JPH0623011B2 - エンジン用外気導入ダクトとレゾネ−タとの接続構造 - Google Patents

エンジン用外気導入ダクトとレゾネ−タとの接続構造

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JPH0623011B2
JPH0623011B2 JP60269000A JP26900085A JPH0623011B2 JP H0623011 B2 JPH0623011 B2 JP H0623011B2 JP 60269000 A JP60269000 A JP 60269000A JP 26900085 A JP26900085 A JP 26900085A JP H0623011 B2 JPH0623011 B2 JP H0623011B2
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duct
resonator
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義晃 峯邑
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Nissan Motor Co Ltd
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はエンジン用外気導入ダクトとレゾネータとの接
続構造に関する。
従来の技術 自動車の中には、例えば実公昭59−979号公報に示
されるように、エンジン用外気導入ダクトでの吸気音を
低減するために、レゾネータを付設したものがある。こ
れを第4図に図示して説明すると、1はエンジン、2は
エンジン1にエアクリーナ3を介して接続した外気導入
ダクト、4はレゾネータを示し、その一部に突設した接
続ダクト部5を前記エンジン用外気導入ダクト(以下、
単に外気導入ダクトという)2の中間部に突設した接続
ダクト部6に例えばウレタンフオームのような軟質弾性
材製のシール材7を介して嵌合して、外気導入ダクト2
にレゾネータ4を接続してある。
また第5図に示すものは、外気導入ダクト2の接続ダク
ト部6とレゾネータ4の接続ダクト部5とに別の中継ホ
ース8を嵌合し、この中継ホース8の各接続ダクト部
5,6との嵌合部分それぞれをクランプ9で締付けたも
のである。
ところで、レゾネータにはその共鳴消音機能上所要の容
積を必要とするので、第6図に示すように、レゾネータ
4を車体のフードレツジパネル10とフエンダパネル1
1との間に設定された空間部12に配設し、エンジンル
ーム13の機能部品収納スペースを多くすると共に、前
記空間部12を活用する動向がある。
発明が解決しようとする問題点 しかし、前述の第6図に示すようにフードレツジパネル
10内側のエンジンルーム13に外気導入ダクト2を配
設し、フードレツジパネル10外側の空間部12にレゾ
ネータ4を配設する場合において、第4図に示すレゾネ
ータ4の接続ダクト部5に外気導入ダクト2の接続ダク
ト部6を嵌合する接続構造を実施しようとすると、第4
図に仮想線で示すようにフードレツジパネル10を車外
側へ膨出してエンジンルーム13の容積を増加しようと
する車体設定上の傾向から空間部12の車幅方向間隔d
が小さくなつてきているので、レゾネータ4の外側から
接続ダクト部5先端までの寸法を空間部12に格納し得
る小寸法Lに設定する必要がある。しかしながら、レゾ
ネータ4の接続ダクト部5配設部の車幅方向の横幅寸法
Dはレゾネータ4の機能上所要値を必要とするので、接
続ダクト部5の長さを寸法lと短くしなければならず、
この接続ダクト部5の長さlを短くすると、外気導入ダ
クト2の接続ダクト部6との嵌合しろが寸法hと少な
くなり、両接続ダクト部5,6の嵌合面間に隙間ができ
易くなり、この嵌合面間に隙間を生じた場合、レゾネー
タ4に設定した共鳴消音機能を充分に発揮できなくなつ
てしまう。また、第6図に示す外気導入ダクト2とレゾ
ネータ4との配置に、第5図に示す中継ホース8の接続
構造を実施する場合には、レゾネータ4の接続ダクト部
5のクランプ9をフードレツジパネル10近傍で締付け
ることになり、該クランプ9の取付け作業が面倒である
ばかりでなく、クランプ9とフードレツジパネル10と
の干渉を避けるためにフードレツジパネル10に形成さ
れる挿通孔14を大きく設定する必要から、フードレツ
ジパネル10の剛性が低下する恐れがあり、にわかに採
用しがたいものである。
そこで本発明は、フードレツジパネルの内側,外側に外
気導入ダクトとレゾネータとを分離配置する場合に、前
述の問題点を克服できるエンジン用外気導入ダクトとレ
ゾネータとの接続構造を提供するものである。
問題点を解決するための手段 本発明にあつては、フードレツジパネルとフエンダパネ
ルとの間の空間部に配設するレゾネータの接続ダクト部
に、エンジンルームに配設するエンジン用外気導入ダク
トの接続ダクト部を、エンジンルーム側からフードレツ
ジパネルに貫通して前記レゾネータの接続ダクト部に装
着されるエクステンシヨンダクトを介して嵌合し、エク
ステンシヨンダクトと、エクステンシヨンダクトのスト
ツパと、外気導入ダクトの接続ダクト部とにより、レゾ
ネータの接続ダクト部を確実に挾持すると共に、シール
材を、外気導入ダクトの接続ダクト部先端部とレゾネー
タの接続ダクト部との間、外気導入ダクトの接続ダクト
部先端部以外の部分とエクステンシヨンダクトとの間、
及びエクステンシヨンダクトとレゾネータの接続ダクト
部との間に、それぞれ接着してある。
作用 外気導入ダクトとレゾネータとの接続ダクト部での嵌合
しろの不足分をエクステンシヨンダクトで補うと共に、
前記嵌合面間をシール材で完全に塞ぎ、レゾネータの共
鳴消音機能を充分に発揮する。
実施例 以下、本発明の実施例を図面と共に従来の構造と同一部
分に同一符号を付して詳述する。
第1,2図に示すように、フードレツジパネル10とフ
エンダパネル11との間で図外のホイールハウスの前方
に設定された空間部12にレゾネータ4を配設し、この
レゾネータ4の上部フードレツジパネル10側に突設さ
れた接続ダクト部5Aに、エンジンルーム13に配設す
る外気導入ダクト2の一部フードレツジパネル10側に
突設された接続ダクト部6Aを、エンジンルーム13側
からフードレツジパネル10の挿通孔14Aに貫通して
レゾネータ4の接続ダクト部5Aに装着されるエクステ
ンシヨンダクト15を介して嵌合してある。前記レゾネ
ータ4は、底部に突設した取付片4aをフードレツジパ
ネル10に取付けたブラケット16にねじ17で固定す
ると共に接続ダクト部5A近傍下部に突設したボス18
にねじ19をフードレツジパネル10のエンジンルーム
13側から締付けることによつて、フードレツジパネル
10に取付けられている。前記外気導入ダクト2は後部
をエンジン1に連なるエアクリーナ3のインレツトに外
接嵌合され、フードレツジパネル10またはエンジンル
ーム13に格納,配置された図外の機能部品にブラケツ
トを介して取付けられている。この外気導入ダクト2の
接続ダクト部6Aの先端部は、レゾネータ4の接続ダク
ト部5Aに例えばウレタンフオームのような軟質弾性材
製のシール材20を介して外接嵌合し得る広口フランジ
部6aに形成されている。前記エクステンシヨンダクト
15は軸心方向両端を開放した略直状の筒体に形成さ
れ、その軸心方向中間部外周面には、レゾネータ4の接
続ダクト部5Aの開口端面5aと外気導入ダクトにおけ
る接続ダクト部6Aの広口フランジ部6aの成形基部面
6aとを受止めるストツパ21を備えている。このエク
ステンシヨンダクト15のストツパ21を境とする一半
部は、レゾネータ4の接続ダクト部5Aに例えばウレタ
ンフオームのような軟質弾性材製のシール材22を介し
て内接嵌合されるようになつている。またエクステンシ
ヨンダクト15の他半部は外気導入ダクト2の接続ダク
ト部6Aにおける広口フランジ部6a以外の部分に、例
えばウレタンフオームのような軟質弾性材からなるシー
ル材23を介して内接嵌合されるようになつている。
以上の実施例構造において、空間部12に配設したレゾ
ネータ4と外気導入ダクト2とを接続するには、エクス
テンシヨンダクト15の外周面にシール材22を接着し
た一半部を、エンジンルーム13側からフードレツジパ
ネル10の挿通孔14Aを通してレゾネータ4の接続ダ
クト部5Aに、シール材22を圧縮しつつストツパ21
が当接するまで内接嵌合した後、外気導入ダクト2の接
続ダクト部6Aをエクステンシヨンダクト15の外周面
にシール材23を接着した他半部からレゾネータ4にお
ける外周面にシール材20を接着した接続ダクト部5A
に跨つて、広口フランジ6aの成形基部面6bがストツ
パ21に当接するまで外接嵌合する。これによつて、レ
ゾネータ4を車幅方向の間隙dの狭い空間部12に配設
する場合に、レゾネータ4の接続ダクト部5Aの長さl
の短くなることによる両接続ダクト部5A,6Aの嵌合
しろh不足分をエクステンシヨンダクト15の他半部
で増補し、もつて両接続ダクト部5A,6Aを充分な嵌
合しろhの存在下で接続することができる。また、エ
クステンシヨンダクト15にストツパ21を設けること
によつて、レゾネータ4と外気導入ダクト2との接続ダ
クト部5A,6Aに対するエクステンシヨンダクト15
の嵌合位置決めを確保し、エクステンシヨンダクト15
の挿入し過ぎによる通気抵抗増加やレゾネータ4の共鳴
消音機能低下を阻止することができる。
また前記実施例においては、レゾネータ4の接続ダクト
部5Aにエクステンシヨンダクト15を内接嵌合すると
共に外気導入ダクト2の接続ダクト部6Aを外接嵌合し
たものを図示して説明したけれども、第3図に示すよう
に、レゾネータ4の接続ダクト部5Bにエクステンシヨ
ンダクト15Aを外接嵌合すると共に外気導入ダクト2
の接続ダクト部6Bを内接嵌合しても同様の効果があ
る。なお、この場合にはストツパ21Aをエクステンシ
ヨンダクト15Aの内周面に突設すると共に、嵌合部分
に介装させるシール材20,23,22を、外気導入ダ
クト2の接続ダクト部6Bにおける先端部の狭口フラン
ジ部6cおよび該狭口フランジ部6c以外の部分、なら
びにレゾネータ4の接続フランジ部5Bそれぞれの外周
面に接着する。
発明の効果 以上のように本発明によれば、フードレツジパネルとフ
エンダパネルとの間の空間部に配設するレゾネータの接
続ダクト部に、エンジンルームに配設するエンジン用外
気導入ダクトの接続ダクト部を、エンジンルーム側から
フードレツジパネルに貫通してレゾネータの接続ダクト
部に装着されるエクステンシヨンダクトを介して嵌合
し、エクステンシヨンダクトと、エクステンシヨンダク
トのストツパと、外気導入ダクトの接続ダクト部とによ
り、レゾネータの接続ダクト部を確実に挾持すると共
に、シール材を、外気導入ダクトの接続ダクト部先端部
とレゾネータの接続ダクト部との間、外気導入ダクトの
接続ダクト部先端部以外の部分とエクステンシヨンダク
トとの間,及びエクステンシヨンダクトとレゾネータの
接続ダクト部との間に、それぞれ接着した構成としたの
で、レゾネータと外気導入ダクトとの嵌合しろ不足を、
エクステンシヨンダクトで増補すると共に、前記嵌合面
間をシール材で完全に塞いであるので、レゾネータの共
鳴消音機能を充分に発揮することができるばかりでな
く、エクステンシヨンダクトの肉厚を増減させることに
より、吸気音の周波数に対する減衰調整を容易に行うこ
ともできる新規な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は同
実施例の要部を拡大して示す縦断面図、第3図は本発明
の異なる例を示す縦断面図、第4,5図は従来の外気導
入ダクトとレゾネータとの接続構造の各異なる例を示す
概略構成図、第6図は従来の外気導入ダクトとレゾネー
タとの配置例を示す自動車の平面図である。 2……エンジン用外気導入ダクト、4……レゾネータ、
5,5A,5B,6,6A,6B……接続ダクト部、1
0……フードレツジパネル、11……フエンダパネル、
12……空間部、15……エクステンシヨンダクト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フードレツジパネルとフエンダパネルとの
    間の空間部に配設するレゾネータの接続ダクト部に、エ
    ンジンルームに配設するエンジン用外気導入ダクトの接
    続ダクト部を、エンジンルーム側からフードレツジパネ
    ルに貫通して前記レゾネータの接続ダクト部に装着され
    るエクステンシヨンダクトを介して嵌合し、 前記エクステンシヨンダクトと、該エクステンシヨンダ
    クトのストツパと、前記外気導入ダクトの接続ダクト部
    とにより、前記レゾネータの接続ダクト部を挾持すると
    共に、 シール材を、前記外気導入ダクトの接続ダクト部先端部
    と前記レゾネータの接続ダクト部との間、前記外気導入
    ダクトの接続ダクト部先端部以外の部分と前記エクステ
    ンシヨンダクトとの間、及び該エクステンシヨンダクト
    と前記レゾネータの接続ダクト部との間に、それぞれ接
    着したことを特徴とするエンジン用外気導入ダクトとレ
    ゾネータとの接続構造。
JP60269000A 1985-11-29 1985-11-29 エンジン用外気導入ダクトとレゾネ−タとの接続構造 Expired - Lifetime JPH0623011B2 (ja)

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JPS6016085U (ja) * 1983-07-13 1985-02-02 フジモリ産業株式会社 ダクトの接続部

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