JPH06198641A - ペレット用ストランドの水切装置 - Google Patents

ペレット用ストランドの水切装置

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JPH06198641A
JPH06198641A JP36041892A JP36041892A JPH06198641A JP H06198641 A JPH06198641 A JP H06198641A JP 36041892 A JP36041892 A JP 36041892A JP 36041892 A JP36041892 A JP 36041892A JP H06198641 A JPH06198641 A JP H06198641A
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JP
Japan
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insertion hole
strand
air
center
main body
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JP36041892A
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JPH07102572B2 (ja
Inventor
Masaaki Miyahara
宮原正昭
Kiyoto Takizawa
滝沢清登
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Nissei Plastic Industrial Co Ltd
Original Assignee
Nissei Plastic Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ストランドの挿通孔内に環状のエアノズルを
形成し、そのエアノズルからストランド周囲にエアブロ
ーして表面の付着水を完全に除去する。 【構成】 断面が凹状形で側部にエア供給口2を備え、
中央に内側開口3を濾斗状に拡口した下部挿通孔5を有
する本体1と、内側開口3に所要の傾斜間隙10を空け
て収まり、中央に上部挿通孔11を開設した円錐台形の
テーパーコア12を内側中央に有する蓋体8とから装置
を構成する。蓋体8の取付けにより傾斜間隙10と連通
したエアルーム9を本体内に形成する。下部挿通孔5と
上部挿通孔11の境に内側開口3の傾斜面とテーパーコ
ア12の端縁とによる環状のエアノズル13を下向きに
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、押出形成後に水中に
通して冷却固化したペレット用ストランドの水切装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的にストランドカット方式と称され
ているペレットの製造方法では、押出成形したストラン
ドを一定長さのペレットに切断しているが、ストランド
の冷却固化は、図2に示すように、ガイドローラ22,
22を水中に備えた水槽21を押出機23の下側に配設
し、その水槽21に押出機先端のダイから押出成形され
た所要径のストランド24を導いて冷却固化している。
【0003】また水中のストランド24はローラ25及
び26,26により水槽外に引き出され、表面に付着し
た水滴を水切装置27により除去してからロール28に
巻取っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この水切りには、ブラ
シあるいはエアブローなどによる除去手段が採用されて
いるが、いずれもストランドの両側に配設されているた
め、それらに臨む表面の付着水の除去はできても、他側
面の付着水まで完全に除去し難く、水切り不完全のまま
巻取りが行われることが多い。
【0005】この発明は上記従来の課題を解決するため
に考えられたものであって、その目的は、本体と蓋体と
の二つの部材によりストランドの挿通孔内に環状のエア
ノズルを形成して、ストランドの周囲表面をエアブロー
できるようにし、それにより表面の付着水を完全に除去
することができるペレット用のストランドの水切装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
の特徴は、断面が凹状形で側部にエア供給口を備え、中
央に内側開口を濾斗状に拡口した下部挿通孔を有する本
体と、その下部挿通孔の内側開口に所要の傾斜間隙を空
けて収まり、かつ中央に上部挿通孔を開設した円錐台形
のテーパーコアを内側中央に有する蓋体とからなり、そ
の蓋体により上記傾斜間隙と連通したエアルームを本体
内に形成するとともに、下部挿通孔と上部挿通孔の境に
上記内側開口の傾斜面とコア端縁とによる環状のエアノ
ズルを下向きに形成してなることにある。
【0007】
【作 用】上記構成では、本体を固定して側部のエア供
給口より内部の空気室にエアを圧送すると、環状のエア
ノズルから下部挿通孔の中心部に向けてエアがブローす
る。したがって、水冷した後のストランドを下部挿通孔
から上部挿通孔に向けて通すと、下向きのエアブローに
よって下部挿通孔内のストランド表面に空気圧が生じ、
これによりストランド周囲の付着水が下方へと押し流さ
れて除去される。
【0008】
【実施例】図中1は断面形状が凹状の本体で側部に穿設
したエア供給口2を備え、下部中央には内側開口3を濾
斗状に拡口して上縁4を凹所内に突設した下部挿通孔5
を有する。また本体上部の開口縁6の内側は段部7に形
成され、その段部7の上に蓋体8を嵌合止着して、本体
内をエアルーム9に形成している。
【0009】上記蓋体8は、上記内側開口3に所要の傾
斜間隙10を空けて収まり、かつ中央に上部挿通孔11
を開設した円錐台形のテーパーコア12を内側中央に有
する。このテーパーコア12の側面の傾斜角度は、10°
以上60°以下の傾斜角度をもって形成した上記内側開口
3の側面より大きく形成してある。
【0010】また上記下部挿通孔5の内径R1 及び上部
挿通孔11の内径R2 は、下部挿通孔5内のエアーの流
れ抵抗を考慮して、R1 ≧R2 の関係の下に形成されて
いるが、そのいずれもストランド外径よりも大きく(た
とえば上部挿通孔11の内径10〜25mm)形成してある。
【0011】上記蓋体8による本体上部の閉鎖により本
体内には、互いに連通した上記エアルーム9と傾斜間隙
10とが形成され、また下部挿通孔5と上部挿通孔11
の境には、内側開口3の傾斜面とテーパーコア12の端
縁とによる環状のエアノズル13が下向きに形成され
て、上記エア供給口2からのエアがエアノズル13から
下部挿通孔5に環状にブローする水切装置14が構成さ
れる。
【0012】このような水切装置14では、蓋体8を止
着したボルトにより、蓋体8の止着位置を或る程度上下
に変更でき、これにより内側開口3の傾斜面に対するテ
ーパーコア12の端縁の上下位置を変えて、エアノズル
13の間隙を調整することができる。こような調整は頻
繁に行われることはないが、必要ならば蓋体8としてね
じ蓋を採用することもでき、ねじ蓋の回動により調整を
容易に行い得るので、この発明では蓋体8の止着につい
て特に実施例に記載のものに限定するものではない。
【0013】上記構成の水切装置14は、図2に示す水
槽1の引出側の水切装置27の位置に水平に固定して使
用することができる。水切りは水冷した後のストランド
15を下部挿通孔5から上部挿通孔11に向けて通し、
図では省略したが、エア供給口2に接続したエアパイプ
から本体内に流量を調整してエア16を圧送するだけで
よく、そのエア16はエアノズル13から下部挿通孔5
の中心部に向け環状に噴出してストランド表面に当た
り、その勢いでストランド周囲の付着水が下方へと押し
流されて除去される。
【0014】
【発明の効果】この発明は上述のように、本体と蓋体の
両方によりストランド挿通孔の内部周囲に環状のエアノ
ズルを下向きに形成し、そのエアノズルから噴出するエ
アによりストランド周囲の付着水を除去できるようにし
たので、両側にエアノズルを配設した従来の水切装置よ
りも水切りを確実に行うことができる。
【0015】また環状のエアノズルを、濾斗状に拡口し
た本体側の下部挿通孔の内側開口と、中央に上部挿通孔
を開設した蓋体内側の円錐台形のテーパーコアとから形
成したので、本体の上部開口を蓋体により閉ざすだけで
エアルームとともに容易に形成でき、エアノズルの間隙
も設計通りに形成されるので製品ごとに水切り性能に差
が生ずることもなく、複数のエアノズルを配設する場合
よりも設置が簡単でコスト減となるなどの特長を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るペレット用ストランドの水切
装置の一実施例の縦断正面図である。
【図2】 水槽を用いたペレット用ストランドの製造工
程説明図である。
【符号の説明】
1 本体 2 エア供給口 3 内側開口 4 上縁 5 下部挿通孔 6 開口縁 7 段部 8 蓋体 9 エアルーム 10 傾斜間隙 11 上部挿通孔 12 テーパーコア 13 環状のエアノズル 14 水切装置 15 ストランド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面が凹状形で側部にエア供給口を備
    え、中央に内側開口を濾斗状に拡口した下部挿通孔を有
    する本体と、その下部挿通孔の内側開口に所要の傾斜間
    隙を空けて収まり、かつ中央に上部挿通孔を開設した円
    錐台形のテーパーコアを内側中央に有する蓋体とからな
    り、その蓋体により上記傾斜間隙と連通したエアルーム
    を本体内に形成するとともに、下部挿通孔と上部挿通孔
    の境に上記内側開口の傾斜面とコア端縁とによる環状の
    エアノズルを下向きに形成してなることを特徴とするペ
    レット用ストランドの水切装置。
JP36041892A 1992-12-29 1992-12-29 ペレット用ストランドの水切装置 Expired - Fee Related JPH07102572B2 (ja)

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JPH06198641A true JPH06198641A (ja) 1994-07-19
JPH07102572B2 JPH07102572B2 (ja) 1995-11-08

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114562854A (zh) * 2022-01-14 2022-05-31 黄山市祁门雅洁生物能源有限公司 一种一体式生物质颗粒燃料干燥成型设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114562854A (zh) * 2022-01-14 2022-05-31 黄山市祁门雅洁生物能源有限公司 一种一体式生物质颗粒燃料干燥成型设备

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