JPH0620357A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH0620357A
JPH0620357A JP4173434A JP17343492A JPH0620357A JP H0620357 A JPH0620357 A JP H0620357A JP 4173434 A JP4173434 A JP 4173434A JP 17343492 A JP17343492 A JP 17343492A JP H0620357 A JPH0620357 A JP H0620357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
video tape
closing lid
recording medium
electronic device
Prior art date
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Application number
JP4173434A
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English (en)
Inventor
Kuninori Hiyougo
邦典 兵庫
Miyuki Marusawa
みゆき 丸澤
Yukio Hayashi
幸男 林
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ビデオテープやフロッピーディスクなど外部記
録媒体を使用する電子機器において、記録媒体挿入口の
開閉蓋が不用意に開蓋されないようにする。 【構成】開閉蓋21はつる巻きバネ23の付勢力で閉蓋
されており、不用意に開蓋されないようにロック板24
でロックされている。そして、ビデオテープTが挿入さ
れると開閉蓋21の前にあるカセット検出手段でこれが
検出され、ロック板駆動モータ29が回転してロック板
24が降下し、開閉蓋21が開蓋可能になる。続けてビ
デオテープTを挿入すると、ビデオテープTが自動的に
ローディングされて所定の位置にセットされる。このと
きセット状態検出スイッチ37がオンされ、これによっ
てロック板駆動モータ29が回転してロック板24が上
昇し、開閉蓋21がロック状態になる。これで、開閉蓋
21が不用意に開蓋されて、内部に異物が入れられるよ
うなことを防止可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTRやパソコンなど
のように外部記録媒体を使用する電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】外部記録媒体を使用する電子機器、例え
ばVTR(ビデオテープレコーダ)においては、装置本
体の内部に塵埃などが入るのを防止するため、ビデオテ
ープ(ビデオカセットテープ)の挿入口に開閉蓋が設け
られているのが普通である。このような開閉蓋のなかに
はビデオテープを挿入するとき、操作ボタンを押すこと
によって自動的に開蓋するタイプの開閉蓋もあるが、家
庭用のVTRにおいてはビデオテープを押し込むことに
よって直接開蓋するタイプの開閉蓋が大半である。
【0003】このように外部記録媒体を押し込むことに
よって直接開蓋するタイプの開閉蓋は、VTRやカセッ
トテープレコーダのようにカセットタイプの外部記録媒
体を使用する電子機器の他に、フロッピーディスクや光
ディスクなどカード状もしくはシート状の外部記録媒体
を使用する電子機器、例えばパソコンやワープロなどに
も用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、外部記録媒
体で直接開蓋するタイプの開閉蓋は、操作性を良くする
ため軽く押すだけで開蓋するようになっている。そのた
め、例えば子供が所定の外部記録媒体以外の異物を押し
当てただけで開閉蓋が開いてしまい、異物が装置本体の
内部に入れられてしまうことがあった。
【0005】この場合、外部記録媒体の挿入口が狭く、
そのうえ内部構造が複雑なので異物を取り出すのに相当
の手間がかかっていた。また、装置本体の内部に異物が
入っているのを知らずに操作スイッチを押すと、装置本
体が動作不能になったり、場合によっては内部の部品が
損傷してしまうおそれもある。
【0006】そこでこの発明は、上述したような課題を
解決したものであって、開閉蓋が不用意に開くのを防止
可能な電子機器を提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め本発明においては、所定形状の外部記録媒体を使用す
る電子機器において、外部記録媒体の挿入口を閉塞可能
な開閉蓋と、開閉蓋をロックするロック手段と、開閉蓋
の前方に配置され外部記録媒体を検出する記録媒体検出
手段と、外部記録媒体が記録媒体検出手段で検出された
とき、ロック手段を解除するロック解除手段を備えたこ
とを特徴とするものである。
【0008】
【作用】第1実施例においては、図1に示すように必要
時以外は開閉蓋21が閉蓋されており、これが不用意に
開蓋されないようにロック板24でロックされている。
ビデオテープTを挿入するときは図4に示すように、ビ
デオテープ挿入口11の両側に配置されたカセット検出
レバー30の検出部32が、ビデオテープTによって押
し広げられる。これでカセット検出レバー30の内側の
先端部33が、2個の挿入検出スイッチ35を同時にオ
ンする。つまり、本例ではビデオテープTの幅Bが検出
されており、これ以外の寸法の物は検出されない。
【0009】両方の挿入検出スイッチ35がオンされた
ときだけロック板駆動モータ29が回転し、これでロッ
ク板24が降下して開閉蓋21が開蓋可能になる。続け
てビデオテープTを挿入すると、開閉蓋21がビデオテ
ープTに押されて開蓋される。ある程度まで挿入される
と、ビデオテープTが自動的にローディングされて所定
の位置にセットされる。このときには開閉蓋21がつる
巻バネ23の付勢力で閉蓋される。また、セット状態検
出スイッチ37(図1)がビデオテープTでオンされ、
これでロック板駆動モータ29が回転してロック板24
が上昇し、開閉蓋21がロック状態になる。
【0010】ビデオテープTを排出するときは、VTR
本体1のエジェクト釦(図示せず)を押すことによって
ビデオテープTが上昇し、セット状態検出スイッチ37
がオフになる。これで、ロック板駆動モータ29が回転
してロック板24が降下し、開閉蓋21が開蓋可能にな
る。次に開閉蓋21が開蓋用モータ(図示せず)などで
自動的に開蓋され、ビデオテープTが搬出される。ビデ
オテープTが完全に抜き取られると、開閉蓋21が閉蓋
されると共にロック板24が上昇し、開閉蓋21がロッ
クされる。これで、開閉蓋21が不用意に開蓋されるの
を防止可能になる。
【0011】ビデオテープTの幅Bを検出するために
は、図9〜図11に示すように電気的な検出手段、光学
的な検出手段、機械的な検出手段などを用いることが可
能である。
【0012】
【実施例】続いて、本発明に係わる電子機器をVTRに
適用した場合の実施例について、図面を参照して詳細に
説明する。
【0013】図1は、本発明による電子機器を適用した
VTRの第1実施例を示す。同図において、VTR本体
1のビデオテープ挿入口11はこのVTRで用いるビデ
オテープTの挿入面T3と略同じ大きさに成形されてい
る。このビデオテープ挿入口11には、これを略完全に
塞ぐことが可能な開閉蓋21が配置されており、その上
端部がピン22でVTR本体1に回転自在に取り付けら
れている。
【0014】開閉蓋21の下端側はビデオテープ挿入口
11の段部12にはめこまれており、開閉蓋21が内側
にだけ開蓋可能になっている。この開閉蓋21は、つる
巻バネ23の付勢力で常時閉蓋されている。これによっ
て、外部の塵埃などがVTR本体1の内部に入り込むの
が防止される。
【0015】ビデオテープTをVTR本体1内に挿入す
るときには、後述する如くロック板24を降下させた
後、ビデオテープTを開閉蓋21の外側に当てがってそ
のまま押し込めばよい。これで開閉蓋21が内側に開蓋
される。そして、ビデオテープTをある程度挿入する
と、通常のVTRと同様に自動的にローディングされて
定位置にセットされる。これが、セット状態検出スイッ
チ37で検出され、これで録再が可能な状態に設定され
る。逆に、VTR本体1にセットされているビデオテー
プTを排出する場合は、通常のVTRと同様にエジェク
ト釦(図示せず)を押すことによって開閉蓋21が自動
的に開蓋され、続いてビデオテープTが自動的に排出さ
れる。
【0016】このVTRでは、ビデオテープTの挿入時
もしくは排出時以外に開閉蓋21が不用意に開蓋される
のを防止するため、開閉蓋21の内側にロック板24が
配置されている。このロック板24は、VTR本体1の
溝部13に沿って上下に摺動自在に取り付けられてい
る。また、ロック板24は図2に示すようにコ字状に成
形されており、両端の突出部が開閉蓋21と重る位置ま
で上げておくことで、開閉蓋21の開蓋を防止すること
が可能になる。
【0017】ロック板24の一方の端部には縦方向のラ
ック25が設けられている。このラック25には図3に
も示すようにピニオン26、プーリ27、ベルト28を
介してロック板駆動モータ29が連結されている。ビデ
オテープTを挿入もしくは排出するときには、ロック板
駆動モータ29を回転させてロック板24を降下させる
ことにより、開閉蓋21が開蓋可能な状態にする。
【0018】さて、このVTRではビデオテープ挿入口
11から挿入されるビデオテープTの形状、本例ではビ
デオテープTの幅Bを検出するため、ビデオテープ挿入
口11の両側にカセット検出レバー30と、このカセッ
ト検出レバー30でオン/オフされる挿入検出スイッチ
35が取り付けられている。カセット検出レバー30は
くの字状に成形され、中央の突出部を互いに外側に向け
てビデオテープTの挿入方向に沿って配置されている。
また、カセット検出レバー30の中央が支軸31でVT
R本体1に回転自在に取り付けられている。
【0019】このカセット検出レバー30の外側の先端
には、適宜な曲率で円弧状に成形された検出部32が設
けられ、これが開閉蓋21の前方でビデオテープ挿入口
11内に突出するように配置されている。さらに、両側
のカセット検出レバー30は互いの検出部32の間隔L
が、ビデオテープTの幅Bより僅かに狭くなるように配
置されている。
【0020】上述の挿入検出スイッチ35は、カセット
検出レバー30の内側の先端部33側に配置されてい
る。また、カセット検出レバー30の先端部33側に
は、挿入検出スイッチ35の反対側にストッパ34が設
けられている。そして、VTR本体1とカセット検出レ
バー30との間に介装されているつる巻きバネ36の引
っ張り力で、先端部33が常時ストッパ34側に付勢さ
れてこれに当接している。これによって、両側の検出部
32の間隔Lが保持され、挿入されたビデオテープTが
両側の検出部32に同時に当接するようになる。
【0021】そして、図4に示すようにビデオテープT
をさらに挿入すると、両側のカセット検出レバー30の
検出部32がビデオテープTによって押し広げられる。
これで、両側のカセット検出レバー30が支軸31を中
心にして回転し、各々の先端部33で2個の挿入検出ス
イッチ35が同時にオンされる。つまり、本例ではビデ
オテープTの幅Bを検出していることになる。このよう
にして2個の挿入検出スイッチ35が同時にオンされた
ときだけロック板駆動モータ29が回転し、これによっ
てロック板24が降下して開閉蓋21が開蓋可能にな
る。
【0022】次に、このVTRにおけるビデオテープT
のローディング動作について、図5及び図6を参照して
説明する。ビデオテープTの挿入前(図5(a))に
は、上述のように両側の検出部32の間隔Lが保持され
ており、挿入検出スイッチ35はオフ状態になってい
る。開閉蓋21はロック板24によってロックされてお
り、外部から押されても不用意に開蓋することはない。
【0023】次にビデオテープTが挿入されると、挿入
開始時(同図(b))に両側の検出部32がビデオテー
プTによって押し広げられる。これによって、両側の挿
入検出スイッチ35が同時にオンされる。これでロック
板駆動モータ29が回転してロック板24が降下し、開
閉蓋21が開蓋可能になる。
【0024】ビデオテープTが更に挿入されると(同図
(c))、ビデオテープTに押されて開閉蓋21が開蓋
される。そして、ある程度ビデオテープTが挿入された
とき、通常のVTRと同様に自動的にローディングされ
所定の位置まで引き込まれる(図6(d))。このとき
には、ビデオテープTの後端が開閉蓋21から離れ、開
閉蓋21はつる巻きバネ23(図1)の付勢力で閉蓋さ
れる。
【0025】次にビデオテープTが降下し(同図
(e))、ビデオテープTによってセット状態検出スイ
ッチ37がオンされる。これで、ロック板駆動モータ2
9が回転してロック板24が上昇し、開閉蓋21がロッ
ク状態となる。この状態でVTR本体1が録再可能にな
る。
【0026】次に、セットされているビデオテープTの
アンローディング動作について、図7及び図8を参照し
て説明する。ビデオテープTを排出する場合は、まずV
TR本体1のエジェクト釦が押される。これで、セット
状態にあるビデオテープTが上昇し(図7(a))、セ
ット状態検出スイッチ37がオフになる。これによっ
て、ロック板駆動モータ29が回転してロック板24が
降下し、開閉蓋21が開蓋可能になる(同図(b))。
【0027】次に開閉蓋21が例えば開蓋用モータなど
で自動的に開蓋され(図7(c))、続いてビデオテー
プTが自動的に搬出される(図8(d))。そして、所
定の位置までビデオテープTが搬出されると、ビデオテ
ープTの先端がビデオテープ挿入口11より外側に突出
した状態でビデオテープTが不用意に抜け落ちないよう
に保持される。このときには、ビデオテープTがカセッ
ト検出レバー30の検出部32を押し広げた状態になっ
ており、挿入検出スイッチ35がオンされている。
【0028】そして、ビデオテープTを手で抜き取る
と、開閉蓋21がつる巻きバネ23の付勢力で閉蓋され
る(同図(e))。また、カセット検出レバー30の内
側の先端部33が引っ張りバネ36でストッパ34側に
引っ張られ、これで挿入検出スイッチ35がオフにな
る。これによって、ロック板駆動モータ29が回転して
ロック板24が上昇し、開閉蓋21がロック状態になっ
て(同図(f))アンローディング動作が終了する。
【0029】上述の第1実施例では、くの字状のカセッ
ト検出レバー30と挿入検出スイッチ35でビデオテー
プTの幅Bを検出する場合について説明したが、図9に
示すようなスライド可能なカセット検出板41を用いる
ことも可能である。
【0030】このカセット検出板41は適宜な長さに成
形され、その中央に長手方向に沿ってガイド溝42が設
けられている。そして、適宜な間隔をあけてVTR本体
1に固定されている2個のガイドピン43にガイド溝4
2が挿入されている。2個のガイドピン43はビデオテ
ープ挿入口11の角部から適宜な角度、本例では約45
度の軸線上に配列されており、カセット検出板41はそ
の軸線に沿ってスライド可能である。
【0031】ガイド溝42はガイドピン43の間隔より
長く成形され、外側のガイドピン43とガイド溝42の
端面との間に圧縮バネ44が介装されている。したがっ
て、カセット検出板41は常時外側に付勢されている。
このカセット検出板41の外側の端部には回転ローラ4
5が取り付けられ、両側の回転ローラ45の間隔Lがビ
デオテープTの幅Bより僅かに狭くなるように設定され
ている。カセット検出板41の内側の端部から僅かに離
れた位置に、第1実施例と同様な挿入検出スイッチ35
が取り付けられている。
【0032】この第2実施例では、ビデオテープTが挿
入されると両側の回転ローラ45の外周部がビデオテー
プTで接線方向に押されて回転しながら、ビデオテープ
Tの側面T1,T2に乗り上げる。このとき、カセット
検出板41が圧縮バネ44の付勢力に対抗して軸線方向
にスライドする。そして、内側の先端部46で挿入検出
スイッチ35がオンされ、これによって第1実施例と同
様にロック板24が降下して開閉蓋21が開蓋可能にな
る。これ以外は、第1実施例と同様である。
【0033】本例では、ビデオテープTと接触する部分
に回転ローラ45が用いられているので、ビデオテープ
Tを軽い力で挿入することが可能であり、また、ビデオ
テープTに傷が付くようなことも防止可能である。
【0034】図10は第3実施例を示す。ここでは、ビ
デオテープTの検出に光センサ61が用いられている。
この光センサ61は反射型で、発光部62と受光部63
とで構成されている。光センサ61は同図(a)に示す
ようにビデオテープ挿入口11の両側に取り付けられ、
ビデオテープTが挿入されたとき両側の光センサ61の
発光部62から照射された光がビデオテープTの側面T
1,T2で反射し、これが両側の受光部63で受光され
る。
【0035】受光部63で受光された光は電気信号に変
換され、同図(b)に示すようにコンパレータ64を経
てシステムコントローラ65に供給される。システムコ
ントローラ65では、両方のコンパレータ64から電気
信号が同時に入力されたときだけ開閉制御回路66に開
蓋指示を出し、これによってロック板駆動モータ29が
回転して開閉蓋21のロックが解除される。
【0036】光センサ61の検出感度は、検出物が所定
の距離以内にある場合だけこれを検出するように調整さ
れており、ビデオテープTの幅Bより小さい寸法のもの
が挿入されたときには、片方の光センサ61がこれを検
出することはあるが、両方の光センサ61が同時にこれ
を検出することはない。これによって、ビデオテープT
以外の異物で開閉蓋21が開蓋されるのを防止可能にな
る。なお、ビデオテープ挿入口11がビデオテープTの
挿入面T3と略同じ大きさなので、ビデオテープTの幅
Bより大きい物がビデオテープ挿入口11から挿入され
るおそれは無い。
【0037】さて、セットされているビデオテープTを
排出する場合は、エジェクト釦を押すことによって排出
命令がシステムコントローラ65に供給され、これ以降
上述と同様な処理によって開閉蓋21のロック状態が解
除される。このときは、さらに例えば開蓋用モータ67
が運転され、これで開閉蓋21が自動的に開蓋される。
【0038】図11は第4実施例を示す。ここでは、ビ
デテープ挿入口11の両側にカセット検出板51がビデ
オテープTの挿入方向と直角に配置されている。カセッ
ト検出板51にはガイド溝52が設けられ、適宜な間隔
をあけてVTR1に固定されている2個のガイドピン5
3にガイド溝52が挿入されている。これで、カセット
検出板51が水平方向にスライド可能になっている。
【0039】カセット検出板51のビデオテープ挿入口
11寄りには、回転ローラ54が取り付けられており、
その一部がビデオテープ挿入口11内に突出している。
両側の回転ローラ54の間隔Lは、ビデオテープテープ
Tの幅Bより適宜な寸法だけ狭くなっている。さらにカ
セット検出板51には、開閉蓋21の内側に係止可能な
ロック部55が設けられている。そして、必要時以外は
カセット検出板51が引っ張りバネ56でビデオテープ
挿入口11側に付勢され、両側のロック部55が開閉蓋
21に係止されている。これによって、開閉蓋21が不
用意に開蓋されないようになっている。
【0040】ビデオテープTが挿入されると、第2実施
例と同様に両側の回転ローラ54の外周部が、ビデオー
プTによって接線方向に押されて回転しながら、ビデオ
テープTの側面T1,T2に乗り上げる。このとき、両
側のカセット検出板51が水平方向にスライドし、ロッ
ク部55が開閉蓋21から外れる。これによって、開閉
蓋21が開蓋可能になる。これ以降の動作は第1実施例
と同様である。
【0041】逆に、セットされているビデオテープTを
排出する場合は、エジェクト釦からの指示によってソレ
ノイド57が動作して両側のカセット検出板51が広が
る方向に引っ張られる。これによって、ロック部55が
開閉蓋21から外れて開閉蓋21が開蓋可能になる。次
に開閉蓋21が自動的に開蓋され、ビデオテープTが搬
出される。続いてビデオテープTが抜き取られるとソレ
ノイド57がフリー状態となり、カセット検出板51が
引っ張りバネ56の付勢力で引き戻される。このとき、
ロック部55が開閉蓋21に係止して、開閉蓋21がロ
ック状態になる。
【0042】なお、上述の実施例ではビデオテープTの
幅Bを検出する場合について説明したが、ビデオテープ
Tの厚さなどその他の形状を検出するようにもできる。
この発明はVTRに限らず、オーディオカセットテープ
を使用する電子機器や、ICカード,CD−ROM,フ
ロッピーディスクなどのようにカード状もしくはシート
状の外部記録媒体を用いる電子機器に適用可能である。
また、本発明は幼児向けの電子機器に好適である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、VTRや
パソコンなどのように外部記録媒体を使用する電子機器
において、記録媒体挿入口に取り付けられた開閉蓋をロ
ックするロック手段を設け、所定形状の外部記録媒体が
挿入されたときだけ、ロック手段を解除するようにした
ものである。
【0044】したがって本発明によれば、例えば子供が
所定の外部記録媒体以外の異物で開閉蓋を押したとして
もこれが開蓋されないから、異物が電子機器の本体内に
入れられるのを防止可能になる。これによって、電子機
器本体が異物によって動作不能になったり、内部の部品
が損傷するようなことを防止可能になるなどの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる電子機器の第1実施例である。
【図2】ロック板の形状を示す背面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】第1実施例におけるビデオテープの挿入開始状
態を説明する説明図である。
【図5】ローディング時の動作を説明する説明図であ
る。
【図6】ローディング時の動作を説明する説明図であ
る。
【図7】アンローディング時の動作を説明する説明図で
ある。
【図8】アンローディング時の動作を説明する説明図で
ある。
【図9】本発明に係わる電子機器の第2実施例である。
【図10】本発明に係わる電子機器の第3実施例であ
る。
【図11】本発明に係わる電子機器の第4実施例であ
る。
【符号の説明】
1 VTR本体 11 ビデオテープ挿入口 13 溝部 21 開閉蓋 24 ロック板 29 ロック板駆動モータ 30 カセット検出レバー 32 検出部 35 挿入検出スイッチ 37 セット状態検出スイッチ 41,51 カセット検出板 42,52 ガイド溝 43,53 ガイドピン 45,54 回転ローラ 55 ロック部 61 光センサ 62 発光部 63 受光部 64 コンパレータ 65 システムコントローラ 66 開閉制御回路 67 開蓋用モータ T ビデオテープ T1,T2 側面 T3 挿入面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定形状の外部記録媒体を使用する電子
    機器において、 上記外部記録媒体の挿入口を閉塞可能な開閉蓋と、 上記開閉蓋を閉蓋状態でロックするロック手段と、 上記開閉蓋の前方に配置され上記外部記録媒体を検出す
    る記録媒体検出手段と、 上記外部記録媒体が上記記録媒体検出手段で検出された
    とき、上記ロック手段を解除するロック解除手段を備え
    たことを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 上記記録媒体検出手段は上記外部記録媒
    体の幅を検出することを特徴とする請求項1記載の電子
    機器。
  3. 【請求項3】 上記外部記録媒体がオーディオカセット
    テープであることを特徴とする請求項1記載の電子機
    器。
  4. 【請求項4】 上記外部記録媒体がビデオカセットテー
    プであることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 上記電子機器が幼児用電子機器であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 上記記録媒体検出手段が電気的検出手段
    であることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  7. 【請求項7】 上記記録媒体検出手段が光学的検出手段
    であることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  8. 【請求項8】 上記記録媒体検出手段が機械的検出手段
    であることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
JP4173434A 1992-06-30 1992-06-30 電子機器 Pending JPH0620357A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5701216A (en) * 1995-02-21 1997-12-23 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Shutter mechanism for disk drive cartridge insertion opening

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US5701216A (en) * 1995-02-21 1997-12-23 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Shutter mechanism for disk drive cartridge insertion opening

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