JPH0622913B2 - Frp補強塩化ビニル系樹脂製管継手及びその製造方法 - Google Patents

Frp補強塩化ビニル系樹脂製管継手及びその製造方法

Info

Publication number
JPH0622913B2
JPH0622913B2 JP1174251A JP17425189A JPH0622913B2 JP H0622913 B2 JPH0622913 B2 JP H0622913B2 JP 1174251 A JP1174251 A JP 1174251A JP 17425189 A JP17425189 A JP 17425189A JP H0622913 B2 JPH0622913 B2 JP H0622913B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frp
pipe joint
vinyl chloride
chloride resin
bmc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1174251A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0339235A (ja
Inventor
弘市 松岡
次男 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Yukizai Corp
Original Assignee
Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd filed Critical Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd
Priority to JP1174251A priority Critical patent/JPH0622913B2/ja
Publication of JPH0339235A publication Critical patent/JPH0339235A/ja
Publication of JPH0622913B2 publication Critical patent/JPH0622913B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は主として高温の酸やアルカリを示す化学薬品や
高温の温泉水等の輸送配管に使用されるFRP(繊維強
化熱硬化性樹脂)補強塩化ビニル系樹脂製管継手及びそ
の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、高温の腐食性を有する上記化学薬品や高温の温泉
水等の輸送配管に使用されるFRP補強塩化ビニル系樹
脂製管継手(以下FRP補強PVC管継手と略称する)は、よ
く知られている。該管継手の製造方法は、通常ハンドレ
イアップ法(手積成形法)が殆ど採用されているが、該
ハンドレイアップ法は手作業であるため、能率が悪く、
また、熟練を要し、生産性が非常に悪い。しかも均質な
成形品を得ることが困難で、外観も悪い等の問題があっ
た。
これらの問題点を解決した方法として、最近においては
レジンインジェクション法(以下RI法と略称する)が
脚光を浴びてきており、例えば、該方法によるFRP補
強フランジ付ソケットの成形方法が特開昭61-14920号公
報に開示されている。該公報に開示された成形方法は、
上型と下型に分割された金型のキャビティ内に、塩化ビ
ニル樹脂製のフランジ付ソケットにガラス繊維を巻回し
た原形を挿入した後、ゲート部より熱硬化性樹脂を注入
し、キャビティ面と原形との隙間に熱硬化性樹脂を圧入
させて、該熱硬化性樹脂を原形のガラス繊維中に含浸・
硬化させるものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記方法に代表されるRI法によるFR
P補強PVC管継手の成形においては、以下のような問
題が発生しやすい。
1)塩化ビニル系樹脂製管継手(以下 PVC管継手と略称
する)にガラス繊維等の補強繊維を均一に巻回すること
が困難である。特にリブなどの複雑な形状が付加された
部分や曲部、角部において該繊維層を均一な厚みに保持
させることが困難である。
2)同様に補強繊維が巻回された管継手原形をレジンモ
ールド用金型へセットするにおいても、該補強繊維の変
形によりレジンモールド空間が均等になるように該原形
をセットすることが困難である。
3)上記1),2)の理由により、補強繊維が均一に巻回
されていないため、モールドされる熱硬化性樹脂も均一
に挿填されない。特に、補強繊維の密度の高い部分では
熱硬化性樹脂の浸透が悪くなり、熱硬化性樹脂が充填さ
れない部分も生じる。
4)モールドされる熱硬化性樹脂の粘度が比較的低いた
め、内包された空気を型外へ押し出すことができず、ボ
イドが発生し易い。
5)上記3)の理由に加えて、熱硬化性樹脂が浸透して
いない例えばガラス繊維部分は白くまだら状に見え、
又、上記4)の理由も加味され、外観的に良好なものを
得ることが困難である。
本発明は以上のような従来技術の問題点に鑑みなされた
もので、その目的とするところは、補強繊維および熱硬
化性樹脂が均一分散されかつ十分に充填補強された外観
良好なFRP補強PVC管継手及びその製造方法を提供
することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等は、上記従来技術の問題点を解決するために
種々検討した結果、FRP補強層にバルクモールディン
グコンパウンド(以下 BMCと略記する)又はシートモー
ルディングコンパウンド(以下 SMCと略記する)を使用
することで、上記目的が達成されることを見出し本発明
を成すに至った。
すなわち、本発明はFRP層で補強したPVC系樹脂製
管継手において、FRP層がBMC又はSMCを使用し
て成形されて成ることを特徴とするFRP補強PVC系
樹脂製管継手と、予め成形されたPVC系樹脂製管継手
を、BMC又はSMCを用いたFRP層にて補強一体化
することを特徴とするFRP補強PVC系樹脂製継手の
製造方法にある。
以下本発明を詳細に説明する。
本発明で使用されるPVC管継手の材質は、一般に使用
されている硬質塩化ビニル樹脂、塩素化塩化ビニル樹
脂、エチレン−塩化ビニル共重合体樹脂、又は酢酸ビニ
ル−塩化ビニル共重合体樹脂等が好適なものとして挙げ
られる。また、その管継手の種類は、フランジ、ソケッ
ト、チーズ、エルボ、ベンド、キャップ等が好適なもの
として挙げられる。
BMCは、プリミックスとも呼ばれ、樹脂及び補強繊維
のほかに必要に応じて充填材等を加え、混練してパテ状
にした成形材料である。一方、SMCは補強繊維マット
に樹脂を含浸させたのち、ゲル化させた成形材料をい
う。いずれも、金型内に適当量を挿填し、加熱、加圧し
て成形するが、樹脂を液状のまま使用しないので金型の
構造上の制約があまりないという特徴を有する成形材料
である。
FRP補強層を形成するBMC又はSMCに使用される
補強繊維は、一般に使用されているガラス繊維、ポリビ
ニルアルコール繊維、芳香族ポリアミド繊維、又はカー
ボン繊維等が好適なものとして挙げられる。又、その形
状は、3〜25mmにカットされたチョップドストランド
が好適なものとして挙げられる。
BMC又はSMCに使用される熱硬化性樹脂は、不飽和
ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、エポキシ樹
脂、又はフェノール樹脂等が挙げられるが、中でも不飽
和ポリエステル樹脂が種々の面で好適なものとして挙げ
られる。該不飽和ポリエステル樹脂は、多価アルコール
と不飽和多塩基酸及び飽和多塩基酸とのエステル化合物
を不飽和結合と共重合することのできるスチレン等のモ
ノマーに溶解した液状のものであればいずれでもよい。
また、BMC又はSMCは、上記した補強繊維や熱硬化
性樹脂の他に必要に応じ硬化剤、増粘剤、充填材、着色
剤等を添加して構成される。
BMC又はSMCは上記各原料を配合することにより得
られるがその組成物配合の好適な一例を示すと以下のよ
うになる。
不飽和ポリエステル樹脂 100重量部 ガラス繊維(チョップド 15〜 120重量部 ストランド6mm) 充填材(重質炭酸カルシウム) 0〜 150重量部 離型剤(ステアリン酸亜鉛) 0〜 2重量部 増粘剤 (MgO) 0.5〜 5重量部 硬化剤 1〜 4重量部 着色剤 0〜10重量部 硬化促進剤 0〜 1重量部 BMC又はSMCの製造方法は一般に採用されている方
法が好ましく適用できる。例えば、BMCの製造方法を
挙げると、熱硬化性樹脂、離型剤、着色剤、硬化剤等を
予め混合したものと、充填材とをニーダーで混練し、次
いで増粘剤を混合した後、補強繊維を均一に分散する。
ニーダーからその混合物を取出し所定の大きさ形状とな
し、熟成してBMCとする。又SMCの製造方法を挙げ
ると、熱硬化性樹脂、充填材、離型剤、着色剤、硬化剤
等を均一に混練分散した混合物に増粘剤を混合したコン
パウンドをポリエチレンフィルム上に塗布し、所定の補
強繊維に圧着含浸してシート状とした後、ロール巻き
し、室温ないし加温下で熟成してSMCとする。
つぎにPVC管継手をBMC又はSMCと加熱加圧一体
成形する場合に用いられるBMC又はSMCについて説
明する。この場合の金型温度は、PVC管継手の変形が
生じない温度、すなわち、 120℃以下に設定することが
必要である。したがってBMC又はSMCは、その硬化
温度が40〜120℃、さらに好ましくは60〜 100℃のもの
が好適なものとして使用される。該硬化温度とはその温
度の金型にて該BMC又はSMCを使用して 100× 100
×10mmの板状成形品を得るのに必要な成形温度が5分な
いし10分となる温度である。例えば、硬化温度80℃のB
MC又はSMCとは、80℃の金型にて上記成形品を得る
のに必要な成形時間が5〜10分であるBMC又はSMC
のことである。40℃未満の硬化温度では該BMC又はS
MCの長期保存が困難となり、一方 120℃を越えると成
形時間が長くなり生産性が低下する。
以上のような理由からこの場合のBMC又はSMCに用
いられる硬化剤は一般に使用される硬化剤よりも低温で
反応するものであることが必要である。例えば、不飽和
ポリエステル樹脂を用いた硬化温度が70℃であるBMC
の硬化剤としては、10時間半減期温度が40〜50℃程度で
ある過酸化物が好ましく使用される。
また、この場合のBMC又はSMCの製造時において
は、原料混合物の温度は、その混合物が硬化しない低温
に保つことが必要であり、その熟成も同様に低温で行う
必要がある。例えば、不飽和ポリエステル樹脂を用いた
硬化温度が80℃であるBMCの製法としては、20℃にて
不飽和ポリエステル樹脂、充填材、離型剤、増粘剤、硬
化剤等を予備混合し、補強繊維とこの予備混合物をヘン
セルミキサーで混合して混合物を得た後、該混合物を密
封して20℃にて1日間熟成することによりBMCを得る
方法が採用される。
つぎにFRP補強PVC管継手の製造方法について説明
する。本発明のFRP補強PVC管継手は、あらかじめ
成形されたPVC管継手をBMC又はSMCを用いたF
RP層にて補強一体化することによって得られる。両者
の一体化方法は、限定されるものではないが、あらかじ
め成形されたPVC管継手をインサートとして金型内に
固定し、さらにBMC又はSMCを挿填後加熱加圧する
一体成形方法と、あらかじめ成形されたPVC管継手と
あらかじめ成形されたFRP補強層とを接着剤にて接着
接合する方法が好適なものとして挙げられる。
まず、一定成形方法について説明する。あらかじめ射出
成形機等で成形されたPVC管継手を40〜 120℃さらに
好ましくは60〜 120℃に加熱された金型に固定し、BM
C又はSMC(硬化温度40〜 120℃)を規定量金型内に
挿填後加圧一体成形するものである。金型温度が 120℃
を越えると、該PVC管継手にふくれ等の変形が生じ、
一方、40未満では成形時間が長く生産性が低くなりいづ
れも好ましくない。
つぎに、接着接合する方法について説明する。BMC又
はSMCをあらかじめ金型にて加熱加圧成形し、FRP
補強層の形状の成形品あるいはFRP補強層の形状を数
ピースに分割した成形品を得る。該成形品を接着剤を用
いてPVC管継手の補強面に接合一体化する。本方法に
用いるBMC又はSMCは前記した硬化温度40〜 120℃
のものに限定されるものではなく、 120℃以上で成形さ
れる一般に市販されているものも好適に使用できる。
なお、一体成形においては、該PVC管継手のFRP補
強層との接合面に硬化後ゴム弾性を有する接着剤を塗布
しFRP補強層との間にゴム弾性を有する接着剤層を形
成せしめて一体成形するのがさらに好ましい。また、接
着接合する方法に用いられる接着剤も同じく硬化後ゴム
弾性を有するものがさらに好ましい。該接着剤からなる
接着剤層は、PVC管継手とFRP補強層とを強固に接
合し、また、FRP補強PVC管継手に内水圧が加わっ
た場合に、FRP補強層に生じたクラックのPVC管継
手への伝播を阻止する働きをする。したがって、FRP
補強PVC管継手の耐水圧強度は、該接着剤を使用しな
いものに比べさらに向上する。該接着剤としては特に限
定されるものではないが、ニトリルゴム接着剤、ブチル
ゴム接着剤等のゴム系接着剤、ポリエステル系接着剤又
はウレタン系接着剤等が好適なものとして挙げられる。
〔実施例〕
以下、好適な実施例にもとづいて本発明をさらに詳細な
説明するが、本発明が本実施例に限定されないことは、
言うまでもない。
(BMCの製造) 不飽和ポリエステル樹脂 100重量部 (ポリマール6709、武田薬品工業(株)製) 炭酸カルシウム 20重量部 ガラスチョップドストランド 80重量部 (13mm) ステアリン酸亜鉛 5重量部 酸化マグネシウム 2重量部 硬化剤(パーカドックス16、 1.5重量部 化薬ヌーリー(株)製) まず、上記ガラスチョップドストランドを除く全原料を
配合し、攪拌混合して予備混合物を準備する。つぎにガ
ラスチョップドストランドを冷却したヘンセルミキサー
に投入し、さらに該予備混合物を投入し、約1分間攪拌
混合する。そして得られた混合物をミキサーから取り出
し20℃で約1日間密封して熟成させることによりBMC
を得た。得られたBMCの硬化温度は70℃であった。
〔実施例1〕 第1図ないし第3図に基づいて説明する。
呼び径 100Aの硬質塩化ビニル樹脂製フランジ付ソケッ
ト(以下 PVCフランジと略称する)2を中型1を用いて
下型3に固定する。つぎに70〜80℃に加熱された外型4
を下型3に固定し、直ちに、前記で得られたBMC6を 600
g外型内空間5に投入する(第1図)。つぎに、70〜80
℃に加熱された上型7を外型4内に嵌入させ(第2
図)、70〜80℃に加熱された熱プレスで、成形圧力 50k
gf/cm2、加圧時間15分の条件にて、加圧一体成形を行
い(第3図)、FRP補強RVCフランジを得た(第4
図)。
〔実施例2〕 PVCフランジのかわりにFRP補強面に硬化後ゴム弾
性を有するウレタン系接着剤を塗布したPVCフランジ
を使用した以外は、実施例1と同様な方法にてFRP補
強RVCフランジを得た。
〔実施例3〕 SMC(MC214、昭和高分子(株)製) をFRP補強層成形
用金型に 600gに挿填後、 150℃、成形圧力100kgf/cm
2、加圧時間10分の条件で成形し、PVCフランジ用F
RP補強層を得た。つぎに、RVCフランジの補強面に
硬化後ゴム弾性を有するウレタン系接着剤を塗布し、こ
れと該FRP補強層とを接合一体化して、FRP補強P
VCフランジを得た。
〔比較例1〕 熱硬化性樹脂として、不飽和ポリエステル樹脂(ユピカ
4521、日本ユピカ(株)製)、補強繊維としてガラスチョ
ップドストランドマット及びガラスロービングクロスを
用いて、ハンドレイアップ法にて、 100AのPVCフラ
ンジに積層し、FRP補強PVCフランジを得た。
〔比較例2〕 ガラスチョップドストランドマットを所定の形状に裁断
し、該マットで 100AのPVCフランジを覆った後、ガ
ラステーブルで巻回し原型を得る。
該原型をレジンインジェクション用金型に挿入した後、
レジン注入口より硬化剤入り不飽和ポリエステル樹脂
(ユピカ4540、日本ユピカ(株)製)をを注入し硬化さ
せ、FRP補強PVCフランジを得た。
なお、上記実施例及び比較例におけるFRP補強層の厚
みは同一に設定した。
実施例及び比較例で得られたFRP補強PVCフランジ
について作業性、外観、ガラス繊維の分布、耐水圧強度
の比較を行った。その結果を表1に示す。
なお、ガラス繊維の分布は、FRP補強層の任意の箇所
を数箇所切り取り、JISK7052に基づいてガラス含有率を
測定し、そのバラツキで判断した。また、耐水圧強度は
第5図に示す様にFRP補強PVCフランジ11を金属フ
ランジ9,10でボルト13(1本のみ図示)を用いて狭持
し20℃にて水圧を1分間に 10kgf/cm2の割合で上昇さ
せ破壊したときの水圧を圧力ゲージにて測定した値を示
した。
〔発明の効果〕 以上、説明したごとく本発明によるFRP補強PVC管
継手は、従来のハンドレイアップ法(手積成形法)によ
るものに比べ、寸法精度及び外観が非常に良好であり、
作業性及び生産性も向上したものとなっている。また、
従来のRI法に比べ、特に複雑形状の管継手の端々まで
補強繊維を均一に充填することが可能となり、また、ボ
イド等の発生も無くなり物性及び外観ともに安定したも
のが得られるようになった。したがって、本発明により
得られるFRP補強PVC管継手は内面がPVC製であ
るため耐食性に優れ、また、該フランジの補強層がFR
P製であるため耐熱性及び強度において優れており、高
温の腐食性を有する前記化学薬品や高温の温泉水等の輸
送配管に長時間にわたって使用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は実施例1によるFRP補強PVCフラ
ンジ成形方法を示す各状態の要部縦断面図、第4図は実
施例1の方法で得られたFRP補強PVCフランジの一
部切欠斜視図、第5図はFRP補強PVCフランジの耐
水圧強度測定方法の略図である。 1……中型、2……PVCフランジ、 3……下型、4……外型、 5……空間、6……BMC、 7……上型、8……BMC補強層、 9……金属フランジ、10……金属フランジ、 11……FRP補強PVCフランジ、 12……水入口、13……ボルト、 14……ゴムパッキン、15……Oリング。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】繊維強化熱硬化性樹脂(FRP) 層で補強した
    塩化ビニル系樹脂製管継手において、FRP層がバルク
    モールディングコンパウンド(BMC) 又はシートモールデ
    ィングコンパウンド(SMC) を使用して成形されて成るこ
    とを特徴とするFRP補強塩化ビニル系樹脂製管継手。
  2. 【請求項2】FRP補強層と塩化ビニル系樹脂製管継手
    との間に硬化後ゴム弾性を有する接着剤層をもうけた請
    求項1記載の管継手。
  3. 【請求項3】予め成形された塩化ビニル系樹脂製管継手
    を、バルクモールディングコンパウンド(BMC) 又はシー
    トモールディングコンパウンド(SMC) を用いた繊維強化
    熱硬化性樹脂(FRP) 層にて補強一体化することを特徴と
    するFRP補強塩化ビニル系樹脂製継手の製造方法。
  4. 【請求項4】予め成形された塩化ビニル系樹脂製管継手
    をインサートとして金型内に固定し、さらにBMC又は
    SMCを挿填後、40〜 120℃で加圧一体成形する請求項
    3記載の方法。
  5. 【請求項5】予め成形された塩化ビニル系樹脂製管継手
    のFRP層との接合面に、硬化後ゴム弾性を有する接着
    剤を塗布する請求項3又は4記載の方法。
  6. 【請求項6】予め成形された塩化ビニル系樹脂製管継手
    と予め成形されたFRP補強層とを接着剤にて接合する
    請求項3記載の方法。
  7. 【請求項7】接着剤が硬化後ゴム弾性を有する接着剤で
    ある請求項6記載の方法。
JP1174251A 1989-07-07 1989-07-07 Frp補強塩化ビニル系樹脂製管継手及びその製造方法 Expired - Fee Related JPH0622913B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1174251A JPH0622913B2 (ja) 1989-07-07 1989-07-07 Frp補強塩化ビニル系樹脂製管継手及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1174251A JPH0622913B2 (ja) 1989-07-07 1989-07-07 Frp補強塩化ビニル系樹脂製管継手及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0339235A JPH0339235A (ja) 1991-02-20
JPH0622913B2 true JPH0622913B2 (ja) 1994-03-30

Family

ID=15975361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1174251A Expired - Fee Related JPH0622913B2 (ja) 1989-07-07 1989-07-07 Frp補強塩化ビニル系樹脂製管継手及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0622913B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009020054A1 (ja) * 2007-08-09 2009-02-12 Asahi Organic Chemicals Industry Co., Ltd. Frp補強塩化ビニル系樹脂製管継手及びその製造方法
CN102606255A (zh) * 2012-03-22 2012-07-25 东风朝阳朝柴动力有限公司 柴油发动机机油泵传动***
JP2023056292A (ja) * 2021-10-07 2023-04-19 横浜ゴム株式会社 金属フランジと樹脂管とのアッセンブリ品およびこのアッセンブリ品の製造方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5726204A (en) * 1980-07-23 1982-02-12 Tsutomu Horii Rotary engine with compressor
JPS6147707A (ja) * 1984-08-13 1986-03-08 Asahi Chem Ind Co Ltd 耐熱共重合体
JPS61109990A (ja) * 1984-11-02 1986-05-28 三菱樹脂株式会社 複合管
JPS62889B2 (ja) * 1979-05-19 1987-01-10 Nippon Oil Co Ltd
JPS62248612A (ja) * 1986-04-22 1987-10-29 Toyoda Gosei Co Ltd パネルの製造方法
JPS6396384A (ja) * 1986-10-09 1988-04-27 日立造船株式会社 繊維強化合成樹脂管

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH038864Y2 (ja) * 1985-06-18 1991-03-05

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62889B2 (ja) * 1979-05-19 1987-01-10 Nippon Oil Co Ltd
JPS5726204A (en) * 1980-07-23 1982-02-12 Tsutomu Horii Rotary engine with compressor
JPS6147707A (ja) * 1984-08-13 1986-03-08 Asahi Chem Ind Co Ltd 耐熱共重合体
JPS61109990A (ja) * 1984-11-02 1986-05-28 三菱樹脂株式会社 複合管
JPS62248612A (ja) * 1986-04-22 1987-10-29 Toyoda Gosei Co Ltd パネルの製造方法
JPS6396384A (ja) * 1986-10-09 1988-04-27 日立造船株式会社 繊維強化合成樹脂管

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0339235A (ja) 1991-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4986948A (en) Molding process for fiber reinforced plastics
WO2009020054A1 (ja) Frp補強塩化ビニル系樹脂製管継手及びその製造方法
JPH0233514B2 (ja)
JP5074673B2 (ja) 繊維強化熱可塑性樹脂の成形方法
JPH0622913B2 (ja) Frp補強塩化ビニル系樹脂製管継手及びその製造方法
JP2997722B2 (ja) 管路の内張り材
JPS6259650B2 (ja)
JP2021031591A (ja) 炭素繊維強化樹脂成形品の製造方法
JPH082543B2 (ja) 繊維強化プラスチック成形品の成形法
KR100549369B1 (ko) 몰드 모터용 성형 재료
CN108610592A (zh) 一种玻璃纤维增强塑料及其制备方法
JPH0825496A (ja) Frp引抜き成形法
JPH01156059A (ja) 複合化樹脂成形物及びそのプレス成形方法
WO1998021021A1 (en) Composition and method for producing a reinforced polymeric article by pultrusion molding
JPH06285885A (ja) 複合体の引抜成形方法
US3698981A (en) Polyester laminate and method for manufacture
JPS62292817A (ja) Smc用樹脂組成物
JP2628344B2 (ja) ゴルフ用クラブヘッド
JPS6025258B2 (ja) ライニング方法
JPH05460A (ja) シート・モールデイング・コンパウンド
JPS6040364B2 (ja) 内部に仕切板を有する繊維強化熱硬化性樹脂成形品の成形方法
GB2117388A (en) Moulding compounds
JPH07179542A (ja) Frp引抜き成形用樹脂組成物
JPH07165850A (ja) Frp引抜き成形用樹脂組成物
JP2002052617A (ja) 繊維強化複合材の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090330

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees