JPH06198846A - 紫外線照射装置 - Google Patents
紫外線照射装置Info
- Publication number
- JPH06198846A JPH06198846A JP35867792A JP35867792A JPH06198846A JP H06198846 A JPH06198846 A JP H06198846A JP 35867792 A JP35867792 A JP 35867792A JP 35867792 A JP35867792 A JP 35867792A JP H06198846 A JPH06198846 A JP H06198846A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultraviolet
- light
- ultraviolet lamp
- shutter
- shielding plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】左右に開閉するタイプのシャッターの開状態に
おいて、光(紫外線)が無駄なく印刷物に照射される、
光の利用効率の良いシャッターを有した、紫外線硬化型
インクを使用した印刷機用の紫外線照射装置を提供する
こと。 【構成】シャッター7を構成する遮光板7a、7bの内
側に、遮光板が左右に回動して開いた時に、紫外線ラン
プ4から照射される紫外線のうち、遮光板の内側に照射
される紫外線を開口6方向に反射させる補助反射板8
a、8bを設けた。
おいて、光(紫外線)が無駄なく印刷物に照射される、
光の利用効率の良いシャッターを有した、紫外線硬化型
インクを使用した印刷機用の紫外線照射装置を提供する
こと。 【構成】シャッター7を構成する遮光板7a、7bの内
側に、遮光板が左右に回動して開いた時に、紫外線ラン
プ4から照射される紫外線のうち、遮光板の内側に照射
される紫外線を開口6方向に反射させる補助反射板8
a、8bを設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紫外線照射装置、殊に紫
外線照射装置のシャッターの改良に関する。
外線照射装置のシャッターの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】紫外線硬化型インクを使用した印刷に際
しては、印刷機の直後に紫外線照射装置を配置して、印
刷機で施与されたインクを直ちに乾かすようにしてい
る。紫外線照射装置としては種々あるが例えば図3の紫
外線照射装置20では、帯状の印刷物21の進行方向に
対して横方向に配置され下面が開口した2重構造の横長
の筐体22の内方筐体23内の下方に直管形の紫外線ラ
ンプ24が収納配置され、紫外線ランプの上部に紫外線
ランプに沿って、半楕円形の断面をした反射体25が配
置されている。内方筐体23の上方は排風筒23aを介
して吸引装置(図示せず)に接続されている。内方筐体
23と外方筐体26との間を通って、また筐体22の下
方から吸い込まれた冷却風は紫外線ランプ24及び反射
体25を冷却しながら内方筐体23の上方の排風筒23
aを通って吸引排出される。
しては、印刷機の直後に紫外線照射装置を配置して、印
刷機で施与されたインクを直ちに乾かすようにしてい
る。紫外線照射装置としては種々あるが例えば図3の紫
外線照射装置20では、帯状の印刷物21の進行方向に
対して横方向に配置され下面が開口した2重構造の横長
の筐体22の内方筐体23内の下方に直管形の紫外線ラ
ンプ24が収納配置され、紫外線ランプの上部に紫外線
ランプに沿って、半楕円形の断面をした反射体25が配
置されている。内方筐体23の上方は排風筒23aを介
して吸引装置(図示せず)に接続されている。内方筐体
23と外方筐体26との間を通って、また筐体22の下
方から吸い込まれた冷却風は紫外線ランプ24及び反射
体25を冷却しながら内方筐体23の上方の排風筒23
aを通って吸引排出される。
【0003】紫外線ランプ24の下方にはシャッター2
7が配置され、紫外線ランプ24からの紫外線を印刷物
21に照射したり、遮断したりしている。シャッターに
は種々のタイプがあるが図3のシャッター27は、紫外
線ランプの長手方向に沿って伸びる2枚の遮光板28
a、28bからなり、両遮光板は両端で軸支され、図3
の閉状態から、図4のように互いに反対方向に左右に移
動した開状態とをとりうる。冷却風の流れは、開状態で
は図4の矢印で示すようである。
7が配置され、紫外線ランプ24からの紫外線を印刷物
21に照射したり、遮断したりしている。シャッターに
は種々のタイプがあるが図3のシャッター27は、紫外
線ランプの長手方向に沿って伸びる2枚の遮光板28
a、28bからなり、両遮光板は両端で軸支され、図3
の閉状態から、図4のように互いに反対方向に左右に移
動した開状態とをとりうる。冷却風の流れは、開状態で
は図4の矢印で示すようである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような左右に開閉
するシャッターの場合、開状態において紫外線ランプ2
4からの紫外線の一部(斜線箇所29で示す)が、シャ
ッターを構成する遮光板28a、28bにより阻止され
印刷物21に照射されずに無駄になっているという欠点
がある。
するシャッターの場合、開状態において紫外線ランプ2
4からの紫外線の一部(斜線箇所29で示す)が、シャ
ッターを構成する遮光板28a、28bにより阻止され
印刷物21に照射されずに無駄になっているという欠点
がある。
【0005】本発明は、左右に開閉するタイプのシャッ
ターの開状態において、紫外線が無駄なく印刷物に照射
される、光(紫外線)の利用効率の良いシャッターを有
した紫外線照射装置を提供することを目的としている。
ターの開状態において、紫外線が無駄なく印刷物に照射
される、光(紫外線)の利用効率の良いシャッターを有
した紫外線照射装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明では、次のように構成した。即ち、底面が開口
した筐体内に紫外線ランプ及び反射体が配置され、紫外
線ランプと開口との間に左右に回動する2枚の遮光板か
らなる開閉式のシャッターが配置されている紫外線照射
装置において遮光板の内側に、遮光板が左右に回動して
開いた時に、紫外線ランプから遮光板の内側に照射され
る紫外線を開口方向に反射させる補助反射板が設けられ
ているように構成されている。
に本発明では、次のように構成した。即ち、底面が開口
した筐体内に紫外線ランプ及び反射体が配置され、紫外
線ランプと開口との間に左右に回動する2枚の遮光板か
らなる開閉式のシャッターが配置されている紫外線照射
装置において遮光板の内側に、遮光板が左右に回動して
開いた時に、紫外線ランプから遮光板の内側に照射され
る紫外線を開口方向に反射させる補助反射板が設けられ
ているように構成されている。
【0007】
【作用】遮光板が左右に回動して開いた時に、紫外線ラ
ンプからの紫外線のうち遮光板の内側に照射される紫外
線は遮光板の内側に設けられた補助反射板により開口方
向に反射される。
ンプからの紫外線のうち遮光板の内側に照射される紫外
線は遮光板の内側に設けられた補助反射板により開口方
向に反射される。
【0008】
【実施例】図1は紫外線照射装置1のシャッター付近を
示しているが、紫外線照射装置全体の構造は従来と同じ
である。即ち、帯状の印刷物2の進行方向に対して横方
向に配置された2重構造の横長の筐体3の内方筐体3a
内の下方に直管形の紫外線ランプ4が収納配置され、紫
外線ランプの上部に紫外線ランプに沿って、半楕円形の
断面をした反射体5が配置されている。筐体3は金属製
で、筐体3の外方筐体3bの底面には開口6が設けら
れ、ここから紫外線ランプからの紫外線が印刷物2に照
射される。
示しているが、紫外線照射装置全体の構造は従来と同じ
である。即ち、帯状の印刷物2の進行方向に対して横方
向に配置された2重構造の横長の筐体3の内方筐体3a
内の下方に直管形の紫外線ランプ4が収納配置され、紫
外線ランプの上部に紫外線ランプに沿って、半楕円形の
断面をした反射体5が配置されている。筐体3は金属製
で、筐体3の外方筐体3bの底面には開口6が設けら
れ、ここから紫外線ランプからの紫外線が印刷物2に照
射される。
【0009】シャッター7は直管形の紫外線ランプ4の
長手方向に沿って伸びる2枚の金属製の遮光板7a、7
bからなり、両遮光板は両端で軸支されている。遮光板
7a、7bの内側には斜めに配置された補助反射板8
a、8bがそれぞれ取り付けられている。補助反射板8
a、8bは金属製でその互いに向かい合う面は鏡面にな
されている。補助反射板は紫外線ランプからの光を下方
の開口6方向に反射するのであれば平面状でもあるいは
曲面でもよい。
長手方向に沿って伸びる2枚の金属製の遮光板7a、7
bからなり、両遮光板は両端で軸支されている。遮光板
7a、7bの内側には斜めに配置された補助反射板8
a、8bがそれぞれ取り付けられている。補助反射板8
a、8bは金属製でその互いに向かい合う面は鏡面にな
されている。補助反射板は紫外線ランプからの光を下方
の開口6方向に反射するのであれば平面状でもあるいは
曲面でもよい。
【0010】シャッター7は図2のようにその2枚の遮
光板7a、7bが互いに反対方向に左右に移動して開状
態になる。この開状態では、補助反射板8a、8bに照
射された紫外線は、矢印のように反射して下方の印刷物
2の方に照射される。従って従来は無駄になっていた部
分の紫外線も有効に利用され、例えば印刷物への光量1
〜2割アップする。
光板7a、7bが互いに反対方向に左右に移動して開状
態になる。この開状態では、補助反射板8a、8bに照
射された紫外線は、矢印のように反射して下方の印刷物
2の方に照射される。従って従来は無駄になっていた部
分の紫外線も有効に利用され、例えば印刷物への光量1
〜2割アップする。
【0011】なお、冷却風の流れは、閉状態では図1の
矢印で示すようである。また、開状態では図2の矢印で
示すようになり、補助反射板8a、8bがあるためにこ
の部分では冷却風は流れないが、筐体3の外方筐体3b
の底面の開口6から十分な風が入り込むので、紫外線ラ
ンプ4及び反射体5の冷却には差し障りはない。
矢印で示すようである。また、開状態では図2の矢印で
示すようになり、補助反射板8a、8bがあるためにこ
の部分では冷却風は流れないが、筐体3の外方筐体3b
の底面の開口6から十分な風が入り込むので、紫外線ラ
ンプ4及び反射体5の冷却には差し障りはない。
【0012】
【発明の効果】本発明では、2枚の遮光板の内側に補助
反射板が設けられ、遮光板が左右に回動して開いた時
に、紫外線ランプからの紫外線のうち遮光板の内側に照
射される紫外線は補助反射板で反射して、開口から印刷
物に照射されるので、紫外線が無駄なく有効に利用でき
る。
反射板が設けられ、遮光板が左右に回動して開いた時
に、紫外線ランプからの紫外線のうち遮光板の内側に照
射される紫外線は補助反射板で反射して、開口から印刷
物に照射されるので、紫外線が無駄なく有効に利用でき
る。
【図1】本発明の紫外線照射装置のシャッター部分を示
す図。
す図。
【図2】開状態のシャッター部分を示す図。
【図3】従来の紫外線照射装置の全体図。
【図4】従来の紫外線照射装置のシャッターが開状態の
場合を示す図。
場合を示す図。
1 紫外線照射装置 2 印刷物 3 筐体 3a 内方筐体 3b 外方筐体 4 紫外線ランプ 5 反射体 6 開口 7 シャッター 7a 遮光板 7b 遮光板 8a 補助反射板 8b 補助反射板
Claims (1)
- 【請求項1】底面が開口した筐体内に紫外線ランプ及び
反射体が配置され、紫外線ランプと開口との間に左右に
回動する2枚の遮光板からなる開閉式のシャッターが配
置されている紫外線照射装置において遮光板の内側に、
遮光板が左右に回動して開いた時に、紫外線ランプから
遮光板の内側に照射される紫外線を開口方向に反射させ
る補助反射板が設けられていることを特徴とする紫外線
照射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35867792A JPH06198846A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 紫外線照射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35867792A JPH06198846A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 紫外線照射装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06198846A true JPH06198846A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=18460555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35867792A Pending JPH06198846A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 紫外線照射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06198846A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006035648A (ja) * | 2004-07-27 | 2006-02-09 | Iwasaki Electric Co Ltd | インクジェットプリンタ用紫外線硬化装置 |
KR100850472B1 (ko) * | 2002-07-05 | 2008-08-07 | 엘지디스플레이 주식회사 | 유브이 경화장치를 포함하는 홀로그래픽 확산층 복제장비 |
KR100864574B1 (ko) * | 2007-04-06 | 2008-10-20 | 이승규 | Uv램프를 이용한 인쇄물 건조장치 |
KR101232019B1 (ko) * | 2006-06-07 | 2013-02-08 | 양한석 | 유브이인쇄기의 등갓의 셔터 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP35867792A patent/JPH06198846A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100850472B1 (ko) * | 2002-07-05 | 2008-08-07 | 엘지디스플레이 주식회사 | 유브이 경화장치를 포함하는 홀로그래픽 확산층 복제장비 |
JP2006035648A (ja) * | 2004-07-27 | 2006-02-09 | Iwasaki Electric Co Ltd | インクジェットプリンタ用紫外線硬化装置 |
KR101232019B1 (ko) * | 2006-06-07 | 2013-02-08 | 양한석 | 유브이인쇄기의 등갓의 셔터 |
KR100864574B1 (ko) * | 2007-04-06 | 2008-10-20 | 이승규 | Uv램프를 이용한 인쇄물 건조장치 |
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