JPH0623392U

JPH0623392U - マイクカバー

Info

Publication number: JPH0623392U
Application number: JP5439292U
Authority: JP
Inventors: 芳孝越後
Original assignee: 芳孝越後
Priority date: 1992-06-23
Filing date: 1992-06-23
Publication date: 1994-03-25

Abstract

(57)【要約】（修正有）【目的】使い捨ての衛生的マイクカバーであり、一回
的使用をも前提に、かつ種々の大きさのマイクにも利用
できるマイクカバーを提供しようとするものである。【構成】本体Ａは、伸縮性のある、かつ透音性のある
布、紙、不織布等であり、この周縁部分に輪ゴム様のも
の１を接合させる。または、本体の周縁部分を扇状に数
箇所切断したものであり、残余の周縁部分にに輪ゴム様
のものを接合させる。【効果】いずれのマイクカバーも、着脱が容易で、種
々の大きさのマイクに利用することができ、継続的使用
を避けるマイクカバーを提供でき、衛生面でも優れる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、いずれもカラオケマイク等のマイクカバーに係るものであり、使い捨て可能な簡易なカバーに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のマイクカバーは、マイクが雑音をひろうことを防止したり、マイクの保護等を目的としたものであり、したがって着脱が容易ではなく、継続的使用が前提であった。

【０００３】またスポンジ等の素材を利用したマイクカバー内部に消毒剤、芳香剤等を浸透させた使い捨てカバーなどが考えられていた。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

従来の技術では、継続的使用を前提にしていたため、一回使用すると、使用した者の唾液、食べ滓等が付着し、その後に使用する者にとっては不衛生であって衛生管理上問題があった。

【０００５】またマイクカバー内部に消毒剤、芳香剤等を浸透させ、衛生状態を確保したものでも、マイクカバーの大きさが限定されるため種々の大きさのマイクには併用ができないという問題点があった。

【０００６】本考案はいずれも従来の有するもののような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、使い捨ての衛生的マイクカバーであり、一回的使用をも前提に、かつ種々の大きさのマイクにも利用できるマイクカバーを提供しようとするものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本考案におけるマイクカバーは請求項１においては、円形の伸縮性のある、かつ透音性のある布、紙、不織布等の、生産単価の比較的安い素材を使用し、この周縁に輪ゴム様のものを縫い付ける等により接合して成形される袋状のものである。

【０００８】また、請求項２の考案においては、このような円形の素材の周縁部分を扇状に数箇所切断したものの残余の周縁部分に輪ゴム様のものを縫い付ける等により接合して成形される袋状のものであり、請求項１の考案のように円形のものを利用することにより生じる輪ゴム様のものの周辺の素材の重なりを防止する。

【０００９】

【作用】

請求項１及び同２のマイクカバーをマイクに固定する部分は輪ゴム様のものであるため、着脱が容易であり、マイクカバー本体は伸縮性のある、かつ透音性のある布、紙、不織布等を使用するため、種々の大きさのマイクに利用することができ、衛生面での清潔を確保するために使い捨て用のマイクカバーが可能となる。

【００１０】また、請求項２では、輪ゴム様のものの周辺の素材の重なりを防ぎ、雑音の発生を防止する。

【００１１】

【実施例】

請求項１にかかる図１において本体Ａは、伸縮性のある、かつ透音性のある布、紙、不織布等であり、この周縁部分に輪ゴム様のもの１を縫い付ける等により接合させる。

【００１２】請求項２にかかる図２において本体Ｂは、円形の伸縮性のある、かつ透音性のある布、紙、不織布等の周縁部分を扇状に数箇所切断したものであり、残余の周縁部分にに輪ゴム様のもの２を縫い付ける等により接合させる。

【００１３】

【考案の効果】

請求項１のマイクカバーにおいては、着脱が容易で、種々の大きさのマイクに利用することができ、継続的使用を避けるマイクカバーを提供でき、衛生面でも優れている。

【００１４】請求項２のマイクカバーにおいては、請求項１の効果とともに、比較的小さいマイクにおいて、円形の素材を利用した際に生じる素材の重なりを防ぎ、重なりから生じる雑音を防止できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】請求項１にかかる円形の素材を利用し周縁部分
に輪ゴム様のものを縫い付ける等により接合した際の展
開図である。

【図２】請求項２にかかる円形の素材の周縁部分を扇状
に数箇所切断し残余の周縁部分に輪ゴム様のものを縫い
付ける等により接合した際の展開図である。

【図３】請求項１にかかる考案の平面図である。

【図４】請求項２にかかる考案の平面図である。

【符号の説明】

Ａ請求項１にかかる本体Ｂ請求項２にかかる本体１ゴム２ゴム３ゴムを接合した部分４ゴムを接合した部分

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】円形の伸縮性のあり、かつ透音性のある
布、紙、不織布等の周縁に輪ゴム様のものを縫い付ける
等により接合してなる袋状のもの。
【請求項２】円形の伸縮性のあり、かつ透音性のある
布、紙、不織布等の周縁部分を扇状に数箇所切断したも
のの残余の周縁部分にに輪ゴム様のものを縫い付ける等
により接合してなる袋状のもの。