JPH06195B2 - 多品種少量製品の生産システム - Google Patents
多品種少量製品の生産システムInfo
- Publication number
- JPH06195B2 JPH06195B2 JP61186897A JP18689786A JPH06195B2 JP H06195 B2 JPH06195 B2 JP H06195B2 JP 61186897 A JP61186897 A JP 61186897A JP 18689786 A JP18689786 A JP 18689786A JP H06195 B2 JPH06195 B2 JP H06195B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- raw material
- semi
- products
- product
- process equipment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J19/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J19/0006—Controlling or regulating processes
- B01J19/004—Multifunctional apparatus for automatic manufacturing of various chemical products
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、少数の主原料と多数の副原料等を反応器等の
プロセス機器によって加工して多品種少量の製品を自動
的に製造し得る多品種少量製品の生産システムに関する
ものである。
プロセス機器によって加工して多品種少量の製品を自動
的に製造し得る多品種少量製品の生産システムに関する
ものである。
〔従来の技術〕 従来、多品種少量生産の化学プラントには、主原料や副
原料を配管を経て反応器内に投入すると共に、製造され
た製品又は半製品を配管を経て移送していたので、製品
切り替えの都度、反応器や配管等をプラント全体を洗浄
しなければならず、生産効率に大きな影響を与えてい
た。
原料を配管を経て反応器内に投入すると共に、製造され
た製品又は半製品を配管を経て移送していたので、製品
切り替えの都度、反応器や配管等をプラント全体を洗浄
しなければならず、生産効率に大きな影響を与えてい
た。
一方、多品種少量生産の化学プラントは、製品な多様化
が激しいため、新原料を使用する度合が多い。ところ
が、既存の設備等との関係で、新原料採用の都度、配管
の増設が困難であり、新原料を人手によって投入せざる
を得ない場合が殆どである。その結果、多品種少量生産
の化学プラントのオートメーション化が遅れる原因にな
っていた。
が激しいため、新原料を使用する度合が多い。ところ
が、既存の設備等との関係で、新原料採用の都度、配管
の増設が困難であり、新原料を人手によって投入せざる
を得ない場合が殆どである。その結果、多品種少量生産
の化学プラントのオートメーション化が遅れる原因にな
っていた。
本発明は、かかる従来の問題を解消するためになされた
ものであり、その目的とするところは、プラント全体の
洗浄が不要で、かつオートメーション化が可能な多品種
少量製品の生産システムを提供することにある。
ものであり、その目的とするところは、プラント全体の
洗浄が不要で、かつオートメーション化が可能な多品種
少量製品の生産システムを提供することにある。
すなわち、上記目的を達成し得る多品種少量製品の生産
システムは、少なくとも主原料と副原料とをプロセス機
器で加工して製品又は半製品を製造する多品種少量製品
の生産システムにおいて、前記プロセス機器に、前記主
原料を配管を経て供給すると共に前記副原料を移動槽に
よって供給し、前記プロセス機器で製造された製品及び
半製品のうち半製品を中間タンクに貯蔵後、再度、前記
プロセス機器に供給するようにしたことを特徴とするも
のである。
システムは、少なくとも主原料と副原料とをプロセス機
器で加工して製品又は半製品を製造する多品種少量製品
の生産システムにおいて、前記プロセス機器に、前記主
原料を配管を経て供給すると共に前記副原料を移動槽に
よって供給し、前記プロセス機器で製造された製品及び
半製品のうち半製品を中間タンクに貯蔵後、再度、前記
プロセス機器に供給するようにしたことを特徴とするも
のである。
ここで、副原料とは、当該副原料の他に、固体の主原料
をいう。
をいう。
このようにプロセス機器に、主原料を配管を経て供給す
ると共に副原料を移動槽によって供給し、前記プロセス
機器で、製造された製品及び半製品のうち半製品を中間
タンクに貯留後、再度、前記プロセス機器に供給するよ
うにしたことにより、プラント全体の洗浄が不要にな
り、生産効率が向上すると共に、工場全体をオートメー
ション化することができる。
ると共に副原料を移動槽によって供給し、前記プロセス
機器で、製造された製品及び半製品のうち半製品を中間
タンクに貯留後、再度、前記プロセス機器に供給するよ
うにしたことにより、プラント全体の洗浄が不要にな
り、生産効率が向上すると共に、工場全体をオートメー
ション化することができる。
以下、図面により本発明の実施例について詳細に説明す
る。
る。
第１図において、７は、原料用立体倉庫、８は、製品及
び半製品用立体倉庫であり、これらの二つの倉庫７，８
の間にプロセスエリア９が設けられている。プロセスエ
リア９は２階建になっており、２階部分には、反応器１
０や２次加工機１０Ａなどのプロセス機器が設置されて
いる。また、１階部分に、コントロールルーム１１と移
送エリア１２になっている。
び半製品用立体倉庫であり、これらの二つの倉庫７，８
の間にプロセスエリア９が設けられている。プロセスエ
リア９は２階建になっており、２階部分には、反応器１
０や２次加工機１０Ａなどのプロセス機器が設置されて
いる。また、１階部分に、コントロールルーム１１と移
送エリア１２になっている。
コントロールルーム１１は、トラブル発生時、オペレー
ターが現場に直ちに駆けつけられるように原料用立体倉
庫７側に設けられている。これに対し、移送エリア１２
は、製品又は半製品用立体倉庫８側に設けられている。
さらに、前記原料用立体倉庫７には、原料の入庫ゲート
２５と出庫ゲート１９が設けられており、製品及び半製
品用立体倉庫８には、製品及び半製品の入庫ゲートと半
製品の出庫ゲート２８が設けられている。
ターが現場に直ちに駆けつけられるように原料用立体倉
庫７側に設けられている。これに対し、移送エリア１２
は、製品又は半製品用立体倉庫８側に設けられている。
さらに、前記原料用立体倉庫７には、原料の入庫ゲート
２５と出庫ゲート１９が設けられており、製品及び半製
品用立体倉庫８には、製品及び半製品の入庫ゲートと半
製品の出庫ゲート２８が設けられている。
第２図に示すように、前述したプロセスエリア９に隣接
して上記の原料用立体倉庫７側には、主原料エリア１３
が設けられている。主原料エリア１３のタンク又はドラ
ム１３Ａ内に貯蔵されている液状の主原料は、これらの
タンク又はドラム１３Ａから専用の配管１７を経てプロ
セス機器である反応機１０に供給されるようになってい
る。従って、これらの配管１７は、製品又は半製品の製
造切り替えの都度、洗浄する必要がない。
して上記の原料用立体倉庫７側には、主原料エリア１３
が設けられている。主原料エリア１３のタンク又はドラ
ム１３Ａ内に貯蔵されている液状の主原料は、これらの
タンク又はドラム１３Ａから専用の配管１７を経てプロ
セス機器である反応機１０に供給されるようになってい
る。従って、これらの配管１７は、製品又は半製品の製
造切り替えの都度、洗浄する必要がない。
さらに、第２図に示すように、製品又は半製品用立体倉
庫８側には、ユーティリティエリア１４が設けられてい
る。このユーティリティエリア１４は、反応器１０や２
次加工機１０Ａ等のプロセス機器にて主原料、副原料、
半製品を処理して、予め、設定された組成性状を達成す
るために必要とされる化学変化、物理変化等を生じさせ
る、所謂プロセス条件を得るために必要な加熱源（スチ
ームや熱媒など）や冷熱源（冷却水やブラインなど）を
供給する設備であり、これらの加熱源や冷熱源は、ユー
ティリティ配管１７Ａを得て上記プロセス機器に供給さ
れるようになっている。従って、ユーティリティエリア
１４やユーティリティ配管１７Ａも製品又は半製品の製
造切り替えの都度、洗浄する必要がない。
庫８側には、ユーティリティエリア１４が設けられてい
る。このユーティリティエリア１４は、反応器１０や２
次加工機１０Ａ等のプロセス機器にて主原料、副原料、
半製品を処理して、予め、設定された組成性状を達成す
るために必要とされる化学変化、物理変化等を生じさせ
る、所謂プロセス条件を得るために必要な加熱源（スチ
ームや熱媒など）や冷熱源（冷却水やブラインなど）を
供給する設備であり、これらの加熱源や冷熱源は、ユー
ティリティ配管１７Ａを得て上記プロセス機器に供給さ
れるようになっている。従って、ユーティリティエリア
１４やユーティリティ配管１７Ａも製品又は半製品の製
造切り替えの都度、洗浄する必要がない。
さらに、前記プロセスエリア９を挟んで主原料エリア１
３やユーティリティエリア１４の反対側には、クリーニ
ングエリア１５が配置されている。このクリーニングエ
リア１５の原料用立体倉庫７側は、メンテナンスエリア
１６になっている。
３やユーティリティエリア１４の反対側には、クリーニ
ングエリア１５が配置されている。このクリーニングエ
リア１５の原料用立体倉庫７側は、メンテナンスエリア
１６になっている。
一方、原料用立体倉庫７に貯蔵されている副原料（副原
料及び固体の主原料をいう）は、計量器１９によって計
量されたあと、原料用リフト１８に吊り下げられた専用
バケット（移動槽）１８Ａによって運搬され、既に、主
原料が投入されている反応器１０内に投入されるように
なっている。そして、反応器１０内で製造された製品
は、計量器１９Ａ付の搬送装置２２で計量梱包されたあ
と、当該搬送装置２２によって製品及び半製品用立体倉
庫８に格納される。この搬送装置２２の搬送路Ｒは、第
４図のようにループ状になっている。なお、上記の製品
は、倉庫８に格納することなく、トラック等の運搬車に
よって直ちに運搬してもよい。
料及び固体の主原料をいう）は、計量器１９によって計
量されたあと、原料用リフト１８に吊り下げられた専用
バケット（移動槽）１８Ａによって運搬され、既に、主
原料が投入されている反応器１０内に投入されるように
なっている。そして、反応器１０内で製造された製品
は、計量器１９Ａ付の搬送装置２２で計量梱包されたあ
と、当該搬送装置２２によって製品及び半製品用立体倉
庫８に格納される。この搬送装置２２の搬送路Ｒは、第
４図のようにループ状になっている。なお、上記の製品
は、倉庫８に格納することなく、トラック等の運搬車に
よって直ちに運搬してもよい。
ところで、反応器１０によって製造された半製品は、所
定量ずつ図示しない中間タンク内に投入されたあと、製
品及び半製品用立体倉庫８内に、一旦、貯蔵される。
定量ずつ図示しない中間タンク内に投入されたあと、製
品及び半製品用立体倉庫８内に、一旦、貯蔵される。
これらの、半製品は、必要の都度、半製品ホイスト２１
によって中間タンク２１Ａごと吊り上げられ、第３図に
示すように、プロセス機器である反応器１０又は２次加
工機１０Ａに供給される。そして、反応器１０又は２次
加工機１０Ａで製造された製品は、計量器１９Ａ付の搬
送装置２２によって計量梱包されたあと、製品及び半製
品用立体倉庫８に貯蔵される。一方、半製品は、所定量
ずつ図示しない中間タンク内に投入されたあと、製品及
び半製品用立体倉庫８内に、再度、貯蔵される。
によって中間タンク２１Ａごと吊り上げられ、第３図に
示すように、プロセス機器である反応器１０又は２次加
工機１０Ａに供給される。そして、反応器１０又は２次
加工機１０Ａで製造された製品は、計量器１９Ａ付の搬
送装置２２によって計量梱包されたあと、製品及び半製
品用立体倉庫８に貯蔵される。一方、半製品は、所定量
ずつ図示しない中間タンク内に投入されたあと、製品及
び半製品用立体倉庫８内に、再度、貯蔵される。
そして、空になった中間タンク２１Ａは、クリーニング
ホイスト２４によってクリーニングエリア１５に移送さ
れ、そこで洗浄されたあと、製品及び半製品用立体倉庫
８内に空容器２０として格納される（第４図参照）。
ホイスト２４によってクリーニングエリア１５に移送さ
れ、そこで洗浄されたあと、製品及び半製品用立体倉庫
８内に空容器２０として格納される（第４図参照）。
上記原料用リフト１８、半製品用ホイスト２１、計量器
付搬送装置２２を自動式のものを採用すると共に、原料
用立体倉庫７及び製品又は半製品用立体倉庫８を使用す
ることにより、工場全体の自動化を図ることができる。
付搬送装置２２を自動式のものを採用すると共に、原料
用立体倉庫７及び製品又は半製品用立体倉庫８を使用す
ることにより、工場全体の自動化を図ることができる。
なお、第２図において、２９は原料入荷ゲート、３０は
製品出荷ゲート、３１は予備品置場、４０は、原料用リ
フト１８及び半製品ホイスト２１用の天井取り付けレー
ルである。
製品出荷ゲート、３１は予備品置場、４０は、原料用リ
フト１８及び半製品ホイスト２１用の天井取り付けレー
ルである。
上記のように、本発明は、プロセス機器に、主原料を配
管を経て供給すると共に副原料を移動槽によって供給
し、前記プロセス機器で製造された製品及び半製品のう
ち半製品を中間タンクに貯留後、再度、前記プロセス機
器に供給するようにしたので、プラント全体の洗浄が不
要になり、生産効率が格段に向上するようになった。さ
らに、工場全体をオートメーション化することができる
ようになった。
管を経て供給すると共に副原料を移動槽によって供給
し、前記プロセス機器で製造された製品及び半製品のう
ち半製品を中間タンクに貯留後、再度、前記プロセス機
器に供給するようにしたので、プラント全体の洗浄が不
要になり、生産効率が格段に向上するようになった。さ
らに、工場全体をオートメーション化することができる
ようになった。
第１図は、本発明にかかる多品種少量製品の生産システ
ムを実施する設備の配置を示す側面図、第２図は、本発
明にかかる多品種少量製品の生産システムを実施する設
備の配置を示す平面図、第３図は原料及び製品等の流れ
を示す説明図、第４図は、搬送装置の搬送路を示す平面
図である。 １８Ａ…専用バケット（移動槽）、２１Ａ…中間タン
ク。
ムを実施する設備の配置を示す側面図、第２図は、本発
明にかかる多品種少量製品の生産システムを実施する設
備の配置を示す平面図、第３図は原料及び製品等の流れ
を示す説明図、第４図は、搬送装置の搬送路を示す平面
図である。 １８Ａ…専用バケット（移動槽）、２１Ａ…中間タン
ク。
Claims (1)
- 少なくとも主原料と副原料とをプロセス機器で加工して
製品又は半製品を製造する多品種少量製品の生産システ
ムにおいて、前記プロセス機器に、前記主原料を配管を
経て供給すると共に前記副原料を移動槽よって供給し、
前記プロセス機器で製造された製品及び半製品のうち半
製品を中間タンクに貯蔵後、再度、前記プロセス機器に
供給するようにした多品種少量製品の生産システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61186897A JPH06195B2 (ja) | 1986-08-11 | 1986-08-11 | 多品種少量製品の生産システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61186897A JPH06195B2 (ja) | 1986-08-11 | 1986-08-11 | 多品種少量製品の生産システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6342734A JPS6342734A (ja) | 1988-02-23 |
| JPH06195B2 true JPH06195B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=16196599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61186897A Expired - Lifetime JPH06195B2 (ja) | 1986-08-11 | 1986-08-11 | 多品種少量製品の生産システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06195B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03146130A (ja) * | 1989-11-01 | 1991-06-21 | Asahi Eng Co Ltd | 多層階・多目的回分生産方式 |
| DE4208532A1 (de) * | 1991-03-26 | 1992-10-01 | Jgc Corp | Kleinkapazitaets-vielzweck-chargenanlage |
| US6827762B2 (en) * | 2000-08-21 | 2004-12-07 | Siemens Aktiengesellschaft | System for flue gas purification and method for introducing a purifying agent |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60186572A (ja) * | 1984-03-06 | 1985-09-24 | Hinode Eng Kk | 塗料の製造方法 |
-
1986
- 1986-08-11 JP JP61186897A patent/JPH06195B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60186572A (ja) * | 1984-03-06 | 1985-09-24 | Hinode Eng Kk | 塗料の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6342734A (ja) | 1988-02-23 |
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