JPH06197954A - 吸い込みカテーテル組立体 - Google Patents

吸い込みカテーテル組立体

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JPH06197954A
JPH06197954A JP5266318A JP26631893A JPH06197954A JP H06197954 A JPH06197954 A JP H06197954A JP 5266318 A JP5266318 A JP 5266318A JP 26631893 A JP26631893 A JP 26631893A JP H06197954 A JPH06197954 A JP H06197954A
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JP
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patient
suction catheter
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way valve
catheter
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JP5266318A
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English (en)
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Karl Ulrich
ウルリッヒ カール
Thomas Devlin
デヴリン トーマス
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SMITHS IND MEDICAL SYST Inc
SUMISUZU IND MEDICAL SYST Inc
Original Assignee
SMITHS IND MEDICAL SYST Inc
SUMISUZU IND MEDICAL SYST Inc
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    • A61M16/00Devices for influencing the respiratory system of patients by gas treatment, e.g. mouth-to-mouth respiration; Tracheal tubes
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スリーブが膨張する危険性を減少させ、使用
者が汚染された物質と接触しないようにされる吸い込み
カテーテル組立体を提供する。 【構成】 吸い込みカテーテル組立体は保護スリーブ2
内でその長さに沿って封入された吸引カテーテル1をも
つ。カテーテル1は真空連結部材3から延び、真空連結
部材は吸い込み源5に連結される。患者連結部材4、
4′は気管チューブ7に連結され、通気装置に連結され
た2つの側部ポート46、47をもつ。患者連結部材
4、4′中の一方弁50、60、102は、カテーテル
1を前進させるとき、スリーブ2内に閉じ込められたガ
スを患者連結部材内に脱出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、患者に挿入された遠位
端をもつ吸引カテーテルと、吸入カテーテルの近位端の
付近に置かれた真空連結部材と、吸引カテーテルの遠位
端の付近で吸引カテーテルを包囲しかつ吸引カテーテル
の外側に対する摺動シールをもつ患者連結部材と、カテ
ーテルの長さの少なくとも大部分を包囲しかつ真空連結
部材と患者連結部材の間に延びる保護スリーブとを含
み、保護スリーブはカテーテルの遠位端を保護スリーブ
から患者内に入れたり患者から抜き出したりすることを
可能ならしめて成る望ましくない流体を患者から除去す
るのに使用するための吸い込みカテーテル組立体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】継手は気管チューブに連結された1つの
ポートと、2つの別の側部ポートをもち、この側部ポー
トによって患者の通気をなすことができる。使用に際し
て、カテーテルの機械端は弁を経て吸い込み源に連結さ
れる。前記弁を開き、継手を通して気管チューブ内にカ
テーテルを進入させることによって、気管チューブ、気
管及び気管支の内部で増大する分泌物は定期的に除去さ
れる。前記継手は吸い込みを行う間患者への通気を継続
することを可能ならしめる。
【0003】この種の組立体の1つの問題点は空気がス
リーブに入って、それを膨張させ、これが前記組立体の
その後の使用を困難にするという点にある。少量の空気
は組立ての結果として前記スリーブ内に存在し、追加の
空気が殺菌の負圧サイクル中スリーブ中に引き入れられ
る。使用中、通気システムからくる空気もまたスリーブ
内に圧入されて戻される。カテーテル外側に対する摺動
シールを継手内に備えることはできるけれども、これは
絶対的な空気シールを提供しない。シールをより緊密な
嵌合となすことによって前記シールを改善する試みは、
特に長期間貯蔵されたとき又は例えば殺菌中の高温に曝
されたとき、カテーテルに凹みを生ぜしめる傾向があ
る。スリーブ内への空気の蓄積を防止する1手法は、小
さいガス抜き口弁を備えることである。しかしこのこと
は望ましいことではない。というのは、それは汚染され
た物質が該組立体から使用者へ漏れ出る可能性があるか
らである。
【0004】スリーブ内に含まれかつ継手の摺動シール
を通して押される吸引カテーテルをもつカテーテル組立
体の例は下記の特許に記載されている:即ちRadford に
交付された米国特許第3,991,752号、Palmerに
交付された米国特許4,569,344号、Palmerに交
付された米国特許4,638,359号、Palmerに交付
された米国特許4,696,296号、Lambert に交付
された米国特許4,834,726号、Palmerに交付さ
れた米国特許4,836,199号、Lambertに交付さ
れた米国特許4,838,255号、Palmerに交付され
た米国特許4,872,579号、Lambert に交付され
た米国特許4,938,741号、Lambert に交付され
た米国特許4,967,743号、Lambert に交付され
た米国特許4,981,466号、Palmerに交付された
米国特許5,025,806号、Radford に交付された
米国特許第5,029,580号、Pageに交付された米
国特許第5,060,646号、Jensenに交付された米
国特許第5,065,754号、Hollister に交付され
た米国特許第5,073,164号、Hollister に交付
された英国特許第2207736号に記載されている。
この種の吸い込みカテーテル組立体はSmiths Industrie
s Medical Systems Inc から商標STERICATHで
及びBallard Mecical Inc から商標TRACHCARE
で入手できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本願発明の目的はスリ
ーブが膨張する危険性を減少させ、使用者が汚染された
物質と接触しないようにされる吸い込みカテーテル組立
体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の1特色として、患者連結部材が一方弁を含
み、前記一方弁はこれを通してガスをスリーブの内側か
ら患者連結部材内へ流入させることを可能ならしめる
が、一方弁を通してガスをスリーブ内へ実質的に流入さ
せることを阻止し、かくしてスリーブ内に閉じ込められ
たガスは一方弁を通して患者連結部材内へ脱出できるよ
うになしたことを特徴とする吸い込みカテーテル組立体
が提供される。
【0007】一方弁は色々な型式を取り得る。1型式で
は、該弁はダックビル弁とする。患者連結部材は吸引カ
テーテルがその中を進められる主通路とバイパス管路を
含む。一方弁はバイパス管路内に置かれる。バイパス管
路は主通路と実質上平行であり、かつスリーブと摺動シ
ール後部に面する場所の一端で及び摺動シール前面に面
する場所の他端で主通路と連通する。別法として、摺動
シールと一方弁はその近位端のフランジをもつ弾性の管
状部材と、その遠位端のカテーテルに対する内部ワイパ
ーシールとによって構成され、前記組立体は該組立体の
遠位側に面する肩部を含み、前記フランジの近位面は前
記肩部に当接し、前記フランジの遠位面は一方弁の遠位
側で患者連結部材中のガス圧に曝され、かくして前記フ
ランジは一方弁の遠位側のガス圧によって押されて肩部
と密接接触させられ、そして一方弁の近位側のガス圧に
よって持ち上げられて肩部から離される。
【0008】別法として、一方弁はカテーテルがそれを
通して延びる中心開口をもつディスクをもちそして摺動
シールを作り、前記ディスクは少なくとも1つの周囲開
口が貫通しており、一方弁は前記周囲開口の領域でディ
スクの遠位面の上に横たわる変位可能の部材を含み、か
くしてディスクの近位側のガス圧は、ガスが周囲開口を
通して流れるように膜板を周囲開口から変位させて離す
のに有効とする。
【0009】組立体の他の型式では、一方弁は開口をも
つ多孔質ディスクとディスクの遠位面の上に横たわる可
撓性膜板とを含み、かくしてディスクの近位側のガス圧
は、ガスが流れるように膜板の一部を変位させてディス
クから離すのに有効となし、またディスクの遠位側のガ
ス圧は、膜板を押圧してディスクに当接させそしてガス
がそれを通して実質上流れるのを阻止するのに有効とす
る。
【0010】患者連結部材は好適には、吸引カテーテル
と整列した患者端継手を含み、患者端継手は気管チュー
ブと連結され、前記患者端継手は2つの側部ポートをも
ち、前記ポートは一方弁の遠位側で患者端継手の内部と
連通し、前記2つの側部ポートは通気装置に連結するた
めに適用され、かくして患者は通気の中断なしに吸引さ
れ得る。真空連結部材は手動操作弁を含み、前記手動操
作弁は通常は吸引カテーテルに沿う流体の流れを阻止す
るが、前記カテーテルに沿う流体の流れを可能ならしめ
るよう手動で開くことができる。以下、本発明の吸い込
みカテーテル組立体の数種の実施例を添付図面を参照し
て説明する。
【0011】
【実施例】図1〜3に示すように、吸い込みカテーテル
組立体は吸引カテーテル1を含み、前記カテーテルは真
空連結部材3と患者連結部材4の間で可撓性保護スリー
ブ2内に延びる。
【0012】吸い込みカテーテル1は慣例構造のもの
で、約4〜5mmの外径と約55cmの長さをもつ。図
示の例では、カテーテル1は単一の内腔10をもつが、
灌注及び/又は酸素供給に使用するための複数の内腔を
もつカテーテルも使用できる。カテーテル1は、その機
械端又は近位端で、真空連結部材3に定着される。
【0013】真空連結部材3は剛性プラスチックス材料
から注型成形されて、それに沿って延びる穴(図示せ
ず)をもち、その穴の一端にカテーテル1が結合され
る。前記穴の他端は差し込み口31を通して延びる。前
記差し込み口は使用に際して真空源又は吸い込み源5ま
で延びるチュービング(図示せず)に連結される。真空
連結部材3は慣例の手動操作弁32を含み、前記手動操
作弁は常態では連結部材3とカテーテル1を通る流れる
を阻止するが、使用者はこの弁を押し下げて開いて、カ
テーテルの内腔10を吸い込み源5に連結させることが
できる。
【0014】スリーブ2の近位端はカラー33の下で真
空連結部材3に定着され、前記カラーは真空連結部材の
遠位端に定着される。スリーブ2の遠位端はカラー43
によって患者連結部材4に同様にして定着される。前記
カラー43は近位延長片44に定着され、前記延長片は
患者連結部材の主体45に接合される。
【0015】ほぼ十字形の患者連結部材4は遠位端又は
患者端に雌型ルエル(luer)継手40をもつ。前記継手
は連結部材の軸線及び近位延長部44と整列する。継手
40は気管チューブの端の協働する継手(図示せず)に
連結される。2つの側部ポート46、47は連結部材の
長さに沿うほぼ中程で、お互いに直接対向して、連結部
材の軸線に直角をなして延びる。これらの2つの側部ポ
ート46、47は継手40の内部と直接連通し、慣例の
手法で使用されて通気装置と連結する。1つのポートは
吸入ガス用に使われ、他方のポートは呼出用に使われ
る。別法として、ポート47のうちの1つはキャップ4
8によって閉ざされ、吸入と呼出の両方は他方のポート
46によって行われる。
【0016】患者連結部材4内には新規な封鎖装置と一
方弁50がある。これは弾性の、ほぼ管状の部材の形を
なし、この部材は可撓性の外部環状フランジ51をその
近位端にもつ。前記フランジは主体45と近位延長片4
4の肩部49の間に閉じ込められる。肩部49は該組立
体の遠位側に向き、フランジ51の近位面に接触する。
主体45の近位端は1つ又はそれ以上の切除部分55を
もち、フランジ51はフランジの近位側に高いガス圧を
加えることによって肩部49から持ち上げこれらの部分
内に入れられる。弁50はその遠位端に円形開口53を
画成する内方に延びるワイパーシール52をもち、この
シールを通して、カテーテル1が延び、前記開口まで摺
動シールが形成される。外部には、弁50が約2〜3°
の浅いテーパをもち、従って遠位端に小さい直径をも
つ。フランジ51の遠位面は、切除部分55と、患者連
結部材の主体45の近位端の内側周囲に形成された通路
54とによって、弁の遠位側のガス圧に曝される。内部
では、弁50は約13〜14°の急なテーパをもち、従
ってそれは小さい内径と大きな壁厚をその遠位端のも
つ。弁50の内部は弁の近位側でガス圧に曝される。
【0017】作用を説明すれば、連結部材4の継手40
は気管チューブ7の端部の継手6に定着され、その側部
ポート46、47は通気装置に連結される。真空継手部
材3は吸い込み源5に連結されるが、手動弁32が作動
されない状態に維持されている限り、カテーテル1に吸
い込み作用は与えるられない。機械的通気が行われてい
る間、(弁50の遠位側で)患者連結部材4内に高い正
圧が存在し、それがフランジ51の遠位側を肩部49に
押圧して、肩部に対するフランジの密封を改善し、スリ
ーブ2内へのガスの流れを阻止する。
【0018】気管又は気管支からの流体の吸引を必要と
するとき、使用者はスリーブ2を通るカテーテル1を掴
み、それを前方に押し、カテーテルの遠位の患者端を連
結部材4を通して気管チューブ7内に入れる。カテーテ
ル1が所望の深さ挿入された時、使用者は弁32を押し
下げてカテーテルを吸い込み源5に連結させ、カテーテ
ル先端付近の流体をカテーテル内に吸引除去する。吸引
中、患者の通気は正常に行われる。吸引が完了すると、
カテーテル1はスリーブ2内に引っ込められ、該組立体
は気管チューブコネクタ6に取付けられたままに残り、
従ってそれは必要な時に再使用できる。
【0019】カテーテル1に対する弁50の摺動シール
は多量のガスがスリーブ2に流入するのを防止するのに
有効とするが、特にカテーテルが吸引中に操作されてい
る時には、カテーテルの回りにガスの若干の漏出があ
る。しかし弁50はその近位側の圧力が遠位側の圧力を
超えた時、スリーブ2の内側に閉じ込められたガスを有
効に脱出させる。スリーブ2を掴んでカテーテル1を前
進させる作用はスリーブに閉じ込められたガスを圧縮す
る効果をもち、そのために、その圧力を増しフランジ5
1を肩部49から離して切除部分55内に圧入すること
によって、弁を開かせる。それ故、弁50は一方弁とし
て作用し、弁の遠位側へのみの流れを可能にする。こう
して、スリーブ2内でのガスの増大は防止される。それ
はスリーブ2は比較的低圧でガス抜きできるからであ
る。このガス抜きは連結部材4内へ行われるので、ガス
抜きされたガスは、臨床医をクロス汚染する危険なし
に、通気システムに運ばれる。
【0020】種々の変更例が上記実施例には可能であ
る。例えば、弁は図4、5に示す型式となすことができ
る。この構造では、密封装置と一方弁60はプラスチッ
クスのような剛性であるが弾力のある材料からなるディ
スク61の形をとる。上記ディスクは約5mm厚さであ
り、近位延長部44内で又は通気側部ポート46、47
の付近の他の箇所で連結部材の内側に結合される。ディ
スク61は円形の中心開口62をもち、この開口はカテ
ーテル1の外側の回りに密接な摺動嵌合をなし、その表
面との摺動シールを形成する。ディスク61は数個の小
さい周囲開口63をもち、これらの開口はその厚さ方向
に貫通する。密封装置60は可撓性のガス不透過性のプ
ラスチックス材料からなる薄い環状膜板64の形をなす
変位可能の部材によって作られる。膜板64はディスク
61より外径が僅かに小さく、前記ディスクの開口62
より僅かに大きい中心開口をもつ。膜板64は例えば溶
接、溶媒又は接着剤によってその中心開口の回りでディ
スク61の遠位面に結合されて、環状結合部65を形成
する。この結合部の外側で、膜板64は周囲開口63の
上に横たわり、ディスク61には取付けられない。膜板
64の性質は、該組立体のいかなる方位においてもディ
スク表面に対して平らに留まるが、開口63を通る正の
ガス圧によってディスクから逸れて容易に離れることが
できるようなものとなす。
【0021】一方弁50は患者連結部材の一部に設ける
ことができ、側部ポート46、47及び雌型ルエル(lu
er)継手40は使用中最初の部品と連結される別個の部
品に備える。
【0022】一方弁とカテーテルに対する摺動シールは
図6に示す別個の部品によって形成することができる。
この構成では、カテーテル1′に対する摺動シールは剛
性の弁ディスク71の一側に定着されたガスケット70
によって提供される。弁71はディスク61と類似であ
るが、大きな中心開口72をもち、カテーテルより自由
な運動を可能ならしめる。膜板74は周囲開口73を覆
い、ディスクを貫通する周囲開口73を覆って、上記と
同じ手法でそれらを密封閉鎖する。
【0023】他の変更例は図7に示す。この場合、ディ
スク81は厚さ全体にわたって多孔質の材料から作られ
る。非多孔質のフイルム82を中心開口83の全体にわ
たって備えて、カテーテル1″との有効な摺動シールを
形成することができる。可撓性環状膜板84はその内縁
をめぐってのみディスク84の遠位面に取付けられ、、
ガスは遠位方向にディスクを通して流れるが、近位方向
には妨げられるようになす。
【0024】図8、9に示す構成では、膜板94は弁部
材として及びカテーテル1′″との摺動シールとしての
両方の作用をもつ。膜板94はカテーテルの外側との摺
動シールをなす中心開口95をもつ。この膜板は骨組み
支持体96によって中心で支持され、前記骨組み支持体
は径方向に延びるアームによって患者連結部材4のハウ
ジングに定着される。内部環状段部99はハウジングの
内側をめぐって形成される。前記段部は該組立体の遠位
側を向き、膜板94の外周領域はこの段部に着座する。
膜板94の縁はスリーブ内からの圧力によって段部99
から変形して離れるが、正規の使用では、呼吸圧力が膜
板の縁を近位方向に押して一層しっかり段部に当接させ
て、空気が一方向にのみ流れるようになす。
【0025】図10、11は患者連結部材4′のもう1
つの変更例を示す。患者連結部材4′のハウジングは、
吸引カテーテルを前進通過させる主通路103に加え
て、小さいバイパス管路104を含む。定置した摺動シ
ール又はワイパー/シール部材101は主通路103内
に備え、吸引カテーテル1の外面に密封掛合する。ダッ
クビル(duck-bill )弁102の如きV形逆止め一方弁
は患者連結部材4′内に設けられ、閉じ込められた空気
を保護スリーブ3から患者連結部材4′内に通過させ
る。一方弁102はバイパス管路104内に置かれ、ス
リーブからくる空気はバイパス管路によって画成された
通路に沿って流れ、患者連結部材4′内に流入するよう
になす。バイパス管路104はハウジングの外壁(主体
45と延長部44)と内壁105の間に形成される。こ
の内壁はシール101をほぼ包囲し、ハウジングの外壁
と同軸をなす。図11に示すように、バイパス管路10
4内に置かれた一方弁102はワイパー/シール101
とほぼ平行である。ワイパーシール101の後端10
6、107及び一方弁102は夫々ほぼお互いに整列す
る。バイパス管路104は、ワイパー/シール部材10
1の後端106に面する場所とワイパー/シールの前端
108に面する場所で主通路103と連通する。
【0026】作用を説明すれば、患者内にカテーテル1
を進入させると保護スリーブ3を圧縮する。この圧縮は
スリーブ内の空気を加圧して、一方弁102を開き、空
気をスリーブからT形片と通気回路内に流入させる。或
る量の残留空気が大気圧でスリーブ内に残り、そのため
スリーブは患者から抜き出すとき、カテーテルにくっつ
かない。このことは従来の弁に優る重要な利点であり、
カテーテルの操作を容易ならしめる。一方弁は通気装置
からの空気がスリーブに入るのを防止して、スリーブが
膨張する危険性を減少させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明組立体の斜視図である。
【図2】患者連結部材の断面側面図である。
【図3】第2図の線III−III上の横断面図であ
る。
【図4】別の実施例の患者連結部材の断面図である。
【図5】図5の患者連結部材の一部の断面図である。
【図6】一方弁の実施例の拡大断面図である。
【図7】一方弁の他の実施例の拡大断面図である。
【図8】一方弁の更に他の実施例の拡大断面図である。
【図9】図8の線IX−IX上の横断面図である。
【図10】患者連結部材の他の実施例の分解斜視図であ
る。
【図11】図10の線XI−XI上の横断面図である。
【符号の説明】
1 吸引カテーテル 2 保護スリーブ 3 真空連結部材 4 患者連結部材 32 手動操作弁 40 継手 44 近位延長部 46、47 側部ポート 49 肩部 50 一方弁 51 フランジ 54 通路 55 切除部分 60 一方弁 61 ディスク 63 周囲開口 64 環状膜板 71 弁ディスク 72 中心開口 74 膜板 81 ディスク 83 中心開口 84 可撓性環状膜板 94 膜板 102 一方弁 104 バイパス管路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カール ウルリッヒ アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 02178 ベルモント クラフリン ストリ ート 181 (72)発明者 トーマス デヴリン アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 02139 ケムブリッジ ハーヴァード ス トリート 180

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者に挿入された遠位端をもつ吸引カテ
    ーテル(1)と、吸入カテーテルの近位端の付近に置か
    れた真空連結部材(3)と、吸引カテーテルの遠位端の
    付近で吸引カテーテルを包囲しかつ吸引カテーテルの外
    側に対する摺動シール(50、60、101)をもつ患
    者連結部材(4、4′)と、カテーテル(1)の長さの
    少なくとも大部分を包囲しかつ真空連結部材(3)と患
    者連結部材(4、4′)の間に延びる保護スリーブ
    (2)とを含み、保護スリーブ(2)はカテーテルの遠
    位端を保護スリーブから患者内に入れたり患者から抜き
    出したりすることを可能ならしめて成る望ましくない流
    体を患者から除去するのに使用するための吸い込みカテ
    ーテル組立体において、患者連結部材(4、4′)が一
    方弁(50、60、102)を含み、前記一方弁はこれ
    を通してガスをスリーブ(2)の内側から患者連結部材
    内へ流入させることを可能ならしめるが、一方弁を通し
    てガスをスリーブ内へ実質的に流入させることを阻止
    し、かくしてスリーブ内に閉じ込められたガスは一方弁
    を通して患者連結部材内へ脱出できるようになしたこと
    を特徴とする吸い込みカテーテル組立体。
  2. 【請求項2】 一方弁はダックビル弁(102)とする
    ことを特徴とする請求項1に記載の吸い込みカテーテル
    組立体。
  3. 【請求項3】 患者連結部材(4′)は吸引カテーテル
    (1)がその中を通して前進する主通路(103)を含
    み、一方弁(102)はバイパス管路(104)内に置
    かれることを特徴とする請求項1又は2に記載の吸い込
    みカテーテル組立体。
  4. 【請求項4】 バイパス管路(104)は主通路(10
    3)に実質上平行であることを特徴とする請求項3に記
    載の吸い込みカテーテル組立体。
  5. 【請求項5】 バイパス管路(104)はスリーブ
    (2)に面する場所の一端と摺動シール(101)の前
    面に面する場所の他端とで主通路(103)に連通する
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の吸い込みカテ
    ーテル組立体。
  6. 【請求項6】 摺動シール(50)と一方弁(50)は
    その近位端のフランジ(51)をもつ弾性の管状部材
    と、その遠位端のカテーテル(1)に対する内部ワイパ
    ーシール(52)とによって構成され、該組立体はこの
    組立体の遠位側に面する肩部(49)を含み、フランジ
    (51)の近位面は前記肩部(49)に当接し、前記フ
    ランジの遠位面は一方弁(50)の遠位側で患者連結部
    材(4)内のガス圧に曝され、かくして前記フランジ
    (51)は一方弁の遠位側のガス圧によって肩部(4
    9)と密接接触するよう押圧されそして一方弁の近位側
    のガス圧によって肩部から持ち上げて離されるようにな
    したことを特徴とする請求項1に記載の吸い込みカテー
    テル組立体。
  7. 【請求項7】 一方弁(60)はカテーテル(1)がそ
    れを通して延びる中心開口(62、72)をもつディス
    ク(61、71)を含み、また一方弁(60)は周囲開
    口(63、73)の領域にディスク(61、71)の遠
    位面の上に横たわる変位可能の部材(64、74)を含
    み、かくしてディスクの近位側のガス圧は、ガスが周囲
    開口を通して流れるように変位可能の部材(64、7
    4)を周囲開口から変位させて離すのに有効となること
    を特徴とする請求項1に記載の吸い込みカテーテル組立
    体。
  8. 【請求項8】 一方弁はカテーテル(1)がそれを通し
    て延びる開口(83)をもつ多孔質ディスク(81)
    と、ディスク(81)の遠位面の上に横たわる可撓性の
    膜板(84)を含み、かくしてディスクの近位側のガス
    圧が、ガスが流れるように膜板(84)の一部を前記デ
    ィスクから変位させて離すのに有効となし、またディス
    ク(81)の遠位側のガス圧が、前記膜板を押圧して前
    記ディスクに当接させそしてガスの流れを阻止するのに
    有効となしたことを特徴とする請求項1に記載の吸い込
    みカテーテル組立体。
  9. 【請求項9】 患者連結部材は吸引カテーテル(1)と
    整列した患者端継手(4、4′)を含み、患者端継手
    (4、4′)は気管チューブ(7)と連結され、前記患
    者端継手は2つの側部ポート(46、47)をもち、前
    記ポートは一方弁(50、60、102)の遠位側で患
    者端継手の内部と連通し、前記2つの側部ポートは通気
    装置に連結するために適用され、かくして患者は通気の
    中断なしに吸引されることを特徴とする請求項1から8
    の何れか1項に記載の吸い込みカテーテル組立体。
  10. 【請求項10】 真空連結部材(3)は手動操作弁(3
    2)を含み、前記手動操作弁は通常は吸引カテーテル
    (1)に沿う流体の流れを阻止するが、前記カテーテル
    に沿う流体の流れを可能ならしめるよう手動で開くこと
    ができることを特徴とする請求項1から9の何れか1項
    に記載の吸い込みカテーテル組立体。
JP5266318A 1992-10-28 1993-10-25 吸い込みカテーテル組立体 Pending JPH06197954A (ja)

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US08/082016 1993-06-25
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