JPH062130Y2 - ラフロードテスター - Google Patents

ラフロードテスター

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JPH062130Y2
JPH062130Y2 JP6218889U JP6218889U JPH062130Y2 JP H062130 Y2 JPH062130 Y2 JP H062130Y2 JP 6218889 U JP6218889 U JP 6218889U JP 6218889 U JP6218889 U JP 6218889U JP H062130 Y2 JPH062130 Y2 JP H062130Y2
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JP
Japan
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vehicle body
inspection
test
rough road
section
Prior art date
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JP6218889U
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JPH032236U (ja
Inventor
光雄 西
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Road Repair (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車のボディやシャーシ等の耐久性試験に用いる
ラフロードテスターに関する。
(従来の技術) 車体に対し実際に悪路を走行したと同等の衝撃を与えて
耐久性を試験するラフロードテスターとして特開昭62−
121328号公報等に開示されるものが知られている。
斯るラフロードテスターは多数の突起片を植設した回転
ドラム上にタイヤを載せ、ドラムを回転させて車体に振
動を与えるテスト部と、このテスト部にテスト後の車体
を検査する検査部を隣設し、テスト後の車体を検査部に
送り、検査後の車体を再びテスト部に送るという工程を
何回か繰り返すようにしている。
そして、検査部からテスト部のドラム上へ車体を載せる
には、車にドライバーが乗り込み、ナビゲータの指示に
従って車を運転しタイヤがドラムの頂点にくるように
し、この位置でサイドブレーキを引いてタイヤをロック
し、車からドライバーが降りるとともに車体の四隅をワ
イヤーに係止して固定し、サイドブレーキを解除する。
またテスト終了後の車体を検査部に移すには略々前記と
逆の操作を行っている。
(考案が解決しようとする課題) 上述したように車体のラフロードテストを行うには、テ
スト部と検査部との間を何回か車体を往復せしめること
となり、その都度従来にあっては車体にドライバーが乗
り込み、ナビゲータの指示に従って車体を動かさなけれ
ばならず、作業に人手と手間更に時間を要している。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく本考案は、テスト部と検査部とを
隣設したラフロードテスターにおいて、前記テスト部と
検査部間に車体を持ち上げるリフターを往復動可能に配
設し、またテスト部及び検査部には車体の前後方向の端
部を検出するセンサーを設け、更に検査部には車体の巾
方向の位置決め部材を設けた。
(作用) 検査部の位置決め部材で車体の巾方向の位置決めを行
い、次いでリフターで車体を持ち上げてテスト部のドラ
ム上方に車体を移送し、車体の前後方向の位置決めを行
った後、車体の下降させ、ドラム上にタイヤを載置し、
この後車体の前後をワイヤにて固定した状態でドラムを
回転してテストを行う。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基いて説明する。
第1図は本考案に係るラフロードテスターの平面図、第
2図は同ラフロードテスターの側面図、第3図は第1図
のA−A方向矢視図、第4図はリフターとチェーンとの
係合部を示す拡大正面図、第5図は第4図のB−B方向
矢視図、第6図は第4図のC−C方向矢視図である。
ラフロードテスターはテスト部S1と検査部S2を隣設
してなり、テスト部S1にあっては床に形成した凹部1
内に台2,3を前後方向に離間して設け、前方の台2は
凹部底面に固定し、後方の台3について凹部1上に前後
方向に亘って設けたレール4に係合し、シリンダユニッ
ト5の作動により前後方向に移動可能とし、車種変更に
対応し得るようにしている。
また各台2,3には一対づつモータによって回転せしめ
られる回転ドラム6…を回転自在に支承している。各回
転ドラム6は軸方向に複数の分割ドラムを結合してな
り、各分割ドラムの外周にカム板によって夫々異なる凹
凸パターンを形成している。また各回転ドラム6のうち
前方の回転ドラムの上部に凹部1を塞ぐプレート7に形
成した開口7aから突出し、後方の回転ドラムの上部は
機種変更に合せて移動するスライドプレート8に形成し
た開口8aから突出している。
更にテスト部S1の前端及び後端には車体Wを回転ドラ
ム6上に固定するためのワイヤ10の一端を固着してい
る。このワイヤ10の中間には張力調整用のパターンバ
ックル11を設けている。尚ワイヤ10の一端について
は車巾方向に移動するスライダ10aに固着する。
また、検査部S2については床面上に車体のタイヤが嵌
り込む凹部12を形成している。この凹部12は車体の
車巾方向の位置決めを行って回転ドラムの中央にタイヤ
を位置せしめ、4本のワイヤの張力を均一に保つもので
あり、床面上に形成せず、機種変更に合せて前後方向に
移動し得る台等に設けてもよい。
一方前記テスト部S1と検査部S2間の左右側部にはレ
ール13,13を床面に形成した凹溝14内に敷設し、
このレール13にリフター15をローラ16を備えたス
ライド部17を介して移動可能に係合している。
リフター15はスライド部17から立設する左右の支柱
18間にクロスバー19を架設したアーチ状をなし、各
支柱18に車体Wを下方から支えるアーム20,20を
設けている。ここでアーム20,20は支柱18に沿っ
て昇降自在で図示しないシリンダユニットの作動で水平
方向に開閉自在とされている。
また前記テスト部S1の凹部1内には第2図及び第3図
に示すようにモータMを配置し、このモータMによって
回転せしめられる軸21の左右端に駆動スプロケット2
2を嵌着し、一方検査部S2に配置した軸23には第4
図及び第6図に示すように被動スプロケット24を嵌着
し、これら駆動スプロケット22及び被動スプロケット
24間にチェーン25を張設し、このチェーン25を前
記リフター15のスライド部17に結着し、モータMの
駆動によりリフター15がテスト部S1と検査部S2と
の間を往復動するようにしている。
更にテスト部S1の前部(第1図において左側)の左右
には車体Wの前端部を検出するセンサー26を、検査部
S2の後部の左右には車体Wの後端部を検出するセンサ
ー27を配置している。これらセンサー26,27は夫
々複数個配置するか移動可能とすることで車種変更に対
応する。
以上の如き構成からなるラフロードテスターを用いた検
査の手順を以下に述べる。
先ず検査前の車体Wと検査部S2まで搬送し、車体Wの
タイヤを検査部S2の凹部12に入れて車体Wの巾方向
の位置決めを行う。このときリフター15のアーム20
は閉じた状態にある。
次いでリフター15のアーム20を車体Wよりも下方位
置まで降下せしめて開状態とし、この後アーム20を上
昇させアーム20によって車体Wを持ち上げる。
そして、モータMを駆動し車体Wを持ち上げているリフ
ター15をレール13に沿ってテスト部S1まで移動
し、センサー26が車体Wの前端部を検出した時点でリ
フター15の移動を停止する。ここでセンサー26によ
って車体Wの前端部を検出した位置で、車体Wのタイヤ
が回転ドラム6の真上にくるようにセンサー26の位置
及び後方の回転ドラム6の位置を予め調整している。
この後、リフター15のアーム20を降下させ車体Wの
タイヤを回転ドラム6上に載置する。尚車体Wは検査部
S2の凹部12によって巾方向の位置決めが予じめなさ
れているので、回転ドラム6の中央の分割ドラム上にタ
イヤが載置される。そして、ワイヤー10によって車体
Wの四隅を固定した後、回転ドラム6を所定時間回転さ
せてテストを行う。ここで回転ドラム6を構成する別の
分割上にタイヤを載置したい場合には、回転ドラム6を
巾方向に移動させるか、ワイヤー10を一旦緩めて車体
Wを巾方向に移動すればよい。
以上の如くして所定時間回転ドラム6を回転させたなら
ば回転ドラム6の回転を停止し、リフター15のアーム
20を車体Wの下方に差し入れて車体Wを下方から支持
し、ワイヤ10を緩めて車体Wから取外す。
而る後、モータMを駆動し車体Wを支持したままリフタ
ー15を検査部S2まで戻し、センサー27によって車
体後端を検出したらその駆動を停止し、リフター15の
アーム20によって車体Wを持ち上げた状態のまま車体
Wの各部を検査する。そしてこの検査が終了したならば
車体Wを下降させ、凹部12にタイヤを入れて巾方向の
位置決めを行った後、前記と同様のテストを繰り返す。
このような検査を何回か繰返した後、車体を次の工程へ
搬送する。
(考案の効果) 以上に説明した如く本考案に係るラフロードテスターに
よれば、テスト部と検査部との間を車体を往復せしめる
にあたり、いちいち車体にドライバーが乗り込んでナビ
ゲータの指示に従って車体の位置調整を行わずに済み、
人手を少なくすることができ、しかも車体の移動及び位
置決めに要する時間を大巾に短縮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るラフロードテスターの平面図、第
2図は同ラフロードテスターの側面図、第3図は第1図
のA−A方向矢視図、第4図はリフターとチェーンとの
係合部を示す拡大正面図、第5図は第4図のB−B方向
矢視図、第6図は第4図のC−C方向矢視図である。 尚、図面中6は回転ドラム、10はワイヤ、12は巾方
向の位置決め部材としての凹部、15はリフター、20
はアーム、26,27はセンサ、S1はテスト部、S2
は検査部Wは車体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テスト部と検査部とを隣設してなるラフロ
    ードテスターにおいて、前記テスト部と検査部間にはレ
    ールを設け、このレールに車体を持ち上げるリフターを
    テスト部と検査部間で移動可能に係合し、またテスト部
    及び検査部には車体前後方向の端部を検出するセンサー
    を設け、更に検査部には車体の巾方向の位置決め部材を
    設けたことを特徴とするラフロードテスター。
JP6218889U 1989-05-29 1989-05-29 ラフロードテスター Expired - Lifetime JPH062130Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6218889U JPH062130Y2 (ja) 1989-05-29 1989-05-29 ラフロードテスター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6218889U JPH062130Y2 (ja) 1989-05-29 1989-05-29 ラフロードテスター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH032236U JPH032236U (ja) 1991-01-10
JPH062130Y2 true JPH062130Y2 (ja) 1994-01-19

Family

ID=31591108

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6218889U Expired - Lifetime JPH062130Y2 (ja) 1989-05-29 1989-05-29 ラフロードテスター

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DE10022355C2 (de) * 2000-05-08 2003-03-13 Audi Ag Rollenprüfstand

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JPH032236U (ja) 1991-01-10

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