JPH06195111A - 設備状態監視装置 - Google Patents

設備状態監視装置

Info

Publication number
JPH06195111A
JPH06195111A JP4346093A JP34609392A JPH06195111A JP H06195111 A JPH06195111 A JP H06195111A JP 4346093 A JP4346093 A JP 4346093A JP 34609392 A JP34609392 A JP 34609392A JP H06195111 A JPH06195111 A JP H06195111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
touch key
programmable controller
program
equipment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4346093A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Sudo
功 須藤
Shuichi Ikeno
修一 池野
Nobutaka Matsumoto
信孝 松本
Toshiyuki Hirashima
理之 平島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP4346093A priority Critical patent/JPH06195111A/ja
Publication of JPH06195111A publication Critical patent/JPH06195111A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】専門知識を持たない一般のオペレーターでも操
作でき、短時間で異常状態が把握できるものとする。 【構成】オペレーター室にタッチキー付き表示器13を
備える。そして、監視設備を制御するプログラマブルコ
ントローラ11と2ペアツィストケーブル2で繋ぎプロ
グラマブルコントローラ11の情報を取り込んで、監視
設備の運転および故障状態を前記タッチキー付き表示器
13に表示させる。また、タッチキー付き表示器13側
からの指令によってプログラマブルコントローラ11の
プログラム群の中から任意のプログラムの抽出が可能
で、かつ表示器13側の表示プログラムに従って該制御
情報を表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多岐に及ぶ設備異常を
発生する可能性を有した設備において、設備の異常を専
門知識をもたないオペレーターでも簡単に判断でき、そ
の異常に対する復旧が速やかに行えるようにした設備状
態監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置としては、たとえば特開平
2−285423号公報において開示される「故障復旧
支援装置」がある。該装置は、たとえば設備のいずれか
に故障が発生したことを感知(たとえば、警報が鳴る、
異常警告灯が点灯するなどしてオペレーターがそれを確
認)すると、保守員は直ちに故障復旧支援装置を携えて
故障発生場所に急行する。そして、現場において、特定
のフロッピーディスク(予め制御装置、設備など毎に故
障発生予測とその対応法が記憶されている)を、故障復
旧支援装置に内蔵されている外部記憶装置に装填し動作
を開始させると、故障復旧支援装置のディスプレイに
は、予測される故障内容が一覧表の形で表示される。
【0003】そこで、保守員は現場の状況、たとえば制
御装置の外見から知らされる状況(ディスプレイ表示、
特定の表示灯の点灯など)を見て、ディスプレイに表示
された故障内容に該当する項目を選択してキーインする
ことにより故障情報が入力される。この入力データは外
部記憶装置に記憶保存される。
【0004】そして、ディスプレイは現時点の支援内容
に対応したフローチャートが画像表示され、支援処理の
進行とともに順次スクロールされ、かつその時点で保守
員と対話すべきコメント文がウィンドウに表示される。
この対話方式で故障復旧を完了させるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記故
障復旧支援装置の場合には、故障が発生した後、故障の
軽重に拘わらず、異常状態を把握できないまま、保守員
が故障復旧支援装置を携えて現場に駆けつけ、故障情報
を入力して始めて故障原因が判明するものであるため、
複雑で時間がかかる故障に対しては効果的であるが、オ
ペレーターでも対応できる比較的軽微な故障に対しては
手順が多過ぎ、時間がかかるため非効率的なものとなっ
ている。
【0006】また、保守員が復旧作業にかかるまで、オ
ペレーターは復旧作業に一切手を出すことができず、故
障復旧までに無駄な時間を過ごすことになるとともに、
専門知識を持たない一般のオペレーターはその間何も操
作できず、異常状態がどのような状況にあるのかも知る
ことができない。
【0007】そこで本発明の主たる課題は、オペレータ
ー室に設備状態監視装置を常備し見たい時に見れるよう
にすること、専門知識を持たない一般のオペレーターで
も操作でき、しかも短時間で異常状態が掴めるものであ
ること、さらに特に比較的軽微な故障に対して迅速な処
置が可能な装置であること等の条件を満足する設備状態
監視装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題は、オペレータ
ー室にタッチキー付き表示器を備えるとともに、このタ
ッチキー付き表示器を監視設備を制御するプログラマブ
ルコントローラとリンクさせ、プログラマブルコントロ
ーラの情報を取り込んで、監視設備の運転および故障状
態を前記タッチキー付き表示器に表示させるようにした
設備状態監視装置であって、タッチキー付き表示器側か
らの指令によってプログラマブルコントローラのプログ
ラム群の中から任意のプログラムの抽出が可能で、かつ
表示器側の表示プログラムに従って該制御情報を表示さ
せたことで解決できる。
【0009】
【作用】本発明においては、タッチキー付き表示器を運
転室に設置し、監視設備を制御するプログラマブルコン
トローラとリンクさせる。したがって、タッチキー付き
表示器側からプログラマブルコントローラのプログラム
を自由に呼び出し、そのプログラムを使って表示用プロ
グラムを作成することができる。また、設備の運転条件
や異常情報を直接的にタッチキー付き表示器に取り込む
ものであるため、すなわち操作者側においては、具体的
な故障情報を入力しなくてもよいため、たとえ専門知識
のないオペレーターであっても、操作が可能となる。
【0010】また、プログラマブルコントローラのプロ
グラムの中の運転スイッチや位置検出などの運転条件部
分を各装置毎に整理することにより、各装置の運転条件
を全てタッチキー付き表示器に表示することができる。
【0011】設備故障が発生した場合の故障原因の特定
等の検索は、タッチキー付き表示器の画面上の制約と運
転条件の数を考慮し、オペレーターによる選択枝に従っ
て段階的に表示画面をスクロールし、最終的に異常箇所
および原因を特定し、かつそれに対する対応措置を表示
する方法が最も好適に採用される。
【0012】また、プログラマブルコントローラのタイ
マーの変更を前記タッチキー付き表示器より行えるよう
にすることで、オペレーター室より簡単にタイマー変更
が行えるようになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳説する。
図1において、プログラマブルコントローラ11(以
下、PLCともいう)とタッチキー付き表示器13とは
特殊カードを介して2ペアツィストケーブル12で接続
されている。前記プログラマブルコントローラ11は、
近年開発された汎用シーケンス制御装置で、内部に小型
コンピューターを内蔵し、コンピューターがプログラム
に従って、インプット信号、アウトプット信号の間の対
応関係を制御するものである。前記プログラマブルコン
トローラ11としては、1K語(16ビット)以下の小
容量PLC〜4K語以上の大容量PLCまで用意されて
いるが、プラント制御や大規模の設備制御の場合には大
容量PLCが用いられるが、それ以外の制御ではメモリ
容量やプログラミングのし易さ、さらには多彩な演算機
能、豊富な入出力機能を有する中容量PLCが最も多く
用いられている。なお、図示の例は、数値(BCD)入
出力カードが使用できる機種を例示したものである。
【0014】以下、前記故障状態監視装置の操作方法に
ついて説明する。たとえば操業中に設備の押出し装置が
故障し停止した場合を例に採り、順を追いながら具体的
に詳述する。図2の上段に示されるタッチキー付き表示
器13のメニュー画面1において、No2「押出しインタ
ーロック確認」の項目を選択しタッチする。すると、画
面は「押出しインターロック確認」の画面2へ移行す
る。画面中でリレーシンボルがONしていないところを
探す。この時、ディーゼルクラッチのリレーがONして
いないとすると、そのシンボルの所をタッチする。そう
すると、画面は次の画面4へ移行し、「ディーゼルクラ
ッチのLSが動作しています。」というように故障の原
因を表示するとともに、「現場を点検して下さい。」と
いうように、その対応のコメントを表示する。
【0015】次に、図3に示される「押出しインターロ
ック確認」画面3で、押出安全のリレーシンボルがON
していない場合を追ってみる。リレーシンボルにタッチ
することにより、画面は「押出安全確認」画面4に移行
する。画面4を見ると、バリカムエラーのリレーシンボ
ルがONしていない。そこでバリカムエラーのリレーシ
ンボルにタッチすると画面5に移行し、「押出のバリカ
ムにエラーが発生しました。」というように故障原因を
表示するとともに、「保全電気に連絡して下さい。」と
いうようにその対応を表示する。
【0016】このように、オペレーターは故障発生時
に、その故障状態を迅速に把握することができるととも
に、表示されるコメントによって自分が対応できる故障
か否かを判断することができ、全ての故障を保守員に任
せる場合と比較すると、無駄な時間を少なくすることが
できるようになる。
【0017】ついで、プログラマブルコントローラ11
のタイマーの時間設定プログラムをタッチキー付き表示
器から変更し、設定値を変える手順について図4により
説明する。
【0018】メニュー画面1において、No1の「タイマ
ー設定値変更」のナンバー部分をタッチすると、画面は
「タイマー一覧表」画面6に移行する。そこで、変更す
るタイマーの名称ナンバーをタッチすると「設定値変
更」画面7に移行する。この画面上で、設定値変更要領
に従って操作しタイマー設定値変更を変更する。
【0019】なお、この他にもメニュー画面1の下側に
表示されているように「現在位置確認」、「HELP」
機能を持っている。「現在位置確認」機能は、図6の画
面10に示されるように、押出および均しの進行状況表
示帯が表示され、現在位置が即座に判るようになってい
る。前記「HELP」機能は、図5の画面8および9に
示されるように、たとえば通信異常が発生した場合の対
応が表示されるようになっている。
【0020】さらに、付加機能として、プログラマブル
コントローラ11のCPUが故障でダウンした時を想定
し、タッチキー付き表示器13側でプログラムを作成し
ておき、タッチキー付き表示器13から強制的にプリグ
ラマブルコントローラ11の出力リレーを動作させるこ
ともできる。これは、装置が途中で停止し、緊急に復旧
したい場合に有効である。
【0021】
【発明の効果】以上詳説の通り本発明によれば、以下の
効果を奏することができる。
【0022】(1) 専門知識を持たない一般のオペレータ
ーが操作できる設備状態監視装置を運転室に常備するこ
とにより、設備に異常が発生した時、保守員を呼び出す
ことなく、オペレーターが設備状態監視装置を操作し設
備の異常箇所をいち早く発見することができる。また、
コメントで異常に対する対策も表示され、簡単な故障に
ついてはオペレーターが対応するため、保守員の出動回
数も極端に減少する。
【0023】(2) 設備状態監視装置に各装置毎の運転状
況を表示できるようにしているため、設備に不慣れな者
でも、その表示を確認しながら運転することができる。
【0024】(3) 設備状態監視装置よりプログラマブル
コントローラのタイマーの時間設定プログラムを変更で
きるため、タイマー設定変更時、オペレーターが操作し
変更できるため保守員の出動が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る設備状態監視装置のブロック図で
ある。
【図2】タッチキー付き表示器での操作要領を説明する
ための図である。
【図3】タッチキー付き表示器での操作要領を説明する
ための図である。
【図4】タッチキー付き表示器での操作要領を説明する
ための図である。
【図5】タッチキー付き表示器での操作要領を説明する
ための図である。
【図6】タッチキー付き表示器での操作要領を説明する
ための図である。
【符号の説明】
11…プログラマブルコントローラ、12…2ペアツィ
ストケーブル、13…タッチキー付き表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平島 理之 茨城県鹿島郡鹿島町大字光3番地 住友金 属工業株式会社鹿島製鉄所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オペレーター室にタッチキー付き表示器を
    備えるとともに、このタッチキー付き表示器を監視設備
    を制御するプログラマブルコントローラとリンクさせ、
    プログラマブルコントローラの情報を取り込んで、監視
    設備の運転および故障状態を前記タッチキー付き表示器
    に表示させるようにした設備状態監視装置であって、タ
    ッチキー付き表示器側からの指令によってプログラマブ
    ルコントローラのプログラム群の中から任意のプログラ
    ムの抽出が可能で、かつ表示器側の表示プログラムに従
    って該制御情報を表示させたことを特徴とする設備状態
    監視装置。
  2. 【請求項2】前記タッチキー付き表示器は、オペレータ
    ーによる選択枝に従って段階的に表示画面をスクロール
    し、最終的に異常箇所および原因を特定し、かつそれに
    対する対応措置を表示するものである請求項1記載の設
    備状態監視装置。
  3. 【請求項3】前記タッチキー付き表示器側より、前記プ
    ログラマブルコントローラのタイマーを変更可能とする
    請求項1記載の設備状態監視装置。
JP4346093A 1992-12-25 1992-12-25 設備状態監視装置 Pending JPH06195111A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4346093A JPH06195111A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 設備状態監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4346093A JPH06195111A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 設備状態監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06195111A true JPH06195111A (ja) 1994-07-15

Family

ID=18381092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4346093A Pending JPH06195111A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 設備状態監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06195111A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001282314A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Toyoda Mach Works Ltd プログラマブル・コントローラにおける異常発生時にラダー回路を表示する装置
WO2007086102A1 (ja) * 2006-01-24 2007-08-02 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation プラント制御システムの制御プログラム作成・表示装置
WO2007086113A1 (ja) * 2006-01-25 2007-08-02 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation プラント制御システム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001282314A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Toyoda Mach Works Ltd プログラマブル・コントローラにおける異常発生時にラダー回路を表示する装置
WO2007086102A1 (ja) * 2006-01-24 2007-08-02 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation プラント制御システムの制御プログラム作成・表示装置
JPWO2007086102A1 (ja) * 2006-01-24 2009-06-18 東芝三菱電機産業システム株式会社 プラント制御システムの制御プログラム作成・表示装置
KR100938179B1 (ko) * 2006-01-24 2010-01-21 도시바 미쓰비시덴키 산교시스템 가부시키가이샤 플랜트 제어 시스템의 제어 프로그램 작성·표시 장치
JP5038161B2 (ja) * 2006-01-24 2012-10-03 東芝三菱電機産業システム株式会社 プラント制御システムの制御プログラム作成・表示装置
WO2007086113A1 (ja) * 2006-01-25 2007-08-02 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation プラント制御システム
AU2006336766B2 (en) * 2006-01-25 2009-05-28 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation Plant control system
JPWO2007086113A1 (ja) * 2006-01-25 2009-06-18 東芝三菱電機産業システム株式会社 プラント制御システム
JP4928471B2 (ja) * 2006-01-25 2012-05-09 東芝三菱電機産業システム株式会社 プラント制御システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6484826B2 (ja) 製造装置監視システムならびに製造装置
JP2009146208A (ja) プラント監視制御システム
JPH0236407A (ja) Cncのリモート診断方式
GB2287558A (en) Computer network supervision
JPH0349397A (ja) オペレーション装置
JPH06195111A (ja) 設備状態監視装置
JP6779761B2 (ja) プラント運転装置
JPH10111712A (ja) 警報監視装置
JP2823877B2 (ja) アラーム表示方法およびプロセス監視システム
JP2764586B2 (ja) 機械異常の復旧方法表示装置
JPH08147030A (ja) プラント監視装置
JPH10201002A (ja) 車両情報モニタ装置
JP3117267B2 (ja) プラント監視装置
JP2788236B2 (ja) プラント運転支援装置
JPH0535328A (ja) 監視方法
JPH0723481A (ja) 監視制御装置
JP7402789B2 (ja) クレーン故障診断システム
JP2005012916A (ja) 電力系統監視制御システム
JP2000076570A (ja) 映像警報表示装置及び映像警報表示方法
JPH10160894A (ja) マンマシンインタフェース装置
JP3163108B2 (ja) プラント監視装置
JPH05296889A (ja) プラント監視装置
JPH07182421A (ja) 生産管理装置
JP2006072677A (ja) 警報表示装置
JPH0923484A (ja) リモートモニタ装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees