JPH06216552A - 電子機器の冷却方法 - Google Patents

電子機器の冷却方法

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JPH06216552A
JPH06216552A JP825193A JP825193A JPH06216552A JP H06216552 A JPH06216552 A JP H06216552A JP 825193 A JP825193 A JP 825193A JP 825193 A JP825193 A JP 825193A JP H06216552 A JPH06216552 A JP H06216552A
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JP
Japan
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housing
cooling
printed circuit
air
circuit boards
Prior art date
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Pending
Application number
JP825193A
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English (en)
Inventor
Akimitsu Omori
章光 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH06216552A publication Critical patent/JPH06216552A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子部品が実装された複数枚のプリント基板
を搭載してなる電子機器の冷却方法において、騒音,振
動の抑制や小型化等に悪影響を及すことなく、筐体側面
近傍のプリント回路基板に対しても十分な冷却作用を得
ることを目的とする。 【構成】 電子機器筐体21の上下側面21c,21d
に隣接平行するプリント回路基板24a,24fの電子
部品25,…の実装面は、何れも筐体21の内側中心方
向に向けて配置させることで、冷却ファン22の動作に
伴う冷却風の風速が、上記筐体上下側面21c,21d
に沿い極めて低い状態であっても、各プリント回路基板
24a〜24fに実装された電子部品25,…に対し冷
却不十分な領域が生じることのない基板配置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品が実装された
複数枚のプリント基板を搭載してなる電子機器の冷却方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は電子機器における従来の冷却構造
を示す図であり、電子機器筐体11の一側面には、該筐
体11内の空気を吸引し外部に排出する冷却ファン12
が設けられている。
【0003】すなわち、上記冷却ファン12の動作に応
じて、該冷却ファン12とは反対側の換気孔13より矢
印Aで示すように導入された空気が、電子機器筐体11
内に多段配置した複数枚のプリント回路基板14a〜1
4fそれぞの間を通り、矢印Bで示すように筐体外部に
排気される。これにより、上記電子機器筐体11の内部
は換気され、機器動作に伴い発熱するプリント回路基板
14a〜14fの冷却が行なわれる。
【0004】ここで、従来、上記電子機器筐体11の内
部に多段配置される複数枚のプリント回路基板14a〜
14fは、それぞれ何れもその電子部品15a,15
b,…の実装面を上面にして配置されるもので、各プリ
ント回路基板14a〜14fの発熱は、この電子部品1
5a,15b,…の実装面において生じている。
【0005】図4は上記冷却ファン12を動作させた際
に電子機器筐体11内の各部に流れる冷却風の風速を示
す図であり、矢印Bで示すように、電子機器筐体11の
中心付近に流れる冷却風の風速は高く、筐体側面に近付
く程その風速は低くなっている。
【0006】このため、電子機器筐体11の側面近傍に
おける冷却作用は低く、特に、電子部品15aの実装面
を筐体側面に対面させて配置させているプリント回路基
板14aに対しては、十分な冷却作用が得られない状態
にある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、第1に冷却フ
ァン12の回転数を上昇させ、電子機器筐体11内の冷
却風速を全体的に高くすることが考えられるが、騒音,
振動の発生や電力消費量の上昇といった問題が生じてし
まう。
【0008】また、第2に電子機器筐体11の側面近傍
における一定間隔以内には、プリント回路基板14a,
14b,…を予め配置しないことが考えられるが、機器
全体の小型化を妨げる問題がある。
【0009】また、第3に電子機器筐体11の側面に対
面して電子部品15aの実装面を持つプリント回路基板
14aに対しては、高発熱部品を搭載しない構成とする
ことが考えられるが、基板配置に制約が生じ小型化の妨
げになったり、部品実装の設計が難しくなる等の問題が
生じる。
【0010】本発明は、上記課題に鑑みなされたもの
で、騒音,振動の抑制や小型化等に悪影響を及すことな
く、筐体側面近傍のプリント回路基板に対しても十分な
冷却作用を得ることが可能になる電子機器の冷却方法を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る電子機器の冷却方法は、電子機器の筐体と、この筐体
の一側面に設けられ該筐体内の空気を吸引し外部に排気
する排気手段と、上記筐体の上記排気手段が設けられた
一側面とは反対側の他側面に設けられ該排気手段による
筐体内空気の吸引に応じて外気を導入する換気孔と、上
記排気手段側の筐体一側面と上記換気孔側の筐体他側面
との間に渡る筐体側面間に複数枚平行にして配置されそ
のそれぞれに電子部品が実装されてなるプリント回路基
板とを備えた電子機器において、上記複数枚のプリント
回路基板の内、少なくとも上記筐体側面に隣接平行する
プリント回路基板は、その電子部品の実装面を該筐体側
面には対面しない内側方向に向けて配置するものであ
る。
【0012】
【作用】つまり、電子機器筐体11内において、その冷
却風速が極めて低い筐体側面近傍には、電子部品の実装
面が対面しない状態となり、該筐体側面に隣接平行する
プリント回路基板に対しても十分な冷却作用が得られる
ようになる。
【0013】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。図1は本発明の第1実施例に係わる電子機器の
冷却方法を実施した電子機器における冷却構造を示す図
である。
【0014】図1において、21は電子機器筐体であ
り、この電子機器筐体21の例えば右側面21aには、
該筐体21内の空気を吸引し外部に排気する冷却ファン
22が設けられる。
【0015】また、上記電子機器筐体21の上記冷却フ
ァン22が設けられた右側面とは反対側の左側面21b
には、該冷却ファン22による筐体21内の空気の吸引
に応じて外気を導入する換気孔23が設けられる。
【0016】また、上記冷却ファン22が設けられた筐
体右側面21aと上記換気孔23が設けられた筐体左側
面21bとの間に渡る筐体21内の上下側面21c,2
1d間には、複数枚のプリント回路基板24a〜24f
がそれぞれ平行にして配置される。この複数枚のプリン
ト回路基板24a〜24fには、それぞれその一面側に
複数個の電子部品25,…が実装される。
【0017】そして、上記複数枚のプリント回路基板2
4a〜24fは、基本的に、その電子部品25,…の実
装面を上方、つまり、筐体上側面21cの方向に設定し
て配置収納されるが、この場合、上記筐体上側面21c
に隣接平行する最上部のプリント回路基板24aは、そ
の電子部品25,…の実装面を該筐体上側面には対面し
ない内側方向、つまり、下方に向けて配置収納される。
【0018】すなわち、上記電子機器筐体21の上下側
面21c,21dに隣接平行するプリント回路基板24
a,24fは、その何れをも電子部品25,…の実装面
を上記筐体上下側面21c,21dとは対面しない内側
方向に向けて配置収納される。
【0019】よって、冷却ファン22の回転動作時にお
いて、冷却風の風速が極めて低くなる筐体上下側面21
c,21dに沿った空間には、発熱元となる電子部品2
5,…は一切存在しないことになる。
【0020】ここで、冷却ファン22を回転動作させ、
電子機器筐体21内の空気を矢印Bに示すように外部に
吸引排気させると共に、換気孔23から該筐体21内に
対して矢印Aで示すように外気を導入させ、電子機器筐
体21の換気を図ると、筐体21内における冷却風の風
速は、その中心付近で高く上下側面21c,21dに近
付く程低くなるものの、上記筐体上下側面21c,21
dに隣接平行するプリント回路基板24a,24fの電
子部品実装面は、何れも筐体21の内側中心方向に向け
て配置されているので、冷却風の風速が極めて低くなる
上記筐体上下側面21c,21dに沿った空間には、発
熱元となる電子部品25,…は一切存在せず、その冷却
作用が不十分になることはない。
【0021】したがって、上記電子機器における冷却構
造によれば、筐体上下側面21c,21dに隣接平行す
るプリント回路基板24a,24fの電子部品実装面
は、何れも筐体21の内側中心方向に向けて配置されて
いるので、冷却ファン22の動作に伴う冷却風の風速
が、上記筐体上下側面21c,21dに沿い極めて低い
状態であっても、各プリント回路基板24a〜24fに
実装された電子部品25,…に対し冷却不十分な点が生
じることはなく、例えば冷却ファン22の回転上昇や上
記筐体上下側面21c,21dから一定間隔を空けてプ
リント回路基板24a〜24fを配置する等、騒音,振
動の抑制や小型化等に悪影響が及ぶ対策を施す必要な
く、全てのプリント回路基板24a〜24fに対して十
分な冷却作用を得ることができる。
【0022】図2は本発明の第2実施例に係わる電子機
器の冷却方法を実施した電子機器における冷却構造を示
す図であり、電子機器筐体21内において、冷却風の風
速が極めて低く、しかも、冷却作用を必要としない筐体
上下側面21c,21dに沿った空間に、微弱な冷却風
aの通過を阻止するふさぎ板26a,26bを取付け、
冷却作用を必要とする他の筐体内部空間における冷却風
Aの風速をさらに高める構造としてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電子機器
の筐体と、この筐体の一側面に設けられ該筐体内の空気
を吸引し外部に排気する排気手段と、上記筐体の上記排
気手段が設けられた一側面とは反対側の他側面に設けら
れ該排気手段による筐体内空気の吸引に応じて外気を導
入する換気孔と、上記排気手段側の筐体一側面と上記換
気孔側の筐体他側面との間に渡る筐体側面間に複数枚平
行にして配置されそのそれぞれに電子部品が実装されて
なるプリント回路基板とを備えた電子機器において、上
記複数枚のプリント回路基板の内、少なくとも上記筐体
側面に隣接平行するプリント回路基板は、その電子部品
の実装面を該筐体側面には対面しない内側方向に向けて
配置するので、騒音,振動の抑制や小型化等に悪影響を
及すことなく、筐体側面近傍のプリント回路基板に対し
ても十分な冷却作用を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わる電子機器の冷却方
法を実施した電子機器における冷却構造を示す図。
【図2】本発明の第2実施例に係わる電子機器の冷却方
法を実施した電子機器における冷却構造を示す図。
【図3】電子機器における従来の冷却構造を示す図。
【図4】冷却ファンを動作させた際に電子機器筐体内の
各部に流れる冷却風の風速を示す図。
【符号の説明】
21…電子機器筐体、21a…筐体右側面、21b…筐
体左側面、21c…筐体上側面、21d…筐体下側面、
22…冷却ファン、23…換気孔、24a〜24f…プ
リント回路基板、25…電子部品、26a,26b…ふ
さぎ板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器の筐体と、この筐体の一側面に
    設けられ該筐体内の空気を吸引し外部に排気する排気手
    段と、上記筐体の上記排気手段が設けられた一側面とは
    反対側の他側面に設けられ該排気手段による筐体内空気
    の吸引に応じて外気を導入する換気孔と、上記排気手段
    側の筐体一側面と上記換気孔側の筐体他側面との間に渡
    る筐体側面間に複数枚平行にして配置されそのそれぞれ
    に電子部品が実装されてなるプリント回路基板とを備え
    た電子機器の冷却方法において、 上記複数枚のプリント回路基板の内、少なくとも上記筐
    体側面に隣接平行するプリント回路基板は、その電子部
    品の実装面を該筐体側面には対面しない内側方向に向け
    て配置したことを特徴とする電子機器の冷却方法。
JP825193A 1993-01-21 1993-01-21 電子機器の冷却方法 Pending JPH06216552A (ja)

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JP825193A JPH06216552A (ja) 1993-01-21 1993-01-21 電子機器の冷却方法

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JP825193A Pending JPH06216552A (ja) 1993-01-21 1993-01-21 電子機器の冷却方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7769489B2 (en) 2005-11-29 2010-08-03 Seiko Epson Corporation Robot control device and robot system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7769489B2 (en) 2005-11-29 2010-08-03 Seiko Epson Corporation Robot control device and robot system
US8599555B2 (en) 2005-11-29 2013-12-03 Seiko Epson Corporation Robot control device and robot system

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