JPH06215206A - マークシート - Google Patents

マークシート

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JPH06215206A
JPH06215206A JP5019436A JP1943693A JPH06215206A JP H06215206 A JPH06215206 A JP H06215206A JP 5019436 A JP5019436 A JP 5019436A JP 1943693 A JP1943693 A JP 1943693A JP H06215206 A JPH06215206 A JP H06215206A
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JP
Japan
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mark
recognized
frame
entry
entry frame
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5019436A
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English (en)
Inventor
Kozo Yoneda
孝三 米田
Koichiro Imazaki
浩一郎 今崎
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP5019436A priority Critical patent/JPH06215206A/ja
Publication of JPH06215206A publication Critical patent/JPH06215206A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マークを記入枠の内側全面に塗りつぶさなく
てよく、記入が容易で使いやすく利用価値の高いマーク
シートを得る。 【構成】 記入枠の内部に記入したマークを、従来のO
MR手法による読取りとは違い、機械認識可能な記入枠
とマークとの合成された画像のパターンとして捉え、O
CR手法のように光学的読取り手段により読取って機械
認識する。記入枠も機械認識可能なので、マーク無しの
時は記入枠のパターンが認識され、記入枠しか認識出来
ないときはマーク無しと判定する。マーク有りの時は記
入枠とマークとの合成パターンが認識され、記入枠以外
の形状と認識されるので、その時はマーク有りと判定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マークの記入が容易で
使いやすく利用価値の高いマークシートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、数字や文字などの情報を機械
に入力する方法として、マークシートを利用したOMR
という方法がある。従来より使われてきたマークシート
の要部を図1に例示する。図1によれば、マークシート
1はマークを記入すべき記入枠2、記入枠案内文字3
が、それぞれ機械認識しないようなドロップアウトカラ
ーで印刷されている。図1では、記入枠2は、記入枠案
内文字3に従って、1から5までの数字情報を機械が識
別入力できるようになっている。このマークシート1
に、例えば数字の3の情報を記入するには、図3に例示
したような、記入案内文字3の文字が3に対応する記入
枠2の内部を、鉛筆やボールペンなどの筆記具を使用し
て手書きで塗りつぶすことで完成する。塗りつぶしは、
図3の如く記入枠2の内部を全面塗りつぶすのが理想で
ある。何故ならば、OMRによる機械認識では、情報読
み取り単位である記入枠2の一つ一つを一画素として扱
い、未記入枠と記入枠との差異を、光学的読取り装置に
よりその画素の光学的濃度差によって機械認識するため
である。
【0003】ところが、マークの記入は人間が手書きで
行うものであるから、図3の如く記入枠2の輪郭に沿っ
て内部を全部塗りつぶすことは神経を使い、時間もかか
り、容易な作業ではない。そこで、実際の記入では図4
に示すような不完全なマークの記入されたものも出てく
る。しかし、このように記入枠2の内部の一部にしか記
入されてないものは、上記光学濃度差が少なくなるため
に、機械認識が不可能となる場合もある。このため、一
部にこのような不完全な記入データがあると、折角の情
報入力の機械化のメリットが減少してしまった。
【0004】一方、記入枠2及び記入案内文字3は、も
しも機械認識されるとその分、反射光量が減少し、未記
入枠と記入枠との光学的濃度差が少なくなる。そこで、
機械認識はされないが、記入すべき場所を知らしめるべ
く人間の目視では認識できる色彩の、いわゆるドロップ
アウトカラーで印刷される。しかし、このドロップアウ
トカラーは、読み取り装置の光源と受光素子の分高感度
曲線の組合せによって決まるが、一般に青系や赤系、オ
レンジ系などの淡い色を使うために、決して見やすい色
彩とは言えなかった。
【0005】また、使用する筆記具は、筆記結果が肉眼
で目視可能であれば何でも良いというものではない。そ
れは、人間の目の分光感度曲線と、マークを機械認識す
る装置の分光感度曲線が異なるからである。前記ドロッ
プアウトカラーは、この差を有効に利用したものである
が、筆記具の選定においては、機械認識可能で、なおか
つ人間の目でも認識できることが必要になる。この点
で、鉛筆が最も理想的でありよく用いられる。一般のボ
ールペンは、機械認識しづらく好ましくない。これは、
記入枠を一単位の画素として読取るがゆえに、それだけ
マークの濃度が濃くなければならないからである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のOMR用のマー
クシートには、上記のように、記入枠2内を丁寧に塗り
つぶす必要があった。そこで、この塗りつぶしが不完全
でも、さらには、記入枠内部に何かが書かれていれば、
それで充分機械認識可能とし、手書きによる記入作業を
容易にすることが本発明の課題である。また、本発明の
別の解決課題は、マークシートの記入枠をより見やすく
する事である。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のマークシートでは、機械認識されるべき情
報を記入枠に記入するマークシートにおいて、前記記入
枠は印刷により機械認識可能な色彩で形成されており、
任意の前記記入枠に記入された任意形状のマークの有無
の判定を、該マークを前記記入枠との結合したパターン
情報として光学的読取り手段により読取ってパターン認
識することで、マークの有無を機械認識可能とした。
【0008】以下、図面に従って本発明を詳述する。図
1は本発明に係わる一実施例を示すマークシートの要部
平面図である。本発明によるマークシート1は、一見、
従来のマークシートと同じようではあるが、外見上は記
入枠2がドロップアウトカラーで無い点が最も大きな差
であり、そこから本発明の目的とする特徴と効果が得ら
れる。また、記入案内文字3は、従来のマークシート同
様にドロップアウトカラーであってもよいが、ドロップ
アウトカラーでなくてもよい。図1では、記入枠2は数
字のゼロのような形をしている。そこで、記入枠にマー
クが無い時は、数字ゼロとして認識する。すなわち、本
発明に係わるマークシートにおいては、記入されたマー
クの有無の判定は、各々の記入枠の一つ一つ、即ち一つ
の読取り単位の情報を一画素として認識するOMR手法
にはよらない。すなわち、例えばOCRのように一つの
読取り単位の情報を複数の画素情報から構成されている
と捉えて、パターン認識によって認識するのである。な
お、パターン認識手法は公知の手法を用いればよい。そ
の結果、前記記入枠2にマークが記入された時を考えれ
ば、それは、もはや数字のゼロとは認識できない。そこ
で、数字ゼロ以外であると認識される。そこで、数字ゼ
ロと認識された時はマークなし、数字ゼロ以外と認識さ
れた時はマーク有りとの判定が可能となる。従って、マ
ークシートへの記入は、従来のように記入枠内部を全部
塗り潰す図3は勿論、図2や図4のような記入でも、機
械認識が可能となる。
【0009】記入枠2は、上記に例示した数字ゼロに限
定されるものではない。図5に他の記入枠の形状を例示
した。図5では、説明の都合上5種類の記入枠2の例を
同一のマークシート上に記載してある。すなわち、記入
枠2の形状は文字に限定される必要はなく、文字、図形
若しくは記号又はこれらの結合により形成されたもので
あってよい。記入枠2としての要件は、その形状が機械
認識可能であること、及びマークを記入すべき場所を人
が認識可能であること、の2点を満たすものであればど
んな形状、色彩でもかまわない。図5中、記入案内文字
3が「1」に対応する記入枠2は、縦長の長方形であ
り、また記入案内文字3が「2」、「5」に対応する記
入枠2は、それぞれ三角形、菱形をしている。記入案内
文字3が「3」に対応するものはコーナーが丸みを帯び
た長方形であり、これは数字のゼロとも読める。以上の
記入枠の形状は、記入枠2の外側と内側が記入枠を示す
線で分割されており、いわば閉曲線あるいは閉じた直線
による記入枠である。しかし、記入案内文字3が「4」
に対応するものは、一見英語のUの文字に見取ることも
できるもので、このような開曲線あるいは開いた直線か
らなる記入枠であってもよいことは、先に述べた記入枠
の要件からして当然である。
【0010】
【作用】以下、本発明に係わるマークシートにおいて
は、記入枠に記入されたマークをパターンとして捉え、
それを画像パターン情報として機械認識する。パターン
情報として認識することにより、記入枠内をマークが埋
め尽くしていなくてもマーク有無の認識が可能となる。
【0011】記入枠も機械認識可能に形成されているの
で、マークが未記入の記入枠は、記入枠の形状のみをパ
ターンとして認識する。一方、マーク記入済の記入枠で
は、記入枠の形状とマークとの合成された画像のパター
ンとして認識するので、記入枠形状とは違うパターンで
あると認識し、その結果マーク記入ありと判定すること
が可能である。したがって、マーク記入は記入枠内部を
全部塗りつぶす必要はない。
【0012】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。ま
ず、マーク記入において記入枠内部を全面に塗りつぶす
必要がなくなる。ただ単に、記入枠の内部にチェック印
などの任意の形状のマークを記入すれば、たとえそれが
記入枠の内部の一部のみに形成されたものであってもか
まわない。マークは、図形、文字、記号などなんであっ
てもよく、一つのマークシートで同じ形状のマークを使
う必要もない。このために、マークの記入作業におい
て、記入枠の輪郭線に沿って綺麗に塗りつぶすことに神
経を使ったり、塗りつぶしに時間を要すなどの、マーク
記入の非人間的な煩わしさから開放される。よって、マ
ーク記入が簡便、迅速、容易となり、マーク記入作業に
惑わされることなく、マーク記入以前の本来の作業に神
経を集中できる。
【0013】また、記入枠を機械認識不可能のドロップ
アウトカラーとする必要がないので、ドロップアウトカ
ラーの淡い色で印刷する必要がなくなり、記入枠をより
見やすく形成できる。また、印刷する際にドロップアウ
トカラーは機械認識出来ない色とするのが目的であるか
ら、特色として特別な色彩のインキを用い、しかも色彩
の品質管理に注意して行う必要があったが、このような
点も解消され、通常の印刷として扱える。すなわち、黒
色などが使える。そして、マーク未記入時は記入枠の存
在を認識し、マーク記入時は記入枠で無いものの存在を
認識するが、その認識過程では基準パターン情報として
少なくとも記入枠の形状に関する情報のみを保持してお
けば良いから、一般のOCR認識のように、数字1から
0までの10種類などと複数の文字情報を保持しておく
必要もなく、認識システムとしても、複雑にならず簡素
にできうる。さらに、機械認識可能な記入枠は、マーク
シートを光学的読取り装置にかけて読取る際に、マーク
シートの位置ずれの検知手段として、またタイミングマ
ーク手段としても、使用でき得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】マークシートの要部を示す平面図
【図2】マークが記入されたマークシートの一例を示す
平面図
【図3】従来のマークシートのマーク記入例
【図4】従来のマークシートでは読み取り不可能なマー
ク記入例
【図5】他の形状の記入枠を用いた本発明のマークシー
トの要部平面図
【符号の説明】
1 マークシート 2 記入枠 3 記入枠案内文字

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械認識されるべき情報を記入枠に記入
    するマークシートにおいて、前記記入枠は印刷により機
    械認識可能な色彩で形成されており、任意の前記記入枠
    に記入された任意形状のマークの有無の判定を、該マー
    クを前記記入枠との結合したパターン情報として光学的
    読取り手段により読取ってパターン認識することで、マ
    ークの有無を機械認識可能としたマークシート。
JP5019436A 1993-01-13 1993-01-13 マークシート Withdrawn JPH06215206A (ja)

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JP5019436A JPH06215206A (ja) 1993-01-13 1993-01-13 マークシート

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JP5019436A JPH06215206A (ja) 1993-01-13 1993-01-13 マークシート

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JPH06215206A true JPH06215206A (ja) 1994-08-05

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JP5019436A Withdrawn JPH06215206A (ja) 1993-01-13 1993-01-13 マークシート

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6902241B2 (en) 1999-09-21 2005-06-07 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle brake control apparatus for controlling normal wheel brakes upon detection of defective wheel brake or brakes
JP2013046264A (ja) * 2011-08-24 2013-03-04 Kyocera Document Solutions Inc マーク検出装置
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