JPH06206493A - 車両用点滅装置の配設構造 - Google Patents

車両用点滅装置の配設構造

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JPH06206493A
JPH06206493A JP5003744A JP374493A JPH06206493A JP H06206493 A JPH06206493 A JP H06206493A JP 5003744 A JP5003744 A JP 5003744A JP 374493 A JP374493 A JP 374493A JP H06206493 A JPH06206493 A JP H06206493A
Authority
JP
Japan
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frame
attached
vehicle
boss
sub
Prior art date
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Pending
Application number
JP5003744A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Iwasaki
英喜 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Publication date
Application filed by Kansei Corp filed Critical Kansei Corp
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 視認性を確保した上で、配設作業性等が良好
な車両用点滅装置の配設構造を提供する。 【構成】 車両天井に枠体14を介して「点滅装置」と
してのワーニングランプアッセンブリー18を配設する
構造において、前記ワーニングランプアッセンブリー1
8は、「表示面」としてのレンズ18dが運転者側を向
くように枠体14に取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両の天井に取り付
けられる点滅装置の配設構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両の安全性の向上を図る目的
で、運転者に、各種ランプを点滅させることにより、各
種の警告等を発するワーニングランプ等の点滅装置が知
られている。
【0003】この点滅装置は、運転者が視認し易いよう
に、一般に、メータ等の各種装置が装備されたインスト
ルメントパネルに配設されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、インストルメントパネルは
複数の装置が輻輳しており、この部位に点滅装置を配設
することは、スペース確保等の問題から設計の自由度が
制限され、又、配設作業性にも問題があった。
【0005】そこで、この発明は、視認性を確保した上
で、配設作業性等が良好な車両用点滅装置の配設構造を
提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、かかる課題
を解決するため、車両天井に枠体を介して点滅装置を配
設する構造において、前記点滅装置は、表示面が運転者
側を向くように車両前後方向に対して傾斜して前記枠体
に取り付けられている車両用点滅装置の配設構造とした
ことを特徴としている。
【0007】また、前記枠体は、前記車両天井に取り付
けられる基枠と、該基枠の開口部に取り付けられて前記
点滅装置が取り付けられる副枠とを有し、前記基枠に
は、前記副枠をネジ止めするためのネジ孔を有するボス
が、前記開口部の周縁部に複数突設され、一方、前記副
枠には、前記ボスにネジ止めされるネジ挿通孔を有する
取付け部を、前記ボスの数の2倍設けて2組設け、該組
を変えて前記ボスにネジ止めすることにより、前記副枠
の向きを変えて前記基枠に取り付けられるようにするこ
ともできる。
【0008】さらに、前記複数のボスの内の1つのボス
を基準とし、該基準のボスに取り付けられる取付け部の
ネジ挿通孔を円形の基準孔とし、該基準のボスに隣合う
ボスに取り付けられる取付け部のネジ挿通孔を、該隣合
うボスと前記基準のボスとを結ぶ方向に沿う長孔とする
こともできる。
【0009】
【作 用】かかる手段によれば、点滅装置を車両の天井
に配設することにより、インストルメントパネルに配設
する場合よりも、設計の自由度が増すと共に、他の装置
の影響を受けることが少なく配設作業性が向上すること
となる。
【0010】しかも、点滅装置の表示面を車両前後方向
に対して斜めにして、運転者側に向けることにより、視
認性も確保されることとなる。
【0011】また、請求項2に記載の発明によれば、ボ
スに取り付けられる取付け部の組を変えて、基枠に副枠
を向きを変えて取り付けることにより、点滅装置の表示
面の向きを変えることができるため、左ハンドル車ある
いは右ハンドル車に対して共用化を図ることができる。
【0012】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
ネジ挿通孔の長孔方向に対する成形誤差を吸収できた上
で、長孔と略直交する方向の位置規制を行うことができ
る。
【0013】
【実施例】以下、この発明を実施例に基づいて説明す
る。
【0014】図1乃至図8は、この発明の一実施例を示
す図である。
【0015】図中符号11はルームランプユニットで、
このユニット11は、トラックの運転席と助手席の略真
ん中の天井に取り付けられるようになっている。
【0016】このルームランプユニット11は、主に図
3に示すように、樹脂製の基枠12及びこの基枠12の
開口部12aに取り付けられる樹脂製の副枠13から枠
体14が構成され、その基枠12のスイッチ開口部12
bにスイッチ15,15が、ルームランプ開口部12c
にルームランプアッセンブリー16が取り付けられ、
又、副枠13のスポットランプ開口部13aにスポット
ランプアッセンブリー17が、ワーニングランプ開口部
13bに「点滅装置」としてのワーニングランプアッセ
ンブリー18が取り付けられるようになっている。
【0017】このワーニングランプアッセンブリー18
は、大略長方形状のランプケース18aの複数のランプ
挿入孔18b,…に、それぞれワーニングランプ18c
が配設されると共に、それらランプ挿入孔18b,…の
前面側が「表示面」としてのレンズ18dで覆われてい
る。このレンズ18dは、前記ワーニングランプ開口部
13bを閉成するようにしており、外部からはランプケ
ース18a内が見えないが、ワーニングランプ18cか
らの光は外部に透過するように構成されている。そし
て、ルームランプユニット11配設状態では、基枠12
の長手方向が車両前後方向に沿った状態で、スイッチ1
5側が車両後方に位置しており、そのレンズ18dは、
車両前後方向に対して傾斜し、運転席側に向いている。
【0018】このようにワーニングランプアッセンブリ
ー18を、車両の天井に配設されるルームランプユニッ
ト11に組み込むことにより、インストルメントパネル
に配設する場合よりも、設計の自由度が増すと共に、他
の装置の影響を受けることが少なく配設作業性が向上す
ることとなる。
【0019】しかも、レンズ18dの車両前後方向に対
して斜めにして、運転者側に向けることにより、視認性
も確保されることとなる。
【0020】一方、このようにレンズ18dを車両前後
方向に対して斜めに配設することにより、右ハンドル車
の場合には、図1に示すようにレンズ18dの向きを設
定すれば良いが、左ハンドル車の場合には、図2に示す
ようにレンズの18dの向きを変える必要がある。
【0021】そこで、部品の共用化を図った上で、両車
種に対応することができるようにするため、枠体14を
基枠12と副枠13に分割すると共に、ワーニングラン
プアッセンブリー18が装着された副枠13を、基枠1
2に対して向きを変えることができるようにしている。
【0022】具体的には、基枠12の略四角形を呈する
開口部12aの周縁部の略角部に、副枠13をネジ19
止めするためのネジ孔12dを有するボス12eが計4
箇所突設されると共に、このボス12eのネジ孔12d
の軸方向20と同方向に複数のリブ12fが突設されて
いる(図4参照)。この軸方向20は、成形型の引抜き
方向(パーティングライン21と直交する方向)と平行
で垂直軸22に対して10°傾斜している。従って、水
平方向に沿う開口部12aの開口面に対してボス12e
の先端面も10°傾斜していることとなる。
【0023】このように複数のボス12eの先端面が、
開口部12aの開口面に対してそれぞれ同方向に傾斜し
ていると、それらボス12eにネジ19止めされる取付
け部を副枠13に4箇所設けただけでは、副枠13の向
きを変えて取り付ける場合、それらボス12eの先端面
と取付け部が面接触せずに確実な取付けができない。
【0024】そこで、副枠13には、図5及び図6に示
すように、その4つのボス12eにネジ19止めされる
計8つで2組の第1取付け部A1,B1,C1,D1及
び第2取付け部A2,B2,C2,D2が突設されてい
る。第1取付け部A1,B1,C1,D1は、開口部1
2aの開口面に対して同方向に10°傾き、又、第2取
付け部A2,B2,C2,D2は、その第1取付け部A
1,B1,C1,D1とは異なった方向で、それぞれ開
口部12aの開口面に対して同方向に10°傾いている
(図8参照)。図8は、図5のI−I線に沿う断面図で
あり、各組に応じて傾き方向が異なっていることが分か
る。
【0025】また、取付け部A1,A2には、円形のネ
ジ挿通孔a(これが基準孔となる)が、取付け部B1,
C2には、車幅方向X(ボス12eとこれに隣合うボス
12eを結ぶ方向)に長い長孔形状のネジ挿通孔bが、
取付け部C1,B2には、車両前後方向Y(ボス12e
とこれに隣合うボス12eを結ぶ方向)に長い長孔形状
のネジ挿通孔cが、又、取付け部D1,D2には、バカ
孔のネジ挿通孔dがそれぞれ穿設されている。
【0026】このような副枠13の取付けは、例えば右
ハンドル車の場合には、第1取付け部A1,B1,C
1,D1のネジ挿通孔a,b,c,dにネジ19を挿通
してボス12eのネジ孔12dに螺合させることにより
取り付ける。この場合には、ネジ挿通孔b,cがそれぞ
れ車幅方向X,車両前後方向Yに長い長孔であり、ネジ
挿通孔dがバカ孔であるため、副枠13等に成形誤差が
生じても確実に取付けを行うことができる。
【0027】しかも、ネジ挿通孔a,b部分での取付け
により、車両前後方向Yへの位置が規制され、ネジ挿通
孔a,c部分での取付けにより、車幅方向Xへの位置が
規制されるようになっている。
【0028】一方、左ハンドル車の場合には、上記と異
なり、副枠13の向きを90°変えて第2取付け部A
2,B2,C2,D2をネジ止めすることにより、副枠
13を基枠12に取り付けるようにしている。これによ
り、ワーニングランプアッセンブリー18のレンズ18
dが、運転席側に向くこととなる。
【0029】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1記載
の発明によれば、点滅装置を車両の天井に配設すること
により、インストルメントパネルに配設する場合より
も、設計の自由度が増すと共に、他の装置の影響を受け
ることが少なく配設作業性を向上させることができる。
【0030】しかも、点滅装置の表示面を車両前後方向
に対して斜めにして、運転者側に向けることにより、視
認性を確保することができる。
【0031】また、請求項2に記載の発明によれば、ボ
スに取り付けられる取付け部の組を変えて、基枠に取り
付けられる副枠の方向を変えることにより、点滅装置の
表示面の向きを変えることができるため、左ハンドル車
あるいは右ハンドル車に対して共用化を図ることができ
る。
【0032】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
ネジ挿通孔の長孔方向に対する成形誤差を吸収できた上
で、長孔と略直交する方向の位置規制を行うことができ
る、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す右ハンドル車用のル
ームランプユニットを斜め下方から見た斜視図である。
【図2】同一実施例を示す左ハンドル車用のルームラン
プユニットを斜め下方から見た図1に相当する斜視図で
ある。
【図3】同一実施例を示すルームランプユニットの分解
斜視図である。
【図4】同一実施例を示すルームランプユニットの側面
図である。
【図5】同一実施例を示す副枠等の底面図である。
【図6】同一実施例を示す副枠等の側面図である。
【図7】同一実施例を示す副枠等の対角線に沿う断面図
である。
【図8】同一実施例を示す図5のI−I線に沿う断面図
である。
【図9】同一実施例を示すボスと取付け部との取付け状
態を示す断面図である。
【符号の説明】
12 基枠 12a 開口部 12d ネジ孔 12e ボス 13 副枠 13b ワーニングランプ開口部 14 枠体 18 ワーニングランプアッセンブリー(点滅装置) 18d レンズ(表示面) A1,B1,C1,D1 第1取付け部 A2,B2,C2,D2 第2取付け部 a,b,c,d ネジ挿通孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両天井に枠体を介して点滅装置を配設
    する構造において、 前記点滅装置は、表示面が運転者側を向くように車両前
    後方向に対して傾斜して前記枠体に取り付けられている
    ことを特徴とする車両用点滅装置の配設構造。
  2. 【請求項2】 前記枠体は、前記車両天井に取り付けら
    れる基枠と、該基枠の開口部に取り付けられて前記点滅
    装置が取り付けられる副枠とを有し、前記基枠には、前
    記副枠をネジ止めするためのネジ孔を有するボスが、前
    記開口部の周縁部に複数突設され、一方、前記副枠に
    は、前記ボスにネジ止めされるネジ挿通孔を有する取付
    け部を、前記ボスの数の2倍設けて2組設け、該組を変
    えて前記ボスにネジ止めすることにより、前記副枠の向
    きを変えて前記基枠に取り付けられるようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の車両用点滅装置の配設構造。
  3. 【請求項3】 前記複数のボスの内の1つのボスを基準
    とし、該基準のボスに取り付けられる取付け部のネジ挿
    通孔を円形の基準孔とし、該基準のボスに隣合うボスに
    取り付けられる取付け部のネジ挿通孔を、該隣合うボス
    と前記基準のボスとを結ぶ方向に沿う長孔としたことを
    特徴とする請求項2記載の車両用点滅装置の配設構造。
JP5003744A 1993-01-13 1993-01-13 車両用点滅装置の配設構造 Pending JPH06206493A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017073636A1 (ja) * 2015-10-27 2017-05-04 株式会社小糸製作所 車両用照明装置、車両システム及び車両

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017073636A1 (ja) * 2015-10-27 2017-05-04 株式会社小糸製作所 車両用照明装置、車両システム及び車両
JPWO2017073636A1 (ja) * 2015-10-27 2018-08-16 株式会社小糸製作所 車両用照明装置、車両システム及び車両
US11014575B2 (en) 2015-10-27 2021-05-25 Koito Manufacturing Co., Ltd. Vehicular illumination device, vehicle system and vehicle

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