JPH0623357Y2 - 軌道玩具のリフト装置 - Google Patents

軌道玩具のリフト装置

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JPH0623357Y2
JPH0623357Y2 JP5912288U JP5912288U JPH0623357Y2 JP H0623357 Y2 JPH0623357 Y2 JP H0623357Y2 JP 5912288 U JP5912288 U JP 5912288U JP 5912288 U JP5912288 U JP 5912288U JP H0623357 Y2 JPH0623357 Y2 JP H0623357Y2
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JP5912288U
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聡 清水
篤 石井
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Tomy Co Ltd
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Tomy Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、一対の昇降部材が昇降タワー上下方向の中間
部で出会うと、下方の昇降部材の転動板上に載置した転
動部材が、上方の昇降部材の転動板上に転動し、転動部
材は昇降部材によって昇降タワーの上部に運ばれ、軌道
の傾斜によって軌道の下端部まで転動するようにした軌
道玩具のリフト装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、傾斜した軌道にリフト装置を連結し、駆動機構を
持たない走行体が軌道上を転動する軌道走行玩具が知ら
れている。この軌道走行玩具のリフト装置は係止突起を
設けたベルトを駆動して、走行体を軌道の低所から高所
に運び上げていた例が知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記従来の技術におけるリフト装置は走
行体をベルトの係止突起に係止して、単に低所から高所
に運び上げるものであり、そこには別段の動作が併なわ
ないものであって変化に乏しいといった解決すべき問題
点を抱含していた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記従来の技術における問題点を解決せんと
してなされたものであり、駆動機構を内蔵した昇降タワ
ーの垂直壁面には上下方向に摺動自在な一対の昇降部材
を上下の位置関係で配設し、上の位置の昇降部材には転
動板を取付け、下の位置の昇降部材には上の位置の昇降
部材の転動板と係合して傾動する転動板を揺動自在に設
けてある。そして、前記一対の昇降部材は前記昇降タワ
ー内で上下方向に摺動自在に配設した一対の摺動杆と連
結し、前記一対の摺動杆の対峙した側面にはラックを刻
設し、前記一対のラックの中間には該ラックと常時噛合
う歯車を配設し、前記一対の摺動杆の一方は駆動機構と
連係して上下方向に摺動するようにしたものである。
〔作用〕
下の位置に配設した昇降部材は下動限に達すると、軌道
の下端部から走行体が転動板上に載置される。そして、
この昇降部材が上動すると上の位置に配設した昇降部材
が下動し、上下の位置に配設した一対の昇降部材は昇降
タワーの中間部で出合うことになる。そして、下方の昇
降部材の転動板が上方の昇降部材と係合して傾動し、下
方の転動板上の走行体が上方の転動板上に乗り移ること
になる。そして、走行体は上方の昇降部材が上動するこ
とにより、昇降タワーの上部に運ばれるものである。
〔実施例〕
本考案の実施例について、図面を参照して説明する。
昇降タワー1は外観がデコレーションケーキの形状に形
成されており、該昇降タワーの周囲には複数の軌道ユニ
ット14…を連結した軌道が連結片16…によって取付
けられている。この軌道の上端部は昇降タワー1の上面
に形成した転動路2と連通して接続されており、下端部
は昇降タワー1の下方に位置して解放されている。
昇降タワー1の正面には、上下位置に2つの垂直壁面
3,4が形成されている。上方の垂直壁面3には上下方
向に溝孔7が穿設されており、該溝孔7には昇降部材5
の裏面に突設した筒体5bが嵌合している。また、溝孔
7と隣接する位置には蛇行溝9が穿設されており、該蛇
行溝9には昇降部材5の裏面に突設したピン5aが嵌合
している。従って、昇降部材5は上下動に際して、筒体
5bを支点として揺動作動することになる。また、昇降
部材5の下部側方には転動板11が取付けてあり、該転
動板11は昇降タワー1の上面に形成した転動路2の方
向が低く形成されている。
下方の垂直壁面4には、上下方向に溝孔8が穿設されて
おり、該溝孔8には昇降部材6の裏面に突設した筒体6
cが嵌合している。また、溝孔8と隣接する位置には蛇
行溝10が上下方向に穿設されており、該蛇行溝10に
は昇降部材6の裏面に突設したピン6aが嵌合してい
る。従って、昇降部材6は上下動に際して、筒体6cを
支点として揺動作動することになる。また、昇降部材6
の下部側方には転動板12が取付けてある。転動板12
は昇降部材6の正面側に突設した突片6bに支軸12b
を介して揺動自在に枢支されている。そして、転動板1
2の前端には係合縁12bが突設しており、該係合縁1
2bは昇降部材6が上動して上方の昇降部材5に出合っ
たとき、転動板11の前端縁に係合して転動板12が支
軸12aを支点として第2図示の反時計方向に回転する
ものであり、転動板12上の転動部材13は転動板11
上に転動して移動することになる。
昇降タワー1の垂直壁面3,4の内側には上下方向に一
対のガイド枠23,24が立設されている。このガイド
枠23,24には摺動杆17,18が摺動自在に嵌合し
ている。この一対の摺動杆17,18の対峙する内側面
にはラック17a,18aが夫々刻設されている。そし
て、該ラック17a,18aの中間部にはラック17
a,18aと常時噛合する歯車19が回転自在に設けて
ある。摺動杆17には上方に横棒20と下方に枠対21
が取付けられており、横棒20に立設した支軸20aの
先端部は溝孔7を貫通して垂直壁面3から外方に突出し
ており、該先端部には昇降部材5の筒体5bが嵌合して
おり、昇降部材5は揺動自在に支持されている。そし
て、摺動杆18の下部には支軸18bが突設されてお
り、該支軸18bは溝孔8を貫通して垂直壁面4から外
方に突出しており、該支軸18bの先端部には昇降部材
6の筒体6cが嵌合しており、昇降部材6は揺動自在に
支持されている。
昇降タワー1内には機枠25が設置されており、該機枠
25内にはモーター26と伝達歯車群が収納されてい
る。即ち、モーター26のモーター軸にはウォームギヤ
27が軸着されており、該ウォームギヤ27は歯車28
と噛合しており、該歯車28と同軸に形成したピニオン
28aは歯車軸29に軸着した歯車30と噛合してい
る。歯車軸29の端部は機枠25の壁面から突出してお
り、先端にピニオン31を軸着している。ピニオン31
は機枠25の壁面に回転自在に軸支した歯車32と噛合
している。歯車32と同軸に回転板33が軸着されてお
り、該回転板33の前方側に偏心ピン34が立設されて
いる。この偏心ピン34は枠体21の嵌合溝22に嵌合
しており、回転板33が回転することにより、枠体22
および摺動杆17が上下動することになる。即ち、第3
図に示すよう摺動杆17が矢視方向に下動すると、ラッ
ク17aと噛合する歯車19が回転し、歯車19と噛合
するラック18aを刻設した摺動杆18は矢視方向に上
動することになる。
回転板33の外周縁には係合片35が突出して形成され
ており、該係合片35は先端部に打撃子37を取付けた
揺動レバー36の基端部と係脱自在である。揺動レバー
36はスプリング(図示しない)によって一方向に付勢
されて枢支されており、先端部の打撃子37はベル38
と係合するように設けてある。従って、揺動レバー36
と係合片35の係合が解除されると勢いよく復帰動し打
撃子37がベル38を殴打しベル音が発生するものであ
る。
軌道ユニット14…で形成される軌道の下端部には筺体
15が取付けてある。筺体15の内部には揺動板14が
揺動自在に枢支されている。揺動板41の支軸43,4
3は筺体15の内部に形成した軸受部15a,15aに
軸承れされている。また、揺動板41の端部には突出杆
45が突設しており、該突出杆45の先端部は筺体15
の端部壁面に開設した溝孔15bを貫通して突出してい
る。そして、揺動板41の支軸43,43にはスプリン
グ46が弾装されており、該スプリング46によって揺
動板41には支軸43,43を支点として第6図示の反
時計方向に回転力を付勢されている。そして、揺動板4
1の上面に立設したピン42,42は軌道ユニット14
に穿設した通孔40,40内を出没自在である。また、
突出杆45には通孔44aを嵌合した一対のピン44が
取付けてある。そして、ピン44,44は軌道ユニット
14に穿設した通孔40,40内を出没自在である。そ
して、常態においては、スプリング46によってピン4
4,44が軌道ユニット14の通孔40,40から上方
に突出している。このとき、ピン42,42は通孔4
0,40から下方に退没している。
転動部材13は横断面が円形の下部外殻体13bにイチ
ゴやチョコレートの菓子形状に模して形成した上部外殻
体13aを嵌着して形成されている。そして、下部外殻
体13bの内部には球体13cが回転自在に嵌着されて
おり、該球体13cの一部は下部外殻体13bの底面開
口部から突出しており、軌道ユニット14上を転動自在
である。そして、転動部材13が軌道ユニット14上を
転動するとき、下部外殻体13bの周胴部が軌道ユニッ
ト14の側壁14aに摺接することになり、転動部材1
3はそれ自体が回転作動しながら転動することになる。
そして、スイッチ摘み39を操作することにより、モー
ター36が駆動し、回転板33が回転すると昇降部材5
が昇降作動することになる。
例えば、第2図に示すように昇降部材5,6が昇降タワ
ーの中間部で出合い、転動部材13が転動板11上に移
動した後、昇降部材5は上動し、昇降部材6は下動する
ことになる。昇降部材5が上動限に達すると転動板11
は昇降タワー1の上面に形成した転動路2と連通した状
態になるため、転動板11上に載置した転動部材13は
転動路2上に転出し、軌道ユニット14…で形成された
軌道上を転動することになる。また、昇降部材6が下動
限に達すると、転動板12の係合縁12bの下面が突出
杆45に係合して下動させ、ピン44,44を通孔4
0,40内に退没させることになる。従って、ピン4
4,44に係合して停止していた転動部材13は転動板
12上に転出することになる。このとき、ピン42,4
2が軌道ユニット14の通孔から突出して後続の転動部
材13と係合して転動を阻止するために、一度に1台以
上の転動部材13が昇降部材6に供給されることはない
ものである。
〔考案の効果〕
本考案は上記のように構成されたものであり、昇降タワ
ーの正面の垂直壁面に、上下の位置関係に一対の昇降部
材を互いに連動して昇降動自在に配設したものであり、
昇降タワーの中間部で下方の昇降部材から上方の昇降部
材に転動部材が自動的に移行し、昇降タワーの上部に運
ばれた転動部材は昇降タワーの周囲に設けた軌道を転動
し、この軌道の下端部で下方に位置する昇降部材に自動
的に載置されるものであり、新規な軌道玩具のリフト装
置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1図はリフ
ト装置の外観斜視図、第2図はリフト装置の一部を破断
して示す縦断面図、第3図はリフト装置の要部を示す分
解斜視図、第4図は駆動機構との連係状態を示す横断面
図、第5図は転動部材の内部構造を示す縦断面図、第6
図は軌道の下端に取付けた筺体の内部構造を示す分解斜
視図である。 1……昇降タワー、3……垂直壁面、 4……垂直壁面、5……昇降部材、 6……昇降部材、11……転動板、 12……転動板、13……転動部材、 14……軌道ユニット、17……摺動杆、 17a……ラック、18……摺動杆、 18a……ラック、25……機枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降タワーの周囲には、上端部を該昇降タ
    ワーの上部に接続し下端部を該昇降タワーの下部に解放
    した軌道を配設し、転動部材は前記軌道の傾斜面上を転
    動自在に構成した軌道玩具において、前記昇降タワーの
    垂直壁面には上下方向に摺動自在な一対の昇降部材を上
    下の位置に突設し、上の位置の昇降部材には転動板を設
    け、下の位置の昇降部材には上の位置の昇降部材の転動
    板と係合して傾動する転動板を揺動自在に設け、前記一
    対の昇降部材は前記昇降タワー内で上下方向に摺動自在
    に配設した一対の摺動杆と連結し、前記一対の摺動杆の
    対峙した側面にはラックを刻設し、前記一対のラックの
    中間には該ラックと常時噛合う歯車を配設し、前記一対
    の摺動杆の一方は駆動機構と連係して上下方向に摺動す
    るようにした軌道玩具のリフト装置。
JP5912288U 1988-04-30 1988-04-30 軌道玩具のリフト装置 Expired - Lifetime JPH0623357Y2 (ja)

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JPH01161792U JPH01161792U (ja) 1989-11-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0751118Y2 (ja) * 1990-01-23 1995-11-22 株式会社トミー リフト装置玩具

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