JPH06203209A - オンライン文字認識装置 - Google Patents

オンライン文字認識装置

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JPH06203209A
JPH06203209A JP5001248A JP124893A JPH06203209A JP H06203209 A JPH06203209 A JP H06203209A JP 5001248 A JP5001248 A JP 5001248A JP 124893 A JP124893 A JP 124893A JP H06203209 A JPH06203209 A JP H06203209A
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JP
Japan
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characters
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Pending
Application number
JP5001248A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Hayama
達也 羽山
Satonori Kawamura
聡典 河村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、筆記入力された文字列についての文
字認識を筆記者に対する負担を軽減して実行できるよう
にする。 【構成】表示一体型タブレット10の入力部10aから
入力されたストローク列をもとに、文字切り制御部12
は、第1の方式では、ストロークが一定時間以上入力さ
れなかった場合に、文字切り出し部14を起動し、それ
までに筆記入力されたストローク列についての文字切り
出し処理を実行させる。また、第2の方式では、文字切
り制御部12は、入力されたストローク列の縦横比が所
定値以上となった場合に、文字切り出し部14を起動
し、それまでに筆記入力された文字認識されていないス
トローク列についての文字切り出し処理を実行させる。
従って、筆記者による文字切りだし処理の開始を指示す
るための特別な操作が不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示一体型座標入力装
置を介して筆記入力されるストローク列について文字認
識を行なうオンライン文字認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、タブレット等の座標入力装置を介
して筆記入力されたパターンについて文字認識を行な
い、文書作成等に供するオンライン文字認識装置が注目
されている。
【0003】文字認識処理においては、基本的に筆記入
力された文字列を1文字単位の文字パターンに区切り、
1文字毎に予め辞書に格納されているストロークの特徴
とその組み合わせの情報を照合することによって文字認
識を行なっている。
【0004】このため、この種のオンライン文字認識装
置では、入力された文字列を1文字単位に区切る(切出
す)ことが重要になってくる。従来のオンライン文字認
識装置では、1行分の筆記領域を用意しておき、そこに
文字列を記入させる方式を用いている。この方式で文字
列の入力を行なうためには、次のような手続きが必要と
なっている。 (1)筆記領域に文字列を筆記する。 (2)筆記した文字列に対する文字の切出し・文字認識
の開始を、画面に表示されている所定のボタン(アイコ
ン)をペンで押すことにより指示する。 (3)次の文字列を筆記領域に筆記する。 このような手順を繰り返すことにより、文字列の入力が
行なわれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のオン
ライン文字認識装置では、1行の文字列(または任意の
文字)を筆記する毎に、前記(2)の操作が必要となっ
ている。この操作は、筆記領域にあるペンを筆記領域と
離れた位置に設けられたボタン(アイコン)まで移動さ
せなければならず、また例えば長い文書を入力する場合
であれば頻繁に行なわれることになる。従って、操作が
繁雑となると共に、筆記者の思考を中断させることにも
なり、筆記者に対して文字を筆記する以外の負担を強い
るものとなっていた。また、筆記する以外の操作が必要
であることから、文字の入力効率を低下させることにも
なっていた。本発明は前記のような点に鑑みてなされた
もので、筆記者に対する負担を軽減することが可能なオ
ンライン文字認識装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示一体型座
標入力装置を介して筆記入力されたストローク列につい
て、文字切り出し処理を行なうことによって1文字毎の
パターンを切り出して文字認識を行なうオンライン文字
認識装置において、ストロークが一定時間以上入力され
なかった場合に、それまでに筆記入力されたストローク
列についての文字切り出し処理を起動させる文字切り制
御手段を具備して構成するものである。
【0007】また本発明は、表示一体型座標入力装置を
介して筆記入力されたストローク列について、文字切り
出し処理を行なうことによって1文字毎のパターンを切
り出して文字認識を行なうオンライン文字認識装置にお
いて、入力されたストローク列の縦横比が所定値以上と
なった場合に、それまでに筆記入力された文字認識され
ていないストローク列についての文字切り出し処理を起
動させる文字切り制御手段を具備して構成するものであ
る。
【0008】
【作用】このような構成によれば、外部から文字切り出
し処理の起動を指示することなく、文字を筆記入力する
状態のままで、ある時間、文字の入力を停止すること
で、それまでに入力された文字の切り出し、及び文字認
識が行なわれて認識結果が表示される。このため、文字
を筆記入力する操作のみで、任意のタイミングで認識結
果が得られる。
【0009】また、文字の筆記入力を続けることで、複
数文字分のパターンが入力されたであろうタイミングで
自動的に文字切り出し処理が起動され、文字の切り出
し、及び文字認識が行なわれて認識結果が表示される。
このため、内部的な処理を意識することなく、文字を筆
記入力すると逐次認識結果が得られる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は同実施例に係わるオンライン文字認識装
置の構成を示すブロック図である。図1において、表示
一体型タブレット(表示一体型座標入力装置)10は、
文字列を座標値の系列として筆記入力する機能を有する
入力部10aと、筆跡、認識結果(文字)等を表示する
機能を有する表示部10bによって構成されている。
【0011】文字切り制御部12は、後述する第1,第
2の方式に基づいて、文字切り出し部14における文字
切出しの開始のタイミングを制御するものである。文字
切り出し部14は、文字切り制御部12からの指示に応
じて、表示一体型タブレットと10の入力部10aから
入力された文字列(ストローク列)から文字の切り出し
を行なうものである。
【0012】文字認識部16は、文字切り出し部14に
よって切り出された文字について、辞書18に格納され
た情報と照合しながら文字認識を行なう(文字コードを
生成する)ものである。
【0013】表示制御部20は、入力部10aから筆記
入力された文字列の筆跡や、文字認識部16における認
識結果等を表示部10bに表示させるための制御を行な
うものである。
【0014】なお、入力部10aと、文字切り制御部1
2、文字切り出し部14、文字認識部16、及び表示制
御部20とは、独立して動作し、文字切り出し処理、文
字認識処理中にも筆記入力が可能であるものとし、連続
的に文字を入力することができる。次に、同実施例の動
作について説明する。
【0015】まず、表示一体型タブレット10に、図2
に示すように、筆記者が文字を書き易いように罫線の表
示を行なう。この装置の待機時には、入力部10aと文
字切り制御部12が並列に動作しているものとする。
【0016】この待機時に、表示一体型タブレット10
の入力面上でペンを用いて文字が筆記されると、文字を
構成するスクロール列を順次入力する。入力されたスト
ローク列からは、所定のタイミングで文字切り出し処理
が起動されることによって文字が切出される。
【0017】同実施例では、文字区切り処理を、ストロ
ーク入力後、一定時間以上次のストロークが入力されな
かったときに開始する第1の方式と、ある程度の長さの
文字列が入力されたときに開始する第2の方式を用い
る。
【0018】はじめに、第1の方式について、図3に示
すフローチャートを参照しながら説明する。文字切り制
御部12は、表示一体型タブレット10の入力部10a
からストロークが入力されたか否かを判別している(ス
テップA1)。
【0019】新しいストロークが入力された場合、文字
切り制御部12は、そのストロークiの終点の入力時刻
tiを保持する(ステップA2)。通常、文字が筆記入
力される場合、連続して文字が筆記されるため、ステッ
プA2における入力時刻iは順次更新される。
【0020】また、ストロークiが入力された後、次の
ストロークi+1が入力されない場合には、ステップA
2において保持されたストロークiの(終点の)入力時
刻tiから、一定時間以上経過したか否かを判別する
(ステップA3)。例えば、1秒以上経過したか否かを
判別する。
【0021】ここで、先にストロークが入力されてから
1秒以上、新しいストロークが入力されなかった場合、
文字切り制御部12は、文字切り出し部14を起動し、
それまでに入力されたストローク列について文字切り出
し処理の開始を指示する。
【0022】次に、第2の方式について、図4に示すフ
ローチャートを参照しながら説明する。文字切り制御部
12は、表示一体型タブレット10の入力部10aから
最初に入力された第1のストロークS1から、重心位置
を計算して求め、そのx座標値をg1として保持する
(ステップB1)。ただし、図4に示すように、横方向
にx軸、縦方向にy軸をとるものとする。
【0023】その後、新しいストロークが入力されると
(ステップB2)、文字切り制御部12は、入力された
ストロークの重心位置を求め、そのx座標giを求める
(ステップB3)。
【0024】そして、g1とgiを比較し、その差が一
定量を越えたか否かを判別する(ステップB4)。例え
ば、ここでは、giとg1との差のα倍が、文字の高さ
h(y軸方向の文字の大きさ)より越えているか否かに
よって判別する。すなわち、ストローク列の縦横比が、
所定値以上となったか否かを判別する。この条件が満た
されない場合には、ステップB2に戻り、繰り返して新
しいストロークの入力を行なう。
【0025】ステップB4において条件を満たすものと
判別された場合、文字切り制御部12は、文字切り出し
部14を起動し、それまでに入力されたストローク列に
ついて文字切り出し処理の開始を指示する。
【0026】その後、文字切り制御部12は、新たに入
力されたストロークを第1ストロークS1とし、そのg
1(重心位置のx座標値)をもとに、前述したように文
字切り出しのタイミングを制御する。なお、ステップB
4において、文字切り出し処理を起動するための条件を
満たしたgiを、次の文字切り出し処理を起動するタイ
ミングを判別するためのg1としても良い。
【0027】また、文字の高さhは、入力される文字と
関係ない予め設定された所定値としても良いし(例えば
図2に示すような罫線の間隔に応じて定める)、順次入
力されるストロークのy座標の最大値と最小値の差に基
づいて決定しても良いし、さらにストロークのy方向の
長さの平均値に基づいて決定しても良い。文字の高さh
の設定方式は、特に限定されない。また、各ストローク
の重心を求め、この重心位置の座標に基づいて判別を行
なっているが、ストロークの他の特徴点(始点,終点
等)を用いることもできる。さらに、文字が横書きされ
る場合を例にして説明しているが、縦書きされる場合に
も応用することができる。
【0028】前述した第2の方式では、必ずしも文字区
切りとなるストロークが入力されたときに文字切り出し
処理が起動されるとは限らないが、文字認識処理によっ
て文字と認識されない残りのストロークについては、次
に起動される文字切り出し処理の対象とする。
【0029】こうして、文字切り部14は、制御部12
によって文字切り出し処理が起動されると、入力部10
aから入力されたストローク列から1文字毎にパターン
を切り出す。
【0030】文字認識部16は、文字切り出し部14に
よって切り出されたパターンについて、辞書18に格納
された辞書データを参照しながら文字認識を行なう。文
字認識部16における認識結果は、表示制御部20に供
される。表示制御部20は、表示一体型タブレット10
の表示部10bに、認識によって得られた文字を表示す
る。
【0031】このようにして、第1の方式を用いて文字
切り出しのタイミングを制御することにより、文字切り
出しの開始を指示するための特別な操作が不要であり、
文字入力を短時間停止するだけで、任意のタイミングで
文字認識結果を得ることができる。
【0032】また、第2の方式を用いることにより、複
数文字分のストロークが入力されると、逐次、文字切り
出し処理、文字認識処理が実行され、認識結果を得るこ
とができる。すなわち、文字の筆記入力を続けて行なっ
ている間に、先に筆記入力した文字の認識結果が表示さ
れる。
【0033】このような方式を用いることにより、文字
切り出し処理を開始させるために、ペンによって筆記領
域から離れた位置に設けられたボタンを指示する等の特
別な操作が不要となり、単に文字を筆記入力する操作だ
けで、入力されたストローク列についての文字切り出し
処理、文字認識処理が実行される。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、文字切り
出し処理の開始を指示する操作を必要とせず、文字切り
出し、文字認識が行なわれるので、筆記者に対する負担
を大幅に軽減することが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるオンライン文字認識
装置の構成を示すブロック図。
【図2】文字を筆記入力するための表示画面の初期状態
の一例を示す図。
【図3】文字切り制御部12における第1の方式の処理
手順を説明するためのフローチャート。
【図4】文字切り制御部12における第2の方式の処理
手順を説明するためのフローチャート。
【図5】手書き入力された文字列の一例を示す図。
【符号の説明】
10…表示一体型タブレット、10a…入力部、10b
…表示部、12…文字切り制御部、14…文字切り出し
部、16…文字認識部、18…辞書、20…表示制御
部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示一体型座標入力装置を介して筆記入
    力されたストローク列について、文字切り出し処理を行
    なうことによって1文字毎のパターンを切り出して文字
    認識を行なうオンライン文字認識装置において、 ストロークが一定時間以上入力されなかった場合に、そ
    れまでに筆記入力されたストローク列についての文字切
    り出し処理を起動させる文字切り制御手段を具備したこ
    とを特徴とするオンライン文字認識装置。
  2. 【請求項2】 表示一体型座標入力装置を介して筆記入
    力されたストローク列について、文字切り出し処理を行
    なうことによって1文字毎のパターンを切り出して文字
    認識を行なうオンライン文字認識装置において、 入力されたストローク列の縦横比が所定値以上となった
    場合に、それまでに筆記入力された文字認識されていな
    いストローク列についての文字切り出し処理を起動させ
    る文字切り制御手段を具備したことを特徴とするオンラ
    イン文字認識装置。
JP5001248A 1993-01-07 1993-01-07 オンライン文字認識装置 Pending JPH06203209A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5001248A JPH06203209A (ja) 1993-01-07 1993-01-07 オンライン文字認識装置

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JP5001248A JPH06203209A (ja) 1993-01-07 1993-01-07 オンライン文字認識装置

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JPH06203209A true JPH06203209A (ja) 1994-07-22

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ID=11496149

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JP5001248A Pending JPH06203209A (ja) 1993-01-07 1993-01-07 オンライン文字認識装置

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JP (1) JPH06203209A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006072639A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Ricoh Co Ltd 手書き情報分割装置、手書き情報分割方法、手書き情報分割プログラム及び記録媒体

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006072639A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Ricoh Co Ltd 手書き情報分割装置、手書き情報分割方法、手書き情報分割プログラム及び記録媒体

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