JPH06200422A - トップ針布 - Google Patents
トップ針布Info
- Publication number
- JPH06200422A JPH06200422A JP34774992A JP34774992A JPH06200422A JP H06200422 A JPH06200422 A JP H06200422A JP 34774992 A JP34774992 A JP 34774992A JP 34774992 A JP34774992 A JP 34774992A JP H06200422 A JPH06200422 A JP H06200422A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- cloth
- waist
- tip
- stepped part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01G—PRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
- D01G15/00—Carding machines or accessories; Card clothing; Burr-crushing or removing arrangements associated with carding or other preliminary-treatment machines
- D01G15/84—Card clothing; Manufacture thereof not otherwise provided for
- D01G15/86—Card clothing; Manufacture thereof not otherwise provided for with flexible non-metallic backing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 綿付き、綿沈みを防止し、トップコームによ
る繊維のはぎ取りを良好にする。 【構成】 基布に植針した針４が、側面から見て腰部上
方の段差部６から先端までの先端部分７の太さを、上記
段差部より下部分８の太さより小にして成る。
る繊維のはぎ取りを良好にする。 【構成】 基布に植針した針４が、側面から見て腰部上
方の段差部６から先端までの先端部分７の太さを、上記
段差部より下部分８の太さより小にして成る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は綿、化合繊の梳綿に用い
るトップ針布に関する。
るトップ針布に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のトップ針布は、略Ｕ字形で、かつ
略く字形に屈曲した断面略楕円形の針を、その長軸が働
き側になるよう基布に植針して成り、上記針は側面から
見て、先端から下部分が全て同一の太さであり、かつ働
き側から見て、腰部から先端がニードル形状になだらか
に鋭らせて成る。
略く字形に屈曲した断面略楕円形の針を、その長軸が働
き側になるよう基布に植針して成り、上記針は側面から
見て、先端から下部分が全て同一の太さであり、かつ働
き側から見て、腰部から先端がニードル形状になだらか
に鋭らせて成る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来技術のトップ針布
は、針が上記形状であるため、腰まで深く入った繊維が
トップコームにより取られず残り、残った繊維がサーキ
ュラブラシにより腰部より下にさらに深く押し込められ
る。そして、上記残存繊維が堆積すると、掃除が非常に
困難で、手数を要していた。
は、針が上記形状であるため、腰まで深く入った繊維が
トップコームにより取られず残り、残った繊維がサーキ
ュラブラシにより腰部より下にさらに深く押し込められ
る。そして、上記残存繊維が堆積すると、掃除が非常に
困難で、手数を要していた。
【０００４】本発明は、従来技術の課題を解決するため
になしたもので、綿付き、綿沈みを防止し、トップコー
ムによる繊維のはぎ取りを良好にすると共に、埋綿量を
減少し、簡単に除去できるトップ針布を提供することを
目的とする。
になしたもので、綿付き、綿沈みを防止し、トップコー
ムによる繊維のはぎ取りを良好にすると共に、埋綿量を
減少し、簡単に除去できるトップ針布を提供することを
目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るトップ針布は、基布に植針した断面略
楕円形の針が側面から見て腰部から上方に設けた段差部
から先端に至る先端部分の太さを段差部から下部分の太
さよりも小にし、かつ働き側から見て、腰部から先端を
ニードル形状に形成して成る。
に、本発明に係るトップ針布は、基布に植針した断面略
楕円形の針が側面から見て腰部から上方に設けた段差部
から先端に至る先端部分の太さを段差部から下部分の太
さよりも小にし、かつ働き側から見て、腰部から先端を
ニードル形状に形成して成る。
【０００６】また、上記先端部分の寸法Ｓと腰上寸法Ｂ
とが１／２Ｂ≦Ｓ≦２／３Ｂの関係を有すると、より好
適である。
とが１／２Ｂ≦Ｓ≦２／３Ｂの関係を有すると、より好
適である。
【０００７】
【作用】上記構成のトップ針布を用いると、側面から見
て段差部より下部分が先端部分よりも太いため、繊維は
段差部より下へ深く入り難く、トップコームによって良
好にはぎ取られる。また、はぎ取られずに残った繊維が
あったとしても、段差部があるため、サーキュラブラシ
により深く押し込められることがなく、簡単に除去され
る。
て段差部より下部分が先端部分よりも太いため、繊維は
段差部より下へ深く入り難く、トップコームによって良
好にはぎ取られる。また、はぎ取られずに残った繊維が
あったとしても、段差部があるため、サーキュラブラシ
により深く押し込められることがなく、簡単に除去され
る。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【０００９】図において、１は基布で、この基布１はゴ
ム、スポンジ等のシートよりなる表層２と、綿布、麻
布、合成繊維布等の織布やゴムシート等から適当に選択
された複数枚を積層接着された基層３とを接着剤で以て
貼り合わせて成る。
ム、スポンジ等のシートよりなる表層２と、綿布、麻
布、合成繊維布等の織布やゴムシート等から適当に選択
された複数枚を積層接着された基層３とを接着剤で以て
貼り合わせて成る。
【００１０】次に、４は上記基布１に植針した針で、こ
の針４は断面略楕円形で、その長軸を働き側になるよう
植設され、側面から見て（図１）、腰部５の上方に段差
部６を設けて、この段差部６から先端に至る先端部分７
を段差部６から下部分８より細く形成する。上記段差部
６は、先端部分７の寸法Ｓが腰上寸法Ｂの１／２〜２／
３の範囲になるように位置決めする。また、上記針４
は、働き側から見て（図２）、腰部６から先端をニード
ル形状に形成して、所望のトップ針布を構成する。
の針４は断面略楕円形で、その長軸を働き側になるよう
植設され、側面から見て（図１）、腰部５の上方に段差
部６を設けて、この段差部６から先端に至る先端部分７
を段差部６から下部分８より細く形成する。上記段差部
６は、先端部分７の寸法Ｓが腰上寸法Ｂの１／２〜２／
３の範囲になるように位置決めする。また、上記針４
は、働き側から見て（図２）、腰部６から先端をニード
ル形状に形成して、所望のトップ針布を構成する。
【００１１】次に、上記トップ針布の製造について説明
する。丸線を側面から見て針の先端から腰部５までの腰
上寸法Ｂの１／２〜２／３の範囲の先端部分７の太さが
段差部６よりも下部分８よりも細くなるよう、下部分８
を長軸側が働き側となるよう略楕円形に偏平成形した
後、略Ｕ字形の針４を形成する。上記針４を基布１に植
針する（図３（イ）、（ロ））。その後、上記針４に
は、働き側から見て腰部５より上がなだらかに鋭るよう
側面研磨を施して、図２に示すような、ニードル形状に
なしたトップ針布を構成する。
する。丸線を側面から見て針の先端から腰部５までの腰
上寸法Ｂの１／２〜２／３の範囲の先端部分７の太さが
段差部６よりも下部分８よりも細くなるよう、下部分８
を長軸側が働き側となるよう略楕円形に偏平成形した
後、略Ｕ字形の針４を形成する。上記針４を基布１に植
針する（図３（イ）、（ロ））。その後、上記針４に
は、働き側から見て腰部５より上がなだらかに鋭るよう
側面研磨を施して、図２に示すような、ニードル形状に
なしたトップ針布を構成する。
【００１２】
【発明の効果】本発明は、上記構成にしたので、段差部
より下方に繊維が沈み込まないため、トップコームによ
る繊維のはぎ取りが良好になり、埋綿量が減少し、簡単
に除去できる等の優れた効果を有する。
より下方に繊維が沈み込まないため、トップコームによ
る繊維のはぎ取りが良好になり、埋綿量が減少し、簡単
に除去できる等の優れた効果を有する。
【図１】本発明のトップ針布の側面断面図。
【図２】本発明のトップ針布の正面断面図。
【図３】本発明のトップ針布の植針直後の状態を示し、
（イ）は側面断面図、（ロ）は正面断面図。
（イ）は側面断面図、（ロ）は正面断面図。
１ 基布 ２ 表層 ３ 基層 ４ 針 ５ 腰部 ６ 段差部 ７ 先端部分 ８ 下部分
Claims (2)
- 【請求項１】 略Ｕ字形で、かつ略く字形に屈曲した断
面略楕円形を有する針を、その長軸が働き側になるよう
基布に植針して成るトップ針布において、上記針は、側
面から見て、腰部から上方に設けた段差部から先端まで
の先端部分の太さを段差部から下部分の太さより小に
し、かつ働き側から見て、腰部から先端をニードル形状
に形成したことを特徴とするトップ針布。 - 【請求項２】 先端部分の寸法Ｓと腰上寸法Ｂとが１／
２Ｂ≦Ｓ≦２／３Ｂの関係を有する請求項１記載のトッ
プ針布。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34774992A JPH06200422A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | トップ針布 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34774992A JPH06200422A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | トップ針布 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06200422A true JPH06200422A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=18392324
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34774992A Pending JPH06200422A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | トップ針布 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06200422A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005068634A (ja) * | 2003-08-25 | 2005-03-17 | Truetzschler Gmbh & Co Kg | カードの構造 |
| JP2011080192A (ja) * | 2003-08-25 | 2011-04-21 | Truetzschler Gmbh & Co Kg | カードの構造 |
| CN103726135A (zh) * | 2013-12-27 | 2014-04-16 | 吴江市振中纺织品有限公司 | 一种弹性针布 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP34774992A patent/JPH06200422A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005068634A (ja) * | 2003-08-25 | 2005-03-17 | Truetzschler Gmbh & Co Kg | カードの構造 |
| JP2011080192A (ja) * | 2003-08-25 | 2011-04-21 | Truetzschler Gmbh & Co Kg | カードの構造 |
| CN103726135A (zh) * | 2013-12-27 | 2014-04-16 | 吴江市振中纺织品有限公司 | 一种弹性针布 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5927420B2 (ja) | 毛皮調立毛繊維構造物 | |
| EP1665946B1 (en) | Wearer's own hair utilizing type wig | |
| JPWO2009066606A1 (ja) | かつら及びその製造方法 | |
| KR100459532B1 (ko) | 의모고정구 및 그 사용방법 | |
| JPH06200422A (ja) | トップ針布 | |
| KR101718728B1 (ko) | 편물의 무늬 형성 방법 및 편물 | |
| US4411025A (en) | Combined chest piece and shoulder pad | |
| JP2001190487A (ja) | 清掃用ブラシ | |
| JP4753400B2 (ja) | 自毛活用型かつら及びその製造方法 | |
| CN218278249U (zh) | 一种宠物梳子 | |
| CN220876028U (zh) | 粘贴结构和衣服 | |
| JP2691369B2 (ja) | トップ針布 | |
| JPH11235209A (ja) | 接着用テープ及びその製造方法 | |
| JP2018159168A (ja) | かつら | |
| JPS605701B2 (ja) | 毛皮調立毛構造物 | |
| JP2003019099A (ja) | 清掃用布 | |
| JPH0114320Y2 (ja) | ||
| JP3826223B2 (ja) | パイル布帛 | |
| JP3055178U (ja) | クールじゅうたん | |
| KR0117616Y1 (ko) | 헤어브러쉬 | |
| KR940005763Y1 (ko) | 기모침포(起毛針布) | |
| JP3052702U (ja) | 経編パイル布帛 | |
| JP2599002Y2 (ja) | ほうき | |
| JPH0213500Y2 (ja) | ||
| JPH0515431A (ja) | タフテツドカーペツトおよびその製造法 |