JPH0620417B2 - 電気調理器の安全装置 - Google Patents
電気調理器の安全装置Info
- Publication number
- JPH0620417B2 JPH0620417B2 JP61312002A JP31200286A JPH0620417B2 JP H0620417 B2 JPH0620417 B2 JP H0620417B2 JP 61312002 A JP61312002 A JP 61312002A JP 31200286 A JP31200286 A JP 31200286A JP H0620417 B2 JPH0620417 B2 JP H0620417B2
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- JP
- Japan
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- heating element
- electric
- electric heating
- heated
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- Baking, Grill, Roasting (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、電気発熱体を有する電気レンジなどの加熱
調理器具の安全装置に関するものである。
調理器具の安全装置に関するものである。
従来の技術 従来の電気レンジは、シーズヒータなどの電気発熱体
と、加熱電力を調整するためのワットコントローラなど
からなるものが主であったが、近年電子回路を用いて、
被加熱物の温度が異常に上昇した場合、電源を遮断して
加熱を停止することができるものが現われ始めた。その
ような電気レンジの一例を第4図に示す。
と、加熱電力を調整するためのワットコントローラなど
からなるものが主であったが、近年電子回路を用いて、
被加熱物の温度が異常に上昇した場合、電源を遮断して
加熱を停止することができるものが現われ始めた。その
ような電気レンジの一例を第4図に示す。
第4図において、1は、シーズヒータなどの電気発熱体
であり、その通電回路にはリレーの接点2を挿入してい
る。前記リレー接点2はリレーコイルとコイルの駆動回
路3で制御され、駆動回路3は温度検出回路4で制御さ
れるようになっている。なお5は、負特性サーミスタな
どの温度検出素子である。
であり、その通電回路にはリレーの接点2を挿入してい
る。前記リレー接点2はリレーコイルとコイルの駆動回
路3で制御され、駆動回路3は温度検出回路4で制御さ
れるようになっている。なお5は、負特性サーミスタな
どの温度検出素子である。
この構成の動作は、次のようになる。
いま、電気発熱体1に通電するときは、リレー接点2
が、閉じた状態となっている。被加熱物の温度が通常の
使用状態での温度であれば、この状態が継続する。
が、閉じた状態となっている。被加熱物の温度が通常の
使用状態での温度であれば、この状態が継続する。
次に、被加熱物の温度が異常となると、被加熱物に当接
して設けられた温度検出素子5の抵抗値の変化により温
度検出回路4が作動し、リレーコイル3の駆動を停止
し、接点2を開き加熱を停止することとなる。
して設けられた温度検出素子5の抵抗値の変化により温
度検出回路4が作動し、リレーコイル3の駆動を停止
し、接点2を開き加熱を停止することとなる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前記の電気レンジの構成にては、電源ス
イッチを投入すると被加熱物が無いにもかかわらず通電
され、電気発熱体1が高温になるといる欠点を有してい
た。温度検出素子5は、被加熱物に当接するように設け
られているため、温度検出素子5によってもこの空焼き
の状態は検出できない。また、電気発熱体1が高温にな
ると寿命が短くなる他、本体の各部が熱により悪影響を
受けるなどの問題点があった。
イッチを投入すると被加熱物が無いにもかかわらず通電
され、電気発熱体1が高温になるといる欠点を有してい
た。温度検出素子5は、被加熱物に当接するように設け
られているため、温度検出素子5によってもこの空焼き
の状態は検出できない。また、電気発熱体1が高温にな
ると寿命が短くなる他、本体の各部が熱により悪影響を
受けるなどの問題点があった。
問題点を解決するための手段 異常の問題点を解決するために、本発明は電気発熱体を
有する電気調理器であって、負特性サーミスタなどの温
度検出素子と、その検出電圧を比較出力する電圧比較器
などよりなる温度検出回路と、前記温度検出回路によっ
て制御される駆動手段と、駆動手段によって駆動され電
気発熱体に直列に接続された電力制御手段と、前記発熱
体上に載置された被加熱物により作動する安全スイッチ
を備え、前記スイッチの接点を前記駆動手段の出力側に
接続して安全装置を構成する。
有する電気調理器であって、負特性サーミスタなどの温
度検出素子と、その検出電圧を比較出力する電圧比較器
などよりなる温度検出回路と、前記温度検出回路によっ
て制御される駆動手段と、駆動手段によって駆動され電
気発熱体に直列に接続された電力制御手段と、前記発熱
体上に載置された被加熱物により作動する安全スイッチ
を備え、前記スイッチの接点を前記駆動手段の出力側に
接続して安全装置を構成する。
作用 前記の構成により、被加熱物が電気発熱体上に載置され
ると、安全スイッチが作動し、駆動手段の入力を禁止す
る。したがって、電力制御手段の駆動が強制的に停止さ
れ電気発熱体への通電が停止される。以上のように被加
熱物を載置すると電気発熱体に通電し、取り除くと通電
を停止することができるようになる。
ると、安全スイッチが作動し、駆動手段の入力を禁止す
る。したがって、電力制御手段の駆動が強制的に停止さ
れ電気発熱体への通電が停止される。以上のように被加
熱物を載置すると電気発熱体に通電し、取り除くと通電
を停止することができるようになる。
実施例 第1図から、第3図までに本発明の一実施例を示す。第
1図は、本発明の一実施例を示すブロック図で、1は電
気発熱体、2はリレー接点、3はリレーの駆動回路、4
は電圧比較器などから成る温度検出回路、5は温度検出
素子であり、これらは従来例の構成と同様であるので、
その説明は省略する。6は被加熱物により駆動される安
全スイッチの接点であり、リレー駆動回路3の出力側に
接続される。
1図は、本発明の一実施例を示すブロック図で、1は電
気発熱体、2はリレー接点、3はリレーの駆動回路、4
は電圧比較器などから成る温度検出回路、5は温度検出
素子であり、これらは従来例の構成と同様であるので、
その説明は省略する。6は被加熱物により駆動される安
全スイッチの接点であり、リレー駆動回路3の出力側に
接続される。
いま、接点6が閉じ温度が正常であれば、リレー接点2
が閉じメインスイッチが入っていれば、電気発熱体1に
通電する。
が閉じメインスイッチが入っていれば、電気発熱体1に
通電する。
第2図は、被加熱物により作動する安全スイッチの構成
を示す断面図である。1は電気発熱体、5は温度検出素
子である。温度検出素子5のケース7は、バネ8により
上方に付熱されている。そしてスイッチ6は、ケース7
にレバー9,10により連結されている。そのため被加
熱物である鍋11によりケース7が押し下げられるとレ
バー10により安全スイッチ6の接点が閉成する。
を示す断面図である。1は電気発熱体、5は温度検出素
子である。温度検出素子5のケース7は、バネ8により
上方に付熱されている。そしてスイッチ6は、ケース7
にレバー9,10により連結されている。そのため被加
熱物である鍋11によりケース7が押し下げられるとレ
バー10により安全スイッチ6の接点が閉成する。
第3図は、温度検出回路4と駆動回路3の具体的な回路
構成の例を示す。第3図において5は温度検出素子、6
は被加熱物により作動する安全スイッチの接点、12は
電圧比較器、13はリレーコイル、14はトランジスタ
であり、これらリレーコイル13とトランジスタ14で
駆動回路を構成している。被加熱物がある場合は、接点
6が閉成している。
構成の例を示す。第3図において5は温度検出素子、6
は被加熱物により作動する安全スイッチの接点、12は
電圧比較器、13はリレーコイル、14はトランジスタ
であり、これらリレーコイル13とトランジスタ14で
駆動回路を構成している。被加熱物がある場合は、接点
6が閉成している。
この回路では、温度検出素子5の抵抗値が異常温度で所
定の値より低下したときもしくは、被加熱物が取り除か
れて接点6が開成したとき、トランジスタ14がオフし
て、リレー接点2を開いて電気発熱体1への通電を停止
する。
定の値より低下したときもしくは、被加熱物が取り除か
れて接点6が開成したとき、トランジスタ14がオフし
て、リレー接点2を開いて電気発熱体1への通電を停止
する。
発明の効果 以上実施例の説明より明らかなように本発明の安全装置
を用いれば、被加熱物が無い場合は、電気発熱体への通
電を停止するので電気発熱体の使用温度が低下し寿命を
延ばすことができるとともに、本体への温度による悪影
響も除去できる。
を用いれば、被加熱物が無い場合は、電気発熱体への通
電を停止するので電気発熱体の使用温度が低下し寿命を
延ばすことができるとともに、本体への温度による悪影
響も除去できる。
特に、安全スイッチの接点に流れる電流が小であり、ス
イッチ容量の小さな物を使用でき、その信頼性も向上す
る。また特に本発明では、安全スイッチ手段の接点を駆
動手段の出力側に接続したことによって、温度検出素子
や温度検出回路に異常があったとしても、被加熱物がセ
ットされていなければ、確実なる安全動作を行うもので
安全対策上顕著な効果を期待できる。
イッチ容量の小さな物を使用でき、その信頼性も向上す
る。また特に本発明では、安全スイッチ手段の接点を駆
動手段の出力側に接続したことによって、温度検出素子
や温度検出回路に異常があったとしても、被加熱物がセ
ットされていなければ、確実なる安全動作を行うもので
安全対策上顕著な効果を期待できる。
第1図は本発明の一実施例を示す電気調理器の安全装置
のブロック図、第2図は同安全スイッチ部の断面図、第
3図は同回路図、第4図は従来例を示す電気レンジのブ
ロック図である。 1……電気発熱体、2……リレー接点(電力制御手
段)、4……温度検出回路、5……温度検出素子、6…
…安全スイッチの接点。
のブロック図、第2図は同安全スイッチ部の断面図、第
3図は同回路図、第4図は従来例を示す電気レンジのブ
ロック図である。 1……電気発熱体、2……リレー接点(電力制御手
段)、4……温度検出回路、5……温度検出素子、6…
…安全スイッチの接点。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中澤 敏一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−52725(JP,A) 実開 昭61−12436(JP,U) 実公 昭59−26924(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】電気発熱体を有する電気レンジなどの調理
器であって、温度検出素子と、その検出電圧を比較して
出力する温度検出回路と、その出力で駆動される駆動手
段と、電気発熱体に直列に接続された電力制御手段と、
電気発熱体の上部に載置された被加熱物により作動する
安全スイッチ手段を有し、前記安全スイッチの接点を、
前記駆動手段の出力側に接続した電気調理器の安全装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61312002A JPH0620417B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 電気調理器の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61312002A JPH0620417B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 電気調理器の安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63161911A JPS63161911A (ja) | 1988-07-05 |
JPH0620417B2 true JPH0620417B2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=18024021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61312002A Expired - Lifetime JPH0620417B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 電気調理器の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0620417B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013008494A (ja) * | 2011-06-23 | 2013-01-10 | Ulvac Japan Ltd | 基板加熱装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5752725A (en) * | 1980-09-11 | 1982-03-29 | Toshiba Corp | Temperature controlling system for heating cooker |
JPS5926924U (ja) * | 1982-08-16 | 1984-02-20 | 井関農機株式会社 | 刈取機の引起し装置 |
JPS6112436U (ja) * | 1985-06-07 | 1986-01-24 | タイガー魔法瓶株式会社 | 電気調理器における内鍋検知装置 |
-
1986
- 1986-12-26 JP JP61312002A patent/JPH0620417B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63161911A (ja) | 1988-07-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |