JPH06210287A - 誘電体バリヤ放電ランプを使用した処理方法 - Google Patents

誘電体バリヤ放電ランプを使用した処理方法

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JPH06210287A
JPH06210287A JP2353493A JP2353493A JPH06210287A JP H06210287 A JPH06210287 A JP H06210287A JP 2353493 A JP2353493 A JP 2353493A JP 2353493 A JP2353493 A JP 2353493A JP H06210287 A JPH06210287 A JP H06210287A
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dielectric barrier
barrier discharge
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ultraviolet ray
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博光 松野
Ryushi Igarashi
龍志 五十嵐
Tatsumi Hiramoto
立躬 平本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種の処理を高品位で行い、かつ、高速度で
あるいは高効率で行うことが出来る誘電体バリヤ放電ラ
ンプを利用した処理方法を提供することである。 【構成】 被処理物と処理用流体を接触させて該処理物
を処理する方法において、被処理物あるいは処理用流体
の一方が誘電体バリヤ放電ランプからの紫外線照射を少
なくとも2回以上受け、その時、被処理物ああるいは処
理用流体において第1回の照射と第2回以後の照射の少
なくとも1回に生ずる化学反応が異なるように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光化学反応を利用した
処理方法、例えば、フロンガス、各種の廃ガスの処理、
あるいは上水、下水、各種の工場廃水の処理、あるいは
洗浄、または太陽電池などに使用される水素化アモルフ
ァスシリコン薄膜等を製造する成膜方法などに関する。
特に、光化学反応用の光源として誘電体バリヤ放電ラン
プを使用した処理方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に関連した技術としては、例え
ば、日本国公開特許公報平3−211283号には、誘
電体バリヤ放電(別名オゾナイザ放電。電気学会発行改
定新版「放電ハンドブック」平成1年6月再版7刷発行
第263ページ参照)を使用したランプから放射される
紫外線を利用したCVD法による薄膜の製造装置につい
て記載されている。また、日本国公開特許公報平3−1
22287号には、誘電体バリヤ放電を使用したランプ
から放射される紫外線を利用した基板の金属化方法につ
いて記載されている。上記のような誘電体バリヤ放電ラ
ンプを利用した処理方法は、誘電体バリヤ放電ランプが
従来の低圧水銀放電ランプや高圧アーク放電ランプには
無い種々の特長を有しているため特長ある処理が得られ
るため、有用である。例えば、誘電体バリヤ放電ランプ
を利用した薄膜の製造方法は、太陽電池、各種半導体素
子用の薄膜を高品質で作成出来るため有用である。
【0003】上記した従来の処理方法は、処理用流体あ
るいは被処理物又は前記両者に1種類の紫外線を1回だ
け照射する方法を採用していた。例えば、誘電体バリヤ
放電ランプを利用した薄膜の製造方法においては、処理
用流体である複数のプロセスガスと被処理物である基板
を1個の反応室内に収納し、1種類の誘電体バリヤ放電
ランプから放射される1種類の紫外線を1回だけプロセ
スガスに照射してプロセスガスを分解、活性化する方法
によって、基板上に成膜していた。なおこの時、基板に
も、プロセスガスによって吸収されなかった紫外線が照
射される。上記した従来の処理方法において、紫外線の
照射を2回以上繰り返したとしても、プロセスガスおよ
び基板上に発生する化学反応の種類は1回目の紫外線を
照射した時と同一であり、単に、1回目の紫外線の照射
時間を長くしたことに相当するだけである。
【0004】一般的に、ある物質を光化学反応によって
活性化、分解、イオン化あるいは合成するのに最適な条
件、すなわち照射する紫外線の波長と強度、物質の温度
などは、物質の種類によって異なる。従って、被処理物
と処理用流体を接触させて該被処理物を処理する方法に
おいて、被処理物あるいは処理用流体の少なくとも一方
に誘電体バリヤ放電ランプからの1種の紫外線照射を1
回だけ照射して処理する方法は、処理が不完全であった
り、あるいは処理の速度あるいは処理効率が必ずしも十
分ではないという問題があった。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、各
種の処理を高品位で行い、かつ、高速度であるいは高効
率で行うことが出来る誘電体バリヤ放電ランプを利用し
た処理方法を提供することである。
【0006】
【問題を解決するための手段】上記本発明の目的は、少
なくとも被処理物と処理用流体を接触させて該処理物を
処理する方法において、被処理物あるいは処理用流体の
一方が誘電体バリヤ放電ランプからの紫外線照射を少な
くとも2回以上受け、その時、被処理物あるいは処理用
流体において第1回の照射と第2回以後の照射の少なく
とも1回に生ずる化学反応が異なることを特徴とする被
処理物の処理方法を使用することによって達成される。
【0007】特に、流体の処理においては、被処理物に
第1の誘電体バリヤ放電ランプから放射される第1の紫
外線を照射する第1の工程、該第1の工程後、該被処理
物と処理用流体を接触せしめ、第2の誘電体バリヤ放電
ランプから放射される第2の紫外線を照射する第2の工
程を含むことを特徴とした処理方法や、あるいは、処理
用流体に第1の誘電体バリヤ放電ランプから放射される
第1の紫外線を照射する第1の工程、該第1の工程後、
該被処理物と処理用流体を接触せしめ、第2の誘電体バ
リヤ放電ランプから放射される第2の紫外線を照射する
第2の工程を含むことを特徴とした処理方法、または、
被処理物と処理用流体を接触せしめ、第1の誘電体バリ
ヤ放電ランプから放射される第1の紫外線を照射する第
1の工程、該第1の工程によって処理された該被処理物
と該処理用流体に第2の誘電体バリヤ放電ランプから放
射される第2の紫外線を照射する第2の工程を含むこと
を特徴とした処理方法を使用することによって、本発明
の目的はより一層達成される。
【0008】また、特に、固体あるいは液体の処理にお
いては、所定の雰囲気下に配置された被処理物に第1の
誘電体バリヤ放電ランプから放射される第1の紫外線を
照射する第1の工程、該第1の工程後、該被処理物を処
理用流体下に配置し、第2の誘電体バリヤ放電ランプか
ら放射される第2の紫外線を照射する第2の工程を含む
ことを特徴とした処理方法、あるいは、所定の処理用流
体下に配置された被処理物に第1の誘電体バリヤ放電ラ
ンプから放射される第1の紫外線を照射する第1の工
程、該第1の工程後、該被処理物を所定の雰囲気下に配
置し、第2の誘電体バリヤ放電ランプから放射される第
2の紫外線を照射する第2の工程を含むことを特徴とし
た処理方法を採用することによって、本発明の目的はよ
りいっそう達成される。
【0009】
【前記手段の有する作用】少なくとも紫外線による光化
学反応を利用し、かつ、被処理物と処理用流体を接触さ
せて該被処理物を処理する方法において、紫外線の光源
として誘電体バリヤ放電ランプを使用すると、誘電体バ
リヤ放電ランプは、従来の低圧水銀放電ランプや高圧ア
ーク放電ランプに比較し、特定の紫外線を高効率で発生
できる、ほぼ単色光である、ランプの温度が低い、形状
の自由度が大きいなどの特長があるので、小型の装置で
高効率、高速の処理が可能になる。被処理物あるいは処
理用流体の一方が誘電体バリヤ放電ランプからの紫外線
照射を少なくとも2回以上受け、その時、被処理物ある
いは処理用流体において第1回の照射と第2回以後の照
射の少なくとも1回に生ずる化学反応が異なることを特
徴とする被処理物の処理方法にすることにより、被処理
物あるいは処理用流体に対する1回目の紫外線照射、お
よび被処理物あるいは処理用流体または両者に対する2
回目の紫外線照射を最適な条件で行うことが可能にな
り、したがって、活性化、分解、イオン化および合成が
最適に行われ、その結果、小型の装置で高効率、高速の
処理が可能になる。
【0010】被処理物に第1の誘電体バリヤ放電ランプ
から放射される第1の紫外線を照射する第1の工程、該
第1の工程後、該被処理物と処理用流体を接触せしめ、
第2の誘電体バリヤ放電ランプから放射される第2の紫
外線を照射する第2の工程を含むことを特徴とした処理
方法にすると、紫外線の波長および速度、被処理物と処
理用流体の温度などを、第1の工程および第2の工程に
おいてそれぞれ独立に、該誘電体バリヤ放電ランプの種
類や反応室の温度等の選択によって最適に調整すること
が可能になり、従って高効率、高速の処理が可能にな
る。該被処理物、該処理用流体および両者の少なくとも
1つの温度を調整する手段を設け、温度調節を行うこと
により、第1の工程および該第2の工程の化学反応を最
適に行うことが出来、従って高効率の処理が可能にな
る。
【0011】さらに、所定の雰囲気下に配置された被処
理物に第1の誘電体バリヤ放電ランプから放射される第
1の紫外線を照射する第1の工程、該第1の工程後、該
被処理物を処理用流体下に配置し、第2の誘電体バリヤ
放電ランプから放射される第2の紫外線を照射する第2
の工程を含むことを特徴とした処理方法にすると、例え
ば、被処理物を固体、第1の工程における雰囲気を真空
雰囲気とすると、第1の紫外線の照射によって被処理物
から発生したガスが急速に取り除かれるため、該発生し
たガスによる紫外線の吸収が生じないので、高効率の処
理が可能になる。
【0012】場合によっては、処理用流体の種類および
被処理物と処理用流体の温度等を調整することにより、
該第1の紫外線と該第2の紫外線の波長が実質的に同一
であることを特徴とした処理方法も可能である。この場
合には第1と第2の誘電体バリヤ放電ランプを同一種類
とする事が出来、従って保守が容易になる。該第1の紫
外線と該第2の紫外線の波長が実質的に同一である場合
には、該第1の誘電体バリヤ放電ランプと該第2の誘電
体バリヤ放電ランプを1個の誘電体バリヤ放電ランプで
兼任する事が可能になり、従って、装置の小型化、高効
率化が達成される。
【0013】該誘電体バリヤ放電ランプが、気密な放電
空間を有し、紫外線を透過する光取り出し窓部材を通し
て紫外線を放射する場合には、nm単位で表した波長範
囲180から200、165から190、240から2
55、200から240、120から190、および3
00から320の波長範囲の紫外線を放射させる事によ
り、高効率、高品位の処理方法が達成される。なぜな
ら、上記の波長範囲の紫外線は、少なくとも、それぞれ
主たる発光用ガスとして、アルゴンとフッ素、アルゴン
と塩素、クリプトンとフッ素、クリプトンと塩素、キセ
ノンおよびキセノンと塩素の混合ガスを使用することに
より、それぞれの混合ガスのエキシマ分子によって発光
可能であるが、これらのガスを使用することにより、発
光用ガスの劣化が少なく、かつ光取り出し窓部材の劣化
が少ない状態を実現できるからである。
【0014】該誘電体バリヤ放電ランプが、放電空間と
被処理物あるいは処理用流体の間に固体のランプ構成材
を有さない、すなわち光取り出し窓部材を持たない場合
には、107から165、および140から160の波
長範囲の紫外線を放射させる事により、高効率、高品位
の処理方法が達成される。なぜなら、光取り出し窓部材
を持たない場合には、発光用ガスが被処理物に接触して
被処理物を汚染する事があるが、少なくとも、主たる発
光用ガスとしてクリプトンおよびアルゴンを使用するこ
とにより、それぞれのガスのエキシマ分子によって上記
の波長範囲の紫外線を放射することが可能であり、これ
らのガスは被処理物を汚染することが無いからである。
【0015】
【実施例】本発明の第1の実施例である水処理方法の概
略図を図1に示す。箱形の反応容器5は、両面に紫外線
を放射する構造の平板上の2個の誘電体バリヤ放電ラン
プ6,7によって実質的に2箇の反応空間領域を有して
いる。誘電体バリヤ放電ランプの概略図を図2に示す。
紫外線を透過する平板上の誘電体20,21と側板22
によって放電空間23が形成されており、該放電空間2
3内に発光ガスが充填されている。誘電体20,21の
表面に設けられた金属網からなる透明電極24,25に
交流電源26によって電圧を印加すると、放電空間23
内にいわゆる誘電体バリヤ放電、別名オゾナイザ放電あ
るいは無声放電が発生して、誘電体20,21,透明電
極24,25を通して、高効率で紫外線が放射される。
図には示していないが、必要に応じて、透明電極24,
25の表面を紫外線透過性の樹脂、ガラスなどで覆い電
気的に絶縁する。
【0016】第1の誘電体バリヤ放電ランプ6は、発光
ガスの主成分としてキセノンガスが封入されており、1
72nm付近で最大値を有する120から190nmの
波長範囲の紫外線を放出する。また、第2の誘電体バリ
ヤ放電ランプ7は、発光ガスの主成分としてクリプトン
と塩素の混合ガスが封入されており、222nm付近で
最大値を有する200から240nmの波長範囲の紫外
線を放出する。処理用流体である空気1が処理用流体供
給口2から反応容器5に供給されると、第1の誘電体バ
リヤ放電ランプ6から放射される172nm付近で最大
値を有する120から190nmの範囲の紫外線によっ
て空気1中の酸素から反応空間領域8においてオゾンが
生成される。該オゾンは、反応空間領域9に移動して、
第2の誘電体バリヤ放電ランプ7から放射される222
nm付近で最大値を有する200から240nmの波長
範囲の紫外線を照射され、活性酸素原子と酸素分子に分
解される。該活性酸素原子と酸素分子と、被処理物供給
口4から反応容器5に供給された被処理物である水3が
混合され、反応空間領域10,11における該混合流体
に第2および第1の誘電体バリヤ放電ランプ7および6
からの紫外線が照射される。
【0017】その結果、水に不純物として含まれている
メタノール、イソプロピルアルコール、メチルエチルケ
トン、トリクロルエチレン、ドデシルベンゼンスルフォ
ン酸、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、
トリメチルアミン、テトラメチルアンモニウムハイドロ
オキサイド等が分解され、無害な炭酸ガス、水等に変換
される。処理された水は、処理用空気とともに、出口1
2から排出される。
【0018】本実施例の利点として、第1に、オゾンの
生成とオゾンの分解用のランプを別の種類に構成したの
で、それぞれの化学反応が最適になるように紫外線の波
長および強度を調節でき、従って高効率の処理が可能に
なり、第2に被処理物と前処理された処理用流体の混合
物に、第2の誘電体バリヤ放電ランプからの紫外線に加
えて、第1の誘電体バリヤ放電ランプによって従来の低
圧水銀放電ランプや高圧アークランプでは発生できない
短波長の紫外線を高効率で照射することが出来るので、
従来の方法では分解が困難であったトリメチルアミン、
テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド等が分解
可能になり、第3に第1および第2の誘電体バリヤ放電
ランプの光出力特性が周囲温度によって変化しないの
で、比較的低温度でしかも温度の一定化には多大のエネ
ルギーが必要である水の処理を安定に行うことが出来、
第4に第1および第2の誘電体バリヤ放電ランプの形状
の変更に大きな自由度があるので、第1の工程と第2の
工程およびそれに続く工程を直近して行うことが可能に
なり、従って高効率の処理が出来る等が生じる。
【0019】本発明の第2の実施例は、第1の実施例に
おいて、被処理物供給口4を閉じてしまい、被処理物3
と処理用流体1の混合物を処理用流体供給口2から混合
供給する方法である。この方法は装置が簡単になる利点
がある。
【0020】本発明の第3の実施例は、第1の実施例に
おいて第2の誘電体バリヤ放電ランプの発光物質を第1
の誘電体バリヤ放電ランプと同一にするか、あるいは第
1、第2の誘電体バリヤ放電ランプの放電空間を同一に
して、すなわち1個の誘電体バリヤ放電ランプにした構
成を特徴とする。この実施例では、反応空間領域8,9
において主にオゾンを生成し、被処理物とオゾンの混合
ガスに対して反応空間領域10,11において紫外線を
照射して、被処理物の処理を行うものである。この実施
例の方法では、装置が簡単になるという利点が生じる。
【0021】本発明の第4の実施例は、第1あるいは第
2の実施例において、処理用流体として過酸化水素を使
用したものである。過酸化水素は、過酸化水素水として
供給される。供給された過酸化水素水は、反応空間領域
8,9において紫外線の照射によってヒドロキシラジカ
ルを生成する。被処理物と該前処理された過酸化水素水
の混合物に、反応空間領域10,11において紫外線が
照射され、被処理物が処理される。
【0022】本発明の第5の実施例は、第1から第3の
実施例において、被処理物を工業廃水や、下水としたも
のである。この実施例においても、被処理物に含まれて
いる固形物の分離などの前処理工程が必要になる場合が
あるが、第1から第3の実施例と同様の機構で被処理物
が処理される。第1から第5までの実施例は被処理物が
液体であったが、第6の実施例は第1から第5の実施例
における被処理物を、ガスに置き換えたものである。例
えば、被処理物を成層圏オゾン層を破壊するCFC−1
1,CFC−12,CFC−114およびCFC−11
2等のフロンガスとし、処理用流体として酸素を使用す
ると、炭素、塩素、フッ素の化合物であるフロンを、該
処理方法によって無害な低級フッ素樹脂、炭酸ガス、或
いは塩化水素に変換する事が可能になる。なお、塩化水
素ガスは、別工程でナトリウム化合物等にして処理す
る。四塩化炭素やメチルクロロホルムなどを含む工業廃
ガスなど各種の廃ガスも第6の実施例の方法で処理する
ことが出来る。
【0023】第7の実施例である湿式洗浄方法の概略図
を図3に示す。箱形の洗浄槽30内に、両面に紫外線を
放射する構造の平板状の2個の誘電体バリヤ放電ランプ
6,7が設置されている。誘電体バリヤ放電ランプの構
造は、図2に示すものと実質的に同一である。第1の誘
電体バリヤ放電ランプ6は、発光ガスの主成分としてキ
セノンガスが封入されており、172nm付近で最大値
を有する120から190nmの波長範囲の紫外線を放
出する。また、第2の誘電体バリヤ放電ランプ7は、発
光ガスの主成分としてクリプトンとフッ素の混合ガスが
封入されており、249nm付近で最大値を有する24
0から255nmの波長範囲の紫外線を放出する。処理
用流体である空気1が処理用流体供給口2から供給され
ると、第1の誘電体バリヤ放電ランプ6から放出される
172nm付近で最大値を有する120から190nm
の範囲の紫外線によって空気1中の酸素から反応空間領
域8においてオゾンが生成される。該オゾンは、反応空
間領域9に移動して、第2の誘電体バリヤ放電ランプ7
から放射される249nm付近で最大値を有する240
から255nmの波長範囲の紫外線を照射され、活性酸
素原子と酸素分子に分解される。該活性酸素原子と酸素
分子は、洗浄槽30の底に設けられた泡立て器31を通
して洗浄槽30内の水32のなかに混入される。
【0024】被処理物、例えばプラスチッックの瓶33
は、支持具34によってオゾンの混入した水32に沈め
られ、第1および第2の誘電体バリヤ放電ランプからの
紫外線の照射によって外表面が洗浄される。該洗浄によ
って、瓶33の外表面への印刷などが高品位で行えるよ
うになる。支持具34を回転させることにより被処理物
であるプラスチックの瓶33を回転させる方法や、第
1、第2の誘電体バリヤ放電ランプに対向して第3,4
の誘電体バリヤ放電ランプを瓶33を挟むように設ける
ことにより、処理速度を大きくすることが出来る。
【0025】第8の実施例であるフォトレジストの灰化
方法の概略図を図4に示す。灰化ダクト40内に注入さ
れた処理用流体酸素1は、灰化ダクト40内に設けられ
た第1の誘電体バリヤ放電ランプ群41から放射される
紫外線によってオゾンに変換される。第1の誘電体バリ
ヤ放電ランプ群41は、図5に示したような中空同軸円
筒形の誘電体バリヤ放電ランプ41aを台座44に複数
束ねたもので、各誘電体バリヤ放電ランプ41aの構造
は、内側誘電体51の内側に紫外線の反射板と電極を兼
ねたアルミニウム箔52が設けてあり、該内側誘電体5
1と同軸に設けられてた外側誘電体53の外側には紫外
線を透過する電極54が設けられた構造である。該内側
誘電体51と外側誘電体53によって形成された中空円
筒部55に、発光用ガスが充填されている。電極52,
54間に電源26によって電圧を印加すると、中空円筒
部55にオゾナイザ放電が発生し、外側誘電体54から
紫外線が放射される。
【0026】第1の誘電体バリヤ放電ランプ群41から
放射される紫外線によって生成されたオゾンは第2の誘
電体バリヤ放電ランプからの紫外線によって活性化酸素
原子に変換される。被処理物である半導体基板43に塗
布されたフォトレジストは、第2の誘電体バリヤ放電ラ
ンプ群42からの紫外線の照射のもとに活性化酸素原子
と反応し、灰化する。個々の放電ランプ42aの構造
は、放電ランプ41aと同一であって、かつ台座44に
取り付けられている。2箇の台座44の位置調節をすれ
ば、ランプ群41とランプ群42の距離は調節できる。
【0027】第2の誘電体バリヤ放電ランプ群42が、
比較的波長の長い240から255nm,200から2
40nm,300から320nmの範囲の紫外線を放射
するように発光物質を選択すると、基板43に照射され
る光子のエネルギーが小さいので、基板43を損傷する
ことが少ない。また、第2の誘電体バリヤ放電ランプ群
42が、比較的波長の短い180から200nm,16
0から190nm,120から190nmの範囲の紫外
線を放射するように発光物質を選択すると、該紫外線
は、酸素分子の吸収断面積が大きいので基板表面近くに
おいて化学活性の高い酸素原子の密度を極めて高く生成
することが出来ることになり、かつ、基板43に照射さ
れる光子のエネルギーが大きいので、イオンが注入され
て灰化しにくくなったフォトレジストも灰化することが
出来る。
【0028】第9の実施例である表面改質方法の概略図
を図6に示す。被処理物であるプラスチック60は、上
部から供給された窒素62の雰囲気で満たされた第1の
処理ダクト61に設置され、第1の誘電体バリヤ放電ラ
ンプ群63からの120から190nmの波長範囲の紫
外線の照射をうけ、表面に存在する分子の結合が切断さ
れる。しかるのちに、プラスチック60は、搬送装置6
4によって第2の処理ダクト65に運ばれ、処理用流体
供給口2から供給された酸素もしくは空気1の雰囲気中
で第2の誘電体バリヤ放電ランプ群66からの紫外線の
照射を受け、表面に−C00H基、−OH基が生成され
る。上記のような処理によって、プラスチック表面への
印刷、接着などが高品位で出来るようになる。この実施
例では被処理物は大気圧以上の雰囲気にあるので、被処
理物の移動が簡単であるという利点が生じる。また、窒
素62の代わりにアルゴンガスを使用し、第1の誘電体
バリヤ放電ランプ群63として窓無しランプ(特開平3
−211283に開示されている)を使用すると、第1
の誘電体バリヤ放電ランプ群63からはアルゴンのエキ
シマ分子から放射される107から165nmの波長範
囲の紫外線が放射され、フッ素樹脂のような非常に安定
な樹脂の表面の改質を行うことが出来るようになる。
【0029】第10の実施例である成膜方法の概略図を
図7に示す。反応容器70の上部に設けられた発光用ガ
ス供給口75に近接して、窓部材を有さない第1の誘電
体バリヤ放電ランプ群63が設けられている。発光用ガ
ス供給口75から発光用ガスアルゴン74が供給される
と、第1の誘電体バリヤ放電ランプ群63からアルゴン
のエキシマ分子から放射される107から165nmの
波長範囲の紫外線が放射される。処理用流体供給口2か
ら供給された処理用流体モノシランガスとメタンガスの
混合ガス1は第1の誘電体バリヤ放電ランプ群63から
放射される107から165nmの波長範囲の紫外線に
よって分解、活性化され、被処理物である基板71の表
面において第2の誘電体バリヤ放電ランプ群66からの
紫外線によって再活性化され水素化アモルファス炭化シ
リコンの薄膜を形成する。第2の誘電体バリヤ放電ラン
プ群66として比較的長い波長の紫外線を放射するラン
プを採用すると、膜に照射される光子のエネルギーが小
さいので、膜を損傷することが少なく、高品質の膜が得
られる。処理用流体を第1の誘電体バリヤ放電ランプの
紫外線で分解、活性化し、さらに成膜時に第2の紫外線
を照射することにより、良質な膜の形成が可能になっ
た。被処理物の支持装置72に被処理物の温度を調整す
る機構を組み込み被処理物の温度を調整したり、支持具
73によって被処理物と第1の誘電体バリヤ放電ランプ
群63との距離を調整することにより、さらに良質の膜
を形成することが可能になる。尚、76は放電用ガスや
処理用ガスの排出口である。
【0030】第11の実施例である殺菌方法の概略図を
図8に示す。誘電体バリヤ放電ランプは、図8に示した
ように、3本の管状の誘電体を同軸的に配置してなるも
のであって、内側誘電体51、中間誘電体88および外
側誘電体53を同軸に配置して独立した内側放電室87
と外側放電室86を形成し、中間誘電体88内に埋め込
まれた中間電極89と内側誘電体51の内面に設けられ
た透明電極82および外側誘電体53の外面に設けられ
た透明外側電極54の間にそれぞれ交流電源26aおよ
び26bによって電圧を印加して、内側放電室87と外
側放電室86で誘電体バリヤ放電を行う方式のランプで
ある。内側放電室87の発光用ガスとしてキセノンガス
を使用して120から190nmの波長範囲の紫外線を
放射させ、外側放電室86の発光用ガスとしてクリプト
ンとフッ素の混合ガスを使用し、240から255nm
の波長範囲の紫外線を放射させる。
【0031】処理用流体である酸素ガス1を管状の内側
誘電体51の一端81から流し込み、第1の反応空間8
3内で内側放電室87から放射された120から190
nmの波長範囲の紫外線によって生成したオゾンを内側
誘電体51の他の一端84から噴出させる。該オゾンは
反応空間85内で外側放電室86から放射された240
から255nmの波長範囲の紫外線によって分解され、
活性な酸素原子を生成し、活性な酸素原子が被処理物で
ある食品用カップ90の内面を殺菌する。さらに、食品
用カップ90の内面を照射した外側放電室86から放射
された240から255nmの波長範囲の紫外線は、こ
の波長領域の紫外線は殺菌作用が最適であるため食品用
カップ90の内面を直接殺菌し、従って、短時間で殺
菌、消毒を行うことが出来る。
【0032】第12の実施例であるエッチング方法の概
略図を図9に示す。処理ダクト40内に注入された処理
用流体である塩素ガス1は、処理用ダクト40内に設け
られた誘電体バリヤ放電ランプ群41のランプの間を通
過する間に誘電体バリヤ放電ランプ群41から放射され
た紫外線によって、活性塩素原子に変換される。この活
性塩素原子は、酸化シリコン91でマスクされたシリコ
ン基板92に吹きつけられ、誘電体バリヤ放電ランプ群
41からの紫外線照射のもとにシリコン基板と反応して
塩化シリコンを生成し、シリコン基板をエッチングす
る。誘電体バリヤ放電ランプ群41が、比較的波長の長
い240から255nm,300から320nmの範囲
の紫外線を放射するように発光物質を選択すると、基板
92に照射される光子のエネルギーが小さいので、基板
92を損傷することが少ない。
【0033】第13の実施例である乾式の洗浄方法の概
略図を図10に示す。誘電体バリヤ放電ランプは、図5
に示したような中空同軸二重管形であるが、内側電極8
2は図5の場合と異なって透明電極である。すなわち、
内側にも紫外線が放射される。発光ガスとしてキセノン
ガスを使用して120から190nmの波長範囲の紫外
線を放射させ、処理用流体1として酸素を使用する。反
応空間83内において、該酸素1はオゾンに変換され、
出口84から噴射される。該オゾンは被処理物である瓶
101と該誘電体バリヤ放電ランプによって形成された
第2の反応空間85において、該紫外線の照射によって
さらに活性な酸素に分解される。この活性な酸素によっ
て瓶の内面に付着した有機物を短時間で分解、除去する
ことが出来る。
【0034】
【発明の効果】上記したように、本発明によれば、各種
の処理を高品質で、高効率で、十分な速度で行うことが
できる処理方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を使用した水処理方法の説明図である。
【図2】誘電体バリヤ放電ランプの概略図である。
【図3】本発明を使用した湿式洗浄方法の説明図であ
る。
【図4】本発明を使用したフォトレジストの灰化方法の
説明図である。
【図5】他の構造の誘電体バリヤ放電ランプの概略図で
ある。
【図6】本発明を使用したプラスチックの表面改質方法
の説明図である。
【図7】本発明を使用した成膜方法の説明図である。
【図8】本発明を使用した殺菌方法の説明図である。
【図9】本発明を使用したシリコン基板のエッチング方
法の説明図である。
【図10】本発明を使用した乾式洗浄方法の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 処理用流体 3 被処理物 6,7 誘電体バリヤ放電ランプ 8,9,10,11 反応空間領域 20,21 誘電体 23 放電空
間 24,25 透明電極 26 交流電

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理物と処理用流体を接触させて該被
    処理物を処理する方法において、被処理物あるいは処理
    用流体の一方が誘電体バリヤ放電ランプからの紫外線照
    射を少なくとも2回以上受け、その時、被処理物あるい
    は処理用流体において第1回の照射と第2回以後の照射
    の少なくとも1回に生ずる化学反応が異なることを特徴
    とする被処理物の処理方法。
  2. 【請求項2】 被処理物に第1の誘電体バリヤ放電ラン
    プから放射される第1の紫外線を照射する第1の工程、
    該第1の工程後、該被処理物と処理用流体を接触せし
    め、第2の誘電体バリヤ放電ランプから放射される第2
    の紫外線を照射する第2の工程を含むことを特徴とした
    請求項第1に記載の誘電体バリヤ放電ランプを使用した
    処理方法。
  3. 【請求項3】 処理用流体に第1の誘電体バリヤ放電ラ
    ンプから放射される第1の紫外線を照射する第1の工
    程、該第1の工程後、該被処理物と処理用流体を接触せ
    しめ、第2の誘電体バリヤ放電ランプから放射される第
    2の紫外線を照射する第2の工程を含むことを特徴とし
    た請求項1に記載の誘電体バリヤ放電ランプを使用した
    処理方法。
  4. 【請求項4】 被処理物と処理用流体を接触せしめ、第
    1の誘電体バリヤ放電ランプから放射される第1の紫外
    線を照射する第1の工程、該第1の工程によって処理さ
    れた該被処理物と該処理用流体に第2の誘電体バリヤ放
    電ランプから放射される第2の紫外線を照射する第2の
    工程を含むことを特徴とした請求項1に記載の誘電体バ
    リヤ放電ランプを使用した処理方法。
  5. 【請求項5】 所定の雰囲気下に配置された被処理物に
    第1の誘電体バリヤ放電ランプから放射される第1の紫
    外線を照射する第1の工程、該第1の工程後、該被処理
    物を処理用流体下に配置し、第2の誘電体バリヤ放電ラ
    ンプから放射される第2の紫外線を照射する第2の工程
    を含むことを特徴とした請求項1に記載の誘電体バリヤ
    放電ランプを使用した処理方法。
  6. 【請求項6】 所定の処理用流体下に配置された被処理
    物に第1の誘電体バリヤ放電ランプから放射される第1
    の紫外線を照射する第1の工程、該第1の工程後、該被
    処理物を所定の雰囲気下に配置し、第2の誘電体バリヤ
    放電ランプから放射される第2の紫外線を照射する第2
    の工程を含むことを特徴とした請求項1に記載の誘電体
    バリヤ放電ランプを使用した処理方法。
  7. 【請求項7】 該第1の紫外線と該第2の紫外線の波長
    が実質的に同一であることを特徴とした請求項1から請
    求項6に記載の誘電体バリヤ放電ランプを使用した処理
    方法。
  8. 【請求項8】 該第1の誘電体バリヤ放電ランプと該第
    2の誘電体バリヤ放電ランプを1個の誘電体バリヤ放電
    ランプが兼任していることを特徴とした請求項7に記載
    の誘電体バリヤ放電ランプを使用した処理方法。
  9. 【請求項9】 該第1の誘電体バリヤ放電ランプと該第
    2の誘電体バリヤ放電ランプの少なくとも1個の誘電体
    バリヤ放電ランプが、放電空間と被処理物あるいは処理
    用流体の間に固体のランプ構成材を有さないことを特徴
    とした請求項1から請求項8に記載の誘電体バリヤ放電
    ランプを使用した処理方法。
  10. 【請求項10】 該誘電体バリヤ放電ランプが、nm単
    位で表した波長範囲180から200、165から19
    0、240から255、200から240、120から
    190、および300から320の少なくとも1つの波
    長範囲に放射光を有する事を特徴とした請求項1から請
    求項8に記載の誘電体バリヤ放電ランプを使用した処理
    方法。
  11. 【請求項11】 該誘電体バリヤ放電ランプが、nm単
    位で表した波長範囲107から165、および140か
    ら160の少なくとも1つの波長範囲に放射光を有する
    事を特徴とした請求項9に記載の誘電体バリヤ放電ラン
    プを使用した処理方法。
  12. 【請求項12】 該被処理物あるいは該処理用流体の温
    度を可変する手段を設けたことを特徴とした請求項1か
    ら11に記載の誘電体バリヤ放電ランプを使用した処理
    方法。
  13. 【請求項13】 請求項1から8と、請求項10と、請
    求項12とに記載の誘電体バリヤ放電ランプを使用した
    処理方法を使用した事を特徴とする水処理方法。
  14. 【請求項14】 請求項1から8と、請求項10と、請
    求項12とに記載の誘電体バリヤ放電ランプを使用した
    処理方法を使用した事を特徴とする廃液処理方法。
  15. 【請求項15】 請求項1から12に記載の誘電体バリ
    ヤ放電ランプを使用した処理方法を使用した事を特徴と
    する廃ガス処理方法。
  16. 【請求項16】 請求項1から8と、請求項10と、請
    求項12とに記載の誘電体バリヤ放電ランプを使用した
    処理方法を使用した事を特徴とする湿式洗浄方法。
  17. 【請求項17】 請求項1から12に記載の誘電体バリ
    ヤ放電ランプを使用した処理方法を使用した事を特徴と
    する乾式洗浄方法。
  18. 【請求項18】 請求項1から12に記載の誘電体バリ
    ヤ放電ランプを使用した処理方法を使用した事を特徴と
    する灰化方法。
  19. 【請求項19】 請求項1から12に記載の誘電体バリ
    ヤ放電ランプを使用した処理方法を使用した事を特徴と
    する表面改質方法。
  20. 【請求項20】 請求項1から12に記載の誘電体バリ
    ヤ放電ランプを使用した処理方法を使用した事を特徴と
    する成膜方法。
  21. 【請求項21】 請求項1から8と、請求項10と、請
    求項12とに記載の誘電体バリヤ放電ランプを使用した
    処理方法を使用した事を特徴とする殺菌方法。
  22. 【請求項22】 請求項1から12に記載の誘電体バリ
    ヤ放電ランプを使用した処理方法を使用した事を特徴と
    するエッチング方法。
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