JPH0620378B2 - 玉葱収穫機 - Google Patents

玉葱収穫機

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JPH0620378B2
JPH0620378B2 JP62222446A JP22244687A JPH0620378B2 JP H0620378 B2 JPH0620378 B2 JP H0620378B2 JP 62222446 A JP62222446 A JP 62222446A JP 22244687 A JP22244687 A JP 22244687A JP H0620378 B2 JPH0620378 B2 JP H0620378B2
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JP62222446A
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JPS6467113A (en
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貞之 高橋
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Kubota Corp
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  • Chain Conveyers (AREA)
  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
  • Harvesting Machines For Root Crops (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、前端掘起し部で掘起こされた玉葱を受止めて
上方に移送する持上げ搬送手段と、その持上げ搬送経路
の上部において、持ち上げられた玉葱の葉茎部を切断す
る葉切り装置に供給する保持搬送手段とを備えている玉
葱収穫機に関する。
〔従来の技術〕
従来は、保持搬送手段として、玉葱を支持する固定搬送
具とこの固定搬送具に対して開閉自在な可動搬送具を備
え、閉塞状態にある可動搬送具と固定搬送具で玉葱を保
持して保持搬送経路を移動する形態を採っていた(例え
ば、特願昭62−28692号(特開昭63−1962
006号)第1図の保持搬送経路参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような固定搬送具と可動搬送具とからなる保持搬送
手段では、 両搬送具を一対として多数組のものをチ
ェーン等の回動体に組み付けねばならない点と、 可
動搬送具を持ち上げ搬送手段から玉葱を受け取る際に閉
じ姿勢に切換え、かつ、葉切り装置で切断するまでその
閉じ姿勢を維持させ、更に、葉茎切断開放姿勢に切り換
える構成として、チェーンを支持する側板の内面に、そ
のチェーンの移動経路に沿ってカムレール等のガイド機
構を設けなければならない点とによって構造が複雑にな
るとともに、可動搬送具が開閉のために揺動する度に振
動音が発生する等の問題があった。
本発明の目的は、保持搬送手段の保持搬送経路に沿って
簡単な機構を設けることによって、上記した従来欠点を
解消できるものを提供する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による特徴構成は、前記保持搬送手段を、玉葱を
支持すべく循環回動する回動体に所定ピッチで並設され
た固定搬送具と、この固定搬送具と協動して玉葱を保持
すべく、前記回動体によって移動される前記固定搬送具
の保持搬送経路における上方から下方への上下反転経路
の外周軌跡に沿って配設されたガイド機構とで構成して
ある点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作 用〕
保持搬送手段として、玉葱を支持しながら搬送経路に沿
って移動させる搬送手段として回動体に連結した固定搬
送具を設けるとともに、固定搬送具からの玉葱の抜け出
しを防止する手段としてガイド機構を設ける構成によっ
て、ガイド機構は回動体によって移動される固定搬送具
の上下反転移動経路に対応させて設置するだけの固定式
のもであっても固定搬送具に支持されて移動する玉葱を
対応するその一部分で保持でき、従来のように、固定搬
送具に対して揺動する可動搬送具を設ける必要がない。
〔発明の効果〕
従って、従来のように、回動体に対して姿勢を変化させ
る搬送具(可動搬送具)を設ける必要がなく、固定の搬
送具を取付けるだけであるから、それだけ取付構造を簡
単なものにできるとともに、取付ける種類も固定搬送具
の一種のものに限定できて、設計製造面での負担も軽減
され、かつ、固定搬送具及びガイド機構ともに固定式の
ものであるから、振動音等の発生が少ない。
〔実施例〕
第5図に示すように、玉葱収穫機(A) は、トラクタ(B)
の後端に3点リンク装置(C)を介して連結され、玉葱(a)
を掘起す掘起し部(1)、及び、掘起した玉葱(a)を搬送す
る搬送回収部(2)とから構成される。
前記掘起し部(1)は、圃場の玉葱(a)を掘起して拾い揚げ
るレーキ状掘起し刃体(3)、及び、ゲージ輪(40)によっ
て掘起し深さを設定された掘起し刃体(3)を支持する支
持フレーム(4)、並びに、この支持フレーム(4) の上端
を支持する固定フレーム(42)、前記支持フレーム(4) の
中程を相対揺動可能に枢支する揺動アーム(44)からな
る。一方、掘起し部(1) への伝動系を構成するに、収穫
機(A)側入力伝動ケース(6)とトラクタ(B)PTO軸(7)と
を伝動連結するとともに、この入力伝動ケース(6)から
横向きに伝動軸(9)を突設し、かつ、前記固定フレーム
(42)の先端に横軸(X)を架設するとともに、前記横軸(X)
の固定フレーム(42)より外方側に入力プーリ(46)及び横
軸(X) の固定フレーム(42)より内方側に偏心カム(47)を
固着し、この偏心カム(47)にフレーム(4)の上端を外嵌
してある。したがって、掘起し刃体(3)は楕円状に動き
をし、玉葱(a)を根土とともに第1コンベア(10)に移す
ことができる。前記揺動アーム(44)と支持フレーム(4)
との接点部位には夫々複数個の連結孔(4a),(44a)が形
成され、この連結孔(4a),(44a)の組合せを変更するこ
とによって支持フレーム(4)の揺動振幅を調節すること
ができる。
次に、搬送回収部(2) について説明する。この搬送回収
部(2)は、掘起し玉葱(a)を受取って後方に搬送する第1
コンベア(10)と、この第1コンベア(10)からの玉葱(a)
を受留めて上方に移送する持上げ搬送手段(11)とその持
上げ搬送経路(c) の上部で抱込み状態で保持する保持搬
送手段(12)とからなる第2コンベア(13)と、保持搬送手
段(12)で保持された玉葱(a) の葉茎部(b)を切断する葉
切り装置(14)と、葉を落された玉葱(a) を回収する回収
部(15)とを、備えている。
第2コンベア(13)について更に詳述する。第1図に示す
ように、第2コンベア(13)には、略上下姿勢の持上げ搬
送経路(c) と水平姿勢の保持搬送経路(d)とに亘って連
続して、回動体(16)としてのチェーン(無端回動体)が
緊張機構(45)で適度の緊張力を与えられた状態で左右一
対張設され、この左右一対のチェーン(16),(16) に亘っ
て多数の横向きの搬送用ロッド(17)が架設されている。
第1図及び第3図に示すように、これら搬送用ロッド(1
7)は4本1組のものであって、第1、第2、第3、第4
ロッド(17A),(17B),(17C),(17D) が側面視で略台形
頂点位置に配設されてチェーン(16),(16) に固着されて
いる。この台形に配設された4本のロッド(17A),(17
B),(17C),(17D) で玉葱(a)を受止めて搬送する固定搬
送具(18)を構成する。この固定搬送具(18)のチェーン(1
6)への連結構造を詳述すると、第3図に示すように、チ
ェーン(16)のリンク(16A)に対して板部材(41)を固着す
るとともに、第1ロッド(17A)第2ロッド(17B)第3ロッ
ド(17C)の夫々の両端同志を連結する左右の第1板フレ
ーム(24),(24) を、各々、前記左右の板部材(41),(4
1) に載置して止め付け、固定搬送具(18)をチェーンリ
ンク(16A)に取付けてある。この固定搬送具(18)をチェ
ーン(16)に対して所定ピッチで並設することによって、
玉葱(a) を受止めて上方に移送する持上げ搬送手段に構
成してある。又、第4ロッド(17D) は第1ロッド(17A)
第2ロッド(17B) 第3ロッド(17C)に対して左右に配置
された第2、第3板フレーム(35),(36)を介して連結さ
れている。
一方、第1図に示すように、持上げ搬送経路(c)の上端
から水平姿勢に切換わる保持搬送経路(d)では、持上げ
搬送経路(c)と保持搬送経路(d)との変曲点(f) 部位と、
保持搬送経路(d)における上下反転経路(d′)対応位置と
に、固定搬送具(18)と協動で玉葱(a) を保持するガイド
機構(19)を、前記移動経路に対応して固定搬送具(18)の
外方側に位置する状態で配置してある。第4図に示すよ
うに、このガイド機構(19)は移動経路に沿った杆状体(1
9a)を玉葱(a)の抜出しを防止する間隔で左右方向に複数
本並列してあり、前記固定搬送具(18)との協動で保持搬
送手段(12)を構成する。前記ガイド機構(19)は固定搬送
具(18)の姿勢が切換わる部分のみに設置されているが、
持上げ搬送経路(c) の上端より葉切り装置(14)に至る全
長に亘って張設されてもよい。又、特に、杆状体(19a)
として弾性力の高いものを用いれば、玉葱(a) の大きさ
にバラ付があっても、杆状体(19a)が弾性的に変位して
吸収するので、玉葱(a) を傷付けるといったことがなく
なる。
第5図に示すように、第1コンベア(10)と第2コンベア
(13)とに対する伝動構造を説明すると、横向き伝動軸
(9) から中継軸(22)を介して第1コンベア(10)の駆動軸
(23)に第1チェーン伝動機構(24)を架張するとともに、
第1コンベア(10)の駆動軸(23)と第2コンベア(13)の駆
動軸(25)とに亘って第2チェーン伝動機構(26)を架張し
てある。
次に葉切り装置(14)について詳述する。第1図、第4
図、及び、第5図に示すように、葉切り装置(14)は、バ
リカン型の切刃(31)を備えるとともに、玉葱(a)の葉茎
部(b)が垂下する部位に配置され、搬送されてくる玉葱
(a)の葉茎部(b)を切断すべく構成されている。玉葱(a)
の葉茎部(b) が垂下する位置とは、固定搬送具(18)が上
下反転して下方側の帰還経路に移動する帰還経路対応部
位である。この葉切り装置(14)の駆動構造について説明
すると、第3図及び第4図に示すように、横向き伝動軸
(9)とベルト(27)を介して伝動された入力軸(28)を設け
るとともに、この入力軸(28)に偏心カム(29)を一体回転
可能に取付け、このカム(29)によって上下駆動される連
結ロッド(30)をカム(29)に遊嵌してある。一方、葉切り
装置(14)側に可動刃(31A) を駆動摺動させる駆動ロッド
(32)を設け、この駆動ロッド(32)と連結ロッド(30)とを
ベルクランク(33)を介して連動連結してある。
回収部(15)は、葉切り装置(14)の搬送後方(トラクタ)
側に位置し、葉茎部(b) を切落した玉葱(a) を受止める
落下シュート(34)と、この落下シュート(34)から玉葱
(a) を回収する回収箱(35),(35) とを両横側台(36)上
に載置して設けてある。前記落下シュート(34)は機体前
後方向に沿った支軸(37)に固着されるとともに、この支
軸(37)を回転自在に支持することによって支軸(37)周り
で上下揺動可能に枢支され、作用姿勢では左右一方の回
収箱(35)に選択的に玉葱(a) を投入すべく下向き傾斜姿
勢に設置され、反対側の回収箱(35)に投入する場合に
は、人為的に傾斜姿勢を切換変更される。前記支軸(37)
の外方突出端には、偏心カム孔を有する駆動アーム(38)
が遊嵌され、この駆動アーム(38)が前記ベルクランク(3
3)と連結ロッド(39)を介して連動連結され、可動刃(31
A) への動力を分岐して落下シュート(34)に振動を与え
る構成をとり、もって玉葱(a)の落下を促進している。
〔別実施例〕
ガイド機構(19)としては板状のものに葉茎部(b)を突出
させるスリットを設けたものでも良い。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る玉葱収穫機の実施例を示し、第1図
は持上げ搬送経路と保持搬送経路とを示す側面図、第2
図は保持搬送経路での搬送状態を示す拡大側面図、第3
図は持上げ搬送手段を示す正面図、第4図は全体背面
図、第5図は全体側面図である。 (1)……掘起し部、(11)……持上げ搬送手段、(12)……
保持搬送手段、(14)……葉切り装置、(16)……回動体、
(18)……固定搬送具、(19)……ガイド機構、(a)……玉
葱、(b)……葉茎部、(c)……持上げ搬送経路、(d)……
保持搬送経路、(d′)……上下反転経路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前端掘起し部(1) で掘起こされた玉葱(a)
    を受止めて上方に移送する持上げ搬送手段(11)と、その
    持上げ搬送経路(c) の上部において、持ち上げられた玉
    葱(a) の葉茎部(b) を切断する葉切り装置(14)に供給す
    る保持搬送手段(12)とを備えている玉葱収穫機であっ
    て、前記保持搬送手段(12)を、玉葱(a) を支持すべく循
    環回動する回動体(16)に所定ピッチで並設された固定搬
    送具(18)と、この固定搬送具(18)と協動して玉葱(a) を
    保持すべく、前記回動体(16)によって移動される前記固
    定搬送具(18)の保持搬送経路(d) における上方から下方
    への上下反転経路(d′)の外周軌跡に沿って配設された
    ガイド機構(19)とで構成してある玉葱収穫機。
JP62222446A 1987-09-04 1987-09-04 玉葱収穫機 Expired - Lifetime JPH0620378B2 (ja)

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JP62222446A JPH0620378B2 (ja) 1987-09-04 1987-09-04 玉葱収穫機

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JPS6467113A JPS6467113A (en) 1989-03-13
JPH0620378B2 true JPH0620378B2 (ja) 1994-03-23

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5111965A (en) * 1990-09-04 1992-05-12 Eastman Kodak Company Apparatus for feeding pipette tips
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0817623B2 (ja) * 1987-02-09 1996-02-28 千代田機工株式会社 玉葱収穫機

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