JPH06221318A - スタッドボルト - Google Patents

スタッドボルト

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JPH06221318A
JPH06221318A JP1113293A JP1113293A JPH06221318A JP H06221318 A JPH06221318 A JP H06221318A JP 1113293 A JP1113293 A JP 1113293A JP 1113293 A JP1113293 A JP 1113293A JP H06221318 A JPH06221318 A JP H06221318A
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JP
Japan
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bolt
main body
nut
insertion hole
diameter
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JP1113293A
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English (en)
Inventor
Masuo Ishida
益雄 石田
Koji Kanegae
幸治 鐘ケ江
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SANKIYUU KK
Sankyu Inc
Original Assignee
SANKIYUU KK
Sankyu Inc
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 石油設備等のパイプとバルブとを接続するス
タッドボルトにおいて、ボルト本体11のパイプ側に配
置される一端部に挿入孔14を形成し、クサビ部材とし
てのテーパーピン17を打ち込む。挿入孔14とボルト
本体11の外周との間に画成される拡径部16が弾性変
形して拡径し、一端側に螺着されたナット13を押圧し
てボルト本体11に一体化されるので、このナット13
をスパナやレンチによって保持することにより、スタッ
ドボルト取り外し時のボルト本体11の回動が拘束され
る。 【効果】 ボルトが抜き取り不可能になるような事態を
未然に防いで、作業を確実かつ簡略に行なうことが可能
となり、設備の保守や点検に余計な労力や時間が費やさ
れるのを防止して作業の効率化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石油やガスの生産設備
における配管の接続等に用いられるスタッドボルトに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】このような石油やガスの生産設備の配管
等において、パイプとパイプ、あるいはパイプとバルブ
とを接続するのに、スタッドボルトが用いられる。この
スタッドボルトは、軸状のボルト本体の両端部外周に雄
ネジ部が形成されたもので、この雄ネジ部にナットが螺
着されて使用に供される。
【0003】例えば図5は、このようなスタッドボルト
によって石油設備等の配管の2本のパイプ1,1をバル
ブ2を介して接続する場合を示すものである。この図に
おいて両パイプ1,1は、その端部に設けられたフラン
ジ3,3をそれぞれバルブ2のフランジ4,4に密着さ
せて継ぎ合わされており、これらのフランジ3,4に形
成された透孔にスタッドボルト5…をパイプ1側から挿
通した上で、その両端にナット6…を螺着して締め付け
ることにより、パイプ1,1とバルブ2とが接続、固定
されている。
【0004】ところで、このようなバルブ2において
は、フランジ4,4よりもバルブ本体7の方が外径が大
きく、かつバルブ本体7とフランジ4,4との間にあま
り大きなクリアランスがとられていない場合が多い。パ
イプ1,1とバルブ2とを接続するに際してスタッドボ
ルト5をパイプ1側から挿通するのはこのためであり、
バルブ2側からは挿通できない場合があるからである。
従って、設備の保守・点検、あるいはパイプ1やバルブ
2の交換等の際にスタッドボルト5を取り外す場合にお
いても、該スタッドボルト5をパイプ1側に抜き出すよ
うにしなければならない。そして、このスタッドボルト
5を取り外す場合には、該スタッドボルト5の両端に螺
着されたナット6,6にスパナやレンチ等をかけて、パ
イプ1側のナット6aを固定するとともにバルブ2側の
ナット6bを回動させ、該ナット6bを緩めてスタッド
ボルト5から取り外した後に、スタッドボルト5をナッ
ト6aごとパイプ1側に抜き出すようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
バルブ2側のナット6bのみを回動させてスタッドボル
ト5から取り外そうとしても、両ナット6a,6bの締
め付け具合いの差や回動時のスパナやレンチへの力の入
れ方の違いによっては、バルブ2側のナット6bが緩ま
ずにパイプ1側のナット6aが緩んでしまい、これによ
ってスタッドボルト5をパイプ1側に抜き出すことがで
きなくなる場合がある。しかして、このような事態に陥
った場合には、スタッドボルト5をバルブ2側に引き出
した状態で、その基端部側を鋸やガスバーナーで切断し
たり、あるいはスタッドボルト5のバルブ2側にいわゆ
るダブルナットをかけたりしてナット6bを取り外さな
ければならず、余計な労力と時間とを費やす結果とな
る。特に、上述のような石油やガスの生産設備において
は火気を使用することは厳禁であり、ガスバーナーによ
る切断や、火花の飛び散るおそれのある鋸による切断は
行なうことができないため、スタッドボルト5を抜脱す
る手段も自ずと制限されざるを得なくなり、いっそう多
大な労力および時間を要することとなってしまう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するためになされたもので、軸状のボルト本体
の両端部外周に、ナットが螺着可能な雄ネジ部が形成さ
れて成るスタッドボルトにおいて、上記ボルト本体の一
端に、該ボルト本体の回動を拘束するための拘束部材を
取り付け、この拘束部材を、クサビ部材を挿入すること
によって拡径する拡径部を介して上記ボルト本体に固定
可能としたことを特徴とする。
【0007】ここで、上記拘束部材および拡径部の構成
としては、一つには、上記ボルト本体の一端に、上記ク
サビ部材が挿入される挿入孔を形成し、当該ボルト本体
の一端の上記雄ネジ部と上記挿入孔との間に画成される
壁部を上記拡径部とするとともに、該雄ネジ部に螺着さ
れる上記ナットを上記拘束部材とした構成を採ることが
できる。また、上記ボルト本体の一端に取付孔を形成す
るとともに、上記拘束部材には上記取付孔に嵌挿可能な
脚部と、上記ボルト本体の回動を拘束するための頭部と
を設け、さらに上記脚部には上記クサビ部材が挿入され
る挿入孔を形成して、当該脚部の外周面と上記挿入孔と
の間に画成される壁部を上記拡径部とする構成を採るこ
ともできる。
【0008】
【作用】上記構成のスタッドボルトによれば、クサビ部
材を挿入することによって拡径部が拡径し、これによっ
てボルト本体の一端に取り付けられた拘束部材が押圧さ
れてボルト本体と一体化するため、この拘束部材をスパ
ナやレンチ等によって保持することによりボルト本体の
回転を拘束することができ、ナットの締め付け具合いや
力の入れ方に関わらずボルト本体の他端側に螺着された
ナットのみを緩めることが可能となる。従って、上述の
ようにパイプとバルブとを接続するに際して、ボルト本
体の上記一端側がパイプ側に配置されるようにして当該
スタッドボルトを取り付けることにより、バルブの交換
等の際にはパイプ側のナットが緩むのを防いで容易にス
タッドボルトを抜き外すことが可能となる。
【0009】ここで、上記拘束部材としてボルト本体一
端側の雄ネジ部に螺着されるナットを使用する場合に
は、クサビ部材をボルト本体一端に形成された挿入孔に
挿入することにより、この挿入孔と上記雄ネジ部との間
に画成される壁部が拡径部として弾性変形を起こして拡
径し、これによってナットが押圧されてボルト本体と一
体化せしめられる。従って、この場合には、上記一端側
のナットをスパナ等によって保持して固定すればよい。
また、ボルト本体の一端に取付孔を形成するとともに、
拘束部材としてこの取付孔に嵌挿可能、かつクサビ部材
が挿入される挿入孔を有する脚部を備えたものを使用す
る場合には、クサビ部材を挿入孔に挿入した状態で拘束
部材の脚部を取付孔に嵌挿することにより、この脚部の
外周面と上記挿入孔との間に画成される壁部が拡径部と
して弾性変形して拡径し、これによって取付孔の内周面
が押圧されて拘束部材とボルト本体とが一体化される。
しかして、この場合には拘束部材の頭部を保持して固定
することにより、ボルト本体の回動を拘束することが可
能となる。
【0010】
【実施例】図1および図2は、本発明の一実施例を示す
ものである。これらの図において符号11はスタッドボ
ルトのボルト本体であり、その外周には該ボルト本体1
1の全長に亙って雄ネジ部12が形成されている。ま
た、符号13は、ボルト本体11の両端の雄ネジ部12
に螺着されるナットのうち該ボルト本体11の一端側
(図1および図2において左側)の雄ネジ部12に螺着
されるナットである。ただし、本実施例ではボルト本体
11の他端側(図1および図2において右側)は、従来
のスタッドボルトと変わることがないので、図示を略し
てある。
【0011】そして、このボルト本体11の上記一端側
には、該ボルト本体11の中心軸線Oに沿って挿入孔1
4が形成されている。この挿入孔14は、本実施例では
ボルト本体11の一端側の開口部から他端側に向かうに
従い漸次縮径するテーパ孔状に形成されている。また、
この挿入孔14は、その孔底が上記中心軸線Oの方向に
おいてボルト本体11の一端側に螺着される上記ナット
13の位置に達するように穿設されている。
【0012】さらに、上記ボルト本体11の一端部に
は、挿入孔14の内周とボルト本体11の外周とを連通
せしめるように、スリット15が上記軸線O方向に沿っ
て形成されており、上記挿入孔14の内周とボルト本体
11の外周、およびこのスリット15とによって該ボル
ト本体11の一端に画成される円筒状の壁部が、本実施
例における拡径部16とされている。しかして、この拡
径部16は、本実施例におけるクサビ部材としてのテー
パーピン17を上記挿入孔14に打ち込んで挿入するこ
とにより、弾性変形を起こして上記中心軸線Oに対する
径方向外側に拡径可能とされている。
【0013】このような構成のスタッドボルトを例えば
図5に示したような石油やガス設備等のパイプとバルブ
との接続に用いる場合には、上記拡径部16が設けられ
た一端部をパイプ側(図5におけるナット6a側)に向
けてボルト本体11を各フランジに形成された透孔に挿
通し、次いで該ボルト本体11の両端にナット13,1
3を螺着して締め付け、パイプ側のフランジとバルブ側
のフランジとを密着させる。しかる後、ボルト本体11
の上記一端部に形成された挿入孔14にテーパーピン1
7を打ち込んで挿入すると、上述のように拡径部16が
該テーパーピン17によって押し広げられて拡径し、こ
れによって一端側に螺着されたナット13が押圧されて
ボルト本体11に強固に固着され、一体化される。
【0014】そして、設備の保守、点検等の際に当該ス
タッドボルトを取り外す場合には、従来のスタッドボル
トと同様にボルト本体11の両端に螺着されたナット1
3,13にスパナやレンチ等をかけ、ボルト本体11の
一端側に螺着されたナット13を固定して他端側のナッ
トを緩めるようにすればよい。ここで、上記構成のスタ
ッドボルトでは、テーパーピン17によって拡径部16
が拡径し、一端側のナット13がボルト本体11に一体
化されているので、この一端側のナット13に対するボ
ルト本体11の回動は拘束されることとなり、これによ
って他端側のナットのみが回動して緩められる。すなわ
ち、上記構成のスタッドボルトにおいては、クサビ部材
としてのテーパーピン17によりボルト本体11に一体
化される上記一端側のナット13が、ボルト本体11の
回動を拘束するための拘束部材とされることとなる。
【0015】このように上記構成のスタッドボルトによ
れば、一端側のナット13をボルト本体11に一体化し
て該ボルト本体11の回動を拘束することができ、ナッ
トの締め付け具合いやスパナやレンチ等への力の入れ方
等に関わらず他端側のナットとボルト本体11とが一体
に回動するのを防いで、この他端側のナットのみを容易
に緩めることが可能となる。従って、上述のように上記
一端側をパイプ側に配置して当該スタッドボルトにより
パイプとバルブとを接続することにより、設備の保守、
点検等の際にボルトが抜き取れなくなるような事態が生
じるのを未然に防いで作業を確実かつ簡略に行なうこと
を可能とし、かかる保守、点検に余計な労力や時間が費
やされるのを防止して作業の効率化を図ることができ
る。
【0016】また、本実施例ではボルト本体11の一端
側に螺着されるナット13がそのままボルト本体11の
回動を拘束する回動部材とされているとともに、ボルト
本体11の一端に形成された挿入孔14にクサビ部材と
してのテーパーピン17を挿入するだけで上記拡径部1
6が拡径してボルト本体11とナット13とが一体化さ
れるため、従来のスタッドボルトに僅かに手を加えるだ
けで容易に実施することが可能であり、また新たに必要
とされる部品も最小限で済むという利点が得られる。さ
らに本実施例では、ボルト本体11の一端側に挿入孔1
4とボルト本体11の外周とを連通するようにスリット
15が形成されており、これによってこれら挿入孔14
とボルト本体11外周との間に画成される拡径部16の
弾性変形を大きくさせることができるので、拘束部材と
してのナット13をより強く押圧して一層強固にナット
13とボルト本体11とを一体化させることが可能であ
るという利点も得られる。
【0017】次に、図3および図4は本発明の他の実施
例を示すものである。これらの図に示す実施例において
も、ボルト本体21の外周にはその全長に亙って雄ネジ
部22が形成されており、両端にナット23,23が螺
着されて石油、ガス設備等のパイプやバルブの接続に供
される。ただし、本実施例においてもボルト本体21の
他端側(図3および図4において右側)は、従来のスタ
ッドボルトと変わらないので図示が略されている。ま
た、本実施例でもボルト本体21の一端部(図3および
図4において左端部)には他端側に向けて孔部が穿設さ
れているが、この孔部は図1および図2に示した実施例
の挿入孔14のようなテーパー孔状ではなく、ボルト本
体21の中心軸線Oに沿ったストレート孔状とされてい
て、後述する拘束部材の取付孔24とされている。
【0018】一方、本実施例における拘束部材は、図3
中左側に示すように頭部25aと脚部25bとを備えた
ピン25であり、頭部25aは六角ボルト頭状に形成さ
れてスパナやレンチ等がかけられるようになっている一
方、脚部25bは円筒軸状に形成されていて、その外径
はボルト本体21の上記取付孔24に嵌挿可能な大きさ
に設定されている。また、この円筒軸状の脚部25bの
内周の孔部は、該脚部25bの先端から頭部25a側の
基端側に向かうに従い、その内径が漸次縮径するテーパ
ー孔状に形成されており、この孔部が本実施例における
挿入孔26とされている。さらに、この挿入孔26の内
周面と脚部25bの外周面との間に画成される円筒状の
壁部が、本実施例における拡径部27とされていて、こ
の拡径部27は、本実施例におけるクサビ部材としての
テーパーピン28を上記挿入孔26に打ち込んで挿入す
ることにより、径方向外側に弾性変形して拡径可能とさ
れている。
【0019】このような構成のスタッドボルトも、パイ
プとバルブ等の接続に用いる際には図1および図2に示
した実施例のスタッドボルトと同様、拘束部材としての
ピン25が取り付けられる一端部をパイプ側に向けてボ
ルト本体21を配置し、その両端にナット23,23を
螺着して締め付けることにより、パイプ側のフランジと
バルブ側のフランジとが密着せしめられて接続される。
次いで、挿入孔26にテーパーピン28を挿入した状態
で、テーパーピン28ごとピン25の脚部25bをボル
ト本体21の取付孔24に嵌挿すると、テーパーピン2
8が取付孔24の孔底に当接して挿入孔26内に打ち込
まれる。そしてこれにより、テーパーピン28の外側に
位置する拡径部27が弾性変形して拡径し、該拡径部2
7の外周、すなわちピン25の脚部25bの外周が取付
孔24の内周に密着して押圧され、ボルト本体21に拘
束部材としてのピン25が強固に固着されて一体化され
る。
【0020】従って本実施例では、設備の保守、点検等
の際にスタッドボルトを引き抜く場合には、スパナやレ
ンチをボルト本体21の一端側のナット23にはかけず
にピン25の頭部25aにかけることにより、ピン25
に対するボルト本体21の回動を拘束することができ
る。そして、この状態のまま、ボルト本体21の他端側
に螺着されたナットにスパナやレンチをかけて回動させ
ることにより、この他端側のナットのみを回動させて緩
めることができるので、本実施例によっても図1および
図2に示した実施例と同様の効果を奏功することが可能
となる。
【0021】また本実施例では、テーパーピン28が挿
入されて弾性変形により拡径する拡径部27が、図1お
よび図2に示した実施例のようにボルト本体11ではな
く、ボルト本体21に取り付けられる拘束部材としての
ピン25の脚部25bに設けられているため、ボルト本
体21自体には何等変形等を与えることなく、スタッド
ボルトの抜脱を行なうことができるという利点も得られ
る。なお、本実施例では、この拡径部27は挿入孔26
の内周と脚部25bの外周との間の円筒部として画成さ
れているが、例えばこれに図1および図2に示した実施
例のようなスリットを形成することにより、該拡径部2
7を大きく拡径せしめて一層強固にボルト本体21とピ
ン25とを一体化させるようにすることも可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ク
サビ部材により拡径部が拡径してボルト本体と拘束部材
とが一体化され、ボルト本体の拘束部材に対する回動が
拘束されるので、この拘束部材を、ボルト本体を引き抜
くべき側に配置してレンチやスパナにより保持すること
により、ナットの締め付け具合いや力の入れ方に関わら
ず他の側に螺着されたナットのみを容易に緩めることが
可能となる。従って、ボルトが抜き取り不可能になるよ
うな事態を未然に防いで、作業を確実かつ簡略に行なう
ことが可能となり、設備の保守や点検に余計な労力や時
間が費やされるのを防止して作業の効率化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部破断側面図であ
る。
【図2】図1に示す実施例においてテーパーピン17を
打ち込んだ状態を示す一部破断側面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す側面図である。
【図4】図3に示す実施例においてピン25およびテー
パーピン28を取り付けた状態を示す一部破断側面図で
ある。
【図5】スタッドボルトが用いられるパイプ1,1とバ
ルブ2との接続部を示す図である。
【符号の説明】
11,21 ボルト本体 13 ナット(拘束部材) 14,26 挿入孔 15 スリット 16,27 拡径部 17,28 テーパーピン(クサビ部材) 23 ナット 24 取付孔 25 ピン 25a 頭部 25b 脚部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸状のボルト本体の両端部外周に、ナッ
    トが螺着可能な雄ネジ部が形成されて成るスタッドボル
    トにおいて、上記ボルト本体の一端には、該ボルト本体
    の回動を拘束するための拘束部材が取り付けられ、この
    拘束部材は、クサビ部材を挿入することによって拡径す
    る拡径部を介して上記ボルト本体に固定可能とされてい
    ることを特徴とするスタッドボルト。
  2. 【請求項2】 上記ボルト本体の一端には、上記クサビ
    部材が挿入される挿入孔が形成されており、当該ボルト
    本体の一端の上記雄ネジ部と上記挿入孔との間に画成さ
    れる壁部が上記拡径部とされるとともに、該雄ネジ部に
    螺着される上記ナットが上記拘束部材とされていること
    を特徴とする請求項1記載のスタッドボルト。
  3. 【請求項3】 上記ボルト本体の一端には取付孔が形成
    されるとともに、上記拘束部材には上記取付孔に嵌挿可
    能な脚部と、上記ボルト本体の回動を拘束するための頭
    部とが設けられており、さらに上記脚部には上記クサビ
    部材が挿入される挿入孔が形成されていて、当該脚部の
    外周面と上記挿入孔との間に画成される壁部が上記拡径
    部とされていることを特徴とする請求項1記載のスタッ
    ドボルト。
JP1113293A 1993-01-26 1993-01-26 スタッドボルト Withdrawn JPH06221318A (ja)

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