JPH0621879A - コードレス電話装置 - Google Patents

コードレス電話装置

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JPH0621879A
JPH0621879A JP4196256A JP19625692A JPH0621879A JP H0621879 A JPH0621879 A JP H0621879A JP 4196256 A JP4196256 A JP 4196256A JP 19625692 A JP19625692 A JP 19625692A JP H0621879 A JPH0621879 A JP H0621879A
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JP
Japan
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telephone
reception
connector
signal
transmission
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Pending
Application number
JP4196256A
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English (en)
Inventor
Takashi Shiga
崇 志賀
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0621879A publication Critical patent/JPH0621879A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/14Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing calcium sulfate cements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Materials Engineering (AREA)
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 接続装置と電話機間の通話チャネル設定に係
る情報の送受を無線の制御チャネルを介さずに行なうこ
とで、着信時の応答時間ならびに発信時の直流ループ閉
結時間を短縮する。 【構成】 電話機3が接続装置2に接続されると、電話
機側および接続装置側の情報送受用コネクタ部27,4
1が結合される。そして、これらのコネクタ部27,4
1を介して通話チャネル設定に係る情報の送受を行な
う。なお、機械的なコネクタを用いずに光信号によって
情報の送受を行なってもよい。また、電話機3内の電池
を充電するためのコネクタ部29,42を利用して情報
の送受を行なってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電話回線とのインタフ
ェースを行なう接続装置に電話機を装着することのでき
るいわゆる1ピース型のコードレス電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コードレス電話装置は電話回線に接続さ
れる接続装置と持ち運びができる電話機からなり、両者
の間の通信には電波が用いられている。このコードレス
電話装置では限られた通話チャネルを多くの装置で均等
に利用できるように、複数の通話チャネルの中から空き
のチャネルを選定して接続装置と無線電話機の通話チャ
ネルを形成するマルチチャネルアクセス(MCA)方式
が採用されている。
【0003】MCA方式では、接続装置と電話機のそれ
ぞれが混信の有無を確認してから送信を行なうよう構成
されている。例えば着信を受けた場合、接続装置は複数
の通話チャンネルの中から空いているチャンネルをサー
チし、制御チャネルを用いて空きチャンネル情報を電話
機へ無線伝送する。電話機側は指定された通話チャンネ
ルの空きをチェックし、空いていることを確認した後、
指定された通話チャンネルへ移行し、この通話チャネル
を用いて通話ならびに各種制御信号の通信を行なう。
【0004】発呼する場合、電話機側から制御チャンネ
ルを介して発呼要求を接続装置へ送信し、接続装置側か
ら通話チャンネルの指定情報を受けて通話および通信を
行なう。制御チャネルは複数のコードレス電話装置が共
通に使用するため、その使用時間が数秒間(例えば接続
装置は4秒、電話機は1秒)に制限されている。
【0005】また、電話機の電源に充電可能な2次電池
を用いるものでは、電話機が接続装置に装着されている
状態で、充電用端子を介して接続装置側から電話機へ電
源を供給して2次電池を充電するようにしたものも知ら
れている。さらに、電話機側においては、制御チャンネ
ルの監視動作等を間欠的に行なうことで電池の長寿命化
を図るようにした、いわゆるパワーセービング制御を行
なうものも知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のコー
ドレス電話装置は、制御チャネルを介して通話チャネル
の設定を行なう構成であるから、他のコードレス電話装
置が既に制御チャネルを使用している場合には、制御チ
ャネルの空きを待たなければならず、制御チャネルを介
しての情報の送受が遅れるため通話チャネルへの移行す
るまでに時間がかかることがある。
【0007】また、電話機側の着信表示は通話チャネル
へ移行した後に接続装置側から着信表示指令によって制
御されるので、接続装置側のベル等が鳴動してからコー
ドレス電話機側の着信表示がなされるまでに早くても1
秒、通常、2〜3秒の遅れが生ずる。
【0008】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、その目的は通話チャネル移行までに要
する時間を短縮し、着信応答や発呼に要する時間を短縮
できるようにしたコードレス電話装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明に係るコードレス電話装置は、電話機が接続装
置に装着された待機状態においては、電話機と接続装置
との間の通話チャネル設定に係る情報の送受を電波を介
した制御チャネルを用いることなく赤外線を含む光信号
もしくは電気的な直接結合で行なうよう構成したことを
特徴とする。
【0010】なお、電話機と接続装置との間の通話チャ
ネル設定に係る情報の送受は、電話機内の2次電池を充
電するための充電用端子を利用し、電源の供給とともに
情報の送受を行なうよう構成してもよい。
【0011】
【作用】電話機が接続装置に装着された状態では、電話
機と接続装置との間の情報の受け渡しを制御チャネルを
介することなく、直接行なうことができる。したがっ
て、制御チャネルの空きを検出する必要がなく、また、
制御チャネルを使用できる時間の制限等を受けずに、任
意のタイミングで情報の送受ができる。このため、空き
通話チャンネルを事前にサーチし、空いている通話チャ
ネルでの通話ならびに通信が可能な状態で待機すること
ができる。したがって、待機中の電話機をオフフックし
てから通話可能になるまでの時間やダイヤル操作が可能
になるまでの時間を短縮することができる。
【0012】また、電話機内の2次電池を充電するため
に電力を供給するための充電用端子を利用して情報の送
受を行なう構成にすることで、新たな端子等を設けずに
情報の送受を行なうことができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1はこの発明に係るコードレス電話装置
のブロック構成である。図1に示すコードレス電話装置
1は、接続装置2と電話機3とからなる。図1は接続装
置2に電話機3が装着された状態を示している。
【0014】接続装置2は、電話回線4とのインタフェ
ースを行なうもので、回線インタフェース(I/F)部
21と、モデム・フィルタ部22と、送受信部23と、
送受兼用のアンテナ24と、制御部25と、バッファ回
路26と、接続装置側の情報送受専用のコネクタ部27
と、電源部28と、給電用のコネクタ部29とからな
る。
【0015】回線インタフェース(I/F)部21は、
ループ閉結指令信号21aに基づいて電話回線4の直流
ループの閉結・開放を制御するループ閉結回路と、電話
局側から送出された着信信号(ベル信号)を検出して着
信検出信号21bを出力する着信検知回路と、図示しな
いダイヤル情報に基づいてダイヤル信号(回線選択信
号)の送出を行なうダイヤル回路と、2線−4線変換回
路等を備える。
【0016】2線−4線変換回路は、電話回線4を介し
て送られてくる受話信号を効率よく取り出して、取り出
した受話信号21cをモデム・フィルタ部22の音声信
号入力端子22aへ供給するとともに、モデム・フィル
タ部22の音声信号出力端子22bから供給される送話
信号21dを効率良く電話回線4へ送出するためのもの
である。
【0017】モデム・フィルタ部22は、送話ならびに
受話の各音声信号に関する処理を行なうフィルタ部と、
送信データTDおよび受信データRDに関する処理を行
なうモデム部(変・復調部)とを備える。
【0018】フィルタ部内の送話系フィルタ回路は、音
声信号の高域成分を除去もしくは減衰させて無線信号の
周波数帯域が所定範囲以上に広がらないよう処理すると
ともに、音声信号の高いレベルを抑圧,低いレベルを上
昇させる非線形圧縮処理を行なうよう構成しており、具
体的には音声信号入力端子22aへ供給された電話回線
4からの受話信号21cの高域成分を除去するととも
に、受話信号21cに対して非線形圧縮処理を施した音
声信号22cを送受信部23の送信信号入力端子23a
へ供給する。
【0019】フィルタ部内の受話系フィルタ回路は、送
受信部23の受信信号出力端子23bから出力された検
波信号(音声信号と受信データ信号)23cの中から音
声信号を抽出して非線形伸縮処理(非線形圧縮処理とは
逆の処理)を施し、その処理を施した信号を音声信号出
力端子22bから送話信号21dとして出力する。
【0020】モデム部(変・復調部)は変調部と復調部
からなる。変調部は、送信データ入力端子22cに供給
されるビットシリアルな送信データ信号TDを、論理レ
ベルに応じた音声周波数帯域内の信号へ変換し、変換し
た得た変調信号22dを送受信部23の送信信号入力端
子23aへ供給する。なお、この変調信号22dは非線
形圧縮処理を施した音声信号22cよりも優先的に出力
されるよう構成している。すなわち、変調信号22dが
出力されている間は音声信号22cが遮断される形とな
るが、変調信号22dの継続時間は極めて短時間である
ため通常の通話にほとんど支障を与えない。
【0021】復調部は、送受信部23内の受信部23b
から出力された検波信号23cの中から受信データ信号
成分を抽出して復調し、その復調出力を受信データ出力
端子22eから受信データ信号RDとして出力する。
【0022】送受信部23は、送信部23dと、受信部
23eと、シンセサイザ部23fとを備える。送信およ
び受信を行なうチャネルは制御部25から供給される送
受信チャネル指定情報25aに基づいてシンセサイザ部
23fが設定する。送信ならびに受信を行なうか否かは
制御部25から供給される送・受信制御指令25bに基
づいて制御される。
【0023】受信部23eは、送受信チャネル指定情報
25aに基づいて指定された通話チャネルの受信レベル
が予め設定したしきい値を超えている場合は、その通話
チャネルが他のコードレス電話装置に使用されている旨
を示すキャリアセンス信号23gを出力するよう構成し
ている。
【0024】制御部25はマイクロコンピュータを用い
て構成している。この制御部25は、送受信チャネル指
定情報25aを出力して送受信するチャネル(制御チャ
ネル,通話チャネル)を指定し、キャリアセンス信号2
3dに基づいてチャネルの空いているか否かを監視す
る。制御部25は、電話機3と情報の送受を行なって使
用するチャネルの制御を行なうとともに、例えば着信検
出信号21bに基づく着信応答処理や電話機3側からの
発呼要求等の電話機3側での操作内容に応じて直流ルー
プの閉結・開放やダイヤル信号の送出等のコードレス電
話装置1の全体動作を制御するよう構成している。
【0025】接続装置2と電話機3との間の各種情報の
送受は制御チャネルまたは通話チャネルを介して無線信
号で行なわれるが、この発明に係るコードレス電話装置
1は電波を用いた情報送受以外に電話機3が接続装置2
に装着されている場合は、情報送受専用のコネクタ部2
7を介して情報の送受を行なえるようにしている。
【0026】この実施例では、制御部25の送信データ
出力端子25cから出力された送信データTDをモデム
・フィルタ部22の送信データ入力端子22cへ供給す
るとともに、バッファ回路26を介してコネクタ部27
の下り側端子27aへ供給して、接続装置2から電話機
3側への送信データTDを電話機3側へ有線伝送の形で
供給するようにしている。
【0027】また、制御部25はモデム・フィルタ部2
2から出力された受信データRDの入力端子25dの他
に、コネクタ部27の上り側端子27bに電話機3側か
ら出力される送信データtdを直接取り込むための受信
データ入力端子25eを設けている。そして、この制御
部25は、受信データ入力端子25eに与えられる受信
データ(電話機3側の送信データtd)を優先的に処理
するよう構成している。
【0028】電源部28は、商用電源(AC100V)
を入力とし、接続装置2内の各部へ直流電源VCCを供
給するとともに、電話機3へ充電用の直流電源VBBを
供給する構成としている。充電用の直流電源VBBは充
電用のコネクタ部29を介して電話機3側へ供給する構
成としている。
【0029】次に電話機の構成を説明する。電話機3
は、送受兼用のアンテナ31と、送受信部32と、モデ
ム・フィルタ部33と、受話増幅器34と、受話器35
と、送話器36と、制御部37と、操作部38と、バッ
ファ回路39と、電源回路40と、電話機3側の情報送
受専用コネクタ部41と、充電用コネクタ部42とから
なる。
【0030】送受信部32,モデム・フィルタ部33の
構成は接続装置2と同じである。モデム・フィルタ部3
3の音声信号入力端子33aには送話器36からの送話
信号が供給される。モデム・フィルタ部33の音声信号
出力端子33bから出力された受話信号は受話増幅器3
4で増幅され、受話器34を駆動するよう構成してい
る。
【0031】制御部37は、マイクロコンピュータを用
いて構成している。この制御部37は、操作部38から
の操作入力に応じて電話機3側の制御を行なうととも
に、操作入力に応じて送信データTDを生成して接続装
置2側へ送出するよう構成している。送受信チャネル指
定情報37aを出力して送受信するチャネル(制御チャ
ネル,通話チャネル)を指定し、キャリアセンス信号3
2gに基づいてチャネルの空いているか否かを監視し、
送・受信制御指令37bを出力して送信・受信状態を制
御する点については接続装置3側の制御部25と同様で
ある。
【0032】制御部37の送信データ出力端子37aか
ら出力された送信データtdをモデム・フィルタ部33
の送信データ入力端子33cへ供給するとともに、バッ
ファ回路39を介してコネクタ部41の上り側端子41
bへ供給して、電話機3から接続装置2側への送信デー
タtdを電話機3側へ有線伝送の形で供給するようにし
ている。
【0033】また、制御部37はモデム・フィルタ部3
3から出力された受信データrdの入力端子37dの他
に、コネクタ部41の下り側端子41aに接続装置2側
から出力される送信データTDを直接取り込むための受
信データ入力端子37eを設けている。そして、この制
御部37は、受信データ入力端子37eに与えられる受
信データ(接続装置2側の送信データTD)を優先的に
処理するよう構成している。
【0034】電源回路40は、充電可能な2次電池40
aへの充電電流等を制御する充電制御回路40bと、逆
流防止用の各ダイオード40c,40dを備え、充電用
コネクタ部42を介して充電用の直流電源VBBが供給
されている場合は、2次電池40aへの充電を行なうよ
う構成している。
【0035】次に図1に示したコードレス電話装置1の
動作を説明する。電話機3が接続装置2から分離されて
いる場合、接続装置2と電話機3と間の通信はすべて電
波を用いて行なわれる。電話機3が接続装置2に装着さ
れた状態では、情報送受専用の各コネクタ部27,41
は電気的に接続状態となるよう構成しているので、接続
装置2側からの送信データTDは情報送受専用の各コネ
クタ部27,41を介して電話機3側の制御部37のデ
ータ入力端子37eへ直接伝送される。同様に、電話機
3側の送信データtdは、 接続装置2側のデータ入力
端子25cへ直接供給される。
【0036】各制御部25,37は、情報送受専用の各
コネクタ部27,41を介して供給されるデータを優先
的に処理するよう構成しているから、この情報送受専用
の各コネクタ部27,41を介して接続装置2と電話機
3側との情報送受が可能となる。したがって、電話機3
が接続装置2に装着された状態では、制御チャネルや通
話チャネルを用いないで、通話チャネルの指定やチャネ
ルの空き検出を行なうことができるので、有線伝送の形
態で必要な情報送受が完了させておくことで、電話機3
がオフフック状態へ移行した時点から速かに通話もしく
はダイヤル可能な状態にすることができる。
【0037】また、電話機3はその待機状態において電
波の受信や制御部37の動作を間欠的に行なうよう構成
されている場合は、充電用のコネクタ部42に充電用の
直流電源VBBが供給されたことを図示しない電圧検出
回路等で検出し、その電圧検出出力(図示しない)に基
づいて電話機3を間欠動作から連続動作へ切り替えるよ
う構成してもよい。
【0038】また、充電用のコネクタ部42を備えてい
ない電話機3にあっては、制御部37のデータ入力端子
37cにプルアップ抵抗またはプルダウン抵抗を接続
し、電話機3が接続装置2に装着されたことでデータ入
力端子37cの電位が変化するよう構成し、その電位の
変化基づいて間欠動作から連続動作へ切り替えるように
してもよい。さらに、装着時点で直ちに連続動作へ切り
替えずに、接続装置2から何らかの信号が送出されてい
ることを検出した時点で連続動作へ切り替えるようにし
てもよい。
【0039】図2は光結合手段を用いて情報の送受を行
なうようにしたコードレス電話機装置のブロック構成図
である。接続装置50は、送信データTDに基づいて発
光素子51を発光駆動するよう構成している。電話機6
0には装着状態で発光素子51からの光信号を受光でき
る位置に受光素子61を設けている。同様に電話機60
に、送信データtdに基づいて発光素子62を発光駆動
するよう構成し、接続装置50は電話機60が装着され
た状態で発光素子62からの光信号を受光できる位置に
受光素子52を配設している。
【0040】なお、符号R1,R2はそれぞれ電流制限
用の抵抗である。また、この実施例では受光素子52,
61にホトトランジスタもしくはホトダイオード等の受
光素子本体とその負荷抵抗ならびに増幅・波形成形回路
等を備えた受光素子(受光モジュール)を用いた構成を
示したが、ホトトランジスタ等の出力を各制御部へ直接
供給する構成でもよい。
【0041】以上の構成であるから、電話機60が接続
装置50に装着された状態では、光結合によって情報の
送受を行なうことができる。光結合の場合、コネクタ等
の物理的な接続手段が不要であるから機械的精度を緩和
することができる。また、接続装置50側と電話機60
側の電源分離が行なわれるので、充電用のコネクタ等を
備えていない構成であっても、情報の送受を行なうこと
ができる。なお、光信号は可視光以外の赤外線を用いて
もよい。
【0042】図3は請求項2に係るコードレス電話装置
のブロック構成図である。請求項3に係るコードレス電
話装置70は、電話機73内に設けられた2次電池40
dを充電するための充電用端子(接続装置72側の充電
用コネクタ29ならびに電話機73側の充電用コネクタ
42)を利用し、電源の供給とともに情報の送受を行な
うようにしたものである。
【0043】電源ラインは信号に対するインピーダンス
が低いため、接続装置72,電話機73側の正極側電源
ラインのそれぞれにチョークコイルL1,L2を介設し
ている。
【0044】そして、接続装置72側の制御部25から
出力される送信データTDをFSK変調部74で変調し
て得た変調信号74aを充電用の各コネクタ29,42
を介して電話機73側へ送出し、電話機73側に設けた
FSK復調部75で元のデータへ復調した信号75aを
制御部37の受信データ入力端子37cへ供給してい
る。
【0045】同様に、電話機73側の送信データtd
は、FSK変調部76で変調され、変調された信号76
aは充電用の各コネクタ42,29を介して接続装置7
2側へ送出され、FSK復調部77で復調された信号7
7aが制御部25の受信データ入力端子25cへ供給さ
れる。
【0046】ここで、接続装置72側のFSK変調部7
4と電話機73側のFSK復調部76とではそれらの変
調周波数を互いに異ならせている。すなわち、充電用の
各コネクタ29,42を介して周波数多重伝送を行なう
ことで、接続装置72と電話機73との間の情報を送受
を実現している。
【0047】図4は請求項2に係る他のコードレス電話
装置の要部ブロック構成図である。このコードレス電話
装置81は、各モデム・フィルタ部23,32の出力信
号を充電用の電源ラインを介して送受するものである。
【0048】接続装置82側では、充電用の電源ライン
の電流をこの電源ラインに介設した電流検出部84で監
視することで、電話機83が装着されたことを検出す
る。制御部85は、電流検出出力84aが供給される
と、入出力信号切り替え指令86を出力して、切り替え
回路87を図示点線の接続状態へ切り替える。これによ
り、モデム・フィルタ部22から送信部23dへ供給さ
れていた信号は送り側のレベル調節部88を介してハイ
ブリッド部89の入力端子89aへ供給され、ハイブリ
ッド部89の入出力端子89bから電源供給ラインを介
して電話機83側へ送出される。
【0049】電話機83側は電圧検出部91を備え、こ
の電話機83が外部から給電状態にあることを検出す
る。接続装置82と同様に電流検出部を備える構成でも
よい。制御部92は電圧検出出力91aに基づいて、電
話機83が接続装置82に装着された状態にあると判断
すると、入出力信号切り替え指令93を出力して、切り
替え回路94を図示点線の接続状態へ切り替える。これ
により、コネクタ42を介してハイブリッド部95の入
出力端子95aに供給された接続装置82からの信号
は、出力端子95bから出力され、受け側のレベル調節
部97ならびに切り替え回路94を経てモデム・フィル
タ部33の受信信号入力端子へ供給される。
【0050】電話機83側のモデム・フィルタ部33か
ら出力された信号は、送り側のレベル調節部98を介し
てハイブリッド部95の入力端子95cへ供給され、ハ
イブリッド部89の入出力端子95aから電源供給ライ
ンを介して接続装置82側へ送出される。
【0051】電話機83側から送出された信号は、接続
装置82側のハイブリッド部89の出力端子89cから
受け側のレベル調節部90ならびに切り替え回路87を
経て、モデム・フィルタ部22の受信入力端子へ供給さ
れる。
【0052】このようにして、接続装置82と電話機8
3との間の情報の送受が充電用の電源ラインを介して行
なわれる。各レベル調節回路88,90,97,98は
送受する信号のレベルを調節するとともに、電源ライン
の直流を阻止するためのコンデンサ等を備えたものであ
る。送り側ならびに受け側の双方にレベル調節回路を設
けずに、いずれか一方に設ける構成でもよい。
【0053】また、電流検出出力84aもしくは電圧検
出出力91aに基づいて、電話機83が装着されたこと
を検出した場合、各制御部85,92は受信信号入力端
子25d,37dを常時監視し、相手側からの情報送出
がなされていないことを確認した時に情報の送信を開始
する構成として、常に片方向通信を行なう構成とすれ
ば、ハイブリッド部89,95は設けなくてよい。
【0054】以上の構成であるから図4に示すコードレ
ス電話装置81は、接続装置82側と電話機83側の各
モデム・フィルタ部22,33を充電用の電源ラインを
利用して結合することで、情報の送受を行なう構成であ
るから、デジタル情報の送受に際して新たに変調・復調
部を設けなくてよい。
【0055】図5は送受信部から出力される高周波信号
を充電用の電源ラインを介して送受するコードレス電話
装置の要部ブロック構成図である。このコードレス電話
装置101は、送受信部23,32とアンテナ24,3
1との間に切り替え回路104,105を介設して、電
話機103が接続装置102に装着された状態では、各
送受信部23,32から出力される高周波信号を各直流
阻止用のコンデンサC1,C2ならびに充電用のコネク
タ部29,42を介して送受するようにしたものであ
る。
【0056】接続装置102側から出力される高周波信
号の周波数と、電話機103側から出力される高周波信
号の周波数は異なっているから、特別の回路等を設けず
に双方向通信が可能である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係るコー
ドレス電話装置は、電話機が接続装置に装着された状態
では、電話機と接続装置との間の通話チャネル設定に係
る情報の送受を光信号もしくは電気的な直接結合で行な
う構成としたので、無線を利用した制御チャネルを介す
ることなく情報の送受を行なうことができる。このた
め、空き通話チャネルを事前にサーチし、空いている通
話チャネルでの通話もしくは通信が可能な状態で待機す
ることができる。したがって、待機中の電話機をオフフ
ックしてから通話可能になるまでの時間やダイヤル操作
が可能になるまでの時間を短縮することができる。
【0058】請求項2に係るコードレス電話装置は、電
話機内の2次電池を充電するための充電用端子を利用す
る構成としたので、新たな端子を設けずに情報の送受を
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るコードレス電話装置のブロック
構成図
【図2】光結合手段を用いて情報の送受を行なうコード
レス電話装置のブロック構成図
【図3】請求項2に係るコードレス電話装置のブロック
構成図
【図4】請求項2に係る他のコードレス電話装置の要部
ブロック構成図
【図5】送受信部から出力される高周波信号を充電用の
電源ラインを介して送受するコードレス電話装置の要部
ブロック構成図
【符号の説明】
1,11,71,81,101 コードレス電話装置 2,50,72,82,102 接続装置 3,60,73,83,103 電話機 22,33 モデム・フィルタ部 23,32 送受信部 25,37,85,92 制御部 27,41 情報送受専用のコネクタ部 29,42 充電用コネクタ部(充電用端子) 51,62 発光素子 52,61 受光素子 74,75 FSK変調部 76,77 FSK復調部 84 電流検出部 89,95 ハイブリッド部 91 電圧検出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続装置に電話機を装着することのでき
    るコードレス電話装置において、前記電話機を前記接続
    装置に装着した状態で前記電話機と前記接続装置との間
    の通話チャネル設定に係る情報の送受を電波を用いるこ
    となく光信号もしくは電気的な直接結合で行なうよう構
    成したことを特徴とするコードレス電話装置。
  2. 【請求項2】 前記電話機と前記接続装置との間の通話
    チャネル設定に係る情報の送受は、前記電話機内の2次
    電池を充電するための充電用端子を利用し、電源の供給
    とともに情報の送受を行なうよう構成したことを特徴と
    する請求項1記載のコードレス電話装置。
JP4196256A 1992-06-29 1992-06-29 コードレス電話装置 Pending JPH0621879A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2020516190A (ja) * 2017-03-30 2020-05-28 シェンチェン クアンチー フージョン テクノロジー リミテッドShen Zhen Kuang−Chi Hezhong Technology Ltd. 重複多重化システムの周波数スペクトルの割り当て方法、装置、ストレージメディア及びプロセッサー

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