周期に等しい遅延時間だけ時間的にずれた状態
で、動き見積りを行なうべき次のフィールドと並べられ
る。
【0033】したがって、本発明の信号処理装置は、時
間的隣接区画の個数に等しい複数nの信号処理分岐を備
えている。各信号処理分岐は、各時間的区画を空間的
に、空間的および時間的座標を付したブロック群に分割
するとともに、各ブロックを囲む水平探査領域を設ける
編成構造体、所要の時間的区画のブロック群に関する動
き見積りを実現するために予想ベクトルの値を蓄積する
見積構造体、現下のブロックと予想ベクトルによって得
た予想ブロック群との間の白黒レベルすなわち輝度の要
因誤差を算出する修正構造体、および、最適誤差として
参照する最適化した誤差に対応する動きベクトルとして
現下のブロックの動きベクトルを見積るために、予想ベ
クトルに関する補償済みの誤差値をすべて見積構造体に
帰還する帰還手段をそれぞれ備えている。この最良誤差
とは、ベクトル群全体に関して最小の誤差を算出し得る
か、他のベクトル群よりはあるベクトル群、例えば、先
行フィールドで生じたベクトル群より同一フィールドで
生じたベクトル群を選び、その結果最適化した誤差を動
き見積器が算出することを意味するものと理解される。
【0034】動き見積器が、見積るべき現下のブロック
に含まれるベクトルよりも時間的区画に関する予想ベク
トルを考慮に入れる特別の適用例においては、帰還手段
に、該当する時間的区画の分岐以外の分岐における見積
構造体に蓄積した予想ベクトルに関する情報を供給する
ための結合手段とその情報を適時に使用し得るようにす
るための遅延手段を備えている。
【0035】高精細度符号化・復号系の動き見積器にお
いては、その目的として、符号化系が伝送しなかった例
えば偶数フィールドの動きベクトルを算出して、その動
きベクトルの値を復号系に伝送することができ、補間に
より欠除したフィールドを再建する手段を復号系に設け
たのと同様に作用する。
【0036】以下に説明した動き見積器に使用する方法
はブロック整合導出(BMA)法である。動き見積器
は、幾つかの基準フィールドに関連した所定のブロック
および所定のフィールドについて最適化した動きベクト
ルを探査する。これにより、基準フィールド群中の探査
視野内における当該ブロックと他のブロック群との相関
が確立される。探査視野は、空間的2方向、すなわち、
水平および垂直の2方向で当該ブロックを合理的に考慮
し得る最大距離によって決まる。このようにして決まっ
た探査視野の振幅は、水平探査領域として参照される。
この振幅は、走査線に沿った水平方向の左から右への画
素数および垂直方向の頂点から底部への走査線数として
定義する。
【0037】一例において、水平探査領域は、T=20
msの周期を有するフィールドTnにおける(−6,+
6)の画素群および走査線群とするが、他の例ではさら
に拡大することもできる。
【0038】動き見積りは、例えば、三次元回帰ブロッ
ク整合(3D−RSB)法に基づくものであり、これに
より、現下のブロックと同じフィールドで考慮した所定
のブロック群と先行フィールド内のブロック群との間に
相関が確立される。
【0039】図1には、信号の回帰的処理装置を実現す
る各種機能構造体群のこれに限定するものではない構成
例を模式的に示す。この装置には、互いに並列の4分岐
を備えてあり、各分岐には、つぎの各機能構造体を設け
てある。 A.メモリ堆積構造体1,2,3,4。これらの構造体
は、それぞれ、入力端10に供給するINPUTとし
て、高解像度用の、例えば、現行標準クロック周波数1
08MHzの映像信号を受入れる。これらの構造体は、
第1の機能すなわち時間的分解機能を有している。第1
分岐のメモリ堆積構造体1は、連続4フィールドの各群
における第1フィールド全部、すなわち、T1 ,T5
に関する全情報を保存し、他のフィールドT2 ,T3
4 に関する情報を消去する。第2 分岐のメモリ堆積構
造体2は、連続4フィールドの各群における第2フィー
ルド全部、すなわちT2 ,T6 等に関する全情報を保存
し、他のフィールドT1 ,T3,T4 , T5 等に関する
情報は消去する。メモリ堆積構造体3および4において
も、同様の円形順環が適用される。
【0040】これらのメモリ堆積構造体は、第2の機
能、すなわち、信号の時間的拡張機能を有している。第
1構造体1においては、周期Tの第1フィールドT
1 は、この場合20msであるが、T2 ,T3 およびT
4 の消去によって空いた時間を占めて拡張される。かか
る拡張の後、第1フィールドT1 の周期すなわち帰還長
は4T、すなわち、80msに拡がり、引続く次のフィ
ールド、すなわち、T5 が第1分岐に現われるまで継続
する。
【0041】図2は、図1に示した装置の各分岐におけ
る各フィールドの態様および期間を示す時間経過図であ
り、メモリ堆積構造体が第3の機能、すなわち、その構
成体で処理された各フィールドの時間遷移機能を有する
ことを示している。したがって、メモリ堆積構造体1に
おいては、フィールドT1 が、単一周期として参照する
周期T、例えば20msだけ遷移され、その結果、この
遷移してDT1と記すフィールドT1 が、第1構造体1
の出力端IN1Dに、第2構造体2の出力端IN2に現
われる非遷移フィールドT2 と同時に現われる。同じこ
とが第2メモリ堆積構造体2においても行なわれ、フィ
ールドT2 が単一周期Tだけ遷移し、その結果、この遷
移フィールドDT2がこの第2構造体2の出力端IN2
Dに、第3構造体3の出力端IN3に現われる非遷移フ
ィールドT3 と同時に現われる。このことは、図1およ
び図2の説明から明らかなように、各メモリ堆積構造体
について継続される。
【0042】本発明装置の入力端INPUTにおけるク
ロック周波数108MHzに対し、メモリ堆積構造体
1,2,3,4の出力端IN1,IN1D,IN2,I
N2D,−−−に現われた信号はクロック周波数27M
Hzを有している。
【0043】本発明信号処理装置の各並列分岐には、引
続き、つぎの各機能構造体を設けてある。 B.編成構造体11,12,13,14。第1分岐にお
ける第1編成構造体11は、第1メモリ堆積構造体1の
出力端IN1Dからの遅延出力信号を受入れるととも
に、第2メモリ堆積構造体2の出力端IN2からの直接
出力信号を受入れる。したがって、遷移拡張フィールド
DT1と非拡張フィールドT2とが第1編成構造体11
内で一致する。同様に、遷移拡張フィールドDT2と拡
張フィールドT3とが第2編成構造体12内で一致す
る。かかる円形循環と図1および図2の説明とによれ
ば、第3および第4の編成構造体13および14におい
て同様に処理した各フィールドが得られる。4並列処理
分岐にそれぞれ設けた編成構造体11,12,13,1
4の機能は、フィールド群を編成して、各分岐におい
て、引続くブロック整合導出(BMA)構造体で行われ
る修正処理に備えることである。各編成構造体は、各フ
ィールドをブロック群に分割し、見積りを行なうべきブ
ロックを引続くBMA構造体に、前述したように現行ブ
ロックで見積りを行なう水平探査領域とともに供給す
る。
【0044】本発明信号処理装置の各並列分岐には、引
続きつぎの各機能構造体を設けてある。 C.ブロック整合導出(BMA)構造体すなわち修正構
造体21,22,23,24。これらのBMA構造体
は、先行フィールドにおいて所定の移動により規定され
たブロック群に対して見積るべき当該ブロックの所定の
移動ベクトル、例えば
【外6】 もしくは
【外7】 に対する修正誤差とし、参照する誤差Err(BMA)を
計算する。
【0045】図3にはその計算の過程を示してある。見
積りは先行フィールドについて行なうものであるから、
まず、現下のフィールドT1 における現下のブロックB
1 を規定し、引続いて、先行フィールドT0 において現
下のブロックB1 の直接の射影となり、したがって、同
じ空間座標を有するブロックB0 を規定し、さらに引続
いて、移動ベクトル
【外8】 をその射影ブロックB0 に適用することによって得たブ
ロックBv を先行フィールドT0 中に規定する。そのベ
クトル〔外8〕は、以下に説明する予想ベクトルであ
る。
【0046】見積りを行なうべきブロックB1 の各画素
は、当該ブロックにおいて水平方向に左から右に至り、
垂直方向に頂点から底辺に至って付した座標(I,J)
および白黒レベルすなわち輝度関数X(I,J)を有し
ている。同様に移動ベクトル〔外8〕の適用によって得
たブロックB0 の各画素も白黒レベルY(I,J)を有
している。
【0047】一般に、BMA構造体の機能は、つぎのよ
うなErr(BMA)として参照する差分の和を得るこ
とである。
【数1】 上式においては、二つのブロックB1 とBv とにおける
全画素群間の強度差全体の和が形成され、その強度差
は、これらのブロックそれぞれの全画素群に亘って求め
られる。
【0048】ブロックBv が動きベクトル〔外8〕を介
して正確にブロックB1 の位置にあるときには、連続2
フィールドにおける2ブロックBv およびB1 の全画素
が動き〔外8〕の後に互いに一致する。このことは、E
rr(BMA)が最小もしくは最適となることによって
表わされる。
【0049】BMA相関構造体は、設けられた複数のベ
クトル、例えば
【外9】 等に対応する誤差Err(BMA)を計算するのに用い
られる。これらのベクトルは、別の方法によっても設け
ることができる。図4は、BMA構造体で用い得る予想
ベクトルを選定する過程を部分的に示したものである。
現下のブロック、すなわち、見積りを行なうべきブロッ
クをB1 で表わす。このブロックB1 は、空間座標x,
yおよび時間座標tにおける現下のフィールドT1 中に
存在する。同一フィールド内における左側の予想ベクト
【外10】 および右側の予想ベクトル
【外11】 を選定することができるが、これらの予想ベクトルは、
現下のブロックの両側で現下のブロックの上側に位置し
ており、したがって、現下のブロックB1 の動きベクト
ルの見積りの実現を試みるときに、これらの予想ベクト
ルは既に決まっていることになる。左側の予想ベクトル
【外12】 および右側の予想ベクトル
【外13】 も選定することができるが、これらの予想ベクトルは、
現下のブロックの両側に他のブロックを挟んで位置する
とともに、先行フィールドT0 に位置しているので、現
下のベクトルB1 の動きベクトルの見積りの実現を試み
るときに、これらの予想ベクトルは既に決まっているこ
とになる。
【0050】機能的になるために、BMA構造体は、見
積るべき現下のブロックB1 に関するデータおよび前述
したような予想ベクトルを必要とする。各予想ベクトル
について、BMA構造体は、それらのベクトルに関係す
るブロックBv1, Bv2, Bv3, Bv4の位置を算出し、つ
いで、対応する誤差Err(BMA)を算出する。した
がって、BMA構造体は、予想ベクトル
【外14】 等を設けると同様の誤差Err1,Err2,Err
3,Err4等の計算結果を設ける。
【0051】予想ベクトルの選定には他の方法も幾つか
存在する。これらの方法は、特に説明はしないが、BM
A構造体に対応する予想ベクトルを提供するのに、何の
問題もなく、使用することができる。
【0052】本発明信号処理装置の各並列分岐は、引続
き、見積構造体31,32,33,34を備えている。
第1分岐においては、見積構造体31が同一フィールド
および同一分岐ではあるが、先行した瞬時に算出した
【外15】 および
【外16】 のような予想ベクトルに関する情報を蓄積する。これと
は対照的に、見積構造体31は先行フィールドに関する
情報は蓄積し得ないが、この情報は見積構造体34で見
出されるものであり、ループ34aを介して見積構造体
31に供給される。
【0053】現下のブロックB1 について見積りを試み
る瞬間には、見積構造体31は、既に、予想ベクトル
【外17】 に関する情報を蓄えている。そこで、見積構造体31
は、第1予想ベクトル〔外8]に関する情報を伝送路2
1aを介してBMA構造体21に伝送する。ついで、B
MA構造体21は、対応する誤差Err1を算出して、
伝送路21bを介し、見積構造体31に伝送する。引続
き、見積構造体31が予想ベクトル〔外8〕に関するデ
ータを伝送路21aを介してBMA構造体21に伝送
し、さらに、BMA構造体21が、対応する誤差Err
2を、伝送路21bを介して、見積構造体31に伝送
し、以下同様に繰り返す。
【0054】同様な動作が、伝送路22a,22bを介
して構造体22と32との間で、伝送路23a,23b
を介して構造体23と33との間で、さらに、伝送路2
4a,24bを介して構造体24と34との間でも、回
帰的に行なわれる。
【0055】各見積構造体31,32,33,34の間
は、伝送路31a,32a,33a,34aが既に算出
した予想ベクトルに関するデータの巡環を確保してい
る。したがって、修正および見積りの過程の回帰性を確
保するこれらの伝送路は必要不可欠である。
【0056】見積りを行なうべき現下のブロックB1
関連した予想ベクトル全部に対応した誤差計算全部を対
応しBMA構造体からなる見積構造体が受取る度毎に、
その見積構造体は、予想ベクトルのうち、最適誤差に対
応するベクトルを選定して、見積った動きベクトルとし
て現下のブロックにそのベクトルを割当てる。
【0057】かかる信号処理は、当該分岐に関連したフ
ィールドが完全に処理されるまで、処理するフィールド
を左から右へ、頂上から底辺まで走査することによって
選定した次のブロックについて引続き継続して行なわれ
る。
【0058】同じ時間中に、本発明信号処理装置の他の
各分岐は、それぞれに割当てられたフィールドについて
同じ動作を行なっている。
【0059】図1に示した装置の4分岐における各見積
構造体は、それぞれ、各出力端MV2,MV3,MV
4,MV5に各フィールドT2,T3,T4,T5の動
きベクトルを出力する。
【0060】これらの出力端MV2,MV3,MV4,
MV5の各出力信号は、これらのデータからの高精細度
画像を再構成する復号器の入力端に供給される。この動
作原理は、符号化の過程で抑圧され、したがって、復号
器には伝送されなかったフィールドのベクトルを復号器
に伝送することにある。
【0061】したがって、映像信号の回帰的処理を行な
う装置は、空間的に隣接した4象限から高精細度画像を
再構成することの悪影響を受けないことになる。
【0062】さらに、この装置は、処理する情報のクロ
ック・レートの割に極めて簡単な構成を有している。
【0063】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明信号処理
装置は、回路構成成分に対する現在の技術的限界を超え
たクロック・レート108MHzの初期映像信号を4フ
ィールド毎に時間的に拡張する信号処理動作の有利な実
現の可能性を提供するものである。しかしながら、回路
構成成分の技術的進歩によれば、並列2分岐のみにより
画像の回帰的処理を行なう装置を将来の発展から排除す
るものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】動きベクトル見積り用回帰的信号処理装置を実
現するための機能構造体の構成を模式的に示すブロック
線図である。
【図2】図1に示した装置の各分岐におけるフィールド
群の概要と継続期間とを示す時間経過図である。
【図3】予想ブロック構成の過程を予想ベクトルを用い
て示す線図である。
【図4】予想ベクトル選択の全過程を示す線図である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともメモリ堆積構造体(1,2,
    3,4)をそれぞれ備えて映像信号の複数nの隣接区画
    を並行かつ回帰的にそれぞれ処理する複数nの分岐を設
    け、 単一周期Tに等しい周期をそれぞれ有する複数nの時間
    的隣接区画T1---Tnに映像信号を分解する手段、 期間nTを有する拡張周期を超える各拡張区画の拡がり
    を得るための各時間的隣接区画の時間的拡張手段、およ
    び、 各拡張区画を単一周期Tに等しい時間だけ遅延させると
    ともに、各遅延拡張区画に引続く非遅延拡張区画に並べ
    る遅延手段を前記メモリ堆積構造体にそれぞれ備え、 互いに並行に動作して前記メモリ堆積構造体の出力端に
    それぞれ結合した処理手段(11−21−31,12−
    22−32,13−23−33,14−24−34)を
    各分岐にそれぞれ設けるとともに、各処理手段が、少な
    くとも一つの帰還ループ(21a−21b−31a,2
    2a−22b−32a,23a−23b−33a,24
    a−24b−34a)による回帰的態様により前記時間
    的隣接区画をそれぞれ処理することを特徴とする映像信
    号多分岐回帰処理装置。
  2. 【請求項2】 時間的区画を処理する各分岐毎に、前記
    処理手段に、各時間的区画を水平探査領域内で隣接した
    空間的区画群に分割する編成構造体(21,22,2
    3,24)および各時間的区画における各空間的区画に
    割当てる動きベクトルの回帰的見積構造体を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の映像信号多分岐回帰処理装
    置。
  3. 【請求項3】 各処理分岐毎に、前記回帰的見積構造体
    に、見積るべき現下のブロックにおける各画素の特徴的
    要因と複数の予想区画においてそれぞれ対応する画素そ
    れぞれの特徴的要因との間の誤差を算出する修正構造体
    (31,32,33,34)、および、 同一時間的区画におけるブロック群について予め見積る
    ために算出して動きベクトルに関するデータを蓄積する
    ために前記修正構造体によって算出した誤差を最小もし
    くは最大にする特徴的要因を有する予想ブロックに対応
    するベクトルとして決定した動きベクトルを現下のブロ
    ックに割当てるとともに、当該動きベクトルに関するデ
    ータ用の出力端を備えた見積構造体(41,42,4
    3,44)を設けたことを特徴とする請求項2記載の映
    像信号多分岐回帰処理装置。
  4. 【請求項4】 各処理分岐毎に、前記修正構造体に、同
    一時間的区画において既に予想したブロック群にそれぞ
    れ対応するともに、現下のブロックにおける時間的区画
    より先行して隣接する時間的区画について既に見積った
    ブロック群にそれぞれ対応する動きベクトルに関するデ
    ータから予想ブロックを構成する手段を備えたことを特
    徴とする請求項3記載の映像信号多分岐回帰処理装置。
  5. 【請求項5】 前記帰還ループに、時間的区画の処理分
    岐における前記見積構造体に対して、先行して隣接する
    時間的区画のブロック群について予め予想した動きベク
    トルに関するデータを伝送する結合手段(31a,32
    a,33a,34a)を備えたことを特徴とする請求項
    4記載の映像信号多分岐回帰処理装置。
  6. 【請求項6】 各処理分岐毎に、前記帰還ループに、同
    一時間的区画のブロック群および先行して隣接する時間
    的区画のブロック群の予め見積った動きベクトルに関す
    るデータを、当該分岐の前記修正構造体に供給するとと
    もに、当該分岐の前記見積構造体に蓄積する結合手段
    (21a,22a,23a,24a)、および、現下の
    ブロックの特徴的要因と現下のブロックに対応する予想
    ブロック群のそれぞれ対応する特徴的要因との間につい
    て前記修正構造体によりそれぞれ算出した誤差を当該分
    岐の前記見積構造体に供給する帰還結合手段(21b,
    22b,23b,24b)を備えたことを特徴とする請
    求項5記載の映像信号多分岐回帰処理装置。
  7. 【請求項7】 前記修正構造体が必要とする時期に、予
    想ブロック群の構成に要する情報を送出する遅延手段を
    前記帰還結合手段に備えたことを特徴とする請求項6記
    載の映像信号多分岐回帰処理装置。
  8. 【請求項8】 前記時間的区画をテレビジョン・フレー
    ムにおけるフィールドとしたことを特徴とする前記請求
    項のいずれかに記載の映像信号多分岐回帰処理装置。
  9. 【請求項9】 前記複数nが4であり、各分岐が映像信
    号の4フィールド中の1フィールドを処理し、各フィー
    ルドを初期周期もしくは単一周期の4倍に等しい周期を
    超えて時間的に拡張したことを特徴とする請求項8記載
    の映像信号多分岐回帰処理装置。
  10. 【請求項10】 前記複数nが2であり、各分岐が映像
    信号の2フィールド中の1フィールドを処理し、各フィ
    ールドを初期周期もしくは単一周期の2倍に等しい周期
    を超えて時間的に拡張したことを特徴とする請求項8記
    載の映像信号多分岐回帰処理装置。
JP5324581A 1992-12-22 1993-12-22 映像信号多分岐回帰処理装置 Pending JPH06237441A (ja)

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FR9215507 1992-12-22

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JP5324581A Pending JPH06237441A (ja) 1992-12-22 1993-12-22 映像信号多分岐回帰処理装置

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GB2273845A (en) 1994-06-29
FR2699780A1 (fr) 1994-06-24
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