JPH06221481A - ホース - Google Patents

ホース

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Publication number
JPH06221481A
JPH06221481A JP5009267A JP926793A JPH06221481A JP H06221481 A JPH06221481 A JP H06221481A JP 5009267 A JP5009267 A JP 5009267A JP 926793 A JP926793 A JP 926793A JP H06221481 A JPH06221481 A JP H06221481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
hose part
mating member
seal piece
axial direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5009267A
Other languages
English (en)
Inventor
Fujio Ninomiya
藤雄 二之宮
Hiroyuki Mori
浩之 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP5009267A priority Critical patent/JPH06221481A/ja
Publication of JPH06221481A publication Critical patent/JPH06221481A/ja
Priority to US08/538,802 priority patent/US5829483A/en
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】シール構造を改良したホースを提供すること。 【構成】このホースは、ゴム製の蛇腹付き外ホース部1
とポリアミド樹脂製の蛇腹付き内ホース部2とで構成さ
れている。外ホース部1の外端部11の端には筒状の折
曲シール片25が一体的に延設されている。相手部材3
00の外周面と内ホース部2の内端部21との境界域
は、折曲シール片25でシールされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はホースに関する。本発明
に係るホースはガソリン燃料等を送給する燃料ホースに
適する
【0002】
【従来の技術】近年、図3に示す様に、ゴムを基材とす
る外ホース部100と、外ホース部100に略同軸的に
保持された樹脂を基材とするバリヤ性が高い内ホース部
200とで構成されたホースが開発されている。このも
のでは、相手部材300を接続する際、相手部材300
の外周面と内ホース部200の端部201の内周面との
間に、別部品であるゴム製の筒状のシール部材400を
介装する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した実情
に鑑みなされたものであり、その目的は、シール構造を
改良したホースを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のホースは、外端
部をもつゴムを基材とする外ホース部と、外ホース部に
略同軸的に保持され相手部材が嵌合する内端部をもつ樹
脂を基材とする内ホース部とで構成され、外ホース部の
外端部は、内ホース部の内端部の内面側に折り曲げられ
ると共に相手部材と内ホース部の内端部との境界域をシ
ールする筒状の折曲シール片を備えていることを特徴と
するものである。
【0005】外ホース部の材質は適宜選択できるが、耐
火炎性、耐摩耗性、耐油性等を考慮してニトリルゴム
(NBR)系、ニトリルゴム(NBR)と塩化ビニル
(PVC)との混合物、エピクロロヒドリンゴム(C
O、ECO)系、フッ素ゴム系(FKM系)、CHC系
を採用できる。内ホース部の材質は適宜選択できるが、
バリヤ性に優れたポリアミド樹脂(PA)を採用でき
る。特に柔軟性を考慮して11ナイロンを採用できる。
【0006】一般的には、内ホース部と外ホース部との
間には筒状空気層が形成されている。
【0007】
【作用】相手部材とホースとを接続する際には、相手部
材と内ホース部の内端部との境界域は、折曲シール片で
シールされる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係るホースの実施例を図1、
図2を参照して説明する。この例に係るホースは、外ホ
ース部1と、外ホース部1の中央孔1i内に配置された
内ホース部2とで構成されている。外ホース部1は、軸
方向の中間域に位置する第1の蛇腹筒部10と、軸方向
の両端部に設けられた外端部11とで形成されている。
第1の蛇腹筒部10はリング状にのびる頂部10a及び
谷部10cをもつ。頂部10aの外径は40〜80mm
程度に設定されている。谷部10cの内径は30〜70
mm程度に設定されている。隣り合う頂部10a間のピ
ッチは10〜20mm程度に設定されている。
【0009】外ホース部1の材質は、耐火炎性、耐摩耗
性、耐油性等を考慮してニトリルゴムと塩化ビニル(P
VC)との混合物が採用されている。外ホース部1は、
加硫型を用いる型成形により170〜190°C程度で
加硫処理されて形成されている。組付前の状態の外ホー
ス部1は図2に示されている。図2に示す様に、外ホー
ス部1の外端部11の端には、リング状の段面25cを
備えた薄肉筒状の折曲シール片25が一体的に延設され
ている。
【0010】内ホース部2は、軸方向の中央域に位置す
る第2の蛇腹筒部20と、軸方向の両端部に設けられた
内端部21とで形成されている。第2の蛇腹筒部20は
リング状にのびる頂部20a及び谷部20cをもつ。頂
部20aの外径は20〜60mm程度に設定されてい
る。谷部20cの内径は18〜58mm程度に設定され
ている。隣り合う頂部20a間のピッチは、外ホース部
1の頂部10a間のピッチよりも小さく、1〜5mm程
度に設定されている。内ホース部2の内周面により、ガ
ソリン燃料等の流体が通過する通過孔2iが形成されて
いる。
【0011】内ホース部2の材質は、バリヤ性及び柔軟
性を考慮してポリアミド樹脂(11ナイロン)が採用さ
れている。内ホース部2はブロー成形により成形されて
いる。本実施例では、外ホース部1及び内ホース部2を
別々に成形し、図1から理解できる様に、筒状の折曲シ
ール片25を内側に折り曲げてリング状空間25eを形
成すると共に、リング状空間25eに内ホース部2の内
端部21を挿入し、その後、リング状のクランプ4を外
ホース部1の外端部11にクランプする。これにより第
2の蛇腹筒部20と第1の蛇腹筒部10との間には、筒
状空気層3が形成されている。
【0012】この様に構成したホースは、ガソリン燃料
等の流体が通過する経路に組付けられ、流体送給用とし
て使用される。ホースの組付の際には、蛇腹筒部10、
20の伸縮性、屈曲性が利用され、組付誤差も蛇腹筒部
10、20により吸収できる。また使用時における振動
も蛇腹筒部10、20により吸収できる。以上説明した
様に本実施例では、外ホース部1の外端部11は、内ホ
ース部2の内端部21の内面側に折り曲げられた薄肉筒
状の折曲シール片25を備えており、相手部材300と
ホースとを接続する際には、相手部材300の外周面と
内ホース部2の内端部21との境界域は、ゴム製の折曲
シール片25でシールされる。
【0013】また本実施例では、外ホース部1の外端部
11と折曲シール片25とで内ホース部2の内端部21
は、径内方向及び径外方向の双方から包み込まれている
ので、クランプ4の緊結力が減少して流体である燃料が
内ホース部2の内面を伝わって漏れようとしても、外方
には漏れない。更に本実施例では、内ホース部2の第2
の蛇腹筒部20と外ホース部1の第1の蛇腹筒部10と
の間には筒状空気層3が形成されているため、ホースが
撓み変形する際、第1の蛇腹筒部10と第2の蛇腹筒部
20とはそれぞれ独立して変形でき、従って、ホースの
柔軟性が確保される。
【0014】また本実施例では、内ホース部2と外ホー
ス部1とが2重ホース構造を構成するので、バリヤ性の
確保に有利であり、特に、内ホース部2がバリヤ性に優
れたポリアミド樹脂で形成されているため、ガソリン燃
料等の流体の透過阻止、蒸発阻止に有利である。また本
実施例では、加硫ゴムで形成された外ホース部1は耐火
炎性を有するので、ホース外の火炎に対する内ホース部
2の保護性が確保される。
【0015】更に、内ホース部2と外ホース部1との間
に形成された筒状空気層3は、空気断熱層としても作用
するため、ホース外の熱が内ホース部2に伝達されにく
くなり、内ホース部2に対する断熱性、内ホース部2の
耐火炎性が一層確保される。更に本実施例では、内ホー
ス部2の第2蛇腹筒部20の波高さ、ピッチは外ホース
部1に比較して小さいので、内ホース部2の通過孔2i
を通るガソリン燃料等の流体の通過抵抗の低減化、流体
の乱流化防止にも貢献である。
【0016】
【発明の効果】本発明に係るホースによれば、相手部材
の外周面と内ホース部の内端部との境界域は、折曲シー
ル片でシールされるので、別部品を不要ならしめ得、組
付け忘れもない。更に外ホース部と折曲シール片とは一
体化されているので、別部品のシール片に比較してシー
ル性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るホースの断面図である。
【図2】組付け前の状態における内ホース部の断面図で
ある。
【図3】従来例に係るホースに相手部材を挿入した状態
の要部の断面図である。
【符号の説明】
図中、1は外ホース部、10は第1の蛇腹筒部、2は内
ホース部、20は第2の蛇腹筒部、25は折曲シール
片、3は筒状空気層を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外端部をもつゴムを基材とする外ホース部
    と、 該外ホース部に略同軸的に保持され相手部材が嵌合する
    内端部をもつ樹脂を基材とする内ホース部とで構成さ
    れ、 該外ホース部の該外端部は、該内ホース部の該内端部の
    内面側に折り曲げられると共に該相手部材と該内ホース
    部の該内端部との境界域をシールする筒状の折曲シール
    片を備えていることを特徴とするホース。
JP5009267A 1992-10-30 1993-01-22 ホース Pending JPH06221481A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5009267A JPH06221481A (ja) 1993-01-22 1993-01-22 ホース
US08/538,802 US5829483A (en) 1992-10-30 1995-10-03 Hose

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5009267A JPH06221481A (ja) 1993-01-22 1993-01-22 ホース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06221481A true JPH06221481A (ja) 1994-08-09

Family

ID=11715675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5009267A Pending JPH06221481A (ja) 1992-10-30 1993-01-22 ホース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06221481A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5791696A (en) * 1993-06-14 1998-08-11 Tokai Rubber Industries, Ltd. Hose with a protector
US6296282B1 (en) * 1997-02-18 2001-10-02 Witzenmann Gmbh Metallschlauch-Fabrik Pforzheim Articulated connecting element for piping elements
US6412520B1 (en) 1999-05-20 2002-07-02 Marugo Rubber Industries, Ltd. Hose for fuel piping
US6478341B1 (en) 1999-05-27 2002-11-12 Tokai Rubber Industries, Ltd. Tube clamping structure

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5791696A (en) * 1993-06-14 1998-08-11 Tokai Rubber Industries, Ltd. Hose with a protector
US6296282B1 (en) * 1997-02-18 2001-10-02 Witzenmann Gmbh Metallschlauch-Fabrik Pforzheim Articulated connecting element for piping elements
US6412520B1 (en) 1999-05-20 2002-07-02 Marugo Rubber Industries, Ltd. Hose for fuel piping
US6478341B1 (en) 1999-05-27 2002-11-12 Tokai Rubber Industries, Ltd. Tube clamping structure

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