JPH0619523Y2 - 母乳吸収用パット - Google Patents

母乳吸収用パット

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JPH0619523Y2
JPH0619523Y2 JP1988068819U JP6881988U JPH0619523Y2 JP H0619523 Y2 JPH0619523 Y2 JP H0619523Y2 JP 1988068819 U JP1988068819 U JP 1988068819U JP 6881988 U JP6881988 U JP 6881988U JP H0619523 Y2 JPH0619523 Y2 JP H0619523Y2
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milk
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悟 郡司
満男 飯村
健治 池原
永海  洋
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Description

【考案の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本考案は授乳期の母親から溢出する母乳を速やかに吸収
するための母乳吸収用パットに関するものであり、特に
着用における不快感をなくし、しかも吸収能力を向上さ
せて母乳の漏れを防止する母乳吸収用パットに関するも
のである。
(b)従来の技術 出産後、母親は一年間程度母乳が多量に出るのである
が、この時期、乳児に母乳を与えるとき以外は自然に溢
出した母乳が下着や衣服を汚すことが多々ある。このた
め、このように下着や衣服の汚れを防止するために、ブ
ラジャの内側にタオルを当てがい、自然に溢出する母乳
を吸収させているが、これでは母親が外出する際極めて
不体裁となる。
そこで、最近では、母乳吸収用パッドとして、V字状
に形成された乳母吸収用のパットであって、該パット
が、吸水層の外面側を円形状の不透水性薄膜で、又、吸
水層の内面側を円形状の透水性薄膜で覆い、これら両薄
膜の外周部をシールして形成されたものが提案されてい
る(実開昭61−142816号公報 母乳吸収パットとして、ポリエチレンフィルム、高吸
水性高分子ポリマーシート、乾式不織布、ラップ綿の順
で積層した吸水素材を、ポリエチレンフィルム側のポリ
エチレンラミネートシートとラップ綿側の不織布にて包
装し、該吸水性素材部分を略ワン形状に成形しその周縁
を熱融着すると共に、成形部分表面の少なくとも周縁内
側近傍には適宜の凹凸を形成してなるものが提案されて
いる(特開昭61−239087号公報)。
(c)考案が解決しようとする課題 上記の母乳吸収用パッドによれば、自然に溢出した母
乳を吸収し、しかも外出の際、胸元の美観を損なうこと
がないが、この母乳吸収用パットにおいては、吸水層の
外面側を覆う不透水性薄膜が合成樹脂製フィルムで形成
されており、この不透水性薄膜には通気性も透湿性もな
いため、蒸れやすく、しかも乳首及びその周辺部は敏感
な部分であるため、かぶれの原因となる。
また、この母乳吸収用パットはV字状に形成され、その
尖った先端部内に乳首がおかれて乳首は圧迫を受けない
のであるが、反面、パットと乳首との間に隙間ができ、
このため、自然に溢出した母乳とパットとの接触が悪く
なって母乳の吸収が低くなり、吸収されるべき母乳が母
乳パット内の乳頭付近で固化し、乳頭に痛みを感じた
り、非衛生になるなどの課題がある。この場合、不透水
性薄膜を除去することにより、通気性や透湿性が発現
し、これによって、かぶれ等は回避できるが、反面、下
着や衣服を汚す場合が生じる。
又、上記の母乳吸収パットでは、吸水素材が、ポリエ
チレンラミネートシートと不織布にて包装し、該吸水素
材の周縁を熱融着して固着しているので、吸水素材が母
乳を多量に吸収すると、その通気性や透湿性が乏しくな
って蒸れやすく、乳首及びその周辺部は敏感な部分であ
るため、かぶれ等を誘発するなどの問題がある。
本考案は、***に適合するように略湾曲状に形成された
母乳吸収用のパットであり、その外側、つまり下着や衣
服と接触する側を合成樹脂製の多孔質シート・フィルム
を多孔質補強用基材で補強してなる多孔質積層体で形成
し、しかも吸液体が母乳を多量に吸収して通気性や透湿
性が乏しくなると吸液体を交換することにより、母乳の
漏れが確実に防止され、しかも蒸れることもなく、衛生
的な母乳吸収用パットを提供することを目的とするもの
である。
(d)課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案の母乳吸収用パット
においては、***に適合するように略湾曲状に形成され
た母乳吸収用のパットであって、該パットが合成樹脂製
の多孔質シート・フィルムを多孔質補強用基材で補強し
てなる多孔質積層体と不織布又は織布の間に吸液体を介
在させて形成されてなり、且つ該吸液体が着脱自在に装
着されていることを特徴とする。
本考案の母乳吸収用パットは***に適合するように略湾
曲状に形成されてなる。
そして、本考案に用いられるパットは多孔質積層体で形
成されているが、該多孔質積層体は合成樹脂製の多孔質
シート・フィルムを多孔質補強用基材で補強して形成さ
れてなる。
本考案に用いられる合成樹脂製の多孔質シート・フィル
ムとしては、通気性及び透湿性を有するものであって、
液体の透過性がないものであれば特に限定されるもので
はないが、ポリオレフィン系樹脂、特に、綿状低密度ポ
リエチレン樹脂と充填剤及びオレフィンターポリマーを
必須成分とする樹脂組成物で形成されたものが、機械的
強度が高く、通気性や透過性に優れた多孔質シート・フ
ィルムが極めて容易に得られるから好ましい。
この多孔質シート・フィルムは、公知の方法、例えば特
開昭63−17941号公報に開示されている方法で極
めて容易に製造することができる。
又、上記多孔質シート・フィルムは、JIS−P−81
17、ガーレー法に基づいて測定した通気度が50〜2
000sec/100ccのものが好ましく、通気度が、2
000sec/100ccを超えると通気性や透湿性が低過
ぎて蒸れ等の問題があり、一方、50sec/100cc未
満になると母乳が溢出して下着や衣服を汚す恐れがある
から好ましくなく、従って、これらの観点より、通気度
が50〜500sec/100ccのものが特に好ましい。
更に、上記多孔質シート・フィルムにおいて、その厚さ
は特に限定されるものではないが、使用感や経済性更に
得られた母乳吸収用パットの美観等を考慮すると20〜
200μm、好ましくは30〜100μmとするのが望
ましい。
本考案に用いられる多孔質補強用基材としては、上記多
孔質シート・フィルムを補強するものであって、液体や
気体を透過するものであれば特に限定されるものではな
く、例えば織布や不織布、パンチングフィルム等が挙げ
られる。
本考案に用いられる不織布又は織布としては母乳を通す
ものであれば合成繊維や天然繊維で形成されているとを
問わず、上述の多孔質補強用基材と同様のものを用いる
ことができるのであり、又、その厚さは特に限定される
ものではないが、使用感や経済性更に得られた母乳吸収
用パットの美観等を考慮すると10〜300μm、好ま
しくは20〜200μmとするのが望ましい。
本考案に用いられる吸液体としては、母乳の吸収性が高
いものであれば特に限定されるものではなく、例えば吸
水紙、綿状パルプ、高吸水性高分子ポリマー等が挙げら
れるが、これらのうち、母乳の飽和近傍まで通気性のあ
るものが特に好ましい。
本考案の母乳吸収用パットにおいては、吸液体が着脱自
在に装着されているので、吸液体が母乳を多量に吸収
し、その通気性や透湿性が乏しくなると、この吸液体を
交換することによって乳首及びその周辺部の蒸れやかぶ
れ等を確実に防止できるのである。
本考案の母乳吸収用パットにおいて、不織布又は織布と
吸液体がその周縁部で接合されており、この吸液体側と
多孔質積層体がその周縁部で着脱自在に接合されている
ものを用いることにより、不織布又は織布と吸液体から
なる側と多孔質積層体が容易に分離でき、この結果、吸
液体が母乳を多量に吸収し、通気性が悪くなるとその交
換によって全く新しいものと同様の機能を有し、従っ
て、蒸れ等が一層確実に防止されると共に極めて衛生的
である。つまり、この場合には、母乳の量が特に多く乳
首と接触する側の不織布又は織布が母乳に含まれる脂肪
や蛋白質等により目詰まりする恐れがある場合に極めて
有効である。
尚、本考案の母乳吸収用パットにおいて、肌と接触する
側の周縁部に粘着剤層を設けることにより、肌と密着す
ることによりブラジャで押さえる必要がなく、又、ブラ
ジャの動きに連動してズレ動くことがないので胸元の美
観を一層向上させることができるうえ、肌に直接固定し
うるのでブラジャがなくても極めて容易に取り付けるこ
とができるのである。この場合、この粘着剤層に用いら
れる粘着剤としては肌に接着しうるものであれば特に限
定されるものではないが、特にアクリル系粘着剤、水溶
性の粘着剤、ゴム系粘着剤等、種々のものを用いること
ができる。
(e)作用 本考案の母乳吸収用パットは、***に適合するように略
湾曲状に形成されているので使用感を損ねるこがないう
え、乳首との接触が良く、このため乳頭から自然に溢流
した母乳を効率良く吸収するので母乳の吸収能力が高
く、しかも、該パットが合成樹脂製の多孔質シート・フ
ィルムを多孔質補強用基材で補強してなる多孔質積層体
と不織布又は織布の間に吸液体を介在させて形成されて
おり、該多孔質シート・フィルムは通気性を有するが、
通液性はなく、従って、吸液体に吸収された母乳が漏れ
て下着や衣服を汚すことがなく、しかも蒸れることもな
く、衛生的である作用を有するのである。
しかも本考案の母乳吸収用パットにおいては、吸液体が
着脱自在に装着され得る構造を有するので、吸液体が母
乳を多量に吸収し、その通気性が乏しくなるとこれを容
易に交換して吸液性を向上させたり、蒸れを防ぐことが
できる作用を有するのである。
本考案の母乳吸収用パットにおいて、不織布又は織布と
吸液体がその周縁部で接合されており、この吸液体側と
多孔質積層体がその周縁部で着脱自在に接合されている
構造のものを用いることにより、不織布又は織布と吸液
体からなる側と多孔質積層体側が容易に分離でき、この
結果、吸液体が母乳を多量に吸収し、通気性が悪くなる
とその交換によって全く新しいものと同様の機能を有
し、従って、蒸れ等が一層確実に防止されると共に極め
て衛生的でる作用を有するのである。
(f)実施例 以下、本考案を実施例に基づいて詳細に説明するが、本
考案はこれに限定されるものではない。
本考案の母乳吸収用パットの構造例 第1図は本考案の母乳吸収用パットの使用状態を示す断
面図、第2図はその構造を示す斜視図であり、図におい
て、母乳吸収用パット(1)は***(2)に適合するように略
湾曲状に形成されている。
そして、上記母乳吸収用パット(1)は、合成樹脂製の多
孔質フィルム(3)を多孔質補強用基材(4)で補強してなる
多孔質積層体(5)と、不織布又は織布、この場合、上記
補強用基材(4)と同一の素材からなる不織布(6)を用い、
多孔質積層体(5)と不織布(6)を重ねその周縁部(1a)の一
部を除いて5〜20mm熱融着することにより開口部を形
成し、この開口部から吸液体(7)を着脱自在に装着しう
るように構成されている。
そして、本考案では、上記多孔質積層体(5)は以下の方
法により製造したものを用いた。
即ち、第1表に示す組成の線状低密度ポリエチレン樹脂
組成物と第1表に示す組成のホットメルト系樹脂組成物
を2層の押出し機により共押出しを行い、線状低密度ポ
リエチレン樹脂製フィルムとこの片面にホットメルト系
樹脂製フィルムを有する積層体を得、次いで1軸にて2
00%延伸し厚さ50μmの多孔質積層フィルムを得
た。
上記で得られた多孔質積層フィルムにおいて、そのホッ
トメルト系樹脂製多孔質体側に、多孔質補強用基材(4)
であるナイロン製不織布(目付量20g/m2)を積層
し、これを温度100℃のエンボスロールとシリコンゴ
ムロールとの間に導いて加熱し、圧力10kg/cm2の条
件下で加圧して、本考案で用いる多孔質積層体(5)を得
た。
得られた多孔質積層体(5)は、通気度300sec/100
ccのものであった。
又、上記吸液体(7)は約15g/m2の吸水紙(7a)、約6
0g/m2の高吸水性高分子ポリマー(7b)、約70g/m2
の綿状パルプ(7c)を積層状態とし、これをエンボスシー
ト状としたものを用いた。
ところで、上記不織布(6)は肌に接触するものであり、
ソフトで肌触りが良く、しかもスポット性が良く、しか
も通気性、つまり母乳の透過性が優れたものを用いてい
る。
更に、上記不織布(6)は肌に直接接触するものであり、
ソフトで肌触りが良く、しかもスポット性が良く、通気
性、つまり母乳の透過性が優れたものを用いて形成され
ている。
そして、上記多孔質積層体(5)、吸液体(7)及び不織布
(6)を***(2)に適合するように略湾曲状に成形し、これ
らを順次積層し、その周縁部(1a)の一部を除いて、つま
り周縁部(1a)の一部に開口部を形成するようにして当該
周縁部(1a)を熱融着して固定することにより、本考案の
母乳吸収用パット(1)が得られるのである。
この母乳吸収用パット(1)を使用するには、例えば、第
1図に示すように、これを***(2)とブラジャ(8)の間に
はさんで固定すればよいのである。
この場合、上記母乳吸収用パット(1)において、肌と接
触する側の周縁部(1a)に粘着剤層(11)を設けることによ
り、該粘着剤層(11)が肌と密着するのでブラジャ(8)で
押さえる必要がなく、又、ブラジャ(8)の動きに連動し
てズレ動くことがないので胸元の美観を一層向上させる
ことができるうえ、肌に直接固定しうるので必ずしもブ
ラジャ(8)がなくても極めて容易に取り付けることがで
きるのである。この場合、この粘着剤層(11)に用いられ
る粘着剤としては肌に接着しうるものであれば特に限定
されるものではないが、特にアクリル系粘着剤、水溶性
の粘着剤、ゴム系粘着剤等、種々のものを用いることが
できる。
本考案の母乳吸収用パット(1)においては、このように
吸液体(7)が着脱自在に装着されているので、吸液体(7)
が母乳を吸収して通気性が悪くなったり、或いは母乳の
吸収性が悪くなると、その交換によって、母乳の吸収用
を向上させたり、通気性を向上させうるから有益であ
る。
この場合、第3図に示すように、不織布(6)が吸液体(7)
から剥離できるように、粘着剤、面ファスナー、ホック
等の係止具(9)、(9)を設け、上記不織布(6)を剥離して
吸液体(7)を交換しうるように構成してもよく、或いは
これに代えて、第4図に示すように、不織布(6)の切り
線(10)を設け、該切り線(10)箇所を捲り上げてその内部
に吸液体(7)を着脱自在に装着しうるように構成しても
よいのである。
本考案の母乳吸収用パット(1)において、第5図に示す
ように、不織布(6)と吸液体(7)がその周縁部で接合され
ており、この吸液体(7)側と多孔質積層体(5)がその周縁
部で粘着剤層、面ファスナー、ホック等、この場合、面
ファスナー(12)により着脱自在に接合されているように
構成してもよいのである。
このように構成することにより、吸液体(7)が母乳を多
量に吸収し、通気性が悪くなるとその交換によって全く
新しいものと同様の機能を有し、従って、蒸れ等が一層
確実に防止されると共に極めて衛生的である。つまり、
この場合には、母乳の量が特に多く乳首と接触する側の
不織布(6)が母乳に含まれる脂肪や蛋白質等により目詰
まりする恐れがある場合に極めて有効である。
ところで、上記実施例では、多孔質積層体(5)におい
て、多孔質補強用基材(4)を外側にしているが、本考案
では、これに代えて、多孔質フィルム(3)を外側とし、
多孔質補強用基材(4)を内側にして、これと吸液体(7)が
接触するようにしてもよいのである。
又、上記実施例では***(2)に接触する側を不織布(6)を
用いて形成した場合について説明したが、これに代え
て、織布を用いてもよいのである。
(g)考案の効果 本考案の母乳吸収用パットは、***に適合するように略
湾曲状に形成されているので使用感を損ねるこがないう
え、乳首との接触が良く、このため乳頭から自然に溢流
した母乳を効率良く吸収するので母乳の吸収能力が高
く、このため、溢流した母乳を速やかに吸収するためサ
ラッとした状態となって快適に使用できるのであり、し
かも、該パットが合成樹脂製の多孔質シート・フィルム
を多孔質補強用基材で補強してなる多孔質積層体と不織
布又は織布の間に吸液体を介在させて形成されており、
該多孔質シート・フィルムは通気性を有するが、通液性
はなく、従って、吸液体に吸収された母乳が漏れて下着
や衣服を汚すことがなく、しかも蒸れることもなく、衛
生的である効果を有するのである。
又、本考案の母乳吸収用パットは、その形状を***に適
合するように略湾曲状としているので***にフィットし
装着に際して異和感がないばかりか、装着し易く、しか
も装着に際しても胸元の美観を低下させることがないだ
けでなく、むしろその美観を向上させる効果を有するの
である。
特に、本考案の母乳吸収用パットにおいては、吸液体が
着脱自在に装着され得るように構成されているので、吸
液体が母乳を多量に吸収し、その通気性が乏しくなると
これを容易に交換して吸液性を向上させたり、蒸れを防
ぐことができる効果を有するのである。
本考案の母乳吸収用パットにおいて、不織布又は織布と
吸液体がその周縁部で接合されており、この吸液体側と
多孔質積層体がその周縁部で着脱自在に接合しうるよう
に構成したものを用いることにより、不織布又は織布と
吸液体からなる側と多孔質積層体側が容易に分離でき、
この結果、吸液体が母乳を多量に吸収し、通気性が悪く
なるとその交換によって全く新しいものと同様の機能を
有し、従って、蒸れ等が一層確実に防止されると共に極
めて衛生的である効果を有するのである。つまり、この
場合には、母乳の量が特に多く乳首と接触する側の不織
布又は織布が母乳に含まれる脂肪や蛋白質等により目詰
まりする恐れがある場合に極めて有効である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の母乳吸収用パットの使用状態を示す断
面図、第2図はその母乳吸収用パットの構造を示す斜視
図、第3図及び第4図は他の実施例を示す斜視図、第5
図は更に他の実施例を示す組み立て断面図である。 (1)……母乳吸収用パット、(1a)……周縁部、(3)……多
孔質フィルム、(4)……多孔質補強用基材、(5)……多孔
質積層体、(6)……不織布、(7)……吸液体、(9)……係
止具、(11)……粘着剤層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 池原 健治 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電気工業株式会社内 (72)考案者 永海 洋 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−239087(JP,A)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】***に適合するように略湾曲状に形成され
    た母乳吸収用のパットであって、該パットが合成樹脂製
    の多孔質シート・フィルムを多孔質補強用基材で補強し
    てなる多孔質積層体と不織布又は織布の間に吸液体を介
    在させて形成されてなり、且つ該吸液体が着脱自在に装
    着されていることを特徴とする母乳吸収用パット。
  2. 【請求項2】不織布又は織布と吸液体がその周縁部で接
    合されており、この吸液体側と多孔質積層体がその周縁
    部で着脱自在に接合されている請求項1記載の母乳吸収
    用パット。
JP1988068819U 1988-05-24 1988-05-24 母乳吸収用パット Expired - Lifetime JPH0619523Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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