JPH06211875A - アルキルハロシランの製造方法 - Google Patents

アルキルハロシランの製造方法

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JPH06211875A
JPH06211875A JP5322043A JP32204393A JPH06211875A JP H06211875 A JPH06211875 A JP H06211875A JP 5322043 A JP5322043 A JP 5322043A JP 32204393 A JP32204393 A JP 32204393A JP H06211875 A JPH06211875 A JP H06211875A
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    • C07F7/12Organo silicon halides
    • C07F7/16Preparation thereof from silicon and halogenated hydrocarbons direct synthesis

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 銅触媒の存在下で冶金グレードの粉末ケイ素
をハロゲン化アルキルと接触させてアルキルハロシラン
を製造するための直接法を改良して、ケイ素の所望され
るジアルキルジハロシランへの転化率がロットごとに変
動するのを軽減する。 【構成】 本発明の方法は、0.01〜9.0%の銅を
プロセスで使用するケイ素との合金にし、スラグから分
離することを含む。好ましい態様では、ケイ素−銅合金
を粉砕して粉末にし、追加の銅及び他の触媒と混合し
て、ハロゲン化アルキルと反応性の接触集合物(contac
t mass)を作る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銅触媒存在下で冶金グ
レードの粉末ケイ素をハロゲン化アルキルと接触させて
アルキルハロシランを製造するための直接法(Direct P
rocess)の改良である。思いも寄らぬことに、この改良
はケイ素の所望されるジアルキルジハロシランへの転化
率のロットごとの変動を低減させる。本発明の方法は、
0.01〜9.0重量%の銅を当該プロセスで使用すべ
きケイ素との合金にし、そしてスラグを分離することを
含む。本発明の好ましい態様では、ケイ素−銅合金を粉
砕して粉末にし、追加の銅及び他の触媒と混合して、ハ
ロゲン化アルキルに対して反応性の接触集合物(contac
t mass)を作る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】アルキ
ルハロシラン類を製造するための直接法(米国特許第2
380995号明細書)は、よく知られているものであ
り、そして高温でハロゲン化アルキルをケイ素と接触さ
せることでアルキルハロシランを得ることができるやり
方を最初にRochowが示して以来、いろいろに改良され、
修正されている。この方法は、実際上全ての商業的アル
キルハロシランを製造するために今日世界中で利用され
ている。
【0003】商業的には、一番多く製造されているアル
キルハロシランはジメチルジクロロシランである。と言
うのは、このアルキルハロシランは、加水分解しそして
縮合してシロキサンポリマーにされた後に大抵の商業的
な量産シリコーン製品の主鎖を構成するからである。従
って、直接法を実施して、原料の転化を最大限にしそし
てジアルキルジハロシランの収率を最高にすることは、
製造業者の利益になる。このように、本発明の主要な目
的は、直接法を制御して、ジアルキルジハロシランの全
体収率を最大限にすること、すなわちプロセスをジアル
キルジハロシランに有利なようにできる限り選択性にさ
せることである。二番目の目的は、原料からの全体収率
を最大限にすることである。シランに転化される原料が
多くなればなるほど、プロセスは経済的になる。三番目
の目的は、触媒作用のある銅の一部を安価な銅源、例え
ば銅スクラップにより供給することができる、銅に触媒
される方法を提供することである。ケイ素−銅合金を作
るのに使用される銅は、直接法を最もうまく実施するの
に典型的に必要とされるように粉末の形態である必要が
ない。
【0004】この発明の目的上、原料を転化する効率
は、投入ケイ素のうちのジアルキルジハロシランに転化
される量により求められる。年間数百万ポンドのシラン
が生産されて商業的なシリコーン製品により消費される
ことを考えると、選択性と原料転化率の少しの上昇がど
うして重要なのかは明白である。
【0005】従って、シランの製造業者は、直接法で使
用されるケイ素中に存在している不純物の容認できる種
類と量を厳しく管理してきた。Clarke, J. Organometal
licChemistry, 376:165-222 (1989) は、メチルクロロ
シラン類を合成するための直接法とこのプロセスに及ぼ
す不純物の影響を包括的に論評している。直接法で使用
するケイ素の品質を管理するというケイ素製造業者の最
善の努力にもかかわらず、かなりの変動が、異なる製造
業者によって供給されるケイ素の出来ぐあいに認めら
れ、またしばしば、同一の製造業者により供給された異
なるロット間で認められる。分かっていない理由から、
シラン製造業者の品質基準の全てを満たすいくつかのロ
ットのケイ素は、所望のジアルキルジハロシランへの転
化率をなおもより低いものにしている。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用効果】驚くべきこ
とに、本発明の発明者らは、冶金グレードのケイ素を用
いて経験されるジアルキルジハロシランへの転化がロッ
トごとに変動しやすいのを、0.01〜9.0重量%の
銅をそのプロセスで使用されるケイ素と合金化し、そし
てスラグを分離することによって軽減することができる
ということを見いだした。このケイ素−銅合金を適当な
触媒とともに接触集合物にすると、直接法におけるケイ
素の効能の変動しやすさが軽減される。このケイ素−銅
合金を触媒作用濃度の銅の存在下でハロゲン化アルキル
と反応させると、ケイ素の転化率及びジアルキルジハラ
シランについての選択性がロットごとに変動しやすいの
が軽減される。
【0007】本発明は、銅触媒の存在下でハロゲン化ア
ルキルを冶金グレードの粉末ケイ素と接触させて実施さ
れるアルキルハロシランの製造方法であって、冶金グレ
ード粉末ケイ素を、0.01〜9.0重量%の銅を含む
ケイ素−銅合金を粉末にしたもので置き換え、このケイ
素−銅合金は、 (i)冶金グレードケイ素の製品に銅源を
加え、(ii)得られたケイ素−銅合金をスラグから分離し
て作られるものであることを特徴とする製造方法であ
る。
【0008】本発明により製造することができるアルキ
ルハロシランは、一般式が (I)RnSiX4-n 及び(II)
n m SiX4-n-m のものであり、式 (I)のシランが
この発明のより好ましいシランである。これらの式にお
いて、各Rは炭素原子数1〜4のアルキル基から独立に
選ばれ、nの値は式 (I)では1、2又は3、式(II)では
1又は2であり、mの値は1又2であり、m+nの合計
は3より大きくなることができず、Xはハロゲンであ
る。好ましいシランは、式R2 SiX2 を有し、Rがメ
チル基又はエチル基、そしてXが塩素であるものであ
る。最も好ましいのは(CH3 2 SiCl2 のシラ
ン、すなわちジメチルジクロロシランである。
【0009】本発明の方法は、ケイ素をハロゲン化アル
キルと反応させるための標準の反応器でもってバッチプ
ロセス又は連続プロセスとして実施することができる。
この方法は、例えば、流動床反応器で又は攪拌床反応器
で行うことができる。好ましいのは、流動床を連続に運
転して実施することである。
【0010】本発明の方法で有用なケイ素−銅合金は、
冶金グレードのケイ素を銅の源で合金化して0.01〜
9.0重量%の銅を含む合金を作ることで調製される。
ケイ素−銅合金を作る方法は本発明のもう一つの側面で
ある。「冶金グレード」のケイ素というのは、98%で
あるが100%未満のケイ素を含むケイ素を意味する。
好ましいのは精製された冶金グレードのケイ素である。
より好ましいのは、冶金グレードケイ素が酸化プロセス
により精製されている場合である。例えば、溶融したケ
イ素は、酸素、空気、又は酸化性化合物例えばSiO2
のようなものと接触させて精製することができる。好ま
しい精製法では、溶融ケイ素を、1又は2種以上のスラ
グ形成成分の存在下において酸素又は空気と接触させ
る。
【0011】溶融した冶金グレードのケイ素に銅の源を
加えて、銅を0.01〜9.0重量%含む合金を作る。
冶金グレードのケイ素が精製される場合には、銅の源は
精製の前あるいは後に溶融冶金グレードケイ素に加える
ことができる。好ましいのは、精製前に銅の源を溶融冶
金グレードケイ素に加える場合である。好ましいのは、
ケイ素−銅合金が約0.1〜4.0重量%の銅を含む場
合である。好ましい銅源は金属銅である。銅源は、二酸
化ケイ素を高温炭素還元して溶融ケイ素を作る際にアー
ク炉に加えることができる。銅源は、溶融ケイ素を炉か
ら適当な取鍋又は他の容器に抜出してから溶融ケイ素に
加えてもよい。
【0012】スラグをケイ素−銅合金から分離する。ス
ラグは、ケイ素−銅合金が溶融しているかあるいは固体
状態にある時にケイ素−銅合金から分離することができ
る。スラグは、溶融ケイ素−銅合金からは、例えばろ
過、タンディッシュ、かき取り、もしくはすくい取りに
よって分離することができる。スラグは、固体ケイ素−
銅合金からは、例えば合金を破砕又は粉砕しそして篩分
けあるいは空気での篩分けで分けることにより分離する
ことができる。
【0013】発明者らは、直接法においてあるケイ素の
効能が不十分である理由は、ケイ素の密度と同様の密度
を有する少量の非金属不純物が存在していることである
と仮定している。ケイ素に銅を添加すると、銅−ケイ素
合金の密度が変化するか、さもなければ非金属不純物の
分離が増進する。銅−ケイ素合金が凝固する際に銅が存
在することは、凝固した合金の全体を通して、非金属の
不純物と金属間の不純物の両方の分布と形態を変化させ
て、それらを直接法において害の少ないものにすること
もできる。
【0014】ケイ素−銅合金は適当な反応器に粉末とし
て加えるのが好ましい。ケイ素−銅合金粉末は、0.1
〜800μmの範囲の平均粒度を有することができる。
好ましい平均粒度は0.1〜150μmの範囲内であ
る。
【0015】本発明の方法は、銅がプロセスに存在する
ケイ素の0.1〜10重量%の範囲内で触媒として存在
することを要求する。銅触媒は、もっぱらケイ素−銅合
金の成分としてプロセスに加えてもよい。本発明の好ま
しい態様では、プロセスで必要とされる銅触媒の一部を
ケイ素−銅触媒として供給し、そして残りを金属銅、1
又は2種以上の銅化合物、あるいは金属銅と1又は2種
以上の銅化合物との混合物として供給する。より好まし
いのは、ケイ素−銅合金がプロセスで触媒として必要と
される0.1〜4重量%の銅を供給し、そして触媒とし
て必要とされる銅の残りが銅化合物により供給される場
合である。好ましい銅化合物は塩化第一銅である。
【0016】本発明の方法は、銅のほかに、他の金属を
触媒として使用することができる。発明者らが触媒とし
て考える範囲の他の金属は、直接法の促進剤として当業
者に知られている金属類である。そのような触媒金属の
例は、米国特許第4602101号、第4946978
号、第4762940号、及び米国再発行特許第334
52号各明細書に記載されている。これらの触媒金属に
は、例えばリン、リン化合物、亜鉛、亜鉛化合物、ス
ズ、スズ化合物、及びそれらの混合物が含まれる。
【0017】本発明にとって好ましい触媒混合物は、元
素重量基準で、プロセスに存在するケイ素に基づき0.
1〜10重量%の銅、100〜10,000ppm の亜
鉛、5〜200ppm のスズ、及び25〜2,500ppm
のリンを含む。
【0018】ケイ素−銅合金で供給される銅触媒のほか
にプロセスに銅触媒を加える場合、あるいは他の触媒金
属をプロセスに加える場合には、ハロゲン化アルキルと
の接触前に熱で活性化された接触集合物を作ることが好
ましい。熱で活性化された接触集合物は、ケイ素−銅合
金粉末と、粉末の銅、銅化合物、触媒作用のある他の金
属、又はそれらの混合物との混合物を作り、この混合物
を250〜450℃の範囲内の温度に最高で40時間加
熱して、作ることができる。接触集合物を活性化するた
めの好ましい温度は270〜350℃の範囲内である。
【0019】追加の触媒を加えた又は加えていないケイ
素−銅合金を、ハロゲン化アルキルと接触させる。この
ハロゲン化アルキルのアルキル置換基は1〜4の炭素原
子を含むことができる。アルキル置換基は、例えば、メ
チル基、エチル基、n−プロピル基及びイソプロピル基
でよい。好ましいハロゲンは塩素である。好ましいハロ
ゲン化アルキルは塩化メチルである。
【0020】本発明の方法は、250〜350℃の範囲
内の温度で実施することができる。本発明の方法を実施
するための好ましい温度は、260〜320℃の範囲内
である。もっと一層好ましいのは280〜320℃の範
囲内の温度である。
【0021】
【実施例】本発明を例示するために、以下に掲げる例を
提供する。これらの例は特許請求の範囲を限定しようと
するものではない。
【0022】例 1 良好な効能を示すケイ素と塩化メチルとの反応について
の対照基準を設定した。標準の実験は、次に述べるよう
に行うものであった。すなわち、アルミニウム0.16
重量%、カルシウム0.004重量%及び鉄0.32重
量%を含む、精製し、粉砕した冶金グレードのケイ素を
100部、塩化第一銅を6.5部、黄銅(亜鉛を50重
量%含有)を600ppm 、スズを36ppm 、及びリン化
銅合金を2,000ppm 含んでなる混合物を作った。こ
の方法は、米国特許第4218387号明細書に記載さ
れたものと同様の反応器に混合物を入れて行った。反応
器の温度は、加熱し、流動化した砂浴で315℃に維持
した。反応器を窒素ガスで15分間パージした。次いで
窒素パージを停止し、反応器に塩化メチルガスを合計し
て44時間供給した。この間、全部の生成物と未反応塩
化メチルを、−40℃未満に保持したコールドトラップ
で集めた。反応器の損失重量をケイ素転化の指標として
使用した。コールドトラップで集めた液を熱伝導率検知
器を使って液体クロマトグラフィーにより分析した。各
実験でのケイ素の「効能」を、消費されたケイ素の質量
分率(すなわち消費されたケイ素の質量/投入されたケ
イ素の質量)に生成されたシラン生成物の総重量の百分
率として表したジメチルジクロロシランの重量百分率を
乗じたものとして計算した。平均のケイ素の効能は7
8.0%と求められた。
【0023】例 2 効能の不十分なケイ素に金属として1重量%の銅を加え
ることの効果を評価した。例1で説明したプロセスと同
様のプロセスを実施した。効能の不十分なケイ素の二つ
の対照試料の平均の効能は26.6%であることが分か
った。この効能の不十分なケイ素は、0.197重量%
のアルミニウム、0.007重量%のカルシウム、及び
0.115重量%の鉄を含有していた。この効能の不十
分なケイ素の試料を1重量%の金属銅との合金にし、溶
融した合金を注意深くスラグからデカントした。この銅
−ケイ素合金の二つの試料の効能を対照試料と同じ条件
下で試験した。ケイ素−銅合金のこれらの二つの試料の
効能は、例1で説明したように、平均値で56.3%と
計算された。
【0024】例 3 効能の不十分なケイ素に2重量%の金属銅を加えること
の効果を評価した。例1で説明したプロセスと同様のプ
ロセスを行った。効能の不十分なケイ素の二つの対照試
料の平均の効能は41.3%であることが分かった。こ
の効能の不十分なケイ素は、0.229重量%のアルミ
ニウム、0.025重量%のカルシウム、及び0.12
3重量%の鉄を含有していた。この効能の不十分なケイ
素の試料を2重量%の金属銅との合金にし、溶融した合
金を注意深くスラグからデカントした。この銅−ケイ素
合金の二つの試料の効能を対照試料と同じ条件下で試験
した。ケイ素−銅合金のこれらの二つの試料の効能は、
例1で説明したように、平均値で73.0%と計算され
た。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C07B 61/00 300 (72)発明者 リジー ハロルド ザップ アメリカ合衆国,ケンタッキー,キャロル トン,ピー.オー.ボックス 144

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冶金グレードの粉末ケイ素と、銅、銅化
    合物、又は銅と銅化合物との混合物とを含む接触集合物
    (contact mass)を作り、250〜350℃の範囲内の
    温度でハロゲン化アルキルをこの接触集合物と接触させ
    ることを含む、アルキルハロシランの製造方法であっ
    て、冶金グレード粉末ケイ素を、0.01〜9.0重量
    %の銅を含む粉末ケイ素−銅合金と取替え、このケイ素
    −銅合金は、 (i)溶融した冶金グレードケイ素に銅源を
    加え、そして(ii)得られたケイ素−銅合金をスラグから
    分離して作られるものであることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 粉末の形態のケイ素−銅合金を、銅、銅
    化合物、リン、リン化合物、亜鉛、亜鉛化合物、スズ、
    スズ化合物、及びそれらの混合物から選ばれた触媒と混
    合して、後にハロゲン化アルキルと接触させる接触集合
    物を作ることを更に含む、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記ケイ素−銅合金を、二酸化ケイ素を
    高温炭素還元して溶融ケイ素を作る際に金属銅及び銅化
    合物から選ばれた銅源をアーク炉に加えることで作る、
    請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 アーク炉から抜出した溶融ケイ素に金属
    銅及び銅化合物から選ばれた銅源を加えることで前記ケ
    イ素−銅合金を作り、この銅源は溶融ケイ素が凝固する
    前に当該溶融ケイ素に加えられる、請求項1記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 前記冶金グレードケイ素が精製される、
    請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記冶金グレードケイ素が酸化プロセス
    で精製される、請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記接触集合物をハロゲン化アルキルと
    の接触の前に加熱する、請求項6記載の方法。
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