JPH06233383A - スピーカ - Google Patents
スピーカInfo
- Publication number
- JPH06233383A JPH06233383A JP3932093A JP3932093A JPH06233383A JP H06233383 A JPH06233383 A JP H06233383A JP 3932093 A JP3932093 A JP 3932093A JP 3932093 A JP3932093 A JP 3932093A JP H06233383 A JPH06233383 A JP H06233383A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voice coil
- diaphragm
- magnets
- magnetic field
- cone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Abstract
動板への駆動力の伝達ロスが殆どなく、さらに高精度,
高音質が得られる振動板がコーン型のスピーカを提供す
ること。 【構成】 フレーム1内の中央部に、2枚のマグネット
3,4を互いに反発する磁気方向に配置することにより
反発磁界を形成し、この反発磁界に、ボイスコイルボビ
ン7の外周のほぼ中央部に巻回されたボイスコイル6を
設置し、このボイスコイル6のほぼ中央部を前記フレー
ム1にダンパ12を介して支持するとともに、前記ボイ
スコイル6のほぼ中央部とフレーム1間に、コーン型の
振動板8を設けた構成とした。
Description
る薄型で軽量のスピーカに関する。
で、その両側に薄円板状またはリング状の2枚のマグネ
ットを、同じ極性を対向させて配置して形成した、薄型
で軽量のマイクロホンやスピーカとしては、特公昭40
−25922号公報,実公平2−30957号公報,文
献「JASコンファレンス ’92予稿集 反発磁界を
応用した超軽量スピーカ(熊倉弘幸氏ほか3名共著 株
式会社ケンウッド発行)」に記載の技術がある。
ではそのいずれも、ボイスコイルから振動板への駆動力
の伝達ロスが多いという問題があり、また、ボイスコイ
ルの支持系がローリングメカニズムになっていて、高精
度,高音質が得られないという問題もあった。さらに、
アウターヨーク(リングヨーク)を組み合わせた構成で
あるため、界磁部からストローク分離して振動板が結合
される構造となり、薄型化に限界がある。
ので、その目的とするところは、薄型かつ軽量で、しか
もボイスコイルから振動板への駆動力の伝達ロスを著し
く減少でき、従来のローリングメカニズムから解放し、
高精度,高音質が得られる、振動板がコーン型のスピー
カを提供しようとするものである。
め、本発明はフレーム1内の中央部に、2枚のマグネッ
ト3,4を互いに反発する磁気方向に配置することによ
り反発磁界を形成し、この反発磁界に、ボイスコイルボ
ビン7の外周のほぼ中央部に巻回されたボイスコイル6
を設置し、このボイスコイル6のほぼ中央部を前記フレ
ーム1にダンパ12を介して支持するとともに、前記ボ
イスコイル6のほぼ中央部とフレーム1間に、コーン型
の振動板8を設けたものである。
マグネット3,4を互いに反発する磁気方向に配置して
反発磁界を形成し、この反発磁界にボイスコイル6を設
置し、動電型に構成し、ヨーク(継鉄)レスとしている
ので、極めて薄型で軽量に形成することが可能となる。
特に、本発明ではボイスコイル6に振動板8を直結して
いるので、ボイスコイル6から振動板8への駆動力の伝
達ロスを殆どなくすことができ、したがってボイスコイ
ル6への入力信号に対する振動板の立ち上がりを極めて
忠実に行うことができ、かつこのボイスコイル6の外周
のほぼ中央部にコーン型の振動板8を結合しているの
で、コーン型の振動板8を有するスピーカにおいて薄型
で軽量に形成することができる。また、ボイスコイル6
のほぼ中央部をダンパ12により支持していて、ボイス
コイル6の作動の中心点を支えているので、従来のロー
リングメカニズムから解放され、高精度,高音質を得る
ことが可能となる。
明する。図中1は窓1aを有するほぼ椀状のフレーム
で、このフレーム1の中心部にスペーサ2を挟んでマグ
ネット3,4が配置されている。この磁気回路を構成す
るマグネット3,4はディスク型に形成され、かつ厚さ
方向に着磁されている。これらのマグネット3,4は、
好ましくは異方性焼結磁石(ネオジムマグネット)を使
用する。
2を介した対向面が互いに反発する磁気方向に、つまり
N極−N極のごとく対向させて配置されていて、周囲に
反発磁界5が形成されている。なお、スペーサ2には、
SS41等の磁性体で形成されているが非磁性体で形成
することもできるし、特にスペーサ2を介在させず空隙
のみを形成することもできる。しかして、反発磁界5に
は、ボイスコイル6が設置されている。このボイスコイ
ル6は、マグネット3,4の外周において振動可能に設
けられたボイスコイルボビン7の外周のほぼ中央部に巻
回され、形成されている。
コーン状の振動板8の内周部が結合されている。この振
動板8の外端部は、エッジ9を介してフレーム1の外周
部に接続されている。
であって円錐状のサブコーン10が設けられている。こ
のサブコーン10の内周部の首部はボイスコイル6の外
周に結合され、かつサブコーン10の中央部には防塵用
のセンターキャップ11が設けられている。なお、ボイ
スコイル6の外周のほぼ中央部にダンパ12の内周部が
接続され、ダンパ12の外周部はフレーム1に形成され
た段部からなる支持部1bに接続されている。また、磁
気回路はフレーム1の底部中央に形成された凸段部から
なる支持部1c上に固定されている。
にヨークを使っていないため、その分、薄型化,軽量化
を図ることができる。また、この実施例ではコーン型の
振動板8をボイスコイル6の外周に直結しているので、
ボイスコイル6から振動板8への駆動力の伝達ロスが殆
どなく、入力信号に対する振動板8の立ち上がりを忠実
に行うことができる。
の作動の中心点を支えているので、従来技術でのローリ
ングメカニズムから解放され、高精度,高音質を得るこ
とができる。なお、この実施例において、ボイスコイル
6と振動板8との間にメカニカルフィルタを設ければ低
域特性を向上させることができる。
である。この図2に示す実施例では、ボイスコイルボビ
ン7とサブコーン10とが一体に形成され、前記ボイス
コイルボビン7にボイスコイル6が巻回されている。し
たがって、ボイスコイル6によりサブコーン10を直接
的に駆動することができ、サブコーン10の機能をより
一層高めることができる。なお、他の構成および作用に
ついては、前記第1実施例と同様である。
ィスク型マグネット3,4を互いに反発する磁気方向に
配置して反発磁界を形成し、この反発磁界にボイスコイ
ル6を設置し、このボイスコイル6にコーン型の振動板
8を結合しており、このコーン型の振動板8を有するス
ピーカをヨークレスとしているので、その分薄型化およ
び軽量化を図り得る効果がある。また、前記ボイスコイ
ル6の外周のほぼ中央部にコーン型の振動板8を直結し
ているので、ボイスコイル6から振動板8への駆動力の
伝達ロスを殆どなくすことができ、したがってボイスコ
イル6への入力信号に対する振動板の立ち上がりを極め
て忠実に行い得る効果がある。さらに、前記ボイスコイ
ルボビン7の外周のほぼ中央部にボイスコイル6を巻回
し、このボイスコイル6のほぼ中央部をダンパ12によ
り支持しており、ボイスコイル6の作動の中心点を支持
することができるので、従来技術のローリングメカニズ
ムから解放され、高精度,高音質が得られる効果があ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 フレーム内の中央部に、2枚のマグネッ
トを互いに反発する磁気方向に配置することにより反発
磁界を形成し、この反発磁界に、ボイスコイルボビンの
外周のほぼ中央部に巻回されたボイスコイルを設置し、
このボイスコイルのほぼ中央部を前記フレームにダンパ
を介して支持するとともに、前記ボイスコイルのほぼ中
央部とフレーム間に、コーン型の振動板を設けたことを
特徴とするスピーカ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05039320A JP3137217B2 (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | スピーカ |
DE4317775A DE4317775C2 (de) | 1993-02-03 | 1993-05-27 | Lautsprecher |
US08/068,180 US5371806A (en) | 1993-02-03 | 1993-05-28 | Loudspeaker |
US08/277,968 US5511131A (en) | 1993-02-03 | 1994-07-20 | Loudspeaker |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05039320A JP3137217B2 (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | スピーカ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06233383A true JPH06233383A (ja) | 1994-08-19 |
JP3137217B2 JP3137217B2 (ja) | 2001-02-19 |
Family
ID=12549821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05039320A Expired - Fee Related JP3137217B2 (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | スピーカ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3137217B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999031931A1 (fr) * | 1997-12-12 | 1999-06-24 | Fan Zhang | Haut-parleur |
KR100549471B1 (ko) * | 1998-03-11 | 2006-02-07 | 소니 가부시끼 가이샤 | 스피커 및 스피커장치 |
JP2007235232A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-13 | Minebea Co Ltd | スピーカ |
US8144912B2 (en) * | 2006-03-01 | 2012-03-27 | Panasonic Corporation | Manufacturing method of paper making part for loudspeaker, paper making part for loudspeaker, diaphragm for loudspeaker, sub cone for loudspeaker, dust cap for loudspeaker and loudspeaker |
CN112383853A (zh) * | 2020-11-30 | 2021-02-19 | 瑞声新能源发展(常州)有限公司科教城分公司 | 发声装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4757746B2 (ja) * | 2005-12-13 | 2011-08-24 | ミネベア株式会社 | スピーカ用振動板、スピーカおよびその製造方法 |
-
1993
- 1993-02-03 JP JP05039320A patent/JP3137217B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999031931A1 (fr) * | 1997-12-12 | 1999-06-24 | Fan Zhang | Haut-parleur |
KR100549471B1 (ko) * | 1998-03-11 | 2006-02-07 | 소니 가부시끼 가이샤 | 스피커 및 스피커장치 |
JP2007235232A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-13 | Minebea Co Ltd | スピーカ |
US8144912B2 (en) * | 2006-03-01 | 2012-03-27 | Panasonic Corporation | Manufacturing method of paper making part for loudspeaker, paper making part for loudspeaker, diaphragm for loudspeaker, sub cone for loudspeaker, dust cap for loudspeaker and loudspeaker |
CN112383853A (zh) * | 2020-11-30 | 2021-02-19 | 瑞声新能源发展(常州)有限公司科教城分公司 | 发声装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3137217B2 (ja) | 2001-02-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5511131A (en) | Loudspeaker | |
US6269168B1 (en) | Speaker apparatus | |
JP2003032786A (ja) | 角形スピーカ | |
JP3137217B2 (ja) | スピーカ | |
JP3137218B2 (ja) | スピーカ | |
JP3188825B2 (ja) | スピーカ | |
JP2001128287A (ja) | スピーカ | |
JPS6028400A (ja) | ダイナミツク形スピ−カ | |
JPH06351098A (ja) | スピーカ | |
JPH0918992A (ja) | スピーカーユニット | |
JP2000278791A (ja) | スピーカ | |
JPH043700A (ja) | スピーカ及びスピーカの製造方法 | |
JP2002027590A (ja) | ダイナミックスピーカの磁気回路 | |
JPH05137196A (ja) | スピーカ磁気回路 | |
JPH08140191A (ja) | スピーカ | |
JP3002687U (ja) | スピーカ | |
JP3008768U (ja) | 防磁型スピーカ | |
JP2986250B2 (ja) | スピーカ | |
JPH09238393A (ja) | スピーカ装置 | |
JPH10200992A (ja) | 反発磁気回路型スピーカ | |
JP3195516B2 (ja) | 反発磁気回路型スピーカ | |
JPH11122695A (ja) | 電気音響変換器用磁気回路 | |
JP2567052Y2 (ja) | スピーカ | |
JPH11298995A (ja) | 同軸型スピーカ | |
JPS63120591A (ja) | スピ−カ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081208 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081208 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091208 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101208 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101208 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111208 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111208 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121208 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |