JPH06206653A - 輪転印刷機における紙端位置調整装置 - Google Patents

輪転印刷機における紙端位置調整装置

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JPH06206653A
JPH06206653A JP152893A JP152893A JPH06206653A JP H06206653 A JPH06206653 A JP H06206653A JP 152893 A JP152893 A JP 152893A JP 152893 A JP152893 A JP 152893A JP H06206653 A JPH06206653 A JP H06206653A
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JP
Japan
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paper
control device
running
edge position
printing unit
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Pending
Application number
JP152893A
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English (en)
Inventor
Makoto Ujiie
真 氏家
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Via Mechanics Ltd
Original Assignee
Hitachi Seiko Ltd
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Publication date
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  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】印刷ユニットに送りこまれる走行紙の走行路
を、走行紙に無理な力を掛けることなく調整し、走行紙
の破断などを防止して、作業効率を向上させる。 【構成】輪転印刷機のインフィード装置に配置された紙
端位置制御装置の揺動角を検出するポテンショメータ2
6と、このポテンショメータ26の出力に基づいて、給
紙装置のスパイダーアーム4の一端に設けられたサイド
レイ装置7を作動させる制御装置31を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輪転印刷機における紙
端位置調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】輪転印刷機は、給紙装置、インフィード
装置、印刷ユニット、乾燥機、折機等によって構成され
ている。◆前記給紙装置は、図6及び図7に示すよう
に、フレーム1と、フレーム1に回転可能に支持された
回転軸2と、この回転軸2を回転させる駆動装置3と、
前記回転軸2に所定の間隔で固定された一対のスパイダ
ーアーム4と、このスパイダーアーム4の端部に回転及
び摺動可能に支持されたコーン軸5と、このコーン軸5
を回転駆動させるためのモータ6と、前記コーン軸5を
摺動させるためのサイドレイ装置7とを備え、巻取紙8
の芯金9にコーン軸5を嵌合させて巻取紙8を支持する
ようになっている。
【0003】また、前記インフィード装置は、図6に示
すように、フレーム11と、このフレーム11の所定の
位置に回転可能に支持された複数のガイドローラ12と
ドラグローラ13と、このドラグローラ13と接離可能
に支持されたピンチローラ14と、揺動可能に支持され
たダンサーローラ15と、紙端位置制御装置16とを備
えている。
【0004】そして、巻取紙8から引き出された走行紙
10は、ガイドローラ12、ドラグローラ13、ダンサ
ーローラ15及び紙端位置制御装置16とを介して印刷
ユニットに送りこまれる。このとき、印刷ユニットにお
ける走行紙10の走行中心と、給紙装置に支持された巻
取紙8の中心位置にずれがあると、前記紙端位置制御装
置16が揺動して、印刷ユニットに送りこまれる走行紙
10の中心位置を補正する。紙端位置制御装置16によ
り走行紙10の走行経路を変えると、走行紙10にかか
る張力がその紙幅方向に不均一になり、いわゆる片張り
状態で走行することになる。
【0005】特開昭59−97956号公報には、給紙
装置に対する巻取紙8の取付位置を調整するようにした
「巻取紙の耳端検出自動位置決め装置」が開示されてい
る。この巻取紙の耳端検出自動位置決め装置では、給紙
装置のスパイダーアームに支持された巻取紙の耳端を検
出して、サイドレイ装置により巻取紙をその軸方向に移
動させ、その耳端を所定の位置に位置決めするようにな
っている。しかし、印刷ユニットにおける走行紙の走行
中心と、巻取紙から引き出され印刷ユニットに送りこま
れる走行紙の走行中心のずれを補正することは考慮され
ていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記紙端位置制御装置
16の揺動量が大きくなると、走行紙10の紙幅方向の
張力の片寄りが大きくなって、端部の小さな傷によって
走行紙10が破断することがある。
【0007】上記の事情に鑑み、本発明の目的は、走行
紙に無理な力を掛けることなく、印刷ユニットにおける
走行紙の走行中心と、巻取紙から引き出され印刷ユニッ
トに送りこまれる走行紙の走行中心のずれを補正し、走
行紙の破断を防止するようにした輪転印刷機における紙
端位置調整装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、輪転印刷機のインフィード装置
に配置された紙端位置制御装置の回転角を検出する検出
手段と、この検出手段の出力に基づいて、給紙装置のス
パイダーアームの一端に設けられたサイドレイ装置を作
動させる制御装置を設けた。
【0009】
【作用】そして、検出手段の出力に基づいて、サイドレ
イ装置を作動させ、巻取紙をその軸心方向へ移動させる
ことにより、印刷ユニットにおける走行紙の走行中心
と、巻取紙から引き出され印刷ユニットに送りこまれる
走行紙の走行中心のずれを補正する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1ないし図5
に基づいて説明する。なお、図6及び図7と同じもの
は、同じ符号を付けて示す。
【0011】図1ないし図3は、紙端位置制御装置を示
すもので、同図において、20はベース。21はレバー
で、軸22を介して、ベース20に回動可能に支持され
ている。23はフレームで、レバー21の一端に固定さ
れている。24はローラで、フレーム23に回転可能に
支持されている。25は直動形のモータで、ベース20
に支持され、その可動部が前記レバー21に接続されて
いる。26はポテンショメータで、ベース20に支持さ
れている。27はタイミングプーリで、ポテンショメー
タ26の入力軸に固定されている。28はタイミングプ
ーリで、レバー21に固定されている。29はタイミン
グベルトで、タイミングプーリ27とタイミングプーリ
28に掛け渡されている。30は紙端検出装置で、紙端
位置制御装置に付設され、その検出信号をモータ25に
印加するようになっている。
【0012】図4は、前記紙端位置制御装置を用いた紙
端位置調整装置の一例を示すもので、同図において、制
御装置31は、ポテンショメータ26の出力に基づい
て、サイドレイ装置7に移動指令を与える。
【0013】このような構成において、給紙装置に支持
された巻取紙8から引き出された走行紙10は、紙端位
置制御装置を介して印刷ユニットに送りこまれる。この
時、紙端検出装置30が、印刷ユニットに送りこまれる
走行紙10の一方の紙端位置を検出し、その検出信号を
モータ25に印加する。
【0014】モータ25は、紙端検出装置30から印加
される信号に基づいて作動し、軸22を中心としてロー
ラ24を揺動させることにより、走行紙10の走行路を
変えて、その紙端位置が所要の範囲に入るように制御す
る。
【0015】この時、ローラ24の揺動量が、レバー2
1、タイミングプーリ28、タイミングベルト29およ
びタイミングプーリ27を介してポテンショメータ26
が駆動され、その出力が制御装置31に印加される。
【0016】制御装置31は、ポテンショメータ26の
出力が、予め設定された基準範囲を越えたとき、サイド
レイ装置7に移動指令を出力する。すると、サイドレイ
装置7が、制御装置31からの指令に基づいて、巻取紙
8をその軸心方向に移動させる。
【0017】すると、紙端検出装置30を通過する走行
紙10の走行路が、巻取紙8の移動量と同じ量だけ平行
移動するため、紙端検出装置30の検出信号が変わり、
モータ25が作動して、紙端位置制御装置のローラ24
を揺動させて走行紙10の紙端位置が所要の範囲に入る
ように制御する。
【0018】このような操作を繰り返すことにより、紙
端位置制御装置で走行紙10の走行路を調整する際に、
走行紙10に無理な力を掛けることなく調整することが
できる。
【0019】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、輪転
印刷機のインフィード装置に配置された紙端位置制御装
置の揺動角を検出する検出手段と、この検出手段の出力
に基づいて、給紙装置のスパイダーアームの一端に設け
られたサイドレイ装置を作動させる制御装置を設けたの
で、印刷ユニットに送りこまれる走行紙10の走行路
を、走行紙に無理な力を掛けることなく調整することが
できる。したがって、走行紙の破断などを防止して、作
業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における紙端位置制御装置の平面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図1の正面図。
【図4】本発明における紙端位置調整装置を示す平面
図。
【図5】本発明における調整状態を示す特性図。
【図6】輪転印刷機の給紙装置とインフィード装置を示
す正面図。
【図7】給紙装置の側面図。
【符号の説明】
4 スパイダーアーム 7 サイドレイ装置 26 検出手段 31 制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】輪転印刷機のインフィード装置に配置され
    た紙端位置制御装置の揺動角を検出する検出手段と、こ
    の検出手段の出力に基づいて、給紙装置のスパイダーア
    ームの一端に設けられたサイドレイ装置を作動させる制
    御装置を設けたことを特徴とする輪転印刷機における紙
    端位置調整装置。
JP152893A 1993-01-08 1993-01-08 輪転印刷機における紙端位置調整装置 Pending JPH06206653A (ja)

Priority Applications (1)

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JP152893A JPH06206653A (ja) 1993-01-08 1993-01-08 輪転印刷機における紙端位置調整装置

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JP152893A JPH06206653A (ja) 1993-01-08 1993-01-08 輪転印刷機における紙端位置調整装置

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JPH06206653A true JPH06206653A (ja) 1994-07-26

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ID=11504020

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JP152893A Pending JPH06206653A (ja) 1993-01-08 1993-01-08 輪転印刷機における紙端位置調整装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010131626A1 (ja) * 2009-05-13 2010-11-18 シャープ株式会社 シート搬送装置およびシート蛇行修正方法
JP2011225297A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Seiko Epson Corp 媒体送り装置、記録装置
JP2024043837A (ja) * 2022-09-20 2024-04-02 大野ロール株式会社 シート材巻取装置、シート材巻出し装置及びシート材巻取装置によるシート材巻取方法

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