JPH06224869A - デイジタル放送送信機ネットワークシステム - Google Patents

デイジタル放送送信機ネットワークシステム

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JPH06224869A
JPH06224869A JP5269386A JP26938693A JPH06224869A JP H06224869 A JPH06224869 A JP H06224869A JP 5269386 A JP5269386 A JP 5269386A JP 26938693 A JP26938693 A JP 26938693A JP H06224869 A JPH06224869 A JP H06224869A
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JP
Japan
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network system
digital broadcast
transmitter network
broadcast transmitter
digital
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Application number
JP5269386A
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English (en)
Inventor
Paul Dambacher
ダムバハエル パウル
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Rohde and Schwarz GmbH and Co KG
Original Assignee
Rohde and Schwarz GmbH and Co KG
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Publication date
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    • H04H20/00Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
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    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/185Space-based or airborne stations; Stations for satellite systems
    • H04B7/18523Satellite systems for providing broadcast service to terrestrial stations, i.e. broadcast satellite service
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04H60/02Arrangements for generating broadcast information; Arrangements for generating broadcast-related information with a direct linking to broadcast information or to broadcast space-time; Arrangements for simultaneous generation of broadcast information and broadcast-related information
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    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2626Arrangements specific to the transmitter only
    • H04L27/2627Modulators
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H2201/00Aspects of broadcast communication
    • H04H2201/10Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system
    • H04H2201/20Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system digital audio broadcasting [DAB]

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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 DAB伝送ネットワークシステムでさらに増
大した多くの信号の伝送をし、各送信ステーションに対
して供給するシステムを提供する。 【構成】 放送されるべきデイジタルプログラムがCO
FDM技術で符号化され、複数のCOFDM信号パケッ
トにパックされ、またその出力アダー段により混合され
複数の4PSKCOFDM信号パケットにされる。増大
されたデータ量の送出はデイジタル衛星チャンネルを通
して高次変調により行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデイジタル放送送信機ネ
ットワークシステムの改良に関する。 《略語の説明》この発明の明細書及び図面では次の技術
用略語等が用いられる。下の表の左に略語を、右にその
対応する原語又は/及び訳語を示す。 A、B・・・・・・・・データストリームを示すが
添字のEは受信された信号を示す。 A、B・・・・・・・・データストリームを示すが
添字のSは送信される信号を示す。 AES・・・・・・・・・オーディオ技術協会 BB・・・・・・・・・・ベースバンド BER・・・・・・・・・ピットエラーレート COFDM・・・・・・・(Coded Orthog
onal Frequency Division a
nd Multiplexing)符号化直交周波数分
割ならびに多重化 C・・・・・・・・・・キャリャ信号 DAB・・・・・・・・・(Digital Audi
o Broadcasting)デイジタルオーディオ
放送 DIB・・・・・・・・・(Digital Inte
grated Broadcasting) DigiCipher・・デイジタル符号化 DL・・・・・・・・・・下りリンク DSR・・・・・・・・・(Digital Sate
llite Radio)デイジタル衛星ラジオ DEMUX・・・・・・・(De−multiplex
er)デイマルチプレクサー EBU・・・・・・・・・ヨーロッパ放送連合 FER・・・・・・・・・(Forward Erro
r Correction)前方エラー補正 8PSK/2AM・・・・(Phase Shift
Keying With 8 phase posit
ions and 2 additional amp
litude stages) MUSICAM・・・・・(Masking Univ
ersal Subband Integrated
coding and Multiplex−ing)
マスキングユニバーサルサブバンド統合符号化ならびに
多重化 MUX・・・・・・・・・(Multiplexer)
マルチプレクサー OFDM・・・・・・・・(Orthogonal F
requencyDivision Multiple
xing)直交周波数分割多重 16QAM・・・・・・・(16Quadrature
Amplitude Modulation wit
h 16 levels16レベルQAM変調 QAM・・・・・・・・・(Quadrature A
mplitudeModulation QAM変調 SCPC・・・・・・・・(Single Chann
el Per Carrier)搬送波当り1チャンネ
ル(方式) SDSR・・・・・・・・(Narrow Band
DSR)狭帯域デイジタル衛星ラジオ SFN・・・・・・・・・単一周波数ネットワーク TCM・・・・・・・・・Trellis Code
Modulation Tx・・・・・・・・・・(Transmitter)
送信機 UL・・・・・・・・・・(Up link)上りリン
ク WARC’92・・・・・World Adminis
tration Radio Conference
ofthe year 1992 CCETT・・・・・・・Center Commun
D’Etudesde Telediffusion
et Telecommunications IRT・・・・・・・・・Institut fuer
Rundfunktechnik DVB・・・・・・・・・Digital Video
Broad− casting
【0002】
【従来の技術】いわゆるDAB放送システム(Gene
vaでのITU COM’89で述べられた Digi
tal Audio Broadcasting やバ
イエルン放送誌1990/11号所載の「デイジタルオ
ーデ付放送伝送の将来システム」などで述べられている
もの)は複数の放送プログラムを各放送区域に同時にサ
ービスできるようにするために開発された技術である。
このDABシステムはいわゆるCOFDM信号パケット
(Coded Orthogonal Frequen
cy Division and Multiplex
ing,「符号化直交周波数分割ならびに多重化」)の
形式でビット同期を維持している6本のデイジタルステ
レオサウンド信号を送信している各同期送信機の多重化
を提供するものである。COFDM基準のもとでは、送
信に先だって、ステレオ信号のデイジタルデータストリ
ームが、おのおのが1本の搬送波で個別に送信されると
ころの、多数のサブ信号(subsignals)へと
分割される。そうして、受信機側で、これらのサブ信号
はデイジタルステレオ信号のもともとの全情報を再現す
るように再合成される。上述のDABシステムの今一つ
の特徴は、送信すべきステレオ信号を、COFDMプロ
セスに先だって、それらのデータ量に応じて、人間の耳
の心理音響的(psyco−acoustic)現象
(松下ならびにフィリップス、IRT、CCETT、A
n Uni−versal Subband Codi
ng System Description,「ユニ
バーサルサブバンド符号化システム説明書」中で述べら
れているMUSICAM = Masking Uni
versal Subband Integrated
Coding and Multiplexing,
「マスキングユニーバーサルサブバンド統合符号化なら
びに多重化」参照)を利用して、そのデータを圧縮する
ことである。オーデイオ放送に開発されたこのDABシ
ステムは非常に良好な伝送特性を示すものである。特
に、このような同期ネットワーク中の伝送距離の違いに
よるラジオ信号の歪やまたそれによる干渉などの問題を
解消するのに有効なシステムである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題および目的は、先述のように高度に開発された
DAB伝送ネットワークシステムを、さらに多くの信号
の伝送に適するようにすることと、また同時に、これら
の増大したデータを伝送ネットワークの各送信ステーシ
ョンに対して供給する簡単なシステムを提供することで
ある。上述の目的は、特許請求の範囲の主請求項の導入
文で記したシステムにもとづいて、主要な請求項の特徴
によって達成可能である。特に、本発明の展開による利
点としての、先述のような増大したデータ量の各送信ス
テーションに対する簡単な供給方法については、それに
ついての従属請求項から明かにされる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明に係るデイジタル放送送信機ネットワーク
システムは、対応するデータ圧縮を行った後に、各送信
ステーションを通して放送されるべきデイジタルプログ
ラムがCOFDM技術によって変調されるものであっ
て、送信されるべきデータ量を増大するために、放送さ
れるべきデイジタルプログラムのデータが複数のCOF
DM信号パケットに分散され、これら複数のCOFDM
信号パケットのそれぞれは前記各送信ステーションを通
じて同時に送信される、ということを特徴とする、DA
B規準によって動作しているデイジタル放送送信機ネッ
トワークシステムである。
【0005】
【作用】本発明にもとづくシステムによって、大量のデ
ータを各送信ステーションの対応した広帯域の送信機を
通して、6本以上のプログラムを同時に放送したり、あ
るいは、HDTV品質に至るまでの種々のTV信号を各
聴取者の受信機に対して放送することが可能となる。H
DTV品質の信号を送信するために、心理光学的(ps
yco−optical)モデルにもとづく適当なデー
タ圧縮を経た上述のTV信号のデータ量を複数の信号パ
ケットに分割するか、あるいは、4PSK変調器と市販
のCOFDM符号器によって発生した高次変調モード
(8PSK/2Mあるいは16QAMあるいは64QA
M)が使われる。上記何れの場合にも、各送信ステーシ
ョンを通して、通常のDAB法で伝送できるデータ量よ
りはるかに多くのデータを送信することができる。この
ために必要なことは、データ全体を構成する信号パケッ
トを再構成するために対応できるコンバーターを各聴取
者の受信機に取り付けたり、送信側に設置した高次のP
SK/QAM変調器に対応した復調器を用いたりするこ
とだけである。これらの方法は、単独に使ってもよい
し、あるいは必要に応じて組み合わせて使ってもよい。
また、そのようにして、更に大量のデータを多重化して
送出し受信することも可能である。
【0006】現在、一般に市場で入手可能であり、高次
の変調モードの発生に必要な4PSK−COFDMの符
号器/変調器の、このDABシステムへの適用によっ
て、必要な伝送データ量の増加が特に簡単かつ廉価に実
現できる。その理由は、一般に入手可能な4PSK変調
器を複数個、加算回路を通じて相互接続するだけでよ
く、特に新たに、変調器を開発する必要がないからであ
る。ただ、DAB基準用にすでに開発されていた素子は
用いている。本発明にもとづく原理はCOFDMパケッ
トの3つのモード、すなわち、おのおの異なる数の搬送
波を必要とするモード1、2、ならびに3のすべてのモ
ードに適用可能である。最も簡単な場合、2個の一般入
手可能な4PSK−COFDMの符号器及び複号器を、
それぞれの搬送波が互いに45°オフセットするように
して加算回路で直接足し合わせれば、1つの新しい8P
SK/2AM(Phase Shift Keying
with 8 phase positions a
nd 2 additional amplitude
stages)変調が成立したことになる。従属請求
項に示すように、一般入手可能な符号器と複号器を用い
て16QAMや64QAM変調がを行うことも可能であ
る。なお、この場合にも1個の加算回路が必要である。
【0007】4位相位置以上での高次の変調モードが基
本的には単一搬送波用の変調法として知られている(た
とえば、Rudolf Maeusel著「デイジタル
変調法」、pp.234−244、Huethig出
版、参照)。そこで述べられている8PSK変調法
(P.234)によれば、本発明の特徴とは逆に振幅変
調が抑圧される。また、8PSK/2AM変調はデータ
伝送用に振幅段階を2段階追加した点が、先のものに対
して新しいところである。ここで新たに提案された8P
SK/2AM変調、あるいは、それぞれに、基本的には
単一搬送波用の変調法として知られている16あるいは
64QAM変調などのCOFDM規準の多搬送波による
変調法の使用は、いずれも、通常の4PSK変調法によ
って成立する変調モードでの利点を提供するものであ
り、これら3種類の変調法の何れを用いても、データ伝
送容量に対して非常に優れたキャリアー対ノイズ比(C
/N比)を達成することができる。各放送ステーション
に対する増大するデータ量の伝送に対して、種々の可能
性があり得るが、既知のDSR衛星伝送システム上での
伝送によるのが特に有利であることがわかっている。
【0008】従属請求項で詳しく述べられているよう
な、従来よりもはるかに大量のデータ伝送するのに適し
ている変形DSR衛星伝送技術によるシステムは、DA
Bステーションネットワークへ情報を供給するのに使わ
れるのみならず、従来のDAB技術と共に使うのにも適
している。したがって、例えば、6本のオーデイオプロ
グラムを含む4個のCOFDMパケットを各々同期して
動作しているステーションのそれぞれに送信できるのみ
ならず、例えば、その2倍のCOFDMパケットを送信
することもできる。したがって、DABネットワークの
各ステーションの選択に応じて、各6本のプログラムか
らなるパケットが、だた1個だけ通常のDABの規準に
したがって選ばれ、放送されるような多数のCODFM
パケットが利用可能となる。
【0009】
【実施例】発明の他の目的、特徴、利点、また、その組
織、構成ならびに動作は添付の図面と共に以下の詳細な
記述を読むことによって良く理解できる。図1は本発明
にもとづいて変形された伝送ステーションネットワーク
の基本的な回路図である。同期のとれた送信機ネットワ
ークが、衛星リンクSATを経由して放送用のプログラ
ムの供給を受けている複数の送信機SlないしSnから
構成されている。図示の実施例では、送信すべきオーデ
イオ信号は、まず、符号器K1で、人間の耳の心理音響
的現象を利用した技術、例えば、MUSICAM(松下
ならびにフィリップス、IRT,CCETT、”MUS
ICAM a Universal Subband
Coding System Descriptio
n”中で述べられいるMasking Univers
al Subband Integrated Cod
ing and Multiplexing)にもとづ
いて、デイジタルデータ列として圧縮され、衛星送信機
ULを通して衛星受信機衛星1ないしEnに送信され
る。同様にして、デイジタルTV信号は、そのデータ列
が、人間の目の心理光学的現象を利用した技術にもとづ
いてデータ圧縮され、対応する符号器K2を通して、衛
星送信機ULを経て受信機E1ないしEnに送信され
る。このような衛星送信技術は、いわゆるDSR技術が
望ましい。
【0010】これらのオーデイオあるいはビデオのプロ
グラムを送信機S1ならびにS2を経由して送信するに
先だって、COFDM信号パケットが既知のDAB法に
もとづいて対応する符号器.変調器M1ないしMn中で
発生され復号される。符号器.変調器M1ないしMn中
では、各信号パケットは2.5Mbit/sでバンド幅
1.5MHzのデータセットに対応している。従来から
あるDABオーデイオ放送システムでは、6本のデイジ
タルステレオサウンド信号が信号パケット中で多重化さ
れ、送信機S1ないしSnを通してビット同期で対応す
る変調をかけてから送出される。従来からあるDABオ
ーデイオ放送では、S1からSnまでの各送信機はこれ
らの信号パケットのうちの何れか1個だけを送信する。
したがって、放送データ量は既知のシステムにおける
2.4Mbit/sに制限される。しかし、多くの場
合、増大したデータ量をこのような既存のDAB放送送
信機ネットワーク、あるいは新規のデイジタル放送送信
機ネットワークシステムを通して、図1にしたがって、
送信機S1からSnによって、放送オーデイオプログラ
ムの数を6本以上に増大したり、HDTV品質にまで至
るTV信号を放送することまでも意図して送信すること
が望ましいし、また有用である。
【0011】上述のことを可能とするために、本発明は
送信機S1からSnまでを広帯域に設計し、出力段に続
く各段をこれに対応して広帯域にするか使用しないよう
にる。同時に、各送信機に対する符号器/変調器M1か
らMnまでをただ1個のCOFDM信号パケットを送信
するだけでなく、たとえば、全部で8個の信号パケット
を図2に模式的に示すように送信するように設計する。
既知のDAB技術によって、符号器M1からMnまで
が、すでに送信されデータ圧縮されたオーデイオまたは
ビデオ信号から、CODFM技術にもとづいて、後続の
4FSK変調によって、1から8まで全部で8個のCO
DFM信号パケットつくり出す。この8個のパケットお
のおのは、2.4Mbit/sのデータ量を持ち、その
おのおのは1.5MHzのバンド幅と、それらの間に
0.2MHzのギャップを持っている。
【0012】DAB規準のもとでは、各信号パケット
は、たとえば、そのおのおのが4PSK変調される15
36本の個別搬送波で構成される。4本のこのような信
号パケットは7MHzの信号パターンで処理できる。し
たがって、全部で8本のパケットを、例えば、2本の隣
接伝送チャンネルで処理できる。このようにして、同期
送信機ネットワーク中で、1台あるいは同種の送信機S
1からSnによって、例えば、合計8×6=48本の個
別プログラムを放送することが可能となる。図2はま
た、このようにして、TVのチャンネルIとチャンネル
IIの2本のテレビジョンの信号を送信することが可能
であることを示す。というのは、各チャンネルは4個の
COFDM信号パケットから成っており、それは、全部
で4×2.4Mbit/sー9.6Mbit/sのデー
タ量に相当し、これは、すでに、それぞれ、PAL/D
2−MACまたはPAL−plus品質に相当するから
である。ただ1本のテレビジョン信号を全部で8個の信
号パケットを通して送信することも可能である。この場
合、既に19.2Mbit/sのデータ量が存在し得る
が、高精細度HDTV信号を20Mbit/sのデータ
量にまでデータ圧縮できる技術が実際に利用可能だから
である。このようにして、HDTV画像品質のテレビジ
ョン信号を2本のTVチャンネルで送信することが可能
となる。
【0013】これまでに、デイジタルテレビジョン画像
信号のデータ圧縮に向けての種々の提案がなされてい
る。それらの提案はすべて、MUSICAMデータ圧縮
技術に類似の人間の目の心理光学的現象を利用すること
によるデータ圧縮を用いたベースバンド符号化の原理に
もとづくものである。このデータ圧縮の原理は人間の耳
の心理音響的現象を利用したオーディオ放送におけるデ
ータ圧縮の原理を用いたものである。この技術によれ
ば、たとえば、HD品質を持つデイジタルテレビジョン
信号、すなわち、16:9の画像フォーマットを持ち、
1000本あるいはそれ以上の走査線数の高精細な走査
線構成を持つデイジタルテレビジョン信号(デイジタル
HDTV信号)に対しても、20Mbit/s以下のデ
ータ速度にまで圧縮が可能となっている。いわゆるDi
giCipher(デイジタル符号化)技術(Gene
ral Instrument Corroratio
n,U.S.A., Jarrold A. Hell
er & Woo H.Paik, ”The Dig
iCypher HDTV Broadcasting
System”,「DigiCypher HDTV
放送システム」,Montreux Recoed
1991; Jerrold Communicati
ons, U.S.A., Dr. Matthew
Miller,”Digital HDTV on C
able” 「ケーブルデイジタルHDTV」,Mon
treux Record 1991参照)によれば、
全部で19.43Mbit/sまでのベースバンドのチ
ャンネル符号化が可能である。また、DSC−HDTV
技術(Zenith Electronics Cor
poration,U.S.A., Wayne C.
Luplow andPieter Focken
s, ”The All−Digital Spect
rum Compatible HDTV Syste
m”,「全デイジタルスペクトルコンパチブルHDTV
システム」,Montreux Record 199
1参照)によれば、21.5Mbit/sのデータ速度
まで得られる。さらに、SGN用のデイジタルTV(R
AI, Telettra s.P.A., Ital
y, ”An Exrerimental Digit
alTV System for Satellite
News Gat hering (SNG)”,
「衛星ニュース収集(SNG)用の実験デイジタルTV
システム」,Montreux Record 199
1参照)によれば、同程度のデータ圧縮が得られる。
【0014】放送データ量を増大するいま一つの可能性
は、おのおののCOFDM信号パケットを、各1個のパ
ケットが、例えば、2倍のデータ量を伝送できるよう
に、4位相位置以上を含むPSK変調を用いた符号器M
1からMnによってつくることである。この第2の可能
性は、数個の信号パケットをパラレルに同時に送信する
第1の可能性と組み合わせて、複数個のパケットによる
伝送に対する大量のデータ量の処理に用いてもよいこと
は云うまでもない。たとえば、16PSK変調を用いた
場合の上述の可能性についての詳細は衛星伝送リンクに
ついての以下の記述から明かになるだろう。もしもより
多くのデータ量を各送信機S1からSnを通して放送す
ることが必要ならば、スタジオからより多くのデータ量
を衛星伝送リンクを経て多くの送信機に送ることも当然
必要になる。この目的のために、種々の可能性がある。
第1の可能性はドイツ連邦郵政テレコムによってDAB
オーデイオ放送ネットワークなどと組み合わせたフィー
ルド実験用に提供されている通信衛星コペルニクスの3
0/20GHz衛星リンクを利用することである。この
衛星リンクを適当に変形すれば、これを全部で4個のC
OFDM信号パケットの同時送信、すなわち、計9.6
Mbit/sのデータ量の同時送信をまかなえ、本発明
の目的のために用いることができる。
【0015】図3から図5は本発明の概念を模式的に示
すためのものである。音響スタジオからのデイジタルス
テレオサウンド信号L/Rの、各1本ごとの信号が例え
ば96kbit/sのMUSICAM方式(松下ならび
にフィリップス,CCETT, IRT, ”An U
niversalSubband Coding Sy
stem Description中で述べられている
MUSICAM =Masking Univers
al Subband IntegratedCodi
ng and Multirlexing 参照)にし
たがって符号化されデータ圧縮される。6本のこれらの
データ圧縮オーデ付信号、M1からMn、がDABマル
チプレクサー1で、MUX=1.2Mbit/s(始
点、ゼロ符号ならびに各16kbit/sの構造/デー
タチャンネルを含む)の1本のデータストリームに多重
化される。つぎに、DABチャンネル符号化が、チャン
ネル符号器2の出力端でCH=2.4Mbit/sのデ
ータストリームが得られるように行われる。後続のCO
FDM変調器3では、IならびにQ信号がデイジタルな
逆フーリエ変換によって生成され、上述の信号は、たと
えば、それぞれ4PSK変調のCOFDMパケットを持
つ1536本の搬送波で表されることになる。Iならび
にQ信号のD/A変換とそれにつづくI/Q変調によっ
て、1.5MHzのCOFDM信号Cが得られる。全部
で4個のこのようなDABモジュール1,2,3,4に
よって、各4MHzのバンド幅を持つPCOFDM信号
パケットC1からC4が計24本のオーデイオ信号M1
からM24がつくられる。これらオーデイオ信号のパケ
ットは7MHzのチャンネルパターン中に置かれ、30
/20GHzの衛星リンクのFM変調器5にチャンネル
信号Cとして多重化された形で供給される。FM変調
され、プリエンファシスを受けた中間周波数の搬送波は
周波数コンバーター6を経て衛星リンクの30GHz上
りリンクへと送信される。
【0016】このようにして、計24本の異なるプログ
ラムを1本のアナログ伝送方式で全国に広がる同期伝送
ネットワークの個々の送信機に供給することが可能であ
る。図4によれば、各DAB放送局は20GHzの受信
手段を備え、これは衛星から送られてきた信号をFM復
調とデイエンファシスを経て中間周波数に変換する。位
相等化の後、ベースバンドから伝送周波数への変換の後
に、例えば、テレビジョンバンドIIIのチャンネル1
2あるいは、テレビジョンバンドIのチャンネル3(フ
ランス)またはチャンネル4(ドイツ連邦郵政テレコ
ム、ベルリン)に対しては、送信増幅器(動作クラス1
0Wないし1kW)でのパワー増幅を行い、必要の可能
性のあるチャンネルフィルターFを通してから、放送ア
ンテナを通して放送が行われる。このようにして複数の
DAB送信ステーションからビット同期を保って送信さ
れた信号は、一般に入手可能なDAB受信機で受信する
ことができる。
【0017】図5は、同期伝送ネットワーク内の、例え
ば、チャンネル12を受信するための従来形DAB受信
機を示している。この受信機に対して送信されたCOF
DMパケットが選択され、その結果、COFDM復調器
の出力側で対応するデータ圧縮されたオーデイオ信号M
が出力される。受信機の左右のスピーカーはMUSIC
AM復号器で選択され、それらに対応する低周波増幅器
からの出力で励起される。これらテレコムによって提供
されている伝送技術を使えば、最小数のベースバンドと
チャンネル符号化手段によって本発明を実施できるし、
また、FM変調を用いることによって、通常の衛星伝送
技術やコペルニクス衛星への既存の30/20GHzの
トランスポンダーなども使うことができる。その上、D
AB伝送ステーションを使えば、既存の、または、既存
のものの適用によって既存のものから導出できる、装置
コンポーネントを利用することができる。
【0018】図4においては、既存の構成の4個の受信
されたCOFDM信号パケットのうち送信機ステーショ
ンを通して放送されるべき1個のみがFM変調器につづ
くバンドパスフィルターを通して濾波されるDABシス
テムとは反対に、4個のCOFDM信号は、すべて送信
機を通して同時に放送される。このために、必要なこと
はフィルターFIを使わないことだけである。受信機に
おいては、4個の受信されたCOFDM信号パケット
が、対応して解析され、それぞれオーデイオとビデオ信
号に再変換される。図6、図7は、新規なFM変調器を
使うことによって、衛星リンクの伝送容量を2倍にする
いま一つの可能性を示している。
【0019】直交振幅変調器は、そのように呼ばれてい
るが、振幅変調(Maeusel,Analoge M
odulationsverfahren, 「アナロ
グ変調法」,p.55,Huthig出版 参照)用の
変調器の1種として知られている。この原理は図6に示
すように、FM変調あるいは位相変調にも適用できる。
そのためには、2個のFM変調器20と21が使われる
が、それらは、搬送波発生器22と1個の90゜移相器
21’を組合せたものから、それぞれ搬送波を供給され
る。FM変調器20は、4個の複合COFDMパケット
からなる1本のチャンネル信号C1を供給されてお
り、いま1つの変調器21は、図3に関連して述べたよ
うな同一のDABモジュール1、2、3、4によって処
理された4個のCOFDM信号パケットからなり、上の
1と同様に生成されたチャンネル信号C2を供給
されている。2個のFM変調器20と21からの出力信
号はアダー23で組み合わされ、衛星リンクの周波数コ
ンバーターの中間周波数入力端IFに直接供給される。
計4×6=24本のプログラムを図3の提案にしたがっ
て送信することのできる衛星リンクを通して、2倍の数
のプログラムを送信することができる。
【0020】FM変調は位相変調としても表現できるの
で、同じプロセスは直交位相変調器によっても実施可能
であり、その場合には、変調器20と21はそれらに対
応した位相変調器でなければならない。図7は、上に述
べてきたDAB送信ステーションいずれか1つに関連し
たDAB受信機を示している。ここでも対応する直交位
相復調器が設置されていて、それぞれFM復調器25と
26からなっている。それらにはまた、衛星放送受信機
からの中間周波数(IF)信号が供給されると同時に、
搬送波発振器27から復調用の互いに直交する搬送波が
供給されている。直交振幅復調器によるのと同様に、2
個のFM復調器によって、もとの2チャンネルの信号C
1とC2が上述のようなプロセスで、たとえば、2
つのDAB送信機がそれぞれ24本のプログラムをサー
ピスできるように、すなわち、1つのDAB送信機が扱
える信号が2倍の数のプログラムからなるように復元さ
れる。2本のベースバンド信号BB1とBB2とが搬送
波周波数で組み合わされて、対応する放送送信機を通じ
て同期ネットワークあるいは単一送信機システムに送出
される。
【0021】送信機の送信容量を増大するさらにいま一
つの可能性は、デイジタル処理された信号を同期の取れ
た送信機ネットワークの個々のDAB送信機に伝送する
ためのDSR衛星放送リンクを利用することである。図
8は送信機側にこのようなDSRシステムを用いた場合
の基本的なレイアウトを示している。図9は、上の送信
機に対応する聴取者端での受信のための受信装置、広帯
域チャンネルを通しての配信、並びにネットワーク内プ
ロフェッショナル受信機を示している。
【0022】DSR技術においては、それがそのように
呼ばれているように(”Digital Satell
ite Radio”,「デイジタル衛星ラジオ」,N
eues von Rhode & Schwarz,
No.114, p.14所載,あるいは,Rohd
e & Schwarz のDSR変調器SFPのデー
タシート参照、いわゆるDS1法(Digital S
ound 1 Mbit/2, Neues von
Rhode & Schwarz, No.14,
p.14所載)によって発生された16本のデイジタル
DSオーデイオ信号が、例えば、DSRデータマルチプ
レクサー30に供給され、そこで多重化される(図
8)。計16本のDS1信号から、2本の10.24M
bit/sのデータストリームA、Bがチャンネル
符号器31でフレーム同期値と共に生成され、118あ
るいは70MHzのIF搬送波が搬送波発生器33から
4PSK変調される4PSK変調器に供給される。4P
SK変調されたIF搬送波は周波数コンバーター34
で、例えば、衛星リンク用の18GHz送信用周波数に
変換される。なお、データストリームの符号A、B
の添字Sは送信側におけるものであることを示す。
【0023】図9に示すように、受信機側では、例え
ば、12GHzの下り衛星リンク信号は1GHzの中間
周波数に変換され、さらに118MHzに変換される。
さらに一般市場入手可能であり、現在では一般聴取者用
デバイスとして入手可能なDSR受信装置によって処理
される。既に設置され、簡単な装置で運用できる図8、
図9に示すこのような衛星リンクはDAB放送ステーシ
ョンネットワークの各放送ステーションに対するプログ
ラムを伝送するのに使うことができる。この点に関し
て、種々の可能性がある。第1の可能性は、図10に示
されている。ここでは、おのおの1.5MHzのバンド
幅を持つ図3のDABシステムのCOFDM信号C1’
ないしc4’は、変調器5で周波数変調された後、周波
数コンバーター34の118±7MHz入力端Pに直接
供給される。このようにして、4個のCOFDMパケッ
トを全部で27MHzのバンド幅を持つトランスポンダ
ー周波数上に同時に送出することができる。受信機側で
は、これら4個のCOFDM信号パケットが118MH
z周波数コンバーターの出力端、すなわち、FM復調器
の入力端Qで得られる。Rにおける信号CSは図4で示
したように、種々の応用に応じてCOFDM選択フィル
ターを用いて、または用いずに、処理される。いま一つ
の可能性は、図11に示すように、信号を供給するため
のDSR変調器の2×10.24Mbit/sのインタ
ーフェースAまたはBを用いることである。
【0024】これを実行する一つの可能性は、例えば、
各COFDMパケットに対する2.4Mbit/sでの
DABチャンネル符号化に引き続いてインターフェース
CHでブランチして取り出し(図3、R点)、計8個の
このようなCOFDMパケットをコンピューター制御さ
れたマルチプレクサー35を経て図11のDSR変調器
のインターフェースA/Bに対して供給することで
ある。このようにして、8×2.4=19.2Mbit
/sを、利用可能な20.48Mbit/sのデータチ
ャンネル上で送ることが可能である。4PSK復調に引
き続いて、プロフェッショナル受信機(Rohde&
Sshwarz社の衛星受信機DSRUまたはDSR
E、または、これらに対応するGrundig、Phi
lips、Telefunken、SonyあるいはT
echnisat社などの一般受信者用の受信機のなか
から選ばれた適当な受信機)によって、図11の受信信
号Aは妨害なく再現される。1.28Mbit/
sの残りのデータ容量はデータフレームの整合と予備的
なデータなどに使うことができる。
【0025】この方法は、図4から明らかなように、D
ABステーションにおけるインターフェースチャンネル
データ速度(2.4Mbit/s)をCOFDM変調器
(図3に示すような)や、周波数コンバーター、線形増
幅器が追随しさえすればよい。従ってこの方法は、DA
B同期ネットワーク送信機の2重同期電波に対して要求
される条件を十分に満足するものである。この例におい
て、8×2.4=19.2Mbit/sのデータ容量は
インターフェースA/Bで得られるようになってい
る。COFDM復号器/変調器と増幅器よりなるDAB
送信機はデイマルチプレクサー(36)とチャンネル選
択器(37)とのモジュールズを通して出力を直接供給
されている(図11の方式I)。しかし、大データ容量
とそれに対応する広帯域増幅器からなる上述のCOFD
Mに匹敵するCOFDM変調器3’を直接に選択しても
よい(図11の方式II)。考え方としては、COFD
M変調器3’を方式Iによる8個のCOFDM変調器の
並列接続によって実現してもよい。実際的には、さらに
技術的に統合化された方式が使われる。なお、データス
トリームA、Bの添字Eは受信側におけるものであ
ることを示す。
【0026】図12におけるいま一つの可能性は、図3
でのSに相当する点で、1.2Mbit/sのインター
フェースにおいて、DABマルチプレクサー1の出力か
ら直接ブランチして取り出し、そうして、再び、複数の
MUX信号(例えば、12本までの)をコンピューター
制御したマルチプレクサー38を通して、図8のDSR
変調器のインターフェースA/Bに直接供給する、
と言うことである。DSR技術においては、約5Mbi
t/sはチェックビット、パルス同期用、フレーム同期
用として使われので、全部で20.48Mbit/sの
うち、約15Mbit/s分が正味ビット速度として利
用可能である。このことは、例えば、DSRリンクを通
して1.2Mbit/sのMUX信号を12本分伝送す
ることを可能としている。
【0027】ここでもまた、DAB伝送ステーションの
受信側において、各搬送波に対するビット割当について
のアルゴリズムが固定されていために、ビット同期伝送
が必要となる。図13は、衛星リンクの受信側と通常の
DAB技術(図11の方式I)における通常のDAB
に、また、変形IIにおいては例えば、12×1.2M
bit/sから2×10.24Mbit/s用のチャン
ネル符号化とCOFDM変調を含むデイジタル放送(オ
ーデイオならびに/あるいはTVの)用の送信機に、そ
れぞれ出力を供給するための伝送COFDM信号パケッ
トの処理の流れを示している。
【0028】地上局同期伝送ネットワークあるいはDS
Rにもとづく単一の送信機に対して、プログラムを供給
するためのデータ速度を倍化するもう1つの方法は、P
SK変調において、例えば、4PSK変調(DSR標
準)の代わりに、8PSKあるいは、16PSK変調を
用いるように、スイッチング位置(位相ならびに振幅)
の数を増加することである。これが可能となるのは、4
PSK−DSRにおいてさえ、そのBER(ビットエラ
ーレート)が既にかなり高い(典型的には、1×10−
15のシステム冗長度)ことと、この実施例の場合に
は、変調方式(例えば、アンテナ反射器の直径、戸外ユ
ニット)に用いられるようなプロフェッショナル仕様の
受信機が用いられていること、との場合である。PSK
位相スイッチング位置数を多くした場合のPSK位相復
調器の判定範囲は、その増加に応じて減少する。従って
低い変調利得は、このことで相殺されてしまう。バンド
幅が与えられた場合には、各PSKの振幅ステップ数を
増加する毎に伝送容量は増大する。図14は16PSK
の場合のDSRの回路図である。2個のDSR−4PS
K変調器が45°ごとのベクトル座標位相シフトで用い
られ、それらの出力信号が加算される。加算回路の出力
端では、8種類の位相位置と2種類の振幅段階がある
(45°と135°の角度に対角線のある等辺平行四辺
形と0゜と90°の角度に対角線のある等辺平行四辺形
について、それらの対角線の長さの比が2種類の振幅段
階の比になっていることに対応している)。この信号は
8PSK/2AM信号として伝送される。この信号はま
た、22.5°の移相器をスイッチし、7.66dB
(20log(tan22.5°))の減衰器とによっ
て16PSK信号に変換して送ってもよい。この移相器
と減衰器を含む回路は、A1、B1ならびにA2、B2
の入力信号の対応するビットパターンでブリッジされ
る。対応するビットパターンからのスイッチング信号
は、入力信号の16個の可能な4ビットの条件のうちの
8個に対する制御信号を発生する簡単な論理回路で生成
される。
【0029】2個の符号器/変調器(ならびに復調器/
復号器)は実験室ならびにフィールドでの実験に簡単に
使うことができる。プロフェッショナルな動作に対して
は、回路の複雑度が最適化されているようなものが適当
であろう。図15は、例えば、4PSKと16PSK
(あるいは、8PSK/2AM)(8PSKまたはそれ
以上のPSKに相当)に対するDSRの変形と、それに
ともなうビット速度、必要なバンド幅、あるいはTVチ
ャンネル数を示したものである。本発明にによるプログ
ラムに対する伝送容量の増加は、他の方法で上記以外の
目的にも使うことができる。すなわち、増加した伝送容
量は増加した数の放送プログラムを伝送するための使用
に限る必要はない。DAB同期伝送ネットワークにプロ
グラムを伝送するかわりに、伝送容量の1部を、各地方
あるいは地区のローカルなプログラムの個別に選択され
た放送ステーション1の送信用に、衛星リンクを通して
送ることも可能である。
【0030】通常のFM技術においては、放送ステーシ
ョンはいくつかの地方にまたがる放送から、それぞれの
のローカルな放送へとスイッチすることができる。この
ことは、もちろん、同期ネットワーク中では可能ではな
い。もし、例えば、いま一つのCOFDMパケット上で
地方放送が行われているという情報を受信機に通知する
ためのスイッチング情報を、例えば、COFDMパケッ
トの端での不連続な搬送波の発振の形で付加するだけ
で、全国放送のプログラムをCOFDMチャンネル上で
続けることができるならば、その受信機は、この付加的
な情報のおかげで自動的にか、または聴取者の選択で地
方の放送に切り換えることが可能になる。そこで、DA
B送信機は、ある与えられたパワーで全国向け信号をC
OFDMパケットの形でで送信し、同時に、他のCOF
DMチャンネル上で、これに応じた小さなパワーで、地
方向けプログラムを送信するのである。
【0031】例えば、8個のCOFDMパケットを衛星
を通して、DSRによって極めて経済的に(アナログC
OFDMレベル、あるいは、DABチャンネル符号化の
直前または直後のレベルの何れであってもよい)伝送す
る可能性のために、例えば、1本のテレビジョンチャン
ネルからなるシステムと4本の同期ネットワークからな
るDABシステムに対して、4本のチャンネルを分別で
きるDAB送信ステーションで8個のCOFDMパケッ
トを扱うことができる。しかしながら、これらの8個の
COFDMパケットをそのまま並列にするか、TVチャ
ンネル11と12のような2本のTVチャンネルを利用
するかして、直接並列に送ることも、別々にして送るこ
ともできる。DABチャンネル符号化の直後のデータ容
量、すなわち、パケット毎に2.4Mbit/sにもと
づいて、このシステムはチャンネル符号化を含んで1
9.2Mbit/sの伝送システムを提供できる。これ
ら19.2Mbit/sの伝送容量は2本のTVチャン
ネルを占めてことになり、DABシステムは6本のプロ
グラムのかわりに12本のプログラムを全国規模で送る
ことができるが、デイジタルTV信号を送ることも可能
である。
【0032】上の例は、データ伝送容量というものが、
如何にして通常のDABシステムに対するDSRベース
上での衛星経由で、最適化された形で利用できるか、ま
た、如何にして、8×2.4Mbit/s=19.2M
bit/sまでのデータ伝送容量を持つデイジタル放送
システムが、例えば、上の例で用いたように、8本のC
OFDM符号器の並列接続と広帯域増幅器をともなう変
調器を用いて設計できるかを、説明している。以下に、
変調方法が、それによって、各COFDM信号パケット
当りデータ容量が、例えば、同期ネットワークあるいは
移動体通信用の単一送信機当り7ないし8MHzのバン
ド幅の1本のTVチャンネル上で伝送できるまでに倍化
できるかを説明する。上で述べたように、本発明は移動
体通信にも適用できるので、受信形態が携帯式、固定式
の如何にかかわらず、同時に実施可能である。
【0033】個々の基本的なダイアグラムを図16に示
す。互いに45°オフセットさせたベクトルダイアグラ
ム座標で表される2個のDAB−COFDM符号器/変
調器Mod1、Mod2が用いられており、それらの出
力がただ単に足し合わされるだけである。その結果、各
COFDM搬送波は45°と135°の角度に対角線の
ある等辺平行四辺形と0°と90゜の角度に対角線のあ
る等辺平行四辺形について、それらの対角線の長さの比
が2段階の振幅A1、A2に対応する比になっているこ
とに対応する8PSKとなる。この信号は8PSK/2
AM信号として、伝送することができる。この信号は2
系統のIFFT、D/A変換器ならびにI/Q変調器
(IQM)からなる回路を用いて生成される。
【0034】図16は、位相位置が互いに45°オフセ
ットされた2個の4PSK変調器Mod1とMod2に
対するベクトルダイアグラムを示している。加算回路で
2個の4PSK変調信号をベクトル的に加算して得られ
る8PSK/2AM変調、すなわち、各2種類の振幅段
階A1、A2を持つ8個の異なる位相位置を含む変調の
ベクトルダイアグラムも示してある。これら2種類の振
幅段階A1、A2は、45°の交差角を持つ等辺平行四
辺形の2本の対角線に対応している。この8PSK/2
AM変調信号は2個の通常の4PSK変調信号と1個の
加算回路だけで簡単に実現できる。このようにして得ら
れたAM変調をともなうPSK変調の組合せは、単に伝
送容量を増大するという利点の他に、受信機における復
調と復号も非常に簡単になるという利点をも提供する。
すなわち、受信機に必要なものは、8種類の位相位置に
対応する位相検出器と2種類の振幅段階に対応する付加
的な振幅検出器だけである。したがって、伝送データ量
の飛躍的な増大が受信側にほとんど大きな負担をかけな
いということは、PSKでのデータ伝送容量が単に増大
するということ以上に大きな利点である。
【0035】実験室ならびにフィールドでの実験に対し
ては、2重伝送受信装置は非常に簡単に使うことができ
る。そしてプロフェッショナルな操作に対しては、適当
な解決方法が回路設計として最適化されなければならな
い。DABならびにDSRとも4PSKS変調で行われ
るが、搬送波の多重化(例えば、1536)はDABに
ついてだけ使われ、DSRはただ1本の搬送波を使うの
みである。PSKにおけるスイッチング位置とかスイッ
チング段階の増大(例えば、16PSK)の影響は、D
SRに対する図14中で説明されている。このことは8
PSK/2AMに対しても成立する。ここで与えられた
保護的なインターバルと直交性は保存されている(図1
7)。2振幅段階の判定規準が足し合わされ、位相復調
の判定範囲が減少してしまう。これらの劣化要因は、対
応する前方エラー補正(FER,Forward Er
ror Correction)、チャンネル符号化、
時間ならびに周波数インターリーブ、付加的なコンンピ
ューター援用「インテリジェント」符号化ならびに復号
(以下に説明するTrellis符号化ならびにVit
erbi復号)などで補償される。
【0036】4個のCOFDMパケットならびに8PS
K/2AM変調をともなう変形DAB法は、4×2×
2.4Mbit/s=19.2Mbit/sの伝送容量
を提供することができる。4個のCOFDMパケットが
7MHzのチャンネルパターン1本にパックされる場合
における0.2MHzのギャップ(複数)と言うことを
考慮すると、本システムは、米国でATTCにファイル
されているデイジタル地上局HDTVテレビジョンに対
する提案規格(図18)と直接匹敵する規模である。
【0037】図19は4PSKあるいは8PSK/2A
Mの利用に対する可能性の仕様を示している。特に、8
PSK/2AMと2本のTVチャンネルの利用は38.
4Mbit/sの伝送容量を提供する。これは、34M
bit/sのベースバンド符号器化を用いたヨーロッパ
HDTV提案規格を十分に満足するものである。より大
きなデータ伝送容量の使用は、例えば、米国でステレオ
信号の伝送に使われている200KHzのバンド幅のよ
うな狭帯域システム(複数)における重要な応用への適
用をも可能とする(インバンド方式)。以下に示すもの
は、4PSK変調をDABシステムに用いた時、得られ
るであろう結果である。
【0038】[1536搬送波]/[2.4Mbit/
s] はすなわち、搬送波当り1.5625kbi
t/s であり、[1.5MHzバンド幅]/[15
36搬送波] はすなわち、搬送波当り0.977
KHz である。200KHzのバンド幅で、318
kbit/sのデータ速度(4PSKで)の204本の
搬送波が取れる。MUSICAMの各単一信号ごとに9
6kbit/sのデータ速度を仮定すれば、得られるチ
ャンネル符号化は[192kbit]/s[381kb
it/s]になり、これは1:1.56に相当する。
【0039】これは、米国からのDAB−インバンド提
案(ACRON−DAB)を十分に満足するものである
が、しかし、1:2のチャンネル符号化をともなうユー
レカ147に準ずるDABに照して見るか、あるいは、
狭帯域応用(マルチパス受信、周波数インターリーブ)
に照して見れば、十分とは言えない。例えば、8PSK
/2AMあるいは16QAMの使用によって、1:3.
31のチャンネル符号化が可能となる。また、それによ
って、狭帯域DABを実現できるチャンスが増大する
(マルチパス受信の問題は別とにして)か、あるいは、
多価値サービスなどに対する容量の増加が期待できる。
ピデオ符号化の分野では、最近、特に米国で、大きな進
歩が見られる。ISO−MPEGでは1.5Mbit/
sでの標準化された画像符号化が実現しており、D2−
MAC品質で16:9の画面比率を持つVADIS計画
では、10Mbit/sの画像符号化が実現している。
チャンネル符号化を含む20Mbit/sでのHDTV
品質の符号化は達成可能である。このことは、例えば、
移動体、携帯型、あるいは、固定の各受信形態、ならび
に、CATVあるいはSATシステムなどで、例えば、
以下の4段階の品質レベルに対するデイジタル地上局動
画伝送を可能とするものである。4段階の品質レベルと
は、 ア. 64Mbit/sのビデオ電話 イ. Watchman(監視TV)品質(例えば、
1.5Mbit/s) ウ. PAL−Plus/D2−MAC品質、16:9
画面フォーマットで10Mbit/sで、かつ最大以下
の仕様のもの、から エ. 最大19.2Mbit/s(チャンネル符号化を
含んで)を持つHDTVから34Mbit/sのベース
バンド符号化(計38.4Mbit/s)を持つHDT
Vまでなどである。
【0040】もちろん、TVの音声の、例えば6ケ国語
までを含む伝送はDAB技術あるいはMUSICAMで
可能である。DABとデイジタルビデオ放送DVBの複
合技術によってユニバーサルな受信機を実現することも
できる。音声/音楽(DAB)や映画(DVB)などの
時系列「データ」から離れて、静止画像や多価値サービ
スのような時系列でないデータのデータ処理技術への応
用を実現することも容易である。このことはデイジタル
統合放送(DIB、Digital Integrat
ed Broadcasting)サービスをもたら
す。
【0041】以下のようなものが考えられる。 カ. 小切手、カード類の停止処理 キ. 自動車の盗難防止対策 ク. 株式売買ニュースの伝送 ケ. ビデオテキスト(ビデオ文字放送) コ. インタラクテイブなビデオテックス(”Bild
schhirmtext”,「映像スクリーン文字放
送」) などから、さらには サ. 電話帳あるいは辞書の伝送 に至るまでのもの。
【0042】これまでにあげたサービスは放送、つま
り、番地を指定しない1点多点間の伝送に関係したもの
である。しかし、例えば、19.2Mbit/sと云う
ようなデータ伝送容量は非常に大きなものであるから、
ペイテレビや例えば、無線ページングなどの無線呼び出
しのような番地指定をともなう応用への適用も考えられ
る。DABに関して、つぎのものが、都市部における衛
星直接受信や、いわゆるギャップフィルター(つまり、
同一周波数での受信と再送信)を通じての都市部また
は、電波的に遮閉された谷合部での受信に対して設定さ
れるであろう。
【0043】また、多分WARCによって衛星放送また
は地上放送(1.5GHz)に割り当てられるであろう
1.5GHzあるいは2.6GHzを用いたDABシス
テムに対して、これまでにかなり具体化してきている考
えが適用できる。現在のところ、1.5GHzでの周波
数(複数)はまだ開放されていないし、1.5GHzに
しても2.5GHzにしても適当な衛星は未だ存在しな
い(衛星を打ち上げるとすれば、その所要額はおおよ
そ、5億ドイッマルクとなろう)し、このようなシステ
ムを導入するチャンスもこの10年間には来ないだろ
う。とは言うものの、上述の考え方を、例えば、8個の
COFDMバケットと衛星DAB用19.2Mbit/
sの大きなデータ容量を使ったシステムに適用すること
も可能である。もちろん、0.2MHzの周波数間隙を
持つ7MHzTVチャンネルにCOFDMパケットを使
うときに、例えば、ビデオの伝送に必要な複数個のCO
FDMチャンネルを連続的に、すなわち、0.2MHz
のギャップを空けずに配設することによって、改善する
ことができる。また、それによって、それに応じたデー
タ伝送容量の増大が得られるだろう。
【0044】以上に述べてきた考え方は、他の多くの事
項のなかでも特に、ここに導入され現在利用者の大幅な
増加を見つつあるDSR技術の利用と適用に向けられる
必要がある。DSR信号は14MHzのバンド幅で1個
のトランスポンダーを通過する。しかし、DSRの実際
のバンド幅は、ほぼ13MHzと計算され(図20)、
実測されている。したがって、27MHzのバンド幅
(あるいは、36MHzのバンド幅)を持つ1個のトラ
ンスポンダーによって2本のDSRチャンネルを送るこ
とができる(図21)。2本のDSRチャンネルは、そ
れらをトランスポンダーのバンド幅内で密接して配置し
てもよいし(図21a)、付加的な上位コンパチブルな
方式として、上側と下側の空き領域にそれぞれ1つの補
足的1/2DSRを配置してもよい(図21b)。これ
によって、デイジタル放送送信機に提供できる伝送容量
を倍化できる。上に述べた応用に加えて、このようなシ
ステムはDSR/MUSICAM(DSR−plus技
術と呼ばれているが)やDSR/DHDTV(DSRチ
ャンネルを通じてのデイジタルHDTVの伝送)に対し
ても重要になってくるだろう。
【0045】伝送容量の増大に関して図を参照して説明
してきた以上の可能性は伝送容量の増大が得られる適当
な組合せによって、広く一般的な用途にも使うことがで
きる。例えば、各トランスポンダーに対して2本のDS
Rチャンネルを使う方式は図10、11ならびに12に
示すように本発明の方式にも使うことができる。上にあ
げた方法は、DSRに、すなわち基本的には、そこで用
いられた18/12GHzの衛星周波数と14MHzの
バンド幅で20.48Mbit/sの伝送容量を持つ4
PSK変調に、基礎を置いている。したがって、完全に
プロフェッショナル用の伝送技術と、2×10.24M
bit/sのインターフェースA/Bを持つ一般ユーザ
ー向け受信機と、を組み合わせて利用でき、それ故、非
常に経済的な方式が得られるのである。
【0046】上述の方法はまた、他の衛星用周波数(周
波数変換)や異なるバンド幅やピットレートを持つ他の
変調方法などに対しても使うことができる。このこと
は、利用可能なトランスポンダーのバンド幅と選択した
変調方法が伝送し得るデータ速度を決定し、それが更
に、DSRに対する適当な意味で述べたように、コンピ
ューター援用マルチプレクサーによって決められたイン
ターフェースでのDABデータ速度に適用される。
【0047】プログラムソースと聴取者の間に広域的に
自主的に運営しているネットワークを持つラジオステー
ションなどの構造的な側面を考えると、すべてのラジオ
ステーション(公共法のもとでのラジオステーションな
らびに民間ラジオステーション)のプログラムを、衛星
への送信場所として、共通の地上ステーションに対して
供給するということは、時として欠点となる。このこと
はプログラム線路を賃借りする場合(例えば、ISDN
やDSI)のコストや機能、運用などの理由によるもの
である。
【0048】SCPC(Single Channel
Per Carrier「搬送波当り1チャンネ
ル」)方式と呼ばれているところの、複数の地上ステー
ションで1個の衛星トランスポンダーを共有する方式
は、上の不利な点をカバーする代替的な方法となり得
る。この場合、衛星信号は入力信号の和からなる。SC
PCシステムと組み合わせて、狭帯域DSR(SDS
R)と呼んでいい1つの新しいシステムを確立すること
が可能である。図22で、DAB信号はまず、MUSI
CAM、DABマルチプレクサーならびにチャンネル符
号器でつくられる。2.4Mbit/sの信号チャンネ
ルは、SDSRブロック中の補助フレームを通して、例
えば、2×1.5Mbit/sの信号AS1、AS2に
形成されれ、さらに、DSR−4PSK変調器と上りリ
ンクとで衛星へと送信される。送信される信号は、例え
ば、図20に示すバンド幅を持っている。n個のこのよ
うな地上ステーションが衛星に信号を供給する結果、図
23で示すようなバンド構造がトランスポンダー上に形
成される。DAB送信ステーションでは、図24にした
がって、SDSR部分がフィルターされ、4PSK復調
され、COFDM変調器を経てDAB送信機(4PSK
の代わりに8PSK/2AMまたは16QAMを用いて
もよい)へと供給される。このようにして、n=4の場
合、計24本のプログラムが伝送される。n=6とすれ
ば、36本のプログラムができる。インターフェース
A’/B’は柔軟性を持っていると考えられるので、伝
送は、上述以外のデータレベル(例えば、MUX)ある
いは、上述以外のプログラム数(例えば、6以外)でも
可能である。
【0049】この技術は、また、SDSRブロックを通
しての例えばEUROCRYPT標準などによる、例え
ば、MUSICAMや、その他のアクセスをプロテクシ
ョンするためのスクランブルに要求される事項を容易に
満足するものである。図示の技術は、対応するギャップ
(例えば、2MHz)が含まれているという条件のもと
で、他のサービス(例えば、テレビジョン)と組み合わ
せることも可能である。DSR技術は、14MHzの伝
送チャンネルで20.48Mbit/sという大きな伝
送伝送速度で信号を伝送する(1Hzあたり1.46b
it/s)ので、高度に周波数経済型の技術であると云
える。DABはまた4PSK変調で1536本の搬送波
の対して動作する(7MHz当り4×Mbit/s=1
Hz当り1.37bit/s)。多くの発表論文や、チ
ップの集積化での進歩から考えると、より効率的な変調
が可能となるだろう。すなわち、Trellis符号化
変調(TCM)では、例えば、8、16、あるいは32
PSKなどのより高速なPSK、あるいは、例えば、1
6、32、64QAMなどのより高速なQAMなどが用
いられる。
【0050】TCM(トレリス変調)はバンド制限チャ
ンネルでのデイジタル送信機に対する統合された符号化
・復号化技術である。その主な利点は、バンド幅が同程
度の場合、TCMが通常の変調法に対していわゆる変調
利得を提供できるという点にある。TCMでは、送信機
側で特殊な有限個の状態を用いる符号器が用いられる一
方で、受信機側では、いわゆるソフトデシジョン最大類
似度シーケンス符号器で復号が行われる。単純な4状態
TCMでの付加雑音によって定まる感度はこの符号化を
用いない変調に比較して3dBだけ改善される。より複
雑なTCMは同バンド幅と同じデータ速度において6d
Bの改菩度を達成することができる(参考文献:Ung
erbock Trellis−Coded Modu
lation with Redundant Sig
nal Sets,「冗長信号セットを用いたTrel
lis符号化変調」,IEEE Communicat
ions Magazine,1997年2月号,25
巻,2号)。
【0051】トレリス変調の技術とビテルビ復号は、こ
れらを変調器部分に適用し、受信機側で4PSK復調器
の適当な点にViterbi復号器を接続しさえすれ
ば、いま考えているデイジタル地上ラジオシステムと組
み合わせてDSRとDAB技術の上にも構築することが
可能である。OFDM(Orthogonal Fre
quency Division Multiplex
ing 「直交周波数分割多重」)と組み合わせたTr
ellis符号化はデイジタル地上テレビジョンにとっ
て特に関心がある。受信機に関して、Viterbi符
号器に払われる余分の代価は、TVの場合は、ラジオに
おけるよりは、はるかに大きく償われる。図25から図
28までは、以上述べてきた以外のより高度な変調技術
を示している。これらは、4位相位置以上の位相位置を
用いるもので、一般市場で入手可能な4PSK変調器か
ら構成されてはいるが、図14で説明された8PSK/
2AM変調技術に代わって、COFDMパケットの生成
や衛星を経由するDSR規準にもとづく伝送などのため
に使われるものである。
【0052】図25は、DAB規準のもとでCOFDM
信号パケット生成するために使われるいわゆる16QA
M変調の原理(単一搬送波に関するMaeuselの著
書,p236参照)を示している。ここで2本の通常の
4PSK−COFDM符号器/変調器からの出力は、そ
れらの出力信号が1:0.5の振幅比で加算されるよう
に加算段の中で、一方の符号器/変調器の出力端におい
て、それらの間に接続された6dB減衰器を通して足し
合わされる。それによって、DAB規準のもとにある、
例えば、1536本の搬送波は、図25の各搬送波のモ
デルで示されるように12の異なった位相位置と3段階
の振幅で変調され、その結果、伝送データ容量の増大が
可能となる。図26は、DSR衛星リンクのデータ量を
倍化するための16QAM変調の利用の原理を説明して
いる。すなわち、再び、2本の通常の4PSK−DSR
変調器が、それらの出力が1:0.5の振幅比で足し合
わされ、それによって、DSRリンクの単一搬送波が変
調される。
【0053】図27は、8PSK/2AM(図14)と
図25、図26による16QAMとの変調方式の比較を
示している。この図から、16QAM技術は、C/N比
の点で有利であるが、一方、8PSK/2AM技術は非
線形伝送システムにおいて有効性を発揮する、というこ
とがわかる。というのは、8PSK/2AMのただ2種
類の振幅段階に比較して、16QAMは3段階を有して
おり、前者の8個の位相位置に対して、後者は12個の
位相位置を有しているからである。図27はまた、8P
SK/2AM技術では、2つの異なる大きさの判定しき
い値が存在することを示す。これは、これに先立つチャ
ンネル符号化で、その対策を施すことによって補償する
ことができる。すなわち、内側の円上の変調点は外側の
円上の変調点よりも、より高度のエラープロテクション
が施されている。最終的な解析の結果によれば、このよ
うな不均等なプロテクションを施すための組織化上必要
なごく僅かの余分なビットを除けば、8PSK/2AM
は16QAMと同程度のエラープロテクションビット速
度を達成できることが示されている。
【0054】図28は上の場合と同様、DSR(単一搬
送波)ならびにDAB(多重搬送波)の両方に適する6
4QAM変調器実現の方法を示している。この場合に
は、3個のの一般市場入手可能のDSR−4PSK−D
AB−COFDM変調器の出力が、加算段で振幅比1:
0.5:0.25で足し合わされ、それによりさらに大
きなデータ量が伝送可能となる。これから引き出される
ことであるが、変調に先立って、5ビットから6ビット
の変換を施すことにより、32QAMを派生的に導出す
ることも可能である。一般的に、単一変調器としての自
由度を維持しながら、振幅に対して減衰器を、また位相
に対して移相器を挿入することにより、また、変調点の
選択を可能とする先行論理手段を備えることにより、全
体のデータ量に対する自由度をも維持しながら、4PS
Kの要素(DSRまたはDAB規準の)からより高いオ
ーダーの変調器を構成することが可能である。
【0055】本発明者は、説明に適する特定の実施例を
参照することによって、本発明を説明してきたが、本発
明の精神と請求範囲から外れることなく、本発明につい
てなされる多くの変更や変形は、この分野の技術に精通
した何人にとっても明かであろう。したがって、本発明
者は、全てのこのような変更や変形が、本発明者のこの
分野への寄与の範囲内に正当に適正に包含されるよう
に、ここに承認せられる特許の範囲内に包含されるよう
に意図するものである。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば高度に開発されたDAB
伝送ネットワークシステムを、さらに前述の6本のデイ
ジタルステレオサウンド信号より多くの信号の伝送に適
するようにすることができ、また同時に、伝送ネットワ
ークの各送信ステーションに対してこれらの増大したデ
ータを簡単なシステムで供給することができる。本発明
のシステムによって、各送信ステーションの対応した広
帯域の送信機を通して、6本以上のプログラムの大量の
データを同時に放送したり、あるいは、HDTV品質に
至るまでの種々の品質のTV信号を各聴取者の受信機に
対して放送することが可能となる。HDTV品質の信号
を送信するためには、心理光学的モデルにもとづく適当
なデータ圧縮を経た上述のTV信号のデータ量を複数の
信号パケットに分割するか、あるいは、4PSK変調器
と市販のCOFDM符号器によって発生した高次変調モ
ード(8PSK/2Mあるいは16QAMあるいは64
QAM)が使うことができ、上記何れの場合にも、各送
信ステーションを通して、通常のDAB法で伝送できる
データ量よりはるかに多くのデータを送信することがで
きる。この発明のシステムのために必要なものは、デー
タ全体を構成する信号パケットを再構成するために対応
できるコンバーターを各聴取者の受信機に取り付けるこ
とと、送信側に設置した高次のPSK/QAM変調器に
対応した復調器を用いることだけである。そのような機
器は現在、一般に市場で入手可能な4PSK−COFD
Mの符号器/変調器の、このDABシステムへの適用に
よって、必要な伝送データ量の増加が特に簡単かつ廉価
に実現できる。すなわち4PSK変調器を複数個、加算
回路を通じて相互接続するだけでよく、特に新たに、変
調器を開発する必要はないのである。ただ、DAB基準
用にすでに開発されていた素子は用いている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の伝送ステーションネットワー
クの基本的回路図。
【図2】本発明の実施例の8個の信号パケットを示す模
式図。
【図3】本発明の実施例を示す送信装置の回路図。
【図4】本発明の実施例を示す受信送信装置の回路図。
【図5】本発明の実施例を示すDAB受信機の回路図。
【図6】本発明を実施し新規なFM変調器を使って衛星
リンクの伝送容量を2倍にする別の実施例の送信部の回
路図。
【図7】本発明を実施して新規なFM変調器を使って衛
星リンクの伝送容量を2倍にする上記の別実施例のDA
B受信部の回路図。
【図8】本発明を実施して送信機側にDSRシステムを
用いた基本的レイアウトの回路図。
【図9】本発明を実施した受信機の回路図。
【図10】本発明を実施して図3、図8、図9、図4の
各回路を組合せて構成したDABシステムの回路図。
【図11】本発明の実施例のシステムを図3、図8、図
9、図4及びその他の回路を用いて構成した例。
【図12】本発明の実施例のシステムを図3、図8、図
9及びその他の回路を用いて構成した例。
【図13】本発明を実施して衛星リンクの受信側と通常
のDAB又はデイジタル放送用の送信機に出力を供給す
るための伝送COFDM信号パケットの処理の流れを示
す回路図。
【図14】本発明を実施した16PSKのDSRの例の
回路図。
【図15】本発明実施例で例として4PSKと16PS
K(又は8PSK/2AM)に対するDSRの変形とそ
れにともなうビット速度、必要バンド幅、あるいはTV
チャンネル数を示す図。
【図16】本発明実施例で位相位置が互に45°オフセ
ットされた2個の4PSK変調器Mod1とMod2の
ベクトルダイアグラム。
【図17】本発明実施例で8PSK/2AMにおける諸
データを示す図。
【図18】本発明実施例と対比するため、米国でATT
Cにファイルされているデイジタル地上局HDTVテレ
ビジョンに対する規格を示す図。
【図19】本発明実施例の4PSKあるいは8PSK/
AMの利用に対する可能性の仕様を示す図。
【図20】本発明の実施例のDSR技術の利用と適用に
おけるDSRの実際のバンド幅の計算を示す図。
【図21】本発明の実施例で1個のトランスボンダーに
より2本のDSRチャンネルを送ることを示す図。
【図22】本発明の実施例で複数のプログラムを入力と
する狭帯域DSRを構成した例の回路図。
【図23】図22の実施例のn個の回路で衛星に信号を
供給した信号によりトランスポンダー上に形成されるバ
ンド構造の図。
【図24】本発明の実施例でDAB送信ステーションで
SDSR部分をフィルターし、4PSK復調し、COF
DM変調をして、DAB送信機から再び送信する状態を
示す回路図。
【図25】本発明を実施した他の高度な変調技術として
の4位相位置を用いた16QAM変調の原理を示す図。
【図26】本発明実施例でのDSR衛星リンクのデータ
量倍化のための16QAM変調の利用の原理図。
【図27】本発明の各実施例で、図14に示した8PS
K/2AM方式と図25、図26に示した16QAMの
両方式による変調方法の比較のための図。
【図28】本発明実施例に利用するDSR(単一搬送
波)ならびにDAB(多重搬送波)の両方に適する64
QAM変調器の実現の1例を示す図。
【符号の説明】
1 DABマルチプレクサー 2 チャンネル符号器 3 COFDM変調器 4 f1/f2 5 FM変調器 6 周波数コンバーター 20 FM変調器 21 FM変調器 21’90°移相器 22 搬送波発生器 23 アダー 25 第1FM復調器 26 第2FM復調器 27 搬送波発生器 30 DSRデータマルチプレクサー 31 チャンネル符号器 32 4PSK衛星変調器 33 搬送波発生器 34 周波コンバーター 35 マルチプレクサー 36 デイマルチプレクサー 37 チャンネル選択器 38 マルチプレクサー 39 デイマルチプレクサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04H 3/00 7240−5K H04L 27/34 27/18 Z 9297−5K H04N 7/12 (72)発明者 パウル ダムバハエル ドイツ連邦共和国 デー−84539 アムプ フインク モーツアルトストラーセ 24シ ー

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対応するデータ圧縮を行った後、各送信
    ステーションを通して放送されるべきデイジタルプログ
    ラムがCOFDM技術によって変調されるものであっ
    て、 送信されるべきデータ量を増大させるために、 放送されるべきデイジタルプログラムのデータが複数の
    COFDM信号パケットに分散され、これら複数のCO
    FDM信号パケットのそれぞれは前記各送信ステーショ
    ンを通じて同時に送信される、 ということを特徴とする、 DAB規準によって動作しているデイジタル放送送信機
    ネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 放送されるべきプログラムがデイジタル
    音声および/またはビデオプログラムであることを特徴
    とする請求項1記載のデイジタル放送送信機ネットワー
    クシステム。
  3. 【請求項3】 2個の4PSK−COFDM符号器・変
    調器がCOFDM信号パケットを発生するのに用いら
    れ、上記符号器・変調器は互いに45°オフセットされ
    た搬送波で動作し、それらの出力はアダー段で直接に混
    合されることを特徴とする請求項2記載のデイジタル放
    送送信機ネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 2個の4PSK−COFDM符号器・変
    調器がCOFDM信号パケットを発生するのに用いら
    れ、それらの出力がアダー段において1:0.5の振幅
    比で混合されることを特徴とする請求項2記載のデイジ
    タル放送送信機ネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 3個の4PSK−COFDM符号器・変
    調器がCOFDM信号パケットを発生するのに用いら
    れ、それらの出力がアダー段において1:0.5:0.
    25の振幅比で混合されることを特徴とする請求項2記
    載のデイジタル放送送信機ネットワークシステム。
  6. 【請求項6】 おのおの1.5MHzの幅を持つ計8個
    のCOFDM信号パケットが2本のテレビジョンバンド
    チャンネル上で送信機されることを特徴とする請求項2
    記載のデイジタル放送送信機ネットワークシステム。
  7. 【請求項7】 ローカルラジオのプログラムが少なくと
    も1個の上記のCOFDM信号パケットによって送信さ
    れ、送信機ネットワーク中の受信機が上記ローカルプロ
    グラムに対するスイッチング情報によって自動的に切り
    換えられるように設置されていることを特徴とする請求
    項2記載のデイジタル放送送信機ネットワークシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 HDTV品質に至るまでのデイジタルテ
    レビジョン信号のデータ圧縮されたデータが上記複数個
    のCOFDM信号パケットによって送信される(図2)
    ことを特徴とする請求項2記載のデイジタル放送送信機
    ネットワークシステム。
  9. 【請求項9】 DAB規準で運営されるデイジタル放送
    送信機ネットワークの個々の送信ステーションにデイジ
    タルプログラムを供給するために、増大したデータ量を
    送信するために変形されたDSR衛星リンクを用いるこ
    とを特徴とする請求項2記載のデイジタル放送送信機ネ
    ットワークシステム。
  10. 【請求項10】 DAB技術に従って処理された複数の
    COFDM信号パケットが衛星リンクを通じて各送信ス
    テーションに送信されることを特徴とする請求項9記載
    のデイジタル放送送信機ネットワークシステム。
  11. 【請求項11】 4個の各COFDM信号パケット(C
    1からC4)がチャンネル信号(C)を形成するため
    に混合され、衛星リンクのIF(中間周波数)搬送波の
    90°成分が2つのこのようなチャンネル信号で周波数
    変調あるいは位相変調されることを特徴とする請求項1
    0記載のデイジタル放送送信機ネットワークシステム。
  12. 【請求項12】 デイジタルCOFDMパケットがDS
    R技術に従って衛星リンクを通して送信ステーションに
    送信され、そこでは、4PSK変調器で、IF搬送波が
    変調され、ついで、衛星リンクの送信周波数に変換され
    ることを特徴とする請求項9記載のデイジタル放送送信
    機ネットワークシステム。
  13. 【請求項13】 DAB技術に従って処理された複数の
    各2.4Mbit/sのデータストリームが、4PSK
    変調器の2本の10.24Mbit/sデータストリー
    ムのためにデータマルチプレクサーを通して入力端(A
    、B)に供給されることを特徴とする請求項12記
    載のデイジタル放送送信機ネットワークシステム。
  14. 【請求項14】 処理された複数の各1.2から2.4
    Mbit/sのデータストリームがデータマルチプレク
    サーを通してDSR衛星リンクの4PSK変調器の2本
    の10.24Mbit/sのデータストリームに対する
    入力端に供給されることを特徴とする請求項9記載のデ
    イジタル放送送信機ネットワークシステム。
  15. 【請求項15】 4位相位置以上の位相位置からなる変
    調モードが適用された衛星リンクが用いられることを特
    徴とする請求項9記載のデイジタル放送送信機ネットワ
    ークシステム。
  16. 【請求項16】 4位相位置以上の位相位置からなるP
    SK変調(8PSK、16PSKあるいは、8PSK/
    2AM)が適用されることを特徴とする請求項15記載
    のデイジタル放送送信機ネットワークシステム。
  17. 【請求項17】 QAM規準に従う変調(16,32,
    または64QAM)が適用されることを特徴とする請求
    項15記載のデイジタル放送送信機ネットワークシステ
    ム。
  18. 【請求項18】 2個の4PSK変調器からなる変調器
    が用いられ、それぞれのデータ圧縮されたデータストリ
    ームが、それぞれ2個の4PSK変調器のおのおの2個
    の10.24Mbit/sのデータストリーム入力端に
    直接に供給されることを特徴とする請求項15記載のデ
    イジタル放送送信機ネットワークシステム。
  19. 【請求項19】 2本あるいはそれ以上のDSRチャン
    ネルが同時に対応するバンド幅のトランスポンダーに送
    信されることを特徴とする請求項12記載のデイジタル
    放送送信機ネットワークシステム。
  20. 【請求項20】 複数のデータストリームがDAB技術
    に従って個別に処理され、狭帯域DSR技術あるいは請
    求項16ならびに請求項17に請求されている変調モー
    ドの何れか1つで変調され、1搬送波1チャンネル(S
    CPC)法に従って衛星リンクを通して送信されること
    を特徴とする請求項9記載のデイジタル放送送信機ネッ
    トワークシステム。
  21. 【請求項21】 2本あるいはそれ以上の本数のデータ
    ストリームがDSR技術あるいは請求項16ならびに請
    求項17に請求されている変調モードの何れかに従って
    処理され、かつ、変調され、SCPC法に従って衛星リ
    ンクを通して送信されることを特徴とする請求項19記
    載のデイジタル放送送信機ネットワークシステム。
  22. 【請求項22】 対応するデータ圧縮を行った後、各送
    信ステーションを通して放送されるべきデイジタルプロ
    グラムがCOFDM技術に従って変調されるものであっ
    て、 送信されるべきデータ量を増大させるために、 COFDMシステムパケットに対して、2個あるいはそ
    れ以上の個数のCOFDM符号器であって、それぞれが
    4PSK変調器を有するものが用いられ、それらの出力
    が、4位相位置を持つ8PSK/2AM変調、16QA
    M変調あるいは64QAM変調が得られるように、アダ
    ー段で混合されるということを特徴とするDAB規準に
    よって動作しているデイジタル放送送信機ネットワーク
    システム。
  23. 【請求項23】 放送されるべきプログラムがデイジタ
    ルオーデイオプログラムおよび/またはデイジタルビデ
    オプログラムであることを特徴とする請求項22記載の
    デイジタル放送送信機ネットワークシステム。
  24. 【請求項24】 HDTV品質にまで至るデイジタルテ
    レビジョン信号のデータ圧縮されたデータが上記複数の
    COFDMパケットによって送信されることを特徴とす
    る請求項23記載のデイジタル放送送信機ネットワーク
    システム。
  25. 【請求項25】 DAB規準によって運用されているデ
    イジタル放送送信機ネットワークシステムのおのおのお
    送信ステーションにデイジタルプログラムを供給するた
    めに、増大したデータ量の送信に対応するように変形さ
    れたDSR衛星リンクが用いられることを特徴とする請
    求項23記載のデイジタル放送送信機ネットワークシス
    テム。
  26. 【請求項26】 DAB規準によって処理された複数の
    COFDM信号パケットが衛星リンクを通して個々の送
    信ステーションに送信されることを特徴とする請求項2
    3記載のデイジタル放送送信機ネットワークシステム。
  27. 【請求項27】 4個の各COFDM信号パケット(C
    1ないしC4)が混合されてチャンネル信号(C)が
    形成され、衛星リンクのIF搬送波の90°成分は2つ
    のこのようなチャンネル信号で周波数変調あるいは位相
    変調されることを特徴とする請求項26記載のデイジタ
    ル放送送信機ネットワークシステム。
  28. 【請求項28】 4PSK変調器でIF搬送波が変調さ
    れ、さらに周波数コンバーターによって衛星リンクの伝
    送周波数に変換されるDSR技術に従って、デイジタル
    COFDMパケットが衛星リンクを通して送信ステーシ
    ョンに送信されることを特徴とする請求項25記載のデ
    イジタル放送送信機ネットワークシステム。
  29. 【請求項29】 DAB技術に従って処理された複数の
    各2.4Mbit/sのデータストリームがデータマル
    チプレクサーを通して、4PSK変調器の2本の10.
    24Mbit/s用の入力端(A、B)に供給され
    ることを特徴とする請求項28記載のデイジタル放送送
    信機ネットワークシステム。
  30. 【請求項30】 処理された複数の各1.2から2.4
    Mbit/sのデータストリームがデータマルチプレク
    サーを通してDSR衛星リンクの4PSK変調器の2本
    の10.24Mbit/sのデータストリームに対する
    入力端に供給されることを特徴とする請求項25記載の
    デイジタル放送送信機ネットワークシステム。
  31. 【請求項31】 4位相位置以上の位相位置からなる変
    調モードが適用された衛星リンクが用いられることを特
    徴とする請求項25記載のデイジタル放送送信機ネット
    ワークシステム。
  32. 【請求項32】 4位相位置以上の位相位置からなるP
    SK変調(8PSK、16PSKあるいは、8PSK/
    2AM)が適用されることを特徴とする請求項31記載
    のデイジタル放送送信機ネットワークシステム。
  33. 【請求項33】 QAM規準に従う変調(16,32ま
    たは64QAM)が適用されることを特徴とする請求項
    31記載のデイジタル放送送信機ネットワークシステ
    ム。
  34. 【請求項34】 2個の4PSK変調器からなる変調器
    が用いられ、それぞれのデータ圧縮されたデータストリ
    ームが、それぞれ2個の4PSK変調器のおのおの2個
    の10.24Mbit/sのデータストリーム入力端に
    直接に供給されることを特徴とする請求項31記載のデ
    イジタル放送送信機ネットワークシステム。
  35. 【請求項35】 2本あるいはそれ以上の本数のDSR
    チャンネルが同時に対応するバンド幅のトランスポンダ
    ーに送信されることを特徴とする請求項28記載のデイ
    ジタル放送送信機ネットワークシステム。
  36. 【請求項36】 複数のデータストリームがDAB技術
    に従って個別に処理され、狭帯域DSR技術あるいは請
    求項32ならびに請求項33で請求されている変調モー
    ドの何れか1つで変調され、搬送波当り1チャンネル
    (SCPC)方式に従って衛星リンクを通して送信され
    ることを特徴とする請求項25記載のデイジタル放送送
    信機ネットワークシステム。
  37. 【請求項37】 2本あるいはそれ以上の本数のデータ
    ストリームがDSR技術あるいは請求項32ならびに請
    求項33に請求されている変調モードの何れかに従って
    処理され、かつ、変調され、SCPC法に従って衛星リ
    ンクを通して送信されることを特徴とする請求項35記
    載のデイジタル放送送信機ネットワークシステム。
  38. 【請求項38】 対応するデータ圧縮を行った後、各送
    信ステーションを通して放送されるべきデイジタルプロ
    グラムがCOFDM技術に従って変調されるものであっ
    て、 送信されるべきデータ量を増大させるために、 放送されるべきデイジタルプログラムのデータが複数の
    COFDM信号パケットに分配され、これら複数の上記
    COFDM信号パケットのそれぞれは前記各送信ステー
    ションを通して同時に送信され、 また、 COFDMシステムパケットに対して、2個あるいはそ
    れ以上の個数のCOFDM符号器であって、それぞれが
    4PSK変調器を有するものが用いられ、それらの出力
    が、4位相位置を持つ8PSK/2AM変調、16QA
    M変調あるいは64QAM変調が得られるように、アダ
    ー段で混合されるということを特徴とするDAB規準に
    よって動作しているデイジタル放送送信機ネットワーク
    システム。
  39. 【請求項39】 放送されるべきプログラムがデイジタ
    ル音響プログラムおよび/またはデイジタルビデオプロ
    グラムであることを特徴とする請求項38記載のデイジ
    タル放送送信機ネットワークシステム。
  40. 【請求項40】 2台の4PSK−COFDM符号器/
    変調器がCOFDM信号パケットを生成するのに用いら
    れ、上記符号器/変調器放送は互いに45°だけオフセ
    ットされた搬送波で動作され、それらの出力は直接アダ
    ー段で混合されることを特徴とする請求項39記載のデ
    イジタル放送送信機ネットワークシステム。
  41. 【請求項41】 2台の4PSK−COFDM符号器/
    変調器がCOFDM信号パケットを生成するのに用いら
    れ、それらの出力がアダー段で1:0.5の振幅比で混
    合されることを特徴とする請求項39記載のデイジタル
    放送送信機ネットワークシステム。
  42. 【請求項42】 3台の4PSK−COFDM符号器/
    変調器がCOFDM信号パケットを生成するのに用いら
    れ、それらの出力がアダー段で1:0.5:0.25の
    振幅比で混合されることを特徴とする請求項39記載の
    デイジタル放送送信機ネットワークシステム。
  43. 【請求項43】 各1.5MHz幅を持つ計8個のCO
    FDM信号パケットが2本のテレビジョンバンドのチャ
    ンネルにのせて送信されることを特徴とする請求項39
    記載のデイジタル放送送信機ネットワークシステム。
  44. 【請求項44】 ローカルなラジオプログラムが少なく
    とも1個の上記COFDM信号パケットデータ送信さ
    れ、送信機ネットワークの受信機は上記ローカルプログ
    ラムに対するスイッチング情報によって自動的にスイッ
    チされるように適用されることを特徴とする請求項39
    記載のデイジタル放送送信機ネットワークシステム。
  45. 【請求項45】 HDTV品質にまで至るデイジタルテ
    レビジョン信号のデータ圧縮されたデータが上記複数の
    COFDMパケットによって送信されることを特徴とす
    る請求項39記載のデイジタル放送送信機ネットワーク
    システム。
  46. 【請求項46】 DAB規準によって運用されているデ
    イジタル放送送信機ネットワークシステムのおのおのお
    送信ステーションにデイジタルプログラムを供給するた
    めに、増大したデータ量の送信に対応するように変形さ
    れたDSR衛星リンクが用いられることを特徴とする請
    求項39記載のデイジタル放送送信機ネットワークシス
    テム。
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