JPH06201806A - 磁気センサ装置 - Google Patents

磁気センサ装置

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Publication number
JPH06201806A
JPH06201806A JP5000590A JP59093A JPH06201806A JP H06201806 A JPH06201806 A JP H06201806A JP 5000590 A JP5000590 A JP 5000590A JP 59093 A JP59093 A JP 59093A JP H06201806 A JPH06201806 A JP H06201806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic sensor
voltage
sensor device
amplifier
resistance
Prior art date
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Pending
Application number
JP5000590A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Suzuki
洋 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP5000590A priority Critical patent/JPH06201806A/ja
Publication of JPH06201806A publication Critical patent/JPH06201806A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気抵抗素子の特性のバラツキや温度−抵抗
特性の差異による増幅度の変動を防止する。 【構成】 磁気抵抗素子M1,M2は直列接続され、そ
の直列回路は電源Vcc−Gnd間に接続されている。
そして、磁気抵抗素子M1,M2の接続点の電圧Vaを
バッファBにより緩衝増幅した後に、反転増幅器A1に
より増幅し、その反転増幅器A1の出力を検出電圧Vo
とする。 【効果】 磁気抵抗素子の特性のバラツキや温度−抵抗
特性の差異があっても増幅度が変動しない。磁気抵抗素
子の特性を揃える必要がなくなり、歩留りを向上でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気センサ装置に関
し、さらに詳しくは、磁気抵抗素子の特性のバラツキや
温度−抵抗特性の差異による不都合を解消した磁気セン
サ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、紙幣識別機に用いられている従
来の磁気センサ装置の一例を示す回路図である。この磁
気センサ装置51では、ソケットS内の紙幣挿入スリッ
ト付近に、紙幣Mの移動方向と平行に、磁気抵抗素子M
1,M2が内設されている。磁気抵抗素子M1,M2は
直列接続され、その直列回路は電源Vcc−Gnd間に
接続されている。そして、磁気抵抗素子M1,M2の接
続点の電圧VaをコンデンサCおよび入力抵抗Riを介
して反転増幅器A1の反転入力端子に入力する。その反
転増幅器A1の反転入力端子と出力端子の間には帰還抵
抗Rfが接続され、また、反転増幅器A1の非反転入力
端子には基準電圧Vrが入力されている。そして、反転
増幅器A1の出力端子から検出電圧Voが出力される。
【0003】次に、この磁気センサ装置51の動作を説
明する。紙幣が挿入されるとき、接続点の電圧Vaの電
圧Vaは図6の(a)に示す波形となる。但し、Viは
中性電圧を示す。反転増幅器A1からの出力される検出
電圧Voは、 Vo=〔−Rf/{Ri+M1・M2/(M1+M2)}〕・k・Vcc…(1) なので、図6の(b)に示す波形となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の磁気センサ
装置51では、上記(1)式から判るように反転増幅器A
1の増幅度が磁気抵抗素子M1,M2に依存するので、
入力抵抗Riや帰還抵抗Rfを等しくしても、磁気抵抗
素子M1,M2のバラツキや温度−抵抗特性により増幅
度にバラツキを生じる問題点がある。また、この増幅度
にバラツキをなくすために、磁気抵抗素子M1,M2の
特性を揃えようとすると、歩留りが低くなる問題点があ
る。そこで、この発明の目的は、磁気抵抗素子の特性の
バラツキや温度−抵抗特性の差異があっても検出電圧が
変動しない磁気センサ装置を提供し、歩留りを向上させ
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明による磁気セン
サ装置は、2個の磁気抵抗素子の直列接続からなる磁気
センサを電源Vcc−Gnd間に接続し、前記2個の磁
気抵抗素子の接続点から信号電圧を取り出し、前記信号
電圧をバッファを介して増幅器に入力するか,または前
記磁気センサに対して高入力インピーダンスの増幅器に
入力し、前記増幅器の出力を検出信号として取り出すこ
とを構成上の特徴とするものである。
【0006】
【作用】この発明による磁気センサ装置は、2個の磁気
抵抗素子の接続点からの信号電圧をバッファを介して増
幅器に入力するか,または前記磁気センサに対して高入
力インピーダンスの増幅器を用いる。このため、増幅器
の増幅度に磁気抵抗素子の特性のバラツキや温度−抵抗
特性の差異が影響しなくなる。また、磁気抵抗素子M
1,M2の特性を揃える必要がなくなるため、歩留りが
向上する。
【0007】
【実施例】以下、図に示す実施例によりこの発明をさら
に詳しく説明する。なお、これによりこの発明が限定さ
れるものではない。
【0008】−第1実施例− この発明の第1実施例の磁気センサ装置であって、紙幣
識別機に用いられているものを、図1に示す。この磁気
センサ装置1では、ソケットS内の紙幣挿入スリット付
近に、紙幣Mの移動方向と平行に磁気抵抗素子M1,M
2が内設されている。磁気抵抗素子M1,M2は直列接
続され、その直列回路は電源Vcc−Gnd間に接続さ
れている。そして、磁気抵抗素子M1,M2の接続点の
電圧Vaは、バッファBに入力される。そのバッファB
の出力電圧Vbは、コンデンサCと入力抵抗Riを介し
て反転増幅器A1の反転入力端子に入力される。その反
転増幅器A1の反転入力端子と出力端子の間には帰還抵
抗Rfが接続され、また、反転増幅器A1の非反転入力
端子には基準電圧Vrが入力されている。そして、反転
増幅器A1の出力端子から検出電圧Voが出力される。
【0009】次に、この磁気センサ装置1の動作を説明
する。紙幣が挿入されるとき、接続点の電圧Vaの電圧
Vaは図2の(a)に示す波形となる。但し、Viは中
性電圧を示す。そこで、バッファBからの出力電圧Vb
は、図2の(b)に示す波形となる。反転増幅器A1か
らの出力される検出電圧Voは、 Vo=(−Rf/Ri)・Vb …(2) なので、図2の(c)に示す波形となる。
【0010】(2)式から判るように、反転増幅器A1の
増幅度は入力抵抗Riと帰還抵抗Rfのみに依存し、磁
気抵抗素子M1,M2に依存しない。すなわち、増幅度
は、磁気抵抗素子M1,M2のバラツキや温度特性の差
異の影響を受けなくなる。このため、磁気抵抗素子M
1,M2の特性を揃える必要がなくなり、歩留りを向上
できる。
【0011】−第2実施例− この発明の第2実施例の磁気センサ装置であって、紙幣
識別機に用いられているものを、図3に示す。この磁気
センサ装置21では、ソケットS内の紙幣挿入スリット
付近に、紙幣Mの移動方向と平行に磁気抵抗素子M1,
M2が内設されている。磁気抵抗素子M1,M2は直列
接続され、その直列回路は電源Vcc−Gnd間に接続
されている。そして、磁気抵抗素子M1,M2の接続点
の電圧Vpは、非反転増幅器A2の非反転入力端子に入
力される。その非反転増幅器A2の反転入力端子と出力
端子の間には帰還抵抗Rbが接続され、また、非反転増
幅器A2の反転入力端子は接地抵抗Raと接地コンデン
サC1を介して接地されている。そして、非反転増幅器
A2の出力電圧Vqは、コンデンサC2を介して、抵抗
R1と抵抗R2とにより基準電圧Vrに調整された分圧
点に入力され、その分圧点の電圧が検出電圧Voとして
出力される。
【0012】次に、この磁気センサ装置21の動作を説
明する。紙幣が挿入されるとき、接続点の電圧Vaの電
圧Vpは図4の(a)に示す波形となる。但し、Viは
中性電圧を示す。そこで、非反転増幅器A2からの出力
電圧Vqは、図2の(b)に示す波形となる。検出電圧
Voは、 Vo=(1+Rb/Ra)・Vp …(3) なので、図4の(c)に示す波形となる。
【0013】(2)式から判るように、非反転増幅器A2
の増幅度は帰還抵抗Rbと接地抵抗Raのみに依存し、
磁気抵抗素子M1,M2に依存しない。すなわち、増幅
度は、磁気抵抗素子M1,M2のバラツキや温度特性の
差異の影響を受けなくなる。このため、磁気抵抗素子M
1,M2の特性を揃える必要がなくなり、歩留りを向上
できる。
【0014】
【発明の効果】この発明の磁気センサ装置によれば、磁
気抵抗素子の特性のバラツキや温度−抵抗特性の差異が
あっても増幅度が変動しなくなる。そして、このため、
磁気抵抗素子の特性を揃える必要がなくなり、歩留りを
向上することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の磁気センサ装置の第1実施例を示す
回路図である。
【図2】図1の磁気センサ装置の各部の波形図である。
【図3】この発明の磁気センサ装置の第2実施例を示す
回路図である。
【図4】図3の磁気センサ装置の各部の波形図である。
【図5】従来の磁気センサ装置の一例を示す回路図であ
る。
【図6】図5の磁気センサ装置の各部の波形図である。
【符号の説明】
1 磁気センサ装置 21 磁気センサ装置 51 磁気センサ装置 M1 磁気抵抗素子 M2 磁気抵抗素子 A1 反転増幅器 A2 非反転増幅器 C コンデンサ C1 接地コンデンサ C2 コンデンサ Ra 接地抵抗 Rb 帰還抵抗 Rf 帰還抵抗 Ri 入力抵抗 R1 抵抗 R2 抵抗 Vo 検出電圧

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2個の磁気抵抗素子の直列接続からなる
    磁気センサを電源Vcc−Gnd間に接続し、前記2個
    の磁気抵抗素子の接続点から信号電圧を取り出し、前記
    信号電圧をバッファを介して増幅器に入力するか,また
    は前記磁気センサに対して高入力インピーダンスの増幅
    器に入力し、前記増幅器の出力を検出信号として取り出
    すことを特徴とする磁気センサ装置。
JP5000590A 1993-01-06 1993-01-06 磁気センサ装置 Pending JPH06201806A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5000590A JPH06201806A (ja) 1993-01-06 1993-01-06 磁気センサ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5000590A JPH06201806A (ja) 1993-01-06 1993-01-06 磁気センサ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06201806A true JPH06201806A (ja) 1994-07-22

Family

ID=11477950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5000590A Pending JPH06201806A (ja) 1993-01-06 1993-01-06 磁気センサ装置

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JP (1) JPH06201806A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0863783A (ja) * 1994-08-26 1996-03-08 Nec Corp 情報記録媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0863783A (ja) * 1994-08-26 1996-03-08 Nec Corp 情報記録媒体

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