JPH06227386A - 倍力装置のジャンピング調整方法 - Google Patents

倍力装置のジャンピング調整方法

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JPH06227386A
JPH06227386A JP5034687A JP3468793A JPH06227386A JP H06227386 A JPH06227386 A JP H06227386A JP 5034687 A JP5034687 A JP 5034687A JP 3468793 A JP3468793 A JP 3468793A JP H06227386 A JPH06227386 A JP H06227386A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 弁プランジャ7は、第1部材8と第2部材9
とによって構成され、第1部材8におけるリヤ側端面8
aの中心には凹部としての有底孔8eが形成されてい
る。 【効果】 倍力装置のジャンピング値の調整の際には、
第1部材8のリヤ側端部をバイトで切削して、第1部材
8の軸方向寸法を短縮することによって行う。このと
き、リヤ側端面8aの中心には有底孔8eを設けてある
ので、上記バイトによる切削完了時に、リヤ側端面8a
の中心に切削残りが生じない。第1部材8および第2部
材9の間にシムを介在させてジャンピング値の調整を行
っていた従来の調整方法では、シムの枚数に応じてジャ
ンピング値が段階的になるが、本発明によれば、無段階
で、しかもより精密なジャンピング値の調整を行うこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は倍力装置のジャンピング
調整方法に関する。
【従来の技術】従来、倍力装置として、シェル内に摺動
自在に設けたバルブボディと、上記バルブボディの貫通
孔に摺動自在に嵌合されるとともに入力軸に連動する弁
プランジャと、上記バルブボディに基部を摺動自在に取
り付けられて上記弁プランジャに対向させた出力軸と、
出力軸の基部と弁プランジャとの間に介在させたリアク
ションディスクとを備え、上記出力軸に作用する出力の
反力を上記リアクションディスクおよび弁プランジャを
介して入力軸に伝達するように構成し、また、上記弁プ
ランジャを、フロント側の端面が上記リアクションディ
スクに当接する第1部材と、この第1部材のリヤ側に位
置し、かつ第1部材のリヤ側の端面に当接する第2部材
とから構成したものは知られている。そして、このよう
な従来の倍力装置は、差圧が発生していない非作動状態
では、リアクションディスクと弁プランジャの先端(第
1部材の先端)との間に僅かな間隙が維持されており、
差圧が発生して倍力装置が作動されると、上記リアクシ
ョンディスクが弁プランジャ側へ変形して、出力軸に作
用する出力の反力が入力軸に伝達される。そして、この
両部材が当接するまでに一時的に急激な出力上昇が見ら
れ、それは一般にジャンピングと称されている。ところ
で、従来、同一寸法となるように製造した倍力装置であ
っても、各倍力装置によって僅かづつ寸法誤差が生じる
ので、各倍力装置のジャンピング値を一定にするために
は、各倍力装置ごとにジャンピング値の調整が必要にな
る。そのため、従来では、各倍力装置ごとに弁プランジ
ャの軸方向寸法を調整して、作動開始時におけるリアク
ションディスクの端面と弁プランジャのフロント側端面
との間隔を調整するようにしていた。より具体的には、
上記弁プランジャを構成する第1部材と第2部材との間
にシムを介在させ、そのシムの枚数によって弁プランジ
ャ全体の軸方向寸法を調整してジャンピング値の調整を
行っていた。
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述したシ
ムを用いた従来の調整方法においては、シムの枚数単位
の段階的な弁プランジャの軸方向寸法の調整になり、し
たがって、精密なジャンピング値の調整が困難であっ
た。このような欠点を解消するためには、例えば弁プラ
ンジャの第1部材を予め長めに製造した後、該第1部材
を旋盤に固定してそのリヤ側端部をバイトで切削するこ
とで弁プランジャの軸方向寸法を調整すればよい。この
ような調整方法によれば、倍力装置のジャンピング値を
無段階で調整することができる。しかしながら、この調
整方法においては、第1部材のリヤ側端部をバイトで切
削完了した時に、そのリヤ側端面の中心にバイトの先端
による切削洩れの突起が残るようになる。このような突
起が存在すると弁プランジャの軸方向寸法が不正確にな
るため、上記バイトによる切削完了後にリヤ側端面に残
った突起を除去しなければならず、その作業が煩雑なも
のとなる。
【課題を解決するための手段】このような事情に鑑み、
本発明は、シェル内に摺動自在に設けたバルブボディ
と、上記バルブボディの貫通孔に摺動自在に嵌合される
とともに入力軸に連動する弁プランジャと、上記バルブ
ボディに基部を摺動自在に取り付けられて上記弁プラン
ジャに対向させた出力軸と、出力軸の基部と弁プランジ
ャとの間に介在させたリアクションディスクとを備え、
上記出力軸に作用する出力の反力を上記リアクションデ
ィスクおよび弁プランジャを介して入力軸に伝達するよ
うに構成し、また、上記弁プランジャを、フロント側の
端面が上記リアクションディスクに当接する第1部材
と、この第1部材のリヤ側に位置し、かつ第1部材のリ
ヤ側端面に当接する第2部材とから構成し、さらに、上
記第1部材のリヤ側の端部を所要量だけ切削して、該第
1部材の軸方向寸法を短縮し、作動開始時における第1
部材のフロント側の端面とリアクションディスクとの間
の間隙を調整して所定のジャンピング値が得られるよう
に構成した倍力装置のジャンピング調整方法であって、
上記第1部材におけるリヤ側端面の中心に予め凹部を形
成し、この第1部材におけるリヤ側の端部を所要量だけ
切削して所定のジャンピング値が得られるように構成し
た倍力装置のジャンピング調整方法を提供するものであ
る。
【作用】このような調整方法によれば、第1部材におけ
るリヤ側端面の中心に凹部が存在するので、ジャンピン
グの調整のために第1部材のリヤ側端部をバイトで切削
しても、該第1部材のリヤ側端面に切削残りの突起が生
じない。そのため、第1部材のリヤ側端部の切削が完了
したら、該第1部材を直ちに倍力装置に組み込むことが
でき、それによって、所定のジャンピング値を得ること
ができる。そのため、第1部材と第2部材との間にシム
を介在させてジャンピング値を調整していた従来と比較
すると、無段階で、より精密なジャンピングの調整を行
うことができる。
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1はタンデムブレーキ倍力装置の内部を示したも
のであり、シェル1内には略円筒状のバルブボディ2を
摺動自在に設けている。バルブボディ2内には、真空弁
3と大気弁4とから構成される従来周知の弁機構5を設
けてあり、この弁機構5は入力軸6に連動して作動され
るようになっている。上記弁機構5の一部を構成する弁
プランジャ7は、バルブボディ2の軸方向に穿設した段
付の貫通孔2Aに摺動自在に嵌合されるとともに、上記
入力軸6の先端部に連結されている。この弁プランジャ
7は、軸方向フロント側に位置する略円柱状の第1部材
8と、この第1部材8にリヤ側から当接させた第2部材
9とから構成している。第2部材9におけるリヤ側端部
に上述した入力軸6の先端を連結するとともに、この第
2部材9のリヤ側端部によって上記大気弁4を構成する
弁座9aを構成している。第2部材9のフロント側の外
周部9bは円柱状に形成してあり、このフロント側の外
周部9bを上記貫通孔2Aにおける中央位置の小径孔2
aに摺動自在に貫通させて、フロント側の端面9cを大
径孔2b内に位置させている。大径孔2bには上記第1
部材8が摺動自在に嵌合してあり、この第1部材8のリ
ヤ側端面8aに第2部材9のフロント側端面9cを当接
させている。第1部材8のフロント側端面8bは、フロ
ント側にむけて膨出させて断面を円弧状に形成してあ
り、隣接位置のリアクションディスク10に対向させて
いる。また、円柱状とした第1部材8の本体部8cは、
上述のように大径孔2bに嵌合しているが、この本体部
8cのリヤ側には該本体部8cよりも縮径した小径部8
dを形成している。そして、この小径部8dの端面が第
1部材8全体のリヤ側端面8aとなっており、上述した
ように第2部材9のフロント側端面9cと当接してい
る。次に、上記第1部材8と対向するリアクションディ
スク10は、出力軸11の基部凹陥部11aに収納され
た状態において、その基部凹陥部11aの底部とバルブ
ボディ2に設けた環状突起2Bの端面との間に介在され
ている。そして、差圧が発生してない倍力装置の非作動
状態では、リアクションディスク10と上記第1部材8
のフロント側端面8bとの間に僅かな間隙が維持されて
いる。これに対して、入力軸6が前進され差圧が発生す
る倍力装置の作動時には、リアクションディスク10が
上記第1部材8側へ変形し間隙が解消されて、リアクシ
ョンディスク10と上記第1部材8のフロント側端面8
bとが当接するので、出力軸11に作用する出力の反力
が上記リアクションディスク10と弁プランジャ7とを
介して入力軸6に伝達される。このリアクションディス
ク10と第1部材8のフロント側端面8bとが当接する
までの間、一時的にサーボ比が急上昇することは知られ
ており、このサーボ比の急上昇は一般にジャンピングと
称されている。そして、このジャンピングの後、所定の
サーボ比で出力が上昇する。ところで、上述した構成の
倍力装置を製造する時には、その構成部材ごとにわずか
づつ製造誤差が生じるので、各倍力装置について所定の
ジャンピング値を得るために、それぞれの倍力装置ごと
にジャンピング値の調整作業が必要になる。そして、従
来では次のようにして調整で行っている。すなわち、上
記第1部材8と第2部材9との間にシムを介在させ、そ
のシムの枚数によって弁プランジャ7全体の軸方向寸法
を調整するようにしていた。このように両部材8,9間
にシムを介在させることで、倍力装置の作動開始時にお
けるリアクションディスク10と弁プランジャ7(第1
部材8)の先端との間隙を調整して、目的とする所定の
ジャンピング値を得るようにしていた。しかしながら、
このような従来の調整方法においては、シムの枚数ごと
に段階的な調整となるので、精密なジャンピング値の調
整が困難であった。このような欠点を解消するために
は、例えば、上記弁プランジャ7の第1部材8を旋盤に
固定して、そのリヤ側端部(小径部8dのリヤ側端部)
をバイトで切削し、軸方向の寸法を調整すればよい。そ
れによって、弁プランジャ7全体の軸方向寸法を調整す
ることができる。しかしながら、このような調整方法に
よれば、第1部材8のリヤ側端部をバイトで切削完了し
た時に、そのリヤ側端面の中心にバイトの先端による切
削洩れの突起が残ることになる。このような突起が存在
すると、弁プランジャ7の軸方向寸法が不正確になるた
め、上記バイトによる切削完了後に第1部材8のリヤ側
端面に残った突起を除去する必要があり、その作業が煩
雑なものとなる。本実施例は、このような欠点を解消す
るために、第1部材8のリヤ側端面の中心、つまり小径
部8dの端面の中心に凹部としての有底孔8eを予め形
成するようにしてあり、この小径部8dのリヤ側端部を
バイトで切削することによりジャンピングの調整を行う
ようにしたものである。また、小径部8dの軸方向寸法
は、フロント側端面8bの膨出量よりも大きく設定して
いる。このように構成することで、倍力装置を組付けた
際に、第1部材8が大径孔2b内に逆方向に嵌合された
としても、サーボ比の特性線図によって確認した際に上
記第1部材8が大径孔2b内に逆組付けとなっているこ
とを容易に判定することが出来る。他方、小径部8dの
外径は、第2部材9のフロント側外周部9bの外径より
も大きく設定してあり、図2に拡大して示すように、第
2部材9のフロント側端面9cの外周縁は曲面となるよ
うに面取している。したがって、倍力装置の組付け完了
後の状態で、図2に示すように、前進された第2部材9
が僅かに傾斜している状態において、第2部材9のフロ
ント側端面9cの外周縁が第1部材8のリヤ側端面8a
に当接したとしても、フロント側端面9cの外周縁は滑
らかな曲面となっているので、この外周縁と第1部材8
のリヤ側端面8aとがスティックすることを防止でき
る。これに対して、第2部材9のフロント側端面9cの
外周縁が曲面ではなくと鋭角となっている場合には、フ
ロント側端面9cの外周縁と第1部材8のリヤ側端面8
aとがスティックを起こす様になる。上述のように構成
した本実施例の弁プランジャ7を倍力装置に組み込む際
には、次のようにしてジャンピング値の調整を行う。こ
こで、最終的に倍力装置を組付けた際に得ようとするジ
ャンピング値をJ1とする。先ず、倍力装置に実際に組
み込む予定の第1部材8、第2部材以外に、所定の軸方
向寸法を備えたマスターピースとしての第1部材8を予
め用意する。そして、実際に組み込む予定の第1部材8
に代わりに、マスターピースとしての第1部材8と第2
部材とを倍力装置に組み込んで全体を仮組付けする。そ
して、この仮組付けした倍力装置のサーボ比を計測し
て、この時のジャンピング値J2を検出する。次に、上
述した計測によって得たジャンピング値J2を、最終的
に得ようとするジャンピング値J1と比較して、最終的
に得ようとするジャンピング値J1が得られる第1部材
8の軸方向長さL1を求めるとともに、実際に倍力装置
に組み込む予定の第1部材8の軸方向長さL2から上記
L1を減じて、第1部材8の軸方向長さL2を短縮すべ
き寸法L3を求める。本実施例では、倍力装置に組み込
む予定の第1部材8の軸方向長さを長めに製造している
ので、上述のように短縮すべき寸法L3を求めたら、そ
の寸法L3分だけ倍力装置に組み込む予定の第1部材8
の小径部8dをバイトで切削する。これによって、第1
部材8の軸方向寸法を、上述した最終的に得ようとする
ジャンピング値J1が得られる寸法に短縮することがで
きる。そして、本実施例では、第1部材8のリヤ側端面
8aに凹部としての有底孔8eを形成しているので、上
述のようにバイトで第1部材8の小径部8dを切削した
後に、リヤ側端面8aの中心にバイトの先端による切削
残りが生じない。したがって、この後、直ちに、仮組付
けした倍力装置からマスタピースとしての第1部材8を
取り出し、それの代わりに、切削完了した上記第1部材
8を倍力装置に組み込めばよい。上述のように、本実施
例では、所定長さを備えたマスターピースとしての第1
部材8を用意し、各倍力装置ごとに上述した要領で所定
のジャンピング値が得られるように調整を行うようにし
ている。したがって、両部材8,9の間にシムを介在さ
せていた従来技術に比較して、無段階で精密なジャンピ
ング値の設定を行うことができる。 (第2実施例)次に図3によって本発明の第2実施例を
説明すると、この第2実施例では、第1部材108にお
ける小径部108dを縮径するとともに、その小径部1
08dをリヤ側に新調させて、バルブボディ102の小
径孔102aに摺動自在に嵌合させている。他方、第2
部材109は、第1部材108における小径部108d
を軸方向に伸ばした分だけ軸方向寸法を短縮している。
そして、相互に当接する第1部材108のリヤ側端面1
08aと第2部材109のフロント側端面109cと
は、上記小径孔102a内で摺動するようにしている。
その他の構成は、上記第1実施例と同じであり、第1実
施例と対応する各部材には、それぞれ100を加算した
部材番号を付している。このような第2実施例の構成で
あっても上記第1実施例と同様の作用効果を得ることが
できる。また、小径部108dを上記第1実施例のもの
よりも縮径して小径孔102aに嵌合しているので、仮
に第1部材108を大径孔2bに逆方向に組み込んだと
しても、その組み込み時に、きわめて容易に逆方向であ
ることを判定することができる。なお、上記実施例で
は、マスターピースとしての第1部材8を用意してお
き、調整対象となる各倍力装置について、マスターピー
スとしての第1部材8を組み込んでから、各倍力装置に
実際に組み込む予定の第1部材8の短縮量を求めている
が、次のようにしても良い。すなわち、先ず、倍力装置
に組み込む予定の第1部材8を倍力装置に組み込んでか
ら、その場合のジャンピング値を求め、次に、このジャ
ンピング値と、最終的に得ようとするジャンピング値と
を比較して、第1部材8の短縮量を求める。次に、倍力
装置から第1部材8を取り出して、上記求めた短縮量だ
け第1部材8をバイトで切削してから、再度倍力装置に
組み込むようにしても良い。
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来に比
較して、無段階で、より精密なジャンピングの調整を行
うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図
【図2】図1の要部の異なる状態を示す拡大図
【図3】本発明の他の実施例を示す断面図
【符号の説明】
1 シェル 2 バルブボディ 7 弁プランジャ 8 第1部材 8a リヤ側の端面 8e 有底孔(凹部) 9 第2部材 10 リアクションディ
スク 11 出力軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シェル内に摺動自在に設けたバルブボデ
    ィと、上記バルブボディの貫通孔に摺動自在に嵌合され
    るとともに入力軸に連動する弁プランジャと、上記バル
    ブボディに基部を摺動自在に取り付けられて上記弁プラ
    ンジャに対向させた出力軸と、出力軸の基部と弁プラン
    ジャとの間に介在させたリアクションディスクとを備
    え、上記出力軸に作用する出力の反力を上記リアクショ
    ンディスクおよび弁プランジャを介して入力軸に伝達す
    るように構成し、また、上記弁プランジャを、フロント
    側の端面が上記リアクションディスクに当接する第1部
    材と、この第1部材のリヤ側に位置し、かつ第1部材の
    リヤ側端面に当接する第2部材とから構成し、さらに、
    上記第1部材のリヤ側の端部を所要量だけ切削して、該
    第1部材の軸方向寸法を短縮し、作動開始時における第
    1部材のフロント側の端面とリアクションディスクとの
    間の間隙を調整して所定のジャンピング値が得られるよ
    うに構成した倍力装置のジャンピング調整方法であっ
    て、 上記第1部材におけるリヤ側端面の中心に予め凹部を形
    成し、この第1部材におけるリヤ側の端部を所要量だけ
    切削して所定のジャンピング値が得られるように構成し
    たことを特徴とする倍力装置のジャンピング調整方法。
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