JPH0620876Y2 - シートシャッター - Google Patents

シートシャッター

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JPH0620876Y2
JPH0620876Y2 JP6588488U JP6588488U JPH0620876Y2 JP H0620876 Y2 JPH0620876 Y2 JP H0620876Y2 JP 6588488 U JP6588488 U JP 6588488U JP 6588488 U JP6588488 U JP 6588488U JP H0620876 Y2 JPH0620876 Y2 JP H0620876Y2
Authority
JP
Japan
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curtain
sheet
plate
shaped
reinforcing member
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP6588488U
Other languages
English (en)
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JPH01168796U (ja
Inventor
洋志 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Shutter Corp
Original Assignee
Sanwa Shutter Corp
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Publication date
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、シート状カーテンを高速で揚げ降ろしするシ
ートシャッターに関する。
〔従来の技術〕
人や車の出入りが頻繁な倉庫や工場あるいは建設現場の
開口部には、鉄板等で成型された多数のスラットを互い
に繋ぎ合わせて成る通常一般のシャッターカーテンに代
わって、これよりも著しく軽量で繋ぎ目のないシート状
カーテンを用いたシートシャッターが設置される。
このシートシャッターは、シート状カーテンを高速で揚
げ降ろして倉庫や工場の開口部を瞬時に開閉することが
できるという利点を有しているが、軽量なシート状カー
テンが風の影響を受けて膨らみ、その下端が床面や地面
から離れるように持ち上がって開口部の下方に大きな隙
間が空くと同時に、開口部の左右両側にも風の通る隙間
が空いて、冷暖房している倉庫や工場内の温度管理がで
きなくなるという難点を有していた。
このため、従来においては、巻取りシャフトに巻装され
るシート状カーテンの長さ方向に沿って所定間隔で複数
本の補強部材を並設し、これら各補強部材の両端を左右
のガイドレール内に上下動可能に支持して風の影響によ
るシート状カーテンの膨らみを防止するようにしている
(実開昭53−99844号公報参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、シート状カーテンに設けられる各補強部
材は、風圧に耐え得る程度の直径を有した鋼製の太い丸
棒から成るため、シート状カーテン全体の重量が嵩んで
迅速な揚げ降ろしに支障を来すと共に、巻取りシャフト
に巻き揚げられたシート状カーテンの巻径が著しく大き
くなったり、歪になるなどの欠点があった。
そこで本考案は、補強部材が軽量であっても風圧に耐え
得る充分な強度を有し、しかも、これがシート状カーテ
ンと共に巻取りシャフトに巻き取られた時に当該カーテ
ンの巻径が大きくなったり歪になったりしないシートシ
ャッターを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的は達成するために、本考案は、巻取りシャフト
に巻装されるシート状カーテンの長さ方向に沿って所定
間隔で複数本の補強部材が並設され、当該各補強部材の
両端が左右のガイドレールに支持されるように成された
シートシャッターにおいて、前記各補強部材の本体が、
前記シート状カーテンの裏面側に上端部を支点として9
0度の回転角で上下回動可能に取り付けられた板状体か
ら成り、当該板状体が、前記シート状カーテンと共に巻
取りシャフトから巻き出された時に、上端部を支点とし
て前記シート状カーテンと並行な状態から当該カーテン
に対して垂直な状態に立ち上がるように付勢されている
ことを特徴とする。
〔作用〕
本考案によれば、巻取りシャフトから巻き出されたシー
ト状カーテンが、当該カーテンに対して垂直な状態に立
ち上がった各補強部材の板状体を介して左右のガイドレ
ールに支えられ、風を受けて膨らむことが防止される。
また、各補強部材の板状体は、シート状カーテンに対し
て垂直な状態になっているから、厚さの薄い板状体であ
ってもシート状カーテンが受ける風圧を充分に支えるこ
とができる。したがって、各補強部材を軽量化してシー
ト状カーテンのより迅速な揚げ降ろしが可能になる。
更に、シート状カーテンを巻き揚げた時には、当該カー
テンと共に巻取りシャフトに巻き取られた各補強部材の
板状体が、シート状カーテンに対して垂直な状態に立ち
上がる付勢力に抗して当該カーテンと並行な状態に折り
畳まれるから、シート状カーテンの巻径が非常に小さく
なると同時に極めて均整になる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。
第1図は本考案によるシートシャッターの一例を概略的
に示す側面図、第2図はその要部を示す拡大図である。
本例においては、巻取りシャフト1に巻装されるシート
状カーテン2の長さ方向に沿って例えば約600mm程度
の間隔でその裏面側に複数本の補強部材3,3…が並設
されている。
各補強部材3の本体は、上端部に設けられたピン4を支
点として90度の回転角で上下回動可能に取り付けられ
た板状体5から成り、当該板状体5の両端が左右のガイ
ドレール6,6に支持されるようになっている。
また、各補強部材3の全体は、ピン4を介して板状体5
に連結された基板7がシート状カーテン2の裏面側に密
着して固定され、板状体5と基板7との相に鋏形のバネ
8が介装されたバネ付蝶番になっており、シート状カー
テン2と共に巻取りシャフト1から巻き出される板状体
5が、その上端部を支点として第2図鎖線図示の如くシ
ート状カーテン2と並行な状態から同図実線図示の如く
シート状カーテン2に対して垂直な状態に立ち上がるよ
うに付勢されている。
しかして、巻取りシャフト1をシャッターの閉鎖方向に
回転駆動させてシート状カーテン2を巻き出すと、各補
強部材3,3…の板状体5が、バネ8の付勢力によって
シート状カーテン2と並行な状態から当該カーテン2に
対して垂直な状態に順次立ち上がり、立ち上がった板状
体5の両端が左右のガイドレール6,6に支持されてシ
ート状カーテン2と共に下降する。
これによって、開口部を閉鎖するシート状カーテン2
は、各補強部材3,3…の板状体5で支えられ、風を受
けて膨らむことが防止される。
また、この時、板状体5,5……は、シート状カーテン
2に対して垂直な状態になっているから、これが厚さの
薄い金属板や強化プラスチック板で成形されていても、
シート状カーテン2が受ける風圧の作用方向に対して非
常に強い強度を発揮する。
つまり、板状体5,5…は、軽量薄型であってもシート
状カーテン2が受ける風圧で折れたり、撓みを生じてそ
の両端がガイドレール6,6から外れたりするおそれが
なく、シート状カーテン2全体を確りと支えることがで
きる。
したがって、各補強部材3全体が従来よりも軽量化さ
れ、シート状カーテン2を揚げ降ろしする速度をアップ
させることができる。
更に、巻取りシャフト1をシャッターの開放方向に回転
駆動してシート状カーテン2を巻き揚げた時には、当該
カーテン2と共に巻取りシャフト1に巻き取られる各補
強部材3,3…の板状体5が、バネ8の付勢力に抗して
順次自動的にシート状カーテン2に対して垂直な状態か
ら当該カーテン2と並行な状態に折り畳まれる。
これにより、シート状カーテン2の巻径が非常に小さく
なると同時に極めて均整になるから、巻取りシャフト1
を収容するシャッターケースを小型化することができる
と共に、巻取りシャフト1からシート状カーテン2を巻
き出す際に当該カーテン2に取り付けられた補強部材3
がガイドレール6,6から外れたり、その上端に引っ掛
かったりすることなく、当該レール6,6内に円滑に案
内される。
なお、第2図では、補強部材3の基板7をリベット9で
固定しているが、当該基板7が熱可塑性プラスチックで
成る場合には、これをポリ塩化ビニル等の軟質プラスチ
ックで成るシート状カーテン2に熱圧着して固定するこ
ともできる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によるシートシャッターは、
その長さ方向に沿って所定間隔で並設された各補強部材
の本体が板状体から成り、当該板状体はシート状カーテ
ンに対して垂直な状態で当該カーテンが受ける風圧を支
えるようになっているから軽量薄型であっても非常に強
度が強い。
したがって、シート状カーテン全体が軽量化され、当該
カーテンの揚げ降ろしを従来よりも高速化することがで
きるという優れた効果がある。
また、シート状カーテンが巻取りシャフトに巻き取られ
た時には、その裏面側に取り付けられた各補強部材の板
状体が当該カーテンに対して垂直な状態から並行な状態
に折り畳まれるので、シート状カーテンの巻径が大きく
なったり、歪んだりすることがないという大変優れた効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるシートシャッターの一例を概略的
に示す側面図、第2図はその要部を示す拡大図である。 符号の説明 1……巻取りシャフト、2……シート状カーテン、3…
…補強部材、4……ピン、5……板状体、6……ガイド
レール、8……バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻取りシャフトに巻装されるシート状カー
    テンの長さ方向に沿って所定間隔で複数本の補強部材が
    並設され、当該各補強部材の両端が左右のガイドレール
    に支持されるように成されたシートシャッターにおい
    て、前記各補強部材の本体が、前記シート状カーテンの
    裏面側に上端部を支点として90度の回転角で上下回動
    可能に取り付けられた板状体から成り、当該板状体が、
    前記シート状カーテンと共に巻取りシャフトから巻き出
    された時に、上端部を支点として前記シート状カーテン
    と並行な状態から当該カーテンに対して垂直な状態に立
    ち上がるように付勢されていることを特徴とするシート
    シャッター。
JP6588488U 1988-05-20 1988-05-20 シートシャッター Expired - Lifetime JPH0620876Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6588488U JPH0620876Y2 (ja) 1988-05-20 1988-05-20 シートシャッター

Applications Claiming Priority (1)

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JP6588488U JPH0620876Y2 (ja) 1988-05-20 1988-05-20 シートシャッター

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Publication Number Publication Date
JPH01168796U JPH01168796U (ja) 1989-11-28
JPH0620876Y2 true JPH0620876Y2 (ja) 1994-06-01

Family

ID=31291307

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JP6588488U Expired - Lifetime JPH0620876Y2 (ja) 1988-05-20 1988-05-20 シートシャッター

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JP6385807B2 (ja) * 2014-11-21 2018-09-05 文化シヤッター株式会社 シャッターカーテンの構造

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JPH01168796U (ja) 1989-11-28

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