JPH06193194A - 化粧柱構造 - Google Patents
化粧柱構造Info
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- JPH06193194A JPH06193194A JP36041492A JP36041492A JPH06193194A JP H06193194 A JPH06193194 A JP H06193194A JP 36041492 A JP36041492 A JP 36041492A JP 36041492 A JP36041492 A JP 36041492A JP H06193194 A JPH06193194 A JP H06193194A
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- decorative
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Abstract
柱において、容易に、かつ短時間で化粧板を取り付ける
ことができ、外観も損なわれないようにする。 【構成】 柱芯体2にビス止めした取付具3の弾性係合
部8を、化粧板4の内面の段部17、18に弾性的に係
合させることにより、化粧板4をワンタッチで取り付け
ることができる構造とした。段部17、18は化粧板4
の内面にあり、他の取付部品も必要ではないので、化粧
板4の外観が損なわれることもない。
Description
する柱において、柱芯体の外周に化粧板が取り付けられ
てなる化粧柱構造に関する。
目的で外面に装飾あるいは色彩が施されたものがあり、
このような柱を構成する手段として、実荷重を担う柱芯
体の外周に、化粧板を取り付けたいわゆる化粧柱があ
る。このような化粧柱としては、たとえば実開昭62ー
56624号公報に、柱芯体に取付具を固定し、この固
定具に化粧板を取り付けた構造が開示されている。
によると、柱芯体に取付具を固定する工程と、取付具に
化粧板を取り付ける工程とが、いずれもビス等の取付部
品によるので手間と施工時間がかかる。また、化粧板は
どうしても外側から取り付けることになるので、ビス等
の取付部品が外部に露出し、せっかくの意匠効果をねら
った外観を損ねてしまう不都合があり、この取付部品の
露出を防ごうとすると、新たな工程が生じてしまう。
あって、施工時間の容易化、短縮化が図られるととも
に、化粧板の外観が損なわれることのない化粧柱構造を
提供することを目的としている。
するためになされたもので、その構成としては、実荷重
の支持を担う柱芯体の外周に取付具を固定し、この取付
具に、柱芯体の外周を覆う化粧板を取り付けてなる化粧
柱構造であって、前記化粧板の内面に形成された被係合
部に、前記取付具に形成されて前記被係合部に弾性的に
係合する弾性係合部を係合させることによって、化粧板
を取付具に取り付けてなることを特徴としている。
の内面に形成された被係合部に弾性的に係合させるだけ
で、化粧板を柱芯体に取り付けることができるので、化
粧板の取り付けがきわめて容易かつ短時間に行える。ま
た、化粧板の内面に被係合部が形成され取付部品等が化
粧板の外部に露出しないので、化粧板の外観が損なわれ
ない。
明する。図1は一実施例による化粧柱1の平面を示して
おり、この化粧柱1は、実荷重の支持を担う断面正方形
状の木製の柱芯体2の外周に、取付具3を介して一対の
化粧板4が取り付けられ、これら化粧板4により柱芯体
2の外周が覆われた構成となっている。この化粧板1
は、図1で明らかなように全体としてその平面(断面)
が正方形状である。
に、たとえばステンレスばね鋼等の所定弾性を有する材
料により長方形状に形成された板材である。この取付具
3は、主体を構成する本体部5の長手方向両端に、斜板
部6および先端の屈曲部7により弾性係合部8が形成さ
れてなるもので、弾性係合部8は、図3の矢印(イ)の
ごとく、本体部5から移行する部分を中心として弾性変
形により屈曲するようになっている。また、本体部5の
長手方向に延びる端縁の中央には、三角形状の切欠きに
よる中央位置決めマーク9が形成されている。さらに本
体部5の所定複数箇所には、ビス孔10があけられてい
る。なお、本体部5の長さは、柱芯体2の幅よりもやや
長く設定されている。
長さを有するもので、図1に示すように、本体部11の
両端に第1の端部12、第2の端部13が一体化された
断面略コ字状体で、外面には、凹凸による装飾が施され
ている。この化粧板4の内面には、長手方向に延びる複
数(この場合本体部11に3つ、各端部12、13に1
つずつ)のリブ14が一体に形成されている。
化粧板の材料としては、軽くかつ高強度であることが望
ましく、FRP等の樹脂あるいはGRC(ガラス繊維強
化セメント)等の他、外面のみが硬化スキン層とされた
発泡樹脂等が好適であろう。
面側に膨出する肉厚部15、16がそれぞれ形成されて
おり、これら肉厚部15、16の内面側には、本体部1
1側に向かって薄くなる段部(被係合部)17、18が
それぞれ形成されている。第1の端部12における肉厚
部15は先端まで続いており、その先端には、化粧板4
の長手方向に延びる嵌合溝19が形成されている。ま
た、第2の端部13の先端には、嵌合溝17に嵌合し得
る嵌合突片20が、やはり化粧板4の長手方向に沿って
形成されている。
粧板4から構成される化粧板1の施工方法ならびにその
構造を説明すると、まず、柱芯体2の外周4面のうちの
平行な2面に対し、その長手方向を柱芯体2の幅方向に
一致させ、かつその幅方向中央に中央位置決めマーク9
を一致させた状態で、取付具3を合わせ、ビス孔10に
通したビス21を柱芯体2にねじ込んで、取付具3を柱
芯体2に固定する。なお、取付具3の固定数は柱芯体2
の長さに応じた所要の数とする。続いて、一方の化粧板
4を、内面側を柱芯体2に向けて取付具3に合わせてい
く。すると、第1および第2の端部12、13の内面に
形成された肉厚部15、16が、取付具3の両端の、弾
性係合部8における斜板部6が内側に弾性変形し、さら
にその弾発力に抗して化粧板4を柱芯体2側へ押してい
くと、各段部17、18に屈曲部7が係合する。これで
化粧板3は取付具3を介して柱芯体2に取り付けられた
状態となる。
付けた化粧板4とは上下逆の状態に立てた化粧板4を、
上記と同様にして取り付ける。この後に取り付けた化粧
板4における第1および第2の端部12、13の嵌合溝
19、嵌合突片20は、それぞれ、先に取り付けた化粧
板4の第2および第1の端部13、12の嵌合突片2
0、嵌合溝19に嵌合する。なお、ここまで組み付けが
終わったら、一応化粧柱1は完成状態となるが、この後
必要に応じて、化粧柱1の上下端に図示せぬ台座を、化
粧板4を覆って取り付ける。もしも化粧板4の長さが柱
芯体2に足りない場合があっても、台座によりその足り
ない部分が隠されるようにすればよい。
が取り付けられた化粧柱1ができあがるわけであるが、
取付具3に対する各化粧板4の取付状態において、取付
具3の各弾性係合部8は、自由状態よりも内側に屈曲し
ており、このため各弾性係合部8は、各段部17、18
に対し常に弾発力を保持した状態で、すなわち弾性的に
係合している。したがって、化粧板4は取付具3から脱
落するおそれがなく確実な取付状態が維持される。ま
た、この取付状態で、化粧板4の各リブ14のうち、本
体部11のリブ14はその先端面が、また第1および第
2の端部12、13のリブ14はその一側面が、それぞ
れ取付具3の本体部11の表面に当接し柱芯体2と化粧
板4との間に空隙が形成されるよう設定されている。
外周に化粧板4を取り付けるには、化粧板4の内面に形
成された各弾部17、18を、柱芯体2に固定した取付
具3の弾性係合部8に係合させるだけでよいので化粧板
4の取り付けがワンタッチで行え、このため、きわめて
容易かつ短時間でその取付作業が完了する。また、各弾
部17、18は化粧板4の内面に形成され、さらに取付
部品等が化粧板4の外部に露出しないので、化粧板4の
外面に施された装飾による外観意匠が損なわれることが
ない。
の接合部は、嵌合溝19に対して嵌合突片20が嵌合し
ている状態であって化粧板4の外部から内部に至る目地
が迷路状になっているから、雨水や埃等が内部に侵入し
にくい利点がある。また、この接合部の外面は、化粧板
4の外面に施された凹凸による装飾と同様の溝(図11
の符号22で示す)が形成されているので、その接合部
によって生じる違和感が消失もしくは緩和される。
おり、この場合の化粧柱30は、上記実施例の化粧板4
に代えて、半円弧状の化粧板31が取付具3に取り付け
られている。この化粧板31は、断面形状が化粧板4と
異なること以外、化粧板4とその構成は基本的に同一で
あり、したがって同一の構成要素には同一の符号を付し
てある。
粧板30における第1および第2の端部12、13の内
面に形成された各段部17、18が取付具3の各弾性係
合部8に係合されることにより、取付具3に各化粧板3
1が取り付けられ、全体として断面円状となるもので、
その作用ならびに効果は上記実施例と同様である。
造によれば、実荷重の支持を担う柱芯体の外周に取付具
を固定し、この取付具に、柱芯体の外周を覆う化粧板を
取り付けてなる化粧柱構造であって、前記化粧板の内面
に形成された被係合部に、前記取付具に形成されて前記
被係合部に弾性的に係合する弾性係合部を係合させるこ
とによって、化粧板を取付具に取り付けてなることを特
徴とするもので、取付具の弾性係合部を、化粧板の内面
に形成された被係合部に弾性的に係合させるだけ化粧板
を柱芯体に取り付けることができるので、化粧板の取り
付けがきわめて容易かつ短時間に行える、また、化粧板
の内面に被係合部が形成され取付部品等が化粧板の外部
に露出しないので、化粧板の外観が損なわれることがな
いといった効果を奏する。
Claims (1)
- 【請求項1】 実荷重の支持を担う柱芯体の外周に取付
具を固定し、この取付具に、柱芯体の外周を覆う化粧板
を取り付けてなる化粧柱構造であって、 前記化粧板の内面に形成された被係合部に、前記取付具
に形成されて前記被係合部に弾性的に係合する弾性係合
部を係合させることによって、化粧板を取付具に取り付
けてなることを特徴とする化粧柱構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4360414A JP2807607B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 化粧柱構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4360414A JP2807607B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 化粧柱構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06193194A true JPH06193194A (ja) | 1994-07-12 |
JP2807607B2 JP2807607B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=18469307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4360414A Expired - Fee Related JP2807607B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 化粧柱構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2807607B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008208616A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Konoshima Chemical Co Ltd | 化粧柱構造 |
JP2008208614A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Konoshima Chemical Co Ltd | 化粧柱構造 |
JP2013002235A (ja) * | 2011-06-21 | 2013-01-07 | Kurabo Ind Ltd | 外装化粧材の固定構造 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5716997U (ja) * | 1980-07-01 | 1982-01-28 | ||
JPS5832506U (ja) * | 1981-08-26 | 1983-03-03 | 株式会社日立製作所 | ダムゲ−ト制御シユミレ−シヨントレンド方式 |
JPS63169637U (ja) * | 1987-04-24 | 1988-11-04 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP4360414A patent/JP2807607B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5716997U (ja) * | 1980-07-01 | 1982-01-28 | ||
JPS5832506U (ja) * | 1981-08-26 | 1983-03-03 | 株式会社日立製作所 | ダムゲ−ト制御シユミレ−シヨントレンド方式 |
JPS63169637U (ja) * | 1987-04-24 | 1988-11-04 |
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JP2008208616A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Konoshima Chemical Co Ltd | 化粧柱構造 |
JP2008208614A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Konoshima Chemical Co Ltd | 化粧柱構造 |
JP2013002235A (ja) * | 2011-06-21 | 2013-01-07 | Kurabo Ind Ltd | 外装化粧材の固定構造 |
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---|---|
JP2807607B2 (ja) | 1998-10-08 |
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