JPH06202645A - エンベロープ波形発生装置 - Google Patents

エンベロープ波形発生装置

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JPH06202645A
JPH06202645A JP5293876A JP29387693A JPH06202645A JP H06202645 A JPH06202645 A JP H06202645A JP 5293876 A JP5293876 A JP 5293876A JP 29387693 A JP29387693 A JP 29387693A JP H06202645 A JPH06202645 A JP H06202645A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】比較的簡単な構成によってエンベロープ波形の
任意の区間に非直線的カーブ特性をつけることができる
ようにする。 【構成】エンベロープ波形の各区間に対応してレートデ
ータ(RATE)を供給し、これを演算回路(20)で
演算することにより、該レートデータに対応する傾きを
持つデシベル表現のエンベロープ波形を発生する。レー
トデータ変更演算手段(50,51,53)において、
任意のエンベロープ区間において、エンベロープ波形の
現在値に応じてレートデータを変更する演算を行ない、
該エンベロープ波形の現在値の変化に応じて該レートデ
ータが徐々に変更されるようにする。これにより、該区
間で形成されるエンベロープ波形の傾きを非直線的カー
ブとすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、楽音制御用のエンベ
ロープ波形発生装置に関し、特に、アタック、ディケ
イ、サステイン、レリース等と言われるようなエンベロ
ープの各区間毎にエンベロープの傾きを設定するための
レートデータを演算することにより、所望の波形形状の
エンベロープ波形を発生するようにしたエンベロープ波
形発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】楽音信号制御用のエンベロープ波形をデ
シベル表現のデータとして発生することは従来より行わ
れている(例えば特公昭55−7600号公報、特公昭
59−24433号公報、特公昭63−42269号公
報など)。これは、デシベル表現のデータではリニア表
現のデータの乗算を単純な加算に置換えて行うことがで
きるので演算回路の簡単化が図れるという利点があるか
らであり、また、デシベル表現のエンベロープ波形デー
タをリニア表現に変換した場合減衰部分は指数関数的に
減衰することになるので聴感上好ましいものとなるから
である。ただし、この場合、例えば図5の(a)に示す
ような形状のデシベル表現のエンベロープ波形をリニア
表現に変換すると、同図の(b)のようになり、アタッ
ク部の立上りの急峻さを欠くことになってしまう。その
ため、同図の(c)のようにアタック部の立上りの急峻
さが確保されるようにする工夫が従来よりなされてい
る。
【0003】例えば、特公昭59−24433号公報に
おいては、アキュムレータによって直線的な傾きを持つ
エンベロープ波形信号を一旦発生し、このエンベロープ
波形信号をアタック部の区間でアタックカーブ変換テー
ブルに通すことにより、上に膨らみのあるアタックカー
ブに変換するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術のようにエン
ベロープ波形の任意の区間のカーブを変換するために、
カーブ変換テーブルを使用する方法では、変換テーブル
が必要であり、また、カーブ変換しない区間とカーブ変
換した区間とを区別してエンベロープ波形部分を選択し
なければならないために多ビット構成のセレクタも必要
となる。従って、構成が複雑となるという欠点があっ
た。この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、比較
的簡単な構成によってエンベロープ波形の任意の区間に
非直線的カーブ特性をつけることができるようにしたエ
ンベロープ波形発生装置を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエンベロ
ープ波形発生装置は、複数の区間の各々でレートデータ
を供給するレートデータ供給手段と、このレートデータ
供給手段から供給されるレートデータを演算することに
よってデシベル表現のエンベロープ波形を形成するエン
ベロープ波形形成手段とを備えたエンベロープ波形発生
装置において、前記複数の区間のうち何れかの区間にお
いて、前記エンベロープ波形の現在値に応じて前記レー
トデータを変更する演算を行ない、変更したレートデー
タを前記エンベロープ波形形成手段に供給するレートデ
ータ変更手段を備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】複数の区間のうち何れかの区間において、前記
エンベロープ波形の現在値に応じて前記レートデータを
変更する演算を行ない、変更したレートデータを前記エ
ンベロープ波形形成手段に供給するレートデータ変更手
段を備えたことにより、その区間におけるエンベロープ
波形の傾きを非直線的なカーブに変更することができ
る。すなわち、エンベロープ波形の現在値に応じてレー
トデータが変更されることにより、該区間における演算
で使用するレートデータが徐々に変化することになり、
このレートデータの変化に対応して、該区間で形成され
るエンベロープ波形の傾きが非直線的に変化する。従っ
て、カーブ変換テーブルやセレクタを使用することな
く、比較的簡単な構成で、エンベロープ波形の任意の区
間に非直線的カーブ特性をつけることができるようにな
る。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照してこの発明の一実施
例を詳細に説明しよう。図1はこの発明に係るエンベロ
ープ波形発生装置10の一実施例を示すものであり、図
2はこのエンベロープ波形発生装置10を楽音の音量振
幅エンベロープ波形発生用として使用した電子楽器の一
構成例を示す。
【0008】まず、図2について説明すると、鍵盤11
は発生すべき楽音の音高を指定するための複数の鍵を具
えており、この鍵盤11で押圧された鍵が押鍵検出回路
12で検出される。押鍵検出回路12は検出した押圧鍵
のキーコードKCとキーオン信号KONを出力し、キー
コードKCは楽音信号発生回路13に、キーオン信号K
ONはエンベロープ波形発生装置10に、夫々与える。
楽音信号発生回路13は、与えられたキーコードKCに
対応する音高の楽音信号を音色選択回路14で選択され
た音色で発生する。この例では、楽音信号発生回路13
から発生される楽音信号はデシベル表現(対数表現)の
データlogMであるとする。
【0009】エンベロープパラメータ発生回路15は、
エンベロープ波形発生装置10で発生するエンベロープ
波形の各区間、すなわち、アタック、ディケイ、サステ
イン、レリース、フォーシングダンプ等の各部分、の変
化レートやレベルを設定する各種パラメータデータを、
音色選択回路14で選択された音色に応じて発生する。
変化レートを設定するパラメータデータには、例えば、
アタックレートデータ,ディケイレートデータ,サステ
インレートデータ,レリースレートデータ,フォーシン
グダンプレートデータなどがある。これらの変化レート
データは、図3の(a)に示すような各区間毎のエンベ
ロープ波形の傾きを決定する。レベルを設定するパラメ
ータデータには、例えば、アタックレベルデータALと
ディケイレベルデータDLがある。これらのレベルデー
タAL,DLは、図3の(a)に示すようなエンベロー
プ波形におけるアタックレベルとディケイレベルを決定
する。発生された各種パラメータデータはエンベロープ
波形発生装置10に与えられる。
【0010】エンベロープ波形発生装置10は、与えら
れた各種パラメータデータとキーオン信号KONに基づ
きデシベル表現(対数表現)のエンベロープ波形データ
logEを発生する。加算器16ではデシベル表現の楽音
信号データlogMにエンベロープ波形データlogEを加算
することにより logE+logM=log(E・M) なるEとMの積(E・M)の対数表現を得る。これによ
り、楽音信号に音量振幅エンベロープが付与される。加
算器16の出力は対数/リニア変換回路17に与えら
れ、リニア表現からなる音量振幅エンベロープ付与済み
の楽音信号データE・Mを得る。この楽音信号データは
ディジタル/アナログ変換回路18でアナログ信号に変
換され、サウンドシステム19に至る。
【0011】次に図1に従ってエンベロープ波形発生装
置10について説明する。このエンベロープ波形発生装
置10において、演算回路20は、アタック、ディケ
イ、サステイン、レリース、フォーシングダンプ等の各
部分に対応してアタックレートデータDBAR,ディケ
イレートデータDBDR,サステインレートデータDB
SR,レリースレートデータDBRR,フォーシングダ
ンプレートデータDBFRをクロックパルスφに従って
規則的に繰返し加算若しくは減算することにより図3
(a)に示すようなエンベロープ波形データENVDB
を形成する。このエンベロープ波形データENVDBは
デシベル表現であり、しかも0dBを最大レベルとする
減衰量で表現されているものとする。従って、このデー
タENVDBのビットがオール“0”のとき最大レベル
0dBを示し、オール“1”のとき0レベルを示す。
【0012】なお、特定の区間すなわちアタック部の区
間とフォーシングダンプの区間において、演算回路20
で形成されたエンベロープ波形データENVDBの現在
値に応じてレートデータを演算することにより、該レー
トデータを徐々に変更し、これにより、このように徐々
に変更されるレートデータに基づく演算回路20による
演算によって形成されるエンベロープ波形が、アタック
部の区間では図3の(a)のように立上りの傾きが始め
は急峻で次第に比較的緩やかになるような特性となり、
フォーシングダンプ部の区間では図3の(a)のように減
衰の傾きが始めは比較的緩く次第に急峻になるような特
性となるように制御される。
【0013】演算回路20を制御するための制御信号は
キーオン信号KONに基づき作成される。キーオン信号
KONはアンド回路21を介して立上り及び立下り微分
回路22に与えられ、該キーオン信号KONの立上り時
(押鍵されたとき)と立下り時(離鍵されたとき)に夫
々1発のキーオンパルスKONPとキーオフパルスKO
FPが発生される。アンド回路21の他の入力に与えら
れるフリップフロップ23の出力は通常は“1”であ
り、フォーシングダンプを行うべき条件の1つが成立し
たとき“0”となる。
【0014】演算回路20から出力されたエンベロープ
波形データENVDBの全ビットがアンド回路24に与
えられ、この全ビットが“1”のときのアンド回路24
の出力信号“1”がALL“1”信号としてフリップフ
ロップ23のセット入力Sに与えられる。また、このA
LL“1”信号を反転した信号がアンド回路25に与え
られる。アンド回路25の他の入力にはキーオフパルス
KOFPが与えられ、その出力がフリップフロップ23
のリセット入力Rに与えられる。離鍵される前に(キー
オフパルスKOFPが発生する前に)エンベロープ波形
レベルが零になると、ALL“1”信号を反転した信号
“0”によりアンド回路25が不動作となり、その後の
離鍵によってキーオフパルスKOFPが発生してもフリ
ップフロップ23はリセットされない。この場合、フォ
ーシングダンプを行うべき条件は成立しない。
【0015】一方、エンベロープ波形レベルが零になる
前に離鍵されると、ALL“1”信号がまだ発生してい
ないときにキーオフパルスKOFPが発生することによ
りアンド回路25の出力が“1”となり、フリップフロ
ップ23がリセットされる。これによりフリップフロッ
プ23の出力が“0”となり、アンド回路21を不動作
にすると共に、それを反転した信号“1”によってアン
ド回路26を動作可能にする。アンド回路26の他の入
力にはキーオン信号KONが入力される。フリップフロ
ップ23の出力“0”に応じてアンド回路26が可能化
されている間に次の新たな鍵が押圧されると、新たなキ
ーオン信号KONの立上りによってアンド回路26の条
件が成立し、その出力が“1”となる。このアンド回路
26の出力信号“1”がフォーシングダンプ信号FDで
ある。他方、次の新たな鍵が押圧される前に前音のエン
ベロープ波形レベルが零になった場合はALL“1”信
号によりフリップフロップ23がセットされるので、フ
ォーシングダンプ信号FDは発生されない。こうして、
エンベロープ波形レベルが零になる前に離鍵され、且つ
次の新たな鍵が押圧されたことを条件に、フォーシング
ダンプ信号FDが発生され、このフォーシングダンプ信
号FDに応じて後述するようにフォーシングダンプ動作
が行われる。
【0016】立上り及び立下り微分回路22から発生さ
れたキーオンパルスKONPとキーオフパルスKOFP
は、演算回路20の演算モードを制御するためのカウン
タ27に与えられる。該カウンタ27は、2ビットのバ
イナリカウンタであり、キーオンパルスKONPにより
“00”にリセットされ、イネーブル端子ENに加わる
アンド回路28の出力信号が“1”のときクロック端子
CLKに加わるクロックパルスφのタイミングで1カウ
ントアップされ、キーオフパルスKOFPにより“1
1”をロードする。このカウンタ27の2ビット出力が
モード信号MD0,MD1として利用される。モード信号
MD0,MD1の内容と演算モードとの関係は次の表1の
通りである。
【0017】
【表1】
【0018】信号MD1を反転した信号がアンド回路2
8に加わり、アタック時またはディケイ時にのみカウン
タ27がカウントアップされることを可能にする。アン
ド回路28の他の入力には、エンベロープ波形データE
NVDBとアタックレベルデータALあるいはディケイ
レベルデータDLとを比較した比較器30の出力が後述
のようにオア回路29を介して与えられる。
【0019】セレクタ310はモード信号MD0,MD1
の内容に応じてアタックレートデータDBAR,ディケ
イレートデータDBDR,サステインレートデータDB
SR,レリースレートデータDBRRの何れかを選択
し、その出力はセレクタ320の“0”入力に与えられ
る。セレクタ32の“1”入力にはフォーシングダンプ
レートデータDBFRが与えられ、前述のフォーシング
ダンプ信号FDに応じてフォーシングダンプ動作モード
時は“1”入力のフォーシングダンプレートデータDB
FRを選択し、それ以外のときは“0”入力のセレクタ
310の出力を選択する。
【0020】各レートデータDBAR,DBDR,DB
SR,DBRR,DBFRは、デシベル表現のデータで
ある。デシベル表現によりレートデータを設定すると、
限られたビット数により設定できるレートデータのダイ
ナミックレンジを下記表2に例示するように拡大するこ
とができる。表2では、デシベル表現により重みづけら
れた6ビットのバイナリデータの各ビットの重みと、こ
れをリニア表現に変換した場合の各ビットの重みの一例
を示している。なお、エンベロープ波形のような時間関
数波形の設定情報をデシベル表現により設定する先行技
術としては特公昭59−24433号に開示されたもの
があるので、ここでは詳しくは述べない。
【0021】
【表2】
【0022】つまり、リニア表現の6ビットバイナリデ
ータでは0〜32の範囲のデータしか表現できないが、
デシベル表現の6ビットバイナリデータではこれをリニ
ア変換した場合「1」〜「2の32乗」の範囲のデータを
表現することができるのである。セレクタ320から出
力されたデシベル表現のレートデータDBR(セレクタ
310,320で選択されたDBAR〜DBFRの何れ
か)は加算器50、オア回路群51を介して対数/リニ
ア変換回路52に与えられ、リニア表現のレートデータ
(これをRATEで示す)に変換されて演算回路20の
反転制御回路33に入力される。
【0023】演算回路20で形成するエンベロープ波形
データENVDBは前述のように減衰量であるから、ア
タック部のような立上り特性はレートデータを繰返し減
算することにより得られ、ディケイ部のような減衰特性
はレートデータを繰返し加算することにより得られる。
その場合、減算を補数の加算によって行うために反転制
御回路33が設けられている。
【0024】演算回路20において、演算結果がレジス
タ34に蓄えられ、該レジスタ34に蓄えられた前回の
演算結果(ENVDB)と反転制御回路33を経由して
与えられるレートデータ(RATE)とが加算器35で
加算(補数の加算の場合は減算)される。この加算器3
5の出力がオア回路群36とアンド回路群37を介して
レジスタ34に蓄えられる。演算回路20におけるエン
ベロープ波形データENVDBの形成演算の詳細例につ
いては後述する。
【0025】加算器50、オア回路群51及びゲート5
3からなる回路部は、特定の区間すなわちアタック部の
区間とフォーシングダンプの区間において、演算回路2
0で形成されたエンベロープ波形の現在値(ENVD
B)に応じて、レートデータDBRを徐々に変更する演
算を行なうものである。これにより、図3の(a)を参
照して前述したように、変更されたレートデータ(DB
R)に基づく演算回路20による演算によって形成され
るエンベロープ波形が、アタック部の区間では立上りの
傾きが始めは急峻で次第に比較的緩やかになり、フォー
シングダンプ部の区間では減衰の傾きが始めは比較的緩
く次第に急峻になるように制御するものである。
【0026】ゲート53には演算回路20で形成された
エンベロープ波形データENVDBの上位4ビットが入
力され、このゲート53の制御入力にはノア回路47
0、オア回路480からなるロジックの出力が与えられ
る。ノア回路470には、モード信号MD0,MD1が入
力され、アタックモードのとき“1”を出力する。この
出力信号とフォーシングダンプ信号FDとがオア回路4
80を介してゲート53の制御入力に加わり、アタック
モード及びフォーシングダンプモードのときエンベロー
プ波形データENVDBの上位4ビットを通過して加算
器50に加え、レートデータDBR(つまりアタックレ
ートデータDBAR又はフォーシングダンプレートデー
タDBFR)に対してエンベロープ波形データENVD
Bの現在値の上位4ビットデータを加算する。それ以外
のときは、ゲート53は閉じられており、レートデータ
DBRは変更されない。
【0027】加算器50はセレクタ320から出力され
たデシベル表現のレートデータDBRとゲート53から
出力されたエンベロープ波形データENVDBの上位4
ビットデータとを加算する。加算器50の出力はオア回
路群51を通過して対数/リニア変換回路52に与えら
れる。オア回路群51は加算器50のキャリイ出力Co
からキャリイアウト信号が出されたとき全ビット“1”
の信号を対数/リニア変換回路52に与え、それ以外の
ときは加算器50の出力をそのまま対数/リニア変換回
路52に与える。加算器50の加算結果が最大値=全ビ
ット“1”を超えてオーバフローしたときキャリイアウ
ト信号が出され、対数/リニア変換回路52に与えるデ
ータを強制的に最大値=全ビット“1”にする。
【0028】アタックモードとフォーシングダンプモー
ド以外のとき、つまりディケイ、サステイン、レリース
の各モードのとき、オア回路480の出力は“0”であ
り、ゲート53が閉じて、加算器50の一方入力にゲー
ト53から与えられるデータはオール“0”であり、セ
レクタ320から出力されたデシベル表現のレートデー
タDBRがそのまま対数/リニア変換回路52に与えら
れる。
【0029】一方、アタックモードあるいはフォーシン
グダンプモードのときは、オア回路480の出力は
“1”であり、ゲート53が開かれ、該ゲート53を介
して加算器50の一方入力にエンベロープ波形データE
NVDBの上位4ビットデータが与えられる。そして、
セレクタ320から出力されるデシベル表現のレートデ
ータDBR(アタックレートデータDBARまたはフォ
ーシングダンプレートデータDBFR)とエンベロープ
波形データENVDBの上位4ビットデータとが加算器
50で加算される。エンベロープ波形データENVDB
もまたデシベル表現のデータであり、加算器50ではデ
シベル表現のデータ同士の加算により実質的には乗算を
行なう。
【0030】例えば、レートデータDBRが前出の表2
のように重み付けされた6ビットのデータであるとし、
エンベロープ波形データENVDBの上位4ビットは下
記表3のように重み付けされているとすると、加算器5
0では4ビットからなるENVDBの下位に2ビットの
“00”を追加して両者のビットの重みを下記のように
合わせて6ビットのデータ同士の加算を行なう。
【0031】
【表3】
【0032】この加算器50における演算において、E
NVDBの上位4ビットは、レートデータDBRに対応
するリニア表現のレートデータRATEの値をエンベロ
ープ波形データENVDBのレベルに応じて、下記表4
のように2のn乗倍に倍増する働きをする。すなわち、
デシベル表現のENVDBの上位4ビットの値n(この
場合nは10進数であり、n=1が6dBに対応する)
をデシベル表現のレートデータDBRに加算することに
より、この加算結果を対数/リニア変換回路52で変換
して得られるリニア表現のレートデータRATEは、元
のレートデータDBRに対応するリニア表現の値を2の
n乗倍したものとなる。
【0033】
【表4】
【0034】つまり、エンベロープ波形データENVD
Bの減衰量が6dB増加する(6dBレベルが下がる)毎
に、つまり、エンベロープ波形データENVDBの減衰
量がn×6dBとなると、リニア表現のレートデータR
ATEの値が0〜6dB未満のときに比べて2のn乗倍
に倍増される。このことは、エンベロープ波形データE
NVDBの6dB毎の範囲に対応して、レートデータR
ATEの値が、エンベロープ波形レベルが低いほどエン
ベロープ波形変化の傾きが急になるように、2のn乗倍
に切り換えられる、ということを意味する。
【0035】こうして、アタック部とフォーシングダン
プ部のエンベロープ波形区間に関しては、演算回路20
で形成するエンベロープ波形データENVDBの現在値
レベルに対応してこのレベルが6dB変化する毎に、該
演算回路20で繰返し加算若しくは減算すべきレートデ
ータRATEの値が2のn乗倍に(エンベロープ波形の
レベルが小さいほどnが大きい)切り換えられ、最終的
に演算回路20から出力されるエンベロープ波形データ
ENVDBは図3の(a)に示すようなものとなる。つ
まり、アタック部のエンベロープ波形データは立上りの
傾きが始めは急峻で次第に比較的緩やかになるような特
性で発生され、フォーシングダンプ部のエンベロープ波
形データは減衰の傾きが始めは比較的緩く次第に急峻に
なるような特性で発生される。
【0036】次に、演算回路20におけるエンベロープ
波形形成演算について説明する。最初は、キーオンパル
スKONPによってオア回路38からオア回路群36内
の全オア回路に“1”が与えられ、レジスタ34にオー
ル“1”がセットされる。このレジスタ34の出力はエ
ンベロープ波形データENVDBとして演算回路20か
ら出力される。また、最初は、アタックモードであるた
めモード信号MD0,MD1を入力したノア回路39の出
力は“1”であり、これが減算を指示する信号として反
転制御回路33及び加算器35、アンド回路40に与え
られる。反転制御回路33は対数/リニア変換回路52
から与えられるレートデータRATEのビット数に対応
する数の排他オア回路からなり、ノア回路39から与え
られる信号が“1”のとき対数/リニア変換回路52か
ら与えられるレートデータRATEの各ビットを反転
し、該信号が“0”のとき該レートデータをそのまま通
過する。また、ノア回路39の出力信号“1”は加算器
35の最下位桁のキャリイ入力Ciに入り、反転された
レートデータに1を加算して補数の加算つまり減算を行
う。こうして、アタックモード時は、演算回路20に初
期セットされたオール“1”からレートデータRATE
(アタックレートデータ)を繰返し減算する。
【0037】前述のように、アタック部の区間において
は、セレクタ310,320でアタックレートデータD
BARが選択され、かつゲート53が開放され、エンベ
ロープ波形データENVDBの現在値の上位4ビットデ
ータが加算器50に入力される。従って、加算器50で
アタックレートデータDBARに対してエンベロープ波
形データENVDBの現在値に対応するデータが加算さ
れ(リニアでは乗算)され、アタックレートデータDB
ARがエンベロープ波形データENVDBの現在値の変
化に応じて徐々に変更されるので、これに応じて、演算
回路20で形成される、減衰量で表わされたアタック部
のエンベロープ波形データENVDBは図3の(a)に
示すように立上りの傾きが始めは急峻で次第に比較的緩
やかになるような特性で発生される。
【0038】アタックモード時はセレクタ41でアタッ
クレベルデータALを選択し、比較器30のB入力に与
える。比較器30のA入力には演算回路20からのエン
ベロープ波形データENVDBが与えられ、両者が一致
したときB=Aの出力からオア回路29に向けて信号
“1”が与えられる。また、レートデータの値によって
は丁度B=Aが成立するとは限らず、それを超えること
もあるので、比較器30のB<Aの出力を遅延フリップ
フロップ42と排他オア回路43とからなる変化検出回
路に与え、この変化検出回路の出力をオア回路29に入
力するようにもしている。エンベロープ波形データEN
VDBの値がアタックレベルデータALの値に到達する
と、オア回路29の出力が“1”となり、アンド回路2
8を介してカウンタ27に“1”が与えられ、該カウン
タ27が1カウントアップされる。これにより、ディケ
イモードに切り替わる。
【0039】なお、エンベロープ波形データENVDB
がアタックレベルデータALの値に到達する前にオール
“0”になってしまった場合に、アンド回路群37を閉
じてエンベロープ波形データENVDBの値をオール
“0”に保持するためにアンド回路40が設けられてい
る。減算時に減算結果がオール“0”になる前は加算器
35のキャリイ出力Coから毎回“1”が出ることによ
り、この“1”を反転した信号が入力されたアンド回路
40は動作せず、このアンド回路40の出力を反転した
信号が入力されたアンド回路群37のゲートは開いてい
る。しかし、減算結果がオール“0”になると若しくは
超えると、キャリイ出力Coから“1”は出ず、アンド
回路40の出力が“1”となり、アンド回路群37のゲ
ートが閉じられる。これにより、エンベロープ波形デー
タENVDBは最大値であるオール“0”を維持する。
【0040】ディケイモードになると、ノア回路39の
出力は“0”となり、加算を指示する。セレクタ31
0,320を介してディケイレートデータDBDRが選
択され、これに対応するレートデータRATEが演算回
路20に与えられる。このディケイレートデータDBD
Rに対応するレートデータRATEは変更制御されな
い。演算回路20では、エンベロープ波形データENV
DBの現在値に対してこのディケイレートデータDBD
Rに対応するートデータRATEを繰返し加算する。こ
れにより、該エンベロープ波形データENVDBは図3
の(a)に示すように一定の傾きで減衰する。ディケイ
モード時はセレクタ41でディケイレベルデータDLを
選択し、比較器30のB入力に与える。エンベロープ波
形データENVDBの値がディケイレベルデータDLの
値に到達すると、オア回路29の出力が“1”となり、
アンド回路28を介してカウンタ27に“1”が与えら
れ、該カウンタ27が1カウントアップされる。これに
より、サステインモードに切り替わる。
【0041】サステインモードでは、セレクタ310,
320を介してサステインレートデータDBSRが選択
され、これに対応するレートデータRATEが演算回路
20に与えられる。このサステインレートデータDBS
Rに対応するレートデータRATEも変更制御されな
い。演算回路20では、エンベロープ波形データENV
DBの現在値に対してこのサステインレートデータDB
SRに対応するレートデータRATEを繰返し加算す
る。これにより、該エンベロープ波形データENVDB
は図3の(a)に示すように一定の傾きで緩やかに減衰
する。
【0042】やがて、離鍵によりキーオフパルスKOF
Pが発生されると、カウンタ27に“11”がロードさ
れ、これにより、レリースモードに切り替わる。レリー
スモードでは、セレクタ310,320を介してレリー
スレートデータDBRRが選択され、これに対応するレ
ートデータRATEが演算回路20に与えられる。この
サステインレートデータDBSRに対応するレートデー
タRATEも変更制御されない。演算回路20では、エ
ンベロープ波形データENVDBの現在値に対してこの
サステインレートデータDBSRに対応するレートデー
タRATEを繰返し加算する。これにより、該エンベロ
ープ波形データENVDBは図3の(a)に示すように
一定の傾きで減衰する。
【0043】レリースモード中に前述のようにフォーシ
ングダンプの条件が成立してフォーシングダンプ信号F
Dが発生された場合は、セレクタ320でフォーシング
ダンプレートデータDBFRが選択され、加算器50に
与えられる。フォーシングダンプの区間においては、前
述のように、ゲート53が開放され、エンベロープ波形
データENVDBの現在値の上位4ビットデータが加算
器50に入力される。従って、加算器50で、フォーシ
ングダンプレートデータDBFRに対してエンベロープ
波形データENVDBの現在値に対応するデータが加算
され(リニアでは乗算)され、フォーシングダンプレー
トデータDBFRがエンベロープ波形データENVDB
の現在値の変化に応じて徐々に変更されるので、これに
応じて、演算回路20で形成されるフォーシングダンプ
部のエンベロープ波形データENVDBは、図3の
(a)に示すように、減衰の傾きが始めは比較的緩く次
第に急峻になるような特性で発生される。
【0044】なお、演算回路20において、加算時に加
算器35からキャリイアウト信号が出たときつまりオー
ル“1”を超えたとき、エンベロープ波形データENV
DBの値をオール“1”に保持するためにアンド回路4
4が設けられている。このアンド回路44には加算器3
5のキャリイ出力Coとノア回路39の出力を反転した
信号とが入力されており、加算時に加算器35からキャ
リイアウト信号が出たときこのアンド回路44からオア
回路38を介してオア回路群36に“1”を与え、エン
ベロープ波形データENVDBの値をオール“1”にす
る。
【0045】このようにアタック部とフォーシングダン
プの各区間において予め図3の(a)に示すような所望
の非直線的カーブ特性を持つデシベル表現のエンベロー
プ波形データENVDBが演算回路20で形成出力さ
れ、これがエンベロープ波形データlogEとしてこのエ
ンベロープ波形発生回路10から出力される。
【0046】前述のように、このデシベル表現のエンベ
ロープ波形データlogEによって制御した楽音信号が対
数/リニア変換回路17(図2)に与えられ、最終的に
はリニア表現に変換される。このリニア変換により、図
3の(a)のような特性のデシベル表現のエンベロープ
波形は、図3(b)のような特性に変換される。従っ
て、リニア変換されたエンベロープにおいては、アタッ
ク部は急峻に立上り、また、フォーシングダンプ部は急
速に減衰する。
【0047】上記実施例では、レートデータDBAR〜
DBFRをデシベル表現により設定しているので、前述
のように、限られたビット数により設定できるレートデ
ータのダイナミックレンジを拡大することができるとい
う利点がある。また、格別のカーブ変換テーブルを用い
ずに、加算器50、オア回路群51及びゲート53から
なる簡単な演算回路によってレートデータを変更するこ
とにより、特定の区間のエンベロープ波形部分の傾きを
非直線カーブに形成するようにしているので回路構成が
簡単であるという利点もある。
【0048】更に、演算回路20で形成したエンベロー
プ波形データENVDBがそのままエンベロープ波形発
生回路10から出力するエンベロープ波形データlogE
であるため、アタックレベルデータALの設定が容易で
あるという利点もある。つまり、本来、エンベロープ波
形データlogEが設定しようとする所望のエンベロープ
波形に対応しているものであり、所望のアタックレベル
はこのエンベロープ波形データlogEのスケールで設定
するのが普通である。この点、上記実施例の場合は、比
較器30においてアタックレベルデータALと比較する
エンベロープ波形データENVDBはそのままエンベロ
ープ波形データlogEであるため、このエンベロープ波
形データlogEのスケールで設定したアタックレベルに
従って即座にアタックレベルデータALを求めることが
できる。
【0049】なお、図2における加算器16と対数/リ
ニア変換回路17の部分を図4のように変更してもよ
い。この例では、対数/リニア変換回路54,55にお
いてデシベル表現の楽音信号データlogMとエンベロー
プ波形データlogEを夫々別々にリニア表現に変換し、
その後乗算器56で両者を乗算することにより楽音信号
に振幅エンベロープを付与している。この場合、楽音信
号発生回路13がリニア表現の楽音信号データMを発生
するものとすれば、勿論、対数/リニア変換回路55は
不要となる。
【0050】なお、この発明は、上述の実施例のような
音量振幅設定用のエンベロープ波形発生装置に限らず、
音色の時間変化特性を設定するためのエンベロープ波形
発生装置やその他の楽音信号制御用のエンベロープ波形
発生装置に適用することができる。
【0051】
【発明の効果】以上の通り、この発明によれば、レート
データを演算することによりエンベロープ波形を形成す
る場合において、該エンベロープ波形の現在値に応じて
該レートデータを変更する演算を行ない、変更したレー
トデータを用いて該エンベロープ波形形成演算を行なう
ようにしたので、任意の区間におけるエンベロープ波形
の傾きを非直線的なカーブに形成することが容易に行な
えるという優れた効果を奏する。すなわち、カーブ変換
テーブル等を使用することなく、比較的簡単な構成で、
エンベロープ波形の任意の区間に非直線的カーブ特性を
つけることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るエンベロープ波形発生装置の一
実施例を示すブロック図。
【図2】同実施例に係るエンベロープ波形発生装置を適
用した電子楽器の一構成例を示すブロック図。
【図3】同実施例におけるエンベロープ波形の形成例を
示す図。
【図4】図2の変更例を示すブロック図。
【図5】従来のエンベロープ波形の形成例を示す図。
【符号の説明】
10 エンベロープ波形発生装置 20 演算回路 17,52,54,55 対数/リニア変換回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の区間の各々でレートデータを供給
    するレートデータ供給手段と、このレートデータ供給手
    段から供給されるレートデータを演算することによって
    デシベル表現のエンベロープ波形を形成するエンベロー
    プ波形形成手段とを備えたエンベロープ波形発生装置に
    おいて、 前記複数の区間のうち何れかの区間において、前記エン
    ベロープ波形の現在値に応じて前記レートデータを変更
    する演算を行ない、変更したレートデータを前記エンベ
    ロープ波形形成手段に供給するレートデータ変更手段を
    備えたことを特徴とするエンベロープ波形発生装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5739434A (en) * 1980-08-18 1982-03-04 Toshiba Corp Program reloading system
JPS61188593A (ja) * 1985-02-18 1986-08-22 カシオ計算機株式会社 タツチレスポンス装置

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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