JPH06227288A - 車体構造 - Google Patents

車体構造

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Publication number
JPH06227288A
JPH06227288A JP5015992A JP1599293A JPH06227288A JP H06227288 A JPH06227288 A JP H06227288A JP 5015992 A JP5015992 A JP 5015992A JP 1599293 A JP1599293 A JP 1599293A JP H06227288 A JPH06227288 A JP H06227288A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conditioning unit
air conditioning
body structure
dash panel
connecting plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5015992A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadanori Kawasaki
禎紀 川崎
Makoto Tamuraya
誠 田村谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP5015992A priority Critical patent/JPH06227288A/ja
Publication of JPH06227288A publication Critical patent/JPH06227288A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インストルメントモジュールを採用する場合
においても、空調ユニットの配管等の挿通作業を容易に
行うことができる車体構造を提供する。 【構成】 少なくとも空調ユニットUがインストルメン
トパネル本体Pに組付けられたインストルメントモジュ
ールMを、エンジン室Eと車室Rとを区切るダッシュパ
ネルDに取付ける車体構造において、前記空調ユニット
UからダッシュパネルD側へ向けて複数設けられた管状
及び/又は棒状の突起物H1 〜を、一体成形された連結
プレートLの各位置決め孔L1 へ挿通させて連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車体構造、特に内部に
空調ユニットを予め組付けたインストルメントモジュー
ルを採用する車体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両構造として、例えば図4及び
図5に示すようなものが知られている(特開昭60−2
34073号公報参照)。
【0003】Dはダッシュパネルであり、エンジン室E
と車室Rとを区切る隔壁である。このダッシュパネルD
の下部は傾斜部D11となっており、この傾斜部D11を経
てフロアパネルFが後方へ延びている。このフロアパネ
ルFの中央にはトンネル部Nが形成されている。ダッシ
ュパネルDの上部にはカウルパネルCが設けられてい
る。そして、このカウルパネルC、ダッシュパネルD、
フロアパネルFの車室R側に遮音用のインシュレータI
が設けられている。また、ダッシュパネルDの傾斜部D
11及びフロアパネルFに対応する部分のインシュレータ
I上には、更にカーペットKが敷設されている。Pはイ
ンストルメントパネル本体で、この内部のダッシュパネ
ルDには、ブロワユニットU1 、クーラユニットU2
ヒータユニットU3 から成る空調ユニットUが取付けら
れている。
【0004】この空調ユニットUのうち、ヒータユニッ
トU3 及びクーラユニットU2 にはダッシュパネルD側
へ突出した配管H1 〜H4 が設けられている。一方、ダ
ッシュパネルD及びインシュレータIには、これらの配
管H1 〜H4 を挿通してエンジン室E側へ導くための貫
通孔a1 〜a4 、b1 〜b4 が形成されている。配管H
1 〜H4 の貫通孔a1 〜a4 、b1 〜b4 への挿通作業
は、空調ユニットUを構成する前記3つの機器U1 〜U
3 を1つずつ持って行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さて、最近では、イン
ストルメントパネル本体Pに空調ユニットUやステアリ
ングメンバ(図示せず)などの内部構成部品を予め組付
けておいた「インストルメントモジュール」を用意し、
この「インストルメントモジュール」をダッシュパネル
Dに取付けるようにした車体構造も提案されている。こ
のような「インストルメントモジュール」を用いる場合
は、空調ユニットUに設けられた多数の配管H1 〜H4
をインストルメントパネル本体Pの取付けと同時に、イ
ンシュレータI等に形成された複数の貫通孔a1
4 、b1 〜b4 へ一度に通す必要があり、作業が大変
面倒になる。特に、空調ユニットU側における各配管H
1 〜H4相互での位置関係が正確でないと、複数の配管
1 〜H4 を同時に貫通孔a1 〜a4 、b1 〜b4 へ挿
入することができない。また、空調ユニットUを構成す
るブロワユニットU1 、クーラユニットU2 、ヒータユ
ニットU3 の3つの機器を、それぞれ確実に持って作業
を行わないと、配管H1 〜H4 の相互位置関係がずれ易
くなるため、この点においても作業が困難となってい
る。尚、各配管H1 〜H4 の位置のずれを予測して各貫
通孔a1 〜a4 、b1 〜b4 の径を大きめに設定してお
くことも考えれるが、そうするとインシュレータIの遮
音性能が低下すると共に、この貫通孔a1 〜a4 の端末
からインシュレータIがうき上がり易くなるため好まし
くない。
【0006】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、空調ユニットを予め組み付けた
「インストルメントモジュール」を採用する場合におい
ても、空調ユニットの配管等の挿通作業を容易に行うこ
とができる車体構造を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車体構造
は、上記の目的を達成するために、空調ユニットからダ
ッシュパネル側へ向けて複数設けられた管状及び/又は
棒状の突起物を、一体成形された連結プレートの各位置
決め孔へ挿通させて連結したものである。
【0008】
【作用】空調ユニットに形成された配管等の突起物を一
体成形された連結プレートの各位置決め孔へ挿通させて
連結するため、各突起物相互間での位置関係が正確にな
り、ダッシュパネルの貫通孔への挿入作業が容易にな
る。
【0009】また、連結プレートを介して空調ユニット
の各機器が一体化されるため、空調ユニットを持つ際
も、両側部分を持てばよく、必ずしも空調ユニットの各
機器のそれぞれを支持する必要がないため、更に作業性
が向上する。更に、連結プレートで貫通孔が塞がれるた
め遮音性能の面においても有利である。
【0010】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図1〜図3
に基づいて説明する。尚、従来と共通する部分には同一
の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0011】ダッシュパネルDには従来同様にインシュ
レータIが設けられている。このインシュレータIはフ
エルトI1 と表皮I2 から成っている。このインシュレ
ータI及びダッシュパネルDの、後述する空調ユニット
Uの配管H1 ─等に対応する部分には、従来よりも若干
大きめの貫通孔a1 〜a5 、b1 〜b5 が形成されてい
る。そして、ダッシュパネルDの貫通孔b1 〜b5
は、中央孔G1 が形成されたグロメットGが取付けてあ
る。
【0012】次に、インストルメントモジュールMを説
明する。このインストルメントモジュールMは、空調ユ
ニットU、連結プレートL、ステアリングメンバS、及
び図示せぬハーネス、エアバッグ、電子ユニットなど
を、インストルメントパネル本体Pの内部へ一体的に組
付けた構造となっている。
【0013】空調ユニットUのブロワユニットU1 の前
面には「突起物」としての支持軸H5 が設けられてお
り、ヒータユニットU3 及びクーラユニットU2 の前面
にはそれぞれ「突起物」としての配管H1 〜H4 が設け
られている。ブロワユニットU1 の上部には、カウルパ
ネルCの底面に形成された図示せぬ開口から空気を導入
するための空気取入口U11が設けられている。
【0014】ヒータユニットU3 の後面には、空気吹出
口U31が形成されている。更に、この空調ユニットUの
各所にはステアリングメンバSの複数の取付ブラケット
1に対応する取付片4が設けられている。
【0015】連結プレートLは、前記配管H1 〜H4
び支持軸H5 を直線で継いだ如き全体形状を呈してお
り、各配管H1 〜H4 等に対応する位置にはそれぞれ位
置決め孔L1 が形成されており、この位置決め孔L1
ダッシュパネルD側部分はテーパ部L2 となっており、
空調ユニットU側部分はスペーサ部L3 となっている。
【0016】ステアリングメンバSの両端には図示せぬ
フロントピラーに取付けられるブラケットS2 、S3
各々設けられており、中央部分には一対のステーS4
設けられている。また、このステアリングメンバSの右
側部分には、図示せぬステアリングコラムを支持するた
めのコラムブラケットS5 が設けられている。
【0017】インストルメントパネル本体Pは左右にス
テアリングメンバSの両端部を取出す開口P1 が形成さ
れている。
【0018】この実施例のインストルメントモジュール
Mは、まず空調ユニットUの配管H1 〜H4 及び支持軸
5 を連結プレートLの各位置決め孔L1 に挿入して連
結し、その後、空調ユニットUとステアリングメンバS
とを一体化し、それをインストルメントパネル本体Pに
取付けることにより形成される。
【0019】そして、このようにして形成されたインス
トルメントモジュールMを、車体のダッシュパネルDに
取付けるものであるが、空調ユニットUの配管H1 〜H
4 等の相互位置関係が連結プレートLの位置決め孔L1
に挿通することにより正確になっており、且つ貫通孔a
1 〜a5 、b1 〜b5 が若干大きめに設定されているた
め、該貫通孔a1 〜a5 、b1 〜b5 への挿入作業が容
易に行える。しかも、連結プレートLを介して空調ユニ
ットUの各機器が連結されているため、空調ユニットU
の各機器のそれぞれを手で支えなくても、例えば左右両
側のブロワユニットU1 とヒータユニットU3 とを手で
支えることによりインストルメントモジュールM全体を
持ち上げて、配管H1 〜H4 等の挿入作業を行うことが
できる。
【0020】また、貫通孔a1 〜a5 、b1 〜b5 に挿
入された状態の配管H1 〜H4 及び支持軸H5 は、図3
に示す如く、グロメットGの中央孔G1 へ密着状態で挿
入されているため、貫通孔b1 〜b5 部分における遮音
性を高めている。また、連結プレートL1 のテーパ部L
2 の先端がこのグロメットGに当接しており、且つイン
シュレータIの貫通孔a1 〜a5 が連結プレートLにて
塞がれているため、更に確実な遮音構造となっている。
【0021】更に、このテーパ部L2 は配管H1 〜H4
等の挿入作業性も向上させると共に、スペーサ部L3
一緒に配管H1 〜H4 等を補強する働きもしている。加
えて、空調ユニットUの各機器が連結プレートLを介し
て一体化されているため、空調ユニットUにおける各機
器同士が干渉して不快な低級音を発生することもない。
また、空調ユニットUの各機器同士の一体化強度が高ま
るために、ダッシュパネルPが前側から衝撃を受けて後
方へ変形しようとしても、この一体化された空調ユニッ
トUで支えて、変形を防止することができる。
【0022】
【発明の効果】この発明に係る車体構造は、以上説明し
てきた如き内容のものであって、空調ユニットに形成さ
れた配管等の突起物を一体成形された連結プレートの各
位置決め孔へ挿通させて連結するため、各突起物相互間
での位置関係が正確になり、ダッシュパネルの貫通孔へ
の挿入作業が容易になる。
【0023】また、連結プレートを介して空調ユニット
の各機器が一体化されるため、空調ユニットを持つ際
も、両側部分を持てばよく、必ずしも空調ユニットの各
機器のそれぞれを手で支持する必要がないため、更に作
業性が向上する。
【0024】更に、連結プレートで貫通孔が塞がれるた
め遮音性能の面においても有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る車体構造を示す全体
斜視図である。
【図2】空調ユニットを連結プレートにて連結した状態
を示す斜視図である。
【図3】図1中矢示SA−SA線に沿う断面図である。
【図4】従来の車体構造を示す断面図である。
【図5】図4中矢示SB−SB線に沿う断面図である。
【符号の説明】
U 空調ユニット P インストルメントパネル本体 M インストルメントモジュール E エンジン室 R 車室 D ダッシュパネル H1 〜H4 配管(突起物) H5 支持軸(突起物) L 連結プレート L1 位置決め孔 L2 テーパ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも空調ユニットがインストルメ
    ントパネル本体に組付けられたインストルメントモジュ
    ールを、エンジン室と車室とを区切るダッシュパネルに
    取付ける車体構造において、 前記空調ユニットからダッシュパネル側へ向けて複数設
    けられた管状及び/又は棒状の突起物を、一体成形され
    た連結プレートの各位置決め孔へ挿通させて連結したこ
    とを特徴とする車体構造。
  2. 【請求項2】 連結プレートの位置決め孔部分がテーパ
    部になっている請求項1記載の車体構造。
JP5015992A 1993-02-03 1993-02-03 車体構造 Pending JPH06227288A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5015992A JPH06227288A (ja) 1993-02-03 1993-02-03 車体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5015992A JPH06227288A (ja) 1993-02-03 1993-02-03 車体構造

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Publication Number Publication Date
JPH06227288A true JPH06227288A (ja) 1994-08-16

Family

ID=11904155

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5015992A Pending JPH06227288A (ja) 1993-02-03 1993-02-03 車体構造

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JP (1) JPH06227288A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1159161A (ja) * 1997-08-13 1999-03-02 Calsonic Corp 車両用空調ユニットを含むユニットアセンブリ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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